JP2008256920A - 看板用照明切文字 - Google Patents

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正之 宮西
Shinzo Murase
新三 村瀬
Makoto Kameyama
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Abstract

【課題】 店舗のロゴマークを表示する照明切文字を,厚さを極限的に薄肉化して外観をスマートにするとともにその照明の輝度の均一性を確保する。
【解決手段】 それぞれ切文字形状に形成した外周に起立壁15を有するボックス1と,導光照明を行う導光板2と,ボックス1の開口を塞ぐ表面拡散板3とを備えるとともに起立壁15の内周を光源部位16と非光源部位17に区分し,光源部位16にフレキシブル基板41にLEDチップ42を高密度配置したLEDモジュール4を配置する一方,光源部位16と非光源部位17に対面する導光板2の端面を入射端面部位22と反射端面部位23とし,反射端面部位23に反射措置24を施すことによって照明切文字Bを形成する。2〜3cm程度の突出幅で店舗壁面に設置して,湾曲面や直線面を有する複雑形状の切文字を均一に照明することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は,例えば構築物の壁面等に配置して店舗名を表示する如くに用いる看板用照明切文字に関する。
この種の照明切文字として,例えばE字状とした切文字形状のボックスと,該ボックスの表面に配置した同じくE字状の前面板と,該前面板から表面側に露出するように支持して列方向及び行方向にマトリックス状に配置した多数のLEDランプとを備えるとともに該LEDランプを前面板の外周縁に沿った位置において蛍光体で波長変換して発光し,その余の面内のLEDランプをそのまま発光することによって,昼間でも良好な視認性を得られるとしたものが提案されている(特許文献1参照)。
また照明用の看板として,矩形断面の合成樹脂製ボックスの底壁に,同じく列方向及び行方向にマトリックス状に配置した多数のLEDチップを備え,該LEDチップは,シート基板にプリント配線とともに配置して,その表面を樹脂シートによって熱ラミネートすることによって,耐水性,耐湿性,耐衝撃性を確保して,特に大型にして均一な明るさの照明の看板に適したものとした提案もされている(特許文献2参照)。
特開2003−66880号公報 特開2007−33662号公報
しかし乍ら,これらは所謂直下型のものとして,切文字やパネルの背面照明を行うものであるから,例えば拾数cmといったように,それ自体厚肉のものとなり易く,構築物の壁面等に看板として設置した場合,その突出幅が大きくなり,スマートさに欠け,店舗イメージを損なったりする可能性を残しており,また突出幅が大きいことによって上面に鳥が巣を作り,不潔感を与えたりする可能性を残している。また直下型の背面照明を行うものであるから,看板としての均一な照明輝度を確保するためには,その光源をなすLEDランプ乃至LEDチップを大量に使用することが必要となり,製造上のコストアップを招くとともに照明のための消費電力が大きくなり,維持コストのアップを招くことにもなり易い。
例えば店舗の出店は,屋外のみならず,大規模構築物のビル内や,地下街,鉄道駅舎構内等の屋内を含めて多岐に亘っており,それぞれ店舗イメージの向上を意図した店舗設計がなされているが,これに適した照明切文字を直下型で実現することは必ずしも容易ではない。
この観点からすると,例えばロゴマークの切文字をその配置に従って商標を表示するといった電飾のロゴマーク看板等として使用して,その肉厚を可及的に薄く構成してスマートな外観印象を持つとともに高輝度照明を行う照明切文字を提供することができれば,それぞれの店舗イメージに適合した切文字看板を実現することが可能になるといえる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,上記ロゴマーク看板等として好適に使用し得るとともに可及的に突出幅を抑制して薄く構成するとともに高輝度照明によって店舗イメージを向上するに適した照明切文字を提供するにある。
