JP3017395B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

スクリーン印刷装置

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JP3017395B2
JP3017395B2 JP6098303A JP9830394A JP3017395B2 JP 3017395 B2 JP3017395 B2 JP 3017395B2 JP 6098303 A JP6098303 A JP 6098303A JP 9830394 A JP9830394 A JP 9830394A JP 3017395 B2 JP3017395 B2 JP 3017395B2
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宏次 松沢
博幸 渡部
鉄治 町田
哲弘 横山
寛 長谷川
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  • Screen Printers (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン印刷装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスクリーン印刷装置は、スルーホ
ールの穴埋め印刷および配線パターンの印刷などに対応
した印刷パターンを形成した印刷用スクリーン(以下、
スクリーンという)をセットするスクリーンセット部
と、印刷対象部材(スルーホールが形成されたグリーン
シートのこと、以下、ワークという)をセットするワー
クセット部と、スクリーンとワークを何らかの方法で位
置合わせする位置合わせ部と、導体ペーストをワークへ
印刷する(正確には、穴埋め印刷ではワークに形成され
たスルーホールに導体ペーストを充填する、配線パター
ンの印刷ではワーク表面に配線パターンを印刷する)印
刷部とから構成される。
【0003】図8は従来のスクリーン印刷装置の動作手
順を説明するための説明図である。
【0004】以下、図8を用いて従来のスクリーン印刷
装置の動作手順について説明する。
【0005】手順1:スクリーン810を認識部にセッ
トし、スクリーン位置合わせの基準点830(以下、ス
クリーン側の認識点を基準点という)を認識する(図8
(A))。
【0006】手順2:基準点830が認識されたスクリ
ーン810を認識部から印刷部へ移動する(図8
(B))。
【0007】手順3:ワーク850をXYZθ調整機構
(以下、印刷テーブル820という)へセットし、スクリ
ーン810と同一高さでワーク認識位置合わせの認識点
860(以下、ワーク認識位置合わせ基準点を認識点と
いう)を認識するためにZ軸方向の高さを調整して認
点860認識する(図8(C))。
【0008】ここでいう、印刷テーブル820(例え
ば、XYZθ調整機構)とは、それぞれ水平方向(X
軸、Y軸)と、垂直方向(Z軸)の調整と、回転角度θ
の調整を行うことが可能なテーブルを指している。
【0009】手順4:ワーク850の認識点860と、
手順1で認識したスクリーン810の基準点830との
水平軸方向(X軸,Y軸方向)およびXY平面上での回
転(θ)の位置合わせを、印刷テーブル820の調整に
より行う(図8(D))。
【0010】手順5:位置合わせが完了したワーク85
0を印刷部へ移動する(図8(E))。
【0011】手順6:ワーク850を上昇させ(実際に
は、印刷テーブル820をZ軸方向へ移動する)、スク
リーン810とのギャップ(隙間)をとる(図8
(F))。
【0012】手順7:印刷部では、例えば、穴埋め印刷
の場合には、スクリーン810の上に導体ペースト87
0を供給し、スキージ840(ヘラ状)を下降させ、こ
のスキージ840に印刷力を加えスクリーン810とワ
ーク850を密着させて導体ぺースト870を掻き取り
つつスクリーン810上を走行させることにより、ワー
ク850中のスルーホールに導体ペースト870を充填
する(図8(G))。
【0013】手順8:印刷終了後のワーク850を取り
出す(図8(H))。
【0014】手順9:次ワーク880の印刷するために
(図8(I))、手順1〜手順8を繰り返す。
【0015】以上の動作により、ワーク850に対し、
穴埋め印刷および配線パターンの印刷を行っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のスクリーン印刷装置では、スクリーンおよびワーク
に対し、認識部と印刷部との設置場所が異なっているた
め、以下に示す問題があった。
【0017】(1)スクリーンの基準点をカメラで認識
した後、スクリーンを印刷部へ移動させるため印刷部に
おけるスクリーンの停止位置精度が印刷仕上がり精度に
影響を及ぼすという問題があった。
【0018】具体的には、例えば、スクリーンの大きさ
が□500mmであるとすると、スクリーンの移動量も5
00mm以上必要であるが、停止位置精度は、過去の実績
