JP3138607B2 - 磁気テープ制御装置 - Google Patents

磁気テープ制御装置

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JP3138607B2
JP3138607B2 JP07033614A JP3361495A JP3138607B2 JP 3138607 B2 JP3138607 B2 JP 3138607B2 JP 07033614 A JP07033614 A JP 07033614A JP 3361495 A JP3361495 A JP 3361495A JP 3138607 B2 JP3138607 B2 JP 3138607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位装置から送られて
きた書込みデータを格納するため、データ圧縮およびオ
ートブロッキングを含むデータ処理を行ってバッファに
格納する機能を有する磁気テープ制御装置に関し、特に
書込みエラーが発生した時の回復処理方法を改良した磁
気テープ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上位装置から送られてきた書込みデータ
を格納する大容量のバッファを有し、必要に応じて書込
みデータの圧縮およびオートブロッキングを含むデータ
処理を行って格納する機能を有する従来の磁気テープ制
御装置は、ストリーマ型磁気テープ装置を制御する場合
に使用されるが、ストリーマ型磁気テープ装置は、磁気
テープの加速や停止に時間がかかるため、バッファ内の
数ブロックに亘ってデータを蓄えてから磁気テープを加
速し、できるだけ磁気テープを停止させずに連続的にデ
ータを書込むように制御している。
【0003】このため、上位装置からの書込み命令の発
行は、上位装置から転送されてきた書込みデータの磁気
テープに対する書込みが完了するまで待たされるのでは
なく、バッファに対する格納が完了した時点で磁気テー
プ制御装置から上位装置に対して格納終了報告が送られ
るので、上位装置は、その時点で次の書込み命令を発行
する。
【0004】しかし、バッファに対するデータの格納が
正常に完了しても、磁気テープに対するデータの書込み
が正常に行われるという保証がないため、障害等の何ら
かの原因によって磁気テープに対するデータの書込みが
失敗することがある。
【0005】一般に上位装置では、書込みデータの格納
終了報告が送られてくると、送出したデータは保存せず
に無効とするため、磁気テープに対するデータの書込み
を失敗して再度書込み(再試行)を行うときは、上位装
置は、磁気テープ制御装置のバッファに格納してある書
込みデータを回収し、この回収した書込みデータを使用
して再度書込み動作を行わせる必要がある。このため、
磁気テープ制御装置は、バッファ内にあって未書込みの
データを上位装置に対して送出する機能を有しているの
が一般的である。
【0006】しかし、近年磁気テープ制御装置は、デー
タ圧縮やオートブロッキング等の機能を持つことが多く
なってきており、この場合は、バッファ内に圧縮して格
納してあるデータを伸長し、オートブロッキングしたデ
ータをデブロッキングして回収のために送出しなければ
ならない。圧縮したデータを伸長したりオートブロッキ
ングしたデータをデブロッキングすると、データ量もブ
ロック数も膨大な量になるため、上位装置は、回収した
データをメインメモリに格納することが困難になる。従
って回収したデータを一時的に格納しておくための手段
として、磁気ディスク装置等の補助記憶装置を装備して
おく必要がでてくる。
【0007】このような問題に対処するための手段が特
開平04−360227号公報において提案されてい
る。同提案は、磁気テープ制御装置のバッファ内に圧縮
した形やブロッキングした形で格納している書込みのデ
ータを、伸長したりデブロッキングしたしせずに、ま
た、データの中に含まれている制御情報(例えば伸長や
デブロッキングのための情報やブロックの識別番号等)
を含めて上位装置に送出して回収させ、上位装置は、こ
の回収したデータを使用してデータの再試行を行うこと
ができるようにしたものである。
【0008】一方、近年の磁気テープ装置は、記憶容量
を拡大するために往復記録方式が採用されるようになっ
てきている。
