JP3022733U - 誤記録防止装置 - Google Patents

誤記録防止装置

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JP3022733U
JP3022733U JP1995010786U JP1078695U JP3022733U JP 3022733 U JP3022733 U JP 3022733U JP 1995010786 U JP1995010786 U JP 1995010786U JP 1078695 U JP1078695 U JP 1078695U JP 3022733 U JP3022733 U JP 3022733U
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JP
Japan
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lever
recording prevention
lock lever
hook
holder
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JP1995010786U
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English (en)
Inventor
井 国 男 沢
橋 正 明 三
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価な軽負荷スイッチを使用しないですむ、
カセットテープ磁気記録装置の誤記録防止装置を提供す
る。 【構成】 U字状の切込み21を一端部に有し、他端部
には略直角に曲折された接触片22が延設され、前記他
端部の方向へ弾発付勢されたロックレバー20と、L字
状で、その一方片には誤記録防止スイッチ33が接触
し、かつ、先端が弾発付勢された状態で前記ロックレバ
ー20の接触片先端に当接し、他方片の先端内側に突起
32aを有する誤記録防止レバー30とで構成したこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオデッキ、ビデオカメラ等のカセットテープを用いる磁気記録 装置の誤記録防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テープが収納されているカセットには、誤消去防止ツメが設けられているか、 又は誤消去防止用のツマミを移動させて誤消去防止をするようになっている。 そして、従来の構造では、誤消去防止ツメが外された孔またはツマミが移動し て開いた孔に軽負荷スイッチのノックが嵌入し、誤消去防止がなされるようにな っており、前記軽負荷スイッチのノックが孔に嵌入すると誤消去防止がなされる ようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、軽負荷スイッチは高価であるので、他の安価なスイッチにより作動 する構造が期待されていた。
【0004】 本考案は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、誤記録防止スイッチと 接触し、弾発付勢された誤記録防止レバーを用いることにより、前記従来の欠点 を解消した誤記録防止装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、U字状の切込みを一端部に有し、他端部には略直角に曲折された接 触片が延設され、前記他端部の方向へ弾発付勢されたロックレバーと、L字状で 、その一方片には誤記録防止スイッチが接触し、かつ、先端が弾発付勢された状 態で前記ロックレバーの接触片先端に当接し、他方片の先端内側に突起を有する 誤記録防止レバーとで構成したことを特徴とする。
【0006】 また、本考案は、カセットホルダーの底面に立設され、前記ロックレバーのU 字状の切込みに先端から嵌入し、フック部に至る傾斜部で、前記ロックレバーを 一端部方向へ移動させ、かつ、前記誤記録防止レバーの突起を有する他方片を外 方へ解放した後、前記切込みの一方縁にフック部が係合して停止するホルダーフ ックとを具備したことを特徴とする。
【0007】 さらに、本考案は、カセットホルダーの底面に傾動可能に配設されると共に、 フック部の方向へ弾発付勢されて直立し、前記ロックレバーのU字状の切り込み に先端から嵌入し、フック部に至る傾斜部がシャーシに形成された孔の一方縁に そって傾倒しつつ、かつ、相対する側に形成されている凸状の傾斜部で前記ロッ クレバーを一端部の方向へ移動させると共に、前記誤記録防止レバーの突起を有 する他方片を外方へ解放した後、前記シャーシの孔の一方縁にフック部が係合し て停止するホルダーフックとを具備したことを特徴とする。
【0008】 又、イジェクトレバーが設けられ、アンローディング時の終点で、下リングギ ヤーの突起が前記イジェクトレバーをロックレバーの一端部の方向へ移動させ、 同時にイジェクトレバーに当接したロックレバーを前記一端部の方向へ移動させ て前記ホルダーフックの係合を外し、かつ、前記誤記録防止レバーの突起を有す る他方片を外方へ解放し、同時に、カセットホルダーをイジェクト状態にするこ とを特徴とする。
【0009】
【作用】
カセットホルダーが閉止される時にはホルダーフック先端がロックレバーの一 端部のU字状の切り込みに嵌入し、弾発力に抵抗してロックレバーを一端部側へ 移動させ、ロックレバーの他端部の接触片が誤記録防止レバーの一方片を押すの で、記録防止レバーの他方片の先端は外側へ動き、従って突起がカセットにひっ かからないでカセットホルダーが閉止され、同時にホルダーフックのフック部が ロックレバーのU字状の切り込みに係止し、かつ、突起はカセットの誤消去防止 用の孔に嵌入し、これを誤記録防止スイッチが検出し、記録が消去されないよう にする。
