JP2015111239A - 蓄光板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄光材の使用量を低減させつつ長時間に亘り十分なリン光輝度が得られて、コストパフォーマンスに優れ、災害発生時等における蓄光効果を十分に発揮することが可能な蓄光板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】所定の意匠を形成する意匠形成手段が表面側に配設された板状の基材と、該基材の裏面側に前記意匠の形状に対応して所定深さに形成された凹部と、該凹部内に充填された蓄光材と、該蓄光材を覆うように基材の裏面側に貼付された例えば反射機能を有するフィルムと、を備え、前記蓄光材のリン光が意匠形成手段の意匠を透して基材の表面側から視認可能に構成されていることを特徴とする。前記凹部は、例えば基材の縦断面で山形形状に形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、学校、病院、公共施設あるいは道路等において、避難誘導標識や看板等として主に使用される蓄光板及びその製造方法に関する。
従来、この種の蓄光板としては、例えば特許文献1に開示されている。この蓄光板(避難誘導用表示部材)は、セラミック基材の表面に硝子フリットの複数の層と、粒径の大きな蓄光材の複数の層と、スクリーン印刷等で所望の図形や文字、記号等からなる画像層との積層構造で構成されている。
特開2006−219317号公報
しかしながら、このような蓄光板にあっては、セラミック基材の表面全域に複数層の蓄光材が積層状態で配置されているため、高価な蓄光材の使用量が多くなり、蓄光板自体のコストアップを招き易いと共に、画像層が平板状の層で形成されるため、蓄光が必要な画像層部分に十分なリン光輝度を長時間得ることが難しい。その結果、例えば屋外等に設置されて災害発生時に使用される避難誘導用の蓄光板として、その蓄光効果(蓄光性)を長時間に亘って十分に果たすことが困難で、その改善が望まれているのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、蓄光材の使用量を低減させつつ長時間に亘り十分なリン光輝度が得られて、コストパフォーマンスに優れ、災害発生時等における蓄光効果を十分に発揮することが可能な蓄光板及びその製造方法を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の蓄光板は、所定の意匠を形成する意匠形成手段が表面側に配設された板状の基材と、該基材の裏面側に前記意匠の形状に対応して所定深さに形成された凹部と、該凹部内に充填された蓄光材と、該蓄光材を覆うように前記基材の裏面側に貼付されたフィルムと、を備え、前記蓄光材のリン光が前記意匠形成手段の意匠を透して前記基材の表面側から視認可能に構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記凹部が、前記基材の縦断面で山形形状に形成されていることを特徴とする。また、請求項3に記載の発明は、前記基材が透明もしくは半透明な樹脂板で前記フィルムが反射機能を有することを特徴とする。さらに、請求項4に記載の発明は、前記意匠形成手段が、意匠部分をカットしたフィルムもしくは意匠部分が前記基材の表面に所定手段で印刷された印刷層であることを特徴とする。また、請求項5に記載の発明は、前記意匠形成手段の表面に、透明もしくは半透明なカバーフィルムが貼付されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の蓄光板の製造方法は、基材の表面側に所定の意匠を形成する意匠形成手段を配設するステップと、前記基材の裏面側に前記意匠形成手段の意匠に対応して凹部を形成するステップと、前記凹部内に蓄光材を充填するステップと、該充填された蓄光材を覆うように前記基材の裏面側に反射機能を有するフィルムを貼付するステップと、を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記蓄光材を凹部内に充填する際に、前記基材の裏面で前記意匠と対応しない部分に養生フィルムが貼付されることを特徴とする。またさらに、請求項8に記載の発明は、前記蓄光材が、所定粒径の蓄光顔料と樹脂とを混合させることで形成されていることを特徴とする。また、請求項9に記載の発明は、前記基材に形成される凹部の体積が予め算出され、該体積に対応した量の前記蓄光材が前記凹部に充填されることを特徴とする。
