JPH0487053A - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

Info

Publication number
JPH0487053A
JPH0487053A JP2203161A JP20316190A JPH0487053A JP H0487053 A JPH0487053 A JP H0487053A JP 2203161 A JP2203161 A JP 2203161A JP 20316190 A JP20316190 A JP 20316190A JP H0487053 A JPH0487053 A JP H0487053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
small
holder
door
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2203161A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Matsumaru
松丸 正宏
Masato Mihara
正人 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2203161A priority Critical patent/JPH0487053A/ja
Publication of JPH0487053A publication Critical patent/JPH0487053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフロントローディング式カセット装着装置の改
良に関する。
(従来の技術) 磁気テープを収納したテープカセット(以下、「カセッ
ト」と略する)は、磁気テープの幅や、テープヘッド相
対速度及び信号処理手段の相違により放送用、業務用及
び家庭用として多種類のものが各々利用されている。こ
れらは、例えばVHS (登録商標)フォーマット、M
 IIフォーマット、DIフォーマット、Dlrフォー
マットなどの名称が付されている。
上記カセットに対応する磁気テープ記録再生装置(以下
、rVTRJと略す)は種々であるが、異種類のカセッ
トを共通的に扱えるVTRも開発されている。例えば、
VHS方式VTRで標準カセットと小型カセットとを一
台で選択的に取扱える機種が普及している。
第23図は標準カセットC2の斜視図で、框体210内
に磁気テープ(図示せず)を巻回した供給リール211
と巻取り−ル212を収納している。その前面側には磁
気テープを引き出すテープローディング部材が嵌合する
開口部213を形成するとともに、前面の磁気テープ(
図示せず)を覆うようにリッド(前M) 214を設け
ている。又、215は位置決め用の基準孔、216は高
さ決め用の基準面である。
第24図は小型カセットC1の斜視図で、框体220内
には磁気テープ(図示せず)を巻回した供給リール22
1 と巻取り−ル222を収納している。
この前面側には磁気テープを引き出すテープローディン
グ部材が嵌合する開口部223を形成するとともに、前
面の磁気テープ(図示せず)を覆うようにリッド(前i
) 224を設けている。又、225は位置決め用の基
準孔、227は高さ決め用の基準面、226は側面より
突出するように設けられた上記リッド224のロック解
除用の凸部である。
第25図は標準カセットC2と小型カセットC1とを装
着した際の配置関係を示す図であり、図中、標準カセッ
トC2の中央左側に位置して小型カセットC1が配置さ
れ、互いの供給リール211.221が同軸上になるよ
うにしている。
上記大小のカセットを取扱えるフロントローディング式
のカセット装着装置には、例えば特開昭63−5575
4号公報や特開昭63−146263号公報のものがあ
る。
特開昭63−55754号は、同公報の第2図にリンク
(26)、これに固設された左右のガイド板(27)。
(28)を備え、小型カセットが挿入される場合は、リ
ンク(26)を下降して、左右のガイド板(27>。
(28)を低位置とし、小型カセットの左右側面をガイ
ドして幅方向の位置決めを為す、大型な標準カセットに
対してはリンク(26)が上昇して、ガイド板(27)
 、 (28)を高位置へ退避させる。
特開昭63−146263号は、その公報の第6図に示
すカセットストッパ(21a) 、 (21b)をカセ
ットホルダ(20)の奥に起立させ、これらカセットス
トッパ(21a) 、 (21b)  に標準カセット
と小型ストッパを押し当て止めすることにより、カセッ
トの前面(リッド)位置を決めている。しかし、第25
図に示したように、大小のカセットの前面が同一位置で
ない装置では、この技術は通用できない。
よってこの場合には、カセットホルダの底板に小型カセ
ットの平面積よりやや大きな凹部を下方へ凹設形成した
カセットホルダが採用される。標準カセットは凹部に嵌
ることなく通過して、奥の切起片に至り、小型カセット
のみが凹部に嵌る。
(発明が解決しようとする課題) 上記リンク(26)とガイド板(27) 、 (28)
を全体的に上下せさる従来のカセット装着装置では、こ
れらの移動空間並びに収納空間が大きく、その分だけV
TR本体の高さ寸法が増す。
また、カセットホルダに小型カセット専用の凹部を設け
たものにあフては、カセットホルダの高さ寸法が増し、
これを避けるべく凹部の深さを浅くすると今度は小型カ
セットの位置決め性が悪化する。
このように、カセットの前後方向の位置決め機構並びに
左右方向の位置決め機構を必要とするVTRにおいて、
異種カセットを取扱えるようにすると、高さ寸法か増す
ことになる。これでは近年の薄型化の要求に反するもの
であり、その対策が切望されている。
(課題を解決するための手段) 上g己目的を達成すへく本発明は、本体前面のカセット
挿入口から大小のカセットが選択的に挿入可能であって
、挿入されたカセットはカセットホルダで支承され、こ
のカセットホルダがブラケットに移動自在に支承されて
いるフロンドローディング式のカセット装着装置のカセ
ットホルダの上部には、小型カセットの挿入方向に揺動
可能とされ、且つ小型カセットの左右側面に摺接する小