【0009】磁気テープ装置の往復記録方式では、ANSI
X3B5/94-043(5TH Draft) に示されているように、圧縮
を行った後のデータの記録単位(パケット)毎に、ヘッ
ダと呼ばれる各パケットの識別番号およびデブロッキン
グまたは伸長に必要な情報が付加されて磁気テープに書
込むときのデータブロックを構成し、それらを連続させ
てフォーマットを形成している。このヘッダの中には、
そのブロックが磁気テープの往路側トラックに書込まれ
ているかまたは復路側トラックに書込まれているかを示
すための情報も含まれている。
【0010】また、往復記録方式においては折返し点が
存在し、この折返し点の部分には特殊なマークを書込む
が、この折返し点を示す特殊なマーク(折返しマーク)
を書込む位置は、厳密に定められているわけではなく、
書込みを行う度に変動する。また、折返しマークを書込
む位置を厳密に定めても、磁気テープの場合は、媒体上
の傷等の欠陥を避けるためにある程度の長さを消去した
後データを書込むということが行われているため、バッ
ファ上で磁気テープの往路側トラックに書込むように構
成したデータブロックを一旦上位装置に回収した後に、
再度往路側トラックに書込むことができるという保証は
ない。
【0011】従って往復記録方式では、磁気テープ制御
装置のバッファ内に圧縮した形やブロッキングした形で
格納している書込みデータを、伸長したりデブロッキン
グしたりせずに上位装置に送出して回収させ、上位装置
がこの回収したデータを使用して書込みを失敗したデー
タの再試行を行った場合、折返し点の近傍に書込もうと
していたデータを、最初に予定していた往路側トラック
または復路側トラックと同じ側のトラックに書込むこと
ができるという保証はない。すなわち、往路側トラック
に書込むようにバッファ内で構成していたデータブロッ
クは、一旦上位装置に回収された後に再書込みを行われ
ると、復路側トラックに書込まれることがある。同様
に、既に折返しマークが書込まれており、折返しマーク
の直後の復路側トラックに書込むようにバッファ内で構
成したデータブロックは、一旦上位装置に回収された後
に再書込みが行われると、折返しマークを消して往路側
トラックに書込まれることもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、バッフ
ァ内に圧縮した形やブロッキングした形で格納している
書込みデータを伸長したりデブロッキングしたしせず
に、制御情報を含めて上位装置に送出して回収させ、上
位装置がこの回収データを使用して書込みを失敗したデ
ータの再試行を行うことができるようにした磁気テープ
制御装置のうち、往復記録方式の磁気テープ装置用の従
来の磁気テープ制御装置は、最初にバッファ内で構成し
たときに予定していたデータブロックの書込みトラック
が、一旦上位装置に回収した後に再書込みを行ったと
き、反対側のトラックに変ってしまうことがあり、この
とき、実際にデータブロックの書込まれているトラック
とそのデータブロックのパケットのヘッダに記録されて
いる書込みトラックに関する情報とが不一致となるた
め、エラーが発生するという欠点がある。
【0013】本発明の目的は、上述の問題点を解消する
ため、実際にデータブロックの書込まれてトラックとそ
のデータブロックのパケットのヘッダに記録されている
書込みトラックに関する情報とを一致させることがで
き、従ってその後の読出し動作のときにエラーが発生し
ない磁気テープ制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の磁気テー
プ制御装置は、上位装置との間のデータの転送を制御す
る入出力制御部と、磁気テープ装置との間のデータの転
送の制御およびエラーの訂正およびデジタル・アナログ
変換を行うリード/ライト制御部と、前記上位装置から
送られてきて前記入出力制御部およびデータ処理部を経
由したデータおよび前記磁気テープ装置から読出して前
記リード/ライト制御部を経由したデータを格納するバ
ッファと、ラップ情報およびセクタ情報およびフォーマ
ット情報およびブロック番号を含む情報を記憶し現在処
理中のパケットまたは次に処理すべきパケットに関する
情報を常時管理するブロックID記憶部を有しかつ前記
入出力制御部および前記リード/ライト制御部の動作を