本発明のうち請求項1に記載の蓄光板によれば、基材の裏面側に意匠形成手段の意匠形状に対応して凹部が形成され、この凹部内に蓄光材が充填されて、この蓄光材のリン光が意匠形成手段の意匠を透して基材の表面側から視認可能に構成されているため、蓄光材を意匠部分に対応した凹部内のみに充填すれば良く、その使用量を低減させることができると共に、意匠に対応した凹部内の蓄光材のリン光で意匠部分を表面側から良好に視認できて、十分なリン光輝度が得られる等、コストパフォーマンスに優れると共に、災害発生時等における蓄光板の蓄光効果を十分に発揮して、蓄光板の市場への普及を促進することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、凹部が縦断面で山形形状に形成されているため、蓄光材から放射されるリン光を、隣接する凹部の山形部分等で乱反射させつつ基材の表面側に放射できて、基材の表面側に配設された意匠形成手段の意匠を良好に視認させることができる等、蓄光効果を一層高めることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、基材が透明もしくは半透明な樹脂板でフィルムが反射機能を有するため、蓄光材への蓄光やリン光の放射が効率的に行え蓄光材のリン光を基材表面から良好に視認できて、蓄光効果をより一層高めることができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、意匠形成手段が意匠部分がカットされたフィルムかもしくは各種印刷手段で基材の表面に印刷された印刷層であるため、意匠形成手段に所望の意匠を簡単に形成できて、各種意匠を必要とする各種蓄光板に容易に適用することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし4に記載の発明の効果に加え、意匠形成手段の表面に透明もしくは半透明なカバーフィルムが貼付されているため、意匠部分をカバーフィルムで覆うことができ、蓄板板の耐久性を向上させて、屋外であっても長期に亘り使用することができる。
また、請求項6に記載の蓄光板の製造方法によれば、基材の裏面側に凹部を形成するステップ、凹部内に蓄光材を充填するステップ、及び充填された蓄光材を覆うように基材の裏面側に反射機能を有するフィルムを貼付するステップ等を備えるため、蓄光材を意匠に対応した凹部内のみに充填すれば良く、その使用量を低減させることができると共に、意匠に対応した凹部内の蓄光材で意匠部分を表面側から良好に視認できて、十分なリン光輝度が得られる等、コストパフォーマンスに優れる共に、災害発生時等における蓄光板の蓄光効果を十分に発揮して、蓄光板の市場への普及を促進することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明の効果に加え、凹部内に蓄光材を充填する際に、基材の裏面で意匠と対応しない部分に養生フィルムが貼付されるため、養生フィルムで充填される蓄光材の凹部以外への付着等を防止でき、意匠の外周線を明確にしつつ意匠に対応した凹部内にのみ蓄光材を確実に充填できて、蓄光板の品質向上や製造時の歩留まりの向上等を図ることができる。
