JP2016061931A - 切り文字led看板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 訴求性を高めた薄型・軽量に設計することができる切り文字LED看板であって、LEDを用いても、放熱効果が高く、防水効果の高い切り文字LED看板を得る。【解決手段】 側方より入射したLED光源の光を対向側方へ導く導光板と、LED光源の側方からの光を前面方向に反射する反射手段と、この反射手段の反射光によって照明される前記導光板の前面の表示領域とを備え、導光板が文字又は記号の輪郭に沿って外形が切断され、導光板の背面側で文字又は記号の輪郭の全部又は一部に沿って形成された凹溝部と、この凹溝部に挿入される複数の前記LED光源と直接又は伝熱体を介して接触すると共に凹溝部を覆って導光板の背面に配されたヒートシンク部とを備えているもの。【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、LEDの光を導光板と反射板とで前面方向に放射し、前面部に配した広告サインを背面側から照明するLEDサインパネルの技術を応用した切り文字LED看板に関するものである。
従来はカルプ文字を使用していた切り文字やその他ポスターパネルは、目新しさがなくなり、昨今の省エネ化されたショップモールなどではその訴求性を喪失し機能不全に陥っているのが現状である。このカルプ文字の利点は軽量である点に尽きる。比較的取付側の素材を選ばす、例えば両面テープ等で充分に固定可能である。また、地面設置型の公告具にしても、軽いので転倒時の破損が少なく、安全性も優れるという利点も備えている。
従来、写真フイルム等の透光性の広告デザインに対して、パネルのエッジ部分に収装したLED光源に基づき照射を行うことにより、広告デザインをはっきりと浮き立たせるようなLEDサインパネルが提案されている。
具体的には、矩形状を呈する透明資材製パネル基板の外周縁寄りやや内輪の位置に形成された凹部にLED群を嵌め込み、LED群の発する光が透明資材製パネル基板の四周縁まで透過することができるようにLED群の嵌め込み部分に光伝達のための透明資材部分を設け、パネル基板1の背面側に凹部全体を覆うことができる程度の大きさを具えた反射板を張設し、反射板の正面方向に反射光を乱反射させる構成である。
一方、LEDを光源として用いて、ロゴマーク看板等として好適に使用し得るとともに高輝度照明によって店舗イメージを向上するに適した看板用照明切り文字が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この看板用切り文字は、底壁と該底壁の外周に配置した起立壁とを有する切文字形状のボックスと、該ボックスの厚さ方向中間位置に浮かし状に配置した裏面に導光パタンを有する切文字形状の導光板と、上記ボックスの表面に配置した切文字形状の表面拡散板とを備え、上記ボックスの起立壁の内面に、該内面を光源部位と非光源部位に区分してその光源部位に複数のLEDチップを該起立壁内周方向部分的に直列配置するとともに上記導光板の外周端面を上記ボックス起立壁の光源部位に対面する入射端面部位と非光源部位に対応する反射端面部位に区分して該反射端面部位に反射措置を施してなるものである。
しかしながら、この看板用切り文字は、底壁と該底壁の外周に配置した起立壁とを有する切文字形状のボックス内に切文字形状の導光板を配し、ボックスの起立壁の内面に複数のLEDチップを配するため、構造が複雑で厚みも少なくとも導光板を内部に配するボックスの厚みが必要となっていた。また、ボックス内の起立壁に配するLEDチップに関して、放熱について何ら対策が行われておらず、複数のLEDチップを使用する場合には、ボックス自体が熱を帯びることとなるものであった。
本発明は、訴求性を高めた薄型・軽量に設計することができる切り文字LED看板であって、LEDを用いても、放熱効果が高く、防水効果の高い切り文字LED看板を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る切り文字LED看板は、側方より入射したLED光源の光を対向側方へ導く導光板と、この導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前方に反射する反射手段と、この反射手段の反射光によって照明される前記導光板の前方の表示領域とを備えたLED看板であって、
前記導光板が前記表示領域に示された文字又は記号の輪郭に沿った外形を備えたものであり、
前記導光板の周側縁に沿って配された複数のLED光源と、
前記導光板の前面と前記複数のLED光源とを覆う外形を備え、前記文字又は記号の広告を掲載する前記表示領域を備えた拡散カバー部と、
前記導光板の裏面側に配された反射板とを備えたことを特徴とするものである。
前記導光板が前記表示領域に示された文字又は記号の輪郭に沿った外形を備えたものであり、