制御し前記バッファに対してアドレスを指定するマイク
ロプログラム制御部と、前記上位装置から送られてきた
データを圧縮する圧縮部および前記上位装置に対して送
出するデータを伸長する伸長部を有し前記マイクロプロ
グラム制御部の指示によってデータの圧縮またはデータ
の伸長またはデータのバイパスを行う前記データ処理部
と、ヘッダに書込むべきヘッダ情報を前記マイクロプロ
グラム制御部から受取ってCRCを算出して前記ヘッダ
情報と共に前記バッファに書込むヘッダ生成部とを備
え、エラーの発生等によって前記上位装置が前記バッフ
ァに格納してある未書込みの書込みデータを回収する場
合は、前記マイクロプログラム制御部によって前記デー
タ処理部に対して前記伸長部をバイパスするように指示
して前記バッファに格納してある未書込みの書込みデー
タを前記データ処理部を通過させて前記入出力制御部を
介して前記上位装置に転送し、前記上位装置が回収した
未書込みの書込みデータを用いて再試行を行う場合は、
通常の書込み命令と異なる書込み命令によって前記デー
タ処理部において何らの変換処理も行わずに前記バッフ
ァに格納し、前記マイクロプログラム制御部によって前
記バッファに格納している物理ブロックの最初のパケッ
トのヘッダを読出してそれに含まれている情報から当該
物理ブロックが往路側トラックに書込むブロックであっ
たか復路側トラックに書込むブロックであったかを調べ
前記ブロックID記憶部の前記ラップ情報と比較し、
この比較の結果両者が相違する場合はヘッダの情報およ
び他のヘッダの情報を前記バッファから読出してそれら
のデータと前記ブロックID記憶部の内容とを前記ヘッ
ダ生成部に与え、前記ヘッダ生成部において書込むべき
トラック一致したヘッダを作成して前記バッファに書
込んで更新することを含むものである。
【0015】本発明の第二の磁気テープ制御装置は、上
位装置との間のデータの転送を制御する入出力制御部
と、磁気テープ装置との間のデータの転送の制御および
エラーの訂正およびデジタル・アナログ変換を行うリー
ド/ライト制御部と、前記上位装置から送られてきて前
記入出力制御部およびデータ処理部を経由したデータお
よび前記磁気テープ装置から読出して前記リード/ライ
ト制御部を経由したデータを格納するバッファと、ラッ
プ情報およびセクタ情報およびフォーマット情報および
ブロック番号を含む情報を記憶し現在処理中のパケット
または次に処理すべきパケットに関する情報を常時管理
するブロックID記憶部を有しかつ前記入出力制御部お
よび前記リード/ライト制御部の動作を制御し前記バッ
ファに対してアドレスを指定するマイクロプログラム制
御部と、前記上位装置から送られてきたデータを圧縮す
る圧縮部および前記上位装置に対して送出するデータを
伸長する伸長部を有し前記マイクロプログラム制御部の
指示によってデータの圧縮またはデータの伸長またはデ
ータのバイパスを行う前記データ処理部と、ヘッダに書
込むべきヘッダ情報を前記マイクロプログラム制御部か
ら受取ってCRCを算出して前記ヘッダ情報と共に前記
バッファに書込むヘッダ生成部とを備え、エラーの発生
等によって前記上位装置が前記バッファに格納してある
未書込みの書込みデータを回収する場合は、前記マイク
ロプログラム制御部によって前記データ処理部に対して
前記伸長部をバイパスするように指示して前記バッファ
に格納してある未書込みの書込みデータを前記データ処
理部を通過させて前記入出力制御部を介して前記上位装
置に転送し、前記上位装置が回収した未書込みの書込み
データを再試行を行う場合は、通常の書込み命令と異な
る書込み命令によって前記データ処理部において何らの
変換処理も行わずに前記バッファに格納し、前記マイク
ロプログラム制御部によって前記バッファに格納してい
る物理ブロックの最初のパケットのヘッダの情報から当
該物理ブロックが往路側トラックに書込まれるべきブロ
ックであったかまたは復路側トラックに書込まれるべき
ブロックであったかのチェックは行わずにヘッダの情報
および他のヘッダの書込みトラックに無関係な情報を前
記バッファから読出し、これらのデータと前記ブロック
ID記憶部の内容とを前記ヘッダ生成部に与え、前記ヘ
ッダ生成部においてこれらからデータを書込むべきトラ
ック一致したヘッダを作成して前記バッファに書込ん