またさらに、請求項8に記載の発明によれば、請求項6または7に記載の発明の効果に加え、蓄光材が蓄光顔料と樹脂とを混合させたものであるため、高価な蓄光顔料の使用量を極力低減させることができて、蓄光板の製造コストを一層低減させることができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、請求項6ないし8に記載の発明に効果に加え、基材に形成される凹部の体積が予め算出され、該体積に対応した量の蓄光材が凹部に充填されるため、蓄光材を凹部内に例えば計量カップを使用して簡単かつ確実に充填することができると共に、蓄光材の使用量を用途に応じて最適量とすることができて、蓄光板の製造コストをより一層低減させることができる。
本発明に係わる蓄光板の基本概念を示す平面図 同その側面図 同本発明に係わる蓄光板の具体的な実施形態を示す平面図 同図3のA−A線に沿った断面図 同凹部の平面図 同蓄光板の製造方法の一例を示す工程図 同蓄光板のリン光輝度の測定結果を示す図 同他のリン光輝度の測定結果を示す図 同凹部の変形例を示す断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係わる蓄光板の基本概念を示している。図に示すように、蓄光板1は、例えば平面視正方形状に形成された所定厚さの例えば樹脂製透明板からなる基材2を有し、この基材2には、その裏面2b側の所定位置(図面では略全域)に多数の凹部3が互いに連設状態で形成され、その表面2a側には、図示しない図柄、文字等の意匠が形成された意匠フィルム4が配設されて、当該意匠フィルム4の意匠が基材2の表面2a側から視認されるようになっている。
また、前記基材2に設けられた各凹部3には、蓄光材5がそれぞれ充填され、この蓄光材5の裏面すなわち基材2の裏面2b側には、反射フィルム6が貼付(貼着)されている。なお、前記各凹部3は、図示した例では基材2の平面視形状に対応した所定外形の平面視正方形状で中央部が最深位置となるように形成され、正方形を形成する4本の稜線と、正方形の四隅から最深部3aに向けた4本の稜線とで、4つの斜面3bを有する如く形成されて、各凹部3の最深部3aにおける縦断面が山形(三角)形状となっている。
図3〜図8は、前記基本概念を具体化した蓄光板の一実施形態を示している。以下、図1及び図2と同一部位には同一符号を付して説明する。この実施形態の蓄光板1は、図3に示すように、基材2の表面2a側に貼付された意匠形成手段としての前記意匠フィルム4を有し、この意匠フィルム4には、避難する人物を示すイラスト4aと、津波を示すイラスト4b及び避難場所を示す建物のイラスト4cが形成されて、意匠としての各イラスト4a〜4cが、基材2の表面2a側から視認されて地震発生時の避難誘導表示板として使用されるようになっている。
また、蓄光板1は、図4に示すように、所定板厚(例えば5mm程度)の透明なアクリル板からなる平面視正方形状の前記基材2を有し、この基材2には、その裏面2b側から表面2a側にかけて所定深さの縦断面で山形形状の前記凹部3が複数個連設状態で形成されている。このとき、凹部3の深さは、その最深部3aが基材2の表面2a側に貫通しない程度に設定されると共に、後述する如く、例えば外形の一辺が5〜20mm程度の平面視正方形の多数の凹部3を所定形態で連設させることにより、多数の凹部3の外周線が前記各イラスト4a〜4cの外周線と略一致するようになっている。
そして、この凹部3内には、前記蓄光材5が充填・固化されている。この蓄光材5は、所定粒径の蓄光顔料と例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、EVA樹脂等の樹脂とを湯煎しながら混合したもので、これが凹部3内に充填され、例えば自然乾燥されることで凹部3内に固化状態で配設されている。この蓄光材5と基材2の裏面2b側には、屋外用塩ビフィルム、光反射フィルム、プリズムフィルム等の光を反射可能な例えば白色の前記反射フィルム6が接着剤により貼付されている。
なお、この反射フィルム6としては、上記例に限定されず、光拡散シート、光反射塗料をフィルム状に塗布した塗布層や白塗装、あるいは白インクでのシルク印刷層やUVプリンターでの印刷層等を使用することもできる。この場合、白色の反射フィルム6は、基材2の裏面全域に設ける構成に限らず、蓄光材5の充填部分のみに設け他の部分は他の適宜の色の反射フィルム6等を使用するようにしても良い。この反射フィルム6で、蓄光材5を透過した紫外線が反射されると共に、蓄光材5によるリン光も反射されるようになっている。