【0010】 また、イジェクト動作の際、下リングギヤーの突起によりイジェクトレバーが 押圧され、ロックレバーが一端部側へ移動するので、U字状の切り込みが移動し 、同時に、誤記録防止レバーが外方へ解放され、U字状の切り込みに係止された ホルダーフックのフック部が外れ、カセットホルダーは解放される。この時も誤 記録防止レバーの突起はカセットの孔から出ているので、突起はカセットにひっ かからない。
【0011】
【実施例】
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は、第1の考案の構造を説明する平面図と、そのロックレバーとホルダー フックの関係を示す部分側面図を併記した説明図である。 この考案においては、カセットを収納可能にしたカセットホルダーをシャーシ 上に回動可能に設けると共に、シャーシの裏面にロックレバーを設けている。 そして、カセットホルダーにカセットを装填したり、取り出す際、カセットホ ルダーの底面に形成したホルダーフックが、前記ロックレバーを押圧することで 、カセットホルダーの動きに同期してロックレバーが誤記録防止レバーを動作さ せて、カセットホルダーの動きを円滑にすると共に誤記録防止を図るものである 。
【0012】 図において、20はロックレバーで、一端部には、U字状の切り込み21が、 他端部には、略直角に曲折された接触片22が延設され、コイルスプリング22 aにより、他端部の方向へ弾発付勢されている。
【0013】 そして、30は軸30aを回動軸として回動するL字状に形成した誤記録防止 レバーで、その一方片31には誤記録防止スイッチ33が接触し、且つ、誤記録 防止レバー30は前記ロックレバーの接触片22の先端に当接して、コイルスプ リング31aにより弾発付勢されている。 誤記録防止レバー30の他方片32には先端内側に突起32aを有し、装着さ れたカセット41(2点鎖線)の誤消去防止用の孔41aに入ったり出たりする ようになっており、この時、誤記録防止スイッチ33が断接するように構成され ている。
【0014】 40は、カセットホルダーの底面に立設されたホルダーフックで、先端からフ ック部40aに至る傾斜部40bが形成されており、カセット41をカセットホ ルダーに入れて、このカセットホルダーを閉止する際、傾斜部40bが前記ロッ クレバー20のU字状の切り込み21に嵌入してロックレバー20を矢印a方向 へ移動させ、この時ロックレバー20の接触片22先端が誤記録防止レバー30 の一方片31を押し、誤記録防止レバー30を矢印b方向へ回動して解放し、カ セット41が紙面の上方から移動しても、突起32aがカセット41にひっかか らないようになっている。
【0015】 そして、ホルダーフック40のフック部40aが図1に示すようにロックレバ ー20のU字状の切り込み21に係止されると、カセット41に誤消去防止用の 孔41aがある場合は、図のように突起32aが孔41aに嵌入し、これを誤記 録防止スイッチ33が検出する。 この誤記録防止スイッチ33の作動により、誤って記録操作をしてもカセット 41に新たに記録されることはなく、既存の記録が消されることがなくなる。 又、カセットホルダーがシャーシ上の所定の位置にセットされる際、ホルダー フック40がロックレバー20を介して誤記録防止レバー30を回動させ、カセ ット41にぶつからないようになっているから、カセットホルダーを、円滑に動 作させることができる。
【0016】 図2は、第2の考案の構造を説明する平面図と、そのロックレバー、シャーシ とホルダーフックの関係を示す部分側面図とを併記した説明図で、ホルダーフッ ク50の構造が上述の実施例とは相違するが、他の部分は同じ構成である。 50はホルダーフックで、カセットホルダーの底面42に傾動可能に配設され 、ホルダーフック50はフック部50aの方向へスプリング51で弾発付勢され て直立している。そして、先端からフック部50aに至る傾斜部50bとその相 対する側に凸状の傾斜部50cとが形成されている。
【0017】 そして、カセットホルダーを閉止する際、ホルダーフック50は前記ロックレ バー20のU字状の切り込み21に先端から嵌入し、フック部50aに至る傾斜 部50bがシャーシ1に形成された孔の一方縁1aにそって傾倒しつつ、かつ相 対する側に形成されている凸状の傾斜部50cとでロックレバー20を矢印a方 向へ移動させる。この時ロックレバー20の他端部の接触片22先端が誤記録防 止レバー30の一方片31を押すので、誤記録防止レバー30は矢印b方向へ解 放され、カセット41を所定の位置にセットする際、突起32aがカセット41 にひっかからないようになっている。図2に示すように、ホルダーフック50の フック部50aがシャーシ1に形成された孔の一方縁1aに係止されると、誤消 去防止用の孔41aがある場合は、図のように突起32aが嵌入し、これを誤記 録防止スイッチ33が検出する。
