JP2001140736A - アイドリングストップ機能付遠隔始動装置 - Google Patents

アイドリングストップ機能付遠隔始動装置

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JP2001140736A
JP2001140736A JP32440499A JP32440499A JP2001140736A JP 2001140736 A JP2001140736 A JP 2001140736A JP 32440499 A JP32440499 A JP 32440499A JP 32440499 A JP32440499 A JP 32440499A JP 2001140736 A JP2001140736 A JP 2001140736A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔始動できると共に、アイドリングストップ
機能をも有するアイドリングストップ機能付遠隔始動装
置を得る。 【解決手段】エンジンの始動信号を受信したとき、イグ
ニッションスイッチとエンジンの制御回路とを接続する
接続線に、イグニッションスイッチの操作に対応した信
号を出力し、エンジンを始動する。また、フットブレー
キが踏まれ、かつ、変速機のシフト位置がパーキング位
置にあり、かつ、イグニッションスイッチがオンの位置
にあるアイドリングストップ条件が満たされたときには
エンジンを停止する(ステップ500〜540)。そし
て、エンジンが停止された後、フットブレーキが解除さ
れた後再び踏まれたときに、エンジンを再始動する(ス
テップ550〜730)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンを
遠隔操作によって始動させると共に、アイドリング時に
は一旦エンジンを停止させるアイドリングストップ機能
付遠隔始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、停車状態にある車両のエンジ
ンを、送信器からの電波を媒介にして送信される始動信
号によって始動させるようにした車両用エンジン遠隔始
動装置が知られている。この種の装置は、送信器からの
始動信号を受信したときに、所定のエンジン始動条件を
満たしていることを条件にエンジンの始動制御を行うよ
うに構成されている。
【0003】このような遠隔始動装置は、イグニッショ
ンスイッチとエンジン制御回路との間に接続線を介装す
るようにして、完成車に後から取り付けられるようにし
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来のもので
は、送信器からの始動信号の送信によって始動できる。
しかし、信号機等で車両が停止したときに、エンジンを
停止させ、発車するときには再度エンジンを始動させる
アイドリングストップが環境対策上求められているが、
アイドリングストップを実行するためには、イグニッシ
ョンスイッチを操作するか、専用の回路を別途取り付け
なければならないという問題があった。
【0005】本発明の課題は、遠隔始動できると共に、
アイドリングストップ機能をも有するアイドリングスト
ップ機能付遠隔始動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、エンジンの始動信号を受信したとき、イグニッショ
ンスイッチと前記エンジンの制御回路とを接続する接続
線に、前記イグニッションスイッチの操作に対応した信
号を出力し、前記エンジンを始動する遠隔始動装置にお
いて、アイドリングストップ条件が満たされているとき
には前記エンジンを停止するアイドリングストップ手段
と、前記アイドリングストップ手段により前記エンジン
が停止された後、再始動条件が満たされたときは前記エ
ンジンを始動する始動手段とを備えたことを特徴とする
アイドリングストップ機能付遠隔始動装置がそれであ
る。
【0007】また、前記アイドリングストップ手段は、
フットブレーキが踏まれ、かつ、変速機のシフト位置が
パーキング位置にあり、かつ、前記イグニッションスイ
ッチがオンの位置にあるときに前記アイドリングストッ
プ条件が満たされていると判断する構成でもよい。更
に、前記始動手段は、フットブレーキが解除された後再
び踏まれたときに、前記エンジンを再始動する構成でも
よい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、1はイグ
ニッションスイッチで、挿入されるキー2を回転操作す
ることにより、イグニッションスイッチ1の複数の接点
が順次閉じられる。本実施形態では、イグニッションス
イッチ1が操作されると、まず、アクセサリ接点が閉
じ、更に操作されると、アクセサリ接点は閉じたままで
第1、第2イグニッション接点が閉じる。更に操作され
