JP2515327Y2 - 管の塗膜剥離装置 - Google Patents
管の塗膜剥離装置Info
- Publication number
- JP2515327Y2 JP2515327Y2 JP8836090U JP8836090U JP2515327Y2 JP 2515327 Y2 JP2515327 Y2 JP 2515327Y2 JP 8836090 U JP8836090 U JP 8836090U JP 8836090 U JP8836090 U JP 8836090U JP 2515327 Y2 JP2515327 Y2 JP 2515327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- wire brush
- pipe
- peripheral surface
- stripping device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、外周面に塗装を施した管の塗膜剥離装置に
関するものである。
関するものである。
<従来の技術> 各種の配管において、外周面に塗装を施している管端
にくい込み継手を結合する場合、ナットをニップルに締
め込むとスリーブがパイプにくい込んで、塗膜が剥がれ
てパイプの中に塗膜が入り込む。パイプの中に入った塗
膜は油圧機器の弁に付着して作動不良を生じる等の不都
合が有るため、管端の塗膜をショットブラスト、カッタ
ナイフ、サンドペーパ、又は薬品処理で剥離清掃し、管
の地金肌を露呈している。
にくい込み継手を結合する場合、ナットをニップルに締
め込むとスリーブがパイプにくい込んで、塗膜が剥がれ
てパイプの中に塗膜が入り込む。パイプの中に入った塗
膜は油圧機器の弁に付着して作動不良を生じる等の不都
合が有るため、管端の塗膜をショットブラスト、カッタ
ナイフ、サンドペーパ、又は薬品処理で剥離清掃し、管
の地金肌を露呈している。
<考案が解決しようとする課題> 上記ショットブラスト、カッタナイフ、サンドペー
パ、又は薬品処理による塗膜の剥離では、その作業に時
間がかかり、また、管端の内周には切断のときのバリが
あり、これも手作業で工具によりバリ取りする必要があ
る。
パ、又は薬品処理による塗膜の剥離では、その作業に時
間がかかり、また、管端の内周には切断のときのバリが
あり、これも手作業で工具によりバリ取りする必要があ
る。
本考案の目的は、この管端の外周面の塗膜を短時間で
剥離し、且つ管端にバリがある場合は同時にバリ取りを
可能とした装置を提供することである。
剥離し、且つ管端にバリがある場合は同時にバリ取りを
可能とした装置を提供することである。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するための本考案は、モータによっ
て回転する円筒状のケースと、このケースの内周面に固
設され、毛足をケースの回転中心方向に向けた円筒状の
ワイヤブラシと、前記ケース内にケースの回転中心と同
心で先端を前記ワイヤブラシの方向に向けて固定した円
錐状の刃具とから構成されていることを特徴とするもの
である。
て回転する円筒状のケースと、このケースの内周面に固
設され、毛足をケースの回転中心方向に向けた円筒状の
ワイヤブラシと、前記ケース内にケースの回転中心と同
心で先端を前記ワイヤブラシの方向に向けて固定した円
錐状の刃具とから構成されていることを特徴とするもの
である。
<作用> 上記の構成により、管端を回転するワイヤブラシに差
し込むことにより、ワイヤブラシで塗膜を自動的に剥離
し、同時に刃具によって管端のバリ取りを行うものであ
る。
し込むことにより、ワイヤブラシで塗膜を自動的に剥離
し、同時に刃具によって管端のバリ取りを行うものであ
る。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、1は円筒状のケースであり、その後端の内
周にはエンドキャップ7が螺着されている。このエンド
キャップ7の中心には軸8が固着されモータ13の回転軸
とチャック14を介して連結されている。
図において、1は円筒状のケースであり、その後端の内
周にはエンドキャップ7が螺着されている。このエンド
キャップ7の中心には軸8が固着されモータ13の回転軸
とチャック14を介して連結されている。
このモータ13は、例えば作業台15等の固定部材にブラ
ケット12を介して固定されている。
ケット12を介して固定されている。
前記ケース1の先端内には円筒状のワイヤブラシ4が
固定されている。
固定されている。
前記円筒状のワイヤブラシ4は第2図で示すように、
コイル状の植毛部材3の内周面にワイヤを中心方向に向
けて植毛した構造のもので、ワイヤの毛足は一端から他
端に至に連れて漸次長くし、その結果、ワイヤブラシ4
の内径は、一端は大きく他端は小さくなったテーパ状に
形成されている。このようなワイヤブラシ4をケース1
の先端内周面に形成した凹部2にワイヤブラシ径の大き
い方の一端を外側に向けて装填し、ケース1の外周面に
螺合される締付部材5によりコイル状の植毛部材3を軸
線方向に締め付けて固定する。