上記課題に沿って検討したところ,切文字の照明は,該切文字を,液晶バックライト等の背面照明に用いられる導光板によって形成して,該導光板の切文字自体を発光する導光照明とすれば,切文字の厚さを可及的に抑制して,ボックス厚さを数cm程度まで薄肉化することが可能になり,このとき高輝度のLEDチップ等の光源を使用すれば,看板用途として充分な高輝度照明を行うことが可能となるところ,導光板を使用することによって導光板の端面に対して,ボックスの導光板に対接する起立壁にLED光源を配置して入射光を供給することが必要となる一方,導光板は,導光を遮断することによる暗部が生じることのないように,単一板で一体に形成することが必要であるから,例えば切文字をロゴマークとすると,該切文字形状が湾曲端面や直線端面が複雑に入り組んだ複雑形状のものとなるとともにこれによって導光板の面内奥行方向に幅広部分と幅狭部分が混在することになり,上記LED光源による入射光の供給が部分的に過度となったり,不足したりする傾向が生じる結果,例えば導光照明に用いられる導光板が矩形,方形の如き単純形状のものと異なって,均一な輝度を確保することが困難になる傾向があることが判明した。
そこで本発明は,複雑形状の切文字の導光板の端面を,その面内奥行方向の幅に応じてLED光源からの入射光を入射する入射端面部位と,該入射光を入射しない非入射後端面部位をなす反射端面部位に区分して,複雑形状の導光板に対して入射光をその外周方向部分的に供給するとともに反射端面部位に入射光を反射する反射措置を施して同じく部分的な反射による輝度補完を行うようにして,全体としての輝度の均一性確保を実現するものとし,そのために光源を高輝度のLEDチップとするとともにボックスの起立壁を光源部位と非光源部位に区分し,該光源部位に上記入射端面部位を,非光源部位に上記反射端面部位を配置する構成としたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,底壁と該底壁の外周に配置した起立壁とを有する切文字形状のボックスと,該ボックスの厚さ方向中間位置に浮かし状に配置した裏面に導光パタンを有する切文字形状の導光板と,上記ボックスの表面に配置した切文字形状の表面拡散板とを備え,上記ボックスの起立壁の内面に,該内面を光源部位と非光源部位に区分してその光源部位に多数のLEDチップを該起立壁内周方向部分的に直列配置するとともに上記導光板の外周端面を上記ボックス起立壁の光源部位に対面する入射端面部位と非光源部位に対応する反射端面部位に区分して該反射端面部位に反射措置を施してなることを特徴とする看板用照明切文字としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記複雑形状の導光板に対して入射光の外周方向部分的な供給と同じく部分的な反射による輝度補完を行うと,導光板は,その導光のために導光パタンを必要とするも,該パタンを面内に同一パタンとすることによって看板全体としての輝度の均一性を確保することが可能となるとともに導光板の導光パタンを同一パタンとすることによって,例えばスクリン印刷乃至射出成形によって導光パタンを形成したプレートから,導光パタンを考慮することなく,大きさ,形状を異にする多種多様のロゴマークの切文字形状に応じた導光板を切抜き形成して,該切文字形状の導光板の生産性を高度に確保しうることから,これを,上記導光板の導光パタンを,該導光板の面内方向に同一パタンとしてなることを特徴とする請求項1に記載の看板用照明切文字としたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,高輝度のLEDチップを使用することによる発熱
を可及的に放熱する構造として,該発熱によるLEDチップの劣化を防止して,照明切文字の耐久性を高度に確保したものとするように,これを,上記ボックスの起立壁を金属製とするともにその光源部位のLEDチップをフレキシブル基板にLEDチップを配置したフレキシブルLEDモジュールを用いて起立壁内面に放熱性の両面接着テープ又は接着剤で固定してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の看板用照明切文字としたものである。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,LEDチップの発光のためのリード線が照明切文字の外部に露出するのを防止するようにボックスの底壁から導入するとともに該リード線の配置スペースを確保しつつ,可及的簡易に導光板をボックスに浮かし状に支持し得るものとするように,これを,上記ボックスの底壁に,LEDチップのリード線を挿通する透孔を配置して該透孔からリード線をLEDチップに接続するとともに該底壁に導光板受座を配置し該受座に導光板を支持することによって底壁表面と導光板裏面間にリード線スペースを画して導光板の上記浮かし状配置を行ってなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の切文字照明体の集合による看板用照明切文字としたものである。