JPH04359315A - データ圧縮制御装置及びデータ復元制御装置 - Google Patents

データ圧縮制御装置及びデータ復元制御装置

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JPH04359315A
JPH04359315A JP3162125A JP16212591A JPH04359315A JP H04359315 A JPH04359315 A JP H04359315A JP 3162125 A JP3162125 A JP 3162125A JP 16212591 A JP16212591 A JP 16212591A JP H04359315 A JPH04359315 A JP H04359315A
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data
compression
buffer memory
file
restoration
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JP3162125A
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English (en)
Inventor
Takanao Nakanishi
中西 隆尚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックアップ用やデー
タ交換用などのデータ記録再生装置やホストコンピュー
タ内に設けられるデータ圧縮制御装置及びデータ復元制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ホストコンピュータからのデータ
を記録再生するテープドライブ装置が市販されており、
コンピュータデータのバックアップやデータ交換などに
利用されている。近年、ホストコンピュータ側のハード
ディスクの容量が大きくなるにつれ外部記憶装置の大容
量化が望まれてきている。そこで大容量の記憶装置とし
てディジタルオーディオテープレコーダ(DAT)など
を応用したヘリカルスキャン回転ヘッド方式のテープド
ライブが提案されているが、大容量化への要求はとどま
るところがないのが現状である。
【0003】一方、見かけ上の大容量化が図れるものと
してデータ圧縮技術が注目されてきている。データ圧縮
アルゴリズムとしてはレンペル(Lempel)とジヴ
(Ziv)の方法をはじめいくつかの方式が提案されお
り、ホストコンピュータ側でデータ圧縮を行うものや外
部記憶装置の側でデータ圧縮機能を持つものが提案され
ている。ホストコンピュータ側でのデータ圧縮は、従来
必要に応じて人間が指示を出してファイル単位で行って
いる。又外部記憶装置側でのデータ圧縮においては、通
常1つの圧縮方式を内蔵し、常にデータ圧縮機能をオン
とするか常にオフとするかの選択しかなく、ファイル単
位などでの選択はできない。また、圧縮方式の選択はで
きないか、または人間が選ぶ必要がある。圧縮方式の選
択においても、ファイル単位で1つの圧縮方式を選択で
きるのみである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、どのよ
うな種類のデータでも最も効率よく圧縮できるアルゴリ
ズムは存在しないのが現状である。例えば、ある圧縮ア
ルゴリズムは画像データのように同一ビット(またはバ
イト)の繰り返しパターンを含むデータを圧縮する場合
に圧縮率が高く、また他の圧縮アルゴリズムは英文の文
字データの出現頻度に合っているときに圧縮率が高く、
さらにまた他の圧縮アルゴリズムは文書ファイルにおい
て同一の単語が頻繁に繰り返される場合に圧縮率が高く
なる。ホストコンピュータ側から送られてくるファイル
データには様々な種類のデータがあり、一方データ圧縮
を行う場合データの種類によってその圧縮率が変わるた
め、効率良くデータ圧縮を行なうために夫々のファイル
データに対して最適な圧縮方式をどのように選ぶかとい
う課題がある。これまでは平均的に圧縮率の高い圧縮方
式を使って全てのファイルデータを圧縮している場合が
多いが、最も効率の良い圧縮率が得られていない。
【0005】また、ファイルの前半と後半とでは最適な
圧縮方式が異なっていても、ファイルデータの全体をひ
とつの圧縮方式で圧縮を行なうので、圧縮効率は十分な
ものが期待できないという欠点がある。
【0006】本願の請求項1〜4の発明は上記課題に鑑
み、ホストから送られてくるファイルデータの種類にか
かわらず、最適な圧縮方式を選んで圧縮を行ない、圧縮
率の高いデータ圧縮制御装置を提供することを目的とす
る。又本願の請求項5,6の発明はこうして圧縮記録さ
れ、再生されたデータと圧縮アルゴリズム判別情報から
自動的にデータ復元方式を切換え、上記圧縮制御装置で
圧縮されたデータを復元するデータ復元制御装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明は
、外部から与えられるデータを受信する入力手段と、入
力手段に入力されたデータを一時蓄える第1のバッファ
メモリ手段と、第1のバッファメモリ手段に蓄えられた
データを夫々異なった圧縮アルゴリズムで圧縮する複数
のデータ圧縮手段と、データ圧縮手段を選択しデータ圧
縮アルゴリズムを選択的に切換えるデータ圧縮方式切換
手段と、データ圧縮手段の夫々の方式による圧縮後のデ
ータを蓄える第2のバッファメモリ手段群と、第1のバ
ッファメモリ手段に蓄えられた非圧縮データの長さを計
測する第1のカウンタ手段と、第2のバッファメモリ手
段群に蓄えられた圧縮後のデータの長さを夫々計測する
第2のカウンタ手段群と、第1のカウンタ手段、及び第
2のカウンタ手段群の結果を比較し、比較結果によりデ
ータ圧縮率の高いデータ圧縮手段を選択すべくデータ圧
縮方式切換手段を制御する圧縮率比較判定手段と、を備
えたことを特徴とするものである。
【0008】又本願の請求項2の発明は、一連のデータ
を圧縮して記録するデータ記録装置に用いられるデータ
圧縮制御装置であって、第2のバッファメモリ群に得ら
れる圧縮されたデータを記録する記録再生部と、入力さ
れた一連のデータごとにデータ圧縮アルゴリズム判別情
報を生成し、ファイル管理情報の一部として登録するフ
ァイル属性情報生成手段と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0009】又本願の請求項3の発明は、入力手段に入
力されたデータをあらかじめ定められた長さのブロック
に分割し、第1のバッファメモリ手段に出力するファイ
ルデータ分割手段を備えたことを特徴とするものである
【0010】又本願の請求項4の発明は、外部から与え
られるデータを受信する入力手段と、入力手段に入力さ
れたデータをあらかじめ定められた長さのブロックに分
割するファイルデータ分割手段と、分割されたデータブ
ロックを一時蓄える第1のバッファメモリ手段と、第1
のバッファメモリ手段に蓄えられたデータブロックを夫
々異なった圧縮アルゴリズムで圧縮する複数のデータ圧
