JP2000276857A - データ記録装置及びデータ記録方法並びにデータ再生装置及びデータ再生方法 - Google Patents

データ記録装置及びデータ記録方法並びにデータ再生装置及びデータ再生方法

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JP2000276857A
JP2000276857A JP11080394A JP8039499A JP2000276857A JP 2000276857 A JP2000276857 A JP 2000276857A JP 11080394 A JP11080394 A JP 11080394A JP 8039499 A JP8039499 A JP 8039499A JP 2000276857 A JP2000276857 A JP 2000276857A
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read
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JP11080394A
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Hiroshi Sugano
浩 菅野
Nobuhiro Hayashi
信裕 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
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  • Multimedia (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮された画像データ等のリアルタイム性が
要求されるデータを記録再生する際に、リアルタイム性
を確保しながらエラーの発生を効率良く抑制して、デー
タの信頼性の向上を図る。 【解決手段】 磁気ディスク5にAVデータストリーム
を構成するデータを記録する際に書き込みエラーが生じ
たときは、書き込みエラーが生じた時点でのバッファメ
モリ36の状態をモニタリングし、このバッファメモリ
36の状態に応じて、書き込みエラーが生じたデータを
再度磁気ディスク5に記録するリトライ動作を行うか行
わないかを切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク等の
記録媒体に対してディジタルデータを記録するデータ記
録装置及びデータ記録方法、並びに記録媒体からディジ
タルデータを再生するデータ再生装置及びデータ再生方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面が高精度に研磨されたアルミ
ニウム等の金属製基板に磁性膜が成膜されてなる磁気デ
ィスクを記録媒体として用い、この磁気ディスクのデー
タ記録領域上に磁気ヘッドを搭載した浮上スライダを浮
上させて、磁気ヘッドにより磁気ディスクのデータ記録
領域にデータを書き込み、又は磁気ディスクのデータ記
録領域に記録されたデータを読み出すようにしたハード
ディスクドライブが普及している。
【0003】このハードディスクドライブは、データの
記録密度が非常に高く、大量のデータを記憶させておく
ことが可能であること、記録したデータに対する高速ア
クセスが可能であること等の理由から、コンピュータに
よって処理されるデータを記憶する記憶装置として広く
用いられるようになっている。
【0004】ハードディスクドライブ内の信号処理回路
の一構成例を図6に示す。
【0005】この図6に示すハードディスクドライブ1
00により、ホストコンピュータ等のデータ処理装置で
処理されたディジタルデータ(以下、記録データとい
う。)を磁気ディスクに記録するときは、先ず、ホスト
コンピュータ等のデータ処理装置から、CPU(Centra
l Processing Unit)101に記録コマンドが供給され
ると共に、ハードディスクコントローラ102内のホス
トインターフェース103に記録データが供給される。
ホストインターフェース103に供給された記録データ
は、バスコントローラ104の制御により、バッファメ
モリ105に一時蓄えられる。
【0006】CPU101は、ホストコンピュータ等の
データ処理装置から供給された記録コマンドに基づい
て、記録データを磁気ディスク上のどのセクタに記録す
るかをシーケンサ106に指示する。
【0007】磁気ディスク上における磁気ヘッドの位置
決めは、磁気ヘッドにより検出された位置情報に基づい
て、サーボ制御回路107が現在の磁気ヘッドの位置を
計算し、この磁気ヘッドの現在位置に応じてVCM(Vo
ice Coil Motor)の駆動電流が制御されることにより行
われる。
【0008】シーケンサ106は、磁気ヘッドが目的の
位置にあることを確認すると、記録データをバッファメ
モリ105から読み出し、この記録データをECC(Er
rorCorrecting Code)回路108に供給する。ECC回
路108に供給された記録データは、このECC回路1
08において誤り訂正符号が付加された後に、ディスク
インターフェース109を介してチャンネルIC110
に転送される。チャンネルIC110は、ディスクイン
ターフェース109を介して転送されてきた記録データ
に対してチャンネル符号化等の処理を施し、2値系列の
信号に変換する。そして、この2値系列の信号が、磁気
ヘッドにより磁化反転パターンとして磁気ディスクに書
き込まれる。なお、ディスクインターフェース109の
動作タイミングは、シーケンサ106によって制御され
る。
【0009】記録データを磁気ディスクに記録している
ときに、サーボ制御回路107が磁気ヘッドからの位置
信号の過大等により正常動作を続行することが困難であ
ることを検出したときは、シーケンサ106がリトライ
(再試行)モードに移行し、同じセクタを再度記録する
動作を行う。正常動作の続行が困難である旨の情報は、
サーボ制御回路107から直接シーケンサ106に供給
される場合もあるし、CPU101を介してシーケンサ
106に供給される場合もある。
【0010】一方、このハードディスクドライブ100
により、磁気ディスクに記録されたデータを再生すると
きは、先ず、ホストコンピュータ等のデータ処理装置か
ら、CPU101に再生コマンドが供給され、磁気ヘッ
ドにより磁気ディスクから磁化反転パターンが読み出さ
れる。
【0011】磁気ディスク上における磁気ヘッドの位置
決めは、磁気ヘッドにより検出された位置情報に基づい
て、サーボ制御回路107が現在の磁気ヘッドの位置を
計算し、この磁気ヘッドの現在位置に応じてVCMの駆
動電流が制御されることにより行われる。
【0012】磁気ヘッドにより磁気ディスクから読み出
された磁化反転パターンは、チャンネルIC110によ
って、波形等化、信号検出、チャンネル符号の復号等が
行われ、ディジタルデータ(以下、再生データとい
う。)に復元される。この再生データには、誤りが含ま
れている場合があるが、そのままハードディスクコント
ローラ102内のディスクインターフェース109に転
送される。
【0013】ディスクインターフェース109の動作タ
イミングは、シーケンサ106によって制御される。シ
ーケンサ106は、磁気ヘッドが目的の位置にあること
を確認すると、ディスクインターフェース109を介し
て、チャンネルIC110から再生データを取り込み、
この再生データをECC回路108に供給する。
【0014】ECC回路108は、再生データに付加さ
れた誤り訂正符号をデコードすることにより誤り訂正と
誤り検出とを行う。例えば、再生データに8シンボルの
誤り訂正符号が付加されている場合には、ECC回路1
08は、再生データの誤りを4シンボルまで訂正するこ
とができる。ただし、訂正するシンボル数を大きくする
と、誤り訂正にかかる時間が長くなり、処理速度が遅く
なってしまうので、通常は、ECC回路108の訂正能
力を最大限に利用することはせず、例えば、上述の例に
おいては、2シンボルまでの誤り訂正を行う。そして、
訂正後の再生データに更に誤りが存在することが検出さ
れると、シーケンサ106がリトライモードに移行し、
同じセクタを再度再生する動作を行う。この場合には、
ECC回路108の訂正能力を最大限に利用して、再生
データの誤り訂正を行う。
【0015】ハードディスクドライブ100は、以上の
ように、通常は、高速でデコードを行い、エラーが発生
した場合のみリトライ及び訂正能力の向上を図ることに
より、データの信頼性を確保しながら、全体としての処
理速度を早くするようになされている。
【0016】ECC回路108により誤り訂正及び誤り
検出が行われた再生データは、バスコントローラ104
の制御により、バッファメモリ105に一時蓄えられ
る。そして、バッファメモリ105に蓄えられた再生デ
ータは、ホストインターフェース103を介して、ホス
トコンピュータ等のデータ処理装置に順次転送される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のディ
ジタル技術の発展に伴って、ディジタル化された動画デ
ータをコンピュータ上で処理することが頻繁に行われる
ようになってきている。そして、このようにコンピュー
タ上で処理された動画データを記憶させておく手段とし
て、ハードディスクドライブを用いることが要求されて
いる。
【0018】このような動画データを記録再生する場合
には、動画を構成するデータストリームを間断なく記録
再生する、いわゆるリアルタイム性が要求される。この
ため、上述したようなハードディスクドライブ100を
用いて動画データを再生する場合には、バッファメモリ
105に一時蓄えられた再生データをバッファメモリ1
05からホストコンピュータ等のデータ処理装置にリア
ルタイムに順次転送する必要があるので、訂正後の再生
データに更にエラーが存在することが検出されたとき
に、リトライ動作をエラーが検出されなくなるまで繰り
返し行っていると、バッファメモリ105が空になって
再生動作が停止してしまう場合がある。
【0019】このような不都合を回避するために、ハー
ドディスクドライブ100を用いて動画データを再生す
る場合には、時間的不確定要素が存在するリトライ動作
は行わずに、エラーが生じた再生データをそのままホス
トコンピュータ等のデータ処理装置に転送するといった
処理が行われる場合があるが、この場合には、再生され
た画像データの品質の劣化が避けられない。