で更新することを含むものである。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は本発明の第一の実施例を示すブロッ
ク図、図2は図1の実施例におけるブロックID記憶部
の詳細を示す説明図、図3は図1の実施例による磁気テ
ープに対するデータの記録形式を示すフォーマット図、
図4は図1の実施例による磁気テープに対する往復記録
方式の概念を説明するための説明図である。
【0018】まず始めに、本実施例による磁気テープの
記録形式について説明する。
【0019】図3は本実施例による磁気テープに対する
データの記録形式を示すフォーマット図である。
【0020】上位装置から通常の書込み命令によって送
られてくる書込みデータのデータ単位である各パケット
31(図3(a)参照)は、図3(b)に示すように、
データ部31bの前後にそれぞれヘッダ31aおよびト
レーラ31cと称される付加情報が付加されている。デ
ータ部31b内のデータの形式は、圧縮された形式のも
のであっても、圧縮されないオリジナルの形式のもので
あってもよい。
【0021】図3(a)に示すように、磁気テープ上に
書込まれる物理ブロック30は、このようなパケット3
1が複数個連結されたものであり、その後尾に、連結さ
れているパケット数等の情報を含む論理ブロック数32
が連結されている。
【0022】各パケット31は、すべて32×nバイト
で構成されており、図3(b)に示すように、32バイ
トのヘッダ31aと、それに続くデータ部31bと、読
出し時のエラーチェック用のデータおよびパケット31
のバイト数を32×nバイトに合わせるためのパディン
グからなるトレーラ31cとで構成されている。
【0023】ヘッダ31aには、図3(c)に示すよう
に、次の各情報が含まれている。
【0024】参照符号41……ヘッダ31aの先頭に付
加される書込み方向を示す1バイトの情報であり、往路
側トラックに書込むパケットに対しては ‘4016’、
復路側トラックに書込むパケットに対しては ‘4
16’、単一方向記録の場合は‘8016’が書込まれ
る。
【0025】参照符号42……1バイトの情報であり、
その最上位のビットは、往路側トラックに書込むパケッ
トに対しては ‘0’、復路側にトラック書込むパケッ
トに対しては ‘1’が書込まれる。残りの7ビット
は、そのパケットが書込まれる磁気テープ上の大まかな
物理的位置を示し、次の式の小数点以下を切上げた数値
がセットされる。
【0026】
【0027】参照符号43……4バイトからなるブロッ
ク番号であり、BOTからの最初のパケットを ‘0’
とし、後続のパケットに順次(+1)を加算したシーケ
ンシャルな番号が付与される。
【0028】参照符号44……4バイトからなる情報
で、そのパケット内におけるデータ部31bの最終デー
タの位置を示す。
【0029】参照符号45……1バイトの情報で、トレ
ーラ31cのバイト数を示す。
【0030】参照符号46……1バイトの情報で、デー
タ部31bのデータが圧縮されているか圧縮されていな
いかを示す情報である。
【0031】参照符号47……1バイトの情報で、デー
タ部31bのデータが圧縮されている場合にその圧縮ア
ルゴリズムの識別コードを示す情報である。
【0032】参照符号48……17バイトの ‘00’
であり、ヘッダ31aを32バイトにするためのパディ
ングである。
【0033】参照符号49……ヘッダ31aの先頭から
参照符号48までの30バイトに対する2バイトのCR
Cである。
【0034】ヘッダ31aはこのような形式で書込まれ
るため、そのパケットを含むブロックが往路側トラック
に書込まれるか復路側トラックに書込まれるかにより、
ヘッダ31aの参照符号41の最下位のビットと参照符
号42の最上位のビットとが変化する。また参照符号4
2の他の7ビットも変化する可能性があるが、磁気テー
プの供給リールの半径を基に算出した値であるため、厳
密に一致させるのは不可能であり、通常は、実際に磁気
テープ上に書込まれいる位置と一致していなくても問題
はない。
【0035】データが書込まれる位置が往路側トラック
または復路側トラックに変化しても、書込みデータの内
容に変化がない限り、参照符号43のシーケンシャルな
番号(識別番号)や参照符号44のデータ部31bの最
終データの位置等の情報は変化しないが、参照符号49
のCRCは変化する。
【0036】図4は図1の実施例による磁気テープに対
