JPS6231838A

JPS6231838A - ビデオプロジエクタ−

Info

Publication number: JPS6231838A
Application number: JP60170081A
Authority: JP
Inventors: Teruchika Maeda; 前田　輝親
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1985-08-01
Filing date: 1985-08-01
Publication date: 1987-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、大きな画像を得るためのビデオプロジェクタ
−に関する。

（従来の技術）第３図にはビデオプロジェクタ−の基本的な構成が示さ
れている。即ち、図中、１１．１２．１３はそれぞれＣ
ＲＴディスプレイを示し、ＣＲＴディスプレイｌ、は赤
色（Ｒ）の原画像を、同１２は緑色（Ｇ）の原画像を、
又同１３は青色（Ｂ）の原画像を表示する。これらのＣ
ＲＴディスプレイの前面にはそれぞれ投写レンズ２１，
２２．２３が配されている。これらの投写レンズは各Ｃ
ＲＴディスプレイの原画像を所定の倍率で拡大し、その
投写光を図示しない反射鏡を介してスクリーン３上に結
像し、これによりスクリーン上で３原色の原画像より成
るカラー画像を合成する。

尚、カラーテレビ用のＣＲＴディスプレイを用いる場合
には、一つの投写レンズを組み合わせればよいのは勿論
である。

ところで、第４図には従来のユニット型のビデオプロジ
ェクタ−が示され、筐体４の下方にはカラーテレビ用の
ＣＲＴディスプレイ５が配されている。このＣＲＴディ
スプレイ５の前面には投写レンズ６及び第１の反射鏡７
がこの順で位置している。そして、第１の反射鏡７の反
射位置には第２の反射鏡８が位置しており、筐体４の第
２の反射鏡８と略対向する反射位置には透過形のスクリ
ーン９が取付けられている。従って、ＣＲＴディスプレ
イ５の原画像は投写レンズ６にて拡大され、その対応す
る投写光は第１の反射鏡７及び第２の反射鏡８を介して
反射される。よって、スクリーン９には原画像が拡大さ
れて結像するので、観視者１０が画像を視ることができ
る。

（発明が解決すべき問題点）さて、従来は第２の反射鏡８として平面反射鏡を用いる
だけなので、４５〜５５インチ程度の対角寸法を有する
スクリーンを筐体４内に組み込むと、通常は筐体４の奥
行寸法、即ち、スクリーン９と筐体４の背壁面との距離
を８０ｃｍ以上に設定する必要が生じる。このため、筐
体の寸法が大きくなり、ビデオプロジェクタ−の室内へ
の搬入や通路等での搬送が著しく困難になってしまう上
に大きな設置空間を確保しなければならない。

また、スクリーンとＣＲＴディスプレイ等を組み込んだ
□□□体（投写側）とを分離したセパレート型のビデオ
プロジェクタ−においては、スクリーンと筐体との距離
を大きくする必要があるので、同様に大きな設置空間が
必要になってしまう。

（問題点を解決するための手段）本発明は、このような問題点を解決するためになされた
ものであり、反射鏡として原画像を更に拡大する凸面反
射鏡を有するビデオプロジェクタ−を提供することを目
的とする。

（発明の実施例）以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

本発明に係るビデオプロジェクターは、第１図に示すよ
うに、筐体２０を備えている。この筐体２０の下方には
カラーテレビ用のＣＲＴディスプレイ２１が配されてい
る。このＣＲＴディスプレイ２１の前面である上方には
投写レンズ２２が配され、この投写レンズ２２の更に上
方、即ち、筐体２０の上方には略４５°の角度を有して
凸面反射鏡２３が配されている。そして、筐体２０の凸
面反射鏡２３による反射位置には透過形のスクリーン２
４が取付けられている。

