JP4235325B2 - アイドリングストップ機能付遠隔始動装置 - Google Patents

アイドリングストップ機能付遠隔始動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用エンジンを遠隔操作によって始動させると共に、アイドリング時には一旦エンジンを停止させるアイドリングストップ機能付遠隔始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、停車状態にある車両のエンジンを、送信器からの電波を媒介にして送信される始動信号によって始動させるようにした車両用エンジン遠隔始動装置が知られている。この種の装置は、送信器からの始動信号を受信したときに、所定のエンジン始動条件を満たしていることを条件にエンジンの始動制御を行うように構成されている。
【0003】
このような遠隔始動装置は、イグニッションスイッチとエンジン制御回路との間に接続線を介装するようにして、完成車に後から取り付けられるようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした従来のものでは、送信器からの始動信号の送信によって始動できる。しかし、信号機等で車両が停止したときに、エンジンを停止させ、発車するときには再度エンジンを始動させるアイドリングストップが環境対策上求められているが、アイドリングストップを実行するためには、イグニッションスイッチを操作するか、専用の回路を別途取り付けなければならないという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、遠隔始動できると共に、アイドリングストップ機能をも有するアイドリングストップ機能付遠隔始動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
エンジンの始動信号を受信したとき、イグニッションスイッチと前記エンジンの制御回路とを接続する接続線に、前記イグニッションスイッチの操作に対応した信号を出力し、前記エンジンを始動する遠隔始動装置において、
アイドリングストップ条件が満たされているときには前記エンジンを停止するアイドリングストップ手段と、
前記アイドリングストップ手段により前記エンジンが停止された後、再始動条件が満たされたときは前記エンジンを始動する始動手段とを備え、
かつ、前記始動手段は、フットブレーキが解除された後再び踏まれたときに、前記再始動条件が満たされたと判断して前記エンジンを始動することを特徴とするアイドリングストップ機能付遠隔始動装置がそれである。
【0007】
また、前記アイドリングストップ手段は、フットブレーキが踏まれ、かつ、変速機のシフト位置がパーキング位置にあり、かつ、前記イグニッションスイッチがオンの位置にあるときに前記アイドリングストップ条件が満たされていると判断する構成でもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1はイグニッションスイッチで、挿入されるキー2を回転操作することにより、イグニッションスイッチ1の複数の接点が順次閉じられる。本実施形態では、イグニッションスイッチ1が操作されると、まず、アクセサリ接点が閉じ、更に操作されると、アクセサリ接点は閉じたままで第1、第2イグニッション接点が閉じる。更に操作されると、アクセサリ接点と第2イグニッション接点とは開き、第1イグニッション接点は閉じた状態で第1、第2スタータ接点が閉じる。
【0009】
イグニッションスイッチ1のアクセサリ接点にはアクセサリ接続線Accが、第1イグニッション接点には第1イグニッション接続線IG1が、第2イグニッション接点には第2イグニッション接続線IG2が、第1スタータ接点には第1スタータ接続線ST1が、第2スタータ接点には第2スタータ接続線ST2が接続されており、また、イグニッションスイッチ1には電源接続線12Vも接続されている。各接続線Acc,IG1,IG2,ST1,ST2と電源接続線12Vとは、コネクタ4,6を介して図示しないエンジンの制御回路8と接続されている。
【0010】
アクセサリ接続線Acc、及び第1,第2スタータ接続線IG1,IG2には第1〜第3リレーRY1〜RY3のc接点が介装されており、第1,第2スタータ接続線ST1、ST2と電源接続線12Vとには、それぞれ第1、第2分岐線10,12と電源分岐線14が接続されている。第1、第2分岐線10,12、電源分岐線14はそれぞれ第4〜第6リレーRY4〜RY6のc接点に接続されている。
