JP2010022417A - 遊技球供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】背向状態で配置された遊技機に対して均等に遊技球を供給可能な遊技球供給装置を提供する。
【解決手段】遊技島100の短手方向に傾斜して配設された搬送ベルト12と、搬送ベルト12と同一の傾斜角度で傾斜して配設され搬送ベルト12の下位部12aの移動によって遊技球を搬送する補給樋27と、補給樋27を移動する遊技球を各遊技機へと導く補給シュート40とを備え、補給樋27は、下位部12aの直下に間隔を空けて設けられた平板部28aを有し下位部12aの移動によって遊技球を平板部28a上を移動させて搬送する第一補給流路27Aと、下位部12aの上面にて遊技球を搬送する第二補給流路27Bとを備え、補給樋27の入口部には傾斜樋6からの遊技球を第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに振り分ける振分部材50,51,53が配設され、補給シュート40は第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに交互に設けられる。
【選択図】図5
【解決手段】遊技島100の短手方向に傾斜して配設された搬送ベルト12と、搬送ベルト12と同一の傾斜角度で傾斜して配設され搬送ベルト12の下位部12aの移動によって遊技球を搬送する補給樋27と、補給樋27を移動する遊技球を各遊技機へと導く補給シュート40とを備え、補給樋27は、下位部12aの直下に間隔を空けて設けられた平板部28aを有し下位部12aの移動によって遊技球を平板部28a上を移動させて搬送する第一補給流路27Aと、下位部12aの上面にて遊技球を搬送する第二補給流路27Bとを備え、補給樋27の入口部には傾斜樋6からの遊技球を第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに振り分ける振分部材50,51,53が配設され、補給シュート40は第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに交互に設けられる。
【選択図】図5
Description
本発明は、遊技島に設けられ、遊技球を遊技機に供給する遊技球供給装置に関するものである。
従来の遊技場においては、遊技島の長手方向に沿って複数の遊技機が配列され、遊技島の上部には、各遊技機に遊技球を供給するための供給装置が設けられている。
特許文献1には、下面が水平である無端ベルトと無端ベルトの下方側に配設された搬送路との間で遊技球を挟持した状態で、無端ベルトの回動によって遊技球を搬送する水平搬送装置が開示されている。搬送路の両側には、遊技球を遊技機又は球貸機へ補給する補給シュートが設けられる。
特開2005−279311号公報
特許文献1に開示の水平搬送装置では、搬送路は水平に配設され、かつ遊技球を補給する補給シュートは搬送路の両側に設けられるため、遊技球が背向状態で配置された遊技機に対して均等に供給され難い。特に、搬送路を移動する遊技球の密度が低い場合には、均等に供給され難い。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、背向状態で配置された遊技機に対して均等に遊技球を供給可能な遊技球供給装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、背向状態で配置された遊技機が長手方向に複数配列された遊技島に設けられ、傾斜樋を通じて流入した遊技球を各遊技機に供給する遊技球供給装置において、前記遊技島の長手方向に間隔を空けて配置され、前記遊技島の短手方向に延びる回転軸を有する二つのローラと、前記二つのローラに掛け回され、前記遊技島の短手方向に所定の傾斜角度で傾斜して配設された無端状の搬送ベルトと、前記ローラの一方を回転駆動し、前記搬送ベルトを周回させる駆動源と、前記搬送ベルトと同一の傾斜角度で傾斜して配設され、前記傾斜樋から流入した遊技球を前記搬送ベルトの下位部の移動によって搬送する補給樋と、前記補給樋の低所側に設けられ、前記補給樋を移動する遊技球を背向状態で配置された各遊技機へと導く複数の補給シュートと、を備え、前記補給樋は、前記搬送ベルトの下位部の直下に間隔を空けて設けられた平板部を有し、前記下位部の移動によって遊技球を前記平板部上を移動させて搬送する第一補給流路と、前記下位部の両側を囲う側壁部を有し、前記下位部の上面にて遊技球を搬送する第二補給流路と、を備え、前記補給樋の入口部には、前記傾斜樋から前記補給樋へと導かれる遊技球を前記第一補給流路と前記第二補給流路とに振り分ける振分部材が配設され、前記補給シュートは、前記補給樋の長手方向に沿って、前記第一補給流路と前記第二補給流路とに交互に設けられることを特徴とする。
第2の発明は、前記第一補給流路と前記第二補給流路との下流側を接続し、前記第二補給流路の遊技球を前記第一補給流路へと導く合流流路と、前記搬送ベルトの下流側円弧部の外周に沿って間隔を空けて設けられた湾曲部を有し、前記下流側円弧部の移動によって遊技球を前記湾曲部内周に沿って搬送する端部樋と、前記搬送ベルトの上位部を支持する支持部を有し、前記上位部の移動によって遊技球を搬送する上部樋と、を備え、前記第一補給流路から前記端部樋を通じて前記上部樋へと導かれた遊技球は、前記補給樋の入口部へと戻されることを特徴とする。
第3の発明は、前記第二補給流路には、最下流に設けられた補給シュートの下流側に遊技球を前記合流流路へと導く誘導板が設けられ、前記合流流路は、前記第二補給流路の遊技球を前記第一補給流路の高所側へと導くことを特徴とする。
第4の発明は、前記誘導板は、前記第二補給流路の左右の前記側壁部に亘って、かつ前記搬送ベルトの前記下位部の上面との間に遊技球が通過不能な間隔を空けて設けられることを特徴とする。
第5の発明は、前記上部樋の長手方向に沿って設けられ、前記上部樋を移動する遊技球を前記補給シュートへと導く補助シュートを備えることを特徴とする。