からリニアスケールなどの測定手段を用いて移動量を補
正するときの測定精度・移動機構や測定手段の材料温度
変化による伸縮などを考慮した停止位置精度は±15μ
m程度になる。
【0019】(2)前記スクリーンの移動の場合と同様
に、ワークの認識部から印刷部への移動に伴う停止位置
精度および前記スクリーンとの相対位置精度が、印刷仕
上がり精度に影響し、特に、同一スクリーンによる複数
のワークへの印刷仕上がり精度が低下するという問題が
あった。
【0020】(3)スクリーンおよびワークが認識部か
ら印刷部へ移動するため、装置が大型となる、機構
が複雑となる、塵埃が発生する、という問題があっ
た。
【0021】(4)スクリーンセット部と、ワークをセ
ットする印刷テーブルが分離されているため、必要な印
刷テーブルの剛性を確保できないので、高印刷力で印刷
を行う場合、印刷中にワークおよび印刷テーブルがスキ
ージの走行に伴い微小量移動してしまい、この微小な移
動量が印刷仕上がり精度に影響を及ぼすという問題があ
った。
【0022】本発明の目的は、スクリーンおよびワーク
を移動させることなく両者を位置決めし、ワークへの印
刷仕上がり精度を向上させることができるスクリーン印
刷装置を提供することにある。
【0023】本発明の他の目的は、スクリーンとワーク
との相対位置を精度良く補正し、同一スクリーンによる
複数のワークへの印刷仕上がり精度を向上させることが
できるスクリーン印刷装置を提供することにある。
【0024】
【0025】
【課題を解決するための手段】本願で開示される発明の
うち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の
通りである。
【0026】すなわち、表面上に基準点を有する印刷用
スクリーンをセットする印刷用スクリーンセット手段
と、表面上に認識点を有する印刷対象部材をセットする
印刷対象部材セット手段と、前記基準点と前記認識点と
を認識する認識手段と、該認識手段によって認識された
前記基準点と前記認識点との水平軸方向の位置合わせを
行う位置合わせ手段と、該位置合わせ手段によって位置
合わせされた前記印刷対象部材に対し前記印刷用スクリ
ーンを介して導電ペーストを含む印刷用部材を印刷する
印刷手段とから構成されるスクリーン印刷装置におい
て、前記印刷用スクリーンセット手段を上部に固定する
本体ベースと、前記印刷用スクリーンセット手段の下方
に配置された前記印刷対象部材セット手段を保持し、該
印刷対象部材セット手段を前記印刷用スクリーンのセッ
ト位置方向に上下動させるテーブルベースと、両端部が
前記本体ベースに固定され、前記テーブルベースの上下
動を案内する上下移動ガイド手段と、前記印刷用スクリ
ーンセット手段と前記印刷対象部材セット手段との間の
空間に前記認識手段を進入または退避させ、前記空間へ
の進入状態において前記印刷用スクリーンの下部から前
記基準点を認識させ、かつ前記印刷対象部材の前記認識
点を上部から認識し、その認識結果を前記位置合わせ手
段に入力させる認識手段移動機構と、前記位置合わせ手
段による前記印刷対象部材と前記印刷用スクリーンとの
位置合わせ終了状態において前記テーブルベースを前記
印刷用スクリーンのセット位置方向に移動させ、前記印
刷手段による印刷終了後に前記テーブルベースを下端
に移動させるテーブル上下動機構と、前記テーブルベ
ースの上方移動により前記印刷対象部材セット手段にセ
ットされた印刷対象部材と前記印刷用スクリーンとの相
対位置関係が所定の相対位置関係になる上端位置におい
て前記印刷対象部材セット手段を固定する相対位置決め
機構と、前記テーブルベースの上端位置と下端位置にお
ける前記認識点と基準点とのずれ量を認識し、そのずれ
量を位置合わせ時の補正値として前記位置あわせ手段に
入力するずれ量認識手段とを備えたものである。
【0027】また、前記認識手段による前記基準点と前
記認識点の認識時における当該認識手段の認識位置を測
定する認識位置測定手段と、該認識位置測定手段によっ
て測定された前記認識手段の認識位置を記憶手段に記憶
させておき、次の印刷対象部材の印刷時において認識し
た前記認識点の位置を補正する補正手段とをさらに備え
ものである。
【0028】
【0029】
【作用】前記手段によれば、前記印刷用スクリーンセッ
ト手段と前記印刷対象部材セット手段とを本体ベースに
固定した上下移動ガイド手段を介して一体化構造とし、
上部に配置された前記印刷用スクリーンセット手段と下
部に配置された前記印刷対象部材セット手段との間の空
間内に設けられた前記認識手段が、前記印刷用スクリー
ンの下部から前記基準点を認識し、かつ前記印刷対象部
材の前記認識点を上部から認識し、前記位置合わせ手段
による位置合わせを行った後、前記認識手段移動機構
が、印刷前に前記認識手段を退避移動するので、スクリ
ーンおよびワークを移動させることなく、ワークを位置
決めすることができる。これにより、装置内の発塵が少
なくなると共に、ワークへの印刷仕上がり精度を向上さ
せることができる。また、印刷用スクリーンセット手段