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,ボックスと表面拡散板とを,ベース板とこれを被嵌する被嵌ボックスと逆配置することによって照明切文字を他の形態のものとするように,これを,上記ボックスに代えて,ベース板を用い,上記表面拡散板に代えて,表面壁と背面側に向けた起立壁を備えた透光性の被嵌ボックスを用い,該ボックスに上記導光板及び上記LEDチップを配置してなることを特徴とする請求項1に記載の看板用照明切文字としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,導光板の切文字自体を発光する導光照明とするについて,複雑形状の切文字の導光板の端面を,その面内奥行方向の幅に応じてLED光源からの入射光を入射する入射端面部位と,該入射光を入射しない非入射後端面部位をなす反射端面部位に区分して,複雑形状の導光板に対して入射光をその外周方向部分的に供給するとともに反射端面部位に入射光を反射する反射措置を施して同じく部分的な反射による輝度補完を行うようにして,全体としての輝度の均一性確保を実現するものとし,そのために光源を高輝度のLEDチップとするとともにボックスの起立壁を光源部位と非光源部位に区分し,該光源部位に上記入射端面部位を,非光源部位に上記反射端面部位を配置する構成として,切文字形状が湾曲端面や直線端面が複雑に入り組んだ複雑形状にして導光板の面内奥行方向に幅広部分と幅狭部分が混在することによって生じる入射光供給の部分的な過度や不足を解消して,ロゴマーク看板等として好適に使用し得るとともに,例えば数cm以下の厚さとするように,可及的に突出幅を抑制して薄く構成するとともに高輝度照明によって店舗イメージを向上するに適した照明切文字を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記複雑形状の導光板に対して入射光の外周方向部分的な供給と同じく部分的な反射による輝度補完を行いながら,導光板の導光パタンを面内に同一パタンとすることによって,看板全体としての輝度の均一性を確保するとともに,例えばスクリン印刷乃至射出成形によって導光パタンを形成したプレートから,導光パタンを考慮することなく,大きさ,形状を異にする多種多様のロゴマークの切文字形状に応じた導光板を切抜き形成して,該切文字形状の導光板の生産性を高度に確保したものとすることができる。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,高輝度のLEDチップを使用することによる発熱を可及的に放熱する構造として,該発熱によるLEDチップの劣化を防止して,照明切文字の耐久性を高度に確保したものとすることができる。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,LEDチップの発光のためのリード線が照明切文字の外部に露出するのを防止するようにボックスの底壁から導入するとともに該リード線の配置スペースを確保しつつ,可及的簡易に導光板をボックスに浮かし状に支持し得るものとすることができる。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,ボックスと表面拡散板とを,ベース板とこれを被嵌する被嵌ボックスと逆配置することによって照明切文字を他の形態のものとすることができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは,例えば「KosiK」とした英字横書き一連のデザイン文字を用いて,経営主体やフランチャイズ本部企業が統一的に使用するように設定したロゴマークであり,該ロゴマークAは,その「K」,「o」,「s」,「i」,「K」の各デザイン文字を,LED光源によって照明するようにした照明切文字Bとするとともに該ロゴマークAの文字配置及び文字間隔に,例えば屋内に設置された店舗の入口上方の壁面に,遠方からも該店舗の存在を視認し得るように設置使用するものとしてあり,本例にあって,該照明切文字Bは,例えばiを幅10cm程度,高さ30cm程度,その余のK,o,s,Kを,先頭のKをやや幅広として,これらの幅を25〜30cm程度,高さを20〜25cm程度として,全体の長さを1m程度に配置したものとしてある。
これら照明切文字Bは,それぞれ切文字形状のボックス1と,切文字形状の導光板2と,同じく切文字形状の表面拡散板3とを備えたものとしてあり,上記ボックス1は,底壁11と該底壁11の外周に配置した起立壁15とを有するものとしてあり,上記導光板2は,該ボックス1の厚さ方向中間位置に浮かし状に配置した裏面に導光パタン21を有するものとしてあり,また上記表面拡散板3は,上記ボックス1の表面に配置したものとしてある。