第6の発明は、前記補給シュートには、遊技球を上下1段に均す均し部材が設けられ、前記補給シュートにおける前記補給樋から流入した遊技球と前記補助シュートから流入した遊技球との合流部は、前記均し部材の上流側に設けられることを特徴とする。
第7の発明は、前記第一補給流路は、前記平板部と前記搬送ベルトの前記下位部との間で遊技球が遊嵌状態で移動するように構成され、前記搬送ベルトは、周回するのに伴って遊嵌状態の遊技球に速度を付与する速度付与手段を有することを特徴とする。
第1の発明によれば、搬送ベルト及び補給樋が遊技島の短手方向に傾斜して配設されるため、補給樋を移動する遊技球は、自重によって低所側へと寄った状態で移動し、補給樋の低所側に設けられた補給シュートを通じて背向状態で配置された遊技機へと分配されて供給される。したがって、背向状態で配置された遊技機に対して均等に遊技球を供給することができる。
また、補給樋は、遊技球が平板部上を移動する第一補給流路と、下位部の上面にて遊技球を搬送する第二補給流路とを備え、補給シュートは、第一補給流路と第二補給流路とに交互に設けられるため、第一補給流路及び第二補給流路のそれぞれに設けられる補給シュートの間隔が長くなる。したがって、それぞれの補給シュートに遊技球が安定して流入するようになるため、背向状態で配置された遊技機に対して均等に遊技球を供給することができる。
第2の発明によれば、第一補給流路及び第二補給流路から遊技機に供給されなかった遊技球は、合流流路にて合流した後、端部樋を通じて上部樋へと導かれて補給樋の入口部へと戻されるため、遊技島の循環装置を循環することがない。したがって、循環装置内における遊技球の無駄な循環が発生せず、揚送装置等の稼働率が上がることが防止されるため、循環装置のランニングコストを低く抑えることができる。
第3の発明によれば、合流流路の遊技球は、第一補給流路の高所側に導かれるため、合流流路の出口付近にて滞留することなく、第一補給流路へとスムーズに導かれる。
第4の発明によれば、第二補給流路を移動し、いずれの補給シュートにも導かれなかった遊技球は、誘導板に当接することによって、それ以上の前進が規制され、誘導板に沿って合流流路へと確実に導かれる。
第5の発明によれば、上部樋を移動する遊技球は、補助シュートを通じて遊技機へと供給されるため、遊技機に対して安定して遊技球を供給することができる。
第6の発明によれば、補給シュートにおける遊技球の合流部は、均し部材の上流側に設けられるため、補給シュートの出口部における遊技球の球詰まりが防止される。
第7の発明によれば、第一補給流路を移動する遊技球は、搬送ベルトと平板部によって挟持されることなく搬送されるため、駆動モータに掛かる負荷を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る遊技球供給装置1が設けられる遊技島100について説明する。図1は、遊技島100の内部構造を示す斜視図である。
遊技島100は、遊技場に設置され、複数の遊技機(図示省略)や付帯設備が設けられるものである。
遊技島100は、長手方向に2列に配列された複数の遊技機設置開口部5を有する。その遊技機設置開口部5には遊技機が設置される。これにより、遊技機は、遊技島100の長手方向に配列されると共に、短手方向には、それぞれの背面を合わせた背向状態で配置される。
遊技島100における遊技機の下方には、遊技に用いられる遊技球を貯留するための下部タンク2が設けられる。下部タンク2の遊技球は、遊技島100の長手方向略中央に設けられた揚送装置3に導かれる。
揚送装置3は、遊技球を上方へと揚送する装置であり、揚送装置3によって揚送された遊技球は、揚送装置3の上部に設置された上部タンク4へと導かれる。なお、揚送装置3が遊技球を磨くための機能を有する場合には、遊技球を磨きながら上方へと揚送する。
上部タンク4の左右両側のそれぞれには、上部タンク4の遊技球を各遊技機、及び各遊技機に併設され遊技球を貸し出すための球貸機(図示省略)へと供給する遊技球供給装置1が連結されている。なお、図1では、上部タンク4の一方側に連結された遊技球供給装置1のみを示す。
遊技球供給装置1から遊技機へと供給された遊技球は、遊技機から賞球として遊技者に対して払い出され、払い出された遊技球は、遊技島100に設置された球計数機(図示省略)に投入されて下部タンク2に回収される。なお、払い出された遊技球が遊技に用いられることもあり、遊技に用いられた遊技球は、遊技機から排出されて下部タンク2に回収される。
また、遊技球供給装置1から球貸機へと供給された遊技球は、遊技機における遊技に用いられ、遊技機から排出された遊技球は、下部タンク2に回収される。なお、本実施の形態では、下部タンク2は、遊技機より排出された遊技球を回収して揚送装置3に導く回収樋に貯留機能を持たせたものであり、回収樋の下流端側に開閉部材(図示省略)が設けられる。
このように、遊技島100内の遊技球は、遊技島100内を循環する。
次に、主に図2〜図8を参照して、遊技球供給装置1について詳しく説明する。図2は上部タンク4を示す斜視図であり、図3は遊技球供給装置1の全体を示す斜視図であり、図4は遊技球供給装置1の上流端(上部タンク4側)の斜視図であり、図5は遊技球供給装置1の上流端の内部構造を示す斜視図であり、図6は遊技球供給装置1の下流端の内部構造を示す斜視図であり、図7は遊技球供給装置1の下流側の短手方向断面図であり、図8は遊技球供給装置1の下流端の長手方向断面図であり、図9(a),(b)は遊技球供給装置1の短手方向断面図である。
遊技球供給装置1は、上流側と下流側に設けられた二つのローラ10,11(図5,図6,及び図8参照)に掛け回された無端状の搬送ベルト12と、下流側のローラ11を回転駆動して搬送ベルト12を周回させる駆動源としての駆動モータ13(図3参照)とを備える。
搬送ベルト12は、遊技島100の長手方向に水平に配置され、平板上の下位部12a及び上位部12bと、円弧状の上流側円弧部12c及び下流側円弧部12dとから構成される。
遊技球供給装置1は、搬送ベルト12を支持する支持部材15を備え、支持部材15は、遊技島100の長手方向に延在して形成されると共に遊技島100の上部に取り付けられて固定される。