する往復記録方式の概念を説明するための説明図であ
る。
【0037】図4に示すように、磁気テープ51には、
往路側トラック54と復路側トラック55とが設けられ
ており、往路側トラック54の磁気テープ51の始端の
から終端に向ってデータを書込み、磁気テープ51の終
端の付近で折返し点を示すための特殊なマークによるラ
ップマーク52を書込み、このラップマーク52のとこ
ろから、データの書込みトラックを復路側トラック55
に切替え、磁気テープ51の終端から始端の方に向って
データを書込む。
【0038】次に、図1を参照して本実施例について説
明する。
【0039】図1は本発明の第一の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0040】図1において、磁気テープ制御装置1の入
出力制御部16は、ホストコンピュータ等の上位装置3
との間のデータの転送を制御する。リード/ライト制御
部17は、磁気テープ装置2との間のデータの転送の制
御やエラーの訂正やデジタル・アナログ変換を行う。バ
ッファ15は、上位装置3から送られてきて入出力制御
部16およびデータ処理部14を経由したデータ、およ
び磁気テープ装置2から読出してリード/ライト制御部
17を経由したデータを格納する。マイクロプログラム
制御部13は、入出力制御部16およびリード/ライト
制御部17の動作の制御と、バッファ15に対するアド
レスの設定を行う。データ処理部14は、マイクロプロ
グラム制御部13の指示によって上位装置3から送られ
てきたデータを圧縮部19によって圧縮したり、上位装
置3に対して送るデータを伸長部18によって伸長した
りする処理を行う。データ処理部14はまた、マイクロ
プログラム制御部13の指示によって圧縮部19または
伸長部18をバイパスさせる。ヘッダ生成部11は、ヘ
ッダ31aに書込むべき情報、すなわちブロック番号や
データ部の長さ等の情報をマイクロプログラム制御部1
3から受取り、それらのデータからCRCを算出してバ
ッファ15に書込む。
【0041】マイクロプログラム制御部13内のブロッ
クID記憶部12は、図2に示すような4バイトの情報
を記憶する記憶部である。この4バイトの情報は、1ビ
ットのラップ情報21と、7ビットのセクタ情報22
と、2ビットのフォーマット情報23と、22ビットの
ブロック番号24とで構成されており、マイクロプログ
ラム制御部13によって制御されて、現在処理中のパケ
ットまたは次に処理すべきパケットに関する情報を常時
管理している。
【0042】ラップ情報21は、往路側トラック54に
書込むブロックを対象としているときは ‘0’にセッ
トされており、復路側トラック55に書込むブロックを
対象としているときは ‘1’にセットされている。セ
クタ情報22は、パケット31のヘッダ31aの2バイ
ト目(参照符号42)と同様に、磁気テープの供給リー
ルの半径から求められる磁気テープ上の物理的な位置の
情報である。フォーマット情報23は、処理の対象とし
ているブロックのフォーマットを示す。ブロック番号2
4は、BOTからの最初のパケットを‘0’とし、後続
のパケットに順次(+1)を加算したシーケンシャルな
番号である。
【0043】再び図1を参照して説明を続ける。
【0044】通常の書込み動作においては、上位装置3
から送られてきた書込みデータは、入出力制御部16を
経由してデータ処理部14に送られ、必要な場合にはデ
ータ処理部14の圧縮部19において圧縮処理を行って
バッファ15に格納する。このとき、データ処理部14
は、トレーラ31cも生成してバッファ15に格納す
る。このときのバッファ15の格納アドレスは、マイク
ロプログラム制御部13によって指定され、後にヘッダ
31aを作成して格納するための32バイトの空白を設
けた位置から格納する。バッファ15への書込みデータ
の格納が完了すると、トレーラ31cの長さ等の情報を
受取り、これらのデータとブロックID記憶部12の内
容とをヘッダ生成部11に与えてヘッダ31aを作成さ
せる。このような一連の処理によりパケット31が生成
される。
【0045】本実施例では、オートブロッキングは、パ
ケット31をバッファ15に格納するとき、複数のパケ
ット31を連続したアドレスに格納するようにすること
で実現する。複数のパケット31は、あらかじめ指定さ