縮手段と、データ圧縮手段を選択しデータ圧縮アルゴリ
ズムを選択的に切換えるデータ圧縮方式切換手段と、デ
ータ圧縮手段の夫々の方式による圧縮後のデータを蓄え
る第2のバッファメモリ手段群と、第1のバッファメモ
リ手段に蓄えられた非圧縮データブロックの長さを計測
する第1のカウンタ手段と、第2のバッファメモリ手段
群に蓄えられた圧縮後のデータブロックの長さを計測す
る第2のカウンタ手段群と、ファイルデータ分割手段で
分割されたデータブロックごとに、第1のカウンタ手段
、及び第2のカウンタ手段群の結果を比較し、比較結果
によりデータ圧縮率の高いデータ圧縮手段を選択すべく
データ圧縮方式切換手段を制御する圧縮率比較判定手段
と、ファイルデータ分割手段で分割されたデータブロッ
クごとにデータ圧縮アルゴリズム判別情報を生成し、ブ
ロック管理情報の一部として登録するブロック属性情報
生成手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0011】又本願の請求項5の発明は、請求項1記載
のデータ圧縮装置により圧縮されたデータを復元するデ
ータ復元制御装置であって、入力された圧縮データに対
して相異なる複数のデータ復元アルゴリズムによりデー
タを復元する複数のデータ復元手段と、データ復元手段
を制御しデータ復元アルゴリズムを選択的に切換えるデ
ータ復元方式切換手段と、あらかじめ読み込んだファイ
ル管理情報のデータ圧縮アルゴリズム判別情報により、
データ復元方式切換手段を制御するファイル属性情報判
定手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】更に本願の請求項6の発明は、請求項4記
載のデータ圧縮装置により圧縮されたデータを復元する
データ復元制御装置であって、入力された圧縮データに
対して相異なる複数のデータ復元アルゴリズムによりデ
ータを復元する複数のデータ復元手段と、データ復元手
段を制御しデータ復元アルゴリズムを選択的に切換える
データ復元方式切換手段と、あらかじめ読み込んだブロ
ック管理情報のデータ圧縮アルゴリズム判別情報により
、ブロックごとにデータ復元方式切換手段を制御するブ
ロック属性情報判定手段と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1のデー
タ圧縮制御装置は、入力されたデータを一旦第1のバッ
ファメモリ手段に保持し、複数の圧縮アルゴリズムでそ
のデータを圧縮し、第1のカウンタ手段及び第2のカウ
ンタ手段群によってそのデータ長を比較し、最も高い圧
縮率が得られる圧縮アルゴリズムによりデータ圧縮方式
切換手段によって圧縮方式を切換え、選択された圧縮方
式によるバッファメモリの出力を圧縮データとしている
。又本願の請求項2の発明では、圧縮データをデータ記
録再生装置に記録する際に圧縮アルゴリズム判別情報を
ファイル管理情報と共に記録するようにしている。又本
願の請求項3の発明では、入力データをあらかじめ所定
長のブロックに分割してデータ圧縮を行っている。更に
本願の請求項4の発明では、入力データを所定長のブロ
ックに分割しブロック単位でデータ圧縮アルゴリズムを
選択し、最も圧縮率の高いアルゴリズムでデータを記録
すると共に、データ圧縮アルゴリズム判別情報を同時に
記録するようにしている。
【0014】更に本願の請求項5の発明によるデータ復
元制御装置は、請求項1記載のデータ圧縮制御装置によ
って圧縮されたデータを復元するものであって、データ
圧縮手段に対応して夫々相異なるデータ復元アルゴリズ
ムに入力された圧縮データを復元し、ファイル管理情報
のデータ圧縮アルゴリズムの判別情報に基づいてデータ
復元方式を切換えて出力するようにしたものである。更
に本願の請求項6の発明では、ブロック単位で圧縮され
たデータ圧縮装置のデータを復元する際にブロック単位
でデータ復元方式切換手段を制御することによって元の
データを復元できるようにしたものである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明のデータ圧縮制御装置及びデ
ータ復元制御装置について磁気記録再生装置に応用した
実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は
本発明の第1の実施例におけるデータ圧縮制御装置を含
むデータ記録再生装置の構成を示すブロック図であり、
図2は本発明の第1の実施例におけるデータ復元制御装
置を含むデータ記録再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0016】まず、ここで使用するいくつかの用語につ
いて定義をする。「ファイル」とは、一連の関連したデ
ータ群であり、バックアップ時などにホストコンピュー
タから転送されるひとつの単位である。「ブロック」と
は、ファイルを分割した一単位を指す。「ブロックヘッ
ダ」とは、ブロックデータの最初に付加され、そのブロ
ックに関する情報を示すデータである。「レコード」と
は、テープにデータを記録する場合、記録再生部とのデ
ータ転送及びテープ上でのデータ管理の最小単位である
。レコードには長さが一定の固定長レコードと長さを定
めない可変長レコードとがある。
【0017】図1において、入出力部1はホストコンピ
ュータ(図示せず)からのデータを受け取り、またテー
プより再生されたデータをホストコンピュータに送るも
のであり、入力手段の機能を達成している。ファイルデ
ータ分割部2は入出力部1からファイルデータを受け取
り、あらかじめ定められた長さのブロックに分割する。 バッファメモリ3はファイルデータ分割部2より受け取
ったデータを一時蓄える。データ圧縮部4は、バッファ
メモリ3よりデータを受け取り、第1の圧縮アルゴリズ
ムでデータ圧縮を行う。バッファメモリ5はデータ圧縮
部4から出力されるデータを一時蓄える。データ圧縮部
6はバッファメモリ3よりデータを受け取り、第2の圧
縮アルゴリズムでデータ圧縮を行う。バッファメモリ7
はデータ圧縮部6から出力されるデータを一時蓄える。 カウンタ8はバッファメモリ3に蓄えられた圧縮前のデ
ータのデータ長を計測する第1のカウンタ手段である。 カウンタ9,10は夫々バッファメモリ5,6に蓄えら
れた圧縮後のデータのデータ長を計測するものであり、
第2のカウンタ手段群を構成している。圧縮率比較判定
部11はカウンタ8、カウンタ9及びカウンタ10の出
力比較を行い、どの圧縮方式が圧縮率が高いかを判定す
る。データ圧縮方式切換部12は、圧縮率比較判定部1
1の判定結果に基づく指示を受け取り、データ圧縮部4
及びデータ圧縮部6のデータ圧縮機能のオン・オフの制
御を行う。ファイル属性情報生成部13はテープ上に記
録されたファイル群についてのファイル管理情報をテー
プ上に記録するため、ファイル属性情報をバッファメモ
リ14上に形成する。バッファメモリ14はテープに記
録すべきファイル属性情報やブロック属性情報等の管理
情報を一時蓄え、またテープから読み込んだ管理情報を
蓄える。バッファメモリ選択部15は、圧縮率比較判定
部11からのバッファ選択信号によりバッファメモリ3
