JP3019706B2 - 自動閉端子加工機 - Google Patents

自動閉端子加工機

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JP3019706B2
JP3019706B2 JP5350930A JP35093093A JP3019706B2 JP 3019706 B2 JP3019706 B2 JP 3019706B2 JP 5350930 A JP5350930 A JP 5350930A JP 35093093 A JP35093093 A JP 35093093A JP 3019706 B2 JP3019706 B2 JP 3019706B2
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浩二 金丸
忠康 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数本の皮剥ぎされ
た電線の芯線部分を相互によじった後、この芯線部分を
閉端子に挿入し、圧着固定することにより閉端子圧着電
線を製造する自動閉端子加工機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、閉端子は、図45に示すように、一端が閉塞された
小径の収容筒52の他端に大径の導入筒53を一体成形
して成る絶縁性部材51と、前記収容筒52の内周部分
に装着した導電性部材によって形成されたスリーブ54
とから構成されており、端部を皮はぎして芯線を露出し
た複数本の絶縁被覆電線の前記芯線部分を相互によじっ
た後、前記収容筒52に挿入し、この収容筒52部分を
かしめることによって複数本の電線を接続するといった
一連の作業は、従来手作業によって行われていた。
【0003】しかし、指先で芯線をよじる作業を一日中
繰り返して行うと、指先が痛くなると共に作業効率が悪
くなって生産性が低下するといった問題が生じていた。
また、上記のように、閉端子には芯線部分を挿入し易い
ように導入筒53が形成されているが、手作業で芯線部
分を閉端子に挿入する場合は、小径の前記収容筒52に
確実に芯線部分を収容することは難しく、挿入量もまち
まちになって、圧着不良が発生する等の種々の問題が生
じていた。
【0004】そこで、この発明の課題は、上述したよう
な手作業による種々の問題を解決するため,一連の作業
を自動化することのできる自動閉端子加工機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、皮剥ぎされた複数本の電線
を把持する電線把持手段と、前記電線把持手段に前記電
線を把持させる際に、前記電線把持手段に対する当該電
線の突出長さを一定に保つための線材供給用位置決め部
材と、前記電線把持手段に把持された複数本の電線の芯
線部分を相互によじり合わす電線よじり機と、閉端子を
1個づつ送り出してよじり合わされた前記芯線部分に閉
端子を供給する閉端子供給機と、前記閉端子を前記芯線
部分に圧着固定する端子圧着機と、芯線部分に閉端子が
圧着固定された閉端子圧着電線を排出する閉端子圧着電
線排出機と、前記線材供給用位置決め部材、前記電線よ
じり機、閉端子供給機、端子圧着機及び閉端子圧着電線
排出機の前面側に配設され、前記電線把持手段を前記
材供給用位置決め部材から閉端子圧着電線排出機まで搬
送して前記電線を各作業位置に供給する搬送手段とを備
、前記線材供給用位置決め部材は、前記電線の先端を
当接させる当板と、ねじによって前記当板を前記電線の
先端に対して進退調整自在に固定する支持部材とを備え
ものである。
【0006】また、請求項2記載の発明は、皮剥ぎされ
た複数本の電線を把持する電線把持手段と、この電線把
持手段に把持された複数本の電線の芯線部分を相互によ
じり合わす電線よじり機と、閉端子を1個づつ送り出し
てよじり合わされた前記芯線部分に閉端子を供給する閉
端子供給機と、前記閉端子を前記芯線部分に圧着固定す
る端子圧着機と、前記端子圧着機により圧着処理された
前記電線に対し、前記閉端子の有無及び皮剥ぎされた前
記芯線部分の前記閉端子からのはみ出しを検出して圧着
不良を検出する圧着検査機と、前記圧着検査機により圧
着検査された閉端子圧着電線を排出する閉端子圧着電線
排出機と、前記電線よじり機、閉端子供給機、端子圧着
機、圧着検査機及び閉端子圧着電線排出機の前面側に配
設され、前記電線把持手段を前記電線よじり機から閉端
子圧着電線排出機まで搬送して前記電線を各作業位置に
供給する搬送手段とを備え、前記圧着検査機は、略V字
形に凹んだ歯形状に形成されて上下に配され且つ前後に
若干ずれたように設けられた電極によって前記電線の前
記閉端子との接続近傍を挟み込むことにより、圧着不良
を検出するようにされたものである。
【0007】さらに、請求項3記載の発明は、皮剥ぎさ
れた複数本の電線を把持する電線把持手段と、この電線
把持手段に把持された複数本の電線の芯線部分を相互に
よじり合わす電線よじり機と、閉端子を1個づつ送り出
してよじり合わされた前記芯線部分に閉端子を供給する
閉端子供給機と、前記閉端子を前記芯線部分に圧着固定
する端子圧着機と、芯線部分に閉端子が圧着固定された
閉端子圧着電線を排出する閉端子圧着電線排出機と、前
記電線よじり機、閉端子供給機、端子圧着機及び閉端子
圧着電線排出機の前面側に配設され、前記電線把持手段
を前記電線よじり機から閉端子圧着電線排出機まで搬送
して前記電線を各作業位置に供給する搬送手段とを備
え、前記電線把持手段は、前記電線を把持する開閉可能
なクランプと、前記クランプを開閉させるカム機構と、
前記クランプ及び前記カム機構を支持し、前記搬送手段
にセットされて搬送される本体フレームとを備え、前記
クランプは、前記本体フレーム内で互いに接近離反可能
とされた一対のスライド部材と、前記両スライド部材の
接近離反により開閉する前記電線把持用のクランプ爪
と、前記クランプ爪が開状態になる方向に前記両スライ
ド部材を相対的に付勢する付勢手段とを備え、前記カム
機構は、前記一対のスライド部材にそれぞれ設けられた
一対のローラと、前記付勢手段の付勢力に抗し前記一対
のローラの間に進退自在に配されて前記クランプ爪を開
閉作動するカムとを備えるものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の自動閉端子加工機では、皮剥
ぎされた複数本の電線を把持する電線把持手段が、搬送
手段によって前記電線よじり機から閉端子圧着電線排出
機まで順次搬送され、各作業位置でそれぞれの作業が行
われる。まず、前記電線よじり機では、前記電線把持手
段に把持された複数本の電線の芯線部分が相互によじり
合わされる。次に、前記閉端子供給機では、よじり合わ
された芯線部分に閉端子が供給される。そして、前記端
子圧着機において閉端子が芯線部分に圧着固定される。
このようにして閉端子が圧着固定された閉端子圧着電線