と印刷対象部材セット手段とが一体化構造になってお
り、テーブルベースの上方移動により印刷対象部材セッ
ト手段にセットされた印刷対象部材と前記印刷用スクリ
ーンとの相対位置関係が所定の相対位置関係になる上端
位置において印刷用スクリーンセット手段を相対位置決
め機構が固定し、その固定状態において印刷を行なうた
め、印刷用スクリーンセット手段の下方向への力に対す
る剛性が増し、ワークおよび印刷対象部材セット手段が
スキージに押された際の微少移動量が低減すると共に、
高印刷力での印刷に対して高い印刷精度が得られる。
【0030】また、前記認識位置測定手段が、前記認識
手段による前記基準点と前記認識点の認識時における前
記認識手段の認識位置を測定し、この測定された結果に
基づいて、次の印刷対象部材の印刷時において認識した
ワークの認識点を補正するので、同一スクリーンによる
複数のワークへの印刷仕上がり精度を向上させることが
できる。
【0031】また、前記上下移動ガイド手段が、一体化
構造の前記印刷対象部材セット手段を上下に移動し、前
記相対位置決定手段が、前記移動される前記印刷対象部
材セット手段にセットされた前記印刷対象部材の前記認
識点と前記印刷用スクリーンセット手段にセットされた
前記印刷用スクリーンの前記基準点との相対位置を決定
するので、ワークおよび印刷テーブルのスキージの走行
による移動量を低減することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て詳細に説明する。
【0033】なお、本実施例で用いる全図において、同
一機能を有するものは、同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。
【0034】図1は本発明に係るスクリーン印刷装置お
よび装置制御部の一実施例の全体構造を示す全体構造図
である。
【0035】図1において、100は装置制御部であ
り、モニタ3、装置制御用マイクロコンピュータ(以
下、制御用マイコンという)4、操作パネル5およびデ
ータ記憶装置6とから構成される。
【0036】110はスクリーン印刷装置であり、スク
リーンセット部、ワーク/セット・位置決め部、ワーク
・スクリーン認識部、印刷実行部およびローダ・アンロ
ーダ部から構成される。
【0037】スクリーンセット部は、本体ベース2と、
スクリーン25をクランプ(固定)しスクリーン25の
位置決めを行うスクリーンクランプ機構26と、スクリ
ーン・ワーク相対位置決め機構(スクリーン側)20と
から構成される。
【0038】ワーク/セット・位置決め部は、ワーク1
をセットする印刷テーブル23、位置合わせ手段7、テ
ーブルベース8、テーブル上下動作機構9と、スクリー
ン・ワーク相対位置決め機構(ワーク側)10、本体ベ
ース2に固定されたテーブル上下動作用ガイド11およ
び認識時テーブル位置決め機構30などから構成され
る。
【0039】ワーク・スクリーン認識部は、カメラ・照
明移動機構13、スクリーン用レンズ14、カメラ・照
明固定ベース15、ワーク・スクリーン認識用カメラ1
6、スクリーン用照明17、反射鏡18、ワーク用照明
19およびワーク用レンズ24などから構成される。
【0040】印刷実行部は、スキージ22およびスキー
ジ機構21で構成される。
【0041】ローダ・アンローダ部は、ローダ機構2
9、ワーク搬送機構(ローダ側)34、ワーク搬送機構
(アンローダ側)35およびアンローダ機構37などか
ら構成される。
【0042】なお、前記位置合わせ手段7および印刷実
行部は、それぞれ既存の位置合わせ技術および印刷実行
技術によって実現可能である。
【0043】図2はワーク・スクリーン認識部の構造を
示す構造図であり、図2(A)はワーク・スクリーン認
識部の詳細構造を示す斜視構造図、図2(B)はワーク
・スクリーン認識部の内部構造を示す内部構造図であ
る。
【0044】以下、図2を用いてワーク・スクリーン認
識部の構成および動作について具体的に説明する。
【0045】図2(A)に示すように、本体ベース2に
カメラ・照明移動用ガイド12とカメラ位置測定手段3
1が固定され、カメラ・照明移動用ガイド12に沿って
カメラ・照明固定ベース15が矢印方向にスライドする
ようになっている。
【0046】また、カメラ・照明移動機構13は、カメ
ラ・照明固定ベース15を、ワーク1の認識点およびス
クリーン25の基準点の認識時と印刷時に移動し、各々
の時点で停止するようになっている。
【0047】前記カメラ・照明固定ベース15には、ワ
ーク・スクリーン認識用カメラ16、スクリーン用照明
17(図示していない)、反射鏡18、スクリーン用レ
ンズ14、ワーク用照明19(図示していない)、ワー
ク用レンズ24が固定されている(以下、この固定され
ている部分を単に認識ユニットという)。
【0048】図2(B)において、41は反射鏡収納
部、47は反射鏡回転機構、230はスクリーン25の
基準点、260はワーク1の認識点である。
【0049】前記カメラ・照明移動機構13は、図2
(A)、(B)に示すように、前記認識ユニットを認識
