JP3022346B2 - エンジンの遠隔始動制御装置 - Google Patents
エンジンの遠隔始動制御装置Info
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- JP3022346B2 JP3022346B2 JP8271928A JP27192896A JP3022346B2 JP 3022346 B2 JP3022346 B2 JP 3022346B2 JP 8271928 A JP8271928 A JP 8271928A JP 27192896 A JP27192896 A JP 27192896A JP 3022346 B2 JP3022346 B2 JP 3022346B2
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- engine
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
を遠隔制御できるエンジンの遠隔始動制御装置に関す
る。
を遠隔制御できるエンジンの遠隔始動制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遠隔制御システムは、寒い屋外に駐車中
の車のエンジンを暖かい屋内から遠隔始動できるので寒
冷地においてニーズが高い。携帯機でエンジンを遠隔始
動させる場合、エンジンが始動したか否かを車載機側で
判定し、エンジンが始動した場合には速やかにスタータ
を停止させる必要がある。この時、スタータが早く止ま
る傾向にあると、エンジンが始動せず、リトライ回数が
増加してバッテリ上がりを招く。又、遅れる傾向にある
と、エンジン完爆後もスタータが回る、所謂、“引きず
り現象”が起き、スタータの劣化を招く。そこで、遠隔
制御装置では、主に、以下の判別方法が採用されてい
る。
の車のエンジンを暖かい屋内から遠隔始動できるので寒
冷地においてニーズが高い。携帯機でエンジンを遠隔始
動させる場合、エンジンが始動したか否かを車載機側で
判定し、エンジンが始動した場合には速やかにスタータ
を停止させる必要がある。この時、スタータが早く止ま
る傾向にあると、エンジンが始動せず、リトライ回数が
増加してバッテリ上がりを招く。又、遅れる傾向にある
と、エンジン完爆後もスタータが回る、所謂、“引きず
り現象”が起き、スタータの劣化を招く。そこで、遠隔
制御装置では、主に、以下の判別方法が採用されてい
る。
【0003】IG系負荷回路へ通電すると、バッテリ
電圧(≒電源電圧)が落ち込み、エンジンが始動すると
上昇する変化を示すので、この電圧変化に基づいて車載
機がエンジンの始動を判定する。 オルタネータの出力電圧(発電電圧)を監視し、出力
電圧が判定値を越えるとエンジンが始動したと判定す
る。
電圧(≒電源電圧)が落ち込み、エンジンが始動すると
上昇する変化を示すので、この電圧変化に基づいて車載
機がエンジンの始動を判定する。 オルタネータの出力電圧(発電電圧)を監視し、出力
電圧が判定値を越えるとエンジンが始動したと判定す
る。
【0004】上記の判別方法は、オルタネータの出力
端子へ接続する接続線が必要となるので車載機側の装着
に手間がかかるが、エンジンの始動時期をの判別方法
よりも正確に判定することができ、“引きずり現象”が
起き難い。
端子へ接続する接続線が必要となるので車載機側の装着
に手間がかかるが、エンジンの始動時期をの判別方法
よりも正確に判定することができ、“引きずり現象”が
起き難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オルタ
ネータの出力電圧の立ち上がりと、スタータモータへの
通電を遮断するタイミングとの関係は車種により異なる
ので、市販する製品は、車種設定用の調整ポイント(可
変抵抗器、DIPSW、ジャンパ線等)を設けたり、
“引きずり現象”が生じることを承知の上、通電時間が
長めに設定される様に設計されていた。
ネータの出力電圧の立ち上がりと、スタータモータへの
通電を遮断するタイミングとの関係は車種により異なる
ので、市販する製品は、車種設定用の調整ポイント(可
変抵抗器、DIPSW、ジャンパ線等)を設けたり、
“引きずり現象”が生じることを承知の上、通電時間が
長めに設定される様に設計されていた。
【0006】本発明の第1の目的は、遠隔始動動作の際
にスタータモータへの通電を遮断するタイミングが適正
であるエンジンの遠隔始動制御装置の提供にある。本発
明の第2の目的は、エンジンの遠隔始動に失敗してもリ
トライすると確実にエンジンを始動できるエンジンの遠
隔始動制御装置の提供にある。
にスタータモータへの通電を遮断するタイミングが適正
であるエンジンの遠隔始動制御装置の提供にある。本発
明の第2の目的は、エンジンの遠隔始動に失敗してもリ
トライすると確実にエンジンを始動できるエンジンの遠
隔始動制御装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は以下の構成を採用したエンジンの遠隔始動装置
を提供しようとするものである。 (1)エンジンの始動を指示する始動スイッチ、及び稼
働中のエンジンの強制停止を指示する停止スイッチを有
し、始動指令信号や停止指令信号を搬送波に重畳して電
波として空中に送出する携帯機と、前記電波を受信し解
析して指令信号を復調する復調手段、イグニッションス
イッチをON位置やST位置等にしたのと同じ負荷通電
状態にするリレー回路、及び復調された指令信号の種別
に対応して前記リレー回路を制御するリレー制御手段と
を有する車載機とを備え、前記始動指令信号が入力する
と、前記リレー制御手段が前記リレー回路を制御して、
IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開始し待機時間
が経過すると前記IG系負荷回路及びST系負荷回路へ
バッテリ電圧を印加し、オルタネータの電圧が所定の値
に達した時点から設定時間が経過すると前記ST系負荷
回路へのバッテリ電圧の印加を停止するように構成し、
前記設定時間を、手動によるエンジン始動の際に前記オ
ルタネータが発電を開始した時点から前記イグニッショ
ンスイッチを前記ON位置に戻した時点までの遅延時間
に基づいて決定するようにしたエンジンの遠隔始動制御
装置において、前記車載機が、各負荷回路に印加される
電圧及び前記オルタネータの発電電圧を監視する電圧監
視手段と、前記遅延時間を測る遅延時間計測手段と、前
記遅延時間を記憶する記憶手段と、記憶された遅延時間
に基づいて前記設定時間を設定するタイマーとを備え、
手動によるエンジン始動の際、前記電圧監視手段が、前
記IG系負荷回路の電圧がIG・ON判定値を越えると
前記ST系負荷回路の電圧監視を開始し前記ST系負荷
回路の電圧がST・ON判定値を越えると前記発電電圧
の監視を開始し、前記遅延時間計測手段が、前記発電電
圧がALT判定値を越えると前記遅延時間の計測を開始
し前記ST系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下
