JPH02503373A - 燐光装置 - Google Patents

燐光装置

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JPH02503373A
JPH02503373A JP63503869A JP50386988A JPH02503373A JP H02503373 A JPH02503373 A JP H02503373A JP 63503869 A JP63503869 A JP 63503869A JP 50386988 A JP50386988 A JP 50386988A JP H02503373 A JPH02503373 A JP H02503373A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 燐光装置 本発明は、例えば、集会場において、そこからの出口を表示するためのライトボ ックスに使用される燐光装置に関する。
このようなライトボックスは、集会場やその他の場所の緊急避難出口によく見受 けられるものであり、その目的は、火事などの非常事態で主電源が切れた場合で も、集会場から避難しようとする人々に非常口を明確に示すために発光し続ける ことである。ライトボックスは一般に直方0体であり、各非常口の上方に設置さ れる。ボックス内には、通常、主電源が入れられているときに点灯する蛍光管が 光源として設けられており、それによって、一般にプラスチック板で構成された ライトボックスの前面部の“OUT”という表示が集会場の方へ照らし出される 。ライトボックスには、規則により、主電源が切れた場合でも点灯し続けるよう に、何等かの形で予備の光源を設けておかなければならない。この予備の光源は 、ライトボックス内に設けられる充電式乾電池で点灯させることができる。電池 は、蛍光管が常時点灯しているライトボックス内でごく自然に生じる高温状況下 においては、極めて直ぐに壊れ易いものである。これらの乾電池を正常に機能さ せるためには、少なくとも3箇月毎に調整し、必要なときには交換しなければな らない。これらの調整や交換は、非常に不経済となるため、必要な程度には行な われていない。乾電池、つまり予備の電源が真の非常事態で機能しないことによ る危険は非常に大きい。ある調査によれば、約20%のライトボックスだけが真 の非常事態でも機能するであろうということが明らかになっている。勿論、この ことは、安全性の観点からすれば明らかに不十分である。
米国特許4420898号及び4466208号により、燐光材を備えた装置が 公知となっている。しかしながら、この場合には、燐光材は、それぞれ、ビニル 板(4420898号)や透明板(4466208号)として具体化されている 。このことは、燐光材でできた公知の板材の方へ向かりてきてこれと衝突する光 線が何等かの反射の影響を受けるというのではなく、本質的には、マージン以外 の部分で燐光材の結晶を活性化させずにそれらを通過するということである。そ の結果として、ごく短い間にのみ不十分な燐光作用が生じる。
本発明は、公知技術の有する課題を解決することを意図してなされたものであり 、ライトボックスやその他の装置に使用でき、且つ、ライトボックスの光源が消 えた後にも長時間に亙って装置の案内表示を維持できるように、光の強さを保ち 続ける能力を持った信頼できる燐光装置を提供することを目的としている。この 目的は、装置の周囲の光が仮に消えたときにも、その後の比較的長時間に互って 発光し続けるように、光を吸収して蓄えておくことのできる発光色層が少なくと も片面に被覆された特殊材料の半透明構造物を有する点を特徴とする装置によっ て達成される。
このように構成されたことによって、装置は全方向からの光を吸収してこれを蓄 えておくことができる。このことは、このライトボックスの場合には、光が外か ら来るか内から来るかに関係なく、光を蓄え得ることを意味している。
以下、本発明の2つの実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。第1 図は、ある部屋の出口の上方に配置された公知のライトボックスを示している。
第2図は、第1図に示したライトボックスの水平横断面を示している。第3図は 、第1図や第2図に示したような公知のライトボックスやその他のタイプのライ トボックスに使用することのできる本発明の第1実施例における前面プレートの 水平横断面を示している。第4図は、本発明の第2実施例におけるライトボック スの前面部の水平横断面を示している。
第1図及び第2図には、既に説明したような、集会場3において非常口として設 けられたドア2の上方に設置された公知のライトボックスlが示されている。こ のライトボックスは集会場の照明が消えた場合であっても常時点灯する蛍光管4 を備えている。蛍光管4からの光は、“OUT”や°EXIT”等の表示を見る ことができるように一般にプラスチック板で構成されたライトボックスの前面部 5により、集会場の方へ照らし出される。ライトボックスは、乾電池で点灯し、 且つ、主電源が切れて蛍光管の光が消えた場合に点灯し始めるべき予備の光源を 少なくとも1つは有している。ところが実際には、既に説明したように、この光 源はそのようにはIa能しない。
その問題は、本発明に係る燐光装置によって解決される。
本発明の第1実施例は、ライトボックスのH面プレートの横断面を示す第3図に 、より詳細に表されている。前面プレートは、発光色層7が被覆されたガラス繊 維からなる半透明構造物6で構成されている。発光色層は入射する光を吸収して 蓄えることのできる硫化亜鉛の結晶を有しており、それによって、発光色層が燐 光体として構成されている。ガラス繊維の構造物6が光を透過させ得るため、発 光色層は全ての方向からの光を蓄えることができる。ガラス繊維の構造物は、横 断面が波状に形成されている。発光色が構造物の外面で別個の層として設けられ ているため、ガラス繊維の構造物における波の谷間に硫化亜鉛の結晶を集積する ことが可能である。このことは、単位面積当たりの結晶の量が多くなることを意 味し、また、硫化亜鉛の結晶が、入射してくる光線を結晶同士の間で反射するの が可能となることを意味する。このことにより、入射する光は硫化亜鉛の結晶の 至るところにおいて蓄えられる。そしてこの結果、発光時間が延長される。
発光時間の延長に寄与するもう1つの重要な点は、ガラス繊維の構造物が、入射 する光を一面J二広げる能力を持ったことであり、その結果、可能な限り多くの 硫化亜鉛の結晶に光線が衝突することである。
この新しい前面プレートは、構造物6を内側に、つまり蛍光管に面するようにし て発光色層7が外側に位置すべく構成されているので、市場に存在するライトボ ックスの前面プレート5として用いるのに適している。
発光色層の外面には、例えば“0LJT”という文字となるようにプラスチック テープが貼り付けられる。しかし、この発光色層の表面は荒く、したがって、プ ラスチックテープを適切に貼り付けるのは困難である。これに対し、第4図に示 した実施例により、この問題が解決される。
第1実施例に似たこの第2実施例では、ガラス繊維の層6は発光色F!7で被覆 されている8発光色層の外面には、もうひとつの発光色層8が設けられている。
装置の最も外面Jこは、平坦なプラスチック板9が設けられている。前面部を製 作するときには、発光色層8はプラスチック板9の内側に付けられるのが適切で あり、その後、発光色層8を有するプラスチック板が第1の発光色層7に貼り付 けられる。平坦なプラスチック板9が最外面に位置するため、このプラスチック 板は、テープが文字として貼り付けられるべき装置の一部分を構成する。この部 分はテープの貼着面として良好に作られているため、テープを適切に貼り付ける ことができる。この実施例によれば、2つの発光色F!7と8は、ガラス繊維の 構造物の層6とプラスチック板9との間に位置する。勿論、これを1層のみとす ることも可能である。
以上説明した2つの実施例における本発明の利点の1つは、発光色層が、ライト ボックスの外からの光だけでなく、ライトボックスの内部で常に点灯している蛍 光管からの光をも蓄えることである。
このことは、この装置における発光色層7が、ライトボックスの周囲すなわち集 会場の照明が消された場合でも、光を蓄えることを意味する。
二のライトボックスは、仮に集会場の主電源が停止して、その結果、集会場の照 明だけでなくライトボックス内の蛍光管も消えた場合でも、ボックスの前面部の 発光色層が既に光を蓄えて燐光を発するようになっているために依然輝き続け、 電源が断たれた後の数時間に互って非常口が何処にあるがを表示することができ る。調査結果によれば、この装置における光の強さは極めてゆっくりと低下する ため、電源が断たれた後の8時間に互って案内表示が行なわれることが示されて いる。この新しい装置のもう1つの利点は、必要な場合に調整したり交換したす すべき乾電池を有する予備のユニットを有していないために、メンテナンスを全 く必要としないことである。
上述の実施例では、構造物がガラス繊維で作られたことが説明されたが、当然、 他の材料からなる構造物を使用することも本発明の範囲内に含まれる。さらに、 発光色層が硫化亜鉛の結晶を有することが提案された。これに関連して、1平方 センチメートル当たりの結晶の数は、約12000個である。勿論、この発光色 層を他の種類のものとすることもできる。さらに、非常口用のライトボックスは 、本発明を利用するに当たって適用可能なもののうちの1つにしか過ぎない。
補正音の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 1年10月 26 日β