、バッファメモリ5またはバッファメモリ7からひとつ
を選択し、記録再生部16へデータを出力するバッファ
メモリを切換える。またファイル管理情報記録時には、
バッファメモリ14に形成されたファイル属性情報を記
録再生部16へ送る。
【0018】記録再生部16はバッファメモリ選択部1
5を通してデータを受け取り、データをテープに記録し
、またテープからデータを再生する。記録再生部16は
ここでは詳細に記述しないが、通常メカニズム部と記録
再生制御部とで構成されている。メカニズム部はテープ
を駆動し、ヘッドにてテープにトラックを形成してデー
タを記録し、また再生する。記録再生制御部は受け取っ
たデータに対して信号処理を行う。記録時には、誤り訂
正符号の付加などを行いテープ上にトラックを形成すべ
くヘッドに記録電流を供給しメカニズム部に動作指示を
与える。再生時には、ヘッドより再生された信号に対し
て記録時とは逆の信号処理を行いデータを読み出す。 制御部17はホストコンピュータとのコントロール情報
の入出力やデータ圧縮制御装置及びデータ記録再生装置
全体の制御を行う。
【0019】次に図2に示すデータ復元装置を含むデー
タ記録再生装置において、入出力部1はホストコンピュ
ータ(図示せず)からのデータを受け取り、またテープ
より再生されたデータをホストコンピュータに送る。記
録再生部16はデータをテープに記録し、またテープか
らデータを再生する。バッファメモリ18は、記録再生
部16で再生されたデータを受け取り一時蓄える。デー
タ復元部19はバッファメモリ18よりデータを受け取
り、第1の圧縮アルゴリズムで圧縮されたデータの復元
を行う。データ復元部20はバッファメモリ18よりデ
ータを受け取り、第2の圧縮アルゴリズムで圧縮された
データの復元を行う。バッファメモリ21はデータ復元
部19またはデータ復元部20にて復元されたデータを
受け取り、一時蓄える。ファイル属性情報判定部22は
、テープから読み込まれたディレクトリ情報をバッファ
メモリ18から受け取り、ファイルの属性を判別する。 データ復元方式切換部23は、ファイル属性情報判定部
22の判定結果に基づく指示を受け取り、データ復元部
19及びデータ復元部20のデータ復元機能のオン・オ
フの制御を行う。バッファメモリ選択部24は、データ
復元方式切換部23からのバッファ選択信号によりバッ
ファメモリ18またはバッファメモリ21を選択し、入
出力部1へデータを出力するバッファメモリを切換える
。制御部17はホストコンピュータとのコントロール情
報の入出力やデータ復元制御装置及びデータ記録再生装
置全体の制御を行う。
【0020】通常、データ圧縮・復元に際しては辞書用
バッファメモリが必要となるが、ここでは説明を簡単に
するため圧縮・復元のための辞書用バッファメモリはデ
ータ圧縮部4、データ圧縮部6、データ復元部19及び
データ復元部20内に含まれているものとして図示して
いない。また、バッファメモリ3,5,7,14やバッ
ファメモリ18,24については別々のブロックとして
示しているが、ひとつにまとめた構成とすることも可能
であり、その一部を共用することもできる。また、ここ
ではデータ圧縮制御装置とデータ復元制御装置の構成を
図1と図2に分けて説明しているが、データ圧縮制御装
置とデータ復元制御装置の両方を含む構成として一部を
共用化することも可能である。
【0021】以上のように構成されたデータ圧縮制御装
置及びデータ復元制御装置における動作を次に説明する
。まず、ファイルデータをブロックに分割しない場合の
データを記録する段階の動作を、図3に示すフローチャ
ートを参照して説明する。ホストコンピュータから転送
されたファイルデータは入出力部1で受け取り、ファイ
ルデータ分割部2に送られる(ステップ101)。  
ファイルデータをブロックに分割しない場合、ファイル
データ分割部2では何も処理を行わない。ファイルデー
タ分割部2で受け取ったデータはそのままバッファメモ
リ3に送られる。ファイルデータはまずバッファメモリ
3に蓄えられると同時に、そのデータ長が何バイトある
かをカウンタ8が計測する(ステップ102)。
【0022】バッファメモリ3の容量はここでは32キ
ロバイトとしている。ファイルデータが全てバッファメ
モリ3に蓄えられるか、またはファイルデータがバッフ
ァメモリ3の容量より大きい場合はバッファメモリ3の
全てにファイルデータが転送された時点で、バッファメ
モリ3に蓄えられたファイルデータがデータ圧縮部4及
びデータ圧縮部6に送られデータ圧縮処理が行われる。 データ圧縮部4で圧縮されたデータはバッファメモリ5
に蓄えられると同時にそのデータ長がカウンタ9にて計
測され、データ圧縮部6で圧縮されたデータはバッファ
メモリ7に蓄えられると同時にそのデータ長がカウンタ
10にて計測される(ステップ103)。バッファメモ
リ5またはバッファメモリ7に蓄えられた圧縮後のデー
タ長が32キロバイトに達すれば、それ以上バッファメ
モリ5またはバッファメモリ7にデータを追加しない。 バッファメモリ5及びバッファメモリ7の容量は夫々3
2キロバイトとしている。
【0023】圧縮アルゴリズムについては、レンペルと
ジヴの方法を始め種々提案されている。例えば、同じデ
ータが続いた場合そのデータと長さを示すコードに置き
換える方法、データまたはデータ群の出現頻度の高いも
のには短いビット長を割り当ててコード変換する方法、
繰り返し出現したデータ群に対し以前のデータ群へのポ
インタ情報とデータ長のコードに置き換える方法などが
ある。何れも入力されたデータ(ビット列)に対して圧
縮アルゴリズムによるコード変換を行い圧縮データ(ビ
ット列)を出力するものである。ここでは圧縮アルゴリ
ズム自体の詳細な説明は省略する。また、どの圧縮アル
ゴリズムを採用するかは問わない。
【0024】バッファメモリ3に蓄えられたファイルデ
ータの全てがデータ圧縮部4及びデータ圧縮部6にて圧
縮処理が行われたなら、圧縮率比較判定部11にてカウ
ンタ8,9,10で計測された非圧縮データ長及び圧縮
データ長の大きさが比較される(ステップ104)。
【0025】カウンタ9にて計測された圧縮データ長が
最小であれば、第1の圧縮アルゴリズムが一番圧縮効果
があることを意味するので、ステップ105に進んで圧
縮率比較判定部11はデータ圧縮方式切換部12にデー
タ圧縮部4をオンとしデータ圧縮部6をオフとする指示
を出力し、バッファメモリ選択部15にバッファメモリ
5の選択指示を出力する。カウンタ10にて計測された
圧縮データ長が最小であれば、第2の圧縮アルゴリズム
が一番圧縮効果があることを意味するので、図4のステ
ップ109に進んで圧縮率比較判定部11はデータ圧縮
方式切換部12にデータ圧縮部4をオフとしデータ圧縮
部6をオンとする指示を出力し、バッファメモリ選択部
15にバッファメモリ7の選択指示を出力する。カウン
タ8にて計測された非圧縮データ長が最小であれば、第
1及び第2の圧縮アルゴリズム共に圧縮効果がないこと
を意味するので、圧縮率比較判定部11はデータ圧縮方
式切換部12にデータ圧縮部4,6共にオフとする指示
を出力し、バッファメモリ選択部15にバッファメモリ