回ると前記遅延時間の計測を終了し、計測された遅延時
間を前記記憶手段が記憶し、前記遠隔始動動作の際、前
記リレー制御手段が、前記発電電圧がALT判定値を越
えたのを前記電圧監視手段が検知すると前記タイマーを
スタートさせ、該タイマーがタイムアップすると前記S
T系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止するように
したことを特徴とするエンジンの遠隔始動制御装置。
本発明は以下の構成を採用したエンジンの遠隔始動装置
を提供しようとするものである。 (1)エンジンの始動を指示する始動スイッチ、及び稼
働中のエンジンの強制停止を指示する停止スイッチを有
し、始動指令信号や停止指令信号を搬送波に重畳して電
波として空中に送出する携帯機と、前記電波を受信し解
析して指令信号を復調する復調手段、イグニッションス
イッチをON位置やST位置等にしたのと同じ負荷通電
状態にするリレー回路、及び復調された指令信号の種別
に対応して前記リレー回路を制御するリレー制御手段と
を有する車載機とを備え、前記始動指令信号が入力する
と、前記リレー制御手段が前記リレー回路を制御して、
IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開始し待機時間
が経過すると前記IG系負荷回路及びST系負荷回路へ
バッテリ電圧を印加し、オルタネータの電圧が所定の値
に達した時点から設定時間が経過すると前記ST系負荷
回路へのバッテリ電圧の印加を停止するように構成し、
前記設定時間を、手動によるエンジン始動の際に前記オ
ルタネータが発電を開始した時点から前記イグニッショ
ンスイッチを前記ON位置に戻した時点までの遅延時間
に基づいて決定するようにしたエンジンの遠隔始動制御
装置において、前記車載機が、各負荷回路に印加される
電圧及び前記オルタネータの発電電圧を監視する電圧監
視手段と、前記遅延時間を測る遅延時間計測手段と、前
記遅延時間を記憶する記憶手段と、記憶された遅延時間
に基づいて前記設定時間を設定するタイマーとを備え、
手動によるエンジン始動の際、前記電圧監視手段が、前
記IG系負荷回路の電圧がIG・ON判定値を越えると
前記ST系負荷回路の電圧監視を開始し前記ST系負荷
回路の電圧がST・ON判定値を越えると前記発電電圧
の監視を開始し、前記遅延時間計測手段が、前記発電電
圧がALT判定値を越えると前記遅延時間の計測を開始
し前記ST系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下
回ると前記遅延時間の計測を終了し、計測された遅延時
間を前記記憶手段が記憶し、前記遠隔始動動作の際、前
記リレー制御手段が、前記発電電圧がALT判定値を越
えたのを前記電圧監視手段が検知すると前記タイマーを
スタートさせ、該タイマーがタイムアップすると前記S
T系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止するように
したことを特徴とするエンジンの遠隔始動制御装置。
【0008】
【0009】(2)エンジンの始動を指示する始動スイ
ッチ、及び稼働中のエンジンの強制停止を指示する停止
スイッチを有し、始動指令信号や停止指令信号を搬送波
に重畳して電波として空中に送出する携帯機と、前記電
波を受信し解析して指令信号を復調する復調手段、イグ
ニッションスイッチをON位置やST位置等にしたのと
同じ負荷通電状態にするリレー回路、及び復調された指
令信号の種別に対応して前記リレー回路を制御するリレ
ー制御手段とを有する車載機とを備え、前記始動指令信
号が入力すると、前記リレー制御手段が前記リレー回路
を制御して、IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開
始し待機時間が経過すると前記IG系負荷回路及びST
系負荷回路へバッテリ電圧を印加し、オルタネータの電
圧が所定の値に達した時点から設定時間が経過すると前
記ST系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止するよ
うに構成し、前記設定時間を、手動によるエンジン始動
の際に前記オルタネータが発電を開始した時点から前記
イグニッションスイッチを前記ON位置に戻した時点ま
での遅延時間に基づいて決定するようにしたエンジンの
遠隔始動制御装置において、前記車載機が、各負荷回路
に印加される電圧及び前記オルタネータの発電電圧を監
視する電圧監視手段と、前記遅延時間を測る遅延時間計
測手段と、前記遅延時間を記憶する記憶手段と、記憶さ
れた遅延時間に基づいて前記設定時間を設定するタイマ
ーと、前記スタータの作動時間を制限するスタータ駆動
制限タイマーとを備え、手動によるエンジン始動の際、
前記電圧監視手段が、前記IG系負荷回路の電圧がIG
・ON判定値を越えると前記ST系負荷回路の電圧監視
を開始し前記ST系負荷回路の電圧がST・ON判定値
を越えると前記発電電圧の監視を開始し、前記遅延時間
計測手段が、前記発電電圧がALT判定値を越えると前
記遅延時間の計測を開始し前記ST系負荷回路の電圧が
ST・OFF判定値を下回ると前記遅延時間の計測を終
了し、計測された遅延時間を前記記憶手段が記憶し、エ
ンジン遠隔始動の際、前記始動指令信号が入力すると、
前記リレー制御手段が前記リレー回路を制御して、前記
IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開始し、待機時
間が経過すると前記スタータ駆動制限タイマーがスター
トするとともに前記IG系負荷回路及び前記ST系負荷
回路へバッテリ電圧を印加し、前記発電電圧がALT判
定値を越えると前記タイマーがスタートし、該タイマー
がタイムアップするか前記スタータ駆動制限タイマーが
タイムアップすると前記ST系負荷回路へのバッテリ電
圧の印加を停止するように構成したことを特徴とするエ
ンジンの遠隔始動制御装置。
ッチ、及び稼働中のエンジンの強制停止を指示する停止
スイッチを有し、始動指令信号や停止指令信号を搬送波
に重畳して電波として空中に送出する携帯機と、前記電
波を受信し解析して指令信号を復調する復調手段、イグ
ニッションスイッチをON位置やST位置等にしたのと
同じ負荷通電状態にするリレー回路、及び復調された指
令信号の種別に対応して前記リレー回路を制御するリレ
ー制御手段とを有する車載機とを備え、前記始動指令信
号が入力すると、前記リレー制御手段が前記リレー回路
を制御して、IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開
始し待機時間が経過すると前記IG系負荷回路及びST
系負荷回路へバッテリ電圧を印加し、オルタネータの電
圧が所定の値に達した時点から設定時間が経過すると前
記ST系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止するよ
うに構成し、前記設定時間を、手動によるエンジン始動