【0011】
各第1〜第6リレーRY1〜RY6の図示しないコイルは電子制御回路20に接続されている。電子制御回路20は、周知のCPU22、ROM24、RAM26を論理演算回路の中心として構成され、外部と入出力を行う出力回路28及び入力回路30をコモンバス32を介して相互に接続されている。
【0012】
出力回路30には第1〜第6リレーRY1〜RY6のコイルが接続されており、出力回路30からの駆動信号に応じて第1〜第6リレーRY1〜RY6が動作される。第1〜第3リレーRY1〜RY3に駆動信号が出力されコイルが励磁されると、第1〜第3リレーRY1〜RY3はアクセサリ接続線Acc、第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2と制御線34とを接続する接点が閉じる。コイルが励磁されないときには、アクセサリ接続線Acc、第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2を導通する接点が閉じる。
【0013】
また、第4〜第6リレーRY4〜RY6に駆動信号が出力されコイルが励磁されると、第4〜第6リレーRY4〜RY6は第1、第2分岐線10,12、電源分岐線14と制御線34とを接続する接点を閉じる。コイルが励磁されないときには、第1、第2分岐線10,12、電源分岐線14は遮断される。
【0014】
入力回路30には、アクセサリ接続線Acc、第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2、第1,第2スタータ接続線ST1、ST2からそれぞれ分岐された検出線36〜40が接続されている。また、第1イグニッション接続線IG1から分岐された検出線42も接続されている。
【0015】
CPU22は、受信器44、フットブレーキスイッチ46、シフト位置センサ48、カーテシスイッチ50、発電機52、スタータ時間設定器54等の外部からの信号を入力回路30を介して入力する。一方、これらの信号及びROM24、RAM26内のデータや予め記憶された制御プログラムに基づいてCPU22は、出力回路28から信号を出力して、図示しないエンジンを始動する。尚、使用者の手元に置かれた送信器56からの始動信号を受信器44が受信すると、受信器44は入力回路30を介してCPU22に始動信号を出力する。
【0016】
次に、前述した電子制御回路20において行われる遠隔始動制御処理について、図2,図3のフローチャートによって説明する。
まず、送信器56から送信されたIDコードと予めROM24に記憶されたIDコードが一致するか否かを判断する(ステップ100)。一致しないときには、そのまま待機し、一致したときには、カウンタnを0にクリアする(ステップ110)。次に、検出線42からの信号がハイレベルか否かを判断する(ステップ120)。ハイレベルであるときには、キー2がイグニッションスイッチ1に挿入されて操作されていると判断して、以下の処理を実行することなく、動作を停止する処理を行なう(ステップ125)。
【0017】
キー2が挿入されていないときには、ドアが閉じており、かつ、変速機のシフト位置がパーキング位置か否かを判断する(ステップ130)。これらは、それぞれカーテシスイッチ50及びシフト位置センサ48により検出される。ドアが開かれており、または、パーキング位置にないときには、動作を停止する処理を行なう(ステップ125)。
【0018】
キー2が挿入されることなく、かつ、ドアが閉じられ、かつ、パーキング位置にある遠隔始動条件が満たされているときには、第6リレーRY6に駆動信号を出力して、電源分岐線14と制御線34とを接続する(ステップ140)。次に、各接続線Acc、IG1、IG2、ST1、ST2がハイレベルか否かを判断する(ステップ150)。
【0019】
ハイレベルか否かは各検出線36〜40を介して検出され、ハイレベルであるときには、第1〜第5リレーRY1〜RY5のいずれかの接点が溶着した状態にあると判断して、動作を停止する処理を行なう(ステップ125)。ハイレベルにないときには、第3リレーRY3に駆動信号を出力して、制御線34とアクセサリ接続線Accとを接続する(ステップ160)。これにより、アクセサリ接続線Accがハイレベルとなり、カーラジオ等に電力が供給される。
【0020】