また、基材2の表面2aに接着剤で貼付される前記意匠フィルム4は、所定色(例えば緑色)で全体形状が基材2の外形形状に略対応した正方形状に形成され、例えば屋外用塩ビフィルム、屋外用反射フィルム(再帰反射フィルム)が使用されている。この意匠フィルム4も、前記反射フィルム6と同様に、例えば耐候性のあるインクのシルク印刷で形成された印刷層、あるいはインクジェットプリンターによる透明塩ビシートへの印刷等で形成された印刷層を使用することも勿論可能である。
そして、この意匠フィルム4は、前述したように、その所定位置に前記3つのイラスト4a〜4cが形成されたカッティングフィルムで構成されている。この時、基材2の表面2aに貼付される意匠フィルム4は、そのカッティングされた意匠部分に対応して前記凹部3が位置、すなわち各イラスト4a〜4cの外周線と凹部3の外周線とが基材2の厚さ方向で略一致するように形成されている。また、この意匠フィルム4の表面には、透明なカバーフィルム7が接着剤により貼付され、このカバーフィルム7で意匠フィルム4が保護されるようになっている。なお、このカバーフィルム7は、必ずしも必要ではなく、省略することも可能である。
ところで、前記凹部3は平面視正方形状であることから、その外周線を各イラスト4a〜4cの外周線にできるだけ近似させるために、例えば図5に示すようにして凹部3が基材2の裏面2bに形成されている。すなわち、複数の凹部3を直線状に連設する場合は、図5(a)に示すように、各凹部3の最深部3aが直線状となるように左右及び前後方向に所定数連設され、各凹部3の外周縁を平面視直線状の平坦な外周斜面3cを介して基材2の裏面2bに連設するようにする。
また、イラスト4a〜4cのコーナ部(曲線部)においては、図5(b)に示すように、2つの傾斜した球面3d(断面円弧面)を介して基材2の裏面2bに連設するようにする。なお、例えば図5(c)に示すように、図5(a)の外周斜面3cに、傾斜した球面3dを形成して凹部3の外周縁を基材2の裏面2bに連設しても良く、連設される各凹部3の外周斜面3cの形態は、各イラスト4a〜4cの形態等に応じて適宜の構造を採用することができる。
このように構成された蓄光板1は、次のようにして動作する。すなわち、蓄光板1を屋外に設置した場合は昼間の太陽光の紫外線が、あるいは蓄光板1を屋内に設置した場合は蛍光灯やLED照明の紫外線が、蓄光板1の表面2aに照射され、これが透明なカバーフィルム7及び意匠フィルム4のカットされた各イラスト4a〜4c部分を透過して基材2内部に進入する。この紫外線は、各イラスト4a〜4cに対応した基材2の凹部3内の蓄光材5に照射されて蓄光され、この時、蓄光材5の裏面に反射フィルム6が貼付されていることから、蓄光材5を透過した紫外線の裏面2b外側への透過が防止されて、紫外線が反射フィルム6で反射等されつつ蓄光材5に効率的に蓄光される。
一方、夜間や消灯時においては、昼間時や点灯時に蓄光材5に蓄光された光(リン光)が基材2の表面2a側に向けて放射される。この時、蓄光材5は、断面山形形状の凹部3内に充填されていることから、蓄光された光が山形形状の4つの斜面3bから各種方向に放射され、その一部が例えば図4の二点鎖線イで示すように、隣接する凹部3の斜面3bで反射、すなわち乱反射状態で放射され、これが意匠フィルム4の表面側から視認されて、各イラスト4a〜4cが夜間や屋内消灯時であっても良好に視認されることになる。
つまり、この蓄光板1は、意匠フィルム4の各イラスト4a〜4cに応じた位置に形成した基材2の凹部3内に蓄光材5を充填すると共に、各凹部3を4つの斜面3bを有する断面山形形状とし、かつ蓄光材5の裏面側に反射フィルム6を貼付することで、昼間時等の蓄光効率を高めつつ、夜間等に蓄光材5に蓄光されたリン光を、凹部3の斜面3b等を利用して乱反射させることで、意匠フィルム4の各イラスト4a〜4cを蓄光板1の表面2a側から良好に発光させるようにしている。