型カセットの左右位置決め機構の側面ガイドレバーが取
付けられていることを特徴とする。
または、カセットホルダに、ドライブシャフトを掛け渡
し、このドライブシャフトに、小型カセットの挿入方向
に揺動可能とされ、且つ小型カセットのリッドに当接し
て当該小型カセットの挿入方向の位置決めを為すストッ
パアームを取付け、このストッパアームに、噛合してス
トッパアームを固定状態にするロックアームを付設して
カセット装着装置を構成する。
更に、上記ドライブシャフトをドライブシャフト回転機
構で強制回転するように構成したことを特徴とする。
(作用) VTR本体前面のカセット挿入口から小型カセットがカ
セットホルダ内に挿入された場合には、小型カセットの
左右位置決め機構の側面ガイドレバーが当該小型カセッ
トの左右をガイドしてその左右方向の位置決めを為し、
又、大型カセットが挿入された場合には、この大型カセ
ットの前進動にて前記小型カセットの側面ガイドレバー
が上方へ跳ね上げられる。
また、VTR本体前面のカセット挿入口から小型カセッ
トが挿入された場合には、固定状態のストッパアームが
当該小型カセットのリッドに当接してその挿入方向の位
置決めを為し、上面が小型カセットより高位置である大
型カセットが挿入された場合には、この大型カセットが
ロックアームを押し上げて、固定状態を解き、上記スト
ッパアームを揺動可能とし、大型カセットがストッパア
ームを押上げて、退避させる。
そして、前記ドライブシャフトはドライブシャフト回動
機構を備え、小型カセットの挿入後に、同カセットのリ
ッドの開蓋動作に先立って、前記ストッパアームを更に
上方へ退避すべくドライブシャフトを回転するようにし
たことを特徴とする。
(実施例) 本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
なお、理解を容易にする為に、全体的な説明を先に述べ
る。
第2図は本発明に係るカセット装着装置の天板を外した
状態での平面図、第3図は同正面図である。
カセット装着装置1は、大きく区分して、カセットハウ
ジング本体を構成するブラケット10と、このブラケッ
ト10前面の第1カセット挿入口20及び、これを塞ぐ
第1のドア21と、第1のドア21に切欠き形成された
第2カセット挿入口30及びこれを塞ぐ第2のドア31
と、ブラケット10内に移動可能に配置したカセットホ
ルダ40と、このカセットホルダ40の移動機構(「ホ
ルダ移動機構」という)50とからなる。
以下、これらの構成を詳述する。
ブラケット10は、左右の側板11,12と天板13(
第3図参照)と前面パネル14とからなり、前記右側板
12には標準カセットc2(後述の「小型カセット」と
対比すべく、以下、r大型カセットjと記す。)のリッ
ド(前M)の開放に係るリッドオープナ部材15が備え
られている。
第1カセット挿入口20は大型カセットc2の為のもの
で、第2カセット挿入口30は小型カセットC1の為の
ものであり、カセット内蔵の供給リール心を合せる都合
上、第3図に示すように、第1・第2カセット挿入口2
0.30は左、右端部ともに同じ位置でないところに特
徴がある。
第3図に示す通り第1のドア21は第1カセット挿入口
20を大略塞ぐ、大きなドアであり、方、第2のドア3
1は幅(左右寸法)が第1のドア21よりごく小さい。
第4図は第1・第2のドア部の断面図であり、第1のド
ア21はその上端が長い軸22でブラケット10の前面
パネル14背面に揺動可能に係止され、第2のドア31
はその上端が短い軸32で第1のドア21に揺動可能に
係止されている。
なお、この第2のドア31の前面左右両端には、小型カ
セットC1をガイドするための凸状の上部ガイド33.
33を設けている。
第5図は第2カセット挿入口廻りを示す図であり、第2
カセット挿入口30に人手にて挿入された小型カセット
C1は、挿入時第2のドア31の左右の上部ガイド33
.33及び後述する左右の第2ドアロック部材82の下
部ガイド34.34で上下及び左右方向の位置止めが為
される。
カセットホルダ40は、第2図に示す通り底板41と天
板42と後述する(第10図)左右側板43.44とか
ら正面視で口形状を呈し、その幅寸法は大型カセットと
略同−寸法で大型カセットを収納する大型カセット収納
部を形成し、これの内部に小型カセット収納部が形成さ
れている。なお、前記底板41の内面(上面)は平坦面
である。
上記カセットホルダ40はホルダ移動機構50によって
第2図に示すカセット挿入待機位置とカセット所定装着
位置との間を移動される。その為に、ホルダ移動機構5
0は、図右上隅のハウジングモータ51の駆動力をベル
ト51、ギヤ列(図示せず)を介して図下力へ伝え、左
右のメインギヤMgを揺動させる。左右のメインギヤM
gは、二叉ホーク部を備え、このホーク部がメインギヤ
Mgの揺動に伴って同じく揺動する。一方、カセットホ
ルダ40の左右にビン(図示せず)が突出していて、こ
れらビンがブラケットの両側板11.12に形成された
略り字形のガイド溝(図示せず)に係合している。左右
のビンがガイド溝を介してホーク部に、ホークの長手方
向には移動可能に、狭まれているので、前記ホルダ移動
機構50のハウジングモータ51を起動し、ホーク部を
第1図のY方向へ傾動すると、カセットホルダ40はY
方向へ移動し、後に下降(図裏方向)する。
次に、第1・第2のドアのロック機構を説明する。第1
・第2のドアは、必要な時(カセットの出入れ時)以外
は、ロックされていて、異物の侵入等に僅える。この点
について図面に基づいて次に説明する。
第6図は第1・第2のドアの正面図、第7図は同平面図
であり、第1カセット挿入口2oの左右辺には第1ドア
ロツク機構60.60が設けられている。第1ドアロッ
ク機構60は前面パネル14に支点61を中心に揺動す
る第1ドアロック部材62を主要部品とし、この第1ド
アロック部材62は第7図に示す通り、第1カセット挿
入口20へ出没し得る前テーバ部63と、第1のドアの
後面に噛合し得る爪部64による係止凹部62aと、こ
の係止凹部62aの爪部64を開放位置まで押出す際に
使用される後テーバ部65とを有する。
第1ドアロツク部材62.62の外側部には大型カセッ
ト検出スイッチ66.66(例えば、ボタンヘッド型リ