【0020】また、上述したようなハードディスクドラ
イブ100を用いて動画データを記録する場合には、ホ
ストコンピュータ等のデータ処理装置からハードディス
クドライブ100へと記録データがリアルタイムに順次
転送され、バッファメモリ105に蓄えられていくの
で、書き込みエラーが生じたときに、リトライ動作を書
き込みエラーが生じなくなるまで繰り返し行っている
と、バッファメモリ105があふれてしまい記録動作が
停止してしまう場合がある。
【0021】このような不都合を回避するために、ハー
ドディスクドライブ100を用いて動画データを記録す
る場合には、時間的不確定要素が存在するリトライ動作
は行わずに、書き込みエラーが生じたデータはそのまま
捨ててしまうといった処理が行われる場合があるが、こ
の場合には、画像データを再生したときに、再生された
画像データの品質の劣化が避けられない。
【0022】本発明は、以上のような従来の問題に鑑み
て創案されたものであり、バッファメモリ等のデータ格
納手段を効率よく利用して、リアルタイム性が要求され
る画像データを、リアルタイム性を確保しながら、再生
時にできるだけ高品位のデータが再生されるように記録
するデータ記録装置及びデータ記録方法を提供し、ま
た、リアルタイム性が要求される画像データを、リアル
タイム性を確保しながら、できるだけ高品位のデータと
して再生することができるデータ再生装置及びデータ再
生方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
装置は、記録媒体に対して圧縮された画像データを記録
するデータ記録装置において、上記記録媒体に書き込む
画像データを一時格納しておくデータ格納手段と、記録
動作中に書き込みエラーが生じたときに、書き込みエラ
ーが生じたデータを上記記録媒体に再度書き込む動作を
行うリトライ手段と、書き込みエラーが生じたときの上
記データ格納手段の状態に応じて上記リトライ手段の動
作を切り替える切り替え手段とを備えることを特徴とし
ている。
【0024】このデータ記録装置においては、記録媒体
に書き込む画像データは、データ格納手段に一時格納さ
れる。そして、データ格納手段から読み出された画像デ
ータが記録媒体に順次記録される。
【0025】データ格納手段から読み出された画像デー
タを記録媒体に順次記録する際に、書き込みエラーが生
じたときは、切り替え手段が、書き込みエラーが生じた
ときのデータ格納手段の状態に応じて、書き込みエラー
が生じたデータを上記記録媒体に再度書き込む動作を行
うリトライ手段の動作を切り替える。
【0026】具体的には、切り替え手段は、例えば、書
き込みエラーが生じたときのデータ格納手段の空き容量
が、記録媒体に一度に書き込まれるデータ量の画像デー
タを記録媒体に書き込む間にデータ格納手段に格納され
るデータ量以上の場合は、リトライ手段を動作させて、
書き込みエラーが生じたデータを記録媒体に再度書き込
ませ、書き込みエラーが生じたときのデータ格納手段の
空き容量が、記録媒体に一度に書き込まれるデータ量の
画像データを記録媒体に書き込む間にデータ格納手段に
格納されるデータ量よりも少ない場合は、リトライ手段
を動作させないといったリトライ手段の動作の切り替え
を行う。
【0027】以上のように、このデータ記録装置におい
ては、切り替え手段が、書き込みエラーが生じたときの
データ格納手段の状態に応じてリトライ手段の動作を切
り替え、例えば、書き込みエラーが生じたときのデータ
格納手段に十分な空き容量がある場合には、リトライ手
段を動作させることによりデータの品質の向上を図り、
書き込みエラーが生じたときのデータ格納手段に十分な
空き容量がない場合には、リトライ手段を動作させない
でリアルタイム性を保証するようになされているので、
リアルタイム性が要求される画像データを、リアルタイ
ム性を確保しながら、再生時にできるだけ高品位のデー
タが再生されるように記録することができる。
【0028】また、本発明に係る他のデータ記録装置
は、記録媒体に対してディジタルデータを記録するデー
タ記録装置において、記録するディジタルデータが圧縮
された画像データであるか、その他のデータであるかを
判別する判別手段と、上記記録媒体に書き込むディジタ
ルデータを一時格納しておくデータ格納手段と、記録動
作中に書き込みエラーが生じたときに、書き込みエラー
が生じたデータを上記記録媒体に再度書き込む動作を行
うリトライ手段と、上記判別手段により記録するディジ
タルデータが圧縮された画像データであると判別された
場合に、書き込みエラーが生じたときの上記データ格納
手段の状態に応じて上記リトライ手段の動作を切り替え
る切り替え手段とを備えることを特徴としている。
【0029】このデータ記録装置においては、記録媒体
に書き込むディジタルデータは、データ格納手段に一時
格納される。そして、データ格納手段から読み出された
ディジタルデータが記録媒体に順次記録される。この記
録媒体に記録されるディジタルデータが圧縮された画像
データであるか、その他のデータであるかは、判別手段
により判別される。
【0030】そして、このデータ記録装置においては、
記録するディジタルデータが判別手段により圧縮された
画像データであると判別された場合には、データ格納手
段から読み出されたディジタルデータを記録媒体に順次
記録する際に、書き込みエラーが生じたときに、切り替
え手段が、書き込みエラーが生じたときのデータ格納手
段の状態に応じて、書き込みエラーが生じたデータを上
記記録媒体に再度書き込む動作を行うリトライ手段の動
作を切り替える。
【0031】このデータ記録装置においては、以上のよ
うに、記録するディジタルデータが圧縮された画像デー
タであると判別された場合に、切り替え手段が、書き込
みエラーが生じたときのデータ格納手段の状態に応じて
リトライ手段の動作を切り替えるようになされているの
で、リアルタイム性が要求される画像データを記録する
場合には、この画像データを、リアルタイム性を確保し
ながら、再生時にできるだけ高品位のデータが再生され
るように記録することができる。
【0032】また、本発明に係るデータ記録方法は、記
録媒体に対して圧縮された画像データを記録するに際
し、記録動作中に書き込みエラーが生じたときに書き込
みエラーが生じたデータを上記記録媒体に再度書き込む
リトライ動作を、上記記録媒体に書き込む画像データを
一時格納しておくデータ格納手段の書き込みエラーが生
じたときの状態に応じて切り替えることを特徴としてい
る。
【0033】このデータ記録方法によれば、書き込みエ
ラーが生じたデータを記録媒体に再度書き込むリトライ
動作が、書き込みエラーが生じたときのデータ格納手段
の状態に応じて切り替えられる。具体的には、例えば、
書き込みエラーが生じたときのデータ格納手段の空き容
量が、記録媒体に一度に書き込まれるデータ量の画像デ
ータを記録媒体に書き込む間にデータ格納手段に格納さ
れるデータ量以上の場合は、リトライ動作を行って、書
き込みエラーが生じたデータを記録媒体に再度書き込む
処理を行い、書き込みエラーが生じたときのデータ格納
手段の空き容量が、記録媒体に一度に書き込まれるデー
タ量の画像データを記録媒体に書き込む間にデータ格納
手段に格納されるデータ量よりも少ない場合は、リトラ
イ動作を行わないといったリトライ動作の切り替えが行
われる。
【0034】以上のように、このデータ記録方法におい
ては、書き込みエラーが生じたときのデータ格納手段の
状態に応じてリトライ動作が切り替えられ、例えば、書
き込みエラーが生じたときのデータ格納手段に十分な空
き容量がある場合には、リトライ動作を行うことにより
データの品質の向上を図り、書き込みエラーが生じたと
きのデータ格納手段に十分な空き容量がない場合には、
リトライ動作を行わないでリアルタイム性を保証するよ
うになされているので、リアルタイム性が要求される画
像データを、リアルタイム性を確保しながら、再生時に
できるだけ高品位のデータが再生されるように記録する
ことができる。
【0035】また、本発明に係る他のデータ記録方法
は、記録媒体に対してディジタルデータを記録するに際
し、記録するディジタルデータが圧縮された画像データ
であるか、その他のデータであるかを判別し、記録する
ディジタルデータが圧縮された画像データであると判別
された場合は、記録動作中に書き込みエラーが生じたと
きに書き込みエラーが生じたデータを上記記録媒体に再
度書き込むリトライ動作を、上記記録媒体に書き込むデ
ィジタルデータを一時格納しておくデータ格納手段の書
き込みエラーが生じたときの状態に応じて切り替えるこ
とを特徴としている。
【0036】このデータ記録方法によれば、記録するデ
ィジタルデータが圧縮された画像データであると判別さ
れた場合には、書き込みエラーが生じたデータを記録媒
体に再度書き込むリトライ動作が、書き込みエラーが生
じたときのデータ格納手段の状態に応じて切り替えられ
る。
【0037】このデータ記録方法は、以上のように、記
録するディジタルデータが圧縮された画像データである
と判別された場合に、書き込みエラーが生じたときのデ
ータ格納手段の状態に応じてリトライ動作を切り替える
ようにしているので、リアルタイム性が要求される画像
データを記録する場合には、この画像データを、リアル
タイム性を確保しながら、再生時にできるだけ高品位の
データが再生されるように記録することができる。
【0038】また、本発明に係るデータ再生装置は、記
録媒体から圧縮された画像データを再生するデータ再生
装置において、上記記録媒体から読み出された画像デー
タを一時格納しておくデータ格納手段と、上記記録媒体
から読み出された画像データにエラーが生じたときに、
エラーが生じたデータを上記記録媒体から再度読み出す
動作を行うリトライ手段と、上記記録媒体から読み出さ
れた画像データにエラーが生じたときの上記データ格納
手段の状態に応じて上記リトライ手段の動作を切り替え
る切り替え手段とを備えることを特徴としている。
【0039】このデータ再生装置においては、記録媒体
から読み出された画像データは、データ格納手段に一時
格納される。ここで、記録媒体から読み出された画像デ
ータにエラーが生じたときは、切り替え手段が、記録媒
体から読み出された画像データにエラーが生じたときの
データ格納手段の状態に応じて、エラーが生じたデータ
を上記記録媒体から再度読み出す動作を行うリトライ手
段の動作を切り替える。
【0040】具体的には、切り替え手段は、例えば、記
録媒体から読み出された画像データにエラーが生じたと