れている条件を満足するまで連結されて、一つの物理ブ
ロック30を構成する。
【0046】通常の読出し動作では、磁気テープ装置2
から読出した物理ブロック30をバッファ15に格納
し、マイクロプログラム制御部13は、データ処理部1
4に対して伸長部18を使用して読出しデータを伸長す
るように指示し、伸長した読出しデータを入出力制御部
16を介して上位装置3に転送する。
【0047】エラーの発生等によって上位装置3がバッ
ファ15にある未書込みの書込みデータを回収する場合
は、磁気テープ制御装置1は、マイクロプログラム制御
部13によってデータ処理部14に対して伸長部18を
バイパスするように指示し、バッファ15にある未書込
みの書込みデータをデータ処理部14を通過させて入出
力制御部16を介して上位装置3に転送させる。1物理
ブロック分の転送が完了すると、磁気テープ制御装置1
は、上位装置3に対して終了報告を行う。
【0048】上位装置3が物理ブロック単位で回収した
未書込みの書込みデータを用いて再試行を行う場合は、
通常の書込み命令と異なる書込み命令を発行し、物理ブ
ロックの形式の書込みデータであることを磁気テープ制
御装置1に通知する。磁気テープ制御装置1は、これに
よって物理ブロック単位のデータが複数の論理ブロック
から構成されている書込みデータとして取扱う。すなわ
ち、データ処理部14において何らの変換処理も行わず
にバッファ15に格納する。
【0049】マイクロプログラム制御部13は、バッフ
ァ15に格納されている物理ブロック30の最初のパケ
ット31のヘッダ31aを読出し、これに含まれている
参照符号41および参照符号42の情報から、当該物理
ブロック30が往路側トラック54に書込むブロックで
あったか復路側トラック55に書込む書込むブロックで
あったかを調べ、ブロックID記憶部12のラップ情報
21と比較する。
【0050】この比較の結果、両者が相違する場合、例
えば上位装置3が物理ブロック30を回収する前は往路
側トラック54に書込もうとしていたものであるが、再
試行のときは復路側トラック55に書込むようになって
いるような場合は、ヘッダ31aの参照符号44の情報
(データ部31bの最終データの位置を示す情報)や、
他のヘッダ31aの参照符号44および参照符号45お
よび参照符号46および参照符号47の情報をバッファ
15から読出し、これらのデータとブロックID記憶部
12の内容とをヘッダ生成部11に与える。ヘッダ生成
部11は、これらからデータを書込むべきトラック(往
路側または復路側)の一致したヘッダ31aを作成し、
これをバッファ15に書込んで更新する。
【0051】当該物理ブロック30なかに他のパケット
31が連結されている場合は、すべてのパケットに対し
て、同様な手順でヘッダ31aを作成し直す。
【0052】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。
【0053】第二の実施例の基本的構成は、図1に示し
た第一の実施例と同じであるが、動作が少し異なってい
る。
【0054】本実施例は、上位装置3が回収した物理ブ
ロック30を磁気テープ制御装置1に転送すると、磁気
テープ制御装置1は、第一の実施例の場合と同様に、デ
ータ処理部14において何らの変換処理も行わずにバッ
ファ15に格納する。マイクロプログラム制御部13
は、バッファ15に格納されている物理ブロック30の
最初のパケット31のヘッダ31aの参照符号41およ
び参照符号42の情報から、当該物理ブロック30が往
路側トラック54に書込まれるべきブロックであった
か、または復路側トラック55に書込まれるべきブロッ
クであったかのチェックは行わない。すなわち、当該物
理ブロック30を回収する前は往路側トラック54に書
込もうとしていたものであるか復路側トラック55に書
込もうとしていたものであるかに無関係に、ヘッダ31
aの参照符号44の情報(データ部31bの最終データ
の位置を示す情報)や、他のヘッダ31aの書込みトラ
ックに無関係な情報(参照符号44および参照符号45
および参照符号46および参照符号47の情報)をバッ
ファ15から読出し、これらのデータとブロック部12
の内容とをヘッダ生成部11に与える。ヘッダ生成部1
1は、これらからデータを書込むべきトラック(往路側
または復路側)の一致したヘッダ31aを作成し、これ
