JP3018561B2 - プロジェクター - Google Patents

プロジェクター

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JP3018561B2
JP3018561B2 JP3118660A JP11866091A JP3018561B2 JP 3018561 B2 JP3018561 B2 JP 3018561B2 JP 3118660 A JP3118660 A JP 3118660A JP 11866091 A JP11866091 A JP 11866091A JP 3018561 B2 JP3018561 B2 JP 3018561B2
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JP
Japan
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fixed
mirror
fixed frame
projector
frame
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俊明 橋爪
毅一 奥村
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Seiko Epson Corp
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度変化が生じる環境
下で鏡を固定する機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鏡を固定枠に固定する際、鏡を固
定枠に両面テープ等で固定する。バネ支持により固定す
る。等の方法が取られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それら
の方法で固定した場合、鏡と固定枠の温度による膨張率
の違いから、温度変化が起こると、鏡に無理な力がかか
り、鏡の方向が変化したり、ねじれたりし、面の精度が
著しく低下するといった欠陥があった。
【0004】本発明の目的は、かかる従来の欠点をなく
して、温度変化が起こる中でも鏡の面精度、固定枠に対
する取付位置の維持をはかることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定枠に固定
された複数の鏡を有するプロジェクターであって、前記
固定枠と前記鏡の一部の箇所が接着剤によって前記固定
枠に固定され、前記接着剤によって固定される箇所とは
別の一部の箇所が両面テープによって前記固定枠に支持
されていることを特徴とする。また、固定枠に固定され
た複数の鏡を有するプロジェクターであって、前記鏡
は、前記固定枠と前記鏡の一部の箇所が弾性体によるバ
ネ支持で前記固定枠側に付勢されることによって前記固
定枠に固定され、前記弾性体によって固定される箇所と
は別の一部の箇所が両面テープによって前記固定枠に支
持されていることを特徴とする。また、上記プロジェク
ターにおいて、前記固定枠は複数の固定部を有し、前記
鏡は前記固定台を介して固定されていることを特徴とす
る。
【0006】本発明によれば、まず接着剤や弾性体によ
る固定によって鏡の角度変化をなくし、次に両面テープ
による支持によって鏡の面精度を維持することが可能と
なる。従って、温度変化によって鏡の固定枠による取付
位置、面精度が変化するのを防ぐことが可能となる。
【0007】
【作用】鏡と固定枠の温度による膨張率が異なる場合、
温度変化により、固定枠と鏡の位置関係が異なる。そこ
で、1箇所を確実に固定することで、鏡は固定枠を基準
として、自在に伸縮することができ、鏡に無理な力がか
からず、鏡の角度変化は起こらない。また、別の箇所を
両面テープで支持することで、温度変化による伸縮で固
定枠との位置関係が変わった場合でも、鏡に直接負担を
かけることがないので面精度を維持することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例の斜視図であ
る。
【0010】固定枠1上に固定台3、4があり、それら
の表面は同一平面上に存在する。固定台4とミラー2は
接着剤6で固定してあり、固定台3とミラー2は両面テ
ープ5で固定してある。この方法で固定すると、ミラー
と固定台が接着剤で確実に固定されている為、温度変化
が生じた場合、固定台を基準として、自在に伸縮するこ
とができ、鏡に無理な力がかからない。よって、鏡の角
度は変化しない。また、別の箇所を両面テープで固定し
てあるので固定枠との位置関係が変わった場合でも鏡に
直接負担がかからないので、面精度は維持される。
【0011】図2は、本発明の一実施例の斜視図であ
る。
【0012】固定枠11上に固定台13、14があり、
それらの表面は同一平面上に存在する。固定台14とミ
ラー12は弾性体17によるバネ支持で固定してあり、
固定台13とミラー12は両面テープ15で固定してあ
る。
【0013】この方法で固定すると、ミラーと固定台
は、弾性体によるバネ支持で確実に固定されているた
め、温度変化が生じた場合、固定台を基準として、自在
に伸縮することができ、鏡に無理な力がかからず、鏡の
角度は変化しない。また、別の箇所を両面テープで固定
してあるので、固定枠との位置関係が変わった場合で
も、鏡に直接負担がかからず、面精度が維持される。
【0014】図3は、波長によって透過、反射率の特性
の異なるダイクロイックミラーを用いて、複数の映像を
合成し、1つの映像を作り出すビデオプロジェクターの
光学系ユニットの斜視図である。
【0015】図4は、入力方向1と入力方向2からの光
を合成しているところを示した図である。
【0016】本発明の方法で、図3、図4に示すダイク
ロイックミラー33、34、43を固定した場合、温度
変化によって角度が変化しないので、スクリーンに映像
を映した時、入力方向1、入力方向2の両方向からの映
像がズレることがなくなる。
【0017】また、面精度が維持されることから、どち
らか一方の映像だけがピントがズレルといったこともな
くなる。
【0018】更に、図4の全反射鏡42を、本発明の方
法で固定した場合、入力方向1からの映像のズレ、ピン
トのズレを同じようになくすことが出来る。
【0019】本実施例では、鏡を2箇所で固定する場合
を示したが、3箇所以上で固定する場合についても同様
である。
【0020】また、両面テープの代わりに、薄い弾性体
を使用する場合や、実施例に示した2箇所を含む固定方
法についても同様である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、温度
変化による鏡の面精度や鏡の角度変化を防止することが
可能となり、画像のボケ、画像のズレ等を防ぐことが可
能となり、より美しい画像を作り出す効果がある。
【0022】また、固定方法が簡単で、量産する場合に
有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の実施例の斜視図である。
【図3】本発明の実施例であるビデオプロジェクターの
光学系ユニットの斜視図である。
【図4】本発明の実施例であるビデオプロジェクターの
光学系ユニットの説明図である。
【符号の説明】 1、11 固定枠 2、12 鏡 3、4、13、14 固定台 5、15 両面テープ 6 接着剤 17 弾性体 31、41 レンズ 32、42 鏡 33、34、43 ダイクロイックミラー 35、36、37 液晶ライトバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−197737(JP,A) 特開 昭59−225970(JP,A) 特開 昭58−224346(JP,A) 実開 昭60−194533(JP,U) 実開 昭62−16545(JP,U) 実開 平1−113216(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 33/12 G02B 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠に固定された複数の鏡を有するプ
    ロジェクターであって、前記固定枠と前記鏡の一部の箇
    所が接着剤によって前記固定枠に固定され、前記接着剤
    によって固定される箇所とは別の一部の箇所が両面テー
    プによって前記固定枠に支持されていることを特徴とす
    るプロジェクター。
  2. 【請求項2】 固定枠に固定された複数の鏡を有するプ
    ロジェクターであって、前記鏡は、前記固定枠と前記鏡
    の一部の箇所が弾性体によるバネ支持で前記固定枠側に
    付勢されることによって前記固定枠に固定され、前記弾
    性体によって固定される箇所とは別の一部の箇所が両面
    テープによって前記固定枠に支持されていることを特徴
    とするプロジェクター。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記固定枠
    は複数の固定部を有し、前記鏡は前記固定台を介して固
    定されていることを特徴とするプロジェクター。」
JP3118660A 1991-05-23 1991-05-23 プロジェクター Expired - Fee Related JP3018561B2 (ja)

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JPH04345158A JPH04345158A (ja) 1992-12-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2827596B2 (ja) * 1991-08-09 1998-11-25 富士ゼロックス株式会社 光学部品
JP2669372B2 (ja) * 1994-12-22 1997-10-27 日本電気株式会社 ダイクロックミラーホルダ及びダイクロックミラーの固定方法
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