ミットスイッチ)が夫々設けられ、双方のスイッチ66
.66がオンで大型カセットが挿入されたと判断する。
万一 一方の検出スイッチ66のみがオン状態となった
場合はカセットが誤って挿入されたと判断する。
大型カセットC2が所定装着位置に装着されている時に
、第1のドア21は閉じて、第1ドアロック部材62に
よりロックされることとなるが、この所定装着位置に装
着されている大型カセットC2のイジェクト(抽出)時
には第1ドア21を開ける必要があるので、この間着動
作時に、少なくともロックを開放する。
第1ドアロック解除機構70は、第1のドア21の後方
にブラケット10の左右側板1112に水平に掛け渡さ
れたシャフト71に揺動自在に支承された第1トアロツ
タ解除部材72を主体とし、この第1ドアロック解除部
材72はシーン形を呈し、図示しないスプリングにて反
ドア側端(図上方)が上方に位置し、手前側が下方に位
置するようになっている。そして、手前側に前記第1ド
アロック部材62の後テーパ部65に係るテーパ面を有
する作動部フ3を形成し、奥側に大型カセットの下面に
当接する当接部74を有する。従って、記録、再生の為
に所定装着位置へ装着される大型カセットC2が下降し
てくると、この大型カセットC2の下面で当接部74は
押し下げられ、作動部73が上がり、この作動部73が
第1ドアロツタ部材62を開方向(矢印■)に押出すこ
とにより第1ドアロック機構60によるロックを解除す
るようにしている。
第2のドアの為の第2ドアロック機構及び同解除機構に
ついて次に説明する。
第2ドアロック機構80は、第6図に示すように第2カ
セット挿入口30の左右両端部位置に前面パネル14に
設けられ、第5図、第6図、第7図及び第6図の8−8
線断面図である第8図に示す通り、第2ドアロック機構
80は前面パネル14に回転可能に軸81にて支承され
た左右の第2ドアロック部材82が主要素であり、図示
せぬスプリングにて第8図中時計方向に付勢されつつも
、その一部が前面パネル14の一部に当接し、同区に示
す水平状態に保持され、この水平状態から反時計方向に
回動可能である。
上記第2トアロツタ部材82は、正面視で第5図に示す
通り、−段低く、小型カセットC1の幅に合致した小型
カセット用量は部83が切欠き形成され、その外側の一
段高い所は大型カセット用量は面84とされ、この段差
部を前述した小型カセットC1の下部ガイド34.34
としている。
そして、第2トアロツタ部材82の先端(第8図左方)
には、第2のドア31の左又は右の下端に係合可能なロ
ック部85が突設されている。よって、第8図の状態で
は第2のドア31は反時計回転即ち開とならずにロック
状態にある。第2ドアロック部材82が同図で反時計回
転した時に、第2のドア31が開可能となる。
この第2トアロツタ機構80を強制開放する第2ドアロ
ック解除機構90は、要は第2ドアロック部材82を押
し下げるものであれば良いから、例えば、前記シャフト
71(第7図)にビス止めされた操作片91.91を揺
動しく第8図で矢印■)、これで第2ドアロック部材8
2側のビン86を押し下げることにより解除するように
している。
なお、シャフト71は第7図左端の操作レバー93によ
り回動される。このシャフト71及び操作レバー93は
トーションバネ94の作用にて、第8図で反時計方向に
付勢されるが、図示せぬストッパで制限されて同図より
は反時計回転しない(時計回転のみ可能)。
このように、本実施例のカセット装着装置は、第1のド
ア21と第2のドア31が共にロックされて閉状態に保
持されているので、例えば異種のカセットを挿入しよう
としたり、手で押し開けようとしても、第1のドア21
及び第2のドア31は開かず、異種カセットの誤挿入を
防止することができるとともに、例えば子供等が手を挿
入してVTR装置を壊したり怪我をするのを未然に防止
することができる。
前記第1カセット挿入口20を通った小型カセットC1
は、大型カセットC2用に準備されたカセットホルダ4
0へ装入されるが、カセットホルダ40が大きい為に、
大型カセットC2とは別に小型カセットC1は位置決め
する必要がある。
従って、本実施例は、小型カセットC1の前面位置決め
機構、同検出機構、同左右位置決め機構、同リッドオー
プナ機構、カセット押え機構及びこれらの機構を一括し
てカセットホルダ40の天板42の下方に保持する小型
カセット用機構等保持手段を備えている。これらを次の
図面に基づいて説明する。
第9図は第2図のカセットホルダの天板下方を示す平面
図(但し、第2図をiao ’回転している)、第10
図は第9図の10矢視図、第11図は第10図の1 ’
1−11線断面図、第12図は第10図の12−12線
断面図、第13図は第9図の13−13線断面図である
小型カセット用機構等保持手段100は、第9図に示す
長いドライブシャフト101(カセットホルダの天板4
2下面に取付けられている)から、第1支持アーム10
2,102を図下方へ延設しくアーム102.102は
ドライブシャフト101に固設)、これらの先端に支持
シャフト103を掛け渡し、この支持シャフト103に
ロックアーム104,104を回転自在に取付けて図下
方へ延出し、一方、上記ドライブシャフト101に回転
自在に第2支持アーム105゜105 (第11図にお
いて、図示せぬストッパの効果で反時計方向にのみ回転
可で時計方向にはこれ以上移動しない)が取付けられ、
図下方へ延出し、これらの先端にロックシャフト106
を掛け渡してなる。第11図に示す通り、ドライブシャ
フト101を頂点に、第1支持アーム102、ロックア
ーム104及び第2支持アーム105で三角形を構成し
たことを特徴とする。底辺に相当するロックアーム10
4の先端は鉤部104bになっていて、これがロックシ
ャフト106に上から係合する。
そして、第11図におけるロックアーム104の底面1
04aが、小型カセットC1の上面より上方で且つ、大
型カセットC2の上面より下方位置とされていることに
も特徴があり、このロックアーム104、鉤部104b
等からなる小型カセット用機構等保持手段100が、大
型カセットC2挿入時に、小型カセット用の機構を一括
して上方へ退避させることに一大特徴がある。なお、図