次に、アクセサリ接続線Accがハイレベルか否かを、検出線36を介して入力される信号に基づいて判断する(ステップ170)。第3リレーRY3が異常であれば、アクセサリ接続線Accはハイレベルとならないので、アクセサリ接続線Accがハイレベルでないときには動作を停止する処理を行なう(ステップ125)。
【0021】
ハイレベルであるときには、正常であると判断して、第1,第2リレーRY1,RY2に駆動信号を出力して、第1,第2イグニッション接続線IG1、IG2と制御線34とを接続する(ステップ180)。これにより、エンジンの運転に必要な機器に電力が供給される。
【0022】
次に、第1,第2イグニッション接続線IG1、IG2がハイレベルとなったか否かを検出線37,38からの信号に基づいて判断する(ステップ190)。ハイレベルではないときには、第1,第2リレーRY1,RY2が異常であると判断して、動作を停止する処理を行なう(ステップ125)。
【0023】
ハイレベルであるときには、予めプログラムあるいは設定器に設定されたグロー時間が経過するまで待期する処理を実行してから(ステップ200)、第4、第5リレーRY4,RY5に駆動信号を出力して、第1、第2分岐線10,12と制御線34とを接続する(ステップ210)。これにより、第1,第2スタータ接続線ST1,ST2と電源接続線12Vとが接続されて、スタータモータが駆動される。
【0024】
次に、第1,第2スタータ接続線ST1,ST2がハイレベルか否かを判断する(ステップ220)。ハイレベルでないときには、第4,第5リレーRY4,RY5が異常であると判断して、動作を停止する処理を行なう(ステップ125)。
【0025】
ハイレベルであるときには、予め設定されたスタータ時間Tsが経過するまで待期し(ステップ230)、スタータ時間Tsが経過した後、第4,第5リレーRY4,RY5への駆動信号の出力を停止して、スタータモータの駆動を停止する(ステップ240)。その後、第1,第2スタータ接続線ST1、ST2がローレベルか否かを判断し(ステップ250)、ローレベルでないときには第4,第5リレーRY4,RY5が異常であると判断して、動作を停止する処理を行なう(ステップ125)。
【0026】
ローレベルであるときには、エンジンが始動されたか否かを発電機52のL端子の出力から判断する(ステップ260)。L端子出力がハイレベルであるときには、エンジンか始動されたと判断して、ドアが閉じられているか否かをカーテシスイッチ50に基づいて判断する(ステップ270)。始動制御中にドアが開けられたときには、動作を停止する処理を実行する(ステップ125)。
【0027】
ドアが閉じられたままのときには、アイドリング時間Taが経過するまで待期し(ステップ280)、アイドリング時間Taが経過した後、全てのリレーRY1〜RY6への駆動信号の出力を停止する(ステップ290)。これにより、アイドリングが終了して、エンジンが停止され、本制御処理を一旦終了する。
【0028】
一方、ステップ260の処理の実行により、エンジンが始動していないと判断されると、カウンタnに1を加算して(ステップ300)、カウンタnが3か否かを判断する(ステップ310)。カウンタnが3になっていないときには、全てのリレーRY1〜RY6への駆動信号の出力を停止してから(ステップ320)、ステップ120以下の処理を繰り返し実行する。エンジンが始動されることなく、カウンタnが3になったときには、動作を停止する処理を実行する(ステップ125)。
【0029】
次に、信号による停車時等にアイドリングを停止するアイドリングストップ制御処理について、図4〜図6のフローチャートによって説明する。
まず、フットブレーキが踏まれているか否かをフットブレーキスイッチ46がオンになっているか否かにより判断する(ステップ500)。フットブレーキが踏まれていないときには、そのまま待期し、フットブレーキが踏まれているときには、変速機のシフトレバーのシフト位置がパーキング位置になっているか否かを、シフト位置センサ48により判断する(ステップ510)。
【0030】
シフト位置センサ48によりパーキング位置になっていることが検出されたときには、キー2がイグニッションスイッチ1に挿入されオンの状態にあるか否かを、検出線42がハイレベルにあるか否かにより判断する(ステップ520)。尚、シフト位置センサ48は、シフト位置を示すインジケータランプの電圧を検出してパーキング位置を検出するものでもよく、あるいは、シフトレバーの位置を検出するものでもよい。
【0031】
