JP3019473U - 夜光材付き簡易トイレ用便器 - Google Patents

夜光材付き簡易トイレ用便器

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JP3019473U
JP3019473U JP1995007443U JP744395U JP3019473U JP 3019473 U JP3019473 U JP 3019473U JP 1995007443 U JP1995007443 U JP 1995007443U JP 744395 U JP744395 U JP 744395U JP 3019473 U JP3019473 U JP 3019473U
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toilet bowl
toilet
luminescent material
edge
luminous
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JP1995007443U
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Inventor
俊夫 小泉
Original Assignee
株式会社ヨシオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレにおける便器に施した夜光材が、夜間
の使用時に発光して照明装置が無い暗い中でも便器を容
易に認識できて楽に用を足せる簡易トイレ用便器を提供
する。 【構成】 陶器もしくは合成樹脂材で成る便器(1)の
収納部(2)周囲の縁(3)に浅い縁溝(4)を等間隔
に複数個設け、その縁溝(4)部位に蓄光性テープ
(5)等の夜光材(6)を貼り付けた簡易トイレ便器を
構成している。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、トイレに於ける便器に施した夜光材が夜間の使用時に発光して、 照明装置が無い暗い中でも便器を容易に認識できて用を足せる簡易トイレ円便器 に関する。
【0001】
【従来の技術】
従来、災害時や建築、土木現場等等や催事に利用されている簡易トイレには、 照明装置等を備えているものも一部にはあるが、多くはその性質上無いのが一般 的であり、したがって夜間使用する際は暗い中で見当を付けて使用するか、懐中 電灯等を持参したりして使用している。 しかし、照明装置を備えていても地震や他の災害時などの場合は、肝心の電気 の供給自体が不可能となるために、夜間の使用に当たっては無い場合と同様に暗 いため、ドアを開けた際に目にする便器の位置を見当して使用したり、別途に海 中電灯やロウソクなど携帯の明りを持参して用を足す方法を行なっている。
【0002】
【考案が解決しょうとする課題】
簡易トイレはあくまでも短期間の使用を前提にしていることと、緊急に備える 性質の装置であるために、照明装置を備えていないタイプの簡易トイレが一般的 であるため夜間での使用は暗くて特に不便であるが、ただ建設現場などでは大抵 は男性ばかりであることと、一般的には仕事の行なわれている時間帯のみ使用し 、仮に夜間に使用する場合でも頻繁にあるわけ訳ではないので不自由は特に感じ ないが、しかし地震や他の災害時に於いては、例え照明装置が施されているタイ プであっても肝心の電気の供給も止まってしまうため無いも同然であるため、照 明装置付きの簡易トイレであっても役にたたず不便であった。
【0003】 とりわけ、このような災害時には、女性はもとより子供や高齢者がいることは 当然であるため、夜間のトイレ使用時には、子供の場合は懐中電灯があっても大 人がついて行かなければならない手間や不便があり、又、災害時などの場合は不 特定多数の数多くの人が集団生活を行なうため、電灯をもっていても汚す人がい たり、多くは面倒がって暗いままで使用するなどで便器や周囲を汚すことは避け られず、清掃する者にとっては後の始末が大変であった。 さらに、暗い中で用を足す際に子供や幼児などの場合は、過って便器の中に落 ちたりする危険もあり、子供はもとより大人にとっても夜間の暗い中での簡易ト イレ使用は注意をする要因が多く大変不便なものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は従来のこのような欠点や不便をもつ簡易トイレに備えられる便器に 、夜間でも位置認識が容易にできるように夜光材もしくは発光材を施した簡易ト イレ用便器を考案している。 まず、夜間の暗い中でも便器の位置や形状が分かるようにするために、便器の 収納部の縁に、蓄光性テーブや発光性塗料等の夜光材を貼り付けもしくは塗装を 一体に施したトイレ便器を形成し、あらかじめ昼間の外光を便器に施した夜光材 で蓄えておき、照明のない夜間や暗くなると自然発光することで、便器の位置や 形状を発光又は浮かび上がらせて容易に認識できる構成としている。
【0005】
【作用】