の際に前記オルタネータが発電を開始した時点から前記
イグニッションスイッチを前記ON位置に戻した時点ま
での遅延時間に基づいて決定するようにしたエンジンの
遠隔始動制御装置において、前記車載機が、各負荷回路
に印加される電圧及び前記オルタネータの発電電圧を監
視する電圧監視手段と、前記遅延時間を測る遅延時間計
測手段と、前記遅延時間を記憶する記憶手段と、記憶さ
れた遅延時間に基づいて前記設定時間を設定するタイマ
ーと、前記スタータの作動時間を制限するスタータ駆動
制限タイマーとを備え、手動によるエンジン始動の際、
前記電圧監視手段が、前記IG系負荷回路の電圧がIG
・ON判定値を越えると前記ST系負荷回路の電圧監視
を開始し前記ST系負荷回路の電圧がST・ON判定値
を越えると前記発電電圧の監視を開始し、前記遅延時間
計測手段が、前記発電電圧がALT判定値を越えると前
記遅延時間の計測を開始し前記ST系負荷回路の電圧が
ST・OFF判定値を下回ると前記遅延時間の計測を終
了し、計測された遅延時間を前記記憶手段が記憶し、エ
ンジン遠隔始動の際、前記始動指令信号が入力すると、
前記リレー制御手段が前記リレー回路を制御して、前記
IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開始し、待機時
間が経過すると前記スタータ駆動制限タイマーがスター
トするとともに前記IG系負荷回路及び前記ST系負荷
回路へバッテリ電圧を印加し、前記発電電圧がALT判
定値を越えると前記タイマーがスタートし、該タイマー
がタイムアップするか前記スタータ駆動制限タイマーが
タイムアップすると前記ST系負荷回路へのバッテリ電
圧の印加を停止するように構成したことを特徴とするエ
ンジンの遠隔始動制御装置。
【0010】(3)上記(1)又は(2)の構成を有
し、前記車載機が、前記リレー回路が前記ST系負荷回
路へのバッテリ電圧の印加を停止してから判定待機時間
が経過すると前記発電電圧に基づいてエンジンが始動し
たか否かの判定を行う始動判定手段を有し、該始動判定
手段がエンジン始動を判別しない場合、前記タイマーが
前記設定時間を長くし、前記リレーの制御手段が遠隔制
御動作をリトライするようにしたエンジンの遠隔始動制
御装置。
し、前記車載機が、前記リレー回路が前記ST系負荷回
路へのバッテリ電圧の印加を停止してから判定待機時間
が経過すると前記発電電圧に基づいてエンジンが始動し
たか否かの判定を行う始動判定手段を有し、該始動判定
手段がエンジン始動を判別しない場合、前記タイマーが
前記設定時間を長くし、前記リレーの制御手段が遠隔制
御動作をリトライするようにしたエンジンの遠隔始動制
御装置。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】[ 請求項1について] (エンジン手動始動) エンジン手動始動の際、運転者は、イグニッションスイ
ッチをOFF位置からACC位置を経てON位置に手動
操作し、更に、ST位置に手動操作し、エンジンが完爆
状態になるまでST位置に保持した後、ON位置に戻
す。
ッチをOFF位置からACC位置を経てON位置に手動
操作し、更に、ST位置に手動操作し、エンジンが完爆
状態になるまでST位置に保持した後、ON位置に戻
す。
【0015】イグニッションスイッチがOFF位置から
ON位置に操作されると、IG系負荷回路の電圧がIG
・ON判定値を越え、電圧監視手段がST系負荷回路の
電圧監視を開始する。イグニッションスイッチがON位
置からST位置に操作されると、ST系負荷回路の電圧
がST・ON判定値を越え、電圧監視手段がオルタネー
タの出力電圧監視を開始する。
ON位置に操作されると、IG系負荷回路の電圧がIG
・ON判定値を越え、電圧監視手段がST系負荷回路の
電圧監視を開始する。イグニッションスイッチがON位
置からST位置に操作されると、ST系負荷回路の電圧
がST・ON判定値を越え、電圧監視手段がオルタネー
タの出力電圧監視を開始する。
【0016】オルタネータの出力電圧がALT判定値を
越えると電圧監視手段が遅延時間の計測を開始する。イ
グニッションスイッチのON位置への戻しに起因してS
T系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下回ると、
遅延時間計測手段が遅延時間の計測を終了し、計測した
遅延時間を記憶手段が記憶する。
越えると電圧監視手段が遅延時間の計測を開始する。イ
グニッションスイッチのON位置への戻しに起因してS
T系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下回ると、
遅延時間計測手段が遅延時間の計測を終了し、計測した
遅延時間を記憶手段が記憶する。
【0017】(遠隔始動動作)始動指令信号が入力する
と、車載機のリレー制御手段は、リレー回路を制御して
IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開始し待機時間
が経過するとIG系負荷回路及びST系負荷回路へバッ
テリ電圧を印加する。これにより、スタータが作動して
エンジンを駆動し、オルタネータが発電を開始して発電
電圧がALT判定値を越え、エンジンが完爆する。発電
電圧がALT判定値を越えたのを電圧監視手段が検知す
ると、時定数を設定時間(エンジン手動始動時に計測し
た遅延時間に基づいて設定される)に設定したタイマー
がスタートし、該タイマーがタイムアップすると、リレ
ー制御手段がリレー回路を制御してST系負荷回路への
バッテリ電圧の印加を停止し、スタータが作動停止す
る。
と、車載機のリレー制御手段は、リレー回路を制御して
IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開始し待機時間
が経過するとIG系負荷回路及びST系負荷回路へバッ
テリ電圧を印加する。これにより、スタータが作動して
エンジンを駆動し、オルタネータが発電を開始して発電
電圧がALT判定値を越え、エンジンが完爆する。発電
電圧がALT判定値を越えたのを電圧監視手段が検知す
ると、時定数を設定時間(エンジン手動始動時に計測し
た遅延時間に基づいて設定される)に設定したタイマー
がスタートし、該タイマーがタイムアップすると、リレ
ー制御手段がリレー回路を制御してST系負荷回路への
バッテリ電圧の印加を停止し、スタータが作動停止す
る。
【0018】[請求項2について] エンジン遠隔始動の際、始動指令信号が入力すると、車
載機のリレー制御手段は、リレー回路を制御してIG系
負荷回路のバッテリ電圧印加を開始し待機時間が経過す
るとスタータ駆動制限タイマーを作動させるとともにI
G系負荷回路及びST系負荷回路へバッテリ電圧を印加
する。
載機のリレー制御手段は、リレー回路を制御してIG系
負荷回路のバッテリ電圧印加を開始し待機時間が経過す
るとスタータ駆動制限タイマーを作動させるとともにI
G系負荷回路及びST系負荷回路へバッテリ電圧を印加
する。
【0019】これにより、スタータが作動してエンジン