ると、アクセサリ接点と第2イグニッション接点とは開
き、第1イグニッション接点は閉じた状態で第1、第2
スタータ接点が閉じる。
【0009】イグニッションスイッチ1のアクセサリ接
点にはアクセサリ接続線Accが、第1イグニッション
接点には第1イグニッション接続線IG1が、第2イグ
ニッション接点には第2イグニッション接続線IG2
が、第1スタータ接点には第1スタータ接続線ST1
が、第2スタータ接点には第2スタータ接続線ST2が
接続されており、また、イグニッションスイッチ1には
電源接続線12Vも接続されている。各接続線Acc,
IG1,IG2,ST1,ST2と電源接続線12Vと
は、コネクタ4,6を介して図示しないエンジンの制御
回路8と接続されている。
【0010】アクセサリ接続線Acc、及び第1,第2
スタータ接続線IG1,IG2には第1〜第3リレーR
Y1〜RY3のc接点が介装されており、第1,第2ス
タータ接続線ST1、ST2と電源接続線12Vとに
は、それぞれ第1、第2分岐線10,12と電源分岐線
14が接続されている。第1、第2分岐線10,12、
電源分岐線14はそれぞれ第4〜第6リレーRY4〜R
Y6のc接点に接続されている。
【0011】各第1〜第6リレーRY1〜RY6の図示
しないコイルは電子制御回路20に接続されている。電
子制御回路20は、周知のCPU22、ROM24、R
AM26を論理演算回路の中心として構成され、外部と
入出力を行う出力回路28及び入力回路30をコモンバ
ス32を介して相互に接続されている。
【0012】出力回路30には第1〜第6リレーRY1
〜RY6のコイルが接続されており、出力回路30から
の駆動信号に応じて第1〜第6リレーRY1〜RY6が
動作される。第1〜第3リレーRY1〜RY3に駆動信
号が出力されコイルが励磁されると、第1〜第3リレー
RY1〜RY3はアクセサリ接続線Acc、第1,第2
イグニッション接続線IG1,IG2と制御線34とを
接続する接点が閉じる。コイルが励磁されないときに
は、アクセサリ接続線Acc、第1,第2イグニッショ
ン接続線IG1,IG2を導通する接点が閉じる。
【0013】また、第4〜第6リレーRY4〜RY6に
駆動信号が出力されコイルが励磁されると、第4〜第6
リレーRY4〜RY6は第1、第2分岐線10,12、
電源分岐線14と制御線34とを接続する接点を閉じ
る。コイルが励磁されないときには、第1、第2分岐線
10,12、電源分岐線14は遮断される。
【0014】入力回路30には、アクセサリ接続線Ac
c、第1,第2イグニッション接続線IG1,IG2、
第1,第2スタータ接続線ST1、ST2からそれぞれ
分岐された検出線36〜40が接続されている。また、
第1イグニッション接続線IG1から分岐された検出線
42も接続されている。
【0015】CPU22は、受信器44、フットブレー
キスイッチ46、シフト位置センサ48、カーテシスイ
ッチ50、発電機52、スタータ時間設定器54等の外
部からの信号を入力回路30を介して入力する。一方、
これらの信号及びROM24、RAM26内のデータや
予め記憶された制御プログラムに基づいてCPU22
は、出力回路28から信号を出力して、図示しないエン
ジンを始動する。尚、使用者の手元に置かれた送信器5
6からの始動信号を受信器44が受信すると、受信器4
4は入力回路30を介してCPU22に始動信号を出力
する。
【0016】次に、前述した電子制御回路20において
行われる遠隔始動制御処理について、図2,図3のフロ
ーチャートによって説明する。まず、送信器56から送
信されたIDコードと予めROM24に記憶されたID
コードが一致するか否かを判断する(ステップ10
0)。一致しないときには、そのまま待機し、一致した
ときには、カウンタnを0にクリアする(ステップ11
0)。次に、検出線42からの信号がハイレベルか否か
を判断する(ステップ120)。ハイレベルであるとき
には、キー2がイグニッションスイッチ1に挿入されて
操作されていると判断して、以下の処理を実行すること
なく、動作を停止する処理を行なう(ステップ12
5)。
【0017】キー2が挿入されていないときには、ドア
が閉じており、かつ、変速機のシフト位置がパーキング
位置か否かを判断する(ステップ130)。これらは、
それぞれカーテシスイッチ50及びシフト位置センサ4
8により検出される。ドアが開かれており、または、パ
ーキング位置にないときには、動作を停止する処理を行
なう(ステップ125)。
【0018】キー2が挿入されることなく、かつ、ドア
が閉じられ、かつ、パーキング位置にある遠隔始動条件
が満たされているときには、第6リレーRY6に駆動信
号を出力して、電源分岐線14と制御線34とを接続す
る(ステップ140)。次に、各接続線Acc、IG
1、IG2、ST1、ST2がハイレベルか否かを判断
する(ステップ150)。
【0019】ハイレベルか否かは各検出線36〜40を
