JP2002061360A - 発光手摺部材 - Google Patents

発光手摺部材

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JP2002061360A
JP2002061360A JP2000249223A JP2000249223A JP2002061360A JP 2002061360 A JP2002061360 A JP 2002061360A JP 2000249223 A JP2000249223 A JP 2000249223A JP 2000249223 A JP2000249223 A JP 2000249223A JP 2002061360 A JP2002061360 A JP 2002061360A
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JP
Japan
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handrail
slit
light
luminescent
display member
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Application number
JP2000249223A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kanazawa
一好 金沢
Ishiyuki Takai
石行 高井
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Sanritsu Giken Kogyo KK
Original Assignee
Sanritsu Giken Kogyo KK
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F11/00Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
    • E04F11/18Balustrades; Handrails
    • E04F2011/1868Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for
    • E04F2011/1872Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for illuminated

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】階段や廊下に配置された手摺の発光表示を安価
かつ堅牢で取替えなどの維持管理の容易なものとする。 【解決手段】中空構造の手摺20にその長手方向に沿っ
てスリット25を設け、発光表示部材30をスリットの
段差部26に嵌合する。発光表示部材の内側には係合部
32を備えた嵌合足部材31が設けられ、表示部材をス
リットに嵌合するとその弾発力で係合して固定される。
蓄光顔料などからなる発光層40は、発光部材30の透
光性表示面の内側に塗布などにより形成する。 本発明
の発光手摺構造は、発光層が透明なアクリルなどの表示
部材によって保護されるため、手に触れることなどによ
る損傷・劣化が無く、手摺のスリットに係合部材により
係合・固定する嵌合構造であるため、損傷した場合には
容易に交換することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、建物の階段、廊下
などの通路に設置される手摺に関し、特に、夜間や停電
時などの非常時に電源が無くともその位置や通路の方向
を知ることの出来る発光機能を具えた手摺の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建物の階段や通路などにおいては、夜間
や停電時などの非常時に備えて非常灯が設置されて階段
の足元を見えるようにしたり、脱出方向を確保する手段
が採られているが、これらの設備は設置するための経費
がかかるのみではなく、常に非常時に備えて維持・管理
しなければならないなど、メンテナンス上の手間や経費
も嵩むものであった。このため、これらの階段や廊下等
の通路に沿って、蓄光顔料を塗布したり、蓄光顔料を含
むシート材を貼付したりしてこれらの位置や経路を表示
することが行われている。これらの蓄光性顔料は、燐光
性硫化亜鉛(ZnS・Cu)を主成分とし、250〜450n
mの波長範囲の光で励起されて、その後数時間以上に亘
って発光して視認可能であるから、最近これらの環境に
広く用いられるようになっている。
【0003】特に、階段や廊下などに設置された手摺で
は、手摺自体が視認出来ることが必要であり、手摺にこ
れらの蓄光顔料を塗布したシートを貼付したり、或い
は、特開平11‐107476号公報に記載されるよう
に、芯材に合成樹脂が被覆されてなる手摺部材におい
て、その長手方向に凹溝を設け、該凹溝内に蓄光シート
を敷設すると共にこの蓄光シート上に透光材を保護層と
して形成してなる手摺構造が提案されている。
【0004】しかしながら、これらの構造によれば、手
摺自体を明確に視認できるものの、手摺に蓄光シートを
直接貼付する構造は、シート自体が汚れたり損傷し易
く、人の出入の多い場所での使用に耐える十分な耐久性
を付与することが出来ない。また、手摺の被覆層に凹溝
を形成して蓄光シートを埋めこむ構造も、被覆層の厚さ
をあまり厚くできないことから保護層と合わせて埋め込
むための十分な厚さを確保することは困難であり、強度
的にも十分とは云えず施工上も手間がかかることは避け
られない。また、破損した場合も、蓄光シートや保護層
などの残部を除去して改めて蓄光シートを埋めこむ作業
を行わなければならず、そのメンテナンス上の維持管理
コストも少なくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題点に鑑み、
手摺に容易に設置することが出来ると共に損傷し難く、
または損傷しても容易に補修することの出来る蓄光性発
