JP3021436B1 - スプロケット式玉揚送機 - Google Patents
スプロケット式玉揚送機Info
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Abstract
ロケットに流入させることができるスプロケット式玉揚
送機を提供する。 【解決手段】周面に玉受部11が形成された玉揚送用の
スプロケット2を、上面に玉流入口14と玉流出口15
とが形成された本体1の内部に配置する。入口側の玉流
入口14とスプロケット2との間に、縦溝21を持つガ
イド部材19を枢着し、パチンコ玉がスプロケット2の
歯先と玉噛みしそうな場合にはガイド部材19をばね2
2に抗して外側に揺動させることにより、玉噛みを防止
する。なおこれに対向させて内側ガイド部材23を設け
ることが好ましい。
Description
ら回収されたパチンコ玉を上部の補給タンクに揚送する
ためのスプロケット式玉揚送機に関するものである。
回収されたパチンコ玉を研磨機で研磨した後、上部の補
給タンクまで揚送するために玉揚送機を使用している。
このような玉揚送機としては、例えば実公平7−300
61号公報や実用新案登録第2516033号公報等に
示されたように、無端ベルトによりパチンコ玉の片面を
押圧しながら上方に転動させて行くベルト式玉揚送機が
広く用いられている。
たり一定幅の無端ベルトが延びているため、遊技機の間
にそのための数十cm幅のスペースを確保しなければな
らない。また上記公報に図示されているように、下部の
駆動ローラの下面に斜め横方向から玉を流入させねばな
らず、この部分にも広いスペースを要するという問題が
ある。
流出口とが形成された本体の内部に玉揚送用のスプロケ
ットを配置したスプロケット式玉揚送機を開発中であ
る。このスプロケット式玉揚送機はフレキシブルチュー
ブを介して上部の補給タンクまでパチンコ玉を揚送する
ことができるため、遊技機の間に特別のスペースを確保
する必要がなく、また本体の上面から玉を流入させるこ
とができるため、横方向にスペースを要しない等の利点
がある。
機では、フレキシブルチューブ内をパチンコ玉が1列に
なって押し上げられるため、作動中にパチンコ玉の流入
が途切れると揚送途中にあるパチンコ玉が逆流してスプ
ロケットの歯先に大きい荷重がかかり、歯先の磨耗を早
めたり歯先が破損するおそれがあることが判明した。ま
たこの形式のスプロケット式玉揚送機では、本体の上面
から玉を落下させつつ流入させるため、何らかの原因で
パチンコ玉がスプロケットの歯先と玉噛み状態となり、
歯先が破損したりパチンコ玉の流入が途切れるおそれが
あることが判明した。これらの問題はベルト式玉揚送機
には見られないスプロケット式玉揚送機に特有の問題で
あり、その対策が求められていた。
を解決し、作動中にはパチンコ玉を途切れることなく流
入させることができ、それによりスプロケットの歯先の
磨耗や破損を防止することができるスプロケット式玉揚
送機を提供するためになされたものである。
めになされた本発明のスプロケット式玉揚送機は、上面
に玉流入口と玉流出口とが形成された本体の内部に、周
面に玉受け部が形成された玉揚送用のスプロケットを配
置したスプロケット式玉揚送機であって、上記玉流入口
とスプロケットの玉受入れ部との間に、縦溝付きのガイ
ド部材をばね力に抗して外側に揺動できるように枢着す
る一方、前記スプロケットに形成されたスリットの内側
に、縦溝付きのガイド部材と対向する内側ガイド部材を
配置して横軸で支持することにより、パチンコ玉が通過
する垂直な通路を形成したことを特徴とするものであ
る。なお、玉流出口とスプロケットの玉送り出し側との
間に、パチンコ玉を通過させる縦孔を備えるとともに、
前記スプロケットに形成されたスリットの内側に挿入さ
れる板カムを備えた逆流防止用のストッパを配置し、パ
チンコ玉の送り出し停止時には引っ張りばねによりスト
ッパの下部が外側に引かれて縦孔を下部本体の上方に移
動させることにより、縦孔内を落下するパチンコ玉を下
部本体の上面で支えてパチンコ玉の逆流を防止するよう
にしておくことが好ましい。
は、本体の上面から流入されるパチンコ玉がスプロケッ
トの歯先ピッチからずれて玉噛みが発生しそうになった
場合にも、玉流入口とスプロケットの玉受入れ部との間