3の選択指示を出力する(ステップ113)。
【0026】データ圧縮方式切換部12は、圧縮率比較
判定部11からの指示に従いデータ圧縮部4及びデータ
圧縮部6のデータ圧縮機能オン・オフの制御を行う。ま
た同時に、圧縮率比較判定部11はファイル属性情報生
成部13に、どの圧縮アルゴリズムを使用してデータ圧
縮を行うかまたはデータ圧縮を行わないかの信号を出力
する。ファイル属性情報生成部13は、ディレクトリ情
報内のそのファイルの圧縮属性情報に、使用された圧縮
アルゴリズムをコード化した情報を設定する(ステップ
106,110,114)。なお、ディレクトリ情報に
ついての詳細は後述する。
【0027】次に、第1のデータ圧縮アルゴリズムが選
択されている場合は、バッファメモリ5からバッファメ
モリ選択部15を通して記録再生部16にデータが送ら
れ、テープに記録される(ステップ107)。さらに、
ファイルデータの続きがホストコンピュータより転送さ
れて来る場合は、ファイルデータがバッファメモリ3に
取り込まれるとデータ圧縮部4にて圧縮処理がなされバ
ッファメモリ5に送られ、バッファメモリ選択部15を
通して記録再生部16に送られテープに記録される(ス
テップ108)。
【0028】第2のデータ圧縮アルゴリズムが選択され
ている場合は、バッファメモリ7からバッファメモリ選
択部15を通して記録再生部16にデータが送られ、テ
ープに記録される(ステップ111)。さらに、ファイ
ルデータの続きがホストコンピュータより転送されて来
る場合は、ファイルデータがバッファメモリ3に取り込
まれるとデータ圧縮部6にて圧縮処理がなされバッファ
メモリ7に送られ、バッファメモリ選択部15を通して
記録再生部16に送られテープに記録される(ステップ
112)。
【0029】データ圧縮の効果がなしと判定された場合
は、バッファメモリ3に蓄えられている圧縮前のデータ
がバッファメモリ選択部15を経て記録再生部16に送
られテープに記録される(ステップ115)。さらに、
ファイルデータの続きがホストコンピュータより転送さ
れて来る場合は、ファイルデータがバッファメモリ3に
取り込まれるとそのままバッファメモリ選択部15を通
して記録再生部16に送られテープに記録される(ステ
ップ116)。
【0030】次に、テープ上のディレクトリの更新段階
の動作について図5に示すフローチャートを参照して説
明する。ファイルデータの転送終了後ホストコンピュー
タよりファイルマーク記録コマンドを制御部17が受け
ると、制御部17は記録再生部16にファイルマーク記
録指示を出力し、記録再生部16はテープにファイルマ
ークを記録形成する(ステップ201,202,203
)。
【0031】本実施例ではテープの先頭にファイルごと
の属性を示すディレクトリ部を設け、テープにファイル
が追加記録された場合にはこのディレクトリ部を更新す
る構成としている。図6に本実施例におけるデータ記録
再生装置にて記録されたテープ上の構成のひとつのパタ
ーンを示す。図6に示すように、テープの先頭からテー
プの認識のためのID情報(テープフォーマット情報な
ど)を含むテープヘッダ部31、テープに記録されてい
るファイルごとの管理情報や属性を示すディレクトリ部
32、ファイルデータを記録するデータ記録部33、記
録データの終了を示すEOI(End  Of  In
formation)部34、の順で構成されている。 また、各部の間にギャップ部35が設けられており、デ
ータ記録部33はファイルデータの区切りごとにファイ
ルマーク36が記録されている。
【0032】ディレクトリ部32の内容の一例を図7(
a)に示す。ディレクトリ部32の内容はファイル毎に
8バイトの長さを持つテーブルとして構成されており、
ひとつのファイルの情報はファイル番号41(3バイト
),ファイルサイズ情報42(4バイト),ファイル属
性情報43(1バイト)で構成されている。ファイルサ
イズ情報42は、そのファイルの長さをバイト単位で表
した値である。ファイル属性情報43は、そのファイル
が圧縮された時に使用されたデータ圧縮アルゴリズムを
コード化した情報であり、ここでは「1」の場合は第1
のデータ圧縮アルゴリズムで圧縮されたことを示し、「
2」の場合は第2のデータ圧縮アルゴリズムで圧縮され
たことを示す。「0」の場合は、データ圧縮されていな
いことを示す。
【0033】これまでのディレクトリ情報はあらかじめ
テープのディレクトリ部32から読み出しバッファメモ
リ14に蓄えてあり、ファイルデータの記録時には前述
のように今回のファイルの情報を追加してバッファメモ
リ14のディレクトリ情報が更新される。ファイルデー
タの記録終了後、新しいディレクトリ情報をバッファメ
モリ14に設定し、テープにも記録しテープ上のディレ
クトリ部32も更新しておく。いま、ファイル番号2の
次にファイル番号3を追加記録する場合、新しいディレ
クトリ情報は図7(a)に示すようなデータとなる。こ
こでファイル属性情報は「1」としてあり、第1のデー
タ圧縮アルゴリズムによりファイルデータの圧縮が行わ
れた場合の例を示す。なお第2のデータ圧縮アルゴリズ
ムにより圧縮が行われた場合はファイル属性情報は「2
」となり、圧縮が行われなかった場合はファイル属性情
報は「0」となる。さて図5のステップ204において
更新されたバッファメモリ14のディレクトリ情報がテ
ープに記録するためのデータ並びに変換され、バッファ
メモリ14に設定される。バッファメモリ14に設定さ
れたディレクトリ情報は、バッファメモリ選択部15を
通して記録再生部16に送られる。制御部17の指示に
より記録再生部16はテープを巻き戻し、ディレクトリ
部32に新しいディレクトリ情報を記録する(ステップ
205)。これでファイルデータの記録が終了したこと
になる。
【0034】次に、ファイルデータの再生時の動作につ
いて図8に示すフローチャートを参照して説明する。制
御部17がホストコンピュータからのファイルデータ読
み出しコマンドを受け取ると、記録再生部16にディレ
クトリ部32の情報の読み出し指示を出力する。これに
対して記録再生部16はメカニズムを駆動しテープのデ
ィレクトリ部32からディレクトリ情報を読み出し、バ
ッファメモリ18に送る。バッファメモリ18には図7
(a)に示すデータが読み出されることになる(ステッ
プ301)。今、ホストコンピュータから3番目のファ
イルの読み出し指示があったとすると、制御部17はひ
とつ前(即ち2番目)のファイルデータ後ろに記録され
ているファイルマーク位置までテープを進め、そこから
次のファイルマーク位置までのデータを読み出せという
指示を記録再生部16に出力し、記録再生部16は読み
出したデータをバッファメモリ18に送る(ステップ3
02)。
【0035】またファイル属性情報判定部22は、3番
目のファイルのファイル属性情報43が「1」となって
いることから、このファイルは第1のデータ圧縮アルゴ
リズムによりデータ圧縮処理がされたものであることを
知り、データ復元方式切換部23にデータ復元部19を
オンとしデータ復元部20をオフとする指示を出力し、
バッファメモリ選択部24にバッファメモリ21の選択