側固定端に移動させ停止する。
【0050】この時の認識ユニットの停止位置をカメラ
位置測定手段31を用いて測定し、結果を認識ユニット
のカメラ原点としてデータ記憶装置6に記憶させるもの
である。
【0051】次に、図2(B)に示すスクリーン用照明
17を点灯させ、反射鏡回転機構47により、スクリー
ン25の認識位置に反射鏡18を停止させ、スクリーン
用レンズ14により拡大された基準点230(ワーク・
スクリーン認識用カメラ16の視野サイズは基準点が入
るサイズ:スクリーンの貼り精度とスクリーン粗位置決
め精度を考慮する)の映像を反射鏡18に投影し、ワー
ク・スクリーン認識用カメラ11により画像処理装置4
10(図4参照)に取り込む。
【0052】この画像処理装置410(図4参照)に取
り込まれたスクリーン25の基準点230を画像処理
し、得られた結果をもとにスクリーン25の基準点23
0としてデータ記憶装置6に記憶させる。
【0053】この時、反射鏡18を繰り返し回転・停止
させ、スクリーン25の認識位置で停止する度に画像処
理装置410(図4参照)に取り込み、得られた結果
(例えば重心座標データ等)の平均値を、スクリーン2
5の基準点230としてデータ記憶装置6に記憶させて
もよい。
【0054】次に、スクリーン用照明17を消灯し、図
2(B)に示すワーク用照明19を点灯する。そして、
反射鏡回転機構47により、ワーク1の認識位置に反射
鏡18を停止させ反射鏡18に認識点260を投影し、
ワーク・スクリーン認識用カメラ16により画像処理装
置410(図4参照)に取り込む。
【0055】画像処理装置410(図4参照)に取り込
まれたワーク1の認識点260を画像処理し、得られた
結果をもとにワーク1の認識点260としてデータ記憶
装置6に記憶させる。
【0056】この時、反射鏡18を繰り返し回転・停止
させ、ワーク1の認識位置で停止する度に画像処理装置
410(図4参照)に取り込み、得られた結果(例えば
重心座標データ等)の平均値を、ワーク1の認識点26
0としてデータ記憶装置6に記憶させてもよい。
【0057】図3は認識ユニットを4個取り付けた一例
を示す図である。図3に示すように、前記認識ユニット
は、ワーク・スクリーン認識用カメラ16の数により、
n個(nは2以上の整数)を固定し移動させるようにし
たものでもよい。
【0058】図4は本実施例のスクリーン印刷装置を含
むスクリーン印刷システムの全体構成を示すブロック構
成図である。
【0059】図4において、110はスクリーン印刷装
置である。410は画像処理装置であり、カメラ16−
i(i=1〜n)によって得られたワーク1の認識点2
60およびスクリーン25の基準点230の画像を処理
するものである。
【0060】なお、この画像処理装置410は、既存の
画像処理技術を用いたものを使用して実現することがで
きる。
【0061】420はその他の位置合わせ情報であり、
予め取得した情報を格納しておき、これを利用してもよ
い。
【0062】図5は本実施例のスクリーン印刷装置の位
置決め動作を説明するための説明図である。
【0063】図5において、8はテーブルベースであ
り、実際には、テーブルベース8および8A、8Bなど
複数個から構成される。510は基準スクリーン、52
0は基準ワーク、530は位置ずれ量認識手段である。
【0064】図6は本実施例のスクリーン印刷工程全体
の手順を説明するためのフローチャートである。
【0065】以下、図1〜図5を用い、さらに図6のフ
ローチャートに従って本実施例のスクリーン印刷装置の
印刷動作について説明する。
【0066】なお、説明の前提条件として、装置動力源
の供給や印刷条件の設定などは、予め完了しているもの
とする。また、各可動部の動作や制御装置の演算などは
動作スイッチなどにより単体でも稼働するが、ここで
は、自動的に稼働する1サイクルの印刷動作について説
明する。
【0067】まず事前準備として、図5に示すように、
印刷テーブル23下降端での位置決め動作は、認識時テ
ーブル位置決め機構30により行う。
【0068】まず、印刷テーブル23上昇端の位置と、
印刷テーブル23下降端での相対位置ずれを基準スクリ
ーン510および基準ワーク520を用いて位置ずれ量
認識手段530により予め測定して、ずれ量を補正値と
してデータ記憶装置6に記憶させ制御用マイコン4によ
り、位置合わせ時に補正できるようにしておく。基準ス
クリーン510および基準ワーク520とは、基準点お
よび認識点の口径を高精度で測定したものであり、この
基準スクリーン510および基準ワーク520を用いて
印刷テーブル23上昇端の位置と、印刷テーブル23下
降端での相対位置ずれを測定することにより、印刷テー
ブル23の上昇端に到るまでの機械的な誤差が分かる。
印刷対象のワークの位置合わせを行なう際には、この誤
差を補正値として用い、位置合わせを行なう。これによ
って、印刷テーブル23の上昇端に到るまでの機械的な
誤差に起因する位置ずれがなくなる。
【0069】次に、図6に示すように、基準スクリーン
510を取外した後、スクリーン25をスクリーンセッ