支持部材15は、図7及び図9に示すように、搬送ベルト12の上位部12bの下面に沿って配設された底部15aと、底部15aの両端に立設して形成され上位部12bの両側を囲う側壁部15bと、両側壁部15bの上端から水平方向に延在し、遊技島100の上部に取り付けられるフランジ部15cとを備える。
このように、支持部材15は、フランジ部15cを介して遊技島100の上部に取り付けられて固定されると共に、底部15aにて搬送ベルト12の上位部12bを支持する。
駆動モータ13は、遊技島100に固定されたモータ支持部材18(図3参照)に支持される。図6に示すように、駆動モータ13の出力軸13aは第一プーリ19に連結され、ローラ11の軸11aは第二プーリ20に連結され、第一プーリ19と第二プーリ20はベルト21を介して連係している。ローラ11の軸11aを支持する軸受22は、支持部材15の下流側の端部に取り付けられた下流側支持部材23に支持される。
駆動モータ13を回転駆動することによってローラ11が回転駆動し、搬送ベルト12は、ローラ11とローラ10との間を周回する。このように、ローラ11が主動側であり、ローラ10が従動側である。
従動側のローラ10の軸10aを支持する軸受24は、図5に示すように、支持部材15の上流側の端部に取り付けられた上流側支持部材25によって支持される。
図9に示すように、搬送ベルト12の下位部12aの直下には、下位部12aの移動によって遊技球を搬送する補給樋27を形成する補給樋画成部材28が下位部12aに沿って延在して配設される。
補給樋画成部材28は、両端のそれぞれが上流側支持部材25と下流側支持部材23とに取り付けられ固定される。
補給樋画成部材28は、搬送ベルト12の下位部12aと所定の間隔を空けて配設された平板状の平板部28aと、平板部28aの両端に立設して形成され下位部12aの両側を囲う側壁部28bとから構成される断面コの字状の部材である。
補給樋27は、下位部12aの移動によって遊技球を平板部28a上を移動させて搬送する第一補給流路27Aと、下位部12aの上面にて遊技球を搬送する第二補給流路27Bとからなる。このように、補給樋27は、搬送ベルト12の下位部12aの上下のそれぞれにて遊技球を搬送するものである。
補給樋画成部材28の側壁部28bは、第二補給流路27Bからの遊技球の落下を防止するために、下位部12aの上面から遊技球の直径分以上の高さをもって形成される。
搬送ベルト12は、ベルト表面に磁性体(図示省略)が設けられた公知の磁性ベルトである(特開平3−46942参照)。磁性体は、ベルト長手方向に延在して形成され、ベルト短手方向に所定間隔を空けて配列される。また、ベルトの短手方向にS極とN極が交互に並んで着磁されている。なお、補給樋画成部材28は非磁性体によって構成される。
このように、搬送ベルト12は磁性ベルトであるため、第一補給流路27Aの遊技球は、搬送ベルト12に設けられた磁性体の磁界の作用を受け、下位部12aの移動に伴ってベルト長手方向の速度が付与され平板部28a上を移動する。
搬送ベルト12の下位部12aと平板部28aとの間隔は、遊技球の直径よりも僅かに大きく設定されているため、第一補給流路27Aの遊技球の上端と下位部12aの下面との間には僅かな隙間が存在する。つまり、第一補給流路27Aの遊技球は、平板部28aと搬送ベルト12の下位部12aとによって挟持されて搬送されるわけではなく、搬送ベルト12の磁界の作用によって搬送される。搬送ベルト12の磁性体の磁力は、遊技球が搬送ベルト12には吸着しないが、搬送ベルト12の移動によって平板部28a上を移動する程度の大きさに設定される。このように、第一補給流路27Aは、平板部28aと搬送ベルト12の下位部12aとの間で遊技球を遊嵌状態で搬送するものである。搬送ベルト12に設けられた磁性体は、遊技球に速度を付与する速度付与手段に該当する。
第一補給流路27Aを移動する遊技球は、搬送ベルト12と平板部28aによって挟持されることなく搬送されるため、駆動モータ13に掛かる負荷を抑制することができる。
ここで、遊嵌状態の遊技球とは、上述のように、遊技球の上端と下位部12aとの間に隙間が存在する状態の他、搬送ベルト12のテンションが小さいため、下位部12aが下方に撓んで遊技球の上端に僅かに接触した状態も含む。
第二補給流路27Bは、下位部12aの上面に遊技球を載せ、下位部12aの移動によって直接遊技球を搬送するものである。
第一補給流路27A及び第二補給流路27Bを移動する遊技球は、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bのそれぞれに設けられた補給シュート40(図3参照)から遊技機及び球貸機へと導かれる。補給シュート40は、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bの長手方向に沿って複数設けられる。補給シュート40については後に詳しく説明する。
搬送ベルト12は、短手方向に所定の傾斜角度で傾斜して配設される。具体的には、図3に示す手前側が低く、奥側が高く形成される。また、補給樋画成部材28の平板部28aも、搬送ベルト12と同一の傾斜角度で傾斜して配設されるため、補給樋27も短手方向に傾斜して形成される。
このように、搬送ベルト12及び補給樋27は、長手方向には水平であるが、短手方向には傾斜して配設される。
補給樋27は短手方向に傾斜して形成されるため、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bを移動する遊技球は低所側に寄った状態で移動する。そのため、補給シュート40は、全て第一補給流路27A及び第二補給流路27Bの低所側に設けられる。このように、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bを移動する遊技球は、自重によって補給シュートへと導かれて遊技機及び球貸機に供給される。
上部タンク4には、図2に示すように、上部タンク4に貯留された遊技球を補給樋27へと導くための傾斜樋6が連結される。なお、上部タンク4内に一体的に設けられた傾斜流路も本実施の形態でいう傾斜樋6に含まれる。
