JP3145054U - 導光板付構築物 - Google Patents
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Abstract
【課題】1枚の導光板の折り曲げや、R曲げという簡単な構成で、構築物の出角、入角部に、広告や面発光の自発光表示物として構成すると共に、メンテナンスが容易な導光板付構築物を提供する。
【解決手段】直角に内曲げした導光板4を入角部1の構築物3の両側壁に構成した斜視図である。直角に内曲げした導光板4の上面には、ガラスや樹脂製の拡散板を構成する。そして、直角に内曲げした導光板4の両側面の垂直端面からLEDを組み込んだ発光体ユニット付アルミ形材8を構成する。
【選択図】図1
【解決手段】直角に内曲げした導光板4を入角部1の構築物3の両側壁に構成した斜視図である。直角に内曲げした導光板4の上面には、ガラスや樹脂製の拡散板を構成する。そして、直角に内曲げした導光板4の両側面の垂直端面からLEDを組み込んだ発光体ユニット付アルミ形材8を構成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、透光材からなる板材の側面からLEDの光源で面発光させる導光板を、構築物の出角、入角部に導光板一枚そのままを曲げて構成させ、出角、入角部の両側面を面状で発光させる構築物の構造に関するものである。
近年、省エネルギー、省メンテナンスに効果の大きいLEDは、照明や看板として使用されるようになってきたが、平行してLEDによる面状の発光が研究され、これらも照明器具や看板として使用されるようになってきている。
面状の発光といえば導光板が一番有用であり、導光板の研究が活発にされ、大きな発光面を均一に明るく発光させる技術開発が進められている。しかし、導光板を構築物のコーナーのそれぞれの面に取り付けたのではコストアップになるし、見映えも悪くなる。
特許文献1には、その目的として、内照式の看板において、蛍光灯等の光源の交換作業を簡便化する。とあり、その構成として、ハウジング本体は、構造部と、回動部とによって構成されたものである。この構造部は、上記光源保持部材を有し、光源を内部に保持するものであると共に、表面に開口部を有し、内部の光源の出し入れをこの開口部にて行うことが可能なものである。回動部は、その一端が、構造部の上記開口部付近に軸止され、回動することによって、開口部の開閉を行うことが可能なるものであり、更に回動部が、上記保持手段と基板とを備えると共に上記広告等表示シートと上記透明板とを保持するものである。これにより、保持手段、基板、広告等表示シートと上記透明板の構成は、構造部と一体に回動し、その分解・組立を必要とせず、光源の交換が可能である。とある。
実用新案公開平6−60878
特許文献1は、蛍光灯など、光源となる物がその寿命が短いこともあって、頻繁に光源の交換をする必要があり、このような工夫が必要である。又このような工夫をするためには、ハウジングそのものが厚さもあって、周り縁も当然のごとく幅のあるゴツイものになる。このような物を構造物の出角や、入角部に構成するには限界がある。
出角、入角部の両側の各面に照明単位体を形成して、その組合せで構成するとなると光る部分が限定されるし、緻密な設計が必要となり限界がある。安価にしかもお洒落に出角、入角部を構成するためには工夫が必要である。
本考案の目的は、出角、入角部をお洒落にしかも安価に構成することで、空間を有効に活用し、ディスプレー、看板などでも、容易に対応でき、導光板の明るさも均一で、グラフィックの表現も自由にでき、照明にもなるシステムにある。
従来から長きに渡って使用されている、蛍光管を使ったディスプレーや看板などは150ミリメートルから300ミリメートル程度の厚みのあるパッケージの中に、蛍光管を並べる形で製作されている。蛍光管という線状の発光体を並べ、出来るだけ均一な光に見せるため、蛍光管とパッケージの表示面との間隔を大きく取ることで、出来るだけ均一な発光体としていた。
しかし、それでは構造物からの出っ張りが大きくスペースもとるし、綺麗なものとすることが出来なかった。特に出角、入角部にそのような構築物を取り付けるとなると、コーナー部が出っ張ることとなり、使用することが出来ないのである。
本考案は、1枚の導光板の折り曲げや、R曲げという簡単な構成で、構築物の出角、入角部に、広告や面発光の自発光表示物として構成すると共に、メンテナンスが楽か、ほとんど要らないシステムとしたのである。
請求項1では、出角、入角部に曲げられた一枚の、両側面の垂直端面に発光体ユニットを装着した導光板を構成してなることを特徴とする構築物とした。
請求項2では、出角、入角部に曲げられた一枚の、両側面の上下水平端面に発光体ユニットを装着した導光板を構成してなることを特徴とする構築物とした。