【0018】 図3は第3の考案の構造を説明する平面図で、カセットをイジェクトするイジ ェクトレバーが、ロックレバーと係合してロックを解除するようになっている他 は、図1の実施例と同様である。 なお、本考案の磁気記録装置は、ヘリカル式のヘッドシリンダ(図示せず)を かこむように2つのリングギヤーを重ねて配置し、この2つのリングギヤーでテ ープガイドアセンブリを駆動し、このテープガイドアセンブリでテープを回転ヘ ッドシリンダに巻回するようにしたものである。 図3において、ロックレバー20と並んでイジェクトレバー10が設けられ、 コイルスプリング12によりロックレバー20と同方向に付勢されている。イジ ェクトレバー10には、ロックレバー20の突起23と係合する位置に突起11 、また、テープのローディング・アンローディング用の駆動部材である下リング ギヤー64の突起64aと係合する位置に別の突起13が設けてある。
【0019】 一方、カセットホルダーを開く際、テープをアンローディングすると、そのア ンローディングの終点で下リングギヤー64の突起64aがイジェクトレバー1 0の突起13を押して前記イジェクトレバー10を矢印c方向へ移動させ、イジ ェクトレバー10の突起11がロックレバー20の突起23を押すので、ロック レバー20も矢印c方向へ移動し、ホルダーフック40が係止状態から解放され 、カセットホルダー(図示せず)はイジェクト状態となる。 この時、誤記録防止レバー30が矢印d方向へ回動するから、カセットホルダ ーが開くとき、カセットに突起32aが引っかからないようになっている。
【0020】
【考案の効果】
以上、詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである 。 (1)高価な軽負荷スイッチを使用しないので、安価で、かつ、確実に作動す る。 (2)ホルダーフックのフック部に至る傾斜部及びその相対する側の突条の傾 斜部でロックレバーを移動させるので、ロックレバーのストロークが大きくとれ て動作が確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す第1の考案の説明図で
あり、(a)は平面図、(b)は要部の側断面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示す第2の考案の説明図で
あり、(a)は平面図、(b)は要部の側断面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す第3の考案の説明図
で、シャーシ裏面から見た平面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 1a 孔の一方縁 10 イジェクトレバー 11 突起 20 ロックレバー 21 U字状の切り込み 22 接触片 22a コイルスプリング 23 突起 30 誤記録防止レバー 31 一方片 31a コイルスプリング 32 他方片 32a 突起 33 誤記録防止スイッチ 40 ホルダーフック 40a フック部 40b 傾斜部 42 カセットホルダーの底面 50 ホルダーフック 50a フック部 50b 傾斜部 50c 凸条の傾斜部 64 下リングギヤー 64a 突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状の切込みを一端部に有し、他端部
    には略直角に曲折された接触片が延設され、前記他端部
    の方向へ弾発付勢されたロックレバーと、 L字状で、その一方片には誤記録防止スイッチが接触
    し、かつ、先端が弾発付勢された状態で前記ロックレバ
    ーの接触片先端に当接し、他方片の先端内側に突起を有
    する誤記録防止レバーとで構成したことを特徴とする誤
    記録防止装置。
  2. 【請求項2】 カセットホルダーの底面に立設され、前
    記ロックレバーのU字状の切込みに先端から嵌入し、フ
    ック部に至る傾斜部で、前記ロックレバーを一端部方向
    へ移動させ、かつ、前記誤記録防止レバーの突起を有す
    る他方片を外方へ解放した後、前記切込みの一方縁にフ
    ック部が係合して停止するホルダーフックとを具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の誤記録防止装置。
  3. 【請求項3】 カセットホルダーの底面に傾動可能に配
    設されると共に、フック部の方向へ弾発付勢されて直立
    し、前記ロックレバーのU字状の切り込みに先端から嵌
    入し、フック部に至る傾斜部がシャーシに形成された孔
    の一方縁にそって傾倒しつつ、かつ、相対する側に形成
    されている凸状の傾斜部で前記ロックレバーを一端部の
    方向へ移動させると共に、前記誤記録防止レバーの突起
    を有する他方片を外方へ解放した後、前記シャーシの孔
    の一方縁にフック部が係合して停止するホルダーフック
    とを具備したことを特徴とする請求項1記載の誤記録防
    止装置。
  4. 【請求項4】 イジェクトレバーが設けられ、アンロー
    ディング時の終点で、下リングギヤーの突起が前記イジ
    ェクトレバーをロックレバーの一端部の方向へ移動さ
    せ、同時にイジェクトレバーに当接したロックレバーを
    前記一端部の方向へ移動させて前記ホルダーフックの係
    合を外し、かつ、前記誤記録防止レバーの突起を有する
    他方片を外方へ解放し、同時に、カセットホルダーをイ
    ジェクト状態にすることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の誤記録防止装置。
JP1995010786U 1995-09-18 1995-09-18 誤記録防止装置 Expired - Lifetime JP3022733U (ja)

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