照明切文字Bは,それぞれ上記LED光源として,上記ボックス1の起立壁15の内面に起立壁15内周方向に直列配置したLEDチップ42によって,導光板2に入射光を供給し,該導光板2の導光パタン21による入射光の導光機能によって該導光板2による切文字自体を発光する導光照明として,その照明を行うようにしてあり,このとき該LEDチップ42の直列配置は,上記ボックス1の起立壁15内面を,光源部位16と非光源部位17に区分してその光源部位16に多数のLEDチップ42を該起立壁15内周方向部分的に行うとともに上記導光板2の外周端面を該ボックス1起立壁15の光源部位16に対面する入射端面部位22と非光源部位17に対応する反射端面部位23に区分して該反射端面部位23に反射措置を施したものとしてある。
即ち,本例にあって上記ボックス1は,例えばその高さを2〜3cm程度,本例にあっては2.5cm程度とすることによって,照明切文字Bを可及的に薄肉化して,その突出幅を可及的に抑制したものとしてあり,該ボックス1は,これを,例えば1mm厚程度の鋼板製とするか,耐衝撃性を確保するように2mm程度に厚肉としたアルミ製等の金属製とし,例えばベースをなす底壁11に,その端縁を覆うように起立壁15を溶着等の固定手段によって固定して,上記切文字形状をなすものとして形成してある。このとき該底壁15には,例えば構築物の壁面に対して,照明切文字Bを固定するための固定金具,即ち木ネジ,釘,アンカーボルト等を挿通する金具孔12を,例えば2ヶ所とする如くに複数透設するとともに上記LEDチップ42に接続する上記壁面からのリード線43を挿通する透孔13を,例えば1ヶ所透設したものとしてある。
導光板2は,例えば厚さを7〜15mm程度,本例にあっては10mm程度としたアクリル透明樹脂の導光板基板の裏面に,例えばドット,格子,ヘアライン等の導光パタン21,本例にあっては円形乃至正六角形等の多角形,特に直径を比較的大きく,例えば0.1乃至0.5mm程度とした正六角形のドットを高密度に配置したドットパタンを形成具備して,上記切文字形状をなすものとしてある。このとき該導光板2は,その平面形状を,上記ボックス1の内法より幾分小さい寸法,即ち後述のLEDチップ42の厚さ分を吸収するように幾分小さく形成したものとしてあり,該導光板2は,その裏面に白色系発泡樹脂シート,鏡面金属薄板等の反射板を,例えば接着剤によって貼着固定して配置して,該裏面からの入射光のロスを抑制してある。このとき導光パタン21は,該導光板2の面内方向に同一パタンとしてあり,これによって,例えば該同一パタン,即ち導光面積を共通として,同一導光性能を呈する上記高密度パタンを,例えば1辺を1〜2m乃至それ以上とする如き大判の導光板基板に形成した導光プレートから各切文字形状の導光板2を可及的多数板取りして,導光パタンが変化することによって生じる輝度差等を考慮することなく,効率的に該導光板2の形成をなし得るようにしてある。なお,導光板2は,射出成形,スクリーン印刷等で製作することができるが,大判とすることを考慮すると,低コストにしてパタンの均一形成をなし得るスクリーン印刷によって製作することが好ましい。
拡散表面板3は,例えば裏面を粗面化し,全体を乳白色とし又は透光性を維持して着色を施す等することによって光拡散機能を付与して,上記導光板2の導光照明に伴う導光パタン21の透視を防止するようにしたアクリル,ポリカーボネート等適宜の樹脂によって,同じく切文字形状をなすものとするとともに,本例にあって該拡散表面板3は,これを上記ボックス1に嵌合配置して,例えば該拡散表面板3をボックス1に被嵌することによってボックス3側面に生じる被嵌端部やこれによる段差の露出を防止し,照明切文字Bの外観を良好に維持したものとしてある。該拡散表面板3の嵌合配置は,例えば,該拡散表面板3の肉厚を数mm程度,本例にあっては5mm程度とするとともにその外周端面の全部又は一部を断面L字状に切欠いて,該端面にボックス上端縁に載置する載置突片31を形成するとともに端面下部に切欠段部32を配置し,該切欠段部32をボックス1の起立壁15内面に嵌合接着し又はボックス1側面上端位置から該切欠段部32に螺入したネジによるネジ止めを行うことによって,そのボックスへの固定を行ってある。なおメンテナンス等の必要から拡散表面板3を外すことが想定されるとき,該拡散表面板3の固定はネジ止めによるのが好ましい。
