JP3017351B2 - データ書き込み方式 - Google Patents

データ書き込み方式

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JP3017351B2
JP3017351B2 JP4011223A JP1122392A JP3017351B2 JP 3017351 B2 JP3017351 B2 JP 3017351B2 JP 4011223 A JP4011223 A JP 4011223A JP 1122392 A JP1122392 A JP 1122392A JP 3017351 B2 JP3017351 B2 JP 3017351B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ書き込み方式に係
わり、特に上位からの指示に従って入力データを圧縮
し、あるいは圧縮しないで記憶装置に書き込むデータ書
き込み方式に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおける補助記憶
装置である磁気テープ装置等にデータを書き込む場合、
データを所定アルゴリズムに従って圧縮して書き込み、
読み出しに際して圧縮データから元のデータを復元する
ことが行われている。かかる圧縮・復元により大量のデ
ータの記録が可能となり、特にカートリッジタイプの小
型テープに有効となる。
【0003】1989年にANSI(American Nationa
l Standard Institution)はカートリッジテープ一巻あ
たりの記録量を増大させる技術の制御方法を提案してい
る。この制御技術においては、まず、バイナリー・アリ
スマティク・コーディング(Binary Arithmetic Codin
g:以下BACという)と呼ばれるデータ圧縮理論で、ホ
ストから送られてくる論理データを圧縮する。ついで、
従来の磁気テープ装置によって書かれていたテープのブ
ロックとブロック(論理データ)の間に存在していたI
BG(Internal Block Gap)を省き、複数のデータブロ
ックを1つのデータブロックとしてテープ上に書き込
む。各論理データはデータ圧縮されたうえに、それぞれ
制御上で必要な情報(パケットヘッダ、パケットトレー
ラ)を付加されてパケットを形成し、1つ又は複数のパ
ケットの最後にはカウントフィールドと呼ばれる制御情
報が付加される。そして、このフォーマット(Extend M
agnetic Tape Formatと呼ばれる)には、圧縮データと非
圧縮の生データのパケットが混在しても制御できるよう
に定義されている。
【0004】図5及び図6はANSIが提案しているEx
tend Magnetic Tape Formatの説明図である。Nバイト
のデータブロック1と、4バイトのデータブロック識別
子2と、0〜13バイトのPAD3で構成されている。
尚、磁気テープには、幅方向に14バイトづつ、かつ長
手方向に連続して書き込む関係上、データブロックの最
後で14バイトに満たない場合がある。PAD3はかか
る空き部分に書き込まれて空きをなくすものである。
【0005】データブロック1は1又は複数のパケット
1a,1b,・・1mと6バイトのカウントフィールド
1nで構成され、各パケットはパケットヘッダPHとデ
ータDTとパケットトレーラPTで構成され、カウント
フィールド1nにはデータブロック1を構成するパケッ
トの数とトータルのバイト数が書き込まれる。
【0006】データブロック識別子2は1バイトのセク
タ番号SNと、Extend MagneticTape Formatであること
を示す2ビット(”10”)の固定パターンと、物理ブ
ロック識別子PBI(固定パターンとで3バイトを形
成)とで構成されている。パケットヘッダPHは、6バ
イトのブロック識別子4aと、パケットオフセット4b
と、パケットトレーラの長さを示す1バイトのパケット
トレーラ長4cと、データDTが圧縮データであるか非
圧縮データであるかを示す1バイトのフラグ4dと、1
8バイトの未使用部分(リザーブ)4eと、2バイトの
循環冗長コードCRC4fで構成されている。
【0007】パケットトレーラPTは、データDTが非