便器(1)の収納部(2)部位には等間隔に蓄光性テープ(5)を、もしくは 発光性塗料(7)等の夜光材(6)を連続して施しているので、昼間の間に窓や 明かり取りの天井から入る外光を便器(1)に設けた夜光材(6)で蓄えておき 、夜間や照明装置が使えない暗い中では、その夜光材(6)の特性による自然発 光により便器(1)の収納部(2)や縁(3)の形状、位置を容易に認識させら れる。 尚、夜光材(6)である蓄光性テープ(5)や表面にコーティング膜(8)を した発光性塗料(7)が施される部位は、浅い縁溝(4)を一体に形成した便器 (1)に設けられているので、使用時や清掃時の際の衝撃などで夜光材(6)の 傷付きや剥れにくくさを防止している。
【0006】
【実施例】
第1実施例 第1実施例を図1の斜視図と図2に示す要部拡大断面図を参照して説明する。 まず、陶器もしくは合成樹脂材で成る便器(1)の収納部(2)周囲の縁(3 )に浅い縁溝(4)を等間隔に複数個設け、その縁溝(4)部位に蓄光性テープ (5)等の夜光材(6)を貼り付けた、簡易トイレ便器を構成している。 尚、この便器(1)の収納部(2)の縁(3)の縁溝(4)には、間隔を設け て適度な幅と長さの夜光材(6)を施しているので、暗くなるとあらかじめ昼間 の外光を蓄えた上で夜光材(6)が自然発光するため、簡易トイレのように暗く ても、また照明装置等が無くても便器(1)の位置や形状が浮かび上がるように 夜光や発光することで容易に認識できる簡易トイレ用便器を構成している
【0007】 第2実施例 第2実施例を図3の斜視図と要部拡大断面図を参照して説明する。 本実施例では、便器(1)の収納部(2)上部の周囲の縁(3)に浅い縁溝( 4)(4)を連続して設け、その縁溝(4)には発光性塗料(7)等の夜光材( 6)を一体に施し、かつその表面には保護膜として透明樹脂等のコーティング膜 (8)を施した簡易トイレ用便器を構成している。 この実施例に於ては、便器(1)の縁溝(4)の、収納部(2)周部に施す夜 光材(6)は発光性塗料であるので、その縁溝(4)に連続して施すことが可能 となり、したがって第1実施例タイプより一層、便器(1)の収納部(2)や縁 (3)の形状、位置を明確に認識させることができる。
【0008】 本考案の簡易トイレ用便器は以上のような構成としているが、発光性塗料(7 )は第1実施例タイプにも採用しても差し支えなく、また蓄光性テープ(5)の 上面にもコーティング膜(8)を施してもよい。 さらに、夜光材(6)は蓄光性テープ(5)や発光性塗料(7)等の素材を採 用しているが、これ以外にも夜光性樹脂材を同様に便器(1)に施したり、また 実施例に示した各夜光材(6)は、浅い縁溝(4)部に設けて傷つ付きにくくし ているが、丈夫であれば特に縁溝(4)を形成しなくてもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案による簡易トイレ用便器は、以上のような構成としているので次のよう な効果や長所を提供できる便器である。 便器の収納部の周位には高蓄光性の夜光材や発光材を施しているので、照明装 置が無い、又あっても災害時などで電力の供給が不可能な所に備えられる簡易ト イレでも、また夜間の暗い中にあっても便器の位置や形状が浮かび上がるように 夜光したり発光するので、子供でも容易に便器の形や位置を認識できるために便 器や周囲を汚すことなく用を足せ、かつ子供などが落ちたりする危険要因は全く 心配無い簡易トイレ用便器である。 加えて、構成も便器の収納部の縁にテープ又は塗料タイプの夜光材を施すだけ の極めてシンプルなものであるのでコストは安価に提供でき、さらに夜光材の表 面にはコーティング膜で保護されているので、汚れにくく後の清掃や保守等の手 間を多く必要とする要因はない構成である
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例。
【図2】第1実施例の要部断面図。
【図3】本考案の第2実施例。
【図4】第2実施例の要部拡大断面図。
【符号の説明】
1・・・・便器 2・・・・収納部 3・・・・縁 4・・・・縁溝 5・・・・蓄光性テープ 6・・・・夜光材 7・・・・発光性塗料 8・・・・コーティング膜

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 簡易トイレの便器に於て、便器の収納部
    を形成する縁の周部に夜光材を施した構成である夜光材
    付き簡易トイレ用便器。
  2. 【請求項2】 夜光材がテープで形成される構成とした
    請求項1記載の夜光材付き簡易トイレ用便器。
  3. 【請求項3】 夜光材が塗料で形成される構成とした請
    求項1記載の夜光材付き簡易トイレ用便器。
JP1995007443U 1995-06-15 1995-06-15 夜光材付き簡易トイレ用便器 Expired - Lifetime JP3019473U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532779U (ja) * 1991-10-08 1993-04-30 三輪精機株式会社 エアコンプレツサ
JP2007291698A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 便器
JP2011235155A (ja) * 2011-07-25 2011-11-24 Panasonic Corp 手乾燥装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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