コイル状の植毛部材3の内周面にワイヤを中心方向に向
けて植毛した構造のもので、ワイヤの毛足は一端から他
端に至に連れて漸次長くし、その結果、ワイヤブラシ4
の内径は、一端は大きく他端は小さくなったテーパ状に
形成されている。このようなワイヤブラシ4をケース1
の先端内周面に形成した凹部2にワイヤブラシ径の大き
い方の一端を外側に向けて装填し、ケース1の外周面に
螺合される締付部材5によりコイル状の植毛部材3を軸
線方向に締め付けて固定する。
このケース1内に締付固定されたワイヤブラシ4の奥
側に円錐状の刃具9が、その先端を前記ワイヤブラシ4
の方向に向けて前記軸8に同心で螺着されている。
側に円錐状の刃具9が、その先端を前記ワイヤブラシ4
の方向に向けて前記軸8に同心で螺着されている。
また、前記ケース1には切り滓を排出する窓穴10が開
口されている。
口されている。
本考案は上記の通りの構造であるから、ケース1はモ
ータ13によって回転駆動され、このケース1の回転によ
りワイヤブラシ4並びに刃具9はケース1と一体回転さ
れる。
ータ13によって回転駆動され、このケース1の回転によ
りワイヤブラシ4並びに刃具9はケース1と一体回転さ
れる。
そこで、第1図で示すように、管11端を回転するワイ
ヤブラシ4に差し込むと、管11端の外周面の塗膜がワイ
ヤブラシ4によって削り取られる。また、管11端の内径
に切断時のバリがある場合は、ワイヤブラシ4に管11を
奥深く差し込むと管11端は回転する刃具9に当接し、前
記バリを除去する。
ヤブラシ4に差し込むと、管11端の外周面の塗膜がワイ
ヤブラシ4によって削り取られる。また、管11端の内径
に切断時のバリがある場合は、ワイヤブラシ4に管11を
奥深く差し込むと管11端は回転する刃具9に当接し、前
記バリを除去する。
<考案の効果> 以上のように本考案装置によれば、管端をワイヤブラ
シに差し込むだけで管の外周面の塗膜が2〜3秒の短時
間で剥離することができ、同時に管端の内径の切断時の
バリを円錐状の刃具で除去することも可能であり、塗膜
剥離とバリ取りの作業時間が大幅に短縮される。
シに差し込むだけで管の外周面の塗膜が2〜3秒の短時
間で剥離することができ、同時に管端の内径の切断時の
バリを円錐状の刃具で除去することも可能であり、塗膜
剥離とバリ取りの作業時間が大幅に短縮される。
第1図は本考案の要部断面側面図、第2図はワイヤブラ
シの縦断面図である。 1…ケース、4…ワイヤブラシ、8…軸、9…刃具、11
…管、13…モータ。
シの縦断面図である。 1…ケース、4…ワイヤブラシ、8…軸、9…刃具、11
…管、13…モータ。
Claims (1)
- 【請求項1】モータによって回転する円筒状のケース
と、このケースの内周面に固設され、毛足をケースの回
転中心方向に向けた円筒状のワイヤブラシと、前記ケー
ス内にケースの回転中心と同心で先端を前記ワイヤブラ
シの方向に向けて固定した円錐状の刃具とから成る管の
塗膜剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8836090U JP2515327Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 管の塗膜剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8836090U JP2515327Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 管の塗膜剥離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0447933U JPH0447933U (ja) | 1992-04-23 |
JP2515327Y2 true JP2515327Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31821538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8836090U Expired - Lifetime JP2515327Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 管の塗膜剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515327Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6103555B1 (ja) * | 2015-10-26 | 2017-03-29 | 株式会社サカタ製作所 | 磨き器具 |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP8836090U patent/JP2515327Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0447933U (ja) | 1992-04-23 |
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