示する如くロックアーム104,104等は左右2組設
けたが、これに限らず、中央付近に1組としてもよく、
幅(第9図左右方向)寸法を拡大してもよい。
小型カセットC1の前面位置決め機構110は、上記ド
ライブシャフト101の第2支持アーム105゜105
の外側に第9図に、想像線で示す小型カセットC1のエ
リア内に垂下された1対のストッパアーム111,11
1 により構成される。ストッパアーム111はその基
部がドライブシャフト101に回転自在に係止され、先
端に向って折れ曲り、そこに第11図に明示する係止部
112を備え、ストッパ(図示せず)により図時計方向
には回転できない(図より反時計方向にのみ回転可能。
常時トーションバネで時計方向に付勢されている)。
小型カセット検出機構120は、第9図に示す通り、上
記ストッパアーム111,111の側部に付設された小
型スイッチ手段(例えば、マイクロリミットスイッチ)
 121,121 と、第2支持アーム105105か
ら左右外方へ延出された操作ビン122,122とから
なり、第9図において小型カセットC1にて僅かに押さ
れたストッパアーム111,111にともなって、小型
スイッチ手段121,121は上昇し、上方に待機中の
操作ピン122422に当接し、小型スイッチ手段12
1,121が共にオンになる。これをもフて、小型カセ
ットC1が所定位置まで挿入されたことを検出するもの
である。
小型カセットC1のリッドオープナ機構130は、第1
0図の中央よりやや左方に、ドライブシャフト101か
ら垂下されたもので、ドライブシャフト101に軸支さ
れる基部131 と、この基部131に軸支されたオー
プナ132とからなる。
上記基部131は第12図に示す通り時計回転方向に付
勢するバネ(図示せず)でストッパ(図示せず)に押し
当てられて、図の位置より反時計方向に回転可能とされ
ている。
また、上記オープナ132は第10図において、反時計
方向に付勢するバネ(図示せず)でストツバに押し当て
られて、図の位置より時計方向に回動可能とされている
小型カセットC1の左右位置決め機構140は、第9図
及び第10図に示すように小型カセットC1を左右から
挟み込む如くにドライブシャフト101から延出された
1対の側面ガイドレバー141゜141からなり、カセ
ット反挿入方向へ付勢するバネ(図示せず)でストッパ
(図示せず)へ押し付けられ、図の位置よりカセット挿
入方向に揺動可能とされている。なお、図左方のガイド
レバー141は、後述する如くに小型カセットC1のリ
ッドロツタ解除部材を兼ねている。
カセット押え機構150は、カセットホルダ40内の小
型カセットC1及び大型カセットC2を上方から押える
機構であり、第9図に示す通り、ドライブシャフト10
1に略シーソ形のカセット押え支持アーム151,15
1を嵌合し、これらカセット押え支持アーム151,1
51の一端(第9図上方)に押え支持シャフト152を
掛け渡し、この押え支持シャフト152に、(第13図
でハ字状に)第1カセツト押え153及び第2カセツト
押え154の夫々の基部を取付ける。なお、第1カセツ
ト押え153は押え支持シャフト152に回転可能に嵌
合され、第2カセツト押え154は固着されている。
又、カセット押え支持アーム151,151の他端(第
9図下方)の操作部151a、151aは、第13図に
示すようにカセットホルダ40の天板42より上部に突
出し、ブラケット10の天板13に設けたカム部13a
に当接している。
なお、上記カセット押え支持アーム151,151は、
第13図において、ドライブシャフト101に対して反
時計方向にバネで付勢されている。又、第1カセツト押
え153は押え支持シャフト152に対して時計方向に
付勢するバネ(図示せず)にてストッパ(図示せず)に
押しつけられ、図の位置より反時計方向に回転可能とさ
れ、且つ、最下位置では大型・小型カセットC2,CI
の上面に当接するようにされている。
尚、上記カセット押え機構150は小型カセットC1の
みならず大型カセットC2をも押えるものであり、大型
カセットC2を押圧するに当って、上記第1及び第2カ
セツト押え153,154による押圧で十分であるが、
仮に大型カセットC2の両端部をさらに押圧する必要が
あれば、必要に応じて周知の板バネ等によるカセット押
え部材を設けるようにしてもよい。
第9図にもどり、同図左部に示すのはドライブシャフト
回動機構160であり、駆動モータ161−ギヤ群16
2→カムギヤ163→カム溝164→図中上下方向に動
くラック165→ビニオン166→の順でドイブシャフ
ト101を正逆転させる機構である。
以上に、実施例に係るカセット装着装置1の全体構成を
述べたが、本発明は第1図(a)。
(b)(本発明に係るカセット装着装置の要部説明図)
に示す、ドライブシャフト回動機構160、ドライブシ
ャフト101、これに軸支され且つ大型カセットC2で
跳ね上げられる小型カセットの左右位置決め機構140
としての側面ガイドレバー141.141若しくは小型
カセットの前面位置決め機構110としてのストッパア
ーム111,111とからなることを特徴とする。
以上の構成からなるカセット装着装置の作用を次に述べ
る。なお、理解を容易にする為に全体の説明を先に、且
つ第1・第2のドアの作動、小型カセットC1の挿入、
大型カセットC2の挿入順に述べる。
第14図(a) 〜(f)は第1のドア21の作用説明
図、第15図(a)〜(f)は第2のドア31の作用説
明図である。
第14図(a)において、大型カセットC2を第1カセ
ット挿入口20より挿入すると、大型カセットC2の両
端部が左右側第1ドアロック部材62の前テーパ部63
(第7図)をスプリング(図示せず)に抗して外側方向
に押し、第1ドアロック部材62が支点61を中心とし
て、回転(第7図中矢印■)し、上記第1ドアロック部
材62の係止凹部62aと第1のドア21の端部との係
合が外れるので第1のドア21のロックが解除される。
一方、第14図(b)に示すように大型カセッ)−C2
の底面が第2ドアロック部材82の大型カセット用量は
面84を押し、第2ドアロツタ部材82が軸81を中心
に図中反時計方向に回転して第14図(C)に示す状態
となるので、上記第2ドアロック部材82のロック部8