ト部へセットした後、基準ワーク520の代わりにワー
ク1を印刷テーブル23へセットする。
【0070】次に、図1に示す操作パネル5上の起動ス
イッチ(図示していない)を押すことにより、図1に示
すスクリーンクランプ機構26がスクリーン25をクラ
ンプし、スクリーン25を本体ベース2に固定する。こ
の時、スクリーン25は、認識側固定端におけるワーク
・スクリーン認識カメラ16に対して粗位置決めされる
(ステップ601)。
【0071】次に、印刷テーブル23にセットされたワ
ーク1は、ワーク固定手段(図示していない)により印
刷テーブル23へ固定される。この時、ワーク1は、認
識側固定端におけるワーク・スクリーン認識カメラ16
に対して粗位置決めされる(ステップ602)。
【0072】次に、カメラ・照明移動機構13により、
認識ユニットを認識側固定端に移動させ停止する(ステ
ップ603)。この時の認識ユニットの停止位置をカメ
ラ位置測定手段31を用いて測定し、結果を認識ユニッ
トのカメラ原点としてデータ記憶装置6に記憶させる
(ステップ604)。
【0073】次に、スクリ−ン用照明17を点灯させ、
反射鏡回転機構47により、スクリ−ン27の認識位置
に反射鏡18を停止させ、スクリ−ン用レンズ14によ
り拡大された基準点の映像を反射鏡18に投影し、ワー
ク・スクリ−ン認識カメラ16により画像処理装置41
0に取り込む。画像処理装置410では、拡大された基
準点の映像信号を画像処理することによって、スクリ−
ン25の基準点を認識し、その位置情報(例えばX,Y
座標デ−タあるいは重心座標デ−タ)をデ−タ記憶装置
6に記憶させる。次に、スクリ−ン用照明17を消灯
し、ワーク用照明19を点灯させる(ステップ60
5)。そして、反射鏡回転機構47により、ワーク1の
認識位置に反射鏡18を停止させて反射鏡18に認識点
を投影し、ワーク・スクリ−ン認識カメラ16により、
画像処理装置410に取り込む。画像処理装置410で
は、拡大された認識点の映像信号を画像処理することに
よって、ワーク1の認識点を認識し、その位置情報をデ
−タ記憶装置6に記憶させる。次に、デ−タ記憶装置6
に記憶された基準点と認識点の位置情報に基づき、制御
用マイクロコンピュータ4により、位置合わせ手段7を
制御し、スクリ−ン25の基準点にワークの認識点を位
置合わせする(ステップ606)。この位置合わせに際
し、制御用マイクロコンピュータ4は位置ずれ量認識手
段530が測定した位置ずれ量を補正値として用い、位
置合わせ手段7を制御する。この場合、基準点および認
識点の認識動作を繰り返し行ない、その結果得られた位
置情報の平均値を求め、位置合わせ手段7に入力するよ
うにしてもよい。なお、上記のような位置合わせした
後、再びワーク認識・位置合わせを行ったり、また、そ
の他の位置合わせ情報420を用いて更に補正を掛けて
位置合わせを行ってもよい。
【0074】次に、テーブル上下動作機構9により、ス
クリーン・ワーク相対位置決め機構(ワーク側)10
スクリーン・ワーク相対位置決め機構(スクリーン側)
20に係合するまでテーブル上下動作用ガイド11に案
内されたテーブルベース8を上昇させ、スクリーン25
とワーク1との相対位置を固定する
【0075】次に、カメラ16(実際には、前記認識ユ
ニットの全部)が、印刷を実行するための障害物となる
ので、カメラ・照明移動機構13により、カメラ16を
移動させ、スクリ−ン25とワーク1の間の空間から退
避させる(ステップ607)。
【0076】次に、導体ペースト(図示していない)を
スクリーン25上に供給し、スキージ機構21により、
スキージ22を下降させつつ、予め設定された印刷力を
スキージ22に加え、予め設定されたスキージ移動速度
でスキージ22を移動走行させることにより穴埋め印刷
あるいは配線パターンの印刷を行う(ステップ60
8)。
【0077】印刷終了後は、導体ペースト(図示してい
ない)を回収・インク返し等を行い、スキージ機構22
によりスキージ24を上昇させて原点に戻す。
【0078】次に、テーブル上下動作機構9により、テ
ーブル上下動作用ガイド11に案内されたテーブルベー
ス8を下降させる。
【0079】最後に、スクリーン印刷装置110を停止
し、可動部を原点に復帰させた後、印刷終了後のワーク
1を取り外す(ステップ609)。
【0080】以上で、1サイクルの印刷動作が終了する
が、スクリーン25を変えないで同一パターンをワーク
1に印刷を行う場合を以下に説明する。
【0081】まず、2番目のワーク1を印刷実行部へセ
ットする(ステップ602)。
【0082】次に、カメラ・照明移動機構13により、
前記認識ユニットを認識側固定端に移動させ停止・固定
する(ステップ603)。この時の認識ユニットの停止
位置をカメラ位置測定手段31を用いて測定し(ステッ
プ610)、結果を第2回目の認識ユニットの停止位置
としてデータ記憶装置6に記憶させる。
【0083】第2回目の認識ユニットの停止位置の点
が、第1回目の認識ユニットの原点と同一ならば、第1
回目に認識した基準点230の座標を用いて、ワーク1