次に、このような蓄光板1の製造方法の一例を、図6に基づいて説明する。先ず、蓄光板1の製造にあたっては、基材2の板厚や大きさ等の全体形状、基材2に形成されるイラスト、文字等の意匠やこれらに対応して形成する凹部3の体積、使用する意匠フィルム4の色や材質及び厚み、意匠フィルム4にカッティングする各イラスト4a〜4cの形状や位置等の、意匠フィルム4に形成される意匠のデザインを決定(S01)する。
意匠デザインを決定したら、基材2の裏面2bで意匠を形成する各イラスト4a〜4cに対応しない位置に養生フィルム8を貼付、すなわち図4に示すように、凹部3を形成しない基材2の裏面2bに養生フィルム8を貼付(S02)する。このとき使用される養生フィルムとしては、屋外用塩ビフィルム、塗装用マスキングテープ、表面保護フィルム等が使用される。
養生フィルム8を所定位置に貼付したら、この基材2を例えばルータ彫刻機にセットし、前記ステップS01でデザイン決定した意匠データに基づいて、該ルータ彫刻機を動作させて、基材2に凹部3を彫刻(S03)する。このとき、ルータ彫刻機には、基材2の板厚と凹部3の形状等が設定されることにより、各イラスト4a〜4cに対応した多数の凹部3が、前述した図5(a)〜(c)に示すような形態でそれぞれ彫刻されることになる。
凹部3を彫刻したら、例えば基材2の表面2aを治具上等に水平状態で設置し、各凹部3内に蓄光材5を充填(S04)する。この蓄光材5は、所定粒径の蓄光顔料と屋外塗装用のエポキシ樹脂を湯煎して混合させることで形成され、この蓄光材5を凹部3内に計量カップを使用して充填する。このときの充填は、余分な蓄光材5を例えばヘラにて除去しながら行うと共に、ステップS02による養生フィルム8の貼付で、凹部3の充填時に凹部3の外周斜面3cの上面端縁、すなわち凹部3が形成されていない基材2の裏面2bの凹部3側端縁への蓄光材5の付着が防止された状態となる。また、基材2の全て凹部3内に充填される蓄光材5自体の量(容積)は、前記ステップS01で決定した凹部3の体積に略対応した量に設定されて、高価な蓄光顔料の使用の無駄を省くようになっている。
次に、凹部3に蓄光材5を充填したら、この充填状態において、常温(例えば23℃)で5〜12時間自然状態で放置して蓄光材5を乾燥(S05)し、この乾燥後に前記ステップS02で貼付した養生フィルム8を基材2から剥離(S06)する。養生フィルム8を剥離したら、基材2の裏面2bの全域に反射フィルム6を貼付(S07)する。この反射フィルム6の貼付により、凹部3内に充填された蓄光材5が、蓄光材5自体の乾燥による固化及び凹部3内面への密着と貼付された反射フィルム6とにより、凹部3内からの脱落が防止された状態となる。
ステップS07で反射フィルム6を貼付したら、前記ステップS01の意匠データに基づいて各イラスト4a〜4cがカッティングされた意匠フィルム4を、基材2の表面2aに貼付(S08)する。このとき、意匠フィルム4の外形形状と基材2の外形形状が一致すると共に、意匠フィルム4の各イラスト4a〜4cと基材2の凹部3とが、基材2の板厚方向において略一致した状態に形成されていることから、例えば意匠フィルム4の外周線を基材2の外周縁に合わせて貼付することで、各イラスト4a〜4cと凹部3とが基材2の板厚方向で略一致した状態となる。
意匠フィルム4を基材2の表面2aに貼付したら、この意匠フィルム4上に透明もしく半透明なカバーフィルム7を貼付(S09)する。このカバーフィルム7により、意匠フィル4の上面、すなわち蓄光板1の表面2aが保護されることになり、このカバーフィルム7の貼付で前記蓄光板1が完成(S10)する。なお、前記ステップS01〜S09において、例えばステップS03の彫刻後に彫刻面をエア清掃すると共に、ステップS04の蓄光材5の充填後の反射フィルム6の貼付の前には、基材2の裏面2bや充填・固化した蓄光材5の裏面を清掃することは言うまでもない。