5が第2のドア31から外れて同第2のドア31のロッ
クが解除される。これにより、第1のドア21と第2の
ドア31は回動可能となるので、挿入された大型カセッ
トに押されて開蓋し、大型カセットC2は第14図(d
)に示すカセットホルダ40(同図中には図示せず)内
に挿入され、更にホルダ移動機構50の作動により第1
4図(e)を通過して第14図(f)に示す所定装着位
置に至るようになる。
上記標準カセットC2が第14図(f)に示す所定装着
位置に装着される際、第7図に示す第1ドアロック解除
部材72の当接部74に大型カセットC2の下面後端が
当接して押圧するため、第1ドアロック解除部材72は
、シャフト71を中心として回転し、よって、上記第1
ドアロック部材62の後テーパ部65下部が第1ドアロ
ック解除部材72の作動部73のテーバ面によって外側
方向に押圧されて支持されるので、第1のドア21はロ
ック解除状態に維持される。
一方、カセットホルダ40を移動すべき左メインギアM
gの回転により、第14図(e)及び第14図(f)に
示すように、左メインギヤMgに設けたビンMglが操
作レバー93、に当接して図中時計方向に押し上げるの
で、これに伴ってシャフト71も時計方向に回転し、操
作片91も図中時計方向に回動して第2ドアロック部材
82のピン86と当接し保持するので、第2のドア31
はロック解除状態に維持される。
これにより、大型カセットC2の所定装着位置への装着
時には、上記第1のドア21と第2のドア31の両ドア
のロックが解除されて、この大型カセットC2のイジェ
クト時に図示しなしハウシングドア間蓋機構により、第
1のドア21と第2のドア31の両ドアを開く際に支障
を来すことばない。
また、第15図(a)に示す第1のドア21と第2のド
ア31がロックされた状態から小型カセットC1を第2
カセット挿入口30より挿入すると、小型カセットC1
が左右の第1ドアロック部材62と係合しないので、第
1ドアロック部材62は作動することはなく、第1のド
ア21は開状態のままロックされている。
一方、第15図(b)に示す如く、挿入した小型カセッ
トC1の底面が左右の第2ドアロック部材82の小型カ
セット受は部83を押し、第2ドアロツタ部材82が軸
81を中心に図中反時計方向に回転して第15図(C)
に示す状態となるので、上記第2ドアロック部材82の
ロック部85が第2のドア31から外れて同第2のドア
31のロックが解除される。
これにより、第1のドア21は回動不能で、第2のドア
31のみが回動可能となるので、第2のドア31のみが
、挿入される小型カセットC1に押されて開蓋し、小型
カセットC1は第15図(d)に示すようにカセットホ
ルダ40(同図中には図示せず)内に挿入される。
この際、左右の第2ドアロック部材82(第5図)は、
その下部ガイド34.34で挿入される小型カセットC
1の左右下部コーナをガイドする一方、上部ガイド部3
3.33で小型カセットC1の左右上部コーナをガイド
する。これにより、小型カセットC1の左右方向の移動
を規制して、小型カセットC1を左右方向上所定位置に
確実に挿入できるようにしている。更に、ホルダ移動機
構50の作動によりカセットホルダ40内に装着された
小型カセットC1は、第15図(e)を通過して第15
図(f)に示す所定装置位置に至るようになる。
上記小型カセットC1が第15図(f)に示す所定装着
位置に装着される際、この小型カセットC1が上記第1
ドアロック解除部材72に当接しない(第7図参照)の
で、上記第1ドアロック解除機構70が作動することは
なく、第1のドア21は第1ドアロック部材62により
ロック状態に保持される。一方、上記第2ドアロツタ解
除機構90は、その操作片91が大型カセットC2の装
着時と同様に図中時計方向に回動して、第2ドアロツタ
部材82のビン86に当接し保持するので、第2のドア
31はロック解除状態に維持される。
これにより、小型カセットC1の所定装着位置への装着
時には、上記第2のドア31のみのロックが解除されて
、この小型カセットC1のイジェクト時に図示しない開
蓋機構により第2のドア31のみを開く際に支障を来す
ことはない。
第16図(a)〜(f)は小型カセットC1の挿入作用
図、第17図(a)〜(d)は小型カセットC1のりラ
ドオーブナの作用図、第18図(a)〜(e)は小型カ
セットC1に対するカセット押え機構の作用図、第19
図(a)。
(b)は小型カセットC1のイジェクト作用図である。
小型カセットC】を第2のドア31を介して第16図(
a)及び第18図(a)に示すようにカセットホルダ4
0内まに挿入すると、第9図に示す左右の側面ガイドレ
バー141,141に、小型カセットC1がガイドされ
てその左右方向の位置決めが行なわれる。
そして、第18図(b)のように小型カセットC1の先
端(リッド側)上部が第1カセツト押え153.153
に当接し、さらなる挿入により第1カセツト押え153
.153が図示しないスプリングの付勢力に抗して第1
8図(C)のように反時計方向に若干回動するので、こ
れにより挿入したノJ′V型カセットC1の先端上面を
押圧する。
そして、第16図(b)に示すように小型カセットC1
の前端面がストッパアーム111,111の係止部11
2.112に当接し、さらなる挿入により第16図(c
)に示すようにストッパアーム111111が図中時計
方向に若干回動じて第2支持アーム105,105の操
作ビン122,122に当接してその動きを阻止され、
小型カセットC1をしっかりと受は止めるので、挿入時
の前方方向の位置か位置決めされる。
この時、中央側の側面ガイドレバー141 にテ小型カ
セットC1の側面に突出するリッドロック解除用の凸部
226を押しリッド224をロック解除状態に保持する
とともに、第17図(a)に示すように小型カセットC
1のリッドオープナ機構130は、そのオープナ132
がリッドに対して若干手前側に位置している。
また、この際ストッパアーム111,111 に設けた
左右の小型カセット検出機構120の小型スイッチ手段
121.121が操作ピン122,122に押されて共
にオンとなるので、小型カセットC1が所定位置に挿入
れさたことを検出るす。
この小型カセット検出機構120スイツチ手段121.
