JP3017395U - 管被覆材除去用アタッチメント - Google Patents

管被覆材除去用アタッチメント

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JP3017395U
JP3017395U JP1995004825U JP482595U JP3017395U JP 3017395 U JP3017395 U JP 3017395U JP 1995004825 U JP1995004825 U JP 1995004825U JP 482595 U JP482595 U JP 482595U JP 3017395 U JP3017395 U JP 3017395U
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pipe
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drive shaft
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JP1995004825U
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English (en)
Inventor
末廣 後藤
Original Assignee
株式会社ケイ・アイ・ドリル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易かつ安全に被覆材を除去しうる管被覆材
除去用アタッチメントを提供する。 【構成】 回転シャフトに取り付け可能なチャック部2
1と、円柱状盲孔25が設けられた小径部23と本体部
22を有し、小径部23の側面に螺旋状溝23が形成さ
れた刃取付部2と、盲孔25に着脱可能な取付部31
と、管Pの内径よりも僅かに小さい外径を有する内柱部
3と、管Pの外径よりも僅かに大きくかつ刃取付部2の
小径部23の外径よりも僅かに大きい内径を有し、前端
に管被覆材Cを切削するドリル刃43が設けられ、後端
内面に螺旋状溝23と嵌合可能な突起43を有する外筒
部4を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転駆動軸を有する工具本体部等に取り付けられて管を被覆する管 被覆材を切削し除去するための管被覆材除去用アタッチメントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物内の給水、給湯、冷暖房用等の配管を行うために、ゴムや合成樹脂 材料等で被覆された銅管などが用いられていた。これらの管を接続等する場合に は、管の端部の被覆材を除去して銅管部分を露出させ、管どうしの接続をおこな っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の被覆材除去作業は、市販のカッター等を用い作業者の手作業で 行っており、被覆材が比較的固いため作業者がカッターの手元を狂わせて手を傷 つけることが多く、危険であり、その改良が望まれていた。
【0004】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであり、容易かつ安全に 被覆材を除去しうる管被覆材除去用アタッチメントを提供することを目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本考案に係る管被覆材除去用アタッチメントは、 駆動源又は手動により回転駆動される回転駆動軸に取り付けられ、管を被覆する 管被覆材を除去するための管被覆材除去用アタッチメントであって、一端に前記 回転駆動軸に取り付け可能なチャック部が設けられ、他端には前記回転駆動軸の 中心軸である駆動中心軸と同軸に設けられ前記管の内径よりも僅かに小さい外径 を有する略円柱状の内柱部と、前記管の外径よりも僅かに大きい内径を有する略 円筒状に形成されその先端に前記管被覆材を切削するドリル刃が設けられるとと もにその先端から前記内柱部の先端がのぞくように取り付けられた外筒部が設け られ、前記回転駆動軸により前記チャック部を回転させ、前記ドリル刃を前記管 被覆材に押し付けつつ回転させることにより前記管被覆材を切削することを特徴 とする。
【0006】
【作用】
上記構成を有する本考案に係る管被覆材除去用アタッチメントによれば、内柱 部が管の内部に挿入され、回転駆動軸によりチャック部を回転させ、外筒部のド リル刃を管被覆材に押し付けつつ回転させると、管被覆材を切削することができ る。さらにドリル刃を回転させると、内柱部と外筒部との間に管が保持され、ド リル刃の回転により管を被覆している管被覆材のみが切削され除去される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。本考案の一実施例であ る管被覆材除去用アタッチメントの構成を図1及び図2に示す。 図1に示すように、この管被覆材除去用アタッチメント1は、管被覆材Cで被 覆された管Pの端部の管被覆材Cを切削し除去するための工具用アタッチメント である。この管被覆材除去用アタッチメント1は、モータ等の回転駆動源(図示 せず)を内蔵した工具本体(図示せず)の回転駆動軸である回転シャフト(図示 せず)に取り付け可能な刃取付部2と、刃取付部2に着脱可能な内柱部3及び外 筒部4を備えて構成されている。
【0008】 上記の刃取付部2は、その後端にチャック部21が設けられ、チャック部21 の前方にチャック部21よりも径の大きな本体部22が設けられ、本体部22の 前方に本体部22よりも径の小さな小径部23が設けられている。チャック部2 1は、上記の図示しない回転シャフトに取り付け可能な形状に形成されている。 本体部22と小径部23は、それぞれ略円筒状に形成されている。小径部23の 端部から本体部22にかけて回転シャフトを長軸とする円柱状の盲孔25が設け られている。また、小径部23の側面には螺旋状溝24が形成されている。本体 部22は、螺旋状溝24の終端の後方に位置しかつ盲孔25の盲端を覆うように 設けられ、本体部22にはネジ孔26が設けられている。このネジ孔26には、 例えば内部に六角形孔が設けられた固定ネジ27等が六角レンチ等を用いて螺合 するようになっている。ここに、小径部23と本体部22は、略円筒状部を構成 している。
【0009】 上記の内柱部3は、その後端に刃取付部2の盲孔25に着脱可能な円筒状の取 付部31が設けられ、取付部31の前方には、管Pの内径よりも僅かに小さい外 径を有する本体部32が設けられ、本体部32の前方すなわち内柱部3の先端に は、テーパ部33が設けられている。テーパ部33により、この内柱部3は管P に挿入し易くなっている。
【0010】 上記の外筒部4は、管Pの外径よりも僅かに大きくかつ刃取付部2の小径部2 3の外径よりも僅かに大きい内径を有し、内部に内部空間44を有する略円筒状 に形成され、その前端に管被覆材Cを切削するドリル刃42が設けられるととも に、その後端内面には螺旋状溝24と嵌合可能な突起43を有している。