をバッファ15に書込んで更新する。
【0055】当該物理ブロック30なかに他のパケット
31が連結されている場合は、すべてのパケットに対し
て、同様な手順でヘッダ31aを作成し直す。
【0056】すなわち、上位装置3が回収した物理ブロ
ック30を再試行のために磁気テープ制御装置1に転送
した場合は、その物理ブロック30を書込もうとしてい
るトラックの変化があるか否かに無関係に、常にヘッダ
31aを再作成して更新する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気テー
プ制御装置は、再試行の実施が必要になったとき、上位
装置が物理ブロック単位で未書込みデータを回収できる
ようにし、バッファ内のヘッダのデータを読出して当該
物理ブロックを書込もうとしているトラック(往路側ま
たは復路側)とID記憶部の内容と比較してヘッダを再
作成するか、または常時ヘッダを再作成してバッファを
更新することにより、データ圧縮やオートブロッキング
等の機能を有ししかも往復記録方式の磁気テープ装置に
対して再試行する場合に、実際にデータブロックの書込
まれているトラックとそのデータブロックのパケットの
ヘッダに記録されているトラックに関する情報とが不一
致となるのを防止できるという効果があり、従ってトラ
ックに関する情報の不一致によるエラーの発生がないた
め信頼性の高い磁気テープ制御装置が得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例におけるブロックID記憶部の詳
細を示す説明図である。
【図3】図1の実施例による磁気テープに対するデータ
の記録形式を示すフォーマット図である。
【図4】図1の実施例による磁気テープに対する往復記
録方式の概念を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ制御装置 2 磁気テープ装置 3 上位装置 11 ヘッダ生成部 12 ブロックID記憶部 13 マイクロプログラム制御部 14 データ処理部 15 バッファ 16 入出力制御部 17 リード/ライト制御部 18 伸長部 19 圧縮部 21 ラップ情報 22 セクタ情報 23 フォーマット情報 24 ブロック番号 30 物理ブロック 31 パケット 31a ヘッダ 31b データ部 31c トレーラ 32 論理ブロック数 51 磁気テープ 52 ラップマーク 54 往路側トラック 55 復路側トラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572G

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置との間のデータの転送を制御す
    る入出力制御部と、磁気テープ装置との間のデータの転
    送の制御およびエラーの訂正およびデジタル・アナログ
    変換を行うリード/ライト制御部と、前記上位装置から
    送られてきて前記入出力制御部およびデータ処理部を経
    由したデータおよび前記磁気テープ装置から読出して前
    記リード/ライト制御部を経由したデータを格納するバ
    ッファと、ラップ情報およびセクタ情報およびフォーマ
    ット情報およびブロック番号を含む情報を記憶し現在処
    理中のパケットまたは次に処理すべきパケットに関する
    情報を常時管理するブロックID記憶部を有しかつ前記
    入出力制御部および前記リード/ライト制御部の動作を
    制御し前記バッファに対してアドレスを指定するマイク
    ロプログラム制御部と、前記上位装置から送られてきた
    データを圧縮する圧縮部および前記上位装置に対して送
    出するデータを伸長する伸長部を有し前記マイクロプロ
    グラム制御部の指示によってデータの圧縮またはデータ
    の伸長またはデータのバイパスを行う前記データ処理部
    と、ヘッダに書込むべきヘッダ情報を前記マイクロプロ
    グラム制御部から受取ってCRCを算出して前記ヘッダ
    情報と共に前記バッファに書込むヘッダ生成部とを備
    え、エラーの発生等によって前記上位装置が前記バッフ
    ァに格納してある未書込みの書込みデータを回収する場
    合は、前記マイクロプログラム制御部によって前記デー