圧縮データであるか非圧縮データであるかにより、2つ
の形式を備え、非圧縮データの場合には、0〜31バイ
トのトレーラPAD5aと、パケットCRC5bで構成
される。又、圧縮データの場合には、(1) 圧縮前の論理
データ(生のデータ)のバイト数である論理ブロック長
6aと、(2) 圧縮データDTから論理ブロック長6aま
での論理ブロックCRC6bと、(3) 圧縮ブロックCR
C6cと、(4) 0〜31バイトのトレーラPAD6d
と、(5) パケットCRC6eで構成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように提案されて
いる制御技術によれば、圧縮データと非圧縮の生データ
のパケットが混在しても制御できるようになっている。
しかし、かかる制御技術を応用した従来の磁気テープ制
御装置では、データ圧縮を行うBAC回路が故障する
と、磁気テープ制御装置全体がダウンしてしまう問題が
ある。以上から本発明の目的は、データ圧縮回路に故障
が生じても、補助記憶制御装置、例えば磁気テープ制御
装置全体がダウンすることがない、データ書き込み方式
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。10は磁気テープ制御装置、20はホスト、
チャネル等の上位装置、30は磁気テープ装置である。
磁気テープ制御装置において、11bはデータ転送制御
を司る転送制御回路、11dは上位装置からのデータを
圧縮すると共に磁気テープより読み取った圧縮データを
復元するデータ圧縮・復元回路であり、圧縮処理時のエ
ラーを検出するエラー検出部11d-4が設けられている。
【0010】
【作用】上位装置20から圧縮指示があると、磁気テー
プ制御装置10の転送制御回路11bは上位装置から入
力されたデータをデータ圧縮・復元回路11dに入力
し、データ圧縮・復元回路11dは入力データに圧縮処
理を施して転送制御回路を介して磁気テープ装置30に
出力して磁気テープに書き込む。エラー検出部11d-4は
データ圧縮時に、エラーが発生したか監視しており、デ
ータ圧縮エラーが検出されれば、転送制御回路11bは
入力データを圧縮せずに磁気テープ装置30に出力し
て、磁気テープに書き込む再試行を行う。このようにす
れば、故障により正しくデータ圧縮ができない場合であ
っても、非圧縮でデータを磁気テープに書き込むことが
でき、磁気テープ制御装置全体がダウンすることがな
く、処理を続行することができる。
【0011】又、圧縮エラー発生により非圧縮でデータ
を磁気テープに書き込んだ回数を監視し、該回数が同一
ジョブ中に規定回数に達した時、上位装置にシステムの
性能劣化を通知するようにすれば、適宜に装置の保守、
修理ができ、性能低下状態のまま運用することを防止で
きる。
【0012】
【実施例】図2は本発明に係わる磁気テープ制御装置に
おける全体の構成図であり、11はホストインターフェ
ース制御部、12はデータや制御情報を格納するバッフ
ァ、13はフォーマッタ部である。ホストインターフェース制御部 ホストインターフェース制御部11において、11aは
チャネルインターフェース回路、11bはデータ転送制
御を司る転送制御回路、11cは内部バスアダプタ、1
1dは上位装置からのデータを圧縮すると共に磁気テー
プより読み取った圧縮データを復元するデータ圧縮・復
元回路、11eはホストインターフェース制御部全体を
制御するホストインターフェース・コントロールプロセ
ッサである。
【0013】(a) チャネルインターフェース回路 チャネルインターフェース回路11aは上位装置である
チャネルとのインターフェースを司る。データ書き込み
時、上位装置から制御情報(圧縮指示を含む)と論理デ
ータが順次送られて来るから、転送制御回路11bは該
論理データをチャネルインターフェース回路11aを介
して取り込む。又、ホストインターフェース・コントロ
ールプロセッサ11eは制御情報をチャネルインターフ
ェース回路11aを介して取り込んで所定の制御を行う
と共に、論理データ受信毎に書き込み結果を示すステー
タス情報をチャネルインターフェース回路11aを介し
て上位装置に通知する。