この時、面発光させるのに必要な反射率の高い反射材付きの導光板は、使用されるメタアクリル樹脂板の背面に点状にドット印刷し、さらにその背面に反射材を構成して製作する。 光を入れる手前は点で印刷された面積を少なくして、奥になるにしたがって点で印刷された面積を広げ、反射率の高い反射シートなどの面材を裏面に取付けるのである。そのような方法で均一に光を分散させて面発光させる導光板でもいいし、背面にレーザー光などでVカットの筋を入れて導光板にしたものや、その他の導光板であっても良い。
前項(0007)で述べたように、従来の自発光表示物は、パッケージの中に蛍光管を並べる形で構成している、その蛍光管を導光板による発光体ユニットに置き換えたのである。よりコンパクトで大きさも自在で、光も均一に発光させると共に、メンテナンスの少なくて済むシステムとしたのである。
例えば、メタアクリル樹脂板を使用した導光板はその厚みを、3ミリメートルから15ミリメートルとする。5ミリメートルから15ミリメートル幅の配線基板上に構成したLEDは、5ミリメートルから50ミリメートルのピッチで構成し、アルミ押出し形材の中に装着する。その発光体ユニットを、3ミリメートルから15ミリメートル厚みで直角やアール状に曲げられた導光板の両サイドからLEDの光を注入して、面発光させるのである。
導光板による小型の発光体ユニットは、メタアクリル樹脂板を使用した導光板の両サイドの肉厚をはさむように固着する。構築物の出角、入角部には導光板の裏面に構成する板材を両面接着テープやビスなどで、必要な形に配置して構成するのである。
標識や看板などのグラフィックスは、導光板の上面に構成する拡散板の上に印刷したフイルムやカラーフイルム、その他で構成する。
この時、導光板の側面に構成した発光体ユニットのLEDに通電のための配線が構成されているのは勿論のことである。使用するLEDの明るさや色目は自由に選択できるが、LEDの色目は温白色から白色まで選んでもいいし、透過性のいい色つきのシートをLEDの全面に当てて色を変えても良い。LEDは通常1000ミリカンデラ以上の明るさのものが使用される。
LEDをそのまま光源として点状に並べて面発光させる表示物が使用されていてこのような物でも出角、入角部に使用できるが、点状に並べて発光させるので、均一に光らせるには20ミリメートルから50ミリメートルピッチにLEDを多数個配置する必要があり、相当な手間がかかる。また、LEDを4、5個を1セットにして50ミリメートルピッチ程度に並べたものも使用されているが、この場合でも相当な手間がかかることになる。表面の拡散板との距離を50ミリメートル以上100ミリメートルと、大きく出巾をとる必要があり、構築物の出角、入角部に使用するには出幅が大きすぎる。
拡散板としてプラスチック製のカバー材が使用される。1ミリメートルから5ミリメートル厚のメタアクリル樹脂製やポリカーボ樹脂製の真空成型したもので構成してもいいし、表示部の額縁をアルミニウム製の押出し形材やステンレス、メッキ鋼板などによって構成して拡散板を前面に構成する方法でもいい。
上記、解決手段による考案の効果を説明すると、請求項1では、出角、入角部に曲げられた一枚の、両側面の垂直端面に発光体ユニットを装着した導光板を構成してなることを特徴とする構築物としたのである。
これは、出角、入角部に取り付けされる導光板を使用しない蛍光灯などを装着した自発光の看板などは、その厚みが100ミリメートルから200ミリメートルと厚く、出角部では出っ張りが大きすぎて構築物の周りの空間が狭くなる。又、入角部でも出っ張りが大きすぎることのほかに表示部の面積も少なくなる。
出角、入角部に曲げられた一枚の、両側面に発光体ユニットを装着した導光板を構成すると、その製品の厚みが5ミリメートルから20ミリメートル薄いことから、構築物の周りの空間が狭くならないし、入角部でも出っ張りが大きすぎることもなく、表示部の面積も少なく充分確保できる。
垂直の両端面からLEDによる光を注入することでより均一に明るく出角、入角部に光らせることが出来る。又、グラフィックスを入れて看板と使用する場合でも効果的であるし、当然照明としても使用できる。
狭い空間で看板などが構成できることは、都会などでは面積あたりの費用が莫大であることを考えると初期投資が大きくても充分採算が合うことになる。又発光ダイオードのLEDの採用で消費電力も2分の1から10分の1に抑えられるのは周知の事実であり、その効果は大きい。
また、出角、入角部に曲げられた一枚の、両側面に発光体ユニットを装着した導光板で構成することは、両側面の部材を一体にしているのでコストも安く構成できることになる。
更には、構築物によっては、防火性能が要求される場合があり、そのような要求に合わせて、表面の拡散板としてガラスを使用したり、使用する樹脂に難燃性能を持たせるなど、考慮することが肝要である。
請求項2では、導光板の上下の水平端面からLEDによる光を注入することにした。上下の幅が1.5メートル以内の時とか、垂直端面より上下の水平断面のほうが長い場合には、その長いほうの端面からLEDによる光を注入すると有利となる。