LED光源は,フレキシブル基板41にLEDチップ42を配置したフレキシブルLEDモジュール(LEDユニットといってもよい)4を用いて,これを,上記ボックス1の起立壁15内面に放熱性の両面接着テープ又は接着剤で固定してある。即ちLEDモジュール4は,その基板をフレキシブルとすることによって,切文字形状としたボックス1の起立壁15における該切文字形状の外形に応じて有する湾曲面や直線面に対応してLEDチップ42を配置し,該LEDチップ42による導光板2に対する入射光の供給を行うものとする一方,該起立壁15への配置を,放熱性の接着テープ又は接着剤による接着固定としたから,高輝度のLEDチップ42による発熱を上記金属製の起立壁15を介して外部に放熱することができる。このとき該LEDモジュール4は,例えばLEDチップ42の配置ピッチを10mmとした高密配置のものを用いて,各ボックスにおける起立壁内面の高さ方向中間位置にして,その内周方向に非光源部位17と区分して配置した該光源部位16に部分的に配置する一方,非光源部位17にはこれを配置することなく,起立壁15が内面に露出するようにしてある。
即ち,図示した「s」の照明切文字において,該LEDチップ42は,そのモジュール4を,ボックス1の起立壁15の内周に沿う上辺及び下辺部分に光源部位16を配置する一方,端部から水平部分及び凹陥部分を被光源部位17として,その配置を行ってある。
このとき上記導光板2は,該光源部位16と非光源部位17に対応するように,該光源部位16に対面する外周端面部分を該LEDチップ42から入射光を面内に入射する入射端面部位22として,例えば該端面を鏡面とし又は粗面化する等して入射光の受入れに適したものとし,また上記非光源部位17に対面する外周端面部分を入射光を面内に反射する反射端面部位23として,例えば鏡面とし又は白色系発泡樹脂や白色ポリエステル等の反射テープ24を貼着して,該反射端面部位23に到達した入射光の面内への反射に適した上記反射措置を施したものとしてあり,これによって複雑形状をなす導光板2に対して,LEDチップ42から入射光をその外周方向部分的に供給するとともに反射端面部位17に入射光を反射する部分的な反射措置を施し,上記入射光の部分的供給によって生じる輝度の不足を同じく部分的な反射により補完するようにして,照明切文字Bとしての照明輝度の均一性確保を実現したものとしてある。即ち導光板2は,湾曲端面,直線端面を備えているところ,湾曲した部分に配置した入射端面部位22からの入射光及び湾曲した部分に配置した反射端面部位23の反射光が,導光板2の面内に分散して均一化して,その導光を有効に行うとともに直線部分の入射端面部位16及び反射端面部位23からの入射光及び反射光の導光と相俟って,上記照明輝度の均一性が確保されるに至るものと見られる。
該LEDチップ42を起立壁15に配置したボックス1には,その底壁15の透孔13からリード線43を導入して,LEDチップ42,本例にあってはLEDモジュール4に接続してあり,該ボックス1内には,その厚さ方向中間位置に浮かし状に該導光板2を配置し且つボックス1の開口を被覆するように上記表面拡散板3を配置して各照明切文字Bとしてある。
このとき該導光板2の浮かし状の配置は,ボックス1の底壁11に導光板受座14を配置し該受座14に導光板2を支持することによって底壁15表面と導光板2裏面,本例にあってはその裏面の反射板間にリード線スペースを画して,これを行ったものとしてあり,本例の該受座14は,例えばリード線スペースを確保する程度の厚肉の肉厚を有する両面接着テープによるものとし,その裏面を底壁11に接着した該両面接着テープの表面に導光板2を接着し,これを受座14としてその固定による支持を行ったものとしてある。
因みに照明切文字Bの設置は,例えば,LEDチップ,即ちLEDモジュール及び裏面を壁面に接着し,表面に剥離紙を付して多数配置した両面接着テープの受座14を備えたボックス1と,導光板2,表面拡散板3とをセットとして設置現場に搬入し,ボックス1底壁11の金具孔12からネジを構築物の壁面に螺入する等,固定金具を用いて構築物の壁面にボックス1を固定するとともに建物壁面からのリード線43を透孔13からボックス内に導入してLEDモジュールに接続し,その後に上記受座の両面接着テープの剥離紙を剥離し,導光板2の裏面,本例にあってはその裏面の反射板をこれに接着して,該導光板2の上記浮かし状の配置を行い,該導光板2の配置後に,表面拡散板3をボックス1に被嵌するように配置して,その切欠段部32にボックス1側面からネジ止めして,設置現場において該照明切文字Bを組立完成するように行うものとしてある。