傾斜樋6は、補給樋27に向かって下り傾斜して形成される。傾斜樋6から補給樋27へと導かれた遊技球は、補給樋27の入口部にて第一補給流路27Aと第二補給流路27Bのいずれかに振り分けられる。
次に、図4及び図5を参照して、補給樋27の入口部における遊技球の振り分けについて説明する。なお、図5は、搬送ベルト12の上位部12bを取り除いた状態の図である。
上流側支持部材25には、傾斜樋6からの遊技球を第一補給流路27Aへと案内する略コの字状の第一案内部材50が支持される。
第一案内部材50の底部50aは、第一補給流路27Aの平板部28aと連通するように配設され、底部50aを転動する遊技球は、平板部28aへとスムーズに導かれる。
第一案内部材50の上方には、搬送ベルト12の上流側円弧部12cに所定の隙間を空けて対峙し、傾斜樋6からの遊技球を振り分ける振分板51が配設される。振分板51は、第一案内部材50の半分を覆うように、補給樋27の高所側に寄って配設される。また、振分板51は、補給樋27の高所側に向かって下り傾斜して形成される。
傾斜樋6は、図5に点線で示すように、排出口6aが第一案内部材50と振分板51とに亘って位置するように配設される。排出口6aから排出された遊技球のうち、振分板51上に導かれた遊技球は、図5に矢印で示すように、その下り傾斜によって搬送ベルト12の短手方向へと転動方向を変え、遊技球をローラ10を迂回して搬送ベルト12の下位部12aの上面へと案内する第二案内部材53へと導かれる。
また、排出口6aから排出された遊技球のうち、振分板51上に導かれなかった遊技球は、第一案内部材50上に落下し、第一案内部材50から第一補給流路27Aへと導かれる。
第二案内部材53は、振分板51に連通すると共に、補給樋画成部材28の高所側の側壁部28bに形成された開口部28cに連通する。開口部28cは、下位部12aよりも高い位置に開口して形成される。
これにより、振分板51から第二案内部材53へと導かれた遊技球は、図5に矢印で示すように、ローラ10を迂回するようにして転動し、下位部12a上の高所側、つまり第二補給流路27Bの高所側へと導かれる。遊技球は第二補給流路27Bの高所側へと導かれるため、第二補給流路27Bへと流入した遊技球は、開口部28c近傍にて滞留し難く、遊技球の詰まりが発生し難い。
このように、傾斜樋6からの遊技球は、振分板51、第一案内部材50、及び第二案内部材53から構成される振分部材によって第一補給流路27Aと第二補給流路27Bのいずれかに振り分けられる。
第二補給流路27Bを移動する遊技球のうち、いずれの補給シュート40にも導かれなかった遊技球は、第二補給流路27Bの下流にて第一補給流路27Aと合流することになる。それについて、図6及び図7を参照して説明する。なお、図6は、搬送ベルト12の上位部12bを取り除いた状態の図である。
補給樋27の高所側には、第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとの下流側を接続し、第二補給流路27Bの遊技球を第一補給流路27Aへと導く合流流路55が配設される。
合流流路55は、補給樋画成部材28の側部に張り出して形成され、補給樋画成部材28の高所側の側壁部28bに形成された開口部28dを通じて第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとを接続している。開口部28dは、補給樋27の長手方向に所定距離形成されるため、遊技球が第二補給流路27Bから合流流路55に流入し易く、かつ合流流路55から第一補給流路27Aに流入し易くなっている。
合流流路55の底部55aは、図7に示すように、補給樋画成部材28の平板部28aと連通し、かつ平板部28aに向けて急な下り傾斜にて形成される。したがって、合流流路55の遊技球は、スムーズに第一補給流路27Aに流入する。
第二補給流路27Bには、いずれの補給シュート40にも導かれなかった遊技球を合流流路55へと導くための誘導板56が配設される。
誘導板56は、長板状の部材であり、低所側と高所側の側壁部28bに亘って、かつ搬送ベルト12の下位部12a上面との間に遊技球が通過不能な間隔を空けて設けられる。
誘導板56は、当接した遊技球がスムーズに合流流路55に導かれるように、低所側の側壁部28bから高所側の側壁部28bに向けて斜めに設けられる。つまり、第二補給流路27Bの低所側を移動する遊技球は、誘導板56に当接することによって、誘導板56に沿って序々に高所側へと導かれ合流流路55へと導かれる。また、誘導板56は、遊技球の搬送方向と平行な直線部56aを有する。これにより、誘導板56から合流流路55へと導かれる遊技球は、図6に矢印で示すように、複数の経路にて導かれるため、遊技球は長手方向に分散して合流流路55へと流入する。このため、合流流路55の入口部にて遊技球が詰まることが防止され、遊技球を合流流路55にスムーズに流入させることができる。
誘導板56における低所側の側壁部28bへの取付位置は、第二補給流路27Bに設けられた補給シュート40のうち、最下流に設けられた補給シュート40L(図6参照)よりも下流側に設けられる。つまり、誘導板56は、最下流に設けられた補給シュート40Lよりも下流側に設けられる。
以上のように、第二補給流路27Bを移動し、いずれの補給シュート40にも導かれなかった遊技球は、図6に矢印で示すように、誘導板56に当接することによって、それ以上の前進が規制され、誘導板56に沿って第二補給流路27Bの高所側へと誘導され、高所側の側壁部28bの開口部28dから合流流路55へと落下する。合流流路55へと落下した遊技球は、図7に矢印で示すように、底部55aの下り傾斜によって第一補給流路27Aへと合流する。ここで、合流流路55の遊技球は、第一補給流路27Aの高所側に導かれるため、合流流路55の出口付近にて滞留することなく、第一補給流路27Aへとスムーズに流入する。
図8に示すように、第一補給流路27Aの下流端には、搬送ベルト12の下流側円弧部12dの外周に沿って円弧状の湾曲部材31が配設される。湾曲部材31は、下流側円弧部12dとの間で遊技球を搬送する端部樋30を形成する。