前記導光板の周側縁に沿って配された複数のLED光源と、
前記導光板の前面と前記複数のLED光源とを覆う外形を備え、前記文字又は記号の広告を掲載する前記表示領域を備えた拡散カバー部と、
前記導光板の裏面側に配された反射板とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る切り文字LED看板は、請求項1に記載の複数のLED光源が、リボン状の可撓性の基板上に複数搭載された状態で前記導光板の周側縁に沿って配されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る切り文字LED看板は、請求項1又は2に記載の導光板の反射板との境界面に反射板に入射する入射光及び/又は反射板で反射された反射光を乱反射させるために複数の乱反射構造が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係る切り文字LED看板は、請求項1〜3の何れか1項に記載の反射板が、前記複数のLED光源と直接又は伝熱体を介して接触すると共に前記拡散カバー部の裏面を覆って導光板の背面に配されたヒートシンク部の前面であることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明に係る切り文字LED看板は、請求項4に記載のヒートシンク部と前記拡散カバー部の裏面との間隙を封止する封止手段を更に備えたことを特徴とするものである。
本発明は、訴求性を高めた薄型・軽量に設計することができる切り文字LED看板を得ることができる。また、他の発明においては、複数のLEDを高輝度で使用しても、放熱効果が高く、防水効果の高い切り文字LED看板を得ることができるという効果がある。
本発明においては、側方より入射したLED光源の光を対向側方へ導く導光板と、この導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前方に反射する反射手段と、この反射手段の反射光によって照明される前記導光板の前方の表示領域とを備えたLED看板であって、前記導光板が前記表示領域に示された文字又は記号の輪郭に沿った外形を備えたものであり、前記導光板の周側縁に沿って配された複数のLED光源と、前記導光板の前面と前記複数のLED光源とを覆う外形を備え、前記文字又は記号の広告を掲載する前記表示領域を備えた拡散カバー部と、前記導光板の裏面側に配された反射板とを備えているものであるため、訴求性を高めた薄型・軽量に設計することができる。
即ち、導光板及び拡散カバー部が、前記表示領域に示された文字又は記号の輪郭に沿った外形を備えたものであるため、所謂「カルプ文字」と同様の訴求性を与えるだけでなく、LED光源によって表示領域の背面側から照明されることにより、更に高い訴求性を与えることができる。
本発明の導光板としては、側方より入射したLED光源の光を対向側方へ導くものであればよい。例えば、透明又は半透明のガラス材や、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等のような透明又は半透明の合成樹脂材によって形成されればよく、安全性の面から合成樹脂材が好ましい。複数のLED光源を配するため、透明の合成樹脂材が汎用性が高く好ましい。
この導光板においては、表示領域に示された文字又は記号の輪郭に沿って外形が形成されるが、複数の切り文字看板を合わせて一つのロゴタイプや商標とすることも可能であるが、個々の看板についてLED光源を点灯する電源の確保等の問題から、一つのロゴタイプや商標を一つの看板となるようにデザインする方が好ましい。
本発明の拡散カバー部としては、導光板の前面と複数のLED光源とを覆う外形を備え、文字又は記号の広告を掲載する表示領域を備えるものであればよい。表示領域には、直接広告すべき文字や記号を印刷してもよいが、印刷したシール材を貼付してもよい。これにより、表示領域に掲載された広告が裏面側から導光板によっ照明されることにより、更に高い訴求性を与えることができる。この拡散カバー部としては、光を透過又は半透過させるものであればよく、複数のLED光源を配するため、乳白色の半透明の合成樹脂材が汎用性が高く好ましい。
本発明のLED光源としては、導光板の周側縁に沿って配され、側方より入射され、反射板によって導光板の前方を照明するものであればよい。例えば、複数のLEDを帯状の基板上に並べて直列又は並列接続した状態で構成され、これらLED群の配置は、LED群の発光面が導光板の側方から対向側方へ向かうように取付けられればよい。この複数のLED光源としては、好ましくは、リボン状の可撓性の基板上に複数搭載された状態で前記導光板の周側縁に沿って配されているものが挙げられる。これにより導光板がどのような外形であろうとも外形に沿ってLED光源を配することができる。