に設けられた縦溝付きのガイド部材がばね力に抗して外
側に揺動しつつ、スプロケットの歯先の無理な力を加え
ることなくパチンコ玉をスプロケットの歯先間に誘導す
る。このため玉噛みによるパチンコ玉の途切れを防止で
き、同時にスプロケットの歯先の磨耗や破損を防止する
ことができる。
の好ましい実施形態を説明する。図1は本発明のスプロ
ケット式玉揚送機を示す平面図、図2はそのA−A断面
図、図3はB−B断面図である。これらの図面に示され
るように、本発明のスプロケット式玉揚送機はボックス
状の本体の内部に、玉揚送用のスプロケット2を収納し
たものである。本体1は上部本体3と下部本体4とを左
右の側板5、6間に挟んだ構造となっている。
2に示されるようにその出力軸と連結された中心軸8の
先端が側板5の軸受7に支持されている。スプロケット
2はこの中心軸8に図示しないキー等によって固定され
ており、モータ9によって直接回転できるようになって
いる。この実施形態では5枚のスプロケット2が設けら
れているが、その枚数は任意に増減することができる。
の幅方向の中心には外周から深いスリット10が形成さ
れている。また各スプロケット2の外周部には半球状の
玉受部11が一定間隔で形成されている。一方、下部本
体4にはスプロケット2の周面から玉径のほぼ半分の間
隔を置いて半円状の凹部12が形成されているため、モ
ータ9によりスプロケット2を回転させると、パチンコ
玉は下部本体4の半円状の凹部12とスプロケット2の
外周部の玉受部11との間に挟まれて、各スプケット2
ごとに1列になって図3の矢印方向に送られる。なお図
2に示されるように、下部本体4の凹部12はパチンコ
玉の中央部のみを支えるようにスリット13を入れ、転
がり抵抗を減少させている。
体1の上面に玉流入口14と玉流出口15とが形成され
ている。この実施形態ではスプロケット2の数に対応さ
せて5個ずつの孔が上部本体3に設けられ、それぞれ玉
移送用のパイプ16が接続されている。図1や図3に示
されるように、玉流入口14の内側部分は、スプロケッ
ト2の玉受入れ部に達する長溝17となっている。また
玉流入口14の外側部分は、スプロケット2の玉受入れ
部に達する空間18となっている。
されるように5枚のガイド部材19が横軸20により枢
着されている。これらのガイド部材19は水平断面が半
円状の縦溝21を備え、図5に示すように玉流入口14
から供給されてきたパチンコ玉をスプロケット2の外周
部にガイドしている。これらのガイド部材19は下部外
側のばね22によって図3、図5に示す位置に保持され
ているが、パチンコ玉がスプロケット2の玉受部11に
うまく入らず、玉噛みが発生しそうになった場合には、
図6に示すようにばね22に抗して外側に揺動し、パチ
ンコ玉をスムーズにスプロケット2の玉受部11に誘導
する役割を持つ。
されたスリット10の内側にも、上記ガイド部材19と
対向する内側ガイド部材23がそれぞれ設けられてい
る。図3、図5に示すように、これらの内側ガイド部材
23は平板状のものであり、上部が横軸24によって支
持されている。図3から明らかなように、玉流入口14
とスプロケット2の玉受入れ部との間では、パチンコ玉
はこれらのガイド部材19と内側ガイド部材23との間
に形成される垂直な通路内を通り、スプロケット2に達
することとなる。
送機は入口側の部分にガイド部材19を枢着し、玉噛み
が発生しそうになった場合にも、図6に示すようにガイ
ド部材19をばね22に抗して外側に揺動させることに
より、パチンコ玉をスムーズにスプロケット2の玉受部
11に誘導することができる。このためパチンコ玉を途
切れることなくスプロケット2に流入させることがで
き、スプロケット2の歯先の磨耗や破損を防止すること
ができる。
プロケット2の玉送り出し側との間に、逆流防止用のス
トッパ25を設けてある。これらのストッパ24は図7
に示すようにスプロケット2から送り出されるパチンコ
玉を通過させるための縦孔26を備えるとともに、スプ
ロケット2のスリット10の内側に挿入される板カム2
7を備えたものである。
からパチンコ玉が正常に送り出されている間は、図3、
図6に示されるように板カム27がパチンコ玉により押
圧されて図示の位置を保ち、縦孔26内を通ってパチン
コ玉を玉流出口15に送り出す。しかしスプロケット2
