JP3001016U - タイルカーペット - Google Patents

タイルカーペット

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JP3001016U
JP3001016U JP1994001956U JP195694U JP3001016U JP 3001016 U JP3001016 U JP 3001016U JP 1994001956 U JP1994001956 U JP 1994001956U JP 195694 U JP195694 U JP 195694U JP 3001016 U JP3001016 U JP 3001016U
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tile carpet
paint
tile
carpet
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JP1994001956U
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Inventor
種重 田尻
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種重 田尻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間照明のない所・停電時・消灯時において
も歩行の案内を行え、火事・地震の時安全且つ迅速に避
難させることができ、ファッション性があり、しかも昼
・照明のある時はその存在によって美観を損なうことが
少ないタイルカーペットを提供する。 【構成】 廊下に敷き詰めたタイルカーペット1上面に
火事・地震時の避難誘導用案内矢印を夜光塗料4を塗布
して表示した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビル・ホテル・家庭の居住空間の床面に敷き詰められる矩形状のタ イルカーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイルカーペットは、床面に広い一枚のカーペットの代用として敷き詰められ るものであり、多数の矩形状のタイルを隙間なく並べて連続したカーペット床面 を形成するものである。一枚の広いカーペットに比べ、一部損傷・一部焼損があ っても全面交換する必要はなく、その損傷・焼損のあるタイルカーペット部分だ けの交換で済むので有利であり、又洗滌もタイルカーペットを剥ぎとって行える ので容易であり、又カーペット全体形状も組み合わせによって自在に変更できる 等の利点がある為、現在では広く使用されてきている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のタイルカーペットにおいて、火事・地震等において、ホテル・ビル内の 人を外部へ誘導する必要があるとき、避難誘導灯が使われたり、又床面に避難路 の誘導の矢印を記すことがなされている。床がカーペットである場合は、その避 難の誘導の矢印を通常の塗料又は染料で描かれるが、これでは平常の使用時にお いてもその矢印・記号・模様が分かり、美観を損なうこととなっていた。又、火 事・地震時の停電又は消灯時においては、その誘導の表示が分からずに使用でき ないという問題点があった。 本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、昼・照明 のある平常時においては、その表示が見えにくく美観を損なうことがなく、しか も停電又は消灯時の暗がり又は光が少ない状態において表示が光って見えるよう になり、その表示機能の目的を達成でき、或いは夜間のファッション床として機 能するタイルカーペットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 昼・照明のある所では見えない蛍光塗料又は夜光塗料の塗料をタイルカー ペット上面に所要の模様・文字・記号に塗布したことを特徴とするタイルカーペ ット 2) 塗料をタイルカーペット上面に避難誘導用案内矢印に塗布した前記1)記 載のタイルカーペット 3) 塗料をタイルカーペット上面に歩行案内矢印に塗布した前記1)記載のタ イルカーペット 4) 塗料をタイルカーペット上面に全面塗布した前記1)記載のタイルカーペ ット 5) タイルカーペットの上面の色を、塗料の昼光での色と同一色とした前記1 )乃至4)記載のタイルカーペット にある。
【0005】 ここで、塗料の描く模様・記号・文字は多種であり、その表示の目的・機能に 応じて選択されるものである。避難誘導の表示は、歩行方向矢印・通路表示線及 びそのガイドの文字である。又平常時使用する表示の例としては、トイレへのガ イド・階段のガイド・玄関からの案内通路の記号・模様及び文字がある。更に、 暗がりにおけるファッション用としては、円・多角形・動物植物画・キャラクタ ー等の模様・記号・文字が使用される。
【0006】
【作用】