また、用いるLED光源の色については、自然光に近い、白色LED、電球色LEDを単独又は組み合わせて用いることは当然のことながら、使用される状況に応じて、赤色LED、緑色LED、青色LEDの三原色を単独又は組み合わせてLED群に配して用いてもよい。また、光の明るさや色温度を少なくとも2段階で変更するように構成してもよい。例えば、深夜等の弱い光でも認識が容易な状況では、間引いて発光させたり、白色LEDと電球色LEDとの両者を配しておき、深夜では電球色LEDのみを発光させたりすることも可能である。
本発明の反射手段としては、導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前面方向に反射するものであり、表示領域の投映面を背面側から覆うように配される。反射手段は、高い反射を行うように平滑な高輝度の反射層を形成させてもよいし、鏡面状又は高輝度で反射する白色のシール材を貼着して構成してもよい。
また、反射手段として、鏡面状又は高輝度で反射する反射板の表面又は反射板が当接する導光板の境界面には、好ましくは、導光板の反射板との境界面に反射板に入射する入射光及び/又は反射板で反射された反射光を乱反射させるために複数の乱反射構造が形成されているものが挙げられる。具体的には、反射板に入射する入射光及び反射板で反射された反射光を乱反射させるために複数のドットや細溝等の乱反射構造が形成される。尚、これら複数のドットや細溝等の乱反射構造はLED光源から遠くなるほどドット間又は細溝間の間隔を短くして配されることにより、LED光源からの光を前面の表示領域全体に均一に反射させるようにしてもよい。
本発明の表示領域としては、反射手段の反射光によって照明される領域であり、その領域に配された文字又は記号を含む広告サインを背面から光らせる。示された文字又は記号の輪郭に沿った外形を備えた導光板と共に、見た人の訴求性を向上させる。広告サインは表示領域の導光板自体に直接描写させてもよいが、フィルム加工し、このフィルムを表示領域に貼着することにより、容易に変更することが可能となる。
本発明の反射板としては、好ましくは、複数のLED光源と直接又は伝熱体を介して接触すると共に拡散カバー部の裏面を覆って導光板の背面に配されたヒートシンク部の前面であるものとした場合には、切り文字LED看板であって、LEDを用いても、放熱効果が高く、防水効果の高い切り文字LED看板を得ることができる。この場合、LED光源としては、導光板の周側縁に沿って配されたものであるが、より好ましくは、ヒートシンク部に直接又は伝熱体を介して接触する。
本発明のヒートシンク部としては、導光板の周側縁に沿って配され、拡散カバー部内に配されるため、複数のLED光源と直接又は伝熱体を介して接触するものであればよく、複数のLED光源から発せられる熱をパネル外に逃がすものであればよい。本発明では、ヒートシンク部の導光板への当接面が、前記表示領域を覆うように構成されることにより、放熱効果を高めることができ、複数のLED光源を搭載するリボン状の可撓性の基板をヒートシンク部に当接させるように配置してもLED光源の熱を伝熱することができる。
本発明の好ましい態様としては、ヒートシンク部の当接面が、反射手段を介して表示領域の投映面を覆うように形成され、ヒートシンク部の当接面を反射板として一体化する。これにより、パネル構造の構成点数が減少し、パネルの組み立てが容易となる。ヒートシンク部の当接面の表示領域側を反射板として、反射板とヒートシンクとを一体構造とすることにより、放熱効果が高いLED看板を得ることができる。
本発明のヒートシンク部が表示領域を覆うように構成されることにより、導光板の背面側に大きな放熱板を備えるため、放熱効果が高いLED看板を得ることができる。また、好ましくはヒートシンク部と導光板の背面との間隙を封止する封止手段を備えることにより、前面側は面一の表示領域であり、水分に影響される電気系統が露出される背面側のみの防水処理によって、防水効果の高いパネルを実現することができる。
更に本発明の好ましい態様としては、ヒートシンク部と前記拡散カバー部の裏面との間隙を封止する封止手段を更に備えるため、薄型に設計することができるLED看板において、放熱効果が高く、防水効果の高いLED看板を得ることができる。
本発明の封止手段としては、ヒートシンク部と導光板との背面との間隙を封止するものであればよく、好ましい態様としては、封止手段がヒートシンク部の周縁部を覆って導光板の背面に貼着される両面テープ等の粘着テープであるものであれば、粘着テープによって良好に水の浸入が阻止される。別の好ましい態様としては、封止手段がヒートシンク部の当接面の周縁部を覆って導光板の背面に封止される接着剤を含む封止樹脂層であるものであれば、封止樹脂装置によって良好に水の浸入が阻止される。その他にも、水密パッキンを施すことで防水とすることも可能である。