が、前記閉端子圧着電線排出機によって排出される。
して、線材位置決め部材を設けているので、電線の先端
を当板に当接させることにより、電線把持手段に対して
電線が常に同じ状態で供給される。この際、線材供給用
位置決め部材が当板と支持部材を有し、ねじによって当
板を電線の先端に対して進退調整自在に固定するように
しているので、電線の先端を当板に当接させるときの当
接位置を容易に進退調整できるという利点がある。
【0009】請求項2に記載の自動閉端子加工機では、
圧着検査機を設けているので、排出前に圧着不良の閉端
子圧着電線を検出することができる。ここで、圧着検査
機が、略V字形に凹んだ歯形状に形成されて上下に配さ
れ且つ前後に若干ずれたように設けられた電極によって
電線の閉端子との接続近傍を挟み込むようにされている
ので、電線の閉端子との接続近傍を略V字形の電極で確
実に挟み込んで検査することが可能である。
【0010】請求項3に記載の自動閉端子加工機では、
電線を把持する開閉可能なクランプとして、本体フレー
ム内で互いに接近離反可能とされた一対のスライド部材
と、両スライド部材の接近離反により開閉する電線把持
用のクランプ爪と、クランプ爪が開状態になる方向に両
スライド部材を相対的に付勢する付勢手段とを備わし
め、このクランプをカム機構で開閉させる構成としてい
るので、カム機構を駆動することでクランプ爪が閉じ、
複数本の絶縁被覆電線が確実に把持される。
【0011】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1に示すように、この自動閉端子加工機1は、線
材供給用位置決め部材2,電線よじり機3,閉端子供給
機4,端子圧着機5,圧着検査機6及び閉端子圧着電線
排出機7が順次配設されており、その前面側に設けられ
たフリーフローコンベア9によって、電線を把持した電
線チャックパレット8が線材供給用位置決め部材2から
閉端子圧着電線排出機7まで移動し、それぞれの位置で
その電線に対してそれぞれの作業が行われるようになっ
ている。
【0012】前記チャックパレット8は、図2ないし図
5に示すように、電線を把持する開閉可能なクランプ8
10と、このクランプ810を開閉させるカム機構82
0と、これらクランプ810及びカム機構820を支持
する本体フレーム840とから構成されている。
【0013】前記本体フレーム840は、ベース板84
1と、このベース板841に支持される側板842と、
この側板842の上端に支持される上面及び背面を被う
カバー843とから構成されており、前記カバー843
の前端部には電線セット用の溝844aを有するガイド
板844が立設されている。
【0014】前記クランプ810は、図5に示すよう
に、前記本体フレーム840の側板842間に架け渡さ
れた2本のガイドロッド814が貫通することにより、
接近離反可能に前記本体フレーム840に支持される左
右一対のスライド部材813と、各スライド部材813
の前端部からさらに前方へ突出するクランプアーム81
2と、このクランプアーム812の先端に支持されるク
ランプ爪811とから構成されており、前記スライド部
材813の下面には、前記カム機構820の従動体とな
るローラ821が支持されている。
【0015】また、前記スライド部材813の内部に
は、一端が一方のスライド部材813に連結され、他端
が他方のスライド部材813に連結された図6に示すコ
イルばね815が収容されており、このコイルばね81
5の張力によって双方のスライド部材813が相対的に
接近する方向に付勢されている。なお、双方のスライド
部材813が当接した状態では、図2に示すように左右
のクランプ爪811が開いた状態になっている。
【0016】前記カム機構820は、図3及び図7に示
すように、従動体である前記ローラ821と、このロー
ラ821を動かすことにより、前記クランプ810を開
閉するカム822とによって構成されている。
【0017】前記カム822は、前記ベース板841の
前後に立設されたストッパ部材823,824間に架け
渡された2本のガイドロッド825が貫通することによ
り、前進後退可能に前記本体フレーム840に支持され
たスライド部材826と、このスライド部材826に一
体的に支持されるカム本体827とから構成されてお
り、そのカム本体827の両側面がカム面として前記ロ
ーラ821の外周面に接触するようになっている。
【0018】前記カム本体827は、前記スライド部材
826と一体成形されたベース部材828と、このベー
ス部材828の上面に支持される上部カム部材829
と、前記ベース部材828及び上部カム部材829の間
に挟み込まれる可動カム部材830とから構成されてい
る。
【0019】前記上部カム部材829の中央部には、一
側から他側にわたって前記可動カム部材830の収容凹
部829aが形成されており、前記可動カム部材830
がその収容凹部829aに収容された状態では、可動カ
ム部材830の両側面が上部カム部材829の両側部に
露出して上部カム部材829の両側面と共にカム面82
7aを形成している。
【0020】前記カム面827aは、前記上部カム部材
829の前端から後端に至る中間部分が外側に膨らんで
おり、その膨らんだ中間部分は、主として前記可動カム
部材830の両側面によって形成されている。
【0021】前記可動カム部材830は、図7に示すよ
うに、前記上部カム部材829の収容凹部829aに沿
って左右に摺動する前後一対の可動部材831と、この
可動部材831を相互に反対方向に押圧するコイルばね
832とを有している。
【0022】前記可動部材831は、両端部にラック部
831bを備えたスライダ831aの一端に、前記カム
面827aを形成する突出部831cが形成されたもの
であり、その一端側のラック部831bの近傍には前記
コイルばね832の当接部831dが形成されている。
【0023】従って、可動カム部材830を上部カム部
材829の収容凹部829aに収容した状態では、同図
に示すように、前記当接部831d間に前記コイルばね
832が挟み込まれ、各可動部材831をその突出部8
31c側に付勢するが、前記当接部831dの先端が対
向する可動部材831の他端側のラック部831b側面
に当接することにより可動部材831の摺動範囲が規制
されるようになっている。
【0024】また、前記可動部材831は、ラック部8
31b同士が相互に対向する位置にあり、この対向する
ラック部831bの歯に噛合するピニオン833が前記
ベース部材828と、上部カム部材829に回転可能に
支持されている。
【0025】従って、両可動部材831のカム面827
aに内方向への外力が加わると、図11に示すように、
両可動部材831が同量だけ内側へ移動するが、ラック
部831bの長さによって定まる。
【0026】なお、前記スライド部材826の前面及び
後面には、図7に示すように、操作ロッド826a,8
26bが設けられており、スライド部材826がストッ