また、以上の製造ステップにおいては、ステップS08において、カッティングすなわち各イラスト4a〜4cが形成された意匠フィルム4を基材2の表面2aに貼付したが、例えばステップS02の養生フィルム8の貼付前に、各イラスト4a〜4cが形成された意匠フィルム4やカバーフィルム7を基材の表面2aに貼付した状態とすることも勿論可能であるし、例えばステップS05における乾燥を自然乾燥ではなく、ヒータやファン等を使用した乾燥とすることも可能である。
つまり、以上の蓄光板1の製造方法によれば、基材2の裏面2bに縦断面が山形形状の多数の凹部3を各イラスト4a〜4cの形状に対応させて形成し、この各凹部3内に蓄光材5をそれぞれ充填して、その裏面に反射フィルム6を貼付するようにしている。そして、蓄光材5を凹部3に充填する際には、凹部3以外の部分に養生フィルム8を貼付して蓄光材5の凹部3以外の部分への付着を防止すると共に、各イラスト4a〜4cに対応した凹部3の体積を予め算出し、この体積に対応した量の蓄光材5を蓄光顔料とエポキシ樹脂とを予め混合させて形成することで、高価な蓄光顔料の効率的な使用を可能にしている。
図7と図8は、前記蓄光板1のリン光輝度の測定結果を示している。図7は、JIS規格Z9107−2008における各輝度ランクのリン光輝度と前記実施形態におけるリン光輝度を示している。この図7から明らかなように、前記実施形態の蓄光板1の場合は、JIS規格の最高輝度ランクJDを大幅に超える値であり、蓄光効果が優れていることがわかる。また、図8は、さらに長い経過時間後のリン光輝度をグラフ化したもので、この図8から明らかなように、前記蓄光板1の場合、12時間程度経過しても所定のリン光輝度が得られることから、例えば一日中使用すること等も可能であることがわかる。
このように前記蓄光板1によれば、基材2の裏面2b側に意匠フィルム4の各イラスト4a〜4cの形状に対応して凹部3を形成して、この凹部3内に蓄光材5を充填し、この蓄光材5に蓄光されたリン光が各イラスト4a〜4c部分を透過して基材2の表面2a側から視認可能に構成されているため、蓄光材5を各イラスト4a〜4cに対応して設けた凹部3内にのみ充填すれば良く、例えば硫化亜鉛等が混合された高価な蓄光顔料の使用量を極力低減、すなわち例えば蓄光材5を基材2の全面に配置する場合等に比較して、蓄光顔料の使用量を1/3程度以下に低減することができる。
特に、前記蓄光板1の場合、所定粒径で所定量の蓄光顔料とエポキシ樹脂とを湯煎しつつ混合することで蓄光材5を形成しているため、蓄光顔料の粒径を所定に設定すること等で蓄光顔料の使用量を一層低減させることができると共に、比較的安価なエポキシ樹脂との混合で、安価な蓄光材5を形成できて、コスト的に有利な蓄光板1を容易に得ることができる。
また、基材2の凹部3内に充填・固化された蓄光材5のリン光が、各凹部3の4つの斜面3bから各イラスト4a〜4c部分を透過するため、各イラスト4a〜4cを基材2の表面2a側から良好に視認できて、十分なリン光輝度を得ることができる。特に、各凹部3が所定大きさの平面視正方形状で基材2の縦断面で山形形状に形成されていることから、各凹部3の蓄光材5からのリン光が凹部3の斜面3b部分で乱反射しつつ放射され、各イラスト4a〜4cを一層良好に視認させることができる。
また、基材2が透明なアクリル板で、この基材2の裏面2bに反射フィルム6が貼付されているため、蓄光材5に紫外線を効率的に蓄光できると共に、蓄光材5のリン光を基材2の表面2a側に良好に放射できて、蓄光効果をより一層高めることができる。これらのことから、コストパフォーマンスに優れ、市場への普及促進やその効果を十分に発揮可能な蓄光板1を容易に提供することが可能になる。
さらに、意匠形成手段としての意匠フィルム4がイラスト4a〜4c部分をカットしたフィルムかもしくは適宜の印刷層で形成されているため、意匠形成手段に所望の意匠を簡単かつ安価に形成できて、各種意匠を必要とする蓄光板1に容易に適用することができる。また、意匠フィルム4の表面に透明もしくは半透明なカバーフィルム7が配設されているため、各イラスト4a〜4c部分をカバーフィルム7で覆うことができ、蓄板板1自体の耐久性を向上させて、屋外であっても長期に亘り使用することが可能になる。