【0011】 次に、この管被覆材除去用アタッチメント1の組立・装着方法と、その使用方 法について説明する。 まず、刃取付部2の盲孔25に内柱部3の円筒状部を挿入して取り付ける。次 に、外筒部4の突起43が設けられている後端部に、刃取付部2の螺旋状溝24 が設けられている小径部23を挿入し、外筒部4と刃取付部2とを駆動中心軸ま わりに相対回転させると、突起43と螺旋状溝24との協同作用により外筒部4 が刃取付部2に装着され、外筒部4の先端から内柱部3の先端のテーパ部33が のぞくようにして取り付けられる。このようにして管被覆材除去用アタッチメン ト1が完成する。
【0012】 次に、完成した管被覆材除去用アタッチメント1のチャック部21を回転シャ フト(図示せず)に装着する。次に、内柱部3を管Pの内部に挿入し、回転シャ フト(図示せず)によりチャック部21を回転させ、外筒部4のドリル刃42を 管被覆材Cに押し付けつつ回転させると、管被覆材Cを切削することができる。 さらにドリル刃42を回転させると、内柱部3と外筒部4との間の空間に管Pが 保持され、ドリル刃42の回転により管Pを被覆している管被覆材Cのみが切削 され除去される。上記において、外筒部4と外筒部取付部2を連結する場合に外 筒部4を相対回転させる方向と、管被覆材Cの切削時における外筒部4の回転方 向は、逆方向となっている。
【0013】 図3は、本考案の他の実施例である管被覆材除去用アタッチメントの構成を示 したものである。 図に示すように、この管被覆材除去用アタッチメント1Aは、上記の管Pより も径が大きく管被覆材C′で被覆された管P′の端部の管被覆材C′を切削し除 去するための工具用アタッチメントである。この管被覆材除去用アタッチメント 1Aは、図1及び図2に示す管被覆材除去用アタッチメント1の場合と同じ刃取 付部2と、この刃取付部2に着脱可能な内柱部3A及び外筒部4Aを備えて構成 されている。
【0014】 上記の内柱部3Aは、その後端に刃取付部2の盲孔25に着脱可能な円筒状の 取付部31Aが設けられ、取付部31Aの前方には、管P′の内径よりも僅かに 小さい外径を有する本体部32Aが設けられ、本体部32Aの前方すなわち内柱 部3Aの先端には、テーパ部33Aが設けられている。テーパ部33Aにより、 この内柱部3Aは管P′に挿入し易くなっている。
【0015】 上記の外筒部4Aは、管P′の外径よりも僅かに大きくかつ刃取付部2の小径 部23の外径よりも僅かに大きい内径を有し、内部に内部空間44Aを有する略 円筒状に形成され、その前端に管被覆材C′を切削するドリル刃42Aが設けら れるとともに、その後端内面には螺旋状溝24と嵌合可能な突起43Aを有して いる。
【0016】 また、この管被覆材除去用アタッチメント1Aの組立・装着方法と、その使用 方法は、上記の管被覆材除去用アタッチメント1の場合と全く同様である。
【0017】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではない。上記実施例は、例示 であり、本考案の実用新案登録請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同 一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本考 案の技術的範囲に包含される。
【0018】 例えば、上記各実施例においては、管被覆材除去用アタッチメントのチャック 部は、モータ等の回転駆動源を内蔵した工具本体の回転駆動軸である回転シャフ トに取り付けられる例について説明したが、本考案はこれには限定されず、チャ ック部は手動工具の回転シャフトに取り付けられるようにしてもよい。
【0019】 また、上記各実施例における管は、銅管に限定されず、他の金属、あるいは金 属以外の材料からなる管であってもかまわない。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、上記構成を有する本考案に係る管被覆材除去用アタッチ メントによれば、内柱部が管の内部に挿入され、回転駆動軸によりチャック部を 回転させ、外筒部のドリル刃を管被覆材に押し付けつつ回転させると、内柱部と 外筒部との間に管が保持され、ドリル刃の回転により管を被覆している管被覆材 のみを切削し除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である管被覆材除去用アタッ
チメントの全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す管被覆材除去用アタッチメントの構
成を示す側面図及び一部欠截断面図である。
【符号の説明】 1,1A 管被覆材除去用アタッチメント 2 刃取付部 3,3A 内柱部 4,4A 外筒部 21 チャック部 22 本体部 23 小径部 24 螺旋状溝 25 盲孔 26 ネジ孔 27 固定ネジ 31,31A 取付部 32,32A 本体部 33,33A テーパ部 41,41A 本体部 42,42A ドリル刃 43,43A 突起 44,44A 内部空間 C,C′ 管被覆材 P,P′ 管 S,S′ 内部空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源又は手動により回転駆動される回
    転駆動軸に取り付けられ、管を被覆する管被覆材を除去
    するための管被覆材除去用アタッチメントであって、一
    端に前記回転駆動軸に取り付け可能なチャック部が設け
    られ、他端には前記回転駆動軸の中心軸である駆動中心
    軸と同軸に設けられ前記管の内径よりも僅かに小さい外
    径を有する略円柱状の内柱部と、前記管の外径よりも僅
    かに大きい内径を有する略円筒状に形成されその先端に
    前記管被覆材を切削するドリル刃が設けられるとともに
    その先端から前記内柱部の先端がのぞくように取り付け
    られた外筒部が設けられ、前記回転駆動軸により前記チ
    ャック部を回転させ、前記ドリル刃を前記管被覆材に押
    し付けつつ回転させることにより前記管被覆材を切削す
    ることを特徴とする管被覆材除去用アタッチメント。
JP1995004825U 1995-04-25 1995-04-25 管被覆材除去用アタッチメント Expired - Lifetime JP3017395U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386277U (ja) * 1989-12-22 1991-08-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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