【0014】(b) 転送制御回路 転送制御回路11bは、データの転送シーケンス制御を
行う転送シーケンス制御回路11b-1と、データを磁気テ
ープに書き込む際、圧縮データと非圧縮データの一方を
選択・出力する切換回路11b-2と、磁気テープからのデー
タを上位装置に転送する際、復元しないそのままのデー
タと復元回路で復元されたデータの一方を選択・出力す
る切換回路11b-3と、内部バスアダプタ11cに対する
データ送受信制御を行う対内部バスアダプタ制御回路
(対IBA制御回路)11b-4を備えている。尚、転送シー
ケンス制御回路11b-1はエラー検出機能を備え、エラー
を検出した時、ホストインターフェース・コントロール
プロセッサ11eに通知するようになっている。
【0015】(c) 圧縮・復元回路 圧縮・復元回路11dは、ホストインターフェース・コ
ントロールプロセッサ11eからの指示により、入力デ
ータに圧縮処理を施す圧縮回路11d-1と、ホストインタ
ーフェース・コントロールプロセッサ11eからの指示
により、圧縮データを元のデータに復元する復元回路11
d-2と、圧縮時には圧縮回路11d-1から出力される圧縮デ
ータを選択・出力し、磁気テープからのデータを上位装
置へ転送する際には該データを選択・出力する切換回路
11d-3を備え、復元回路11d-2には、圧縮処理の正常、異
常を検出するエラー検出部11d-4が設けられている。
【0016】圧縮回路11d-1は入力された論理データを
所定のアルゴリズムに従って圧縮すると共に、パケット
トレーラPT(図6参照)における論理ブロック長6a
と論理ブロックCRC6bを作成し、これらを圧縮デー
タに付加して出力する。エラー検出部11d-4は、復元し
た論理ブロック長(バイト数)が圧縮前の論理ブロック
長(バイト数)と一致するかチェックすると共に、論理
ブロックCRCによりCRCチェックを行い、一致して
いない場合、あるいはCRCチェックエラーが検出され
た場合には圧縮回路11dによるデータ圧縮処理におい
てエラーが発生したと判定し、エラー発生をホストイン
ターフェース・コントロールプロセッサ11eに通知す
る。
【0017】(d) ホストインターフェース・コントロー
ルプロセッサ ホストインターフェース・コントロールプロセッサ11
eはホストインターフェース制御部全体を制御するもの
で、上位装置からデータ圧縮するか、しないか等の制御
情報をチャネルインターフェース回路11aを介して取
り込み、データ圧縮する場合には、圧縮回路11d-1に圧
縮処理の実行を指示すると共に、切換回路11b-2、切換
回路11d-3にそれぞれ圧縮回路出力を選択するように指
示する。データ圧縮しない場合には、切換回路11b-2に
転送シーケンス制御回路11b-1から出力される非圧縮の
データを選択するように指示する。又、ホストインター
フェース・コントロールプロセッサ11eは上位装置よ
り論理データを受信する毎に、正常終了、エラー終了、
再送依頼、性能低下等を指示するデータ含むステータス
情報を上位装置に通知する。
【0018】更に、ホストインターフェース・コントロ
ールプロセッサ11eはバッファ12の制御情報テーブ
ル12aを介してフォーマッタ部12のプロセッサと制
御データの授受を行う。例えば、バッファ12に書き込
んだ上位装置からのデータの圧縮・非圧縮の別を示す制
御情報をテーブル12aに書き込む。又、フォーマッタ
部13により制御情報テーブル12aに書き込まれた制
御情報(磁気テープ側から入力されたデータが圧縮デー
タであるか非圧縮データであるかを示す制御情報等)を
読み取る。そして、磁気テープ装置側からのデータが圧
縮データの場合には切換回路11d-3をして対IBA制御
回路11b-4からのデータを選択するように指示すると共
に、復元回路11d-2に復元処理の実行を指示し、かつ切
換回路11b-3に復元回路出力を選択するように指示す
る。非圧縮データの場合には、切換回路11b-3に対IB
A制御回路11b-4からのデータを選択するように指示す
る。
【0019】フォーマッタ部 フォーマッタ部13は、内部バスアダプタ13aと、フ
ォーマット変換を行うフォーマッタ部13bと、フォー
マッタ部全体を制御するフォーマットコントロールプロ