また、前記蓄光板1の製造方法によれば、基材2の裏面2b側に凹部3を形成するステップ、凹部3内に蓄光材5を充填するステップ、及び充填された蓄光材5を覆うように基材2の裏面2bに反射フィルム6を貼付するステップ等を備えるため、蓄光材5をイラスト4a〜4cに対応した凹部3内にのみ充填すれば良く、その使用量を低減させることができると共に、イラスト4a〜4cに対応した各凹部3内の蓄光材5でイラスト4a〜4c部分を基材2の表面2a側から良好に視認できて十分なリン光輝度が得られる等、コストパフォーマンスに優れた蓄光板1の市場への普及促進やその蓄光効果を十分に発揮させることができる。
特に、凹部3内に蓄光材5を充填する際に、基材2の裏面2bで各イラスト4a〜4cが形成されていない部分に養生フィルム8を貼付するため、養生フィルム8で充填される蓄光材5の凹部3以外への付着等を防止でき、イラスト4a〜4cに対応した凹部3内にのみ蓄光材5を確実に充填できて、蓄光材5の不要部分への付着による蓄光板1の不良品の発生を防止し製品の歩留まりの向上を図ることができると共に、イラスト4a〜4cの外周線を明確にできて、より視認性や品質的に優れた蓄光板1を得ることができる。
また、蓄光材5がエポキシ樹脂と蓄光顔料とを湯煎しなから混合して形成されるため、蓄光材5の凹部3内への充填を簡単かつ確実に行うことができ、蓄光板1の製造を容易に行うことができる。特に、基材2に形成される凹部3の全体積を予め算出するため、この体積に応じた量の蓄光材5を作成することで、高価な蓄光材5(蓄光顔料)の使用量を低減させつつ、例えば計量カップを使用しながら蓄光材5の充填作業を容易に行うことができ、これらのことから、蓄光板1の製造コストの一層の低減化を図ることが可能になる。
なお、前記実施形態においては、基材2に彫刻で形成される凹部3を、平面視正方形状で縦断面が山形形状で形成すると共に4つの斜面3bを平坦に形成し、これらを連設することで、その外形形状がイラスト4a〜4cの外形形状に略一致するように構成したが、本発明は、この構成に限定されず、例えば前記凹部3を図9に示すように構成することもできる。
すなわち、図9(a)は、各イラスト4a〜4cの全体形状に対応してそれぞれ一つの凹部10を形成し、この凹部10の底面10aに比較的大きな断面山形形状の凹凸11を形成したものである。また、図9(b)は、前記凹部10の底面10aに微細でかつランダムな凹凸11を形成したものである。これらの変形例においても、凹部10内に蓄光材5を充填し、その裏面側に反射フィルム6を貼付することで、蓄光材5のリン光が底面10aの凹凸11部分で乱反射されつつ基材2の表面2a側に放射され、前記実施形態の蓄光板1と同様な作用効果を得ることができる。また、これらの蓄光板1においては、凹部10として、前記凹部3のように多数の連設した凹部3を形成する必要がなく、凹部10の形成自体が簡単となることから、蓄光板1の製造コストの一層の低減化を図ることもできる。
このように、蓄光材5のリン光を乱反射させるための凹凸形状は、前述した各例に限定されるものではなく、例えば前記凹部3の斜面3bに図9に示す凹凸11を設ける等、各例を適宜に組み合わせた構成とすることもできる。また、前記凹部3自体の平面視形状や断面形状も前記した各例に限定されるものではなく、例えば凹部3を平面視菱形や円形に形成したり、凹部の断面形状を円弧形状(球状)に形成する等、各種イラスト4a〜4c形状に対応して適宜の形状を採用することができる。
また、前記実施形態においては、基材2の全面に3つのイラスト4a〜4cのみが形成される場合について説明したが、例えば前記3つのイラスト4a〜4cの下方(もしくは上方や側方)に「ひなん施設」等の文字からなる意匠を設ける場合には、この文字部分の外周線で囲まれる部分に、例えば図9に示すような一つの凹部10を形成し、この凹部10内に蓄光材5を充填させるようにすれば良い。勿論、文字幅が比較的大きい(太い)場合には、この文字に対応した凹部3を設け、この凹部3内に蓄光材5を充填しても良いことは勿論である。