そして、再び、ステップ500と同様に、フットブレーキが踏まれているか否かを判断する。本実施形態では、フットブレーキが踏まれ、かつ、シフト位置がパーキング位置にあり、かつ、イグニッションスイッチ1がオンの状態にあるときに、アイドリングストップ条件が満たされていると判断する。いずれかの条件が満たされていないときには、以下の処理を実行することなく待期する。
【0032】
アイドリングストップ条件が満たされたときには、第1〜第3リレーRY1〜RY3へ駆動信号を出力し、アクセサリ接続線Acc、第1,第2スタータ接続線ST1,ST2を遮断して(ステップ540)、エンジンを停止する。このとき、第4〜第6リレーRY4〜RY6へは駆動信号は出力されない。
【0033】
エンジンを停止した後、フットブレーキスイッチ46がオフになったか否かを判断し(ステップ550)、フットブレーキスイッチ46がオフでないときには待期し、オフになったときには、フットブレーキスイッチ46がオンになったか否かを判断する(ステップ560)。
【0034】
即ち、フットブレーキの踏込を解除した後、再度フットブレーキが踏み込まれたときに、再始動条件が満たされたと判断し、第3リレーRY3への駆動信号の出力を停止する(ステップ570)。これにより、アクセサリ接続線Accは導通される。そして、アクセサリ接続線Accがハイレベルか否かを判断する(ステップ580)。イグニッションスイッチ1が操作されているので、正常な状態では、アクセサリ接続線Accはハイレベルになっている。尚、ハイレベルでないときには、第3リレーRY3等が異常であると判断し、緊急対策として、キー2でエンジンを始動するように表示器56等に警告を出す(ステップ585)。
【0035】
ハイレベルであるときには、第1、第2リレーRY1,RY2への駆動信号の出力を停止する(ステップ590)。これにより、第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2が導通される。次に、第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2がハイレベルか否かを判断する(ステップ600)。正常であれば第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2はハイレベルであり、第1、第2リレーRY1,RY2等が異常であればハイレベルとならないので、緊急対策として、キー2でエンジンを始動するように警告を出す(ステップ585)。
【0036】
ハイレベルであれば、第6リレーRY6に駆動信号を出力して、電源分岐線14と制御線34とを接続する(ステップ610)。次に、制御線34がハイレベルになったか否かを判断し(ステップ620)、ハイレベルになっていないときには、第6リレーRY6等が異常であると判断し、緊急対策として、キー2でエンジンを始動するように警告を出す(ステップ585)。
【0037】
ハイレベルであれば、カウンタnを0にクリアしてから(ステップ630)、第4、第5リレーRY4,RY5に駆動信号を出力する(ステップ640)。これにより、第1,第2スタータ接続線ST1,ST2と電源接続線12Vとが、第1,第2分岐線10,12、電源分岐線14、制御線34を介して接続され、スタータモータが駆動される。
【0038】
そして、第1,第2スタータ接続線ST1,ST2がハイレベルになったか否かを判断する(ステップ650)。ハイレベルになっていないときには、第4、第5リレーRY4,RY5等が異常であると判断し、緊急対策として、キー2でエンジンを始動するように警告を出す(ステップ585)。
【0039】
ハイレベルであれば、ステップ230の処理と同様に、スタート時間Tsが経過するまで、スタータモータを駆動し(ステップ660)、スタート時間Tsが経過後、第4、第5リレーRY4,RY5への駆動信号の出力を停止して、スタータモータの駆動を停止する(ステップ670)。
【0040】
次に、第1,第2スタータ接続線ST1,ST2がローレベルになったか否かを判断する(ステップ680)。ハイレベルのままであれば、第4、第5リレーRY4,RY5等が異常であると判断し、緊急対策として、第6リレーRY6への駆動信号の出力を停止し、キー2でエンジンを始動するように警告を出す(ステップ585)。
【0041】
ローレベルであれば、第6リレーRY6への駆動信号の出力を停止し(ステップ690)、エンジンが始動したか否かを判断する(ステップ700)。ステップ260の処理と同様に、発電機52のL端子の出力に基づいて始動か否かを判断し、始動したと判断したときには、一旦本制御処理を終了する。
【0042】