を駆動し、オルタネータが発電を開始して発電電圧がA
LT判定値を越え、エンジンが完爆する。発電電圧がA
LT判定値を越えたのを電圧監視手段が検知すると、時
定数を設定時間(エンジン手動始動時に計測した遅延時
間に基づいて設定される)に設定したタイマーがスター
トし、該タイマーがタイムアップすると、リレー制御手
段がリレー回路を制御してST系負荷回路へのバッテリ
電圧の印加を停止し、スタータが作動停止する。
を駆動し、オルタネータが発電を開始して発電電圧がA
LT判定値を越え、エンジンが完爆する。発電電圧がA
LT判定値を越えたのを電圧監視手段が検知すると、時
定数を設定時間(エンジン手動始動時に計測した遅延時
間に基づいて設定される)に設定したタイマーがスター
トし、該タイマーがタイムアップすると、リレー制御手
段がリレー回路を制御してST系負荷回路へのバッテリ
電圧の印加を停止し、スタータが作動停止する。
【0020】尚、発電電圧検出不良(発電電圧を検出す
るワイヤーの断線等の原因)の場合にはタイマーがスタ
ートしない(発電電圧がALT判定値を越えない為)
が、スタータ駆動制限タイマーがタイムアップした時点
でリレー制御手段がリレー回路を制御してST系負荷回
路へのバッテリ電圧の印加を停止するのでスタータが作
動停止する。
るワイヤーの断線等の原因)の場合にはタイマーがスタ
ートしない(発電電圧がALT判定値を越えない為)
が、スタータ駆動制限タイマーがタイムアップした時点
でリレー制御手段がリレー回路を制御してST系負荷回
路へのバッテリ電圧の印加を停止するのでスタータが作
動停止する。
【0021】[請求項3について] 遠隔始動動作の際、始動指令信号が入力すると、車載機
のリレー制御手段は、リレー回路を制御してIG系負荷
回路へのバッテリ電圧印加を開始し待機時間が経過する
とIG系負荷回路及びST系負荷回路へバッテリ電圧を
印加する。
のリレー制御手段は、リレー回路を制御してIG系負荷
回路へのバッテリ電圧印加を開始し待機時間が経過する
とIG系負荷回路及びST系負荷回路へバッテリ電圧を
印加する。
【0022】これにより、スタータが作動してエンジン
を駆動し、オルタネータが発電を開始して発電電圧がA
LT判定値を越える。発電電圧がALT判定値を越えた
(スタータの駆動によりエンジンが始動しなくても短時
間は発電する)時点から、時定数を設定時間(エンジン
手動始動時に計測した遅延時間に基づいて設定される)
に設定したタイマーがスタートする。タイマーがタイム
アップすると、車載機は、リレー回路がST系負荷回路
へのバッテリ電圧の印加を停止してから判定待機時間が
経過するとエンジンが始動したか否かを始動判定手段が
判定する。エンジンが始動しなかった場合には判定待機
時間の経過後に発電電圧が検出されないのでエンジンが
始動していないと始動判定手段が判定する。
を駆動し、オルタネータが発電を開始して発電電圧がA
LT判定値を越える。発電電圧がALT判定値を越えた
(スタータの駆動によりエンジンが始動しなくても短時
間は発電する)時点から、時定数を設定時間(エンジン
手動始動時に計測した遅延時間に基づいて設定される)
に設定したタイマーがスタートする。タイマーがタイム
アップすると、車載機は、リレー回路がST系負荷回路
へのバッテリ電圧の印加を停止してから判定待機時間が
経過するとエンジンが始動したか否かを始動判定手段が
判定する。エンジンが始動しなかった場合には判定待機
時間の経過後に発電電圧が検出されないのでエンジンが
始動していないと始動判定手段が判定する。
【0023】遠隔始動動作の1回目でエンジンが始動し
ていないと判定された場合はリトライを行うが、その
際、タイマーはスタータ駆動の設定時間を前回より長く
する。遠隔始動動作のリトライ時、リレー制御手段は、
リレー回路を制御してIG系負荷回路へのバッテリ電圧
印加を開始し待機時間が経過するとIG系負荷回路及び
ST系負荷回路へバッテリ電圧を印加する。
ていないと判定された場合はリトライを行うが、その
際、タイマーはスタータ駆動の設定時間を前回より長く
する。遠隔始動動作のリトライ時、リレー制御手段は、
リレー回路を制御してIG系負荷回路へのバッテリ電圧
印加を開始し待機時間が経過するとIG系負荷回路及び
ST系負荷回路へバッテリ電圧を印加する。
【0024】これにより、スタータが作動してエンジン
を駆動し、オルタネータが発電を開始し、発電電圧がA
LT判定値を越える。発電電圧がALT判定値を越えた
時点から、設定時間が前回より長くされたタイマーがス
タートする。スタータの作動時間を前回より長くしたの
でエンジンが始動する。タイマーがタイムアップする
と、リレー制御手段は、リレー回路がST系負荷回路へ
のバッテリ電圧の印加を停止してから判定待機時間が経
過するとエンジンが始動したと始動判定手段が判定す
る。
を駆動し、オルタネータが発電を開始し、発電電圧がA
LT判定値を越える。発電電圧がALT判定値を越えた
時点から、設定時間が前回より長くされたタイマーがス
タートする。スタータの作動時間を前回より長くしたの
でエンジンが始動する。タイマーがタイムアップする
と、リレー制御手段は、リレー回路がST系負荷回路へ
のバッテリ電圧の印加を停止してから判定待機時間が経
過するとエンジンが始動したと始動判定手段が判定す
る。
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の効果】[ 請求項1について] 遠隔制御装置は、遠隔始動動作の際の設定時間(発電電
圧がALT判定値を越えたのを電圧監視手段が検知した
時点からST系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止
するまでの時間)を、エンジン手動始動の際に計測した
遅延時間(発電電圧がALT判定値を越えた時点からS
T系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下回るま
で)に基づいて決定する構成である。
圧がALT判定値を越えたのを電圧監視手段が検知した
時点からST系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止
するまでの時間)を、エンジン手動始動の際に計測した
遅延時間(発電電圧がALT判定値を越えた時点からS
T系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下回るま
で)に基づいて決定する構成である。
【0028】エンジン手動始動の際には、運転者が、イ
グニッションスイッチを、ON位置からST位置に操作
し、エンジン音からエンジンの完爆を判断してON位置
に戻す操作を行う為、適切な遅延時間が計測できる。こ
れにより、エンジン遠隔始動の際におけるスタータ作動
時間が、エンジンを完爆させるのに適した長さになり、
エンジンを確実に遠隔始動させることができる。又、エ
ンジン始動後もスタータが回る“引きずり現象”が起き
ない。
グニッションスイッチを、ON位置からST位置に操作