からのパチンコ玉の送り出しが停止すると、外側の引っ
張りばね28により下部が外側に引かれる。その結果、
図7に示すように縦孔26の下面は下部本体4の上方に
移動し、縦孔26内を落下しようとするパチンコ玉を下
部本体4の上面が支えて逆流を防止する。
み込んでおけば、ガイド部材19のみではパチンコ玉の
途切れを防止できなかったような場合にも、逆流による
スプロケット2の歯先の磨耗や破損を確実に防止するこ
とができる。
ケット式玉揚送機によれば、縦溝付きのガイド部材と内
側ガイド部材とによってパチンコ玉がスプロケットの歯
先と玉噛み状態となることを防止することができ、パチ
ンコ玉を途切れることなくスプロケットに流入させるこ
とができる。従って、パチンコ玉の逆流によるスプロケ
ットの歯先の磨耗や破損を防止することができる。また
本体の上面から玉を流入させることができるため、横方
向にスペースを要しない利点もある。更に請求項2の発
明によれば、パチンコ玉の送り出し停止時におけるパチ
ンコ玉の逆流を下部本体の上面で支えて防止することも
できる。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上面に玉流入口と玉流出口とが形成され
た本体の内部に、周面に玉受け部が形成された玉揚送用
のスプロケットを配置したスプロケット式玉揚送機であ
って、上記玉流入口とスプロケットの玉受入れ部との間
に、縦溝付きのガイド部材をばね力に抗して外側に揺動
できるように枢着する一方、前記スプロケットに形成さ
れたスリットの内側に、縦溝付きのガイド部材と対向す
る内側ガイド部材を配置して横軸で支持することによ
り、パチンコ玉が通過する垂直な通路を形成したことを
特徴とするスプロケット式玉揚送機。 - 【請求項2】 玉流出口とスプロケットの玉送り出し側
との間に、パチンコ玉を通過させる縦孔を備えるととも
に、前記スプロケットに形成されたスリットの内側に挿
入される板カムを備えた逆流防止用のストッパを配置
し、パチンコ玉の送り出し停止時には引っ張りばねによ
りストッパの下部が外側に引かれて縦孔を下部本体の上
方に移動させることにより、縦孔内を落下するパチンコ
玉を下部本体の上面で支えてパチンコ玉の逆流を防止す
るようにした請求項1に記載のスプロケット式玉揚送
機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10320607A JP3021436B1 (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | スプロケット式玉揚送機 |
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JP3021436B1 true JP3021436B1 (ja) | 2000-03-15 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP10320607A Expired - Fee Related JP3021436B1 (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | スプロケット式玉揚送機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3021436B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017035579A (ja) * | 2016-11-18 | 2017-02-16 | 株式会社エース電研 | 遊技球導入装置 |
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JP4900932B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2012-03-21 | 株式会社オーイズミ | 遊技媒体搬送装置 |
-
1998
- 1998-11-11 JP JP10320607A patent/JP3021436B1/ja not_active Expired - Fee Related
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