    タ処理部に対して前記伸長部をバイパスするように指示
    して前記バッファに格納してある未書込みの書込みデー
    タを前記データ処理部を通過させて前記入出力制御部を
    介して前記上位装置に転送し、前記上位装置が回収した
    未書込みの書込みデータを用いて再試行を行う場合は、
    通常の書込み命令と異なる書込み命令によって前記デー
    タ処理部において何らの変換処理も行わずに前記バッフ
    ァに格納し、前記マイクロプログラム制御部によって前
    記バッファに格納している物理ブロックの最初のパケッ
    トのヘッダを読出してそれに含まれている情報から当該
    物理ブロックが往路側トラックに書込むブロックであっ
    たか復路側トラックに書込むブロックであったかを調べ
    前記ブロックID記憶部の前記ラップ情報と比較し、
    この比較の結果両者が相違する場合はヘッダの情報およ
    び他のヘッダの情報を前記バッファから読出してそれら
    のデータと前記ブロックID記憶部の内容とを前記ヘッ
    ダ生成部に与え、前記ヘッダ生成部において書込むべき
    トラック一致したヘッダを作成して前記バッファに書
    込んで更新することを含むことを特徴とする磁気テープ
    制御装置。
  2. 【請求項2】 上位装置との間のデータの転送を制御す
    る入出力制御部と、磁気テープ装置との間のデータの転
    送の制御およびエラーの訂正およびデジタル・アナログ
    変換を行うリード/ライト制御部と、前記上位装置から
    送られてきて前記入出力制御部およびデータ処理部を経
    由したデータおよび前記磁気テープ装置から読出して前
    記リード/ライト制御部を経由したデータを格納するバ
    ッファと、ラップ情報およびセクタ情報およびフォーマ
    ット情報およびブロック番号を含む情報を記憶し現在処
    理中のパケットまたは次に処理すべきパケットに関する
    情報を常時管理するブロックID記憶部を有しかつ前記
    入出力制御部および前記リード/ライト制御部の動作を
    制御し前記バッファに対してアドレスを指定するマイク
    ロプログラム制御部と、前記上位装置から送られてきた
    データを圧縮する圧縮部および前記上位装置に対して送
    出するデータを伸長する伸長部を有し前記マイクロプロ
    グラム制御部の指示によってデータの圧縮またはデータ
    の伸長またはデータのバイパスを行う前記データ処理部
    と、ヘッダに書込むべきヘッダ情報を前記マイクロプロ
    グラム制御部から受取ってCRCを算出して前記ヘッダ
    情報と共に前記バッファに書込むヘッダ生成部とを備
    え、エラーの発生等によって前記上位装置が前記バッフ
    ァに格納してある未書込みの書込みデータを回収する場
    合は、前記マイクロプログラム制御部によって前記デー
    タ処理部に対して前記伸長部をバイパスするように指示
    して前記バッファに格納してある未書込みの書込みデー
    タを前記データ処理部を通過させて前記入出力制御部を
    介して前記上位装置に転送し、前記上位装置が回収した
    未書込みの書込みデータを再試行を行う場合は、通常の
    書込み命令と異なる書込み命令によって前記データ処理
    部において何らの変換処理も行わずに前記バッファに格
    納し、前記マイクロプログラム制御部によって前記バッ
    ファに格納している物理ブロックの最初のパケットのヘ
    ッダの情報から当該物理ブロックが往路側トラックに書
    込まれるべきブロックであったかまたは復路側トラック
    に書込まれるべきブロックであったかのチェックは行わ
    ずにヘッダの情報および他のヘッダの書込みトラックに
    無関係な情報を前記バッファから読出し、これらのデー
    タと前記ブロックID記憶部の内容とを前記ヘッダ生成
    部に与え、前記ヘッダ生成部においてこれらからデータ
    を書込むべきトラック一致したヘッダを作成して前記
    バッファに書込んで更新することを含むことを特徴とす
    る磁気テープ制御装置。
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