121により小型カセットc1が所定位置に挿入された
ことを検出すると、ハウジングモータ51が駆動してカ
セットホルダ40がカセットを引き込む方向に移動(第
18図で右方向)する。
この移動に伴ってカセット押え支持アーム151゜15
1の操作部151a、151aがブラケット1oの天板
13に設けたカム部13aに案内されるが、第2のドア
31が第2カセツト押え154の回動軌跡から外れた後
に、このカム部13aからも外れ、これによって第18
図(d)に示すようにカセット押え支持アーム151,
151がドライブシャフト101を中心に反時計方向に
回転し、第2カセツト押え154の先端が小型カセット
C1の後部上面を押圧し、小型カセットC1を前後から
押圧して動きを確実に阻止する。
なお、カセット押え支持アーム151,151の回転動
作により、第1カセツト押え153.153の押え支持
シャフト152に設けたスプリングの付勢力が増し、カ
セットへの押圧力を増加するようにしている。これによ
って、小型カセットC1の挿入時に第1カセツト押え1
53を押し上げる力を軽減して挿入時の負荷を少なくす
るようにしている。
小型カセットC1が前後から押えられた後、カセットホ
ルダ40の移動を一時的に止め、駆動モータ161を駆
動してドライブシャフト101を第16図で反時計方向
に所要量回転させる。このドライブシャフト101の回
転により、第16図(d)に示すようにストッパアーム
111,111が同図中反時計方向に回転すると、第1
7図(b)に示すように小型カセットC1のりラドオー
ブナ機構130のオープナ132が小型カセットC1の
リッド224に引っ掛かる。さらなるドライブシャフト
101の回転によりストッパアーム111,111は第
16図(e)を通って第16図(f)まで回転し、リッ
ドオーブン動作の支障にならないようにしており、これ
と同時にオープナ132も第17図(e)を通って第1
7図(d)に示す位置まで反時計方向に回転するので、
小型カセットC1のリッド224が開蓋されオーブン状
態に保持される。この際第18図(e)に示すように、
小型カセットC1はその前後上面を第1及び第2カセツ
ト押え153,154で押圧されているので、リッドオ
ープン動作によって浮き上がるようなことはない。
そして、リットオーブン動作が終了すると再びハウジン
グモータ51が駆動されカセットホルダ40が降下して
予め定めた所定装着位置に装着される。
所定装着位置に装着された小型カセットC1のイジェク
ト時には、ハウジングモータ51及び駆動モータ161
が上述とは逆方向に回転して上記インサート時の動作の
逆となるが、駆動モータ161の逆方向の回転により第
16図(a)に示すストッパアーム111,111の初
期状態に戻っても、さらに駆動モータ161は所定量逆
方向に回転し続はストッパアーム111 、11.1を
時計方向に回転させる。これにより、小型カセットC1
は第19図(b)に示す位置までストッパアーム111
,111で第2カセット挿入口30方向に押し出され、
即ち吐き出され小型カセットC1のカセット挿入口30
からの突出量をかせいで、取り出し操作を容易にしてい
る。
なお、所定量小型カセットC1の吐き出し動作が終了し
たストッパアーム111,111は再び駆動モータ16
1の順方向の回転により初期状態(第16図(a))の
位置に戻る。
第20図(a)〜(e)は大型カセットC2の挿入作用
図、第21図(a)〜(C)は大型カセットC2とリッ
ドオープナを示す図であり、第22図(a)〜(e)は
大型カセットC2に対するカセット押え機構の作用図で
ある。
大型カセットC2を第1ドア21を介して第20図(a
)及び第22図(a)に示すようにカセットホルダ40
内に挿入すると、第20図(b)に示すように大型カセ
ットC2の先端(リッド側)上部がロックアーム104
 、104に当接して押し上げる。これにより、ロック
アーム104゜104の鉤部104b、104bがロッ
クシャフト106から外れ、第2支持アーム105,1
05が回転可能状態となる。
さらなる挿入により、第20図(C)に示すように大型
カセットC2の前端面がストッパアーム111.111
の係止部112,112に衝突すると、この大型カセッ
トC2によりストッパアーム111,111が押されて
ドライブシャフト101を中心に同図中反時計方向に回
転し、操作ピン122,122を介して第2支持アーム
105,105とともに第20図(d)に示すように大
型カセットC2上部位置に退避し、大型カセットC2の
挿入動作の邪魔にならないようにしている。そして、周
知のカセットホルダ40の底板41のY端側に形成した
切起片41a(第2図参照)に当接し、その挿入前方位
置が位置決めされる。
この際、小型カセットのりラドオーブナ機構130は第
21図(a)〜(C)に示すように挿入された大型カセ
ットC2によって同じくその上部に押し上げられ、挿入
動作の邪魔にならないようにしている。
また、挿入された大型カセットC2は第22図(b)に
示すように、大型カセットC2の上面が第1カセツト押
え153,153 に当接してこれを押し上げるので、
この第1カセツト押え153,153に設けたスプリン
グの付勢力にて大型カセットC2の前部上面が押圧され
る(但し、挿入にあたって過大な負荷とならない程度の
負荷である)。
そして、上述した小型カセットC1の挿入時同様に、第
22図(C)に示すようにカセットホルダ40の切起片
41aに当接した後、その挿入力でカセットホルダ40
が若干移動すると、ハウジングモータ51が駆動してカ
セットホルダ40を移動する。カセットホルダ40の移
動によって第22図(d)に示すように第1のドア21
が′fS2カセット押え154の回転軌跡から外れたタ
イミングで、カセット押え支持アーム151,151の
操作部151a、151aがブラケット10の天板13
に設けたカム部13aから外れ、カセット押え支持アー
ム151.151がドライブシャフト101を中心に反
時計方向に回転し、第2カセツト押え154の先端で大
型カセットC2の後部上面が押圧し、大型カセットC2
を前後から押圧してその動ぎを確実に阻止する。
しかる後、第22図(e)に示すようにカセットホルダ
40が降下して、この降下動作により第2図に示す大型
カセットC2のリッドオープナ部材15によってリッド
214がオーブンし、大型カセット01が所定装着位置
に装着される。
なお、大型カセットC1の挿入に伴って第1ドアロック
部材62の外側に設けた左右の大型カセット検出スイッ
チ66.66がオンとなり、大型カセットC2が装着さ
れたことを検出するので、大型カセットC2の挿入に伴
って小型カセット検出機構120のスイッチ手段121
,121がオンとなっても駆動モータ161やハウジン
グモータ51が誤動作することもない。
上記した通り本発明は、小型カセット左右位置決め機構
が小型カセットの左右に摺接して、該カセットの位置決
めを為し、大型カセットが挿入された場合は、この大型
カセットの前面て跳ね上げられ、上方へ退避する。
また、小型カセットはストッパアームに当接して、その
挿入方向の位置決めがなされ、大型カセットが挿入され
た場合は、この大型カセットの前面で跳ね上げられ、上
方へ退避する。
更に、ドライブシャフト回転機構は、小型カセットの挿
入後に、同カセットのリッドの開蓋動作に先立って、前