さらに、前記実施形態において、例えば蓄光板1自体が大型の場合に、蓄光板1の裏面すなわち反射シート6の外側に、例えば厚さが1〜2mm程度でカッティングフィルムで色付けされたアルミ板を接着剤で貼付しても良い。このように構成すれば、アルミ板で基材2(蓄光板1)が補強された状態となり、凹部3、10の形成により薄くなることで発生し易い基材2の反り等を防止することができる。
またさらに、前記実施形態における、基材2の全体形状や外周縁部の構成、凹部の深さ、凹部の斜面の角度等は一例であって、例えば基材2の外周縁部の全域に凹部(凹溝)を設け、この凹部内に蓄光材5を充填させて基材(蓄光板)の外周縁部を明瞭化したり、凹部の深さを基材2の透明度に応じて、例えば板厚の半分程度に設定する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜の構成を採用することができる。
本発明は、災害発生時等の避難誘導用の蓄光板(避難誘導用表示板)に限らず、道路の交通標識、商品や会社の宣伝用の看板等、表面側に所定の意匠を有して屋内外に設置される全ての蓄光板にも利用可能である。
1・・・・・・・・蓄光板
2・・・・・・・・基材
2a・・・・・・・表面
2b・・・・・・・裏面
3・・・・・・・・凹部
3a・・・・・・・最深部
3b・・・・・・・斜面
3c・・・・・・・外周斜面
3d・・・・・・・球面
4・・・・・・・・意匠フィルム
4a〜4c・・・・イラスト
5・・・・・・・・蓄光材
6・・・・・・・・反射フィルム
7・・・・・・・・カバーフィルム
8・・・・・・・・養生フィルム

Claims (9)

  1. 所定の意匠を形成する意匠形成手段が表面側に配設された板状の基材と、該基材の裏面側に前記意匠の形状に対応して所定深さに形成された凹部と、該凹部内に充填された蓄光材と、該蓄光材を覆うように前記基材の裏面側に貼付されたフィルムと、を備え、前記蓄光材のリン光が前記意匠形成手段の意匠を透して前記基材の表面側から視認可能に構成されていることを特徴とする蓄光板。
  2. 前記凹部は、前記基材の縦断面で山形形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄光板。
  3. 前記基材が透明もしくは半透明な樹脂板で前記フィルムが反射機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載の蓄光板。
  4. 前記意匠形成手段は、意匠部分をカットしたフィルムもしくは意匠部分が前記基材の表面に所定手段で印刷された印刷層であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の蓄光板。
  5. 前記意匠形成手段の表面に、透明もしくは半透明なカバーフィルムが貼付されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の蓄光板。
  6. 基材の表面側に所定の意匠を形成する意匠形成手段を配設するステップと、前記基材の裏面側に前記意匠形成手段の意匠に対応して凹部を形成するステップと、前記凹部内に蓄光材を充填するステップと、該充填された蓄光材を覆うように前記基材の裏面側に反射機能を有するフィルムを貼付するステップと、を備えることを特徴とする蓄光板の製造方法。
  7. 前記蓄光材を凹部内に充填する際に、前記基材の裏面で前記意匠と対応しない部分に養生フィルムが貼付されることを特徴とする請求項6に記載の蓄光板の製造方法。
  8. 前記蓄光材は、所定粒径の蓄光顔料と樹脂とを混合させることで形成されていることを特徴とする請求項6または7に記載の蓄光板の製造方法。
  9. 前記基材に形成される凹部の体積が予め算出され、該体積に対応した量の前記蓄光材が前記凹部に充填されることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の蓄光板の製造方法。
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