指示を出力する(ステップ304)。
【0036】データ復元方式切換部23は、ファイル属
性情報判定部22の指示に従いデータ復元部19及びデ
ータデータ復元部20のデータ復元機能のオン・オフの
制御を行う。今回の例ではデータ復元部19がオンとな
りデータ復元部20はオフとなるので、バッファメモリ
18に読み込まれた圧縮データはデータ復元部19を通
過してデータ復元処理が行われ、バッファメモリ21に
送られる。データ復元部19及びデータ復元部20の処
理は夫々データ圧縮部4及びデータ圧縮部6の逆の処理
を行うものであり、ここではデータ復元アルゴリズムに
ついての詳細説明は省略する。バッファメモリ21に蓄
えられたデータは、バッファメモリ選択部24を通り入
出力部1を経てホストコンピュータに送られる(ステッ
プ305)。さらに、そのファイルの続きのデータに対
してもデータ復元部19でデータ復元処理を行い、ホス
トコンピュータに送る(ステップ306)。
【0037】なお、ファイル属性情報403が「2」と
なっていたなら、このファイルは第2のデータ圧縮アル
ゴリズムによりデータ圧縮処理がされたものであるので
、図9のステップ307に進んでファイル属性情報判定
部22はデータ復元方式切換部23にデータ復元部19
をオフとしデータ復元部20をオンとする指示を出力し
、バッファメモリ選択部24にバッファメモリ21の選
択指示を出力する。バッファメモリ18に読み込まれた
圧縮データは、データ復元部20を通過してデータ復元
処理が行われバッファメモリ21に送られる。バッファ
メモリ21に蓄えられたデータは、バッファメモリ選択
部24を通り入出力部1を経てホストコンピュータに送
られる(ステップ308)。さらに、そのファイルの続
きのデータに対してもデータ復元部20でデータ復元処
理を行い、ホストコンピュータに送る(ステップ309
)。
【0038】また、ファイル属性情報403が「0」と
なっていたなら、このファイルはデータ圧縮されたもの
ではないので、図9のステップ310に進んでファイル
属性情報判定部22はデータ復元方式切換部23にデー
タ復元部19及びデータ復元部20のデータ復元機能の
オフの指示を出力し、バッファメモリ選択部24にバッ
ファメモリ18の選択指示を出力する。バッファメモリ
18に蓄えられたデータはそのままバッファメモリ切換
部24を通り入出力部1を経てホストコンピュータに送
られる(ステップ311)。さらに、そのファイルの続
きのデータに対してもデータ復元処理は行わず、そのま
まホストコンピュータに送る(ステップ312)。
【0039】このように、使用者が逐次どの圧縮方式で
データ圧縮処理をすべきかどうかを判断する必要がなく
、自動的に圧縮効果の一番高いデータ圧縮方式でデータ
圧縮を行うので、効率よくデータの通信またはデータの
記録ができる。さらにデータを復元する場合においても
、使用者が夫々のファイルについて逐次どの圧縮方式で
圧縮したものかを判断する必要がなく、自動的にデータ
復元方式を選んで実行する。
【0040】次に、ファイルデータをブロックに分割す
る場合について前記と同様に図1及び図2を用いて説明
する。まず、データを記録する段階の動作を図10に示
すフローチャートを参照して説明する。ホストコンピュ
ータから転送されたファイルデータは入出力部1で受け
取り、ファイルデータ分割部2を経てバッファメモリ3
に送られる(ステップ401)。ファイルデータ分割部
2は、データ長を計測するカウンタ手段を持ち、ファイ
ルデータをバッファメモリ3に送ると同時にデータ長を
計測し、あらかじめ定められた長さのデータが通過した
時点でブロック区切り信号を圧縮率比較判定部11に出
力する(ステップ402,403)。
【0041】前述の場合と同様にファイルデータがバッ
ファメモリ3に蓄えられると同時に、そのデータ長が何
バイトあるかをカウンタ8が計測する。同時にバッファ
メモリ3に蓄えられたファイルデータがデータ圧縮部4
及びデータ圧縮部6に送られ、データ圧縮処理が行われ
る。データ圧縮部4で圧縮されたデータはバッファメモ
リ5に蓄えられると同時にそのデータ長がカウンタ9に
て計測され、データ圧縮部6で圧縮されたデータはバッ
ファメモリ7に蓄えられると同時にそのデータ長がカウ
ンタ10にて計測される(ステップ404)。
【0042】本実施例ではブロック長を16キロバイト
として設定しているものとすれば、ホストコンピュータ
から16キロバイトのデータを受け取った時点で、ファ
イルデータ分割部2はブロック区切り信号を出力する。 ブロック区切り信号を受けた圧縮率比較判定部11は、
カウンタ8,9,10で計測された非圧縮データ長及び
圧縮データ長の大きさを比較する(ステップ405)。 カウンタ9にて計測された圧縮データ長が最小であれば
、第1の圧縮アルゴリズムが一番圧縮効果があることを
意味するので、図11のステップ406に進み圧縮率比
較判定部11はバッファメモリ選択部15にバッファメ
モリ5の選択指示を出力する。カウンタ10にて計測さ
れた圧縮データ長が最小であれば、第2の圧縮アルゴリ
ズムが一番圧縮効果があることを意味するので、圧縮率
比較判定部11はバッファメモリ選択部15にバッファ
メモリ7の選択指示を出力する(ステップ409)。 カウンタ8にて計測された非圧縮データ長が最小であれ
ば、第1及び第2の圧縮アルゴリズム共に圧縮効果がな
いことを意味するので、圧縮率比較判定部11はバッフ
ァメモリ選択部15にバッファメモリ3の選択指示を出
力する(ステップ412)。
【0043】また同時に、圧縮率比較判定部11はファ
イル属性情報生成部13に、そのブロックデータに対し
てどの圧縮アルゴリズムを使用してデータ圧縮を行った
かまたはデータ圧縮を行わないかの信号を出力する。フ
ァイル属性情報生成部13は、ディレクトリ情報内の現
在のファイルの該当するブロックの圧縮属性情報に、使
用された圧縮アルゴリズムをコード化した情報を設定す
る(ステップ407,410,413)。
【0044】ここで、ファイルデータをブロックに分割
する場合のディレクトリ情報の構成を図7(b)に示す
。ディレクトリ情報はブロックごとに12バイトの長さ
を持つテーブルとして構成されており、ひとつのブロッ
クの情報はファイル番号44(3バイト),ブロック番
号45(4バイト),ブロックサイズ情報46(4バイ
ト),ブロック属性情報47(1バイト)で構成されて
いる。ブロック属性情報407は、そのファイルが圧縮
された時に使用されたデータ圧縮アルゴリズムをコード
化した情報であり、ここでは「1」の場合は第1のデー
タ圧縮アルゴリズムで圧縮されたことを示し、「2」の
場合は第2のデータ圧縮アルゴリズムで圧縮されたこと
を示す。「0」の場合は、データ圧縮されていないこと
を示す。
【0045】第1のデータ圧縮アルゴリズムが選択され
た場合は、バッファメモリ5からバッファメモリ選択部
15を通して記録再生部16にデータが送られ、テープ
に記録される(ステップ408)。第2のデータ圧縮ア
ルゴリズムが選択された場合は、バッファメモリ7から
バッファメモリ選択部15を通して記録再生部16にデ
ータが送られ、テープに記録される(ステップ411)