し、エンジン音からエンジンの完爆を判断してON位置
に戻す操作を行う為、適切な遅延時間が計測できる。こ
れにより、エンジン遠隔始動の際におけるスタータ作動
時間が、エンジンを完爆させるのに適した長さになり、
エンジンを確実に遠隔始動させることができる。又、エ
ンジン始動後もスタータが回る“引きずり現象”が起き
ない。
【0029】[請求項2について] 遠隔制御装置は、オルタネータの発電電圧が検出されず
(発電電圧を検出するワイヤーの断線等の原因)、タイ
マーがスタートしない(発電電圧がALT判定値を越え
ない為)場合でも、スタータ駆動制限タイマーがタイム
アップした時点でリレー制御手段がリレー回路を制御し
てST系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止し、ス
タータが作動停止する構成である。この為、発電電圧が
検出されない場合においてもスタータが回り続けるとい
う不具合が生じず、スタータの劣化が防止できる。
(発電電圧を検出するワイヤーの断線等の原因)、タイ
マーがスタートしない(発電電圧がALT判定値を越え
ない為)場合でも、スタータ駆動制限タイマーがタイム
アップした時点でリレー制御手段がリレー回路を制御し
てST系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止し、ス
タータが作動停止する構成である。この為、発電電圧が
検出されない場合においてもスタータが回り続けるとい
う不具合が生じず、スタータの劣化が防止できる。
【0030】[請求項3について] 遠隔制御装置は、遠隔始動動作によりエンジンが始動し
なかった場合には、リトライ時の設定時間をタイマーが
長くする構成である。この為、リトライ時には確実にエ
ンジンを始動できる。
なかった場合には、リトライ時の設定時間をタイマーが
長くする構成である。この為、リトライ時には確実にエ
ンジンを始動できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例(請求項1〜4
に対応)を図1〜図6に基づいて説明する。リモコンエ
ンジンスタータAは、始動スイッチ1、停止スイッチ
2、及び送信アンテナ3等を有する携帯機4と、受信ア
ンテナ5、復調手段6、リレー回路7、リレー制御手段
8、電圧監視手段9、遅延時間計測手段10、記憶手段
11、及び始動判定手段12を有する車載機13とによ
り構成される。
に対応)を図1〜図6に基づいて説明する。リモコンエ
ンジンスタータAは、始動スイッチ1、停止スイッチ
2、及び送信アンテナ3等を有する携帯機4と、受信ア
ンテナ5、復調手段6、リレー回路7、リレー制御手段
8、電圧監視手段9、遅延時間計測手段10、記憶手段
11、及び始動判定手段12を有する車載機13とによ
り構成される。
【0032】始動スイッチ1は、エンジンの始動を指示
する常開形の押しボタンスイッチである。停止スイッチ
2は、稼働中のエンジンの強制停止を指示する常開形の
スイッチである。
する常開形の押しボタンスイッチである。停止スイッチ
2は、稼働中のエンジンの強制停止を指示する常開形の
スイッチである。
【0033】送信アンテナ3は、内蔵ロッドアンテナで
あり、小電力(400MHz帯、1mW)の電波31を
発射する。
あり、小電力(400MHz帯、1mW)の電波31を
発射する。
【0034】携帯機4は、その他、搬送波を発生する発
振回路、搬送波にMSK変調を掛ける変調回路、及び作
動用電源であるリチウム電池(6V)を備える。変調回
路は、始動スイッチ1や停止スイッチ2の押圧操作に基
づいて始動指令信号や停止指令信号を搬送波に重畳す
る。
振回路、搬送波にMSK変調を掛ける変調回路、及び作
動用電源であるリチウム電池(6V)を備える。変調回
路は、始動スイッチ1や停止スイッチ2の押圧操作に基
づいて始動指令信号や停止指令信号を搬送波に重畳す
る。
【0035】受信アンテナ5は、車室内に固定される基
台に可倒可能に取り付けられたホイップアンテナであ
り、信号は同軸ケーブルを介して車載機13に伝送され
る。
台に可倒可能に取り付けられたホイップアンテナであ
り、信号は同軸ケーブルを介して車載機13に伝送され
る。
【0036】復調手段6は、受信アンテナ5により捕捉
された信号から指令信号(始動指令信号や停止指令信
号)を復調する。
された信号から指令信号(始動指令信号や停止指令信
号)を復調する。
【0037】リレー回路7は、イグニッションスイッチ
14のCOM接点141- ACC接点142間をバイパ
スするACCリレーと、COM接点141- IG接点1
43間をバイパスするIGリレーと、COM接点141
- ST接点144間をバイパスするSTリレーと、各リ
レーを駆動するトランジスタ等により構成される。
14のCOM接点141- ACC接点142間をバイパ
スするACCリレーと、COM接点141- IG接点1
43間をバイパスするIGリレーと、COM接点141
- ST接点144間をバイパスするSTリレーと、各リ
レーを駆動するトランジスタ等により構成される。
【0038】リレー制御手段8は、タイマー81、スタ
ータ駆動制限タイマー82、及びマイクロコンピュータ
を有し、指令信号等に基づいてリレー回路7を制御す
る。以下、各動作を説明する。
ータ駆動制限タイマー82、及びマイクロコンピュータ
を有し、指令信号等に基づいてリレー回路7を制御す
る。以下、各動作を説明する。
【0039】〔遅延時間計測;図2のタイムチャート、
図3のフローチャート〕遅延時間のデータが記憶手段1
1(EEPROM)に格納されていない場合(装着時
等)や、遅延時間を再格納する場合には、特殊操作を行
って遅延時間計測モードに切り替え、手動によるエンジ
ン始動を行うと、リレー制御手段8のマイクロコンピュ
ータは、遅延時間計測動作に入る(ステップs1)。
図3のフローチャート〕遅延時間のデータが記憶手段1
1(EEPROM)に格納されていない場合(装着時
等)や、遅延時間を再格納する場合には、特殊操作を行
って遅延時間計測モードに切り替え、手動によるエンジ
ン始動を行うと、リレー制御手段8のマイクロコンピュ
ータは、遅延時間計測動作に入る(ステップs1)。
【0040】ステップs2で、電圧監視手段9がIG電
圧測定を行いステップs3に進む。尚、IG電圧とはエ
ンジンを稼働状態に維持する為の点火装置等が電気接続
されているIG系負荷回路15のライン電圧である。
圧測定を行いステップs3に進む。尚、IG電圧とはエ
ンジンを稼働状態に維持する為の点火装置等が電気接続
されているIG系負荷回路15のライン電圧である。
【0041】ステップs3で、IG電圧がIG・ON判
定値を越えているか否かを電圧監視手段9が判別し、越
えている場合(YES;図2の経過時間101)にはス
テップs4に進み、越えていない場合(NO)にはステ
ップs2に戻ってIG電圧測定を継続する。
定値を越えているか否かを電圧監視手段9が判別し、越
えている場合(YES;図2の経過時間101)にはス
テップs4に進み、越えていない場合(NO)にはステ
