JP3018732U - 面の芯材 - Google Patents

面の芯材

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JP3018732U
JP3018732U JP1995006539U JP653995U JP3018732U JP 3018732 U JP3018732 U JP 3018732U JP 1995006539 U JP1995006539 U JP 1995006539U JP 653995 U JP653995 U JP 653995U JP 3018732 U JP3018732 U JP 3018732U
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Japan
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clay
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thin plate
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adhesion
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JP1995006539U
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Inventor
進 木村
Original Assignee
株式会社パジコ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 軽量にして粘土の付着性が良く面創作時の加
工性にも優れた粘土で創作する学校教材面用、演劇用
面、美術工芸用面及びおもちゃ用面等の芯材を提供す
る。 【構成】 硬質発泡プラスチック薄板2を基材として、
この薄板面中央部を大略人間の顔の大きさとなる楕円形
状に絞り成形し、粘土を付着させる面の芯材の表面側に
無数の微小突起4あるいは/又は微小凹凸を形成するこ
とにより、粘上の付着性を効果あらしめることのできる
ざらつき感を付与したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用の分野】
本考案は粘土で創作する学校教材用面、演劇用面、美術工芸用面及びおもちゃ 用面等に使用する面の芯材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来粘土で創作する面の芯材は、竹の織物、パルプ成形品、ダンボール、不織 布等の木質系素材から成るものと化学繊維による不織布等であった。
【0003】 これらの中で最も多く用いられているのがパルプによる成形品である。パルプ 成形品は面の芯材としての形態を成形することはできるが、所定の強度を保持さ せるために肉厚にせねばならず重くなるという欠点があった。さらに面創作時の 加工として行なう面の芯材の目、鼻、口等の穴開けカット及び面の芯材不用箇所 のカット作業が困難であり、創作部分である粘土成形面相部分を損傷することが しばしば生じていた。
【0004】 パルプ成形品による面の芯材は粘土を薄く付着させることが困難で全体的に粘 土の厚みを増さざるを得ず、創作された面の重量はさらに大きくなってしまうの である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はかかる事情に鑑みなされたものにして軽量にして、粘土の付着性が良 く、面創作時の加工性にも優れた粘土で創作する学校教材用面、演劇用面、美術 工芸用面及びおもちゃ用面等の芯材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決すめための手段】
本考案に係る面の芯材は硬質発泡プラスチック薄板を基材として、この薄板の 中央部を大略人間の顔の大きさとなる楕円形状に絞り成形し、粘土を付着させる 面の芯材表面側に無数の微小突起あるいは/又は微小凹凸を形成することにより 粘土の付着性を効果あらしめることのできるざらつき感を付与したものである。
【0007】
【作用】
本考案に使用する硬質発泡プラスチックの材質はポリスチレン、ポリウレタン 、塩化ビニール、ポリエチレン、フェノール等でありポリスチレン、ポリウレタ ンが好適に使用される。
【0008】 硬質発泡プラスチック薄板で成形する面の芯材の大きさ及び厚みは縦300〜 350mm、横220〜280mmで厚みは2.0〜6.0mmの範囲のものを 使用する。
【0009】 硬質発泡プラスチック薄板の中央部を大略人間の顔の大きさとなる楕円形状に 絞り成形するのであるが、人間の顔の大きさは子供の顔の大きさから大人の顔の 大きさと大きさに幅があり縦方向200〜300mm、横方向150〜250m mの範囲を基準とする。楕円形状に絞り成形する絞りの深さは30〜40mmの 範囲とする。
【0010】 面の芯材は硬質発泡プラスチック薄板を金型上面に載せ金型内部を真空吸引し て成形する真空成形方法、金型にプラスチックビーズを敷設し加温・加圧して成 形するビーズ成形方法、射出成形機による射出成形方法等によって作製すること ができる。
【0011】 粘土を付着する芯材表面側に粘土の付着即ち粘土の付きを良くするため面の芯 材表面側に無数の微小突起あるいは/又は微小凹凸を形成せしめることによりざ らつき感を付与する。面の表面側に付与したるこのざらつき感は粘土の付着伸展 に主要な効果を示し、面の芯材と粘土とを強固に接合することができる。
【0012】 面の芯材表面側に形成する無数の微小突起あるいは/又は微小凹凸の高さ、幅 及び深さは、0.3〜1.0mmの範囲とする。0.3mm以下では面の芯材表 面への粘土の付着伸展効果が認められず、1.0mm以上にしても面の芯材表面 への粘土付着伸展及び接合強度はこれ以上上昇しないからである。
【0013】 面の芯材表面側に形成せしめる無数の微小突起あるいは/又は微小凹凸の高さ 、幅及び深さ等その形状はすべて同一でもよいが、上記寸法範囲内において各種 のものが混在している方が面の芯材面への粘土の付着伸展及び接合強度は良好と なる。このため各種の無数の微小突起あるいは/又は微小凹凸が混在しているこ とが面の芯材面へ粘土を強固に付着伸展させるためにはより好適である。
【0014】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明する。
【0015】 実施例 図1はポリスチレンを用いビーズ成形方法によって作製した面の芯材 の斜視図である。面の芯材の大きさは縦330mm横248mmで厚みは4mm とした。面の芯材の重量は僅か36gで非常に軽量である。
【0016】 人間の顔の大きさとなる楕円形状の絞り成形は縦250mm、横200mmと し絞りの深さは35mmとした。粘土を付着する面の芯材表面側に0.3〜1. 0mm範囲の高さ及び幅を有する各種の微小突起を無数形成せしめ面の芯材表面 にざらつき感を付与せしめた。
【0017】 実施例の正面図、裏面図、側面図、断面図をそれぞれ図2、図3、図4、図5 に示した。
【0018】
【考案の効果】
本考案実施例に係る面の芯材に粘土(メーカー(株)パジコ、商品名「カルモ 」)を付着展伸し面相の創作を行ない創作過程における穴開け、カット等の加工 は容易に行なうことができ面の芯材と粘土との付着伸展及び接合強度も充分その 効果を認めることができた。創作した面は粘土硬化後着色して完成した。
【0019】 本考案になる面の芯材は軽量にして粘土の付着伸展性に優れ粘土面創作時の穴 開け、カット等の加工性も良く、粘土で創作する学校教材用面、演劇用面、美術 工芸用面、おもちゃ用面等の面の芯材として優れたものであることが立証された 。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】実施例の正面図
【図3】実施例の裏面図
【図4】実施例の側面図
【図5】実施例の断面図
【符号の説明】
1.面の芯材 2.硬質発泡プラスチック薄板 3.楕円形状絞り成形部分 4.微小突起 5.人間の顔が入る部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘土で創作する面の芯材にして、硬質発
    泡プラスチック薄板中央部を大略人間の顔の大きさの楕
    円形状に絞り成形し、面の芯材表面側に無数の微小突起
    あるいは/又は微小凹凸を形成することによりざらつき
    感を付与したることを特徴とする面の芯材。
JP1995006539U 1995-05-29 1995-05-29 面の芯材 Expired - Lifetime JP3018732U (ja)

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