介して検出され、ハイレベルであるときには、第1〜第
5リレーRY1〜RY5のいずれかの接点が溶着した状
態にあると判断して、動作を停止する処理を行なう(ス
テップ125)。ハイレベルにないときには、第3リレ
ーRY3に駆動信号を出力して、制御線34とアクセサ
リ接続線Accとを接続する(ステップ160)。これ
により、アクセサリ接続線Accがハイレベルとなり、
カーラジオ等に電力が供給される。
【0020】次に、アクセサリ接続線Accがハイレベ
ルか否かを、検出線36を介して入力される信号に基づ
いて判断する(ステップ170)。第3リレーRY3が
異常であれば、アクセサリ接続線Accはハイレベルと
ならないので、アクセサリ接続線Accがハイレベルで
ないときには動作を停止する処理を行なう(ステップ1
25)。
【0021】ハイレベルであるときには、正常であると
判断して、第1,第2リレーRY1,RY2に駆動信号
を出力して、第1,第2イグニッション接続線IG1、
IG2と制御線34とを接続する(ステップ180)。
これにより、エンジンの運転に必要な機器に電力が供給
される。
【0022】次に、第1,第2イグニッション接続線I
G1、IG2がハイレベルとなったか否かを検出線3
7,38からの信号に基づいて判断する(ステップ19
0)。ハイレベルではないときには、第1,第2リレー
RY1,RY2が異常であると判断して、動作を停止す
る処理を行なう(ステップ125)。
【0023】ハイレベルであるときには、予めプログラ
ムあるいは設定器に設定されたグロー時間が経過するま
で待期する処理を実行してから(ステップ200)、第
4、第5リレーRY4,RY5に駆動信号を出力して、
第1、第2分岐線10,12と制御線34とを接続する
(ステップ210)。これにより、第1,第2スタータ
接続線ST1,ST2と電源接続線12Vとが接続され
て、スタータモータが駆動される。
【0024】次に、第1,第2スタータ接続線ST1,
ST2がハイレベルか否かを判断する(ステップ22
0)。ハイレベルでないときには、第4,第5リレーR
Y4,RY5が異常であると判断して、動作を停止する
処理を行なう(ステップ125)。
【0025】ハイレベルであるときには、予め設定され
たスタータ時間Tsが経過するまで待期し(ステップ2
30)、スタータ時間Tsが経過した後、第4,第5リ
レーRY4,RY5への駆動信号の出力を停止して、ス
タータモータの駆動を停止する(ステップ240)。そ
の後、第1,第2スタータ接続線ST1、ST2がロー
レベルか否かを判断し(ステップ250)、ローレベル
でないときには第4,第5リレーRY4,RY5が異常
であると判断して、動作を停止する処理を行なう(ステ
ップ125)。
【0026】ローレベルであるときには、エンジンが始
動されたか否かを発電機52のL端子の出力から判断す
る(ステップ260)。L端子出力がハイレベルである
ときには、エンジンか始動されたと判断して、ドアが閉
じられているか否かをカーテシスイッチ50に基づいて
判断する(ステップ270)。始動制御中にドアが開け
られたときには、動作を停止する処理を実行する(ステ
ップ125)。
【0027】ドアが閉じられたままのときには、アイド
リング時間Taが経過するまで待期し(ステップ28
0)、アイドリング時間Taが経過した後、全てのリレ
ーRY1〜RY6への駆動信号の出力を停止する(ステ
ップ290)。これにより、アイドリングが終了して、
エンジンが停止され、本制御処理を一旦終了する。
【0028】一方、ステップ260の処理の実行によ
り、エンジンが始動していないと判断されると、カウン
タnに1を加算して(ステップ300)、カウンタnが
3か否かを判断する(ステップ310)。カウンタnが
3になっていないときには、全てのリレーRY1〜RY
6への駆動信号の出力を停止してから(ステップ32
0)、ステップ120以下の処理を繰り返し実行する。
エンジンが始動されることなく、カウンタnが3になっ
たときには、動作を停止する処理を実行する(ステップ
125)。
【0029】次に、信号による停車時等にアイドリング
を停止するアイドリングストップ制御処理について、図
4〜図6のフローチャートによって説明する。まず、フ
ットブレーキが踏まれているか否かをフットブレーキス
イッチ46がオンになっているか否かにより判断する
(ステップ500)。フットブレーキが踏まれていない
ときには、そのまま待期し、フットブレーキが踏まれて
いるときには、変速機のシフトレバーのシフト位置がパ
ーキング位置になっているか否かを、シフト位置センサ
48により判断する(ステップ510)。
【0030】シフト位置センサ48によりパーキング位
置になっていることが検出されたときには、キー2がイ
グニッションスイッチ1に挿入されオンの状態にあるか
否かを、検出線42がハイレベルにあるか否かにより判