ップs2に戻ってIG電圧測定を継続する。
【0042】ステップs4で、電圧監視手段9がST電
圧測定を開始し、ステップs5に進む。尚、ST電圧と
はスタータが電気接続されているST系負荷回路16の
ライン電圧である。
圧測定を開始し、ステップs5に進む。尚、ST電圧と
はスタータが電気接続されているST系負荷回路16の
ライン電圧である。
【0043】ステップs5で、ST電圧がST・ON判
定値を越えているか否かを電圧監視手段9が判別し、越
えている場合(YES;図2の経過時間102)にはス
テップs6に進む。ステップs6で、電圧監視手段9が
発電電圧測定を行いステップs7に進む。
定値を越えているか否かを電圧監視手段9が判別し、越
えている場合(YES;図2の経過時間102)にはス
テップs6に進む。ステップs6で、電圧監視手段9が
発電電圧測定を行いステップs7に進む。
【0044】ステップs7で、ALT電圧(発電電圧)
がALT判定値を越えているか否かを電圧監視手段9が
判別し、越えている場合(YES;図2の経過時間10
3)には発電電圧測定を終了してステップs8に進み、
越えていない場合(NO)にはステップs6に戻って発
電電圧測定を継続する。
がALT判定値を越えているか否かを電圧監視手段9が
判別し、越えている場合(YES;図2の経過時間10
3)には発電電圧測定を終了してステップs8に進み、
越えていない場合(NO)にはステップs6に戻って発
電電圧測定を継続する。
【0045】ステップs8で、遅延時間計測手段10が
遅延時間の計測を開始し、ステップs9に進む。ステッ
プs9で、ST電圧がST・OFF判定値を下回ってい
るか否かを電圧監視手段9が判別し、下回っている場合
(YES;図2の経過時間104)はステップs10に
進む。
遅延時間の計測を開始し、ステップs9に進む。ステッ
プs9で、ST電圧がST・OFF判定値を下回ってい
るか否かを電圧監視手段9が判別し、下回っている場合
(YES;図2の経過時間104)はステップs10に
進む。
【0046】ステップs10で、遅延時間計測を終了
し、計測した遅延時間のデータが記憶手段11に格納さ
れる。
し、計測した遅延時間のデータが記憶手段11に格納さ
れる。
【0047】〔リモコンエンジン始動;図4のタイムチ
ャート、図5のフローチャート〕運転者が携帯機4の始
動スイッチ1を押圧操作し、車載機13の復調手段6が
始動指令信号を復調し、リレー制御手段8に始動指令信
号が入力される(ステップS1;図4の経過時間20
1)と、リレー制御手段8は、ACCリレー及びIGリ
レーをオン状態にする(ステップS2)。
ャート、図5のフローチャート〕運転者が携帯機4の始
動スイッチ1を押圧操作し、車載機13の復調手段6が
始動指令信号を復調し、リレー制御手段8に始動指令信
号が入力される(ステップS1;図4の経過時間20
1)と、リレー制御手段8は、ACCリレー及びIGリ
レーをオン状態にする(ステップS2)。
【0048】待機時間(ガソリン車で3秒、ディーゼル
車で8秒)が経過する(ステップS3でYES)と、ス
テップS4に進む。ステップS4で、リレー制御手段8
は、ACCリレー及びIGリレーをオンにし(ステップ
S2;図4の経過時間202)、スタータ駆動制限タイ
マー82(4.5秒)をスタートさせ、ステップS5に
進む。
車で8秒)が経過する(ステップS3でYES)と、ス
テップS4に進む。ステップS4で、リレー制御手段8
は、ACCリレー及びIGリレーをオンにし(ステップ
S2;図4の経過時間202)、スタータ駆動制限タイ
マー82(4.5秒)をスタートさせ、ステップS5に
進む。
【0049】ステップS5で、ALT電圧がしきい値を
越えているか否かを電圧監視手段9が判別し、越えてい
る場合(YES)にはALT電圧測定を終了してステッ
プS7に進み、越えていない場合(NO)にはステップ
S6に進む。
越えているか否かを電圧監視手段9が判別し、越えてい
る場合(YES)にはALT電圧測定を終了してステッ
プS7に進み、越えていない場合(NO)にはステップ
S6に進む。
【0050】ステップS6で、スタータ駆動制限タイマ
ー82がタイムアップしているか否かを判別し、タイム
アップしている場合(YES)はステップS9に進み、
タイムアップしていない場合(NO)はステップS5に
戻る。
ー82がタイムアップしているか否かを判別し、タイム
アップしている場合(YES)はステップS9に進み、
タイムアップしていない場合(NO)はステップS5に
戻る。
【0051】ステップS7で、記憶手段11に格納され
た遅延時間に等しく設定時間を設定したタイマー81を
スタートさせ(図4の経過時間203)、ステップS8
に進む。 ステップS8で、タイマー81がタイムアッ
プしているか否かを判別し、タイムアップしている場合
(YES)はステップS9に進み、タイムアップしてい
ない場合(NO)は待機する。
た遅延時間に等しく設定時間を設定したタイマー81を
スタートさせ(図4の経過時間203)、ステップS8
に進む。 ステップS8で、タイマー81がタイムアッ
プしているか否かを判別し、タイムアップしている場合
(YES)はステップS9に進み、タイムアップしてい
ない場合(NO)は待機する。
【0052】ステップS9で、リレー制御手段8がST
リレーをオフにし(図4の経過時間204)、ステップ
S10に進む。判定待機時間(ガソリン車で3秒、ディ
ーゼル車で6秒)が経過する(ステップS10でYE
S)と、ステップS11に進む。ステップS11で、始
動判定手段12がALT電圧に基づき、エンジンが稼働
したか否かを判定する始動判定を行う(図4の経過時間
205)。
リレーをオフにし(図4の経過時間204)、ステップ
S10に進む。判定待機時間(ガソリン車で3秒、ディ
ーゼル車で6秒)が経過する(ステップS10でYE
S)と、ステップS11に進む。ステップS11で、始
動判定手段12がALT電圧に基づき、エンジンが稼働
したか否かを判定する始動判定を行う(図4の経過時間
205)。
【0053】〔エンジン始動のリトライ;図6のフロー
チャート〕1回目でエンジン遠隔始動が成功しない場合
(ステップSt1でNO)は、ステップSt2に進む。
又、成功した場合(ステップSt1でYES)は、記憶
手段11に格納されている設定時間T1 (=計測した遅
延時間Td)を変えず、次回のリモコンエンジン始動の
際には設定時間T1 を用いる。
チャート〕1回目でエンジン遠隔始動が成功しない場合
(ステップSt1でNO)は、ステップSt2に進む。
又、成功した場合(ステップSt1でYES)は、記憶
手段11に格納されている設定時間T1 (=計測した遅
延時間Td)を変えず、次回のリモコンエンジン始動の
際には設定時間T1 を用いる。
【0054】ステップSt2で、T2 =T1 +0.5秒
を実施する。そして、設定時間T2で2回目のリトライ
を実施する。2回目でエンジン遠隔始動が成功しない場
合(ステップSt3でNO)は、ステップSt4に進
み、成功した場合(ステップSt3でYES)は、ステ
ップSt5に進む。