きにデータ格納手段に格納されているデータ量が、記録
媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを記
録媒体から読み出す間にデータ格納手段から転送される
データ量以上の場合は、リトライ手段を動作させて、エ
ラーが生じたデータを記録媒体から再度読み出し、記録
媒体から読み出された画像データにエラーが生じたとき
にデータ格納手段に格納されているデータ量が、記録媒
体から一度に読み出されるデータ量の画像データを記録
媒体から読み出す間にデータ格納手段から転送されるデ
ータ量よりも少ない場合は、リトライ手段を動作させな
いといったリトライ手段の動作の切り替えを行う。
【0041】以上のように、このデータ再生装置におい
ては、切り替え手段が、記録媒体から読み出された画像
データにエラーが生じたときのデータ格納手段の状態に
応じてリトライ手段の動作を切り替え、例えば、記録媒
体から読み出された画像データにエラーが生じたときに
データ格納手段に十分なデータ量の画像データが格納さ
れている場合には、リトライ手段を動作させることによ
りデータの品質の向上を図り、記録媒体から読み出され
た画像データにエラーが生じたときにデータ格納手段に
十分なデータ量の画像データが格納されていない場合に
は、リトライ手段を動作させないでリアルタイム性を保
証するようになされているので、リアルタイム性が要求
される画像データを、リアルタイム性を確保しながら、
高品位のデータとして再生することができる。
【0042】また、本発明に係る他のデータ再生装置
は、記録媒体からディジタルデータを再生するデータ再
生装置において、再生するディジタルデータが圧縮され
た画像データであるか、その他のデータであるかを判別
する判別手段と、上記記録媒体から読み出されたディジ
タルデータを一時格納しておくデータ格納手段と、上記
記録媒体から読み出されたディジタルデータにエラーが
生じたときに、エラーが生じたデータを上記記録媒体か
ら再度読み出す動作を行うリトライ手段と、上記判別手
段により上記ディジタルデータが圧縮された画像データ
であると判別された場合に、上記記録媒体から読み出さ
れたディジタルデータにエラーが生じたときの上記デー
タ格納手段の状態に応じて上記リトライ手段の動作を切
り替える切り替え手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0043】このデータ再生装置においては、記録媒体
から読み出されたディジタルデータは、データ格納手段
に一時格納される。このディジタルデータが圧縮された
画像データであるか、その他のデータであるかは、判別
手段により判別される。
【0044】そして、このデータ再生装置においては、
このディジタルデータが判別手段により圧縮された画像
データであると判別された場合には、記録媒体から読み
出されたディジタルデータにエラーが生じたときに、切
り替え手段が、エラーが生じたときのデータ格納手段の
状態に応じて、エラーが生じたデータを記録媒体に再度
書き込む動作を行うリトライ手段の動作を切り替える。
【0045】このデータ再生装置においては、以上のよ
うに、再生するディジタルデータが圧縮された画像デー
タであると判別された場合に、切り替え手段が、記録媒
体から読み出された画像データにエラーが生じたときの
データ格納手段の状態に応じてリトライ手段の動作を切
り替えるようになされているので、リアルタイム性が要
求される画像データを記録する場合には、この画像デー
タを、リアルタイム性を確保しながら、高品位のデータ
として再生することができる。
【0046】また、本発明に係るデータ再生方法は、記
録媒体から圧縮された画像データを再生するに際し、上
記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生じ
たときにエラーが生じたデータを上記記録媒体から再度
読み出すリトライ動作を、上記記録媒体から読み出され
た画像データを一時格納しておくデータ格納手段の上記
記録媒体から読み出された画像データにエラーが生じた
ときの状態に応じて切り替えることを特徴としている。
【0047】このデータ再生方法によれば、記録媒体か
ら読み出された画像データにエラーが生じたときにエラ
ーが生じたデータを記録媒体から再度読み出すリトライ
動作が、記録媒体から読み出された画像データにエラー
が生じたときのデータ格納手段の状態に応じて切り替え
られる。具体的には、例えば、記録媒体から読み出され
た画像データにエラーが生じたときにデータ格納手段に
格納されているデータ量が、記録媒体から一度に読み出
されるデータ量の画像データを記録媒体から読み出す間
にデータ格納手段から転送されるデータ量以上の場合
は、リトライ動作を行って、エラーが生じたデータを記
録媒体から再度読み出す処理を行い、記録媒体から読み
出された画像データにエラーが生じたときにデータ格納
手段に格納されているデータ量が、記録媒体から一度に
読み出されるデータ量の画像データを記録媒体から読み
出す間にデータ格納手段から転送されるデータ量よりも
少ない場合は、リトライ動作を行わないといったリトラ
イ動作の切り替えが行われる。
【0048】以上のように、このデータ再生方法におい
ては、記録媒体から読み出された画像データにエラーが
生じたときのデータ格納手段の状態に応じてリトライ動
作が切り替えられ、例えば、記録媒体から読み出された
画像データにエラーが生じたときにデータ格納手段に十
分なデータ量の画像データが格納されている場合には、
リトライ動作を行うことによりデータの品質の向上を図
り、記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
じたときにデータ格納手段に十分なデータ量の画像デー
タが格納されていない場合には、リトライ動作を行わな
いでリアルタイム性を保証するようにしいるので、リア
ルタイム性が要求される画像データを、リアルタイム性
を確保しながら、高品位のデータとして再生することが
できる。
【0049】また、本発明に係る他のデータ再生方法
は、記録媒体からディジタルデータを再生するに際し、
上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
か、その他のデータであるかを判別し、上記ディジタル
データが圧縮された画像データであると判別された場合
は、上記記録媒体から読み出された画像データにエラー
が生じたときにエラーが生じたデータを上記記録媒体か
ら再度読み出すリトライ動作を、上記記録媒体から読み
出された画像データを一時格納しておくデータ格納手段
の上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが
生じたときの状態に応じて切り替えることを特徴として
いる。
【0050】このデータ再生方法によれば、再生するデ
ィジタルデータが圧縮された画像データであると判別さ
れた場合には、記録媒体から読み出された画像データに
エラーが生じたときにこのエラーが生じたデータを記録
媒体から再度読み出すリトライ動作が、画像データにエ
ラーが生じたときのデータ格納手段の状態に応じて切り
替えられる。
【0051】このデータ再生方法は、以上のように、再
生するディジタルデータが圧縮された画像データである
と判別された場合に、記録媒体から読み出された画像デ
ータにエラーが生じたときのデータ格納手段の状態に応
じてリトライ動作を切り替えるようにしているので、リ
アルタイム性が要求される画像データを再生する場合に
は、この画像データを、リアルタイム性を確保しなが
ら、高品位のデータとして再生することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したデータ記
録再生装置の実施の形態を図面を参照して説明する。な
お、以下の説明においては、磁気ディスクが装置本体内
に予め備え付けられた固定型のハードディスクドライブ
を用いてデータ記録再生装置を構成した例について説明
するが、本発明はこの例に限定されるものではなく、例
えば、磁気ディスクを装置本体に対して挿脱可能に構成
されたリムーバブル型のハードディスクドライブや、記
録媒体として光ディスクを用いた光ディスクドライブ
等、他の外部記憶装置を用いて構成することも可能であ
る。
【0053】本発明を適用したデータ記録再生装置の一
構成例を図1に示す。この図1に示すデータ記録再生装
置1は、ホスト側のデータ処理装置2と、外部記憶装置
となるハードディスクドライブ3とがホストインターフ
ェースバス4を介して接続された構成とされており、デ
ータ処理装置2において処理されたディジタル映像デー
タとディジタル音響データとをハードディスクドライブ
3内の磁気ディスク5に記録し、また、ハードディスク
ドライブ3内の磁気ディスク5に記録されたディジタル
映像データとディジタル音響データとを再生することが
できるようになされている。なお、ホストインターフェ
ースとしては、例えば、拡張IDE規格(ATA規格)
が用いられている。
【0054】このデータ記録再生装置1の全体の動作
は、データ処理装置2内のCPU−A6により管理され
ている。このCPU−A6には、CPU−Aバス7を介
して、ROM8と、RAM9とがそれぞれ接続されてい
る。そして、CPU−A6がデータ記録再生装置1全体
の動作を管理するためのファームウエアは、ROM8に
格納されている。また、RAM9は、CPU−A6の作
業領域として用いられている。
【0055】また、このデータ記録再生装置1には、ユ
ーザインターフェース機構として、図示しないスイッチ
やリモートコントローラ、キーボード、液晶表示装置等
が備えられている。これらユーザインターフェース機構
からの入力或いはユーザインターフェース機構への出力
は、CPU−A6により管理されている。
【0056】また、CPU−A6は、CPU−Aバス7
を介して、AVインターフェース10に接続されてい
る。このデータ記録再生装置1において、ハードディス
クドライブ3により磁気ディスク5にデータを書き込む
旨の指示或いはハードディスクドライブ3により磁気デ
ィスク5からデータを読み出す旨の指示は、CPU−A
6が、拡張IDE規格に定義されている記録コマンド或
いは再生コマンドを、AVインターフェース10からハ
ードディスクドライブ3に向けて発行させることにより
行われる。
【0057】また、CPU−A6は、CPU−Aバス7
を介して、メモリ制御回路11に接続されている。この
