JPS6347222Y2 - - Google Patents

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JPS6347222Y2
JPS6347222Y2 JP18543583U JP18543583U JPS6347222Y2 JP S6347222 Y2 JPS6347222 Y2 JP S6347222Y2 JP 18543583 U JP18543583 U JP 18543583U JP 18543583 U JP18543583 U JP 18543583U JP S6347222 Y2 JPS6347222 Y2 JP S6347222Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
snow
fixing member
cover body
edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP18543583U
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JPS6091739U (ja
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Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスノードレイン用谷樋の排水機能を確
保するための防雪カバーに関する。
谷樋用防雪カバーは、スノードレイン用谷樋が
両側の屋根から落ちて来る雪により埋つて排水機
能を損うのを防ぐために、両側の軒端間に防雪カ
バーを配設して谷樋上をカバーし、雪の直接の侵
入を防ぐものであるが、従来提供されているこの
ような防止カバーとしては、第5図に谷樋部の要
部概略縦断面図として示すように、屋根14,1
5の谷部に配設された谷樋16上に、すの子17
を単に差渡し載置したもの、或は第6図に異なる
例を同様の概略縦断面図として示すように、谷樋
26を配設した屋根24,25の各軒端に、有孔
板27をその両端にボルト固定したアングル状の
係合部材28,28によつて係合せしめて設置し
たもの等がある。しかるに前者のすの子17の場
合には、積雪の状態によつて、一方側のたとえば
屋根15の雪18が流下押圧することにより、す
の子17が移動し一点鎖線で示すようにずれて、
谷樋16の上部が開放してしまうことがあつた
り、後者の場合には有孔板27にアングル状の係
合部材28,28をボルト固定するのに手間を要
するばかりか、軒端間の巾が大きく変化すると取
付けることができなくなる。この場合、有孔板2
7を巾広のものに取替えればよいが、係合部材2
8,28を固定しているボルトを取外して巾広の
ものを取付けるのに手間を要するという問題点が
あつた。
本考案は上述問題点に鑑み、極めて簡単な構成
で、軒端への取付けが容易であると共に、軒端間
の巾が大きく変わつても簡単にカバー本体を取替
えることができるようにした谷樋用防雪カバーを
提供せんとするものである。
以下図示した実施例に基き本考案を詳述する
が、第1図は本考案に係る防雪カバーの一例の部
分斜視図、第2図は第1図実施例のカバー本体の
拡大部分斜視図、第3図は同固定部材の拡大部分
斜視図、第4図は第1図実施例を適用した谷樋部
の要部概略縦断面図である。
第1乃至4図において、1は防雪カバーであ
り、2はそのカバー本体で、弾性を有する合成樹
脂或は金属等からなる矩形状の平板を、その長手
方向端縁2a,2a間の寸法aが、後述する屋根
4,5の軒端間寸法bよりもやゝ大きくなるよう
に弧状に折曲形成してあり、その板面には多数の
流水孔2bが相互に適宜間隔を保つてあけられて
いる。3は固定部材で、同様に合成樹脂或は金属
等からなる長手体からなり、断面において略コ形
状をなす係合部3Aの上辺3aは、やゝ幅広に横
長に延び、側辺3bの下半部はさらに外方にコ形
状に突出形成して流水部3cをなし、下辺3dの
端縁からは適幅に折曲垂下した垂下部3eを形成
しており、さらに、上辺3aが折曲して側辺3b
をなす角部からは、上記カバー本体2の板厚と略
等しい間隙3fを保つて並行した適幅の挟持片
が、上記係合部3Aから離隔するように斜上方に
延び、挟持部3gを形成している。又上記流水部
3cの側面には適宜間隔で流水孔3hが複数個あ
けられている。第4図において4,5は屋根、6
は谷樋である。
斯くして上述のカバー本体2の両端縁2aに、
固定部材3を挟持部3gの間隙3fをもつて嵌合
挟持せしめれば、カバー本体2及び固定部材3が
一体化して、本考案の防雪カバー1が形成され
る。この場合挟持部3gにおいて、カバー本体2
と固定部材3の相互間には接着剤をを塗布して固
定すると固着が一層強固となり好ましい。又、こ
のカバー本体2の固定部材3との結合一体化は、