図1は本発明のLED看板の一実施例の構成を説明する説明図であり、a図は正面図、b図はa図の中間高さ位置における断面図、c図はb図の矢視断面部の構成部材を個別に配置した状態の説明図、d図は要部の断面構成を示す説明図である。図2はLED光源の構成を示した説明図であり、a図は平面図、b図は正面図である。
図1のa図に示す通り、本実施例のLED看板10は、厚さ6mmの乳白色の樹脂製の拡散カバー部12を備える。乳白色の拡散カバー部12は表示される文字列、本実施例では「Abcd」が連設された広告シール20の輪郭に沿って「A」の上部、「b」の上部、「d」の上部が突出した外形を備えている。拡散カバー部12の内部には本実施例では「Abcd」が連設された文字列に相当する輪郭に形成された導光板11が配される。即ち、「Abcd」の文字列を含むように「A」の上部、「b」の上部、「d」の上部が突出した外形に形成された導光板11が配される。
導光板11の周縁部には複数のLED光源16が搭載されたリボン状の基板15が配される。LED光源16の個々のLEDの発光向きは互いにリボン状の基板15の導光板11の片面で取り巻いた表示領域17中央部側に向かう方向に配置されている。図2に示す通り、図1のLED光源16は、導光板11の外形に沿って可撓性のあるリボン状の基板15上に、略等間隔で複数の白色LEDが並設して配置され、複数のLED光源16は個々のLED光源同士を直列に配線されている。
即ち、図1のb図及びc図に示す通り、厚さ6mmの乳白色の樹脂製の拡散カバー部12には、LED光源16を周縁部に配した導光板11を裏面側から挿入可能に導光板11の外形より4mm程度大きな形状で深さが4mm程度の凹部12aが形成されている。尚、この拡散カバー部12は乳白色の樹脂製プレートを削除して形成してもよいし、型による成形で得てもよいし、3Dプリンターで樹脂を積層させて形成してもよい。
この拡散カバー部12の凹部12aに導光板11を挿入した場合には、導光板11の周囲に幅4mm程度のコ字状の凹溝部12bが形成されるようになる。即ち、導光板11の外形は表示される文字列、本実施例では「Abcd」が連設された広告シール20の輪郭に沿って「A」の上部、「b」の上部、「d」の上部が突出した外形を備えている。この導光板11の上面及び側面には「Abcd」が連設された広告シール20の輪郭に沿った外形の乳白色の拡散カバー部12が配されている。導光板11及び拡散カバー部12の背面側には、図1のb図及びc図に示す通り、導光板11の外形の周縁部と拡散カバー部12の凹部12aの内法とで導光板11の文字列を取り囲むようにコ字状の凹溝部12bが形成される。
この凹溝部12bの深さは略均一に4mmであり、この凹溝部12bの内部には図1のd図に示す通り、複数のLED光源16が搭載されたリボン状の基板15が挿入される。これらのLED光源16については、白色LEDの他にも、電球色LEDを単独又は白色と組み合わせて用いたり、赤色LED、緑色LED、青色LEDの三原色を単独又は組み合わせてLED群に配して用いてもよい。また、光の明るさや色温度を少なくとも2段階で変更するように構成してもよい。例えば、深夜等の弱い光でも認識が容易な状況では、間引いて発光させたり、白色LEDと電球色LEDとの両者を配しておき、深夜では電球色LEDのみを発光させたりすることも可能である。
この導光板11の外形の周縁部と拡散カバー部12の凹部12aの内法とで形成される凹溝部12bの全てを覆うようにヒートシンク部13が配される。このヒートシンク部13は熱伝導率が高いアルミニウム製の素材からなり、拡散カバー部12の外形に沿った形状に形成されており、導光板11の背面に当接する前面部には反射手段としての反射板14を一体に備えている。これにより、構成部品点数が少ない反面、高い放熱効果が得られる利点を奏する。
尚、このヒートシンク部13については、LED光源16の出力が小さく長時間の点灯を必要としない場合などは、ヒートシンク部13自体を設置しないか、少なくとも凹溝部12bを覆う部分に配されればLED光源16の熱を放熱することが可能となる。この場合には、導光板11の裏面に配される反射板14は別部材として配することとなる。
前述のリボン状の基板15の幅は、凹部12a(凹溝部12b)の深さ4mmと同等か若干幅が広くしている。これにより、リボン状の基板15を導光板11の外形の周縁部と拡散カバー部12の凹部12aの内法とで形成される凹溝部12bに挿入して、ヒートシンク部13で覆った際には、図1のd図に示す通り、リボン状の基板15の一側部がヒートシンク部13に当接することにより、LED光源16で発生した熱を良好にヒートシンク部13に伝えることが可能となる。