湾曲部材31は、下流側支持部材23に取り付けられ固定された円弧状の本体部31aと、本体部31aの内周に設けられ搬送ベルト12の下流側円弧部12dと所定の間隔を空けて設けられた湾曲部31bとを備える。
湾曲部31bはウレタン樹脂によって形成され、湾曲部31bと下流側円弧部12dとの間隔は遊技球の直径よりも僅かに小さく設定される。したがって、補給樋27を移動する遊技球のうち、補給シュート40から遊技機及び球貸機へと供給されなかった遊技球は、第一補給流路27Aの下流端まで到達して端部樋30へと流入する。端部樋30へ流入した遊技球は、湾曲部31bと下流側円弧部12dとの間に挟持され、図8に矢印で示すように、搬送ベルト12の下流側円弧部12dの移動によって湾曲部31b内周に沿って搬送され、搬送ベルト12の上位部12bの上面へと導かれる。
上位部12bは、図3,図4,及び図9に示すように、その両側が支持部材15の側壁部15bによって囲まれ、かつ上位部12bの上面に導かれた遊技球の重量は上位部12bの下方に配設された底部15aによって支持される。このように、上位部12b,底部15a,及び側壁部15bによって、上位部12bの移動によって遊技球を搬送する上部樋35が形成される。
上部樋35は、遊技球が移動する向きが補給樋27とは逆、つまり補給樋27とは上流と下流が逆となる。上部樋35の遊技球は、上部タンク4に向かう方向へと移動する。
搬送ベルト12は短手方向に傾斜して配設されるため、上部樋35は、補給樋27と同様に短手方向に傾斜して配設される。
上部樋35を移動する遊技球は、上部樋35に設けられた補助シュート41(図3参照)から補給シュート40へと導かれて遊技機及び球貸機に供給される。補助シュート41も、補給シュート40と同様に、全て上部樋35の低所側に設けられる。このように、上部樋35を移動する遊技球も、傾斜によって低所側に寄った状態で移動し、自重によって補助シュート41へと導かれる。補助シュート41については後に詳しく説明する。
上部樋35を移動する遊技球のうち、補助シュート41から補給シュート40へと導かれなかった遊技球は、上部樋35の下流端まで到達し、上部樋35から排出される。上部樋35から排出された遊技球のうち、振分板51上に導かれた遊技球は、第二案内部材53を通じて第二補給流路27Bへと導かれる。また、振分板51上に導かれなかった遊技球は、第一案内部材50上に落下し、第一案内部材50から第一補給流路27Aへと導かれる。
また、上部樋35を移動する遊技球も低所側に寄った状態で移動するため、上部樋35の下流端から排出される遊技球は、第一案内部材50上に落下し、第一補給流路27Aへ導かれ易い。そのため、上部樋35の下流側の低所側の側壁部15bに、上部樋35の低所側に寄った遊技球を高所側へ誘導する球寄せ部材(図示せず)を設けるようにしてもよい。球寄せ部材は、搬送ベルト12の上位部12bとの間に遊技球が通過不能は隙間を空けて配設される。この球寄せ部材を設けることによって、低所側に寄っていた遊技球を高所側に移動させることができるため、第一補給流路27Aと第二補給流路27Bへの遊技球の流入量を調整することが可能となる。
このように、上部タンク4から補給樋27へと導かれた遊技球のうち、補給樋27に設けられた補給シュート40及び上部樋35に設けられた補助シュート41のいずれにも導かれず、遊技機及び球貸機へと供給されなかった遊技球は、遊技島100内を循環するのではなく、補給樋27へと戻り搬送ベルト12に沿って遊技球供給装置1内を循環する。
次に、主に図3及び図9〜図13を参照して、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bに設けられた補給シュート40、及び上部樋35に設けられた補助シュート41について説明する。図10は補給シュート40を補給樋27から取り外した状態の斜視図であり、図11は補助シュート41を上部樋35から取り外した状態の斜視図であり、図12は補給シュート40及び補助シュート41の斜視図であり、図13は補給シュート40及び補助シュート41の断面図である。
補給シュート40は、遊技機に遊技球を供給する遊技機用補給シュート40A(40a)と、球貸機に遊技球を供給する球貸機用補給シュート40B(40b)とから構成され、各遊技機及び各球貸機のそれぞれに設けられる。なお、以下では、遊技機用補給シュート40A(40a)及び球貸機用補給シュート40B(40b)を総称する場合、「補給シュート40」と称する。
補助シュート41は、全ての補給シュート40に対応して設けられる。つまり、上部樋35には、補給シュート40と同数の補助シュート41が設けられる。
遊技機は、遊技島100の短手方向には、それぞれの背面を合わせた背向状態で配置される。そのため、背向状態で配置される一対の遊技機の一方は補給樋27の低所側に位置し、他方は高所側に位置することになる。
補給シュート40は全て補給樋27の低所側に設けられるため、補給樋27の低所側に位置する遊技機及び球貸機に対しては、遊技機用補給シュート40A及び球貸機用補給シュート40Bを通じてそのまま遊技球が供給される。これに対して、補給樋27の高所側に位置する遊技機及び球貸機に対しては、図3,図11,及び11に示すように、遊技機用補給シュート40a及び球貸機用補給シュート40bの出口部42に連結され補給樋画成部材28の平板部28aの下方を横切る連絡樋49を通じて遊技球が供給される。
このように、補給樋27を移動する遊技球は、補給樋27の低所側に設けられた補給シュート40を通じて、補給樋27の低所側から背向状態で配置された遊技機及び球貸機へと分配される。したがって、背向状態で配置された遊技機及び球貸機に対して均等に遊技球を分配することができる。
補給樋画成部材28の低所側の側壁部28bには、第一,第二補給流路27A,27Bに開口すると共に、補給シュート40の入口部45に連通する球排出口29が形成される。なお、図9(a)は第一補給流路27Aに形成された球排出口29から補給シュート40に遊技球が導かれる状態の図であり、図9(b)は第二補給流路27Bに形成された球排出口29から補給シュート40に遊技球が導かれる状態の図である。