断する(ステップ520)。尚、シフト位置センサ48
は、シフト位置を示すインジケータランプの電圧を検出
してパーキング位置を検出するものでもよく、あるい
は、シフトレバーの位置を検出するものでもよい。
【0031】そして、再び、ステップ500と同様に、
フットブレーキが踏まれているか否かを判断する。本実
施形態では、フットブレーキが踏まれ、かつ、シフト位
置がパーキング位置にあり、かつ、イグニッションスイ
ッチ1がオンの状態にあるときに、アイドリングストッ
プ条件が満たされていると判断する。いずれかの条件が
満たされていないときには、以下の処理を実行すること
なく待期する。
【0032】アイドリングストップ条件が満たされたと
きには、第1〜第3リレーRY1〜RY3へ駆動信号を
出力し、アクセサリ接続線Acc、第1,第2スタータ
接続線ST1,ST2を遮断して(ステップ540)、
エンジンを停止する。このとき、第4〜第6リレーRY
4〜RY6へは駆動信号は出力されない。
【0033】エンジンを停止した後、フットブレーキス
イッチ46がオフになったか否かを判断し(ステップ5
50)、フットブレーキスイッチ46がオフでないとき
には待期し、オフになったときには、フットブレーキス
イッチ46がオンになったか否かを判断する(ステップ
560)。
【0034】即ち、フットブレーキの踏込を解除した
後、再度フットブレーキが踏み込まれたときに、再始動
条件が満たされたと判断し、第3リレーRY3への駆動
信号の出力を停止する(ステップ570)。これによ
り、アクセサリ接続線Accは導通される。そして、ア
クセサリ接続線Accがハイレベルか否かを判断する
(ステップ580)。イグニッションスイッチ1が操作
されているので、正常な状態では、アクセサリ接続線A
ccはハイレベルになっている。尚、ハイレベルでない
ときには、第3リレーRY3等が異常であると判断し、
緊急対策として、キー2でエンジンを始動するように表
示器56等に警告を出す(ステップ585)。
【0035】ハイレベルであるときには、第1、第2リ
レーRY1,RY2への駆動信号の出力を停止する(ス
テップ590)。これにより、第1,第2イグニッショ
ン接続線IG1,IG2が導通される。次に、第1,第
2イグニッション接続線IG1,IG2がハイレベルか
否かを判断する(ステップ600)。正常であれば第
1,第2イグニッション接続線IG1,IG2はハイレ
ベルであり、第1、第2リレーRY1,RY2等が異常
であればハイレベルとならないので、緊急対策として、
キー2でエンジンを始動するように警告を出す(ステッ
プ585)。
【0036】ハイレベルであれば、第6リレーRY6に
駆動信号を出力して、電源分岐線14と制御線34とを
接続する(ステップ610)。次に、制御線34がハイ
レベルになったか否かを判断し(ステップ620)、ハ
イレベルになっていないときには、第6リレーRY6等
が異常であると判断し、緊急対策として、キー2でエン
ジンを始動するように警告を出す(ステップ585)。
【0037】ハイレベルであれば、カウンタnを0にク
リアしてから(ステップ630)、第4、第5リレーR
Y4,RY5に駆動信号を出力する(ステップ64
0)。これにより、第1,第2スタータ接続線ST1,
ST2と電源接続線12Vとが、第1,第2分岐線1
0,12、電源分岐線14、制御線34を介して接続さ
れ、スタータモータが駆動される。
【0038】そして、第1,第2スタータ接続線ST
1,ST2がハイレベルになったか否かを判断する(ス
テップ650)。ハイレベルになっていないときには、
第4、第5リレーRY4,RY5等が異常であると判断
し、緊急対策として、キー2でエンジンを始動するよう
に警告を出す(ステップ585)。
【0039】ハイレベルであれば、ステップ230の処
理と同様に、スタート時間Tsが経過するまで、スター
タモータを駆動し(ステップ660)、スタート時間T
sが経過後、第4、第5リレーRY4,RY5への駆動
信号の出力を停止して、スタータモータの駆動を停止す
る(ステップ670)。
【0040】次に、第1,第2スタータ接続線ST1,
ST2がローレベルになったか否かを判断する(ステッ
プ680)。ハイレベルのままであれば、第4、第5リ
レーRY4,RY5等が異常であると判断し、緊急対策
として、第6リレーRY6への駆動信号の出力を停止
し、キー2でエンジンを始動するように警告を出す(ス
テップ585)。
【0041】ローレベルであれば、第6リレーRY6へ
の駆動信号の出力を停止し(ステップ690)、エンジ
ンが始動したか否かを判断する(ステップ700)。ス
テップ260の処理と同様に、発電機52のL端子の出
力に基づいて始動か否かを判断し、始動したと判断した
ときには、一旦本制御処理を終了する。
【0042】一方、エンジンが始動していないと判断し
たときには、第1、第2リレーRY1,RY2に所定時