メモリ制御回路11は、入力された画像信号や音響信号
を圧縮しマルチプレクスしてAVデータストリームとし
て出力するAVエンコーダ12と、ハードディスクドラ
イブ3により磁気ディスク5から読み出されたAVデー
タストリームを画像データと音響データとに分離し、こ
れらを補間及び伸長して通常の画像信号や音響信号とし
て出力するAVデコーダ13とに接続されている。ま
た、メモリ制御回路11には、ハードディスクドライブ
3に供給するデータ或いはハードディスクドライブ3か
ら供給されたデータを一時記憶しておくホストメモリ1
4が接続されている。
【0058】ROM8に格納され、CPU−A6により
実行されるファームウエアの階層構成を図2に示す。こ
のファームウエアの下位の第1層は、図2に示すよう
に、上記ユーザインターフェース機構に対する入出力を
行うためのユーザインターフェース部と、上記AVエン
コーダ12及びAVデコーダ13の動作を制御するため
のエンコーダ・デコーダ管理部と、上記メモリ制御回路
11による上記ホストメモリ14へのデータの書き込み
及び読み出し動作を制御するためのホストメモリ管理部
と、上記ハードディスクドライブ3が備える各デバイス
を動作させるためのハードディスクドライブデバイスド
ライバとにより構築されている。
【0059】また、このファームウエアの上位の第2層
は、下位の第1層を構築する各部を管理し、データ記録
再生装置1全体の動作を司るシステム管理ソフトウエア
により構築されている。このシステム管理ソフトウエア
の機能としては、各チャンネルの記録動作や再生動作の
指示と管理や、ハードディスクドライブ3やホストメモ
リ14等の各ハードウエア資源の稼働状況の把握と管理
等、データ記録再生装置1に必要な機能のうち、下位の
第1層に含まれない全ての機能が含まれる。
【0060】以上のように構成されるデータ記録再生装
置1により、ハードディスクドライブ3の磁気ディスク
5にデータを記録する処理の流れを説明する。このデー
タ記録再生装置1により、ハードディスクドライブ3の
磁気ディスク5にデータを記録する際は、先ず、例えば
NTSC信号等のアナログ画像信号及びアナログ音響信
号が、図示しないA/D変換器によりそれぞれディジタ
ルデータに変換された後に、AVエンコーダ12に入力
される。
【0061】AVエンコーダ12に入力されたディジタ
ル画像データは、AVエンコーダ12内の画像データ圧
縮器15により、データレートが例えば1/5程度にま
で圧縮される。また、AVエンコーダ12に入力された
ディジタル音響データは、AVエンコーダ12内の音響
データ圧縮器16により圧縮される。データ圧縮の方式
としては、DV符号化方式やMPEG符号化方式等が実
用化されている。これらのデータ圧縮方式によれば、元
のディジタルデータに対して離散コサイン変換やフレー
ム間動き検出、再量子化、2次元ハフマン符号化等が行
われることにより、データレートが圧縮される。
【0062】画像データ圧縮器15により圧縮されたデ
ィジタル画像データと、音響データ圧縮器16により圧
縮されたディジタル音響データは、MUX17において
マルチプレクスされ、AVデータストリームとされる。
【0063】このAVデータストリームは、メモリ制御
回路11を介して、一旦ホストメモリ14に順次書き込
まれる。そして、CPU−A6が、ファームウエアのホ
ストメモリ管理部に従ってメモリ制御回路11に指示を
出すことにより、ホストメモリ14から、AVデータス
トリームを構成するデータが順次読み出される。
【0064】ホストメモリ14から順次読み出されるデ
ータは、AVインターフェース10を介してデータ処理
装置2の外部に送出され、ホストインターフェースバス
4を介して、ハードディスクドライブ3に供給される。
そして、ハードディスクドライブ3に供給されたデータ
は、ハードディスクドライブ3内において誤り訂正符号
が付加された後に、磁気ディスク5の1トラック分のデ
ータを書き込み単位として、磁気ディスク5に順次記録
される。
【0065】ここで、本発明を適用したデータ記録再生
装置1においては、AVデータストリームを構成するデ
ータを磁気ディスク5に記録しているときに、ヘッド位
置信号の過大等により正常動作を続けることが困難であ
ること(書き込みエラー)が検出されたときは、ハード
ディスクドライブ3に供給されたデータを一時格納して
おくバッファメモリの状態をモニタリングし、このバッ
ファメモリの状態に応じて、書き込みエラーが生じたデ
ータを磁気ディスク5に再度記録する、いわゆるリトラ
イ(再試行)動作の切り替えを行うことにより、バッフ
ァメモリを効率よく利用して、データのリアルタイム性
の確保とデータの品質の向上の両立を図るようにしてい
る。なお、このリトライ動作の切り替えについては、詳
細を後述する。
【0066】次に、データ記録再生装置1により、ハー
ドディスクドライブ3の磁気ディスク5に記録されたデ
ータを再生する処理の流れを説明する。このデータ記録
再生装置1により、ハードディスクドライブ3の磁気デ
ィスク5に記録されたデータを再生する際は、先ず、デ
ータ処理装置2のCPU−A6が、ファームウエアのシ
ステム管理ソフトウエアにより、ユーザインターフェー
ス部からの入力情報に従って、再生するAVデータスト
リーム名を特定し、そのAVデータストリームを構成す
るデータが記録されているハードディスクドライブ3に
おける論理ブロックアドレスを求める。そして、CPU
−A6は、ファームウエアのハードディスクデバイスド
ライバにより、ホストインターフェースバス4上に定義
された再生コマンドをハードディスクドライブ3に向け
て発行する。ハードディスクドライブ3は、この再生コ
マンドに基づいて、磁気ディスク5から、磁気ディスク
5の1トラック分のデータを読み出し単位として、AV
データストリームを構成するデータを順次読み出す。
【0067】磁気ディスク5から読み出されたAVデー
タストリームを構成する各データは、ハードディスクド
ライブ3内において誤り訂正処理が施された後に、ホス
トインターフェースバス4を介して、データ処理装置2
に供給される。
【0068】ここで、本発明を適用したデータ記録再生
装置1においては、ハードディスクドライブ3内におい
て誤り訂正が施された後のデータに更にエラーが生じて
いることが検出されたときは、磁気ディスク5から読み
出されたデータを一時格納しておくバッファメモリの状
態をモニタリングし、このバッファメモリの状態に応じ
て、エラーが生じたデータを磁気ディスク5から再度読
み出す、いわゆるリトライ(再試行)動作の切り替えを
行うことにより、記録時と同様に、バッファメモリを効
率よく利用して、データのリアルタイム性の確保とデー
タの品質の向上の両立を図るようにしている。なお、こ
の再生時のリトライ動作の切り替えについても、詳細は
後述する。
【0069】ハードディスクドライブ3により磁気ディ
スク5から読み出された各データは、ホストインターフ
ェースバス4、AVインターフェース10及びメモリ制
御回路11を介して、ホストメモリ14に順次転送され
る。
【0070】再生単位となる一かたまりのデータの読み
出しが完了すると、上述した処理と同様に、CPU−A
6によりハードディスクドライブ3に向けて再生コマン
ドが発行され、ハードディスクドライブ3により、磁気
ディスク5から後続するデータが読み出される。そし
て、磁気ディスク5から読み出された各データが、ホス
トメモリ14に順次転送されされる。
【0071】ホストメモリ14に転送されたデータは、
このホストメモリ14から順次送り出され、AVデータ
ストリームとして、メモリ制御回路11を介して、AV
デコーダ13に入力される。AVデコーダ13に入力さ
れたAVデータストリームは、AVデコーダ13内のM
UX18においてデマルチプレクスされ、圧縮されたデ
ィジタル画像データと圧縮されたディジタル音響データ
とに分離される。
【0072】MUX18において分離された圧縮された
ディジタル画像データは、データに誤りが生じている場
合には、画像データ補間回路19において、その前後の
データから誤りが補間される。そして、この圧縮された
ディジタル画像データは、画像データ伸長器20により
伸長され、通常のディジタル画像データとしてAVデコ
ーダ13から出力される。
【0073】一方、MUX18において分離された圧縮
されたディジタル音響データは、データに誤りが生じて
いる場合には、音響データ補間回路21において、その
前後のデータから誤りが補間される。そして、この圧縮
されたディジタル音響データは、音響データ伸長器22
により伸長され、通常のディジタル音響データとしてA
Vデコーダ13から出力される。
【0074】これらディジタル画像データ及びディジタ
ル音響データは、図示しないD/A変換器により、例え
ばNTSC信号等のアナログ画像信号及びアナログ音響
信号に変換され、モニタ等の外部装置に供給される。
【0075】本発明に係るデータ記録再生装置1におい
て、データ処理装置2のCPU−A6により、ホストイ
ンターフェースバス4を介してハードディスクドライブ
3に向けて発行される記録コマンドを図3に示す。
【0076】この記録コマンドは、ATA標準の記録コ
マンドと同様に、Sector Countレジスタにおいて書き込
みセクタ数が指定されるようになっている。なお、セク
タは、ハードディスクドライブ3における記録再生の最
小単位である。また、この記録コマンドにおいては、Se
ctor Numberレジスタ、Cylinder Lowレジスタ、Cylinde
r Highレジスタ及びDevice/Headレジスタの下位4ビッ
トにおいて書き込み開始論理ブロックアドレスが指定さ
れるようになっている。また、この記録コマンドにおい
ては、Commandレジスタにおいてコマンドの種類が指定
されるようになっており、例えば、このCommandレジス
タにコマンド識別コード87hが記されていることによ
り、このコマンドがAVデータストリームのデータを記
録する旨のコマンドであることが識別される。また、こ
の記録コマンドにおいては、Featuresレジスタにおいて
記録するデータの属性が指定されるようになっている。
【0077】本発明に係るデータ記録再生装置1におい
て、データ処理装置2のCPU−A6により、ホストイ
ンターフェースバス4を介してハードディスクドライブ
3に向けて発行される再生コマンドを図4に示す。
【0078】この再生コマンドは、ATA標準の再生コ
マンドと同様に、Sector Countレジスタにおいて読み出