パ823に当接した状態ではストッパ823に形成され
た孔823aを操作ロッド826aが貫通し、スライド
部材826がストッパ824に当接した状態ではストッ
パ824に形成された孔824aを操作ロッド826b
が貫通するようになっている。従って、前後のストッパ
823,824から突出した操作ロッド826a,82
6bを押し込むことにより、スライド部材826及びカ
ム本体827を前後に動かすことができる。
【0027】また、図4及び図5に示すように、前記ベ
ース板841の上面には中央部に上方に付勢されたボー
ル841aが半分露出した状態に設けられており、前記
スライド部材826の下面には、スライド部材826が
ストッパ823,824に当接する位置で前記ボール8
41aが嵌合する凹部826cがそれぞれ設けられてい
る。従って、スライド部材826がストッパ823,8
24に当接する位置では、前記ボール841aの凹部8
26cへの嵌合により、スライド部材826の動きがあ
る程度規制され、位置決めが行われる。
【0028】以上のように構成された電線チャックパレ
ットは、図2,図4,図8に示す状態、即ちカム本体8
27がストッパ824と当接している状態では、ローラ
821が膨らみのないカム面827aの前端部に接触す
るので、クランプ810のベース部材813が外側に押
し広げられることがなく、コイルばね815の張力によ
って互いに接触しており、図2に示すように、クランプ
爪811は開いた状態に保持されている。
【0029】従って、ガイド板844の溝844aに、
複数本の絶縁被覆電線をセットし、操作ロッド826b
を前方へ押し込むと、カム本体827が前方へ移動す
る。これに伴って、カム面827の膨らんだ部分によ
ってローラ821が押され、図3,図5及び図9に示す
ように、前記ベース部材813が相互に離反するので、
図3に示すように、クランプ爪811が閉じ、複数本の
絶縁被覆電線が確実に把持される。
【0030】ところで、上述したように、前記可動カム
部材830は、可動部材831が相互に内方へ移動可能
となっているため、例えば、把持する絶縁被覆電線の本
数を増したり、太い電線を把持する場合にも、図10及
び図11に示すように、可動部材831の突出部831
cによって形成されるカム面827aが内方へ入り込
み、クランプ爪811が若干開くことによって電線束の
太さの増加分を容易に吸収することができる。
【0031】前記フリーフローコンベア9は、図12に
示すように、前記線材供給用位置決め部材2,電線よじ
り機3,閉端子供給機4,端子圧着機5,圧着検査機6
及び閉端子圧着電線排出機7の前面側に設置されてお
り、前記電線チャックパレット8を載せて前記線材供給
位置決め部材2から閉端子圧着電線排出機7まで搬送す
るコンベア本体910と、前記電線チャックパレット8
がそれぞれの作業位置にきたとき駆動している前記フリ
ーフローコンベア9上で前記電線チャックパレット8を
停止させる停止手段920と、停止した前記電線チャッ
クパレット8をコンベア本体910上から持ち上げて固
定する固定手段930とから構成されている。
【0032】前記コンベア本体910は、図12及び図
13に示すように、本体フレーム914の両端に配置さ
れたギア911に2本のチェーン912が平行にかけ渡
されたものであり、それぞれのチェーン912には前記
ギア911間で垂れ下がらないように途中にいくつかの
ガイドレール913が設けられている。
【0033】前記停止手段920は、ストッパシリンダ
921のピストンロッド922を前記コンベア本体91
0の平行な2本のチェーン912間に突出させることに
より、前記電線チャックパレット8をそのピストンロッ
ド922に当接させてその位置に停止させるものであ
り,前記線材供給用位置決め部材2,電線よじり機3,
閉端子供給機4,端子圧着機5,圧着検査機6及び閉端
子圧着電線排出機7の前後にそれぞれ配置されている。
この停止手段920は、上記のように、電線チャックパ
レット8を停止させた後、各作業機からの作業終了信号
を受けることにより前記ピストンロッド922を退かせ
て停止状態を解除するようになっている。
【0034】前記固定手段930は、図14ないし図1
6に示すように、シリンダ931によって昇降させるリ
フター932と、このリフター932によって前記電線
チャックパレット8のベース板841を押しつけて固定
する押圧部材933とから構成されている。
【0035】前記リフター932は、前記線材供給用位
置決め部材2,電線よじり機3,閉端子供給機4,端子
圧着機5,圧着検査機6及び閉端子圧着電線排出機7及
び両端部に設置された電線チャックパレット8の供給機
41、電線チャックパレット8の排出機構942に
対応して前記チェーン912の外側にそれぞれ設けられ
ており、このリフター932に対応して前記押圧部材9
33が前記本体フレーム914に支持されている。
【0036】このリフター932は、前記シリンダ93
1のピストンロッド931aに固定された支持板931
bの上に取り付けられており、前記支持板931bの昇
降を円滑に行うために、前記支持板931bには本体フ
レーム914に取り付けられたガイド筒931cにスラ
イド自在に挿入されるガイドピン931dが取り付けら
れている。
【0037】また、このリフター932は、上記のよう
に、電線チャックパレット8を固定した後、各作業機か
らの作業終了信号を受けることにより降下し、固定状態
を解除するようになっている。
【0038】前記供給機構941は、前記コンベア本体
910の線材供給用位置決め部材2側の端部に設けられ
ており、下向側のチェーン912に載せられた電線チャ
ックパレット8をコンベア本体910の側方に引き出す
電線チャックパレット8の引出機構と、この引出機構か
ら引出された電線チャックパレット8を上方側のチェー
ン912位置に持ち上げる昇降機構と、この昇降機構に
よって持ち上げられた電線チャックパレット8を上方側
のチェーン912上に送り出す電線チャックパレット8
の送出機構とから構成されている。
【0039】前記排出機構942は、前記コンベア本体
910の閉端子圧着電線排出機7側の端部に設けられて
おり、上向側のチェーン912に載せられた電線チャッ
クパレット8をコンベア本体910の側方に引出す電線
チャックパレット8の引出機構と、この引出機構から引
出された電線チャックパレット8を下方側のチェーン位
置に降ろす昇降機構と、この昇降機構によって降ろされ
た電線チャックパレット8を下方側のチェーン912上
に送り出す電線チャックパレット8の送出機構とから構
成されている。
【0040】以上のように構成されたフリーフローコン
ベア9では、運転時にはチェーン912が図12の右回
り方向に連続的に回転駆動されており、従って、前記供
給機構941の送出機構によって送り出された電線チャ
ックパレット8がコンベア本体910の上方側のチェー
ン912上に載せられると、前記線材供給用位置決め部
