JP3023143U - グレーチング装置 - Google Patents

グレーチング装置

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JP3023143U
JP3023143U JP1995010126U JP1012695U JP3023143U JP 3023143 U JP3023143 U JP 3023143U JP 1995010126 U JP1995010126 U JP 1995010126U JP 1012695 U JP1012695 U JP 1012695U JP 3023143 U JP3023143 U JP 3023143U
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JP
Japan
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grating
fastener
receiving frame
fastener piece
piece
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Application number
JP1995010126U
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English (en)
Inventor
義宣 市川
光徳 新出谷
Original Assignee
第一機材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレーチングの固定手段が複雑であるため、
その施工が面倒でコストがかかり、また側溝内の清掃時
等にグレーチングを取り外す際の作業も面倒で、しかも
外観的な体裁も悪い。 【解決手段】 側溝1の開口部2に設けられた受枠3の
内側にグレーチング4を嵌合してその開口部2を覆うグ
レーチング装置において、互いに着脱可能に噛合する一
対のファスナー片8a,8bからなる面状ファスナー8
を用い、その一方のファスナー片8aを前記グレーチン
グ4の下面に、他方のファスナー片8bを前記受枠3に
それぞれ取り付け、受枠3の内側に嵌合したグレーチン
グ4を前記一方のファスナー片8aと他方のファスナー
片8bとの噛合により受枠3に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は、道路沿い等に施工された側溝の開口部に設けられるグレーチング 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば道路の両側には雨水等を排水する排水路としての側溝が設けられ、この 側溝の開口部に断面L形の受枠が設けられ、この受枠の内側に格子状をなすグレ ーチングが敷き込められて嵌合されている。
【0003】 側溝の開口部に敷き込められたグレーチングは、車両の走行時の振動や歩行者 による踏み付け等により、がたついたりずれ動き易く、特に近年においては、美 観のよいステンレス製の軽量なグレーチングが提供されており、このような軽量 なグレーチングの場合、車両の走行時の振動や歩行者による踏み付けの圧力等で 容易にがたついたりずれ動いてしまう。
【0004】 このため従来においては、受枠にボルトを取り付け、受枠の内側にグレーチン グを装着した後に、そのボルトにナットを螺着し、このナットの締め付けにより グレーチングを固定してそのがたつきやずれ動きを防止するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようなボルトおよびナットを用いる固定手段では、その施工が 面倒でコストがかかり、また側溝内の清掃時等にグレーチングを取り外す際の作 業も面倒で、さらにボルトおよびナットがグレーチングの格子目を通して外部に 露出するため外観的な体裁が悪くなる。
【0006】 この考案はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは 、コストがかからず簡易に固定でき、その取り外しも容易で、かつ外観的な体裁 も良好なグレーチング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案はこのような目的を達成するために、側溝の開口部に設けられた受枠 の内側にグレーチングを嵌合してその開口部を覆うグレーチング装置において、 その一方のファスナー片を前記グレーチングの縁部の下面に、他方のファスナー 片を前記受枠にそれぞれ取り付け、受枠の内側に嵌合したグレーチングを前記一 方のファスナー片と他方のファスナー片との噛合により受枠に固定するようにし たものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1において、符号1は排水用の側溝で、この側溝1の上部の開口部2の両側 部に断面L形をなす受枠3が互いに対向して設けられている。そしてこれら受枠 3の内側にステンレス製のグレーチング4が嵌合され、このグレーチング4によ り側溝1の開口部2が覆われている。
【0009】 グレーチング4は、両サイドに配置する一対のサイドプレート5と、これらサ イドプレート5間に平行に配設されたメインバー6と、これらメインバー6を貫 通するように配設されたクロスバー7とで格子状に構成されている。
【0010】 グレーチング4は複数のデュアルロック方式の面状ファスナー8を介して受枠 3に固定されている。この面状ファスナー8の構造を図5に示してあり、この面 状ファスナー8は一対のファスナー片8a,8bで構成され、その各ファスナー 片8a,8bの表面に、ポリオレフィン樹脂からなるきのこ状の多数の突起9が ほぼ均一な密度で突設されている。
【0011】 そして一方のファスナー片8aの表面を他方のファスナー片8bの表面に当て て一定以上の圧力で押し込むと、その一方のファスナー片8aの各突起9が他方 のファスナー片8bにおける各突起9の隣接間に侵入し、この侵入により一方の ファスナー片8aにおける各突起9のきのこ状の縁部と、他方のファスナー片8 bにおける各突起9のきのこ状の縁部とが互いに噛み合い、この噛み合いで両フ ァスナー片8a,8bが互いに強固に接合する。
【0012】 また接合した状態から、一方のファスナー片8aを他方のファスナー片8bの 表面から一定以上の剥離力で引き上げると、一方のファスナー片8aの各突起9 が他方のファスナー片8bの各突起9の隣接間から離脱して両ファスナー片8a ,8bが剥離するものである。