。データ圧縮の効果がなしと判定された場合は、バッフ
ァメモリ3に蓄えられている圧縮前のデータがバッファ
メモリ選択部15を経て記録再生部16に送られテープ
に記録される(ステップ414)。
【0046】そしてステップ415に進みファイルデー
タが終了したかどうかをチェックする。ファイルデータ
が終了しておらず、その続きがホストコンピュータより
転送されてくる場合は、ステップ401に戻って同様の
処理を繰り返す(ステップ415)。
【0047】テープ上のディレクトリの更新段階の動作
についてはブロックに分割しない場合と同様、図5に示
すフローチャートに従ってディレクトリ部32の更新が
なされる。ファイルデータの再生時の動作について、図
12,13にフローチャートを示す。この場合には図8
,9に示すようにブロックに分割しない場合と同様の処
理が行われるので、ここでは詳細な説明は省略する。 なお前述の図8,9との違いは、データの読み込み及び
どの圧縮アルゴリズムでデータ圧縮されたデータかどう
かという判断をブロック単位で行い(ステップ502,
503)、ファイルデータが終了するまでこれを繰り返
す点である(ステップ510)。このように、ブロック
に分割してデータ圧縮を行うことにより、ファイルデー
タの先頭部分のみで圧縮効果を判断する場合に比べてさ
らに的確な圧縮効果の判断が可能となり、さらに効率よ
くデータの通信またはデータの記録ができる。
【0048】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。なお、その目的とするところは第1の実施例と同
じであるので、第1の実施例と異なる構成と動作を中心
に説明する。図14は本発明の第2の実施例におけるデ
ータ圧縮制御装置を含むデータ記録再生装置の構成を示
すブロック図であり、図15は本発明の第2の実施例に
おけるデータ復元制御装置を含むデータ記録再生装置の
構成を示すブロック図である。本実施例において、前述
した第1実施例のデータ圧縮制御装置を含むデータ記録
再生装置と同一のブロックは同一符号を付して詳細な説
明を省略する。本実施例での図1のデータ記録再生装置
との相違点は、ファイル属性情報生成部13に代えてブ
ロック属性情報生成部25を設けた点である。ブロック
属性情報生成部25は、ブロックごとにそのブロックの
管理情報を生成し、バッファメモリ14にブロックヘッ
ダとして形成する。ブロックヘッダは、ブロックデータ
とともにテープに記録される。
【0049】図15に示すデータ復元制御装置を含むデ
ータ記録再生装置において、前述した図2の第1実施例
と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。 本実施例の相違点は、第1実施例におけるファイル属性
情報判定部22に代えてブロック属性情報判定部26を
設けた点である。ブロック属性情報判定部26は、テー
プから読み込まれたブロック管理情報をバッファメモリ
18から受け取り、ブロックの属性を判別する。第2の
実施例は、第1の実施例のようにテープにディレクトリ
情報を管理するディレクトリ部32を設けていなくても
第1の実施例と同様の効果をあげられるものである。
【0050】以上のように構成されたデータ圧縮制御装
置及びデータ復元制御装置において、ファイルデータを
ブロックに分割してデータ圧縮判断を行う場合について
の動作を次に説明する。ファイル単位でデータ圧縮判断
を行う場合もブロックヘッダをファイルヘッダと置き換
えれば同様の処理が可能なので、ここではブロックに分
割する場合のみを説明する。まず、データを記録する段
階の動作を図16に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0051】第1の実施例のファイルデータをブロック
に分割する場合における図10,11に示す処理と同様
の動作を行う。ステップ601からステップ604まで
はステップ401からステップ404と同様の動作とな
り、ホストコンピュータからファイルデータを受け取り
ブロックに区切ってデータ圧縮を行い、夫々のデータ長
を計測する。また同様にブロック区切り信号を受けた圧
縮率比較判定部11は、カウンタ8,9,10で計測さ
れた非圧縮データ長及び圧縮データ長の大きさを比較し
て、圧縮効果を判断する(ステップ605)。カウンタ
9にて計測された圧縮データ長が最小であれば、第1の
圧縮アルゴリズムが選択され、カウンタ10にて計測さ
れた圧縮データ長が最小であれば、第2の圧縮アルゴリ
ズムが選択され、カウンタ8にて計測された非圧縮デー
タ長が最小であれば、第1及び第2の圧縮アルゴリズム
共に圧縮効果がないと判定する。
【0052】また同時に、圧縮率比較判定部11は、ブ
ロック属性情報生成部25に、そのブロックデータに対
してどの圧縮アルゴリズムを使用してデータ圧縮を行っ
たかまたはデータ圧縮を行わないかの信号を出力する。 ブロック属性情報生成部25は、ブロック圧縮属性情報
として、使用された圧縮アルゴリズムをコード化した情
報を含むブロックヘッダをバッファメモリ14に設定し
(ステップ606,609,612)、バッファメモリ
選択部15を通して記録再生部16にブロックヘッダの
データを転送する(ステップ607,610,613)
【0053】ここで、本実施例におけるブロックヘッダ
の構成を図18に示す。ブロックヘッダは12バイトで
構成されており、ブロックヘッダ認識用データ51(2
バイト)、ブロック番号52(4バイト)、ブロックサ
イズ53(4バイト)、ブロック属性情報54(1バイ
ト)、及び予備55(1バイト)で構成されている。ブ
ロック属性情報54は、そのブロックが圧縮された時に
使用されたデータ圧縮アルゴリズムをコード化した情報
であり、ここでは「1」の場合は第1のデータ圧縮アル
ゴリズムで圧縮されたことを示し、「2」の場合は第2
のデータ圧縮アルゴリズムで圧縮されたことを示す。 「0」の場合は、データ圧縮されていないことを示す。
【0054】第1のデータ圧縮アルゴリズムが選択され
た場合は、圧縮率比較判定部11はバッファメモリ選択
部15にバッファメモリ5の選択指示を出力し、バッフ
ァメモリ5からバッファメモリ選択部15を通して記録
再生部16にデータが送られ、ブロックヘッダと共にテ
ープに記録される(ステップ608)。
【0055】第2のデータ圧縮アルゴリズムが選択され
た場合は、圧縮率比較判定部11はバッファメモリ選択
部15にバッファメモリ7の選択指示を出力し、バッフ
ァメモリ7からバッファメモリ選択部15を通して記録
再生部16にデータが送られ、ブロックヘッダと共にテ
ープに記録される(ステップ611)。
【0056】データ圧縮の効果がなしと判定された場合
は、圧縮率比較判定部11はバッファメモリ選択部15
にバッファメモリ3の選択指示を出力する。そうすれば
バッファメモリ3に蓄えられている圧縮前のデータがバ
ッファメモリ選択部15を経て記録再生部16に送られ
、ブロックヘッダと共にテープに記録される(ステップ
614)。そしてステップ615に進みファイルデータ
が終了したかどうかをチェックする。終了していなけれ