また、導光板11側のヒートシンク部13の表面は、LED光源16の側方からの光を前面方向に反射する反射板として機能するように高い反射を行うように平滑な高輝度の面を備えている。これは、アルミニウム製のヒートシンク部13を研磨して平滑な高輝度の面に加工したり、鏡面状又は高輝度で反射する白色のシール材を貼着して構成される。このようにヒートシンク部13を導光板11を含む拡散カバー部12の背面の全てを覆う大きさとすることにより、放熱効果を飛躍的に高めることができる。
更に、反射板14が当接される導光板11、特に表示領域17に示された文字列の輪郭の内側に対応する導光板11の反射板14が当接される表面には、反射板に入射する入射光及び反射板で反射された反射光を乱反射させるために複数のドット(細孔)18がレーザ加工によって形成されている。尚、これら複数のドット18は中央部へ向かうほどドット18間の間隔を短くして配されることにより、両端部のLED光源16からの光を表示領域17全体に均一に反射させるようにしている。
また、図示してはいないが、LED光源16が表面側から直接視認されないように、凹部12aの周囲、即ち、導光板11の外形の周縁部と拡散カバー部12の凹部12aの内法とで形成される凹溝部12bの表側面(溝の底面)にLEDの光を直接に透過させないように半遮蔽層を設けてもよい。尚、この半遮蔽層として、LEDの光を低減させると共に、リボン状の基板15をヒートシンク部13側に押圧するスポンジ状のクッション層を配してもよい。これにより、リボン状の基板15がヒートシンク部に良好に当接され放熱効果を高めることができる。
また、ヒートシンク部13と、導光板11を含む拡散カバー部12の背面部とには互いの間隙を封止する封止手段が講じられる。本実施例では、拡散カバー部12の周端縁部に両面テープ材19を介在させることにより、互いの間隙を封止している。尚、この両面テープ材19の他にも封止手段としては、封止樹脂で封止したり、水密パッキンを施したりすることで置換えることが可能である。この封止手段による拡散カバー部12の背面との間隙を封止することにより、放熱効果が高く、防水効果の高いLED看板を得ることができる。
以上のように本実施例では、導光板11を含む拡散カバー部12の裏面から表面に至るまでの孔、切れ込み、溝等がなく、拡散カバー部12の表面は1つの面が現れている。表面側には孔、切れ込み、溝等が現れない構造となっているため、本LED看板10の防水性は高く、背面側に防水処理を施すことにより、高い防水性能を有することとなる。
10 …LED看板、
11 …導光板、
12 …拡散カバー部、
12a…凹部、
12b…凹溝部、
13 …ヒートシンク部、
14 …反射板、
15 …リボン状の基板、
16 …LED光源、
17 …表示領域、
18 …ドット、
19 …両面テープ材、
20 …広告シール、
11 …導光板、
12 …拡散カバー部、
12a…凹部、
12b…凹溝部、
13 …ヒートシンク部、
14 …反射板、
15 …リボン状の基板、
16 …LED光源、
17 …表示領域、
18 …ドット、
19 …両面テープ材、
20 …広告シール、
Claims (5)
- 側方より入射したLED光源の光を対向側方へ導く導光板と、この導光板の背面部に配され、LED光源の側方からの光を前方に反射する反射手段と、この反射手段の反射光によって照明される前記導光板の前方の表示領域とを備えたLED看板であって、
前記導光板が前記表示領域に示された文字又は記号の輪郭に沿った外形を備えたものであり、
前記導光板の周側縁に沿って配された複数のLED光源と、
前記導光板の前面と前記複数のLED光源とを覆う外形を備え、前記文字又は記号の広告を掲載する前記表示領域を備えた拡散カバー部と、
前記導光板の裏面側に配された反射板とを備えたことを特徴とする切り文字LED看板。 - 前記複数のLED光源が、リボン状の可撓性の基板上に複数搭載された状態で前記導光板の周側縁に沿って配されていることを特徴とする請求項1に記載の切り文字LED看板。
- 前記導光板の反射板との境界面に反射板に入射する入射光及び/又は反射板で反射された反射光を乱反射させるために複数の乱反射構造が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の切り文字LED看板。
- 前記反射板が、前記複数のLED光源と直接又は伝熱体を介して接触すると共に前記拡散カバー部の裏面を覆って導光板の背面に配されたヒートシンク部の前面であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の切り文字LED看板。
- 前記ヒートシンク部と前記拡散カバー部の裏面との間隙を封止する封止手段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の切り文字LED看板。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180905 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190313 |