材2から前記閉端子圧着電線排出機7までそれぞれの前
面側を移動していく。
【0041】そして、前記電線チャックパレット8が前
記線材供給用位置決め部材2の前面位置にくると、図1
4に示すように、既にピストンロッド922が伸び出し
た状態で待機している前記停止手段20によって電線
チャックパレット8がその位置に停止する。続いて、図
15に示すように、リフター932が上昇して電線チャ
ックパレット8をチェーン912上から持ち上げると、
図16に示すように、電線チャックパレット8のベース
板841が前記押圧部材933との間に挟み込まれてそ
の位置に固定されるので、ここで、前記線材供給用位置
決め部材2によって電線を位置決めし,電線チャックパ
レット8に把持させる。
【0042】その後、前記リフター932が降下し、続
いて停止手段920のピストンロッド922が退くの
で、前記電線チャックパレット8は再び前記コンベア本
体910によって前記電線よじり機3のほうへ搬送され
る。そして、各作業位置で同様の動作が繰返される。
【0043】前記圧着検査機6における圧着不良の検査
が終了すると、前記閉端子圧着電線排出機7によって閉
端子圧着電線を製品ストッカー7dに排出した後、電線
チャックパレット8が排出位置に送り込まれ、リフター
932によって持ち上げられた状態で前記排出機構94
2の引出機構によって電線チャックパレット8がコンベ
ア本体910から排出される。
【0044】排出された電線チャックパレット8は前記
排出機構942の昇降機構によってコンベア本体910
の側方で降下し、送出機構によって下方側のチェーン9
12に再び載せられて電線チャックパレット8の供給側
へ搬送される。そして、前記供給機構941の引出機構
によって電線チャックパレット8が引出され、前記昇降
機構によってコンベア本体910の側方で再び上昇し、
供給用の電線チャックパレット8として待機している。
【0045】前記線材供給位置決め部材2は、前記電線
チャックパレット8に電線を把持させる際、その突出長
さを一定に保つためのものであり、前記供給機構941
の隣りに設置されている。この線材供給位置決め部材2
は、図17に示すように、電線の先端を当接させる円板
状の当板210を備えており、この当板210は、ねじ
220によって、支持部材230に進退自在に固定され
ている。
【0046】従って、前記当板210を回転させること
により当板210を所定の位置に設定し、この当板21
0を電線の先端を当接させた状態で前記電線チャックパ
レット8に把持させる。
【0047】前記芯電線よじり機3は、前記電線チェッ
クパレット8に把持された複数本の電線の皮はぎされた
芯線部分によじり加工を施し、相互に接続するものであ
り、図18及び図19に示すように、前記電線チャック
パレット8に把持された電線Aの皮はぎされた芯線部分
aによじり加工を施すよじり機本体310と、このよじ
り機本体310を、前記電線Aに対して進退させる進退
駆動機構320と、前記よじり機本体310及び進退駆
動機構320を制御する制御手段(図示せず)とから構
成されている。
【0048】前記よじり機本体310は、従来の芯線よ
じり機と同様に、皮はぎされた電線Aの芯線部分aを押
える複数の押え部材311と、この押え部材311を前
記電線Aの芯線部分を中心に回転させるモーター312
とを備えており、前記押え部材311が電線挿入部31
3に挿入された電線Aの芯線部分aを押えた状態で回転
することにより、芯線部分aによじり加工を施すもので
ある。前記モーター312には、スピードコントローラ
を有する電源装置(図示せず)が接続されており、回転
数の調節が行なえるようになっている。
【0049】前記進退駆動機構320は、フレーム33
0の前後に支持されたガイドロット322及びこのガイ
ドロッド322を貫通した状態でガイドロッド322に
沿って前後に摺動可能なスライド部材323から成るス
ライド機構321と、前記スライド部材323を前後に
動かすボールネジ機構及びモーターから成る駆動手段
(図示せず)とによって構成されている。
【0050】前記スライド部材323の下面には、支持
プレート324が取り付けられており、この支持プレー
ト324の前端には電線Aの挿入孔325aを有する正
面パネル325が設けられている。また、前記支持プレ
ート324には前記よじり機本体310の保持部材32
6が取り付けられており、前記電線挿入部313が正面
パネル325の挿入孔325aに対向するように、前記
よじり機本体310を支持プレート324に取り付ける
ことができる。
【0051】以上のように構成された芯線よじり機3
は、前記電線チャックパレット8が電線Aを把持した状
態で正面位置に停止すると、上述したように、電線Aの
先端が常時一定位置に保持されるので、前記制御手段か
らの命令によって進退駆動機構320が作動し、図18
に2点鎖線で示すように、よじり機本体310が前進し
て電線Aの芯線部分aが前記よじり機本体310に所定
量だけ挿入される。
【0052】次に、モーター312により押え部材31
1が回転駆動されて、前記よじり機本体310によるよ
じり加工が開始されるとともに進退駆動機構320が作
動してよじり機本体310が後退する。つまり、よじり
機本体310が後退しながら芯線部分aによじり加工を
施すことになる。従って、芯線の線径が相互に異なる複
数本の電線をよじる場合でも、細い芯線のみが一定位置
で太い芯線上に巻き付くといった不都合が起こりにく
く、均一なよじり加工を施すことができる。
【0053】前記閉端子供給機4は、前記電線よじり機
3によってよじられた複数本の電線の芯線部分に閉端子
を挿入するものであり、多数の閉端子を一個づつ送り出
す閉端子送出装置4aと、この閉端子送出装置4aから
供給される閉端子を1個づつ吸引して搬送する閉端子搬
送装置4bと、この閉端子搬送装置4bによって搬送さ
れた閉端子を把持して前記電線の芯線部分に挿入する閉
端子挿入装置4cとから構成されている。
【0054】前記閉端子送出装置4aは、図20ないし
図22に示すように、それぞれ基板430上に配置され
た回転ドラム体411及び回転駆動機構415から成る
ボールフィーダ410と、直進ガイド杆421及び振動
付与機構427から成るストレートフィーダ420とか
ら構成されている。
【0055】前記回転ドラム体411は、図20,図2
2,図23及び図24に示すように、軸心方向の一端側
が閉塞された底部412を有する有底円筒状に構成され
ており、軸心方向の他端側に軸心を中心とする円形の開
口413が形成されている。また、回転ドラム体411
の底部412側の内周面には、周方向に所定間隔を有し
て複数(本実施例では8枚)のかき上げ羽根414が径
方向内方へ所定の角度をもって張り出している。
【0056】前記回転駆動機構415は、図21及び図
22に示すように、基板430上に配置された架台41
6と、この架台416に取り付けられた駆動モーター4