ばステップ601に戻って同様の処理を繰り返す。
【0057】次にファイルデータの再生時の動作につい
て図19,20にフローチャートを示す。第1の実施例
のファイルデータをブロックに分割する場合における図
12,13に示す処理と同様の処理が行なわれるので、
ここでは詳細な説明は省略する。なお前述の図9との違
いは、最初にディレクトリ情報を読み込む処理がない点
と、どの圧縮アルゴリズムでデータ圧縮されたデータか
どうかという判断をブロックデータと共に読み出したブ
ロックヘッダのブロック属性情報54を用いる点である
(ステップ701,702)。
【0058】このように、ブロックごとにブロックヘッ
ダを設けデータ圧縮情報を持つことにより、第1の実施
例と同様、的確な圧縮効果の判断が可能となり、効率よ
くデータの通信またはデータの記録ができる。またディ
レクトリ情報を管理する必要がないので簡易的なシステ
ムをはじめ幅広く応用できるものである。
【0059】なお、ここではデータ圧縮方式が2種類の
場合を示したが、3種類以上の場合も同様にデータ圧縮
部、バッファメモリ、カウンタ、データ復元部を追加す
ることによって実現できるのは明らかである。また、こ
こではデータ圧縮制御装置及びデータ復元制御装置をデ
ータ記録再生装置内に含む例を示したが、ホストコンピ
ュータ内に設ける構成とすることも可能である。また、
ファイルデータ分割部2、カウンタ8,9,10、圧縮
率比較判定部11、データ圧縮方式切換部12、ファイ
ル属性情報生成部13、バッファメモリ選択部15,2
4、記録再生部16、制御部17、ファイル属性情報判
定部22、データ復元方式切換部23、ブロック属性情
報生成部25、ブロック属性情報判定部26は、そのい
くつかを統合してマイクロコンピュータで構成すること
も可能である。また、データ記録再生装置に代えて通信
回線に接続することも可能であり、通信すべきデータ量
を削減することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1の発明によ
るデータ圧縮制御装置は、複数の圧縮アルゴリズムを実
行する複数のデータ圧縮手段と、データ圧縮アルゴリズ
ムを選択的に切換えるデータ圧縮方式切換手段と、非圧
縮データの長さを計測する第1のカウンタ手段と、圧縮
後のデータの長さを計測する第2のカウンタ手段群と、
第1,第2のカウンタ手段群の結果を比較し、比較結果
によりデータ圧縮方式切換手段を制御する圧縮率比較判
定手段とを設けている。そのため入力されたデータに対
して圧縮率の最も高い圧縮アルゴリズムによる圧縮方式
を自動的に選択してファイルデータの圧縮を行うことが
でき、効率よくデータの記録またはデータの通信ができ
るという効果が得られる。
【0061】また請求項2の発明では、入力された一連
のデータごとにデータ圧縮アルゴリズム判別情報を生成
しファイル管理情報の一部として登録するファイル属性
情報生成手段を設けることにより、データ復元の際に必
要なデータ圧縮アルゴリズム判別情報をテープのディレ
クトリ部に記録しておくことができる。
【0062】また請求項3の発明では、入力されたデー
タをあらかじめ定められた長さのブロックに分割するフ
ァイルデータ分割手段を設けることにより、ファイルデ
ータの先頭部分のみで圧縮効果を判断する場合に比べて
さらに的確な圧縮効果の判断が可能となり、さらに効率
よくデータの記録またはデータの通信ができる。
【0063】また請求項4の発明では、ファイルデータ
分割手段で分割されたデータブロックごとに、第1,第
2のカウンタ手段群の結果を比較し、比較結果によりデ
ータ圧縮方式切換手段を制御する圧縮率比較判定手段と
、データブロックごとにデータ圧縮アルゴリズム判別情
報を生成し、ブロック管理情報の一部として登録するブ
ロック属性情報生成手段とを設けている。従ってブロッ
クごとにデータ圧縮アルゴリズム判別情報を含むブロッ
クヘッダをテープに記録しておくことができ、ディレク
トリ情報を管理する必要がないので簡易的なシステムを
はじめ幅広く応用できる。
【0063】更に本願の請求項5,6の発明によるデー
タ復元制御装置は、複数の復元アルゴリズムを実行する
複数のデータ復元手段と、データ復元アルゴリズムを選
択的に切換えるデータ復元方式切換手段と、あらかじめ
読み込んだファイル管理情報のデータ圧縮アルゴリズム
判別情報により、データ復元方式切換手段を制御するフ
ァイル属性情報判定手段とを設け、また、あらかじめ読
み込んだブロック管理情報のデータ圧縮アルゴリズム判
別情報により、ブロックごとにデータ復元方式切換手段
を制御するブロック属性情報判定手段とを設けている。 そのためテープに記録されたデータ圧縮アルゴリズム判
別情報に基づきデータ復元方式を切換えることができ、
ファイル毎またはブロックに分割してブロック毎にデー
タ圧縮を行っていても、データを正確に元の状態に戻す
ことが可能であり、使用者やホストを煩わせることがな
い。
【0064】このように、データ圧縮制御装置に対して
ホストからは通常の使用と変わりなくファイルデータの
送受信を行うだけで自動的に効率良く選択的にデータ圧
縮、復元が行われるので、記録メディアを最大限有効に
活用できる。更に使用者が逐次どの方式でデータ圧縮処
理またはデータ復元処理をすべきかどうかを判断する必
要がないため、使用者やホストの負担が軽くなり、非常
に使いやすい記憶装置を提供できるものであり、その効
果は大なるものがある。また、データ記録再生装置に代
えて通信回線に接続した場合も同様に、使用者やホスト
に負担をかけずに通信すべきデータ量を削減することが
でき、実質的な通信速度の向上と効率的な通信回線の使
用を実現できるものである。このように本発明は幅広い
応用が可能であり、大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるデータ圧縮制御
装置を含むデータ記録再生装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるデータ復元制御
装置を含むデータ記録再生装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】第1の実施例においてファイルデータをブロッ
クに分割しない場合のデータ記録動作を説明するフロー
チャート(その1)である。
【図4】第1の実施例においてファイルデータをブロッ
クに分割しない場合のデータ記録動作を説明するフロー
チャート(その2)である。
【図5】第1の実施例においてディレクトリ更新動作を
説明するフローチャートである。
【図6】第1の実施例におけるデータ記録再生装置にて
記録されたテープ上の構成の一例を示すパターン図であ
る。
【図7】テープ上のディレクトリ部の内容の一例を示す
説明図である。
【図8】第1の実施例においてファイルデータをブロッ
クに分割しない場合のデータ再生動作を説明するフロー
チャート(その1)である。
【図9】第1の実施例においてファイルデータをブロッ
クに分割しない場合のデータ再生動作を説明するフロー
チャート(その1)である。
【図10】第1の実施例においてファイルデータをブロ