記ストッパアームを更に上方へ退避すべくドライブシャ
フトを回転し、又、大型カセットの挿入時に該カセット
で固定状態が外され、該カセットの上面まで揺動する。
(発明の効果) 以上に述べた通り本発明は、カセットホルダの天板に小
型カセットの左右側面をガイドする、回動自在な側面ガ
イドレバーを設けるようにしたので、大小のカセットを
選択的に挿入するフロントローディング式のカセット装
着装置にあっても、従来同様に小型カセットの左右方向
の位置規制を確実に行なうことができ、大型カセットの
挿入時には、大型カセットにて側面ガイドレバーをその
挿入領域外に退避させることができ、挿入動作の邪魔と
なることもなく、この場合、側面ガイドレバーの厚み分
のみでよいので、カセットホルダ上部に幅広のデッドス
ペースが形成されることもなく、VTR装置の薄型化が
可能である。
又、カセットホルダの天板より垂れ下がり、ロック手段
により所定位置に固定されたカセットストッパ部材を設
けてなるロック手段により所定位置に固定するようにし
ているので、カセットを勢いよく挿入しても、これをロ
ック手段で受は止め位置決め動作を確実に行なうことが
でき、大型カセットの挿入時には、大型カセットにてロ
ック手段によるロックを解除することにより、その挿入
領域外に退避させることができ、挿入動作の邪魔となる
こともない。
さらに、ドライブシャフト回動手段にてシャフトを回転
してカセットストッパ部材を解除するようにしてなるの
で、小型カセットのリッドの開蓋動作に先立って、確実
にカセットストッパを邪魔にならない位置に退避させる
ことができる。
このように本発明によれば、形状・寸法の異なる大小複
数のカセットを同じ挿入口から挿入して、確実に位置決
めでき、現在広く使われているフロントローディング方
式のVTRと同じ使い勝手で、大小複数のカセットを使
うVTRを供給できる。
【図面の簡単な説明】
’S1図(a)、(b)は本発明に係るカセット装着装
置の要部説明図、第2図は本発明に係るカセット装着装
置の天板を外した状態での平面図、第3図は同正面図、
第4図は第1・i42のドア部の断面図、第5図は第2
カセット挿入口廻りを示す図、第6図は第1・第2のド
アの正面図、第7図は同平面図、第8図は第6図の8−
8線断面図、第9図は第2図のカセットホルダの天板下
方を示す平面図(但し、第2図を180°回転している
)、第10図は第9図の10矢視図、第11図は第10
図の11−11線断面図、第12図は第10図の12−
12線断面図、第13図は第9図の13−13線断面図
、第14図(a)〜(f)は第1のドアの作用説明図、
第15図(a)〜(f)は第2のドアの作用説明図、第
16図(a)〜(f)は小型カセットの挿入作用図、第
17図(a)〜(d)は小型カセットのりラドオーブナ
の作用図、第18図は(a)〜(e)は小型カセットに
対するカセット押え機構の作用図、第19図(a)、(
b)は小型カセットのイジェクト作用図、第20図(a
)〜(e)は大型カセットの挿入作用図、第21図(a
)〜(C)は大型カセットとりラドオーブナを示す図、
第22図(a)〜(e)は大型カセットに対するカセッ
ト押え機構の作用図、第23図は標準カセットの斜視図
、第24図は小型カセットの斜視図、第25図は標準カ
セットと小型カセットとを装着した際の配置関係を示す
図である。 1・・・カセット装着装置、10・・・ブラケット、2
0・・・第1カセット挿入口、30・・・第2カセット
挿入口、40・・・カセットホルダ、101・・・ドラ
イブシャフト、110・・・小型カセットの前面位置決
め機構、111・・・ストッパアーム、140・・・小
型カセットの左右位置決め機構、141・・・側面ガイ
ドレバー160・・・ドライブシャフト回動機構、C1
・・・小型カセット、C2・・・大型カセット(!W4
準カ上カセツト特 許 出 願 人  日本ビクター株
式会社代 理 人 弁理士   下  1) 容−即問
   弁理士   小  山    有第4図 第14図 ¥9 ″91 M91 第15図 第19図 第11凶 第23図 第24図 手 続 補 正 書(自発) 平成 2年11月13日 1、事件の表示 特願平2−203161、 発明の名称 カセッ ト装看装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (432)日本ビクター株式会社 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)発明の詳細な説明を次のとおり補正する。 ア)明細書第4頁第15行の「框体」を「筐体」と補正
する。 イ)明細書第5頁第4行の「框体」を「筐体」と補正す
る。 つ)明細書第13頁第6行の「ベルト51」を「ベルト
52」と補正する。 工)明細書第13頁第18行の「第1図」を「第2図」
と補正する。 オ)明細書第28頁第18行の「図示しなし」を「図示
しない」と補正する。 力)明細書第29頁第7行の「第1のドア21は開」を
「第1のドア21は閉」と補正する。 キ)明細書第30頁第6行の「一方、」の次に「第2の
ドア31の前面左右両端に設けた」を加入する。 り)明細書第32頁第1行の「ホルダ40内まに」を「
ホルダ40内に」と補正する。 ケ)明細書第33頁第12行の「挿入れさたことを検出
るす。」を「挿入されたことを検出する。 」と補正する。 コ)明細書第33頁第13行の「小型カセット検出機構
120」の次に「の」を加入する。 す)明細書第36頁第13行の「吐き出され」の次に「
、」を加入する。 シ)明細書第39頁第19行および第20行の「C1」
を「C2」と補正する。 ス)明細書第40頁第11行及び第16行の「前面で」
を「前面で」と補正する。 (3)図面を次のとおり補正する。 別紙の通り、 第9図において、符号151を符号121に訂正する。 第14図において、第14図(e)の符号91(上方の
み)を符号93に訂正し、第14図(f)の符号91(
上方のみ)を削除する。 第15図において、第15図(f)の符号86゜符号9
1に引出線を加入する。 第18図において、第18図(c)に符号151aを加
入する。 「2、特許請求の範囲 (1)本体前面のカセット挿入口から大小のカセットが
選択的に挿入可能であって、挿入されたカセットはカセ
ットホルダで支承され、このカセットホルダがブラケッ
トに移動自在に支承されてなるフロントローディング式
のカセット装着装置において、 前記カセットホルダの上部には、小型カセットの挿入方
向に揺動可能とされ、且つ小型カセットの左右側面に摺
接する小型カセットの左右位置決め機構の側面ガイドレ
バーが取付けられ、本体前面のカセット挿入口から小型
カセットがカセットホルダ内に挿入された場合には、小
型カセットの左右位置決め機構の側面ガイドレバーによ
って、小型カセットをガイドして、その左右方向の位置
決めを為し、 又、大型カセットが挿入された場合には、この大型カセ
ットの前進動にて前記小型カセットの側面ガイドレバー
が上方へ跳ね上げられることを特徴としたカセット装着
装置。 (2)本体前面のカセット挿入口から大小のカセットが
選択的に挿入可能であって、挿入されたカセットはカセ
ットホルダで支承され、このカセットホルダがブラケッ
トに移動自在に支承されてなるフロントローディング式