17と、開口413側が底部412側より高くなるよう
に前記回転ドラム体411を支持すべく、架台416の
上部に回転自在に支持された4箇所のドラム支持部41
8と、各ドラム支持部418上に載置された回転ドラム
体411をその軸心回りに回転駆動させるべく、前記駆
動モーター417の駆動軸の回転を前記ドラム支持部4
18に伝達するベルト伝達機構等の動力伝達部419と
から構成されている。
【0057】前記直進ガイド杆421は、図20及び図
21に示すように、その一端側が前記開口413より回
転ドラム体411内に挿入されており、一端側から他端
側に向かって若干下り傾斜の状態で前記基板430上に
配置された振動付与機構427の上面に着脱自在に取り
付けられている。
【0058】また、この直進ガイド杆421の上面に
は、その長手方向に沿って直線状の整列溝422が形成
されており、この整列溝422の幅は、図25及び図2
6に示すように、閉端子Aの頭部bの口径より若干大き
く、導入部aの口径より小さくなっている。従って、図
25(b)に示すように、頭部bが前記整列溝422に
嵌った状態で閉端子Aが整列し、前記振動付与機構42
7により付与された振動によって閉端子Aが整列溝42
2に沿って一端側から他端側に順次移動するようになっ
ている。
【0059】そして、この直進ガイド杆421の一端側
には、前記回転ドラム体411に挿入される部分の略全
域にわたって前記整列溝422の両側上部が切除される
ことにより、傾斜面423が形成されており、さらに、
この直進ガイド杆421の端部側には、前記傾斜面42
3の上端部から、それぞれ外側に向かって上り傾斜の導
入板424が取り付けられている。
【0060】また、この直進ガイド杆421のうち、前
記傾斜面423が形成されない部分には、図25(a)
及び(b)に示すように、前記整列溝422に沿ってそ
の上方にガイドプレート426が支持部材425によっ
て保持されており整列溝422内の閉端子Aの脱落を防
止している。
【0061】以上のように構成された閉端子送出装置4
aでは、前記ボールフィーダ410の回転ドラム体41
1内に収容された多数の閉端子Aが、モーター417の
駆動による回転ドラム体411の回転に伴い、前記かき
上げ羽根414によって持ち上げられ、前記ストレート
フィーダ420の直進ガイド杆421上面に落下する。
【0062】このとき、前記導入板424によって閉端
子Aが効率的に整列溝422上に集められ、閉端子Aの
重たい頭部bが整列溝422内に嵌り込む。ここで、整
列溝422にうまく嵌り込まなかった閉端子Aは、前記
傾斜面423の存在によって直進ガイド杆421からす
べり落ちて再び回転ドラム体411内に戻る。
【0063】一方、前記直進ガイド杆421の整列溝4
22内に嵌り込んで整列した閉端子Aは、前記振動付与
機構427によって与えられる振動により、直進ガイド
杆421の一端側から他端側へ確実に移動し、1個づつ
前記閉端子搬送装置4bに送り出される。
【0064】前記閉端子搬送装置4bは、図27に示す
ように、閉端子送出装置4aから整列状態で送り出され
る閉端子Aを受け入れて1個づつ分別する分別機構44
0と、この分別機構440によって分別された閉端子A
を吸引して搬送する搬送機構460とから構成されてい
る。
【0065】前記分別機構440は、図28及び図29
に示すように、ベース部材450の上に固定された固定
部材441と、この固定部材441の端面に接触した状
態で図27の紙面直交方向にスライド可能に前記ベース
部材450に支持されている可動部材444とから成
る。
【0066】前記固定部材441には、前記閉端子送出
装置4aのストレートフィーダ420との間に若干の隙
間を設けてそのストレートフィーダ420の端面に対向
する一方の端面から、前記可動部材444が摺接する他
方の端面にわたって、前記ストレートフィーダ420の
整列溝422に対応する閉端子Aの受け入れ溝442が
形成されており、ストレートフィーダ420によって整
列した状態で供給される閉端子Aがそのまま入するよ
うになっている。
【0067】また、この固定部材441の上面には、供
給された閉端子Aが前記受け入れ溝442から脱落しな
いように、閉端子Aを覆うガイドプレート443が取り
付けられている。
【0068】前記可動部材444は、前記ベース部材4
50に固定されたガイドレール451に沿って摺動する
スライド部材445と、このスライド部材445に支持
部材446を介して取り付けられる分別部材447とか
ら構成されており、図示しない駆動手段によって前記ス
ライド部材を摺動させることにより、前記分別部材44
7が前記固定部材441の他方の端面に沿って閉端子A
の整列方向に直交する方向に摺動するようになってい
る。
【0069】前記分別部材447は、前記固定部材44
1との摺接面の一部が切除されて、閉端子Aの小径の頭
部aが嵌り込む収容部448が形成されており、前記固
定部材441の受け入れ溝442を通って供給される閉
端子Aのうち先頭の1個だけが収容されるようになって
いる。
【0070】また、この分別部材447の上面には、収
容される閉端子Aの位置決め用のストッパ部材449が
立設されており、前記収容部448の上方には、収容し
た閉端子Aの脱落を防止すべく、前述したガイドプレー
ト443の一部が張り出している。
【0071】前記搬送機構460は、図27に示すよう
に、固定設置されるベース部材468にロータリーアク
チュエータ461が取り付けられており、このロータリ
ーアクチュエータ461の回転軸461aが軸継手46
2を介して、軸受け463に回転可能に支持された動力
伝達軸464の一端に連結されている。この動力伝達軸
464の他端には、支持部材465を介してエアーシリ
ンダ466が取り付けられており、このエアーシリンダ
466によって進退動するピストンロッド466aの先
端部には、前記分別機構440の収容部448に収容さ
れた閉端子Aに挿入される吸引ノズル467が取り付け
られている。
【0072】なお、図示していないが、前記吸引ノズル
467は、チューブを介してブロアー等の吸引機に接続
されており、閉端子Aを吸引することができる。
【0073】以上のように、構成された閉端子搬送装置
4bは、図28に示すように、閉端子送出装置4aのス
トレートフィーダ420から振動によって供給される閉
端子Aが可動部材444の収容部448に収容される
と、図30に示すように、可動部材444がX方向に移
動して閉端子Aを1個だけ分別する。このとき、固定部
材441の受け入れ溝442の端部が、可動部材444
の分別部材447によって閉鎖されるため、受け入れ溝
442内の閉端子Aはその位置に保持されることにな
る。
【0074】次に、図31(a)に示すように、エアー
シリンダ466のピストンロッド466aが伸び出して
先端の吸引ノズル467が閉端子Aに挿入されると共に
吸引を開始する。そして、同図(b)に示すように、ピ