ックに分割する場合のデータ記録動作を説明するフロー
チャート(その1)である。
【図11】第1の実施例においてファイルデータをブロ
ックに分割する場合のデータ記録動作を説明するフロー
チャート(その2)である。
【図12】第1の実施例においてファイルデータをブロ
ックに分割する場合のデータ再生動作を説明するフロー
チャート(その1)である。
【図13】第1の実施例においてファイルデータをブロ
ックに分割する場合のデータ再生動作を説明するフロー
チャート(その2)である。
【図14】本発明の第2の実施例におけるデータ圧縮制
御装置を含むデータ記録再生装置の構成を示すブロック
図である。
【図15】本発明の第2の実施例におけるデータ復元制
御装置を含むデータ記録再生装置の構成を示すブロック
図である。
【図16】第2の実施例においてデータ記録動作を説明
するフローチャート(その1)である。
【図17】第2の実施例においてデータ記録動作を説明
するフローチャート(その2)である。
【図18】ブロックヘッダの構成の一例を示す模式図で
ある。
【図19】第2の実施例においてデータ再生動作を説明
するフローチャート(その1)である。
【図20】第2の実施例においてデータ再生動作を説明
するフローチャート(その2)である。
【符号の説明】
1  入出力部 2  ファイルデータ分割部 3,5,7,14,18,21  バッファメモリ4,
6  データ圧縮部 8,9,10  カウンタ 11  圧縮率比較判定部 12  データ圧縮方式切換部 13  ファイル属性情報生成部 15,24  バッファメモリ選択部 16  記録再生部 17  制御部 19,20  データ復元部 22  ファイル属性情報判定部 23  データ復元方式切換部 25  ブロック属性情報生成部 26  ブロック属性情報判定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外部から与えられるデータを受信する
    入力手段と、前記入力手段に入力されたデータを一時蓄
    える第1のバッファメモリ手段と、前記第1のバッファ
    メモリ手段に蓄えられたデータを夫々異なった圧縮アル
    ゴリズムで圧縮する複数のデータ圧縮手段と、前記デー
    タ圧縮手段を選択しデータ圧縮アルゴリズムを選択的に
    切換えるデータ圧縮方式切換手段と、前記データ圧縮手
    段の夫々の方式による圧縮後のデータを蓄える第2のバ
    ッファメモリ手段群と、前記第1のバッファメモリ手段
    に蓄えられた非圧縮データの長さを計測する第1のカウ
    ンタ手段と、前記第2のバッファメモリ手段群に蓄えら
    れた圧縮後のデータの長さを夫々計測する第2のカウン
    タ手段群と、前記第1のカウンタ手段、及び第2のカウ
    ンタ手段群の結果を比較し、比較結果によりデータ圧縮
    率の高いデータ圧縮手段を選択すべく前記データ圧縮方
    式切換手段を制御する圧縮率比較判定手段と、を備えた
    ことを特徴とするデータ圧縮制御装置。
  2. 【請求項2】  一連のデータを圧縮して記録するデー
    タ記録装置に用いられるデータ圧縮制御装置であって、
    前記第2のバッファメモリ群に得られる圧縮されたデー
    タを記録する記録再生部と、入力された一連のデータご
    とにデータ圧縮アルゴリズム判別情報を生成し、ファイ
    ル管理情報の一部として登録するファイル属性情報生成
    手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のデー
    タ圧縮制御装置。
  3. 【請求項3】  前記入力手段に入力されたデータをあ
    らかじめ定められた長さのブロックに分割し、前記第1
    のバッファメモリ手段に出力するファイルデータ分割手
    段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のデ
    ータ圧縮制御装置。
  4. 【請求項4】  外部から与えられるデータを受信する
    入力手段と、前記入力手段に入力されたデータをあらか
    じめ定められた長さのブロックに分割するファイルデー
    タ分割手段と、前記分割されたデータブロックを一時蓄
    える第1のバッファメモリ手段と、前記第1のバッファ
    メモリ手段に蓄えられたデータブロックを夫々異なった
    圧縮アルゴリズムで圧縮する複数のデータ圧縮手段と、
    前記データ圧縮手段を選択しデータ圧縮アルゴリズムを
    選択的に切換えるデータ圧縮方式切換手段と、前記デー
    タ圧縮手段の夫々の方式による圧縮後のデータを蓄える
    第2のバッファメモリ手段群と、前記第1のバッファメ
    モリ手段に蓄えられた非圧縮データブロックの長さを計
    測する第1のカウンタ手段と、前記第2のバッファメモ
    リ手段群に蓄えられた圧縮後のデータブロックの長さを
    計測する第2のカウンタ手段群と、前記ファイルデータ
    分割手段で分割されたデータブロックごとに、前記第1
    のカウンタ手段、及び第2のカウンタ手段群の結果を比
    較し、比較結果によりデータ圧縮率の高いデータ圧縮手
    段を選択すべく前記データ圧縮方式切換手段を制御する
    圧縮率比較判定手段と、前記ファイルデータ分割手段で
    分割されたデータブロックごとにデータ圧縮アルゴリズ
    ム判別情報を生成し、ブロック管理情報の一部として登
    録するブロック属性情報生成手段と、を備えたことを特
    徴とするデータ圧縮制御装置。
  5. 【請求項5】  請求項1記載のデータ圧縮装置により
    圧縮されたデータを復元するデータ復元制御装置であっ
    て、入力された圧縮データに対して相異なる複数のデー
    タ復元アルゴリズムによりデータを復元する複数のデー
    タ復元手段と、前記データ復元手段を制御しデータ復元
    アルゴリズムを選択的に切換えるデータ復元方式切換手
    段と、あらかじめ読み込んだファイル管理情報のデータ
    圧縮アルゴリズム判別情報により、前記データ復元方式
    切換手段を制御するファイル属性情報判定手段と、を備
    えたことを特徴とするデータ復元制御装置。
  6. 【請求項6】  請求項4記載のデータ圧縮装置により
    圧縮されたデータを復元するデータ復元制御装置であっ
    て、入力された圧縮データに対して相異なる複数のデー
    タ復元アルゴリズムによりデータを復元する複数のデー
    タ復元手段と、前記データ復元手段を制御しデータ復元
    アルゴリズムを選択的に切換えるデータ復元方式切換手
    段と、あらかじめ読み込んだブロック管理情報のデータ
    圧縮アルゴリズム判別情報により、ブロックごとに前記
    データ復元方式切換手段を制御するブロック属性情報判
    定手段と、を備えたことを特徴とするデータ復元制御装
    置。
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