セッサ13cを備えている。フォーマッタ13bは、デ
ータ書き込み時、転送制御回路11bから送られてくる
パケットにパケットヘッダ、パケットトレーラ等を付加
して図5、図6に示すフォーマットに変換すると共に、
磁気テープ装置側から入力されたデータよりこれらを除
去する。又、フォーマッタ13bは、書き込み時にはバ
イト単位で入力されるデータを並び替えて14ビットづ
つパラレルに磁気テープ装置側に出力し、読み取り時に
磁気テープ装置側から14ビットづつ入力されるデータ
を並び替えて1バイトづつ出力する。図3はフォーマッ
タ13bのデータ並び替えの説明図であり、図3(a)は
磁気テープへのデータ書き込み状態説明図、図3(b)は
フォーマッタ13bにおけるデータ並び替え動作説明図
である。
【0020】図3(a)に示すように、磁気テープMT上
には18本のトラック(両側の4本のトラックECCT
1〜ECCT2はECCチェックキャラクタトラック)が
設けられ、長手方向には連続してデータが記録される。
すなわち、磁気ヘッドにより磁気テープの幅方向に18
ビットずつ同時にデータを書き込み、8回の書き込み動
作で18バイトが記録される。このため、フォーマッタ
部13bは、データ書き込み時、内部バスアダプタ13
aを介してバッファ12から取り出したデータにフォー
マット変換して、14バイト分づつ図3(b)に示すよう
に並べると共に、ECCチェックキャラクタを付加し、
18ビットづつパラレルに磁気テープ装置側に出力す
る。又、データ読み取り時には、磁気テープ装置側から
18ビットづつ入力されたデ−タよりECCチェックキ
ャラクタを削除して14バイト分図3(b)に示すように
並べてから1バイトづつ読み取り、元のデータフォーマ
ットに戻しながら内部バスアダプタ13aを介してバッ
ファ12に書き込む。
【0021】バッファ バッファ12は、磁気テープへのデータ書き込み時に
は、ホストインターフェース制御部11からのデータを
内部バスアダプタ11cを介して一時的に格納し、フォ
ーマッタ部13の内部バスアダプタ13aを介して順次
読み取られる。又、磁気テープ装置側からのデータをフ
ォーマッタ部の内部バスアダプタ13aを介して一時的
に格納し、ホストインターフェース制御部の内部バスア
ダプタ11cを介して順次読み取られる。
【0022】バッファ12には制御情報テーブル12a
が設けられ、ホストインターフェース・コントロールプ
ロセッサ11eとフォーマットコントロールプロセッサ
13cは該制御情報テーブル12aを介して相互に制御
情報の授受を行うようになっている。例えば、フォーマ
ットコントロールプロセッサ11eは磁気テープ装置側
から入力されたデータに含まれるフラグ4d(図6)を
参照してデータが圧縮されているか、非圧縮であるかを
判断し、その判断結果を内部バスアダプタ13aを介し
て制御情報テーブル12aに書き込み、ホストインター
フェース・コントロールプロセッサ11eは該判断結果
を内部バスアダプタ11cを介して読み取って、データ
が圧縮されているか、非圧縮であるかを判定する。
【0023】全体の動作 (a) 圧縮せずに書き込む場合 ホストインターフェース・コントロールプロセッサ11
eは、上位装置からの制御情報により非圧縮の指示があ
ると、上位装置から送られてくる論理データを転送シー
ケンス制御回路11b-1→切換回路11b-2→対IBA制御回
路11b-4→内部バスアダプタ11cを介してバッファ1
2に書き込み、以後フォーマッタ部13の制御でフォー
マット変換及び並び替えを行って磁気テープ装置側に出
力して磁気テープに書き込む。
【0024】(b) 圧縮して書き込む場合 上位装置からの制御情報により圧縮指示があると、ホス
トインターフェース・コントロールプロセッサ11e
は、圧縮回路11d-1に圧縮処理の実行を指示すると共
に、切換回路11b-2、切換回路11d-3にそれぞれ圧縮回路
出力を選択するように指示する。これにより、圧縮回路
11d-1は上位装置より、チャネルインターフェース回路
11a、転送制御回路11bを介して入力された論理デ
ータに圧縮処理を施すると共に、論理ブロック長6a
(図6)と論理ブロックCRC6bを生成して圧縮デー