ストンロッド466aが上昇することにより、閉端子A
を持ち上げる。このとき、可動部材444は初期位置に
復帰し、図28に示すように、新たな閉端子Aを分別部
材447の収容部448に収容する。
【0075】最後に、前記ロータリーアクチュエータ4
61の回転軸461aが回転することにより、図32に
示すように、エアーシリンダ466及び吸引ノズル46
7が共に90゜回転し、前記吸引ノズル467が前記閉
端子挿入装置4cのクランプ476と対向する状態とな
る。そして、エアーシリンダ466のピストンロッド4
66aが伸び出すことにより、吸引ノズル467に吸引
された閉端子Aが前進して、その頭部aが前記クランプ
476に把持される。
【0076】その後、吸引ノズル467は吸引を停止し
て閉端子Aを離し、元の状態に復帰する。
【0077】前記閉端子挿入装置4cは、図33に示す
ように、鉛直方向に延びる回転軸471に、ベース板4
72が水平支持され、このベース板472に、ピストン
ロッド474を回転させながら進退させることができる
ロータリーシリンダ473が取り付けられている。
【0078】また、前記ロータリーシリンダ473のピ
ストンロッド474の先端部分には、支持アーム475
を介して前記閉端子Aの頭部を把持するクランプ476
が取り付けられており、初期位置に対して前進位置では
クランプ476が90゜回転するようになっている。
【0079】以上のように構成された閉端子挿入装置4
cは、図36に示すように、前記閉端子搬送装置4bに
よって吸引搬送される閉端子Aの頭部をクランプ476
によって把持した後、図示しない駆動手段による回転軸
471の回転に伴って閉端子挿入装置4c全体が水平状
態で90゜回転する。この状態では、図33に示すよう
に、閉端子挿入装置Aの導入部が前記電線チャックパレ
ット8のクランプ爪811に把持された電線Bの先端部
分と向き合っている。
【0080】次に、図34に示すように、前記ピストン
ロッド474が90゜回転しながら前進するので、閉端
子Aも、図35に示すように実線の状態から一点鎖線の
状態まで90゜回転しながら前進し、閉端子A内に相対
的に電線Bの芯線部分bが挿入されることとなる。但
し、このときのピストンロッド474の回転方向は、電
線Bの芯線部分bのよじれ方向と一致するように設定し
ておく必要がある。
【0081】そして、電線Bが閉端子Aに挿入された状
態で、前記クランプ476は閉端子を離して後退し、次
の閉端子を受け入れるために元の状態に復帰する。
【0082】なお、この実施例では、ピストンロッド4
74が回転しながら進退するロータリーシリンダ473
を使用しているが、これに限定されるものではなく、回
転駆動手段と、進退駆動手段を別途設けるものであって
もよい。
【0083】前記端子圧着機5は、前記閉端子供給機4
によって電線の芯線部分に挿入された閉端子をかしめる
ことにより、その芯線部分に圧着するものであり、かし
め具とその駆動手段を有している。
【0084】前記圧着検査機6は、端子の有無と皮はぎ
された芯線部分の閉端子からのはみ出しを検出するもの
であり、図37に示すように、上下に設けられた前後に
若干ずれた電極610によって電線の閉端子との接続近
傍を挟み込むことにより、圧着不良を検出するようにな
っている。
【0085】前記閉端子圧着電線排出機7は、図40な
いし図42に示すように、前記電線チャックパレット8
の電線排出位置の後方から電線チャックパレット8の搬
送路8aの上部を通過して製品ストッカー7dまで斜め
前方に張り出す案内杆7aと、この案内杆7aに取り付
けられた駆動シリンダ7a’のピストンロッドに固定さ
れ、案内杆7aに沿って前後に移動する閉端子圧着電線
Aの把持機構7bとによって構成されている。
【0086】前記把持機構7bは、チャック部材7cと
このチャック部材7cを昇降させる駆動シリンダ7b’
とによって構成されており、前記チャック部材7cによ
って閉端子圧着電線Aを把持することができるようにな
っている。
【0087】前記製品ストッカー7dは、一定間隔の隙
間をあけて平行に配列された2本のレール711から成
るストッカー本体710と、このストッカー本体710
を前記自動閉端子加工機1の前面板1aに固定する支持
部材720とから構成されており、前記隙間の幅は、閉
端子aの電線導入部a’の外径より小さく、電線束bの
外径より大きくなっている。
【0088】前記ストッカー本体710は、図38およ
び図39に示すように、2本のレール711を含む平面
が湾曲するように、その長手方向の途中で90゜湾曲し
ており、その一端側が前記前面板1aに沿って上下に伸
びる閉端子圧着電線Aの導入部712を形成すると共に
他端側が前記前面板1aに沿って水平に伸びる蓄線部7
13を形成している。
【0089】前記導入部712は、その途中で90゜よ
じられることにより、前記レール711間の隙間が前記
前面板1aに対向するようになっており、導入部712
の上部が前記チャック部材7cによる閉端子圧着電線A
の排出位置に対応するようにストッカー本体710が支
持部材720によって前面板1aに取り付けられてい
る。
【0090】また、図38および図39に示すように、
前記蓄線部713の下方には、前記導入部712に排出
された閉端子圧着電線Aを蓄線部713に円滑に送り込
むため、閉端子圧着電線Aの端部が接触するコンベア7
14が設けられている。なお、閉端子圧着電線Aは、惰
性で導入部712から蓄線部713に送り込まれるの
で、前記コンベア714は必ずしも必要な訳ではない
が、設けておくほうが好ましい。
【0091】以下、閉端子圧着電線Aの排出から蓄線ま
での工程について説明する。
【0092】まず、図40及び図42に実線で示すよう
に、電線に閉端子が圧着された閉端子圧着電線Aを把持
した電線チャックパレット8が、排出位置に停止する
と、閉端子圧着電線排出機7の把持機構7bが降下し、
チャック部材7cが閉端子圧着電線Aの閉端子a近傍の
電線束b部分を把持する。
【0093】次に把持機構7bが上昇した後、案内杆7
aに沿って前方へ移動し、同図に一点鎖線で示すよう
に、製品ストッカー7dの導入部712上部で停止す
る。このとき、閉端子圧着電線Aは、その長手方向が自
動閉端子加工機1の前面板1aに直交する方向に向くよ
うに送り出されている。
【0094】そして、前記把持機構7bが再び降下した
後、閉端子圧着電線Aを離すと、閉端子圧着電線Aが落
下して閉端子a近傍の電線束b部分がレール11間の隙
間に送り込まれる。
【0095】このようにして、前面板1aに対して直交
する方向に電線束bの長手方向が向くように、製品スト
ッカー7dに送り込まれた閉端子圧着電線Aは、導入部
712の途中で向きを変えながら前面板1aに沿って蓄
線部713に供給されるが、ここで端部が前記コンベア
714に接触し、このコンベア714の助けによって蓄
線部713の端部側に搬送される。
【0096】前記把持機構は、閉端子圧着電線Aをスト