間の間、駆動信号を出力して、第1,第2イグニッショ
ン接続線IG1,IG2を所定時間の間だけローレベル
とする(ステップ710)。そして、カウンタnに1を
加算して(ステップ720)、カウンタnが3か否かを
判断する(ステップ730)。
【0043】まだ、3になっていないときには、ステッ
プ640以下の処理を繰り返し実行して、エンジンを始
動する。3になるまでにエンジンが始動しないときに
は、緊急対策として、キー2でエンジンを始動するよう
に警告を出す(ステップ585)。
【0044】尚、本実施形態では、ステップ500〜5
40の処理の実行がアイドリングストップ手段として働
き、ステップ550〜730の処理の実行が始動手段と
して働く。以上本発明はこの様な実施形態に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のアイドリン
グストップ機能付遠隔始動装置は、イグニッションスイ
ッチとエンジンの制御回路との間に接続線を介装して、
完成車に遠隔始動機能を付加できると共に値アイドリン
グストップ機能をも付加できるという効果を奏する。
【0046】アイドリングストップ条件を、フットブレ
ーキが踏まれ、かつ、変速機のシフト位置がパーキング
位置にあり、かつ、前記イグニッションスイッチがオン
の位置にあるときとすることにより、安全な状態でエン
ジンを停止できる。また、始動手段が、フットブレーキ
が解除された後再び踏まれたときに、エンジンを始動す
ることにより、速やかに再始動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのアイドリングスト
ップ機能付遠隔始動装置の概略構成図である。
【図2】本実施形態の電子制御回路において行われる遠
隔始動制御処理の前半部の一例を示すフローチャートで
ある。
【図3】本実施形態の電子制御回路において行われる遠
隔始動制御処理の後半部の一例を示すフローチャートで
ある。
【図4】本実施形態の電子制御回路において行われるア
イドリングストップ制御処理の前半部の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本実施形態の電子制御回路において行われるア
イドリングストップ制御処理の中間部の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本実施形態の電子制御回路において行われるア
イドリングストップ制御処理の後半部の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…イグニッションスイッチ 2…キー 4…コネクタ 8…制御回路 12V…電源接続線 20…電子制御回路 34…制御線 46…フットブレーキス
イッチ 48…シフト位置センサ 50…カーテシスイッチ 52…発電機 56…送信器 Acc…アクセサリ接続線 IG1…第1イグニッション接続線 IG2…第2イグニッション接続線 ST1…第1スタータ接続線 ST2…第2スタータ接
続線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの始動信号を受信したとき、イ
    グニッションスイッチと前記エンジンの制御回路とを接
    続する接続線に、前記イグニッションスイッチの操作に
    対応した信号を出力し、前記エンジンを始動する遠隔始
    動装置において、 アイドリングストップ条件が満たされているときには前
    記エンジンを停止するアイドリングストップ手段と、 前記アイドリングストップ手段により前記エンジンが停
    止された後、再始動条件が満たされたときは前記エンジ
    ンを始動する始動手段とを備えたことを特徴とするアイ
    ドリングストップ機能付遠隔始動装置。
  2. 【請求項2】 前記アイドリングストップ手段は、フッ
    トブレーキが踏まれ、かつ、変速機のシフト位置がパー
    キング位置にあり、かつ、前記イグニッションスイッチ
    がオンの位置にあるときに前記アイドリングストップ条
    件が満たされていると判断することを特徴とする請求項
    1記載のアイドリングストップ機能付遠隔始動装置。
  3. 【請求項3】 前記始動手段は、フットブレーキが解除
    された後再び踏まれたときに、前記エンジンを再始動す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアイド
    リングストップ機能付遠隔始動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006177339A (ja) * 2004-11-26 2006-07-06 Fujitsu Ten Ltd 始動制御装置
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