予め行つておいてもよいし、施工現場で行うよう
にしてもよい。
而して、上述の如き防雪カバー1を谷樋5部に
取付けるには、第4図に示すように屋根4,5の
軒端に、カバー本体2をやゝ内方に撓めながらそ
の両端縁の固定部材3,3の係合部3Aをもつて
係合するようにして嵌合すればよい。従つて、カ
バー本体1及び固定部材2は、施工上処理し易い
ような適宜の長さにしておくのがよい。これによ
つて防雪カバー1は、予め軒端間隔bよりもカバ
ー本体2の両端縁寸法aがやゝ大きく形成してあ
るので、その弾性力により固定部材3が軒端に確
実に嵌合し、強固に固定される。この状態で、防
雪カバー1上の積雪から生じる流水は、カバー本
体2の流水孔2bから谷樋6に流れると共に、屋
根4,5上の積雪からの流水或は雨水は、軒端と
固定部材3との係合間隙から、その流水孔3hを
介して、或は直接的に谷樋6内に流れることにな
る。
ところで、カバー本体2は図示の如く上方に湾
曲させておくと、積雪時カバー本体2の端縁が押
広げられるから、防雪カバー1の軒端への固定を
より強固に確実にするので好適であるが、カバー
本体2は下方に湾曲したものでもよい。
尚、本考案の防雪カバーによれば、軒端間隔寸
法bが所定の寸法より多少前後しても、何ら支障
なく弾性固定することができるのは勿論、かなり
狭まつた状態の場合でも、第4図一点鎖線で示す
如く、カバー本体2の弾性により支障なく配設固
定することが可能である。
以上の如く、本考案の谷樋用防雪カバーによれ
ば、軒端への取付けは固定部材の略コ字形状をな
す係合部を嵌合させるので取付容易であると共
に、軒端間の巾が大きく変わつても巾広のカバー
本体の端縁を固定部材の挟持部に挟持させるとい
う簡単な作業で適応することができる等種々の利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防雪カバーの一例の部分
斜視図、第2図は第1図実施例のカバー本体の拡
大部分斜視図、第3図は同固定部材の拡大部分斜
視図、第4図は第1図実施例を適用した谷樋部の
要部概略縦断面図、第5図及び第6図はそれぞれ
従来の谷樋部の要部概略縦断面図である。 1……防雪カバー、2……カバー本体、2a…
…端縁、2b……流水孔、3……固定部材、3A
……係合部、3g……挟持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の孔を有する板状体からなるカバー本体
    と、該カバー本体の端縁を挟持する挟持部及び軒
    端と係合しうる断面略コ字形状をなす係合部が一
    体に形成された固定部材とからなり、カバー本体
    の両端縁に固定部材をその挟持部で挟持一体化し
    てなる構成を特徴とする谷樋用防雪カバー。
JP18543583U 1983-11-30 1983-11-30 谷樋用防雪カバ− Granted JPS6091739U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18543583U JPS6091739U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 谷樋用防雪カバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18543583U JPS6091739U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 谷樋用防雪カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6091739U JPS6091739U (ja) 1985-06-22
JPS6347222Y2 true JPS6347222Y2 (ja) 1988-12-06

Family

ID=30400800

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18543583U Granted JPS6091739U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 谷樋用防雪カバ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4707165B2 (ja) * 2001-07-27 2011-06-22 住友林業株式会社 無落雪屋根の集排水溝構造及びそれに用いる集排水溝用カバー

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Publication number Publication date
JPS6091739U (ja) 1985-06-22

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