を実施する。そして、設定時間T2で2回目のリトライ
を実施する。2回目でエンジン遠隔始動が成功しない場
合(ステップSt3でNO)は、ステップSt4に進
み、成功した場合(ステップSt3でYES)は、ステ
ップSt5に進む。
【0055】ステップSt4で、T3 =T1 +1秒を実
施する。そして、設定時間T3 で3回目のリトライを実
施する。ステップSt5で、設定時間T2 を設定時間T
1 として記憶手段11に格納する。尚、次回のリモコン
エンジン始動の際には変更された設定時間T1 を用い
る。
施する。そして、設定時間T3 で3回目のリトライを実
施する。ステップSt5で、設定時間T2 を設定時間T
1 として記憶手段11に格納する。尚、次回のリモコン
エンジン始動の際には変更された設定時間T1 を用い
る。
【0056】3回目でエンジン遠隔始動が成功した場合
(ステップSt6でYES)は、ステップSt7に進
む。ステップSt7で、設定時間T3 を設定時間T1 と
して記憶手段11に格納する。尚、次回のリモコンエン
ジン始動の際には変更された設定時間T1 を用いる。
(ステップSt6でYES)は、ステップSt7に進
む。ステップSt7で、設定時間T3 を設定時間T1 と
して記憶手段11に格納する。尚、次回のリモコンエン
ジン始動の際には変更された設定時間T1 を用いる。
【0057】3回目でエンジン遠隔始動が成功しない場
合(ステップSt6でNO)、次回のリモコンエンジン
始動の際には設定時間T1 (=Td)を用いる。
合(ステップSt6でNO)、次回のリモコンエンジン
始動の際には設定時間T1 (=Td)を用いる。
【0058】つぎに、本実施例の利点を述べる。 〔ア〕リモコンエンジンスタータAは、遠隔始動動作の
際の設定時間(図4に示す)を、エンジン手動始動の際
に計測した遅延時間(図2に示す)に基づいて決定する
構成である。この為、エンジン遠隔始動の際におけるス
タータ作動時間が、エンジンを完爆させるのに適した長
さになり、エンジンを確実に遠隔始動させることができ
る。又、エンジン始動後もスタータが回る“引きずり現
象”が起きない。
際の設定時間(図4に示す)を、エンジン手動始動の際
に計測した遅延時間(図2に示す)に基づいて決定する
構成である。この為、エンジン遠隔始動の際におけるス
タータ作動時間が、エンジンを完爆させるのに適した長
さになり、エンジンを確実に遠隔始動させることができ
る。又、エンジン始動後もスタータが回る“引きずり現
象”が起きない。
【0059】〔イ〕リモコンエンジンスタータAは、オ
ルタネータのALT電圧が検出されず(発電電圧を検出
するワイヤーの断線等の原因)、タイマー81がスター
トしない(発電電圧がALT判定値を越えない為)場合
でも、スタータ駆動制限タイマー82がタイムアップし
た時点でリレー制御手段8がSTリレーをOFFしてス
タータへの通電を遮断する構成である。この為、ALT
電圧が検出されない場合においてもスタータが回り続け
るという不具合が生じず、スタータの劣化が防止でき
る。
ルタネータのALT電圧が検出されず(発電電圧を検出
するワイヤーの断線等の原因)、タイマー81がスター
トしない(発電電圧がALT判定値を越えない為)場合
でも、スタータ駆動制限タイマー82がタイムアップし
た時点でリレー制御手段8がSTリレーをOFFしてス
タータへの通電を遮断する構成である。この為、ALT
電圧が検出されない場合においてもスタータが回り続け
るという不具合が生じず、スタータの劣化が防止でき
る。
【0060】〔ウ〕リモコンエンジンスタータAは、遠
隔始動動作によりエンジンが始動しなかった場合(バッ
テリの経年変化や気温の低下等の理由による)には、リ
トライ時の設定時間T2 、T3 を、設定時間T1 に対し
て+0.5秒(2回目)、+1.0秒(3回目)長くす
る構成である。この為、リトライにより確実にエンジン
を始動できる。又、次回の遠隔始動動作では、始動した
時の設定時間をT1 として記憶する為、1回でエンジン
を始動させることができる。
隔始動動作によりエンジンが始動しなかった場合(バッ
テリの経年変化や気温の低下等の理由による)には、リ
トライ時の設定時間T2 、T3 を、設定時間T1 に対し
て+0.5秒(2回目)、+1.0秒(3回目)長くす
る構成である。この為、リトライにより確実にエンジン
を始動できる。又、次回の遠隔始動動作では、始動した
時の設定時間をT1 として記憶する為、1回でエンジン
を始動させることができる。
【0061】〔エ〕エンジン手動始動の際に、スタータ
モータの駆動状態を検出する際には、ST系の電圧をチ
ェックし、これが判定値を越えた時、スタータモータが
駆動され、判定値を下回った時、スタータモータが停止
したと判定する方法が考えられるが、このリモコンエン
ジンスタータAを使用するAT車の場合、通常、NSS
(ニュートラルスタートスイッチ)がイグニッションキ
ーとST系負荷との間に存在している。
モータの駆動状態を検出する際には、ST系の電圧をチ
ェックし、これが判定値を越えた時、スタータモータが
駆動され、判定値を下回った時、スタータモータが停止
したと判定する方法が考えられるが、このリモコンエン
ジンスタータAを使用するAT車の場合、通常、NSS
(ニュートラルスタートスイッチ)がイグニッションキ
ーとST系負荷との間に存在している。
【0062】このNSSの接点状態を検出してエンジン
制御等に利用していたり、又、図7に示す様に、リモコ
ンエンジンスタータの暴走防止安全装置として用いてい
る場合にはシフトレバーを操作すると、ST系の電圧が
変化し、スタータモータの駆動と判別できない状態とな
る。しかし、リモコンエンジンスタータAは、図3のフ
ローチャートに示す様に、IG電圧及び発電電圧を計測
する構成であるので、スタータを駆動しているのか、シ
フトレバーを操作しただけなのかが区別でき、確実に遅
延時間を計測することができる。
制御等に利用していたり、又、図7に示す様に、リモコ
ンエンジンスタータの暴走防止安全装置として用いてい
る場合にはシフトレバーを操作すると、ST系の電圧が
変化し、スタータモータの駆動と判別できない状態とな
る。しかし、リモコンエンジンスタータAは、図3のフ
ローチャートに示す様に、IG電圧及び発電電圧を計測
する構成であるので、スタータを駆動しているのか、シ
フトレバーを操作しただけなのかが区別でき、確実に遅
延時間を計測することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るリモコンエンジンスタ
ータのブロック図である。
ータのブロック図である。
【図2】そのリモコンエンジンスタータにおいて、遅延
時間計測動作を行った場合における各回路の電圧の変化
を示す波形図である。
時間計測動作を行った場合における各回路の電圧の変化
を示す波形図である。
【図3】そのリモコンエンジンスタータにおいて、遅延
時間計測動作を示すフローチャートである。
時間計測動作を示すフローチャートである。
【図4】そのリモコンエンジンスタータにおいて、遠隔