【0013】 前記グレーチング4の両側部の下面には、図3に示すように、前記面状ファス ナー8の一方のファスナー片8aが一定の間隔をあけて感圧式の接着剤により強 固に取り付けられ、また前記受枠3,3の水平部3aの上面には、図2および図 4に示すように、面状ファスナー8の他方のファスナー片8bが前記ファスナー 片8aに対応する一定の間隔で感圧式の接着剤により強固に取り付けられている 。
【0014】 そして受枠3の内側にグレーチング4が敷き込まれることにより、一方の各フ ァスナー片8aがそれぞれその対応側の他方のファスナー片8bに対向するとと もに、一方のファスナー片8aの各突起9が他方のファスナー片8bの各突起9 に噛合し、この噛合によりグレーチング4が受枠3に固定されている。
【0015】 このグレーチング装置の施工時の手順について説明すると、グレーチング4の 下面には図6に示すように、予め面状ファスナー8の一方のファスナー片8aが 接着剤を介して取り付けられ、さらにこの一方のファスナー片8bの表面に他方 のファスナー片8bが仮止めされている。そして仮止めされた他方のファスナー 片8bの裏面には接着剤が塗布されており、この接着剤の塗布膜が保護シール1 0で覆われている。
【0016】 このような状態のグレーチング4を施工現場に搬入する。そしてその施工現場 における受枠3の水平部3aの上面を溶剤やウエス等を用いて清掃する。 ついで、グレーチング4の下面のファスナー片8aに仮止めされている他方の ファスナー片8bを剥し取る。そしてこの剥し取ったファスナー片8bをその裏 面の保護シール10を取り除きながら、受枠3の水平部3aの上面に所定の間隔 をあけて接着し、固定する。
【0017】 この後、グレーチング4の下面の各ファスナー片8aを、それに対応する受枠 3の水平部3aのファスナー片8bに位置を合わせながら、グレーチング4を受 枠3の内側に敷き込んで嵌合し、さらにこのグレーチング4を下方に押し付ける 。この押し付けにより、一方のファスナー片8aの各突起9が他方のファスナー 片8bの各突起9の隣接間に侵入し、その双方の突起9が互いに噛み合い、これ により両ファスナー片8a,8bが互いに強固に接合し、グレーチング4が受枠 3,3に確実に固定され、そのがたつきやずれ動きが防止される。
【0018】 面状ファスナー8はグレーチング4の下面と受枠3の上面部3aとの間にシー ト状に配置し、したがって外観的にほとんど目立たず、このためグレーチング4 を上方から見たときの外観的な体裁が良好に保たれる。
【0019】 一方、グレーチング4を受枠3の内側から取り外す場合には、グレーチング4 の一端側の端部を一定以上の力で上方に引き上げれる。これに応じて、グレーチ ング4に接着されている一方のファスナー片8aの各突起9が、受枠3に接着さ れている他方のファスナー片8bの各突起9の隣接間から離脱して一方のファス ナー片8aと他方のファスナー片8bとの接合が外れ、したがって受枠3の内側 からグレーチング4を容易に能率よく取り外すことができる。
【0020】 なお、受枠3の内側にグレーチング4を敷き込む際や、その受枠3の内側から グレーチング4を取り出す際には、図7に示すフック金具11を用いることが可 能で、このフック金具11の使用によりその作業をより一層容易に能率よく行な うことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、ボルトやナットを用いることなく、単 にグレーチングを受枠の内側に敷き込んで嵌合するだけで容易に能率よくグレー チングを受枠に固定でき、また必要に応じてそのグレーチングを上方に引き上げ るだけで受枠の内側からグレーチングを容易に能率よく取り出すことができ、さ らにボルトやナットが不要であるからコスト的にも有利で、安価に施工すること ができ、しかも外観的な体裁が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施形態を示す斜視図。
【図2】側溝の開口部を示す斜視図。
【図3】グレーチングを下面から見た平面図。
【図4】側溝を上方から見た平面図。
【図5】面状ファスナーの構造を示す断面図。
【図6】グレーチングに面状ファスナーを取り付けた状
態を示す斜視図。
【図7】施工作業用のフック金具を示す正面図。
【符号の説明】
1…側溝 2…開口部 3…受枠 4…グレーチング 8…面状ファスナー 8a,8b…ファスナー片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側溝の開口部に設けられた受枠の内側にグ
    レーチングを嵌合してその開口部を覆うグレーチング装
    置において、 互いに着脱可能に噛合する一対のファスナー片からなる
    面状ファスナーを用い、その一方のファスナー片を前記
    グレーチングの縁部の下面に、他方のファスナー片を前
    記受枠にそれぞれ取り付け、受枠の内側に嵌合したグレ
    ーチングを前記一方のファスナー片と他方のファスナー
    片との噛合により受枠に固定してなるグレーチング装
    置。
JP1995010126U 1995-09-26 1995-09-26 グレーチング装置 Expired - Lifetime JP3023143U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1995010126U JP3023143U (ja) 1995-09-26 1995-09-26 グレーチング装置

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JP1995010126U JP3023143U (ja) 1995-09-26 1995-09-26 グレーチング装置

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JP3023143U true JP3023143U (ja) 1996-04-12

Family

ID=43158424

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303088A (ja) 2006-05-09 2007-11-22 Noboru Isogai 側溝用集水枡及び側溝の施工方法

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