一方、エンジンが始動していないと判断したときには、第1、第2リレーRY1,RY2に所定時間の間、駆動信号を出力して、第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2を所定時間の間だけローレベルとする(ステップ710)。そして、カウンタnに1を加算して(ステップ720)、カウンタnが3か否かを判断する(ステップ730)。
【0043】
まだ、3になっていないときには、ステップ640以下の処理を繰り返し実行して、エンジンを始動する。3になるまでにエンジンが始動しないときには、緊急対策として、キー2でエンジンを始動するように警告を出す(ステップ585)。
【0044】
尚、本実施形態では、ステップ500〜540の処理の実行がアイドリングストップ手段として働き、ステップ550〜730の処理の実行が始動手段として働く。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明のアイドリングストップ機能付遠隔始動装置は、イグニッションスイッチとエンジンの制御回路との間に接続線を介装して、完成車に遠隔始動機能を付加できると共に、アイドリングストップ機能をも付加でき、また、始動手段が、フットブレーキが解除された後再び踏まれたときに、エンジンを始動するので、速やかに再始動できるという効果を奏する。
【0046】
アイドリングストップ条件を、フットブレーキが踏まれ、かつ、変速機のシフト位置がパーキング位置にあり、かつ、前記イグニッションスイッチがオンの位置にあるときとすることにより、安全な状態でエンジンを停止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのアイドリングストップ機能付遠隔始動装置の概略構成図である。
【図2】本実施形態の電子制御回路において行われる遠隔始動制御処理の前半部の一例を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態の電子制御回路において行われる遠隔始動制御処理の後半部の一例を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態の電子制御回路において行われるアイドリングストップ制御処理の前半部の一例を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態の電子制御回路において行われるアイドリングストップ制御処理の中間部の一例を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の電子制御回路において行われるアイドリングストップ制御処理の後半部の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…イグニッションスイッチ 2…キー
4…コネクタ 8…制御回路
12V…電源接続線 20…電子制御回路
34…制御線 46…フットブレーキスイッチ
48…シフト位置センサ 50…カーテシスイッチ
52…発電機 56…送信器
Acc…アクセサリ接続線
IG1…第1イグニッション接続線
IG2…第2イグニッション接続線
ST1…第1スタータ接続線 ST2…第2スタータ接続線

Claims (2)

  1. エンジンの始動信号を受信したとき、イグニッションスイッチと前記エンジンの制御回路とを接続する接続線に、前記イグニッションスイッチの操作に対応した信号を出力し、前記エンジンを始動する遠隔始動装置において、
    アイドリングストップ条件が満たされているときには前記エンジンを停止するアイドリングストップ手段と、
    前記アイドリングストップ手段により前記エンジンが停止された後、再始動条件が満たされたときは前記エンジンを始動する始動手段とを備え、
    かつ、前記始動手段は、フットブレーキが解除された後再び踏まれたときに、前記再始動条件が満たされたと判断して前記エンジンを始動することを特徴とするアイドリングストップ機能付遠隔始動装置。
  2. 前記アイドリングストップ手段は、フットブレーキが踏まれ、かつ、変速機のシフト位置がパーキング位置にあり、かつ、前記イグニッションスイッチがオンの位置にあるときに前記アイドリングストップ条件が満たされていると判断することを特徴とする請求項1記載のアイドリングストップ機能付遠隔始動装置。
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