を第1回目の印刷動作と同様に認識・位置合わせをした
後、カメラ16(実際には、前記認識ユニットの全部)
を移動して印刷を行う(ステップ608)。
【0084】第2回目の認識ユニットの停止位置の点
が、第1回目の認識ユニットの原点と比較して異なる場
合、または、そのずれが許容範囲を越えた場合(許容範
囲はユーザー側が決める任意の値で構わない)、第2回
目の認識ユニットの停止位置の点と認識ユニットの原点
との差を、制御用マイコン4を用いて基準点230に加
え補正する(この場合、基準点230と認識ユニットの
座標系を統一させておく)(ステップ611)。
【0085】補正した点を新たな基準点230としてデ
ータ記憶装置6に記憶させ、以下、ワーク1を第1回目
の印刷動作と同様にワーク1の認識点260を認識・位
置合わせして印刷を行い(ステップ608)、印刷を終
了したワーク1を取り外す(ステップ609)。認識ユ
ニットの停止位置を測定し、その測定結果に基づいて前
回の印刷時の基準点を補正する理由は、2回目以降の印
刷時にはスクリ−ンの基準点が導体ペーストによって塞
がれてしまい、認識することができなくなるからであ
る。上記のように、認識ユニットの停止位置を各回の印
刷の都度測定し、その測定結果に基づいて前回の印刷時
の基準点を補正することにより、スクリ−ンの基準点が
導体ペーストによって塞がれていてもスクリ−ン25の
基準点を正しく把握し、同一スクリ−ンによる2回目以
降の印刷を高精度で実現することができる。
【0086】このほか、カメラ・照明移動機構13によ
り、前記認識ユニットを認識側固定端に移動させ停止・
固定し、この時の認識ユニットの停止位置をカメラ位置
測定手段31を用いて測定し、結果をカメラ・照明移動
機構13へフィードバックしてカメラ位置の原点となる
まで認識ユニットを移動させる方法も考えられる。
【0087】この方法によれば、前記認識ユニットの位
置を基準点230にフィードバックし補正をする必要が
なくなることになる。
【0088】図7は前記図2に示したスクリーン基準点
・ワーク認識点をワーク・スクリーン認識用カメラから
画像処理装置に取り込む他の方法を説明するための説明
図である。
【0089】図7(A)は、カメラをワーク用カメラ7
3とスクリーン用カメラ72の2種類用意して、反射鏡
18を固定して画像処理装置410(図4参照)に取り
込む方法(前記の繰り返し基準点・認識点の認識、画像
処理、平均算出は不要となる)を示したものである。4
1は反射鏡収納部である。
【0090】図7(B)は、反射鏡18をワーク用ミラ
ー75とスクリーン用ミラー76の2種類用意して、反
射鏡移動手段74により切り替え、画像処理装置410
(図4参照)に取り込む方法を示したものである。
【0091】図7(B−1)は、ワーク・スクリーン認
識用カメラ16および反射鏡18を側面から見た断面図
であり、図7(B−2)は、上部から見た平面図であ
る。
【0092】図7(C)は、スクリーン画像79を取り
込む時、ワーク画像80が認識できないようシャッター
手段A81を用い、スクリーン画像79を両面ミラー7
7で反射させ直接ワーク・スクリーン認識用カメラ16
により画像処理装置410(図4参照)に取り込む方法
を示したものである。
【0093】また、他方、ワーク画像80を取り込む時
は、スクリーン画像79が認識できないようシャッター
手段B82を用い、ワーク画像80を両面ミラー77で
ミラー78へ反射させ、ミラー78に写ったワーク画像
80を間接的にワーク・スクリーン認識用カメラ16に
より画像処理装置410(図4参照)に取り込むように
する。
【0094】このように、ワーク1の認識点260およ
びスクリーン25の基準点230を認識する方法は、何
種類も考えられるが、経済性などを考慮して選択すれば
よい。
【0095】以上、本実施例の説明から分かるように、
本発明に係るスクリーン印刷装置を用いることにより、
ワーク1およびスクリーン25を移動させる必要がない
ので、従来のスクリーン印刷装置におけるワーク1およ
びスクリーン25の移動に伴う停止位置精度の影響によ
る印刷仕上がり精度の問題を解決することができる。
【0096】なお、本実施例では、穴埋め印刷時にワー
ク1の下部へフィルター供給・排出機構32によりフィ
ルター33を敷くことや、ワーク1の真空吸引(図示せ
ず)およびマガジン28を用いてワーク搬送機構(ロー
ダ側)34・ワーク搬送機構(アンローダ側)35とロ
ーダ機構29・アンローダ機構37などは公知であるの
で説明を省略した。
【0097】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0098】(1)認識位置合わせ部と印刷部を一体化
したことにより、ワークおよびスクリーンの認識位置合
わせ部から印刷部へ移動する必要がないので、印刷仕上
がり精度を向上することができる。
【0099】(2)認識位置合わせ部と印刷部を一体化
したことにより、スクリーンやワークを移動する必要が
ないので、スクリーン印刷装置が単純化され、スクリー