球排出口29は、図10に示すように、補給樋27の長手方向に向かって、第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに交互に開口して形成される。つまり、隣り合う球排出口29は、同一の補給流路に開口することなく形成される。これにより、補給シュート40は、第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに交互に設けられる。具体的には、補給樋27の低所側に位置する遊技機に遊技球を供給する遊技機用補給シュート40Aは第二補給流路27Bに設けられ、補給樋27の高所側に位置する遊技機に遊技球を供給する遊技機用補給シュート40aは第一補給流路27Aに設けられる。このように、補給樋27の低所側に位置する遊技機には、第二補給流路27Bの遊技球が供給され、補給樋27の高所側に位置する遊技機には、第一補給流路27Aの遊技球が供給される。玉貸機用補給シュート40B,40bも同様となる。
なお、第一補給流路27Aと第二補給流路27Bのどちらか一方に遊技機用補給シュート40A,40aを設け、他方に玉貸機用補給シュート40B,40bを設けるようにしてもよい。この場合には、第一補給流路27Aと第二補給流路27Bへの遊技球の流入量に応じて、流入量の多い方に遊技機用補給シュート40A,40aを設け、他方に玉貸機用補給シュート40B,40bを設けるようにすると、多くの遊技球を必要とする遊技機への遊技球の供給状態が良好なものとなる。
補給シュート40が第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに交互に設けられることによって、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bのそれぞれに設けられる補給シュート40の間隔が長くなる。これについて詳しく説明すると、仮に、補給樋27が第一補給流路27Aのみで構成され、補給シュート40が全て第一補給流路27Aに設けられる場合には、隣り合う補給シュート40の間隔は、本実施の形態と比較して1/2になる。この場合、隣り合う補給シュート40の間隔が短いため、ある補給シュート40に遊技球が多く流入すれば、その下流側の隣りの補給シュート40には遊技球が流入し難くなる。これに対して、本実施の形態では、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bのそれぞれに設けられた補給シュート40の間隔が長いため、それぞれの補給シュート40に遊技球が安定して均等に流入し易い。したがって、背向状態で配置された遊技機及び球貸機に対して均等に遊技球が供給されることになる。
第一補給流路27Aは、図9に示すように、補給樋画成部材28の平板部28aにおける低所側の傾斜角度が高所側よりも大きく形成される。具体的には、平板部28aにおける低所側の端部28eは曲げ加工されて、大きい傾斜角度に形成される。したがって、第一補給流路27Aを移動し自重によって低所側へと寄った遊技球は、端部28eの大きい傾斜によって補給シュート40に向かって案内されると共に、磁性を有する搬送ベルト12との間隔が大きくなり、搬送ベルト12の磁界の影響を受け難くなるため、スムーズに補給シュート40へと導かれる。なお、端部28eの形状は、図示のように平板状に限らず、曲面状としてもよい。
次に、主に図12及び図13を参照して、補給シュート40及び補助シュート41の構成について説明する。
補給シュート40は、補給樋画成部材28の低所側の側壁部28bに取り付けられた筐体43と、筐体43を封止するカバー44とを備える。
筐体43には、補給樋画成部材28の側壁部28bの球排出口29と連通し、第一,第二補給流路27A,27Bから遊技球を受け入れる入口部45が形成される。
筐体43の底面は、下り傾斜して形成され、入口部45から流入した遊技球を下流端に設けられた出口部42へと案内する案内路46として構成される。
入口部45は、補給樋27の長手方向の寸法が、遊技球が複数個通過可能な寸法に形成される。出口部42は、遊技球が1個通過可能な程度の寸法に形成される。また、案内路46は、遊技球が1条で転動可能な程度の幅に形成される。
案内路46の途中には、案内路46を転動する遊技球を上下1段に均す均し部材47が設けられる。したがって、入口部45から筐体43内に流入した遊技球は、案内路46へと落下して案内路46上を転動し、均し部材47によって上下1段に均されて1球ずつ出口部42から排出される。出口部42から排出された遊技球は、遊技機又は球貸機へと供給される。
筐体43の上部は、カバー44によって封止されずに開口して形成され、その開口には補助シュート41の出口部42が連通している。補助シュート41の出口部42から補給シュート40の筐体43内に排出された遊技球は、案内路46の上流端に落下する。
したがって、補給シュート40の筐体43内では、補給シュート40の入口部45から流入した遊技球と、補助シュート41から排出された遊技球とが合流することになる。しかし、この遊技球が合流する合流部は、均し部材47の上流側に設けられるため、補給シュート40の出口部42における遊技球の球詰まりが防止される。
補助シュート41は、上部樋35から遊技球を受け入れる入口部45を有し、入口部45は支持部材15の低所側の側壁部15bに形成された球排出口48(図11参照)に連通して形成される。補助シュート41におけるその他の構成は、補給シュート40の構成と同様であり、補給シュート40と同様の構成には同一の符号を付す。
以上のように、搬送ベルト12に沿って遊技球供給装置1内を循環する遊技球のうち、補給樋27を移動する遊技球は、自重で低所側へと誘導され補給シュート40から遊技機及び球貸機へと供給され、上部樋35を移動する遊技球も、自重で低所側へと誘導され補助シュート41を通じて補給シュート40へと導かれ、遊技機及び球貸機へと供給される。
以上の本実施の形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
搬送ベルト12は遊技島100の長手方向に水平に配置されるため、高さ方向に大きな設置スペースを必要としない。