本考案では、火事・地震等の為停電した時、又は照明のない夜間にあっても蛍 光塗料又は夜間塗料の塗料を塗布したタイルカーペットの塗布個所は光って、そ の表示の模様・記号・文字が見えるようになるものである。避難誘導用案内矢印 の表示の場合は、火事・地震のように停電・夜間・暗がりにあっても床面に矢印 が見えてきて、床面のこの表示に従って移動すれば確実に誘導できる。夜間のト イレへの歩行案内・玄関への歩行案内等の平常の夜間の歩行ガイドにも表示が床 面に見えるので歩行が安全容易となる。 夜間照明のない場所・照明を落とした床面に所要の模様・記号・文字を描いた タイルカーペットを敷き詰めれば、ファッション性のある床面となる。 更に、これらのタイルカーペットの塗料は、昼・照明が明るい時では見えず、 又は目立つことがなく、タイルカーペット本来のパイルの色・模様・記号・文字 が見えるものとなり、その塗料の存在が見えないので床面の美観を損なうことが 少ない。特に、タイルカーペットの上面の色を蛍光塗料・夜光塗料の昼の色と同 じように選べば、昼・照明がある時ではその塗料の存在を更に分からなくできる 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1,2で示す実施例1は、火事・地震時の避難誘導用案内印を夜光塗料で塗 布したタイルカーペットの例である。 図3で示す実施例2は他の避難誘導用案内印の例で、蛍光塗料で矢印及び歩行 路の表示を行った実施例である。 図4で示す実施例3は、床面ファッション用として全面的に夜光塗料4を一色 に塗布したタイルカーペットの実施例である。 図5で示す実施例4は、蛍光塗料で床面ファッション用の模様を描いたタイル カーペットの実施例である。 図中、1は500ミリ正方形のタイルカーペット、2はタイルカーペットのナ イロン・ウール・アクリル等の素材を使ったパイル、3はタイルカーペット1の 塩ビ・ガラス繊維等の素材のベース、4はパイル2に塗布された夜光塗料、5は パイル2に塗布された蛍光塗料である。
【0008】 図1,2に示す実施例1は、正方形状のタイルカーペット1をビルの廊下等の ビルの床材6上に多数敷き詰め、廊下中央のタイルカーペット1に夜光塗料4を 矢印状に塗布している。この実施例1は、火事・地震時に停電又は夜間であって も廊下中央にこの夜光塗料が光って人を安全且つ確実に避難口・避難場所へ案内 できる。
【0009】 図3に示す実施例2は、蛍光塗料5を使って別模様の矢印をタイルカーペット 1に描いたものであり、少しの光があれば夜間・停電時に光って人を避難口・避 難場所へ案内できるものである。
【0010】 図4に示す実施例3は、全面的に夜光塗料4を塗布したタイルカーペット1の 例であり、これを組み合わせ、所要の形状にして面的に強く光らせる例であり、 主にファッション床面として使用する。
【0011】 図5に示す実施例4は、蛍光塗料5で円弧状に塗布したタイルカーペットの例 で、これを4個組み合わせることで円の模様にできるものであり、これは主にフ ァッション床面として使用する。
【0012】 以上の実施例1〜4において、タイルカーペットの上面の色(パイルの色)を 塗料の昼光の色と同一とすることができる。これらの場合は塗料の存在が更に分 かりにくくなる。
【0013】
【考案の効果】
以上の様に、本考案によれば、タイルカーペットの上面に蛍光塗料又は夜光塗 料を塗布することによって、停電時・消灯時の暗がりにおいて、その模様・記号 ・文字の塗布表示を見ることができる。避難誘導用案内矢印の表示であれば、火 事・地震の時において安全且つ確実に人を避難させることができる。又、歩行案 内矢印に塗布するものでは、平常の夜間・消灯後においてトイレ・玄関等に歩行 の案内をすることができる。更に、種々の模様・記号・文字を描くことで夜間フ ァッションとなる。これらの塗料は昼・照明がある時は目立つことが少ないので 、その存在が認識されず美観を損なうことが少ない。 特に、タイルカーペットの上面のパイル色を塗料の昼光での色と同色にすれば 、その存在は分かりにくくなり、美観を損ねることがより少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の使用状態を示す平面図であ
る。
【図2】実施例1のタイルカーペットを示す斜視図であ
る。
【図3】実施例2を示す平面図である。
【図4】実施例3を示す平面図である。
【図5】実施例4を示す平面図である。
【符号の説明】
1 カーペット 2 パイル 3 ベース 4 夜光塗料 5 蛍光塗料 6 床材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昼・照明のある所では見えない蛍光塗料
    又は夜光塗料の塗料をタイルカーペット上面に所要の模
    様・文字・記号に塗布したことを特徴とするタイルカー
    ペット。
  2. 【請求項2】 塗料をタイルカーペット上面に避難誘導
    用案内矢印に塗布した請求項1記載のタイルカーペッ
    ト。
  3. 【請求項3】 塗料をタイルカーペット上面に歩行案内
    矢印に塗布した請求項1記載のタイルカーペット。
  4. 【請求項4】 塗料をタイルカーペット上面に全面塗布
    した請求項1記載のタイルカーペット。
  5. 【請求項5】 タイルカーペットの上面の色を、塗料の
    昼光での色と同一色とした請求項1乃至4記載のタイル
    カーペット。
JP1994001956U 1994-02-14 1994-02-14 タイルカーペット Expired - Lifetime JP3001016U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3407052B2 (ja) 2000-06-30 2003-05-19 サンコーテリア株式会社 階段マット
JP3154198U (ja) * 2009-07-22 2009-10-08 有限会社植田屋染工場 避難誘導用カーペット
JP2009273759A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Assist:Kk 蓄光性カーペット
JP2013059400A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Ohbayashi Corp 災害時要援護者のための施設を備えた建物

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