ン印刷装置を小型にすることができるうえ、スクリーン
印刷装置内の発塵を低減することができる。
【0100】(3)認識手段の移動による認識位置を測
定手段を用いて測定し、得られた結果を位置決め基準点
に補正するので、同一パターンの複数ワークへの印刷仕
上がり精度を向上することができる。
【0101】(4)ワーク・スクリーン相対位置決め機
構が、一体化構造の印刷テーブル全体の上下移動により
位置決めを行うので、印刷テーブルの剛性が増加し、ス
キージの走行に起因するワークおよび印刷テーブルの
少移動が低減され、印刷力が高い場合であっても、印刷
仕上がり精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリーン印刷装置の一実施例の
全体構造を示す全体構造図である。
【図2】本実施例のワーク・スクリーン認識部の詳細構
造を示す構造図である。
【図3】本実施例の認識ユニットを4個取り付けた一例
を示す図である。
【図4】本実施例のスクリーン印刷装置を含むスクリー
ン印刷システムの全体構成を示すブロック構成図であ
る。
【図5】本実施例のスクリーン印刷装置の位置決め動作
を説明するための説明図である。
【図6】本実施例のスクリーン印刷工程全体の手順を説
明するためのフローチャートである。
【図7】本実施例の光学系の他の方法を説明するための
説明図である。
【図8】従来のスクリーン印刷装置の動作手順を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】 1…ワーク、2…本体ベース、3…モニタ、4…制御用
マイコン、5…操作パネル、6…データ記憶装置、7…
公知の位置合わせ手段、8…テーブルベース、9…テー
ブル上下動作機構、10…スクリーン・ワーク相対位置
決め機構(ワーク側)、11…テーブル上下動作用ガイ
ド、12…認識部移動ガイド、13…カメラ・照明移動
機構、14…スクリーン用レンズ、15…カメラ・照明
固定ベース、16…ワーク・スクリーン認識用カメラ、
17…スクリーン用照明、18…反射鏡、19…ワーク
用照明、20…スクリーン・ワーク相対位置決め機構
(スクリーン側)、21…スキージ機構、22…スキー
ジ、23…印刷テーブル、24…ワーク用レンズ、25
…スクリーン、26…スクリーンクランプ機構、27…
次ワーク、28…マガジン、29…ローダ機構、30…
認識時テーブル位置決め機構、31…カメラ位置測定手
段、32…フィルタ供給・排出機構、33…フィルタ、
34…ワーク搬送機構(ローダ側)、35…ワーク搬送
機構(アンローダ側)、37…アンローダ機構、41…
反射鏡収納部、47…反射鏡回転機構、72…スクリー
ン用カメラ、73…ワーク用カメラ、74…反射鏡移動
手段、75…ワーク用ミラー、76…スクリーン用ミラ
ー、77…両面ミラー、78…ミラー、79…スクリー
ン画像、80…ワーク画像、81…シャッター手段A、
82…シャッター手段B、100…装置制御部、110
…スクリーン印刷装置、120…スクリーンセット部、
1…0…ワークセット・位置決め部、140…ワーク・
スクリーン認識部、150…印刷実行部、160…ロー
ダ・アンローダ部、410…画像処理装置、420…そ
の他の位置合わせ情報、510…基準スクリーン、52
0…基準ワーク、530…位置ずれ量認識手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 博幸 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 汎用コンピュータ事業部内 (72)発明者 町田 鉄治 東京都千代田区神田駿河台四丁目3番地 日立テクノエンジニアリング株式会社 内 (72)発明者 横山 哲弘 神奈川県秦野市堀山下1番地 日立コン ピュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 長谷川 寛 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 汎用コンピュータ事業部内 (56)参考文献 特開 平1−99286(JP,A) 特開 昭61−229386(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 15/26 B41F 15/36 B41F 15/08 H05K 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面上に基準点を有する印刷用スクリー
    ンをセットする印刷用スクリーンセット手段と、表面上
    に認識点を有する印刷対象部材をセットする印刷対象部
    材セット手段と、前記基準点と前記認識点とを認識する
    認識手段と、該認識手段によって認識された前記基準点
    と前記認識点との水平軸方向の位置合わせを行う位置合
    わせ手段と、該位置合わせ手段によって位置合わせされ
    た前記印刷対象部材に対し前記印刷用スクリーンを介し
    て導電ペーストを含む印刷用部材を印刷する印刷手段と