また、搬送ベルト12及び補給樋27が遊技島の短手方向に傾斜して配設されるため、補給樋27を移動する遊技球は、自重によって低所側へと寄った状態で移動し、補給樋27の低所側に設けられた補給シュート40を通じて背向状態で配置された遊技機へと分配されて供給される。したがって、背向状態で配置された遊技機に対して均等に遊技球を供給することができる。
また、補給樋27は、遊技球が平板部28a上を移動する第一補給流路27Aと、搬送ベルト12の下位部12aの上面にて遊技球を搬送する第二補給流路27Bとを備え、補給シュート40は、第一補給流路27Aと第二補給流路27Bとに交互に設けられるため、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bのそれぞれに設けられる補給シュート40の間隔が長くなる。したがって、それぞれの補給シュート40に遊技球が安定して流入するようになるため、背向状態で配置された遊技機に対して均等に遊技球を供給することができる。
また、第一補給流路27A及び第二補給流路27Bから遊技機及び球貸機に供給されなかった遊技球は、合流流路55にて合流した後、端部樋30を通じて上部樋35へと導かれて補給樋27の入口部へと戻されるため、遊技島100の循環装置を循環することがない。したがって、循環装置内における遊技球の無駄な循環が発生せず、揚送装置等にかかる負荷が軽減されて、循環装置のランニングコストを低く抑えることができる。
また、補給樋27を移動する遊技球は、搬送ベルト12に設けられた磁性体の作用によって、搬送ベルト12の下位部12aと平板部28aとの間を遊嵌状態で移動し、補給シュート40から遊技機及び球貸機に供給される。このように、補給樋27を移動する遊技球は、搬送ベルト12によって挟持されることなく搬送されるため、駆動モータ13に掛かる負荷を抑制することができる。
次に、本実施の形態の他の形態、具体的には、第一補給流路27Aを移動する遊技球に対して速度を付与する速度付与手段の他の形態について説明する。
(1)搬送ベルト12に磁性体を設ける代わりに、図14に示すように、搬送ベルト12のベルト表面に、ベルト短手方向に渡って立設した突出壁60をベルト長手方向に所定間隔を空けて設けるようにしてもよい。
突出壁60の高さは2mm程度に形成され、隣合う突出壁60の所定間隔は遊技球数個分、具体的には遊技球4,5個分程度に形成される。
搬送ベルト12に突出壁60を設けることによって、搬送ベルト12が周回するのに伴って、下位部12aと平板部28aとの間で遊嵌状態の遊技球の上部に突出壁60が当接する。これにより、平板部28a上の遊技球にベルト長手方向の速度が付与され、遊技球は第一補給流路27Aを移動する。
このように、第一補給流路27Aを移動する遊技球は、搬送ベルト12と平板部28aによって挟持されることなく搬送されるため、駆動モータ13に掛かる負荷を抑制することができる。
(2)搬送ベルト12に磁性体を設ける代わりに、図15に示すように、搬送ベルト12のベルト表面に突設する、椀状の半球体61を複数形成するようにしてもよい。半球体61の半径は2mm程度に形成される。
半球体61の配列としては、図15に示すように、千鳥状に配列するのが望ましい。具体的には、半球体61は、短手方向に所定間隔を空けて配列された半球体列を形成し、その半球体列が、長手方向に所定間隔を空けて、かつ隣合う半球体列の各半球体が千鳥状となるように配列される。半球体61の短手方向の所定間隔、及び半球体列の長手方向の所定間隔は、遊技球1,2個分程度に形成される。
搬送ベルト12に半球体61を設けることによって、搬送ベルト12が周回するのに伴って、下位部12aと平板部28aとの間で遊嵌状態の遊技球の上部に半球体61が当接する。これにより、平板部28a上の遊技球にベルト長手方向の速度が付与され、遊技球は第一補給流路27Aを移動する。
このように、第一補給流路27Aを移動する遊技球は、搬送ベルト12と平板部28aによって挟持されることなく搬送されるため、駆動モータ13に掛かる負荷を抑制することができる。
また、搬送ベルト12に突起物を設ける場合、第一補給流路27Aの入口部付近にて、突起物と平板部28aとの間で遊技球の球詰まりが発生する可能性がある。しかし、半球体61は短手方向に間隔を空けて配列されるため、遊技球は短手方向に隣合う半球体61の隙間に逃げることができ、球詰まりの発生が防止される。また、隣合う半球体列の各半球体が千鳥状となるように配列されるため、隙間に逃げた遊技球には、後続の半球体列の半球体61が当接して、ベルト長手方向の速度が付与される。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の遊技球供給装置は、遊技機に遊技球を供給する装置として適用することができる。なお、遊技機としては、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、スロットマシンなどの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
1 遊技球供給装置
3 揚送装置
4 上部タンク
10,11 ローラ
12 搬送ベルト
12a 下位部
12b 上位部
12c 上流側円弧部
12d 下流側円弧部
13 駆動モータ
15 支持部材
27 補給樋
27A 第一補給流路
27B 第二補給流路
28 補給樋画成部材
28a 平板部
28b 側壁部
29 球排出口
30 端部樋
31 湾曲部材
35 上部樋
40 補給シュート
40A,40a 遊技機用補給シュート
40B,40b 球貸機用補給シュート
41 補助シュート
50 第一案内部材
51 振分板
53 第二案内部材
55 合流流路
56 誘導板
100 遊技島
3 揚送装置
4 上部タンク
10,11 ローラ
12 搬送ベルト
12a 下位部
12b 上位部
12c 上流側円弧部
12d 下流側円弧部
13 駆動モータ
15 支持部材
27 補給樋
27A 第一補給流路
27B 第二補給流路
28 補給樋画成部材
28a 平板部
28b 側壁部