始動動作を行った場合における、各リレーの作動とAL
T電圧の変化を示す波形図である。
始動動作を行った場合における、各リレーの作動とAL
T電圧の変化を示す波形図である。
【図5】そのリモコンエンジンスタータにおいて、遠隔
始動動作を示すフローチャートである。
始動動作を示すフローチャートである。
【図6】そのリモコンエンジンスタータにおいて、エン
ジン始動のリトライ動作を示すフローチャートである。
ジン始動のリトライ動作を示すフローチャートである。
【図7】暴走防止安全機構の説明図である。
1 始動スイッチ 2 停止スイッチ 4 携帯機 6 復調手段 7 リレー回路 8 リレー制御手段 9 電圧監視手段 10 遅延時間計測手段 11 記憶手段 12 始動判定手段 13 車載機 14 イグニッションスイッチ 15 IG系負荷回路 16 ST系負荷回路 81 タイマー 82 スタータ駆動制限タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02N 11/08
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンの始動を指示する始動スイッ
チ、及び稼働中のエンジンの強制停止を指示する停止ス
イッチを有し、始動指令信号や停止指令信号を搬送波に
重畳して電波として空中に送出する携帯機と、 前記電波を受信し解析して指令信号を復調する復調手
段、イグニッションスイッチをON位置やST位置等に
したのと同じ負荷通電状態にするリレー回路、及び復調
された指令信号の種別に対応して前記リレー回路を制御
するリレー制御手段とを有する車載機とを備え、 前記始動指令信号が入力すると、前記リレー制御手段が
前記リレー回路を制御して、IG系負荷回路へのバッテ
リ電圧印加を開始し待機時間が経過すると前記IG系負
荷回路及びST系負荷回路へバッテリ電圧を印加し、オ
ルタネータの電圧が所定の値に達した時点から設定時間
が経過すると前記ST系負荷回路へのバッテリ電圧の印
加を停止するように構成し、前記設定時間を、手動によ
るエンジン始動の際に前記オルタネータが発電を開始し
た時点から前記イグニッションスイッチを前記ON位置
に戻した時点までの遅延時間に基づいて決定するように
したエンジンの遠隔始動制御装置において、 前 記車載機が、各負荷回路に印加される電圧及び前記オ
ルタネータの発電電圧を監視する電圧監視手段と、前記
遅延時間を測る遅延時間計測手段と、前記遅延時間を記
憶する記憶手段と、記憶された遅延時間に基づいて前記
設定時間を設定するタイマーとを備え、 手動によるエンジン始動の際、前記電圧監視手段が、前
記IG系負荷回路の電圧がIG・ON判定値を越えると
前記ST系負荷回路の電圧監視を開始し前記ST系負荷
回路の電圧がST・ON判定値を越えると前記発電電圧
の監視を開始し、前記遅延時間計測手段が、前記発電電
圧がALT判定値を越えると前記遅延時間の計測を開始
し前記ST系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下
回ると前記遅延時間の計測を終了し、計測された遅延時
間を前記記憶手段が記憶し、前 記遠隔始動動作の際、前記リレー制御手段が、前記発
電電圧がALT判定値を越えたのを前記電圧監視手段が
検知すると前記タイマーをスタートさせ、該タイマーが
タイムアップすると前記ST系負荷回路へのバッテリ電
圧の印加を停止するように構成したことを特徴とするエ
ンジンの遠隔始動制御装置。 - 【請求項2】 エンジンの始動を指示する始動スイッ
チ、及び稼働中のエンジンの強制停止を指示する停止ス
イッチを有し、始動指令信号や停止指令信号を搬送波に
重畳して電波として空中に送出する携帯機と、 前記電波を受信し解析して指令信号を復調する復調手
段、イグニッションスイッチをON位置やST位置等に
したのと同じ負荷通電状態にするリレー回路、及び復調
された指令信号の種別に対応して前記リレー回路を制御
するリレー制御手段とを有する車載機とを備え、 前記始動指令信号が入力すると、前記リレー制御手段が
前記リレー回路を制御して、IG系負荷回路へのバッテ
リ電圧印加を開始し待機時間が経過すると前記IG系負
荷回路及びST系負荷回路へバッテリ電圧を印加し、オ
ルタネータの電圧が所定の値に達した時点から設定時間
が経過すると前記ST系負荷回路へのバッテリ電圧の印
加を停止するように構成し、前記設定時間を、手動によ
るエンジン始動の際に前記オルタネータが発電を開始し
た時点から前記イグニッションスイッチを前記ON位置
に戻した時点までの遅延時間に基づいて決定するように
したエンジンの遠隔始動制御装置において、 前記車載機が、各負荷回路に印加される電圧及び前記オ
ルタネータの発電電圧を監視する電圧監視手段と、前記
遅延時間を測る遅延時間計測手段と、前記遅延時間を記
憶する記憶手段と、記憶された遅延時間に基づいて前記
設定時間を設定するタイマーと、前記スタータの作動時
間を制限するスタータ駆動制限タイマーとを備え、 手動によるエンジン始動の際、前記電圧監視手段が、前
記IG系負荷回路の電圧がIG・ON判定値を越えると
前記ST系負荷回路の電圧監視を開始し前記ST系負荷
回路の電圧がST・ON判定値を越えると前記発電電圧
の監視を開始し、前記遅延時間計測手段が、前記発電電
圧がALT判定値を越えると前記遅延時間の計測を開始
し前記ST系負荷回路の電圧がST・OFF判定値を下
回ると前記遅延時間の計測を終了し、計測された遅延時
間を前記記憶手段が記憶し、エ ンジン遠隔始動の際、前記始動指令信号が入力する
と、前記リレー制御手段が前記リレー回路を制御して、
前記IG系負荷回路へのバッテリ電圧印加を開始し、待
機時間が経過すると前記スタータ駆動制限タイマーがス
タートするとともに前記IG系負荷回路及び前記ST系
負荷回路へバッテリ電圧を印加し、前記発電電圧がAL
T判定値を越えると前記タイマーがスタートし、該タイ
マーがタイムアップするか前記スタータ駆動制限タイマ
ーがタイムアップすると前記ST系負荷回路へのバッテ
リ電圧の印加を停止するように構成したことを特徴とす
るエンジンの遠隔始動制御装置。 - 【請求項3】 前記車載機が、前記リレー回路が前記S
T系負荷回路へのバッテリ電圧の印加を停止してから判
定待機時間が経過すると前記発電電圧に基づいてエンジ
ンが始動したか否かの判定を行う始動判定手段を有し、 該始動判定手段がエンジン始動を判別しない場合、前記
タイマーが前記設定時間を長くし、前記リレーの制御手
段が遠隔制御動作をリトライする請求項1又は請求項2
記載のエンジンの遠隔始動制御装置。
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- 1996-10-15 JP JP8271928A patent/JP3022346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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