    から構成されるスクリーン印刷装置において、 前記印刷用スクリーンセット手段を上部に固定する本体
    ベースと、 前記印刷用スクリーンセット手段の下方に配置された前
    記印刷対象部材セット手段を保持し、該印刷対象部材セ
    ット手段を前記印刷用スクリーンのセット位置方向に上
    下動させるテーブルベースと、 両端部が前記本体ベースに固定され、前記テーブルベー
    スの上下動を案内する上下移動ガイド手段と、 前記印刷用スクリーンセット手段と前記印刷対象部材セ
    ット手段との間の空間に前記認識手段を進入または退避
    させ、前記空間への進入状態において前記印刷用スクリ
    ーンの下部から前記基準点を認識させ、かつ前記印刷対
    象部材の前記認識点を上部から認識し、その認識結果を
    前記位置合わせ手段に入力させる認識手段移動機構と、 前記位置合わせ手段による前記印刷対象部材と前記印刷
    用スクリーンとの位置合わせ終了状態において前記テー
    ブルベースを前記印刷用スクリーンのセット位置方向に
    移動させ、前記印刷手段による印刷終了後に前記テーブ
    ルベースを下端位置に移動させるテーブル上下動機構
    と、 前記テーブルベースの上方移動により前記印刷対象部材
    セット手段にセットされた印刷対象部材と前記印刷用ス
    クリーンとの相対位置関係が所定の相対位置関係になる
    上端位置において前記印刷対象部材セット手段を固定す
    る相対位置決め機構と、 前記テーブルベースの上端位置と下端位置における前記
    認識点と基準点とのずれ量を認識し、そのずれ量を位置
    合わせ時の補正値として前記位置あわせ手段に入力する
    ずれ量認識手段と、 を備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記認識手段による前記基準点と前記認
    識点の認識時における当該認識手段の認識位置を測定す
    る位置測定手段と、該位置測定手段によって測定された
    前記認識手段の認識位置を記憶手段に記憶させておき、
    次の印刷対象部材の印刷時において認識した前記認識点
    の位置を補正する補正手段とをさらに備えたことを特徴
    とする請求項1記載のスクリーン印刷装置。
  3. 【請求項3】 表面上に基準点を有する印刷用スクリー
    ンをセットする印刷用スクリーンセット手段と、表面上
    に認識点を有する印刷対象部材をセットする印刷対象部
    材セット手段と、前記基準点と前記認識点とを認識する
    認識手段と、該認識手段によって認識された前記基準点
    と前記認識点との水平軸方向の位置合わせを行う位置合
    わせ手段と、該位置合わせ手段によって位置合わせされ
    た前記印刷対象部材に対し前記印刷用スクリーンを介し
    て導電ペーストを含む印刷用部材を印刷する印刷手段と
    から構成されるスクリーン印刷装置において、 前記印刷用スクリーンセット手段を上部に固定する本体
    ベースと、 前記印刷用スクリーンセット手段の下方に配置された前
    記印刷対象部材セット手段を保持し、該印刷対象部材セ
    ット手段を前記印刷用スクリーンのセット位置方向に上
    下動させるテーブルベースと、 両端部が前記本体ベースに固定され、前記テーブルベー
    スの上下動を案内する上下移動ガイド手段と、 前記印刷用スクリーンセット手段と前記印刷対象部材セ
    ット手段との間の空間に前記認識手段を進入または退避
    させ、前記空間への進入状態において前記印刷用スクリ
    ーンの下部から前記基準点を認識させ、かつ前記印刷対
    象部材の前記認識点を上部から認識し、その認識結果を
    前記位置合わせ手段に入力させる認識手段移動機構と、 前記位置合わせ手段による前記印刷対象部材と前記印刷
    用スクリーンとの位置合わせ終了状態において前記テー
    ブルベースを前記印刷用スクリーンのセット位置方向に
    移動させ、前記印刷手段による印刷終了後に前記テーブ
    ルベースを下端位置に移動させるテーブル上下動機構
    と、 前記テーブルベースの上方移動により前記印刷対象部材
    セット手段にセットされた印刷対象部材と前記印刷用ス
    クリーンとの相対位置関係が所定の相対位置関係になる
    上端位置において前記印刷対象部材セット手段を固定す
    る相対位置決め機構と を備えたことを特徴とするスクリ
    ーン印刷装置。
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JP3430858B2 (ja) * 1997-05-19 2003-07-28 松下電工株式会社 基板へのスクリーン印刷方法
JP4696369B2 (ja) * 2001-02-09 2011-06-08 ソニー株式会社 スクリーン印刷装置

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