しセクタ数が指定され、Sector Numberレジスタ、Cylin
derLowレジスタ、Cylinder Highレジスタ及びDevice/H
eadレジスタの下位4ビットにおいて読み出し開始論理
ブロックアドレスが指定されるようになっている。ま
た、この再生コマンドにおいては、Commandレジスタに
おいてコマンドの種類が指定されるようになっており、
例えば、このCommandレジスタにコマンド識別コード8
6hが記されていることにより、このコマンドがAVデ
ータストリームのデータを再生する旨のコマンドである
ことが識別される。また、この記録コマンドにおいて
は、Featuresレジスタにおいて再生するデータの属性が
指定されるようになっている。
【0079】本発明に係るデータ記録再生装置1のハー
ドディスクドライブ3内の詳細なブロック図を図5に示
す。このハードディスクドライブ3により、データ処理
装置2から供給されたデータを磁気ディスク5に書き込
む処理の流れを以下に説明する。
【0080】このハードディスクドライブ3により、デ
ータ処理装置2から供給されたデータを磁気ディスク5
に書き込む際は、先ず、データ処理装置2のCPU−A
6によりホストインターフェースバス4を介して発行さ
れる記録コマンドが、ハードディスクコントローラ30
を介して、CPU−B31に供給される。具体的には、
この記録コマンドは、記録単位となる一かたまりのデー
タ毎に、ホストインターフェースバス4を介してデータ
処理装置2と接続されているハードディスクコントロー
ラ30内のホストインターフェース32に入力され、こ
のホストインターフェース32に入力された記録コマン
ドが、ホストインターフェース32とCPU−Bバス3
3を介して接続されているCPU−B31に転送され
る。
【0081】また、ハードディスクコントローラ30内
のホストインターフェース32には、データ処理装置2
から、ホストインターフェースバス4を介して、記録す
るデータが順次供給される。
【0082】CPU−B31は、記録コマンドが供給さ
れると、ハードディスクコントローラ30と共同して、
データ処理装置2からホストインターフェース32に供
給されたクラスタの論理ブロックアドレスを、ハードデ
ィスクドライブ3内部の物理アドレス(例えば、ディス
ク面番号やトラック番号、セクタ番号等)に変換する。
【0083】また、CPU−B31は、データ処理装置
2から供給されたデータを磁気ディスク5上のどのセク
タに記録するかをシーケンサ37に指示する。
【0084】ホストインターフェース32に供給された
データは、バスコントローラ35の制御により、バッフ
ァメモリ36に一時蓄えられる。
【0085】磁気ディスク5上における磁気ヘッド38
の位置決めは、CPU−B31及びホストインターフェ
ース32から目標トラック番号を受け取ったサーボ制御
回路39が、磁気ヘッド38により検出された磁気ディ
スク5上のトラック番号に基づいて、現在の磁気ヘッド
38の位置を計算し、この磁気ヘッド38の現在位置に
応じて、磁気ヘッド38を移動操作するVCM(Voice
Coil Motor)40の駆動電流が制御されることにより行
われる。
【0086】シーケンサ37は、磁気ヘッド38が目的
の位置にあることを確認すると、バッファメモリ36に
一時蓄えられたデータを、ハードディスクドライブ3内
で設定された論理データセクタの長さに分割して、書き
込み単位となる磁気ディスク5の1トラック分のデータ
毎に、バッファメモリ36から順次読み出す。
【0087】バッファメモリ36から読み出されたデー
タは、ECC(Error Correcting Code)回路41に供
給され、このECC回路41において、セクタ毎に誤り
訂正符号が付加される。
【0088】ECC回路41において誤り訂正符号が付
加された各セクタは、スピンドルモータ42により回転
操作される磁気ディスク5の回転と同期を取りながら、
ディスクインターフェース43を介してチャンネルIC
44内の記録チャンネル回路45に転送される。なお、
スピンドルモータ42による磁気ディスク5の回転速度
は、スピンドルモータ制御回路46により制御される。
【0089】チャンネルIC44内の記録チャンネル回
路45は、ディスクインターフェース43を介して転送
されてきた各セクタに対してチャンネル符号化等の処理
を施し、これら各セクタを、磁気ヘッド38と磁気ディ
スク5よりなる記録チャンネルの特性に適合した2値系
列の信号に変換する。そして、この2値系列の信号が、
記録アンプ47により、矩形状の記録電流波形に対応づ
けられ、磁気ヘッド38により、磁化反転パターンとし
て、磁気ディスク5の1トラック分のデータ毎に、磁気
ディスク5に書き込まれる。なお、ディスクインターフ
ェース43の動作タイミングは、シーケンサ37によっ
て制御される。
【0090】ところで、このデータ記録再生装置1にお
いて、ハードディスクドライブ3のバッファメモリ36
の容量を超えるデータ量のデータを記録する場合には、
データ処理装置2からハードディスクドライブ3へのデ
ータの転送が、バッファメモリ36に蓄えられるだけの
データが転送された時点で一時停止される。そして、バ
ッファメモリ36に一時蓄えられたデータがバッファメ
モリ36から読み出され、磁気ディスク5に順次記録さ
れる。
【0091】バッファメモリ36に一時蓄えられたデー
タが磁気ディスク5に記録されることにより、バッファ
メモリ36に1トラック分のデータ量の空きができる
と、データの転送が再開される。そして、後続のデータ
が、バッファメモリ36の空き容量に対応したデータ量
分だけ、データ処理装置2からハードディスクコントロ
ーラ3に転送される。データ記録再生装置1は、以上の
動作を繰り返すことにより、バッファメモリ36の容量
を超えるデータ量のデータを磁気ディスク5に順次記録
していくようにしている。
【0092】ここで、データを磁気ディスク5に記録し
ているときに、サーボ制御回路39が、ヘッド位置信号
の過大等により、正常動作を続けることが困難であるこ
と(書き込みエラー)を検出する場合がある。この場合
には、ハードディスクドライブ3は、以下のような処理
を行う。
【0093】サーボ制御回路39により書き込みエラー
が検出されると、先ず、CPU−B21により、書き込
みエラーが検出された時点でのバッファメモリ36の状
態がモニタリングされる。CPU−B21は、データ処
理装置2からハードディスクドライブ3内に転送され、
バッファメモリ36に一時格納されたデータ量と、バッ
ファメモリ36から読み出されたデータ量とを把握して
おり、これらをもとに、バッファメモリ36内の有効デ
ータ量を計算により求めることで、書き込みエラーが検
出された時点でのバッファメモリ36の状態を把握す
る。
【0094】そして、ハードディスクドライブ3におい
ては、書き込みエラーが検出された時点でのバッファメ
モリ36の状態に応じて、リトライ動作を行って書き込
みエラーが生じたデータを磁気ディスク5に再度書き込
むモード(以下、モードAという。)にするか、或いは
リトライ動作を行わずに書き込みエラーが生じた旨の情
報をデータ処理装置2に供給するモード(以下、モード
Bという。)にするかのモードの切り替えが行われる。
【0095】具体的には、このモードの切り替えは、例
えば、書き込みエラーが生じたときのバッファメモリ3
6の空き容量と、磁気ディスク5の1トラック分のデー
タ量(書き込み単位となるデータのデータ量)のデータ
を磁気ディスク5に書き込む間にバッファメモリ36に
格納される次のデータのデータ量とを比較して行われ
る。
【0096】そして、書き込みエラーが生じたときのバ
ッファメモリ36の空き容量が、1トラック分のデータ
量のデータを磁気ディスク5に書き込む間にバッファメ
モリ36に格納される次のデータのデータ量以上の場合
は、モードAに設定される。そして、モードAに設定さ
れると、スイッチ50が閉じられ、シーケンサ37にリ
トライ動作の指示が与えられる。
【0097】シーケンサ37は、リトライ動作の指示が
与えられると、リトライモードに移行し、書き込みエラ
ーが生じたデータを磁気ディスク5に再度書き込む動作
を行う。
【0098】一方、書き込みエラーが生じたときのバッ
ファメモリ36の空き容量が、1トラック分のデータ量
のデータを磁気ディスク5に書き込む間にバッファメモ
リ36に格納される次のデータのデータ量よりも少ない
場合は、モードBに設定される。そして、モードBに設
定されると、スイッチ50が開かれ、シーケンサ37に
リトライ動作の指示が与えられない。したがって、この
場合には、リトライ動作は行われない。この場合、書き
込みエラーが生じた旨の情報が、ハードディスクドライ
ブ3からホストインターフェースバス4を介して、デー
タ処理装置2に供給されることになる。
【0099】ハードディスクドライブ3において、リト
ライ動作が行われている間は、後続するデータの記録が
行われない。一方、記録するデータはリアルタイム性が
要求されるAVデータストリームを構成するデータであ
るので、データ処理装置2からハードディスクドライブ
3へと継続的に転送されてくる。したがって、バッファ
メモリ36に十分な空き容量がない状態でリトライ動作
を行うと、バッファメモリ36があふれてしまい、後続
するデータが次々に捨てられてしまう場合がある。
【0100】本発明を適用したデータ記録再生装置1
は、以上のように、バッファメモリ36に十分な空き容
量がある場合にのみモードAに設定してリトライ動作を
行い、バッファメモリ36に十分な空き容量がない場合
にはモードBに設定してリトライ動作を行わないことに
より、バッファメモリ36があふれない程度にリトライ
動作を効率よく行い、リアルタイム性の確保と、データ
の信頼性の向上との両立を図ることができる。
【0101】なお、以上の例では、バッファメモリ36
に十分な空き容量があるかどうかを判断するのに、磁気
ディスク5の1トラック分のデータ量のデータを磁気デ
ィスク5に書き込む間にバッファメモリ36に格納され
る次のデータのデータ量をしきい値として設定したが、
1トラック分のデータ量のデータを磁気ディスク5に書
き込む間にバッファメモリ36に格納される次のデータ
のデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)をしきい値
に設定するようにしてもよい。
【0102】このように、バッファメモリ36に十分な
空き容量があるかどうかを判断するしきい値を、1トラ