タに付加し、切換回路11b-2→対IBA制御回路11b-4→
内部バスアダプタ11cを介してバッファ12に書き込
む(ステップ101)。
【0025】これと並行して、復元回路11d-2は切換回
路11d-3より入力された圧縮データに復元処理を施して
復元する。又、エラー検出部11d-4は、圧縮データに付
加されている論理ブロックCRCに基づいてCRCチェ
ックを行うと共に、同様に圧縮データに付加されている
論理ブロック長6aが示すバイト数と復元した論理ブロ
ックのバイト数が一致するかチェックする(ステップ1
02)。CRCチェックエラーがなく、しかもバイト数
が一致すればデータ圧縮は正常に終了したものと判断
し、ホストインターフェース・コントロールプロセッサ
11eを介して圧縮正常終了を上位装置及びフォーマッタ
部13に通知する。フォーマッタ部13は正常終了通知
によりフォーマット変換及び並び替えを行って磁気テー
プ装置側に出力して磁気テープに書き込む。以後、ホス
トインターフェース・コントロールプロセッサ11e
は、次の論理データに対してステップ101以降の処理
を繰り返す。
【0026】しかし、ステップ102において、CRC
チェックエラーがあり、あるいはバイト数が一致してい
ない場合には、圧縮回路11dによるデータ圧縮処理に
おいてエラーが発生したと判定し、エラー発生をホスト
インターフェース・コントロールプロセッサ11eに通
知する。ホストインターフェース・コントロールプロセ
ッサ11eはデータ圧縮失敗をフォーマッタ部13に通
知すると共に、ステータス情報により上位装置に論理デ
ータの再送を依頼し、圧縮回路11d-1をして再送された
論理データに対するデータ圧縮処理を再試行させる(ス
テップ103)。ついで、このデータ圧縮の再試行が正
常に行われたか判断し(ステップ104)、正常に終了
すれば、以後、次の論理データに対してステップ101
以降の処理を繰り返す。
【0027】しかし、データ圧縮の再試行によりエラー
が発生すれば、規定回数の再試行(例えば2回)が行わ
れたか調べ(ステップ105)、規定回数の再試行が行
われてなければステップ103に戻り、再試行を繰り返
す。規定回数の再試行を行ってもエラーが発生する場合
には、圧縮回路11d-1に故障が生じているものと判断
し、上位装置に対して論理データの再送を依頼し、圧縮
回路をスキップして(データ圧縮せずに)、再送データの
書き込み処理を行う(ステップ106)。
【0028】この再送データ書き込み処理に際してエラ
ーが発生したか監視し(ステップ107)、正常終了で
あれば、性能低下再試行回数(ジョブ開始に際して0と
なっている)を1カウントアップする(ステップ10
8)。尚、ジョブとは磁気テープ制御装置に電源を投入
してから電源を切断するまでの期間の仕事であり、電源
投入時に性能低下再試行回数はゼロに初期設定されてい
る。ついで、性能低下再試行回数が規定回数(例えば1
28)に到達したかチェックし(ステップ109)、規
定回数に到達してなければ、以後、次の論理データに対
してステップ101以降の処理を繰り返す。
【0029】しかし、ステップ109において、性能低
下再試行回数が規定回数に到達していれば、ステータス
情報によりホストに性能低下を通知する(ステップ11
0)。これにより、論理データの書き込みは終了する
が、以後ジョブを続行するか、すなわち、磁気テープ制
御装置に対してデータの書き込みを続行するか、中断す
るかはホストからの指示待ちになる(ステップ11
1)。尚、ホストは性能低下の報告により、適宜装置の
保守、修理を指示して性能低下のままで運用が継続され
るのを防止する。
【0030】一方、ステップ107において、データ圧
縮しない再試行時にエラーが発生すれば、該再試行を規
定回数(例えば3回)実行したかチェックし(ステップ
112)、規定回数に達してなければステップ106以
降の再試行を繰返し、規定回数に到達すればホストにエ
ラー報告をし(ステップ113)、エラー終了する。
【0031】(c) データ読み出し 磁気テープよりデータを読み取ってホストに転送する場
合、磁気テープ装置側から入力されたデータは、フォー
マッタ部13で並び替え及びフォーマット変換されてバ