凸面反射鏡２３は、第２図に示すように、ＰＭＭＡ　（
ポリメチルメタクリレート）樹脂板２５を含み、この樹
脂板２５の反射面側に同心円状のフレネルレンズ面２５
ａが形成されている。そして、このフレネルレンズ面２
５ａにアルミニウム反射膜２６が蒸着されている。樹脂
板２５の裏面には両面接着テープ２７を介してガラス板
２８が固着されている。このガラス板２８は樹脂板２５
に剛性を付与し、その反り等を防止している。

次に、本発明のビデオプロジェクタ−の作用を説明する
。

ＣＲＴディスプレイ２１の原画像は投写レンズ２２によ
り所定の倍率で拡大されると、その対応する投写光は凸
面反射鏡２３に照射される。この反射鏡２３はフレネル
レンズ面２５ａを有している。従って、例えば、Ｐ点及
びＱ点に照射された投写光（一部）はこれらの点で大き
な角度で屈折され、スクリーン２４の上端Ｃ７及び下端
Ｃ２にそれぞれ反射される。即ち、原画像は凸面反射鏡
２３により１．１〜１．２倍程度に更に拡大されてスク
リーン２４上で結像される。

これに対して、凸面反射鏡２３位置に、第４図に示す第
２の平面反射鏡８を配すると、当該反射鏡８が倍率拡大
機能を有していないことから、上記Ｐ点及びＱ点に照射
された投写光はスクリーン２４の上端Ｃ１より下方のＦ
１点及び下端Ｃ２より上方のＦ２点に反射され、結像さ
れる。従って、この第２の平面反射鏡８にて凸面反射鏡
２３を用いた場合と同一大きさの画像を得るためには、
スクリーン２４を実線で示す現在位置から距ｇｌＥｄだ
け離れた破線位置まで移動させなければならない。即ち
、本発明の如く凸面反射鏡２３を用いる場合には、投写
光のスクリーン２４に対する光路長を距＃ｄ分だけ小さ
くすることができる。

よって、筐体２０の奥行寸法が小さくて済むので、ビデ
オプロジェクタ−を小型化することができる。

Ｌ記実施例において、凸面反射鏡？３により原画像を１
．１〜１．２倍程度に拡大する場合には、投写レンズ２
２の設計との関係でフレネルレンズ面２５ａの凸面を光
学上非球面に設計する必要が生じることもあり、又レン
ズ面２５ａの外周部の傾斜面角度は１００以下の設計と
なる場合が多い。

また、上記実施例において、凸面反射鏡２３として、通
常の球状の凸面を有するものを用いてもよいのは勿論で
ある。

尚、ＣＲＴディスプレイ２１に代えて、液晶表示装置等
を用いても同一の効果が得られる。

また、２１．２２に代えて、第３図に示す１１．１２．
１３と２１．２ｚ、２３を用いてもよいことは明らかで
ある。

（発明の効果）本発明によれば、投写光を凸面反射鏡にて反射してスク
リーン上で結像するようにしたので、反射された投写光
のスクリーンまでの光路長を小さくしてもスクリーン上
に大きな画像を結像することができる。従って、ユニッ
ト型のビデオプロジェクタ−においてはその小型化を図
ることができるので、室内への搬入や通路等での搬送が
極めて容易になり、又設置空間も小さくて済む、また、
セパレート型のビデオプロジェクタ−においては同様に
小さな空間で設置することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るユニット型ビデオプロジェクタ−
の縦断面図、第２図は本発明に係る凸面反射鏡の断面図
、第３図はビデオプロジェクタ−の基本的な構成を示す
図、第４図は従来のユニット型ビデオプロジェクタ−の
縦断面図である。２２・・・投写レンズ、２３・・・凸面反射鏡、２４・・・スクリーン、２５ａ・・・フレネルレンズ面。第１図第２ｇ

Claims

【特許請求の範囲】１、原画像を拡大して投写する投写レンズと、該投写レ
ンズからの投写光をスクリーンに向けて反射する反射鏡
とを備えるビデオプロジェクターであって、前記反射鏡
は凸面反射鏡であることを特徴とするビデオプロジェク
ター。２、該凸面反射鏡はフレネルレンズ構成を有しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のビデオプ
ロジェクター。