ック分のデータ量のデータを磁気ディスク5に書き込む
間にバッファメモリ36に格納される次のデータのデー
タ量のn倍のデータ量に設定した場合には、リトライ動
作をn回繰り返し行ってもバッファメモリ36があふれ
ることはないので、1回のリトライ動作で書き込みエラ
ーが解消しないときに、リトライ動作をn回まで繰り返
し行うことを許容することができる。
【0103】また、モードAとモードBのモード切り替
えは、例えば、書き込みエラーが生じたときにバッファ
メモリ36に格納されているデータ量と、磁気ディスク
5の1トラック分のデータ量とを比較して行うようにし
てもよい。
【0104】この場合、書き込みエラーが生じたときに
バッファメモリ36に格納されているデータ量が、1ト
ラック分のデータ量よりも少ない場合は、モードAに設
定され、リトライ動作が行われる。
【0105】一方、書き込みエラーが生じたときにバッ
ファメモリ36に格納されているデータ量が、1トラッ
ク分のデータ量以上の場合は、モードBに設定され、リ
トライ動作は行われずに、書き込みエラーが生じた旨の
情報が、ハードディスクドライブ3からホストインター
フェースバス4を介して、データ処理装置2に供給され
る。
【0106】バッファメモリ36に十分な量のデータが
格納されていない場合、すなわち、バッファメモリ36
に格納されているデータ量が、書き込み単位となるデー
タのデータ量である磁気ディスク5の1トラック分のデ
ータ量に満たない場合は、リトライ動作を行わずにすぐ
に後続のデータを書き込もうとしても、バッファメモリ
36が空になって、記録動作が一時停止することにな
る。したがって、このような場合には、必ずリトライ動
作を行って効率的に時間を使い、データの信頼性の向上
を図ることが望ましい。
【0107】本発明を適用したデータ記録再生装置1
は、以上のように、バッファメモリ36に十分な量のデ
ータが格納されていない場合にはモードAに設定してリ
トライ動作を行い、バッファメモリ36に十分な量のデ
ータが格納されている場合にはモードBに設定してリト
ライ動作を行わないようにモード切替をした場合には、
バッファメモリ36を効率よく利用して、リアルタイム
性の確保と、データの信頼性の向上との両立を図ること
ができる。
【0108】なお、以上の例では、バッファメモリ36
に十分な量のデータが格納されているかどうかを判断す
るのに、書き込み単位となるデータのデータ量である磁
気ディスク5の1トラック分のデータ量をしきい値とし
て設定したが、1トラック分のデータ量のn倍のデータ
量(nは自然数)をしきい値に設定するようにしてもよ
い。
【0109】ところで、バッファメモリ36からデータ
を読み出してこのデータを磁気ディスク5に書き込む処
理と、データ処理装置2から転送されたデータをバッフ
ァメモリ36に格納する処理とを平行して行う場合に
は、バッファメモリ36から1トラック分のデータ量の
データを読み出して磁気ディスク5に書き込む間に、次
のデータがバッファメモリ36に格納されることにな
る。したがって、この場合には、書き込みエラーが生じ
たときにバッファメモリ36に格納されているデータ量
に、1トラック分のデータ量のデータを磁気ディスク5
に書き込む間にバッファメモリ36に格納される次のデ
ータのデータ量を加えたデータ量をもとに、バッファメ
モリ36に十分な量のデータが格納されているかどうか
を判断することが望ましい。
【0110】この場合には、書き込みエラーが生じたと
きのモード切り替えは、書き込みエラーが生じたときに
バッファメモリ36に格納されているデータ量と1トラ
ック分のデータ量のデータを磁気ディスク5に書き込む
間にバッファメモリ36に格納される次のデータのデー
タ量とを合わせたデータ量と、磁気ディスク5の1トラ
ック分のデータ量とを比較して行う。
【0111】そして、書き込みエラーが生じたときにバ
ッファメモリ36に格納されているデータ量と1トラッ
ク分のデータ量のデータを磁気ディスク5に書き込む間
にバッファメモリ36に格納される次のデータのデータ
量とを合わせたデータ量が、磁気ディスク5の1トラッ
ク分のデータ量よりも少ない場合は、モードAに設定さ
れ、リトライ動作が行われる。
【0112】一方、書き込みエラーが生じたときにバッ
ファメモリ36に格納されているデータ量と1トラック
分のデータ量のデータを磁気ディスク5に書き込む間に
バッファメモリ36に格納される次のデータのデータ量
とを合わせたデータ量が、1トラック分のデータ量以上
の場合は、モードBに設定され、リトライ動作は行われ
ずに、書き込みエラーが生じた旨の情報が、ハードディ
スクドライブ3からホストインターフェースバス4を介
して、データ処理装置2に供給される。
【0113】本発明を適用したデータ記録再生装置1
は、以上のように、書き込みエラーが生じたときにバッ
ファメモリ36に格納されているデータ量に、1トラッ
ク分のデータ量のデータを磁気ディスク5に書き込む間
にバッファメモリ36に格納される次のデータのデータ
量を加えたデータ量をもとに、バッファメモリ36に十
分な量のデータが格納されているかどうかを判断した場
合には、バッファメモリ36内の瞬時の状態をより正確
に把握して、バッファメモリ36を更に効率よく利用し
て、リアルタイム性の確保と、データの信頼性の向上と
の両立を図ることができる。
【0114】なお、この場合にも、バッファメモリ36
に十分な量のデータが格納されているかどうかを判断す
るしきい値を、1トラック分のデータ量のn倍のデータ
量(nは自然数)に設定するようにしてもよい。
【0115】次に、図5に示したハードディスクドライ
ブ3により、磁気ディスク5からデータを読み出してデ
ータ処理装置2に供給する処理の流れを以下に説明す
る。このハードディスクドライブ3により、磁気ディス
ク5からデータを読み出してデータ処理装置2に供給す
る際は、先ず、データ処理装置2のCPU−A6により
ホストインターフェースバス4を介して発行される再生
コマンドが、ハードディスクコントローラ30を介し
て、CPU−B31に供給される。具体的には、この再
生コマンドは、再生単位となる一かたまりのデータ毎
に、ホストインターフェースバス4を介してデータ処理
装置2と接続されているハードディスクコントローラ3
0内のホストインターフェース32に入力され、このホ
ストインターフェース32に入力された再生コマンド
が、ホストインターフェース32とCPU−Bバス33
を介して接続されているCPU−B31に転送される。
【0116】CPU−B31は、再生コマンドが供給さ
れると、ハードディスクコントローラ30と共同して、
磁気ディスク5から読み出すデータの論理ブロックアド
レスを、ハードディスクドライブ3内部の物理アドレス
(例えば、ディスク面番号やトラック番号、セクタ番号
等)に変換する。そして、CPU−B31は、サーボ制
御回路39を動作させて、磁気ヘッド38を目的の物理
アドレスに移動させる。磁気ヘッド38は、磁気ディス
ク5上の目的の物理アドレスに対応した位置から、ここ
に記録された磁化反転パターンを読み出す。
【0117】磁気ヘッド38により磁気ディスク5から
読み出された磁化反転パターンは、再生アンプ48によ
り増幅された後、チャンネルIC44内の再生チャンネ
ル回路49に供給される。
【0118】チャンネルIC44内の再生チャンネル回
路49に供給された信号は、この再生チャンネル回路4
9により、ビット同期がとられた後に2値データ系列と
して検出され、記録時に施されたチャンネル符号化の逆
変換となる復号化処理が行われ、データセクタとして再
生される。このデータセクタには、誤りが含まれている
場合があるが、そのままハードディスクコントローラ3
0内のディスクインターフェース43に転送される。
【0119】ディスクインターフェース43の動作タイ
ミングは、シーケンサ37によって制御される。シーケ
ンサ37は、磁気ヘッド38が目的の位置にあることを
確認すると、ディスクインターフェース43を介して、
チャンネルIC44の再生チャンネル回路49から再生
データを取り込み、この再生データをECC回路41に
供給する。
【0120】ECC回路41は、ディスクインターフェ
ース43から供給された再生データに対して誤り訂正処
理を施す。そして、ECC回路41により誤り訂正が行
われた再生データは、バスコントローラ35の制御によ
り、セクタ毎に512Byteの論理データとして、バ
ッファメモリ36に一時蓄えられる。そして、バッファ
メモリ36に蓄えられたデータが、ホストインターフェ
ース32、ホストインターフェースバス4を介して、デ
ータ処理装置2に順次転送される。
【0121】ところで、このデータ記録再生装置1にお
いて、ハードディスクドライブ3のバッファメモリ36
の容量を超えるデータ量のデータを再生する場合には、
磁気ディスク5からのデータの読み出しが、バッファメ
モリ36に蓄えられるだけのデータが読み出された時点
で一時停止される。そして、バッファメモリ36に一時
蓄えられたデータがバッファメモリ36から読み出さ
れ、データ処理装置2に転送される。
【0122】バッファメモリ36に一時蓄えられたデー
タがデータ処理装置2に転送されることにより、バッフ
ァメモリ36に磁気ディスク5の1トラック分のデータ
量の空きができると、磁気ディスク5からのデータの読
み出しが再開される。そして、後続のデータが、バッフ
ァメモリ36の空き容量に対応したデータ量分だけ、磁
気ディスク5から読み出される。データ記録再生装置1
は、以上の動作を繰り返すことにより、バッファメモリ
36の容量を超えるデータ量のデータを再生することが
できるようになされている。
【0123】ここで、再生時においては、ECC回路4
1により、誤り訂正後のデータに更にエラーが生じてい
ることが検出される場合がある。この場合には、ハード
ディスクドライブ3は、以下のような処理を行う。
【0124】ECC回路41により、誤り訂正後のデー
タに更に誤りが生じていることが検出されると、先ず、
CPU−B21により、エラーが検出された時点でのバ
ッファメモリ36の状態がモニタリングされる。CPU
−B21は、磁気ディスク5から読み出され、ECC回
路41を介してバッファメモリ36に一時格納されたデ
ータ量と、バッファメモリ36から読み出され、データ
処理装置2に転送されたデータ量を把握しており、これ
らをもとに、バッファメモリ36内の有効データ量を計
算により求めることで、エラーが検出された時点でのバ
ッファメモリ36の状態を把握する。