のカセット装着装置において、 前記カセットホルダには、その上部に回転自在なドライ
ブシャフトが掛け渡され、このシャフトには、小型カセ
ットの挿入方向に揺動可能とされ、且つ小型カセットの
リットに当接して当該小型カセットの挿入方向の位置決
めを為すストッパアームが取付けられ、このストッパア
ームには、噛合してストッパアームを固定状態にするロ
ックアームが付設され、 本体前面のカセット挿入口から小型カセットが挿入され
た場合には、固定状態のストッパアームか当該小型カセ
ットのリッドに当接してその挿入方向の位置決めを為し
、 又、上面が小型カセットより高位置である大型カセット
が挿入された場合には、この大型カセットがロックアー
ムを押し上げて、固定状態を解き、上記ストッパアーム
を揺動可能とし、大型カセットがストッパアームを押上
げて、退避させることを特徴とした、カセット装着装置
。 (3)前記ドライブシャフトはドライブシャフト回動機
構を備え、 小型カセットの挿入時には、同カセットのリットに当接
してその挿入方向の位置決めを為した後、同カセットの
リッドの開蓋動作に先立って、前記ストッパアームを更
に上方へ退避すべくドライブシャフトを回転するように
したことを特徴とする請求項2記載のカセット装着装置
。」第14図 M91 第15図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体前面のカセット挿入口から大小のカセットが
    選択的に挿入可能であって、挿入されたカセットはカセ
    ットホルダで支承され、このカセットホルダがブラケッ
    トに移動自在に支承されてなるフロントローディング式
    のカセット装着装置において、 前記カセットホルダの上部には、小型カセットの挿入方
    向に揺動可能とされ、且つ小型カセットの左右側面に摺
    接する小型カセットの左右位置決め機構の側面ガイドレ
    バーが取付けられ、 本体前面のカセット挿入口から小型カセットがカセット
    ホルダ内に挿入された場合には、小型カセットの左右位
    置決め機構の側面ガイドレバーによって、小型カセット
    をガイドして、その左右方向の位置決めを為し、 又、大型カセットが挿入された場合には、この大型カセ
    ットの前進動にて前記小型カセットの側面ガイドレバー
    が上方へ跳ね上げられることを特徴としたカセット装着
    装置。
  2. (2)本体前面のカセット挿入口から大小のカセットが
    選択的に挿入可能であって、挿入されたカセットはカセ
    ットホルダで支承され、このカセットホルダがブラケッ
    トに移動自在に支承されてなるフロントローディング式
    のカセット装着装置において、 前記カセットホルダには、その上部に回転自在なドライ
    ブシャフトが掛け渡され、このシャフトには、小型カセ
    ットの挿入方向に揺動可能とされ、且つ小型カセットの
    リッドに当接して当該小型カセットの挿入方向の位置決
    めを為すストッパアームが取付けられ、このストッパア
    ームには、噛合してストッパアームを固定状態にするロ
    ックアームが付設され、 本体前面のカセット挿入口から小型カセットが挿入され
    た場合には、固定状態のストッパアームが当該小型カセ
    ットのリッドに当接してその挿入方向の位置決めを為し
    、 又、上面が小型カセットより高位置である大型カセット
    が挿入れさた場合には、この大型カセットがロックアー
    ムを押し上げて、固定状態を解き、上記ストッパアーム
    を揺動可能とし、大型カセットがストッパアームを押上
    げて、退避させることを特徴とした、カセット装着装置
  3. (3)前記ドライブシャフトはドライブシャフト回動機
    構を備え、 小型カセットの挿入時には、同カセットのリッドに当接
    してその挿入方向の位置決めを為した後、同カセットの
    リッドの開蓋動作に先立って、前記ストッパアームを更
    に上方へ退避すべくドライブシャフトを回転するように
    したことを特徴とする請求項2記載のカセット装着装置
JP2203161A 1990-07-30 1990-07-30 カセット装着装置 Pending JPH0487053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2203161A JPH0487053A (ja) 1990-07-30 1990-07-30 カセット装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2203161A JPH0487053A (ja) 1990-07-30 1990-07-30 カセット装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0487053A true JPH0487053A (ja) 1992-03-19

Family

ID=16469452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2203161A Pending JPH0487053A (ja) 1990-07-30 1990-07-30 カセット装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0487053A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4628383A (en) Tape cassette loading device in a magnetic recording and/or reproducing apparatus
JPH0333972Y2 (ja)
US5038236A (en) Magnetic tape cassette ejecting device
KR0143781B1 (ko) 테이프 카셋트 어댑터
JPH0487053A (ja) カセット装着装置
US6754039B2 (en) Cassette loading apparatus
JP2671579B2 (ja) カセット装着装置
JP3024481B2 (ja) ディスク装置
JPH0371465A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0487055A (ja) カセット装着装置
JPH0487054A (ja) カセット装着装置
JPH0348754Y2 (ja)
JPH0498644A (ja) カセット装着装置
JPH0495259A (ja) カセット装着装置
JPH06325221A (ja) 情報記録/再生装置の記録媒体排出装置
JP2000021067A (ja) ディスク装置
JPH0731396Y2 (ja) カセツトの二重挿入防止装置
JP3638649B2 (ja) ディスクプレーヤ装置
JP2811819B2 (ja) テーププレーヤ
JPH0333962Y2 (ja)
JPH06124516A (ja) 磁気記録再生装置
JP2602458Y2 (ja) カートリッジ吸引機構
JPH03228252A (ja) カセット装着装置
JPH04106755A (ja) カセット装着装置
JPH059869B2 (ja)