29 球排出口
30 端部樋
31 湾曲部材
35 上部樋
40 補給シュート
40A,40a 遊技機用補給シュート
40B,40b 球貸機用補給シュート
41 補助シュート
50 第一案内部材
51 振分板
53 第二案内部材
55 合流流路
56 誘導板
100 遊技島
Claims (7)
- 背向状態で配置された遊技機が長手方向に複数配列された遊技島に設けられ、傾斜樋を通じて流入した遊技球を各遊技機に供給する遊技球供給装置において、
前記遊技島の長手方向に間隔を空けて配置され、前記遊技島の短手方向に延びる回転軸を有する二つのローラと、
前記二つのローラに掛け回され、前記遊技島の短手方向に所定の傾斜角度で傾斜して配設された無端状の搬送ベルトと、
前記ローラの一方を回転駆動し、前記搬送ベルトを周回させる駆動源と、
前記搬送ベルトと同一の傾斜角度で傾斜して配設され、前記傾斜樋から流入した遊技球を前記搬送ベルトの下位部の移動によって搬送する補給樋と、
前記補給樋の低所側に設けられ、前記補給樋を移動する遊技球を背向状態で配置された各遊技機へと導く複数の補給シュートと、を備え、
前記補給樋は、
前記搬送ベルトの下位部の直下に間隔を空けて設けられた平板部を有し、前記下位部の移動によって遊技球を前記平板部上を移動させて搬送する第一補給流路と、
前記下位部の両側を囲う側壁部を有し、前記下位部の上面にて遊技球を搬送する第二補給流路と、を備え、
前記補給樋の入口部には、前記傾斜樋から前記補給樋へと導かれる遊技球を前記第一補給流路と前記第二補給流路とに振り分ける振分部材が配設され、
前記補給シュートは、前記補給樋の長手方向に沿って、前記第一補給流路と前記第二補給流路とに交互に設けられることを特徴とする遊技球供給装置。 - 前記第一補給流路と前記第二補給流路との下流側を接続し、前記第二補給流路の遊技球を前記第一補給流路へと導く合流流路と、
前記搬送ベルトの下流側円弧部の外周に沿って間隔を空けて設けられた湾曲部を有し、前記下流側円弧部の移動によって遊技球を前記湾曲部内周に沿って搬送する端部樋と、
前記搬送ベルトの上位部を支持する支持部を有し、前記上位部の移動によって遊技球を搬送する上部樋と、を備え、
前記第一補給流路から前記端部樋を通じて前記上部樋へと導かれた遊技球は、前記補給樋の入口部へと戻されることを特徴とする請求項1に記載の遊技球供給装置。 - 前記第二補給流路には、最下流に設けられた補給シュートの下流側に遊技球を前記合流流路へと導く誘導板が設けられ、
前記合流流路は、前記第二補給流路の遊技球を前記第一補給流路の高所側へと導くことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技球供給装置。 - 前記誘導板は、前記第二補給流路の左右の前記側壁部に亘って、かつ前記搬送ベルトの前記下位部の上面との間に遊技球が通過不能な間隔を空けて設けられることを特徴とする請求項3に記載の遊技球供給装置。
- 前記上部樋の長手方向に沿って設けられ、前記上部樋を移動する遊技球を前記補給シュートへと導く補助シュートを備えることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一つに記載の遊技球供給装置。
- 前記補給シュートには、遊技球を上下1段に均す均し部材が設けられ、
前記補給シュートにおける前記補給樋から流入した遊技球と前記補助シュートから流入した遊技球との合流部は、前記均し部材の上流側に設けられることを特徴とする請求項5に記載の遊技球供給装置。 - 前記第一補給流路は、前記平板部と前記搬送ベルトの前記下位部との間で遊技球が遊嵌状態で移動するように構成され、
前記搬送ベルトは、周回するのに伴って遊嵌状態の遊技球に速度を付与する速度付与手段を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の遊技球供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008183916A JP2010022417A (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | 遊技球供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2008183916A JP2010022417A (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | 遊技球供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010022417A true JP2010022417A (ja) | 2010-02-04 |
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| JP2008183916A Pending JP2010022417A (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | 遊技球供給装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2010022417A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012095912A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Ebis Work:Kk | 遊技球揚送装置 |
-
2008
- 2008-07-15 JP JP2008183916A patent/JP2010022417A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012095912A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Ebis Work:Kk | 遊技球揚送装置 |
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