光機能を備えた手摺の構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、手摺部材及び
該手摺部材に嵌合固定する発光表示部材からなり、該手
摺部材には発光表示部材が嵌合する段差部を設けたスリ
ット状凹部を長手方向に沿って形成し、該発光表示部材
は少なくともその表示面を透光性材料で構成すると共に
その内側に蓄光性顔料などからなる発光層を形成し、さ
らに該スリット状凹部の開口に係合する係合部材を設け
た発光手摺構造である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、発光表示手段
の構成を手摺に形成したスリットに嵌合して固定される
発光表示部材とし、かつ、発光表示部材を透光性部材で
構成した表示面の内側に発光層を形成することによっ
て、発光層を保護する構造とし、また、取付け構造を手
摺部材に設けたスリットに嵌合する係合構造とすること
により、その取付や交換を容易に行うことが出来るもの
とした。以下、図面を参照して、本発明の発光手摺部材
の具体的構成を説明する。
【0008】
【実施例】図2は、本発明の手摺を階段部及びそれに続
く廊下に設置した外観図で、階段10に沿ってほぼ腰の
高さに手摺20がブラケット21に固定されて設置さ
れ、廊下に沿って連続して設けられている。したがっ
て、これらの手摺が発光してその位置が確認できれば、
夜間や非常時にも建物内の経路が判るばかりでなく、安
全誘導用としての手摺をたどることができるため、手摺
本来の安全機能をこの様な場合にも達成することができ
る。 図1は、この手摺の部分拡大断面図で、この例で
はアルミ中空押出し材からなる。断面図に見るように、
中空パイプからなる手摺部材には強度を持たせるため断
面内部に補強メンバー構造22を有し、手摺表面側に手
摺の長手方向に沿ってスリット25が形成されている。
スリット25には内側に向かって嵌合段差部26を設け
て、透明アクリル押出し材から成る発光表示部材30を
嵌合し、その表面側を手摺表面と面一として手を触れて
も違和感のない平滑な表面とする。
【0009】発光表示部材30には、該スリットの開口
幅に合わせて1対の凸条足部31を形成し、その先端部
に外側に突出した係合部32を形成する。発光表示部材
の手摺の嵌合する内側には、蓄光性顔料40が塗布さ
れ、その外側を表示面として透明アクリル材からなる透
光材を通して発光表示する。発光表示部材30を手摺2
0に取り付けるには、その1対の凸条足部31を手摺の
スリット開口25に押し込むことにより、1対の凸条足
部は係合部32の傾斜面でスリット開口によって押圧さ
れて窄められ、スリット内に嵌合する。嵌合した凸条足
部はその弾発力で外方に拡大し、係合部によって嵌合状
態を維持する。昼間の外光や照明によって発光エネルギ
ーを蓄えた蓄光顔料40は、透明アクリルを通して効果
的に発光表示し、その位置を明瞭に視認することが出来
る。
【0010】本発明の発光手摺構造は、このように簡単
な構造であって、手摺への取付を容易に行うことが出来
る。また、蓄光顔料を塗布した発光面は、アクリル材等
の表示面の内側にあって、手に触れることがないため、
磨耗して劣化したり、損傷することがない。アクリル材
裏面側の発光面は、蓄光顔料を塗布して形成する以外
に、発光層を形成するテープ等の発光部材を貼付して形
成しても良い。
【0011】以上の実施例においては、手摺構造にアル
ミ押出し中空材を使用したが、発光表示部材を嵌合し、
係合して固定できるスリット状凹部を形成できるもので
あれば、その材質や形状は使用環境や使用条件に応じた
もので良い。例えば、手摺部材はステンレス材やエンジ
ニアリングプラスチック材などを使用し、また、その形
状も円形断面に限らず、角型や或いは表示部材を嵌合す
るスリット状の構造を設けることができるものであれ
ば、断面構造が中空である必要はない。また、発光表示
部材も透明なアクリル樹脂を使用したが、これらの使用
環境に耐える硬度などの機械的性質を備えるものであれ
ば、これらに限るものではなく、透明性に関しても発光
層からの光を透過する表示面が透光性を有していれば良
いから、必要に応じて透明性を要する表示面とスリット
に嵌合するため弾発性を要する凸条足部などの材質を別
箇のものとし、共押出しなどによって一体に成形すれば
良い。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の発光手摺構
造は、簡単でかつ製造コストが低廉であるのみでなく、
現場施工での取付けが極めて容易であり、また堅牢で発
光面の損傷や劣化がし難く、また損傷した場合でも、そ
の交換が容易である。したがって、今後バリアフリーの
居住環境の整備において、或いは建築物内部の非常時に
備えた安全システムの一環として広く普及を図ることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の発光手摺の拡大断面図。
【図2】 階段及び廊下に手摺を設置した外観図。
【符号の説明】
10:階段 20:手摺 21:ブラケット
22:補強構造 25:スリット 26:嵌合段差部 30:発光表
示部材 31:凸条足部 32:係合部 35:
カバー 40:蓄光性顔料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手摺部材及び該手摺部材に嵌合固定する
    発光表示部材からなり、該手摺部材には発光表示部材が
    嵌合する段差部を設けたスリット状凹部を長手方向に沿
    って形成し、該発光表示部材は少なくともその表示面を
    透光性材料で構成すると共にその内側に蓄光性顔料など
    からなる発光層を形成し、さらに該スリット状凹部の開
    口に係合する係合部材を設けた発光手摺構造。
JP2000249223A 2000-08-21 2000-08-21 発光手摺部材 Pending JP2002061360A (ja)

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