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.例えば集会暢からの出口を表示するための集会場用ライトボックスに使用さ れる燐光装置において、 装置の周囲の光が消えた場合でも、その後の比較的長い時間に亙って装置が発光 し続けるように、光を吸収して蓄えることのできる発光色層(7)で少なくとも 片面が被覆された特殊材料の半透明構造物(6)を備えたことを特徴とする燐光 装置。 2.上記構造物(6)の横断面を波状に形成することによって、発光色の結晶を 該構造物の波の谷間に集積し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の装 置。 3.蛍光管を収納するライトボックスの前面部を構成し、且つ、上記構造物の層 (6)が蛍光管(4)に面する結果となるように、装置の発光色層(7)が最外 面に配置されたことを特徴とする請求項1または2記載の装置。 4.蛍光管を収納するライトボックスの前面部を構成し、且つ、該前面部は、上 記構造物の層(6)及び発光色層(7)に加えて最外面に位置する平坦なプラス チック板(9)を有しっ、該構造物の層(6)が内側に、すなわち蛍光管(4) に面するように配置されたことを特徴とする請求項1または2記載の装置。 5.上記前面部が、プラスチック板(9)の内面に形成されたもう1つの発光色 層(8)を有し、製作時に、該前面部が第1の発光色層(7)に貼り付けられる ことを特徴とする請求項4記載の装置。 6.上記構造物(6)がガラス鐵維で構成されたことを特徴とする請求項1から 5のいずれか1項に記載の装置。 7.上記発光色層(7,8)が、磁化亜鉛の結晶を有することを特徴とする請求 項1から6のいずれか1項に記載の装置。
JP63503869A 1987-04-27 1988-04-26 燐光装置 Pending JPH02503373A (ja)

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