【0125】そして、ハードディスクドライブ3におい
ては、エラーが検出された時点でのバッファメモリ36
の状態に応じて、リトライ動作を行ってエラーが生じた
データを磁気ディスク5から再度読み出すモード(モー
ドA)にするか、或いはリトライ動作を行わずにエラー
が生じた旨の情報をデータ処理装置2に供給するモード
(モードB)にするかのモードの切り替えが行われる。
【0126】具体的には、このモードの切り替えは、例
えば、エラーが検出されたときにバッファメモリ36に
格納されているデータ量と、磁気ディスク5の1トラッ
ク分のデータ量(書き込み単位となるデータのデータ
量)のデータを磁気ディスク5から読み出す間にバッフ
ァメモリ36からデータ処理装置2側へと転送されるデ
ータ量とを比較して行われる。
【0127】そして、エラーが検出されたときにバッフ
ァメモリ36に格納されているデータ量が、1トラック
分のデータ量のデータを磁気ディスク5から読み出す間
にバッファメモリ36からデータ処理装置2側へと転送
されるデータ量以上の場合は、モードAに設定される。
そして、モードAに設定されると、スイッチ50が閉じ
られ、シーケンサ37にリトライ動作の指示が与えられ
る。
【0128】シーケンサ37は、リトライ動作の指示が
与えられると、リトライモードに移行し、エラーが生じ
たデータを磁気ディスク5から再度読み出す動作を行
う。
【0129】一方、エラーが検出されたときにバッファ
メモリ36に格納されているデータ量が、1トラック分
のデータ量のデータを磁気ディスク5から読み出す間に
バッファメモリ36からデータ処理装置2側へと転送さ
れるデータ量よりも少ない場合は、モードBに設定され
る。そして、モードBに設定されると、スイッチ50が
開かれ、シーケンサ37にリトライ動作の指示が与えら
れない。したがって、この場合には、リトライ動作は行
われない。この場合、エラーが生じた旨の情報が、ハー
ドディスクドライブ3からホストインターフェースバス
4を介して、データ処理装置2に供給されることにな
る。
【0130】ハードディスクドライブ3において、リト
ライ動作が行われている間は、後続するデータの再生が
行われない。一方、バッファメモリ36に格納されてい
るデータは、リアルタイムにデータ処理装置2側に転送
されていくので、バッファメモリ36に十分な量のデー
タが蓄えられていない状態でリトライ動作を行うと、バ
ッファメモリ36が空になってしまい、再生動作が一時
停止してリアルタイム性が損なわれることになる。
【0131】本発明を適用したデータ記録再生装置1
は、以上のように、バッファメモリ36に十分な量のデ
ータが蓄えられている場合にのみモードAに設定してリ
トライ動作を行い、バッファメモリ36に十分な量のデ
ータが蓄えられていない場合にはモードBに設定してリ
トライ動作を行わないことにより、バッファメモリ36
が空にならない程度にリトライ動作を効率よく行い、リ
アルタイム性の確保と、データの信頼性の向上との両立
を図ることができる。
【0132】なお、以上の例では、バッファメモリ36
に十分な量のデータが蓄えられているかどうかを判断す
るのに、磁気ディスク5の1トラック分のデータ量のデ
ータを磁気ディスク5から読み出す間にバッファメモリ
36からデータ処理装置2側へと転送されるに格納され
るデータ量をしきい値として設定したが、1トラック分
のデータ量のデータを磁気ディスク5から読み出す間に
バッファメモリ36からデータ処理装置2側へと転送さ
れるデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)をしきい
値に設定するようにしてもよい。
【0133】このように、バッファメモリ36に十分な
量のデータが蓄えられているかどうかを判断するしきい
値を、1トラック分のデータ量のデータを磁気ディスク
5から読み出す間にバッファメモリ36からデータ処理
装置2側へと転送されるデータ量のn倍のデータ量に設
定した場合には、リトライ動作をn回繰り返し行っても
バッファメモリ36が空になることはないので、1回の
リトライ動作でエラーが解消しないときに、リトライ動
作をn回まで繰り返し行うことを許容することができ
る。
【0134】また、モードAとモードBのモード切り替
えは、例えば、エラーが検出されたときのバッファメモ
リ36の空き容量と、磁気ディスク5の1トラック分の
データ量とを比較して行うようにしてもよい。
【0135】この場合、エラーが検出されたときのバッ
ファメモリ36の空き容量が、1トラック分のデータ量
よりも少ない場合は、モードAに設定され、リトライ動
作が行われる。
【0136】一方、エラーが検出されたときのバッファ
メモリ36の空き容量が、1トラック分のデータ量以上
の場合は、モードBに設定され、リトライ動作は行われ
ずに、エラーが生じた旨の情報が、ハードディスクドラ
イブ3からホストインターフェースバス4を介して、デ
ータ処理装置2に供給される。
【0137】バッファメモリ36に十分な空き容量がな
い場合、すなわち、バッファメモリ36の空き容量が、
読み出し単位となるデータのデータ量である磁気ディス
ク5の1トラック分のデータ量に満たない場合は、リト
ライ動作を行わずにすぐに後続のデータを読み出そうと
しても、バッファメモリ36があふれてしまい、再生動
作が一時停止することになる。したがって、このような
場合には、必ずリトライ動作を行って効率的に時間を使
い、データの信頼性の向上を図ることが望ましい。
【0138】本発明を適用したデータ記録再生装置1
は、以上のように、バッファメモリ36に十分な空き容
量がない場合にはモードAに設定してリトライ動作を行
い、バッファメモリ36に十分な空き容量がある場合に
はモードBに設定してリトライ動作を行わないようにモ
ード切り替えをした場合には、バッファメモリ36を効
率よく利用して、リアルタイム性の確保と、データの信
頼性の向上との両立を図ることができる。
【0139】なお、以上の例では、バッファメモリ36
に十分な空き容量があるかどうかを判断するのに、読み
出し単位となるデータのデータ量である磁気ディスク5
の1トラック分のデータ量をしきい値として設定した
が、1トラック分のデータ量のn倍のデータ量(nは自
然数)をしきい値に設定するようにしてもよい。
【0140】ところで、磁気ディスク5からデータを読
み出してバッファメモリ36に格納する処理と、バッフ
ァメモリ36からデータ処理装置2側へデータを転送す
る処理とを平行して行う場合には、磁気ディスク5から
1トラック分のデータ量のデータを読み出してバッファ
メモリ36に格納する間に、バッファメモリ36に格納
されていたデータは、データ処理装置2側へと次々に転
送されることになる。したがって、この場合には、エラ
ーが検出された時点でバッファメモリ36に十分な空き
容量があるかどうかを判断するのに、1トラック分のデ
ータ量のデータを磁気ディスク5から読み出す間にバッ
ファメモリ36からデータ処理装置2側へと転送される
データ量を1トラック分のデータ量から引いたデータ量
をしきい値に設定することが望ましい。
【0141】この場合には、モードAとモードBのモー
ド切り替えは、エラーが検出されたときのバッファメモ
リ36の空き容量と、1トラック分のデータ量のデータ
を磁気ディスク5から読み出す間にバッファメモリ36
からデータ処理装置2側へと転送されるデータ量を1ト
ラック分のデータ量から引いたデータ量とを比較して行
われる。
【0142】そして、エラーが検出されたときのバッフ
ァメモリ36の空き容量が、1トラック分のデータ量の
データを磁気ディスク5から読み出す間にバッファメモ
リ36からデータ処理装置2側へと転送されるデータ量
を1トラック分のデータ量から引いたデータ量よりも少
ない場合は、モードAに設定され、リトライ動作が行わ
れる。
【0143】一方、エラーが検出されたときのバッファ
メモリ36の空き容量が、1トラック分のデータ量のデ
ータを磁気ディスク5から読み出す間にバッファメモリ
36からデータ処理装置2側へと転送されるデータ量を
1トラック分のデータ量から引いたデータ量以上の場合
は、モードBに設定され、リトライ動作は行われずに、
エラーが生じた旨の情報が、ハードディスクドライブ3
からホストインターフェースバス4を介して、データ処
理装置2に供給される。
【0144】本発明を適用したデータ記録再生装置1
は、以上のように、エラーが検出された時点でバッファ
メモリ36に十分な空き容量があるかどうかを判断する
のに、1トラック分のデータ量のデータを磁気ディスク
5から読み出す間にバッファメモリ36からデータ処理
装置2側へと転送されるデータ量を1トラック分のデー
タ量から引いたデータ量をしきい値に設定した場合に
は、バッファメモリ36内の瞬時の状態をより正確に把
握して、バッファメモリ36を更に効率よく利用して、
リアルタイム性の確保と、データの信頼性の向上との両
立を図ることができる。
【0145】なお、この場合にも、バッファメモリ36
に十分な空き容量があるかどうかを判断するしきい値
を、1トラック分のデータ量のデータを磁気ディスク5
から読み出す間にバッファメモリ36からデータ処理装
置2側へと転送されるデータ量を1トラック分のデータ
量から引いたデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)
に設定するようにしてもよい。
【0146】なお、以上は、リアルタイム性が要求され
るAVデータストリームを構成するデータをハードディ
スクドライブ3内の磁気ディスク5に記録し、また、磁
気ディスク5に記録されたAVデータストリームを構成
するデータを再生するように構成されたデータ記録再生
装置1を例に説明したが、本発明を適用したデータ記録
再生装置は、以上の例に限定されるものではなく、AV
データストリームの他に、例えば文書ファイル等の他の
ディジタルデータに対しても記録再生可能に構成されて
いてもよい。文書ファイル等のディジタルデータは、リ
アルタイム性が要求されない代わりにデータの信頼性、
すなわちデータの誤りが極めて少ないことが要求される
ので、このように、データ記録再生装置を、AVデータ
ストリームの他に、文書ファイル等の他のディジタルデ
ータに対しても記録再生可能に構成した場合には、AV
データストリームを構成するデータを扱うときと、他の
ディジタルデータを扱うときとで、その処理の内容を異
ならせることが望ましい。
【0147】以下、AVデータストリームの他に他のデ
ィジタルデータに対しても記録再生可能に構成されたデ