ッカ本体710に送り出した後は、最初の位置に復帰
し、以後上記動作が繰返されて閉端子圧着電線Aは次々
に蓄線部13に搬送され、閉端子aが前記レール711
上に引掛って電線束bが吊り下げられた状態で蓄線され
る。
【0097】図43及び図44は、他の実施例を示して
いる。この実施例は、前記実施例と同様の製品ストッカ
ー7dに延長ストッカー730を設けたものであるの
で、本体側の製品ストッカー7dの説明は省略し、延長
ストッカー730についてのみ説明する。
【0098】この延長ストッカー730も、製品ストッ
カー7dと同様に、2本のレール732から成るストッ
カー本体731とこのストッカー本体731を自動閉端
子加工機1の前面板1aに取り付ける支持部材733と
から構成されている。
【0099】前記ストッカー本体731は、2本のレー
ル732が製品ストッカー7dのレール711間の隙間
と同一の隙間を設けて平行直線状に配列されており、製
品ストッカー7dの蓄線部713を延長するものであ
る。
【0100】また、支持部材733も前記支持部材72
0と略同様の形状をしているが、支持部材720のよう
に前面板1aにビス止めするのではなく、マグネット7
34の吸引力によって前面板1aに吸着固定するように
なっている。
【0101】従って、図43に示すように、製品ストッ
カー7dの蓄線部713の端部に、ストッカー731の
端部を突き合わせるようにして、延長ストッカー730
を前面板1aに取り付けておくと、製品ストッカー7d
の導入部712から供給される閉端子圧着電線Aがコン
ベア714によって延長ストッカー730にまで送り込
まれ、延長ストッカー730から順次蓄線されていく。
【0102】ここで、延長ストッカー730が閉端子圧
着電線Aでいっぱいになると、図45に示すように延長
ストッカー730自体を前面板1aから取り外し、この
状態で次工程に供給するか又は保管し、前面板1aには
新たな延長ストッカー730を取り付ける。
【0103】このように、延長ストッカー730を設け
ておくと、蓄線された閉端子圧着電線Aを延長ストッカ
ー730ごと保管、運搬できるので、取扱いが非常に便
利である。
【0104】この延長ストッカー730は、ストッカー
本体371に支持部材373を固定的に取り付け、延長
ストッカー730全体を自動閉端子加工機1の前面板1
aに着脱自在に取り付けるようにしてあるが、特にこれ
に限定されず、例えば、前面板1aに支持部材を固定的
に取り付け、この支持部材にストッカー本体と着脱自在
に取り付けるようにしてもよい。
【0105】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によると、電線よ
じり機、閉端子供給機、端子圧着機及び閉端子圧着電線
排出機と、これらの前面側に配設され、電線把持手段を
前記電線よじり機から閉端子圧着電線排出機まで搬送し
て前記電線を各作業位置に供給する搬送手段とを設ける
構成を採用したため、芯線のよじり工程から閉端子圧着
工程までの一連の作業が自動化され、高品質の製品を効
率よく生産することができる。特に、従来の手作業の場
合に比べて品質が均一化され、作業者の肉体的負担も解
消される。この場合、線材供給用位置決め部材を設けて
いるので、各作業機械に対して一定の状態で電線が供給
されるので圧着不良等がなくなり、より品質の均一化が
図れる。この際、線材供給用位置決め部材が当板と支持
部材を有し、ねじによって当板を電線の先端に対して進
退調整自在に固定するようにしているので、電線の先端
を当板に当接させるときの当接位置を容易に進退調整で
きるという利点がある。
【0106】請求項2に記載の発明によると、圧着検査
機を設けているので、生産過程において不良品を除去で
き、確実に良品のみを供給することができる。ここで、
圧着検査機が、略V字形に凹んだ歯形状に形成されて上
下に配され且つ前後に若干ずれたように設けられた電極
によって電線の閉端子との接続近傍を挟み込むようにさ
れているので、電線の閉端子との接続近傍を略V字形の
電極で確実に挟み込んで検査することが可能となる。
【0107】請求項3に記載の発明によると、電線を把
持する開閉可能なクランプとして、本体フレーム内で互
いに接近離反可能とされた一対のスライド部材と、両ス
ライド部材の接近離反により開閉する電線把持用のクラ
ンプ爪と、クランプ爪が開状態になる方向に両スライド
部材を相対的に付勢する付勢手段とを備わしめ、このク
ランプをカム機構で開閉させる構成としているので、カ
ム機構を駆動することでクランプ爪が閉じ、複数本の絶
縁被覆電線が確実に把持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例を示す自動閉端子加工
機の概略図である。
【図2】上記自動閉端子加工機における電線チャックパ
レットを示す正面図である。
【図3】上記自動閉端子加工機における電線チャックパ
レットを示す正面図である。
【図4】同上の側面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】同上のクランプを示す平面図である。
【図7】同上のカム機構を示す平面図である。
【図8】同上のクランプカム機構との関係を示す図で
ある。
【図9】同上のクランプカム機構との関係を示す図で
ある。
【図10】同上の可動カム部材とクランプ爪との関係を
示す図である。
【図11】同上の可動カム部材とローラとの関係を示す
図である。
【図12】上記自動閉端子加工機におけるフリーフロー
コンベアを示す概略図である。
【図13】同上の詳細を示す平面図である。
【図14】同上の電線チャックパレットの停止動作を示
す作用図である。
【図15】同上の電線チャックパレットの停止動作を示
す作用図である。
【図16】同上の電線チャックパレットの停止動作を示
す作用図である。
【図17】上記自動閉端子加工機における線材供給用位
置決め部材を示す側面図である。
【図18】上記自動閉端子加工機における芯線よじり機
を示す側面図である。
【図19】同上の正面図である。
【図20】上記自動閉端子加工機の閉端子供給機におけ
る閉端子送出装置を示す平面図である。
【図21】同上の側面図である。
【図22】同上の正面図である。
【図23】同上の回転ドラム体を示す詳細図である。
【図24】図23のX−X線に沿った断面図である。
【図25】直進ガイド杆の詳細を示す図である。
【図26】直進ガイド杆を示す端面図である。
【図27】上記自動閉端子加工機の閉端子供給機におけ
る閉端子搬送装置を示す側面図である。
【図28】同上の分別機構を示す平面図である。
【図29】同上の分別機構を示す側面図である。
【図30】同上の分別機構における可動部材の移動した
状態を示す平面図である。
【図31】同上の搬送機構における吸引ノズルの動きを
示す側面図である。
【図32】同上の搬送機構における吸引ノズルの動きを
示す側面図である。