図1は、本考案の直角に内曲げした導光板4を入角部1の構築物3の両側壁に構成した斜視図である。直角に内曲げした導光板4の上面には、ガラスや樹脂製の拡散板を構成する。そして、直角に内曲げした導光板4の両側面の垂直端面からLED9を組み込んだ発光体ユニット付アルミ形材8を構成する。
図2は、図1の直角に折曲げた導光板を300ミリメートルアール程度で、内アール曲げした場合の事例である。この時、アクリル樹脂製の内アール曲げの導光板5の程度は、曲率を300ミリメートルと大きくすると、発光体ユニット付アルミ形材8は片側端面からの装着でも充分、均一で明るい導光板にできる。それより小さい曲率としたい場合は図2のように両側面から発光体ユニットを装着するのが望ましいが、限定されるものではない。
図3は、出角部2に外曲げ導光板6を構成したときの事例の斜視図である。構築物3の出角部2に収まるように外曲げ導光板6を構成させる。この時、出角部2の角に外力がかかると思われる時には、導光板6の角に金属やプラスチックスの保護部材を構成させると良い。
図4は、出角部2にメタアクリル樹脂製の外アール曲げ導光板7を構成したときの斜視図である。外アール曲げした時は導光板の光の伝播が、内曲げよりも落ちるので、アールを大きく取ることで均一で明るい導光板にできる。
図5は、出角部2の構築物3の両側面に従来型の自発光看板11を構成したときの斜視図である。このように構築物近郊の空間を大きく占有して、広い意味でコストアップとなる。
図6は、入角部2の構築物3の両側面に従来型の自発光看板11を構成したときの斜視図である。これも表示部の面積が狭くなるばかりか、構築物近郊の空間を大きく占有して広い意味でコストアップとなる。
図7は、図1の入角部2にメタアクリル樹脂製の導光板を、内曲げ導光板4の垂直端面に構成する組み付けの斜視図である。導光板4の両端面10からLED9を組み込んだ発光体ユニット付アルミ形材8を装着する。
図8は、図1の入角部2にメタアクリル樹脂製の導光板を、内曲げ導光板4の上下の水平端面に構成する組み付けの斜視図である。導光板4の両端面10からLED9を組み込んだ発光体ユニット付アルミ形材8を装着する。
図9は、一般的な導光板と発光体ユニットの構成の斜視図である。導光板は、メタアクリル樹脂製でその片面に点状に印刷をしたり、筋状にVカットした線を入れて導光板として面発光させる。更には、その面に反射率の高いシート12や塗装を施す。拡散板又は、拡散シート15は導光板の光をより均一に光らすために構成される。この拡散板、又は拡散シート15に看板用のグラフィックスの印刷やカットシートを貼り付けるのである。
1 入角部
2 出角部
3 構築物
4 内曲げ導光板
5 内アール曲げ導光板
6 外曲げ導光板
7 外アール曲げ導光板
8 発光体ユニット付アルミ形材
9 発光体ユニット
10 端面
11 自発光看板
12 反射シート
13 導光板
14 LED
15 拡散板又は拡散シート15
2 出角部
3 構築物
4 内曲げ導光板
5 内アール曲げ導光板
6 外曲げ導光板
7 外アール曲げ導光板
8 発光体ユニット付アルミ形材
9 発光体ユニット
10 端面
11 自発光看板
12 反射シート
13 導光板
14 LED
15 拡散板又は拡散シート15
Claims (2)
- 出角、入角部に曲げられた一枚の、両側面の垂直端面に発光体ユニットを装着した導光板を構成してなることを特徴とする構築物。
- 出角、入角部に曲げられた一枚の、両側面の上下水平端面に発光体ユニットを装着した導光板を構成してなることを特徴とする構築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008004786U JP3145054U (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | 導光板付構築物 |
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JP2008004786U JP3145054U (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | 導光板付構築物 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012048171A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Bando Chem Ind Ltd | 電飾看板装置 |
JP2019029223A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 大日本印刷株式会社 | 面発光装置およびそれを用いた室内構造体 |
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