以上のように構成した照明切文字Bによる店舗のロゴマークAは,厚さを数cm以下,特に2〜3cm程度,本例にあっては2.5cmにして,表面拡散板3から該切文字形状の高輝度の照明光を発光することによって,遠方からも容易に視認できるものとなり,特に厚さを極く薄いものとしたため,壁面からの突出幅が少なく,違和感を生じることなく,スマートな外観を呈して,看板として店舗壁面にマッチするものとなし得た。
図示した例は以上のとおりとしたが,上記英字の他,ひらがな,かたかな,漢字等の照明切文字とすること,このとき,例えばひらがなの「り」や漢字の「行」のように切文字が左右乃至上下に分離したものについて,分離形態に従って複数の照明切文字によって該文字を構成するようにすること,照明切文字のボックスに,上記起立壁に加えて中間起立壁を設置して,これにLEDチップを配置するようにすること,照明切文字を,上記ボックスに代えて,ベース板を用い,上記表面拡散板に代えて,表面壁と背面側に向けた起立壁を備えた透光性の被嵌ボックスを用い,該ボックスに上記導光板及び上記LEDチップを配置した形態のものとして構成すること,導光パタンを常法に従ってそのパタンの配置密度を変化したものとすること,反射措置を,上記反射板の接着に代えて,蒸着等によって一体的に形成したものとすること,導光板を裏面に反射板を備えない反射板非配置のものとすること,導光板の外周にL字状段部を形成し,該段部にLEDチップを受け入れるようにして,該導光板をボックスに嵌合するように形成すること,防水措置を施すことによって照明切文字を屋外設置用のものとすること等を含めて,本発明の実施に当って,ボックス,起立壁,導光板,表面拡散板,起立壁の光源部位及び非光源部位,LEDチップ,導光板の入射端面部位及び反射端面部位,必要に応じて用いるフレキシブルLEDモジュール,放熱性の両面接着テープ又は接着剤等の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
照明切文字の外観を示す正面図である。 照明切文字の斜視図である。 照明切文字の分解斜視図である。 照明切文字の部分拡大縦断面図である。 ボックスの平面図である。 ボックスの起立片の部分拡大図である。 導光板の平面図である。 表面拡散板端部の縦断面図である。
符号の説明
A ロゴマーク
B 照明切文字
1 ボックス
11 底壁
12 金具孔
13 透孔
14 受座
15 起立壁
16 光源部位
17 非光源部位
2 導光板
21 導光パタン
22 入射端面部位
23 反射端面部位
24 反射テープ
3 表面拡散板
31 載置突片
32 切欠段部
4 LEDモジュール
41 フレキシブル基板
42 LEDチップ
43 リード線

Claims (5)

  1. 底壁と該底壁の外周に配置した起立壁とを有する切文字形状のボックスと,該ボックスの厚さ方向中間位置に浮かし状に配置した裏面に導光パタンを有する切文字形状の導光板と,上記ボックスの表面に配置した切文字形状の表面拡散板とを備え,上記ボックスの起立壁の内面に,該内面を光源部位と非光源部位に区分してその光源部位に多数のLEDチップを該起立壁内周方向部分的に直列配置するとともに上記導光板の外周端面を上記ボックス起立壁の光源部位に対面する入射端面部位と非光源部位に対応する反射端面部位に区分して該反射端面部位に反射措置を施してなることを特徴とする看板用照明切文字。
  2. 上記導光板の導光パタンを,該導光板の面内方向に同一パタンとしてなることを特徴とする請求項1に記載の看板用照明切文字。
  3. 上記ボックスの起立壁を金属製とするともにその光源部位のLEDチップをフレキシブル基板にLEDチップを配置したフレキシブルLEDモジュールを用いて起立壁内面に放熱性の両面接着テープ又は接着剤で固定してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の看板用照明切文字。
  4. 上記ボックスの底壁に,LEDチップのリード線を挿通する透孔を配置して該透孔からリード線をLEDチップに接続するとともに該底壁に導光板受座を配置し該受座に導光板を支持することによって底壁表面と導光板裏面間にリード線スペースを画して導光板の上記浮かし状配置を行ってなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の切文字照明体の集合による看板用照明切文字。
  5. 上記ボックスに代えて,ベース板を用い,上記表面拡散板に代えて,表面壁と背面側に向けた起立壁を備えた透光性の被嵌ボックスを用い,該ボックスに上記導光板及び上記LEDチップを配置してなることを特徴とする請求項1に記載の看板用照明切文字。
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