【図33】上記自動閉端子加工機の閉端子供給機におけ
る閉端子挿入装置を示す側面図である。
【図34】同上の電線の芯線部分が閉端子に相対的に挿
入された状態を示す側面図である。
【図35】同上のクランプの動きを示す正面図である。
【図36】閉端子搬送装置によって吸引搬送される閉端
子の受け渡しを示す平面図である。
【図37】上記自動閉端子加工機の圧着検査機を示す図
である。
【図38】上記自動閉端子加工機の閉端子圧着電線排出
機における製品ストッカーを示す正面図である。
【図39】同上の側面図である。
【図40】自動閉端子加工機における閉端子圧着電線排
出機の全体を示す側面図である。
【図41】同上の正面図である。
【図42】同上の平面図である。
【図43】他の実施例を示す正面図である。
【図44】同上の延長ストッカーを示す正面図である。
【図45】閉端子を示す断面図である。
【符号の説明】 1 自動閉端子加工機 2 線材供給用位置決め部材 3 電線よじり機 4 閉端子供給機 4a 閉端子送出装置 4b 閉端子搬送装置 4c 閉端子挿入装置 5 端子圧着機 6 圧着検査機 7 閉端子圧着電線排出機 7a 案内杆 7b 把持機構 7d 製品ストッカー 8 電線チャックパレット 9 フリーフローコンベア 210 当板 310 よじり機本体 320 進退駆動機構 330 フレーム 410 ボールフィーダー 420 ストレートフィーダー 430 基板 440 分別機構 450 ベース部材 460 搬送機構 610 電極 710 スットカー本体 720 支持部材 730 延長ストッカー 810 クランプ 820 カム機構 840 本体フレーム 910 コンベア本体 920 停止手段 930 固定手段 941 供給機構 942 排出機構
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−268710(JP,A) 特開 昭60−183543(JP,A) 特開 平7−161444(JP,A) 特開 平7−161445(JP,A) 特開 平7−161446(JP,A) 特開 平7−161447(JP,A) 特開 平7−170626(JP,A) 特開 平7−176360(JP,A) 特開 平7−192834(JP,A) 実開 昭62−116481(JP,U) 実開 昭61−114688(JP,U) 実開 平2−47793(JP,U) 実開 平1−132980(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/04 - 43/058 H02G 1/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮剥ぎされた複数本の電線を把持する電
    線把持手段と、前記電線把持手段に前記電線を把持させる際に、前記電
    線把持手段に対する当該電線の突出長さを一定に保つた
    めの線材供給用位置決め部材と、 前記 電線把持手段に把持された複数本の電線の芯線部分
    を相互によじり合わす電線よじり機と 端子を1個づつ送り出してよじり合わされた前記芯線
    部分に閉端子を供給する閉端子供給機と 記閉端子を前記芯線部分に圧着固定する端子圧着機
    線部分に閉端子が圧着固定された閉端子圧着電線を排
    出する閉端子圧着電線排出機と 前記線材供給用位置決め部材、 前記電線よじり機、閉端
    子供給機、端子圧着機及び閉端子圧着電線排出機の前面
    側に配設され、前記電線把持手段を前記線材供給用位置
    決め部材から閉端子圧着電線排出機まで搬送して前記電
    線を各作業位置に供給する搬送手段とを備え 前記線材供給用位置決め部材は、 前記電線の先端を当接させる当板と、 ねじによって前記当板を前記電線の先端に対して進退調
    整自在に固定する支持部材とを備え た自動閉端子加工
    機。
  2. 【請求項2】 皮剥ぎされた複数本の電線を把持する電
    線把持手段と、 この電線把持手段に把持された複数本の電線の芯線部分
    を相互によじり合わす電線よじり機と、 閉端子を1個づつ送り出してよじり合わされた前記芯線
    部分に閉端子を供給する閉端子供給機と、 前記閉端子を前記芯線部分に圧着固定する端子圧着機
    と、 前記端子圧着機により圧着処理された前記電線に対し、
    前記閉端子の有無及び皮剥ぎされた前記芯線部分の前記
    閉端子からのはみ出しを検出して圧着不良を検 出する圧
    着検査機と、 前記圧着検査機により圧着検査された閉端子圧着電線を
    排出する閉端子圧着電線排出機と、 前記電線よじり機、閉端子供給機、端子圧着機、圧着検
    査機及び閉端子圧着電線排出機の前面側に配設され、前
    記電線把持手段を前記電線よじり機から閉端子圧着電線
    排出機まで搬送して前記電線を各作業位置に供給する搬
    送手段とを備え、 前記圧着検査機は、略V字形に凹んだ歯形状に形成され
    て上下に配され且つ前後に若干ずれたように設けられた
    電極によって前記電線の前記閉端子との接続近傍を挟み
    込むことにより、圧着不良を検出するようにされたこと
    を特徴とする自動閉端子加工機。
  3. 【請求項3】 皮剥ぎされた複数本の電線を把持する電
    線把持手段と、 この電線把持手段に把持された複数本の電線の芯線部分
    を相互によじり合わす電線よじり機と、 閉端子を1個づつ送り出してよじり合わされた前記芯線
    部分に閉端子を供給する閉端子供給機と、 前記閉端子を前記芯線部分に圧着固定する端子圧着機
    と、 芯線部分に閉端子が圧着固定された閉端子圧着電線を排
    出する閉端子圧着電線排出機と、 前記電線よじり機、閉端子供給機、端子圧着機及び閉端
    子圧着電線排出機の前面側に配設され、前記電線把持手
    段を前記電線よじり機から閉端子圧着電線排出機まで搬
    送して前記電線を各作業位置に供給する搬送手段とを備
    え、 前記電線把持手段は、 前記電線を把持する開閉可能なクランプと、 前記クランプを開閉させるカム機構と、 前記クランプ及び前記カム機構を支持し、前記搬送手段
    にセットされて搬送される本体フレームとを備え、 前記クランプは、 前記本体フレーム内で互いに接近離反可能とされた一対
    のスライド部材と、 前記両スライド部材の接近離反により開閉する前記電線
    把持用のクランプ爪と、 前記クランプ爪が開状態になる方向に前記両スライド部
    材を相対的に付勢する付勢手段とを備え、 前記カム機構は、 前記一対のスライド部材にそれぞれ設けられた一対のロ
    ーラと、 前記付勢手段の付勢力に抗し前記一対のローラの間に進
    退自在に配されて前記クランプ爪を開閉作動するカムと
    を備える自動閉端子加工機。
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