ッファ12に格納される。これと並行して、フォーマッ
トコントロールプロセッサ13cはパケット毎に圧縮デ
ータか、非圧縮データかの判断を行ない、判断結果を制
御情報テーブル12aに書き込み、ホストインターフェ
ース・コントロールプロセッサ11eは該判断結果を読
み取る。
【0032】ホストインターフェース・コントロールプ
ロセッサ11eは、磁気テープ装置側から送出されたデ
ータが非圧縮データの場合には、切換回路11b-3をして
バッファ12→内部バスアダプタ11c→対IBA制御
回路11b-4を介して入力されるデータを選択させ、以後
転送シーケンス制御回路11b-1、チャネルインターフェ
ース回路11aを介してホストに転送する。
【0033】一方、圧縮データの場合には、切換回路11
d-3に、対IBA制御回路11b-4からのデータを選択する
ように指示すると共に、復元回路11d-2に復元処理の実
行を指示し、かつ切換回路11b-3に復元回路出力を選択
するように指示する。これにより、復元回路11d-2は圧
縮データを復元し、切換回路11b-3→転送シーケンス制
御回路11b-1→チャネルインターフェース回路11aを
介してホストに転送する。
【0034】以上では本発明を磁気テープ制御装置に適
用した場合について説明したが、本発明はこれに限るも
のではなく、ディスク制御装置、半導体制御装置などに
も適用できるものである。、以上、本発明を実施例によ
り説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の
主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを
排除するものではない。
【0035】
【発明の効果】以上本発明によれば、上位装置からの指
示に従って入力データを圧縮し、あるいは圧縮しないで
記憶装置に書き込むデータ書き込み方式において、圧縮
指示によるデータ圧縮書き込み時に、圧縮エラーが発生
したか監視し、圧縮エラーが発生した時、入力データを
圧縮せずに記憶装置に書き込むように構成したから、故
障によりデータ圧縮が正しくできない場合であっても、
非圧縮でデータを記憶装置に書き込みことができ、補助
記憶制御装置側全体がダウンすることがなく、処理を続
行することができる。
【0036】又、圧縮エラー発生により非圧縮でデータ
を記憶装置に書き込んだ回数を監視し、該回数が規定回
数に達した時、上位装置にシステムの性能劣化を通知す
るように構成したから、適宜に装置の保守、修理がで
き、性能低下状態のまま運用することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例構成図である。
【図3】フォーマッタ部のデータ並び替え説明図であ
る。
【図4】圧縮時におけるデータ書き込み処理の流れ図で
ある。
【図5】ANSIのテープフォーマットの第1の説明図
である。
【図6】ANSIのテープフォーマットの第2の説明図
である。
【符号の説明】
10・・磁気テープ制御装置 11b・・転送制御回路 11d・・データ圧縮・復元回路 11d−4・・エラー検出部 20・・上位装置 30・・磁気テープ装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの指示に従って入力データ
    を圧縮し、あるいは圧縮しないで記憶装置に書き込むデ
    ータ書き込み方式において、 圧縮指示によるデータ圧縮書き込み時に、データ圧縮エ
    ラーを監視し、データ圧縮エラーが発生しない時は圧縮データを記憶装
    置に書き込み、 データ圧縮エラーが発生した時入力データを圧縮せず
    に記憶装置に書き込むことを特徴とするデータ書き込み
    方式。
  2. 【請求項2】 データ圧縮エラー発生により圧縮せずに
    入力データを書き込む回数を監視し、該回数が規定回数
    に達した時、上位装置にシステムの性能劣化を通知する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ書き込み方式。
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