ータ記録再生装置の記録処理の流れ及び再生処理の流れ
を説明する。なお、このデータ記録再生装置は、基本構
成を上述したデータ記録再生装置1と同様とし、リトラ
イ動作に関する処理以外は上記データ記録再生装置1と
同様の処理を行うので、ここでは、上記データ記録再生
装置1と同様の処理については説明を省略し、上記デー
タ記録再生装置1と同一の符号を用いて、このデータ記
録再生装置に特徴的な部分のみについて説明する。
【0148】このデータ記録再生装置により、ディジタ
ルデータを磁気ディスク5に記録する際は、データ処理
装置2からホストインターフェースバス4を介して発行
される記録コマンドがハードディスクドライブ3のCP
U−B31に供給されることにより、記録するデータが
AVデータストリームを構成するデータであるかが認識
される。具体的には、図3に示した記録コマンドのComm
andレジスタから、記録するデータがAVデータストリ
ームを構成するデータであるかが認識される。
【0149】記録するデータがAVデータストリームを
構成するデータであると認識された場合には、上述した
データ記録再生装置1と同様に、記録データに書き込み
エラーが生じたときに、CPU−B31が、その時点で
のバッファメモリ36の状態をモニタリングする。そし
て、上述したデータ記録再生装置1と同様に、書き込み
エラーが生じた時点でのバッファメモリ36の状態に応
じて、リトライ動作を許容するモードAと、リトライ動
作を禁止して書き込みエラーが生じた旨の情報を転送す
るモードBのモード切り替えが行われる。
【0150】一方、記録するデータがAVデータストリ
ームを構成するデータ以外のデータであると認識された
場合には、記録データに書き込みエラーが生じると、シ
ーケンサ37が、例えば、書き込みエラーが生じなくな
るまで何度もリトライ動作を繰り返すといった処理が行
われる。
【0151】このデータ記録再生装置によれば、以上の
ように、記録するデータがリアルタイム性が要求される
AVデータストリームを構成するデータである場合に
は、書き込みエラーが生じた際に、この書き込みエラー
が生じたデータを磁気ディスク5に再度書き込むリトラ
イ動作が、書き込みエラーが生じた時点でのバッファメ
モリ36の状態に応じて選択的に行われるので、リアル
タイム性が要求されるデータを、リアルタイム性を確保
しながら、再生時のデータの品位の劣化が最小限となる
ように適切に記録することができる。
【0152】また、このデータ記録再生装置によれば、
以上のように、記録するデータがAVデータストリーム
を構成するデータ以外のデータである場合には、書き込
みエラーが生じた際に、例えば、書き込みエラーが生じ
なくなるまで何度もリトライ動作を繰り返すといった処
理が行われるので、再生時のエラーの発生を効果的に抑
制して、データの信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【0153】次に、このデータ記録再生装置により、磁
気ディスク5に記録されたディジタルデータを再生する
際は、データ処理装置2からホストインターフェースバ
ス4を介して発行される再生コマンドがハードディスク
ドライブ3のCPU−B31に供給されることにより、
再生するデータがAVデータストリームを構成するデー
タであるかが認識される。具体的には、図4に示した再
生コマンドのCommandレジスタから、再生するデータが
AVデータストリームを構成するデータであるかが認識
される。
【0154】再生するデータがAVデータストリームを
構成するデータであると認識された場合には、上述した
データ記録再生装置1と同様に、誤り訂正処理が施され
た後のデータに更にエラーが生じていることが検出され
たときに、CPU−B31が、エラーが検出された時点
でのバッファメモリ36の状態をモニタリングする。そ
して、上述したデータ記録再生装置1と同様に、エラー
が検出された時点でのバッファメモリ36の状態に応じ
て、リトライ動作を許容するモードAと、リトライ動作
を禁止してエラーが生じた旨の情報を転送するモードB
のモード切り替えが行われる。
【0155】一方、再生するデータがAVデータストリ
ームを構成するデータ以外のデータであると認識された
場合には、誤り訂正処理が施された後のデータに更にエ
ラーが生じていることが検出されると、シーケンサ37
が、例えば、エラーが生じなくなるまで何度もリトライ
動作を繰り返すといった処理が行われる。
【0156】このデータ記録再生装置によれば、以上の
ように、再生するデータがリアルタイム性が要求される
AVデータストリームを構成するデータである場合に
は、誤り訂正処理が施された後のデータに更にエラーが
生じていることが検出された際に、このエラーが検出さ
れたデータを磁気ディスク5から再度読み出すリトライ
動作が、エラーが検出された時点でのバッファメモリ3
6の状態に応じて選択的に行われるので、リアルタイム
性が要求されるデータを、リアルタイム性を確保しなが
ら、データの品位の劣化が最小限となるように適切に記
録することができる。
【0157】また、このデータ記録再生装置によれば、
以上のように、再生するデータがAVデータストリーム
を構成するデータ以外のデータである場合には、誤り訂
正後のデータに更にエラーが生じていることが検出され
た際に、例えば、エラーが生じなくなるまで何度もリト
ライ動作を繰り返すといった処理が行われるので、エラ
ーの発生を効果的に抑制して、データの信頼性を大幅に
向上させることができる。
【0158】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録装置において
は、記録動作中に書き込みエラーが生じたときに、書き
込みエラーが生じたデータを記録媒体に再度書き込むリ
トライ動作が、書き込みエラーが生じたときのデータ格
納手段の状態に応じて切り替えられるので、データ格納
手段を効率よく利用して、リアルタイム性が要求される
画像データを、リアルタイム性を確保しながら、再生時
のエラーの発生が効率よく抑制されるように、適切に記
録することができる。
【0159】また、本発明に係る他のデータ記録装置に
おいては、記録媒体にディジタルデータを記録する際
に、このディジタルデータがリアルタイム性が要求され
る圧縮された画像データであるか、或いはその他のデー
タであるかが判別され、このディジタルデータが圧縮さ
れた画像データであると判別された場合は、記録動作中
に書き込みエラーが生じたときに、書き込みエラーが生
じたデータを記録媒体に再度書き込むリトライ動作が、
書き込みエラーが生じたときのデータ格納手段の状態に
応じて切り替えられるので、データ格納手段を効率よく
利用して、リアルタイム性が要求される画像データを、
リアルタイム性を確保しながら、再生時のエラーの発生
が効率よく抑制されるように、適切に記録することがで
きる。
【0160】また、このデータ記録装置においては、記
録するディジタルデータが圧縮された画像データ以外の
データであると判別された場合は、記録動作中に書き込
みエラーが生じたときに、例えば、リトライ動作を繰り
返し行って、書き込みエラーが生じたデータを、書き込
みエラーが生じなくなるまで何度も記録媒体に書き込む
ことにより、再生時のエラーの発生を効果的に抑制し
て、データの信頼性を大幅に向上させることができる。
【0161】また、本発明に係るデータ記録方法は、記
録動作中に書き込みエラーが生じたときに、書き込みエ
ラーが生じたデータを記録媒体に再度書き込むリトライ
動作を、書き込みエラーが生じたときのデータ格納手段
の状態に応じて切り替えるようにしているので、データ
格納手段を効率よく利用して、リアルタイム性が要求さ
れる画像データを、リアルタイム性を確保しながら、再
生時のエラーの発生が効率よく抑制されるように、適切
に記録することができる。
【0162】また、本発明に係る他のデータ記録方法
は、記録媒体にディジタルデータを記録する際に、この
ディジタルデータがリアルタイム性が要求される圧縮さ
れた画像データであるか、或いはその他のデータである
かを判別し、このディジタルデータを圧縮された画像デ
ータであると判別した場合には、記録動作中に書き込み
エラーが生じたときに、書き込みエラーが生じたデータ
を記録媒体に再度書き込むリトライ動作を、書き込みエ
ラーが生じたときのデータ格納手段の状態に応じて切り
替えるので、データ格納手段を効率よく利用して、リア
ルタイム性が要求される画像データを、リアルタイム性
を確保しながら、再生時のエラーの発生が効率よく抑制
されるように、適切に記録することができる。
【0163】また、このデータ記録方法によれば、記録
するディジタルデータを圧縮された画像データ以外のデ
ータであると判別した場合には、記録動作中に書き込み
エラーが生じたときに、例えば、リトライ動作を繰り返
し行って、書き込みエラーが生じたデータを、書き込み
エラーが生じなくなるまで何度も記録媒体に書き込むこ
とにより、再生時のエラーの発生を効果的に抑制して、
データの信頼性を大幅に向上させることができる。
【0164】また、本発明に係るデータ再生装置におい
ては、記録媒体から読み出されたデータにエラーが生じ
たときに、エラーが生じたデータを記録媒体から再度読
み出すリトライ動作が、エラーが生じたときのデータ格
納手段の状態に応じて切り替えられるので、データ格納
手段を効率よく利用して、リアルタイム性が要求される
画像データを、リアルタイム性を確保しながら再生する
ことができると共に、エラーの発生を効率よく抑制して
再生されたデータの信頼性の向上を図ることができる。
【0165】また、本発明に係る他のデータ再生装置に
おいては、記録媒体からディジタルデータを再生する際
に、このディジタルデータがリアルタイム性が要求され
る圧縮された画像データであるか、或いはその他のデー
タであるかが判別され、このディジタルデータが圧縮さ
れた画像データであると判別された場合には、記録媒体
から読み出されたデータにエラーが生じたときに、エラ
ーが生じたデータを記録媒体から再度読み出すリトライ
動作が、エラーが生じたときのデータ格納手段の状態に
応じて切り替えられるので、データ格納手段を効率よく
利用して、リアルタイム性が要求される画像データを、
リアルタイム性を確保しながら再生することができると
共に、エラーの発生を効率よく抑制して再生されたデー
タの信頼性の向上を図ることができる。
【0166】また、このデータ再生装置においては、記
録するディジタルデータが圧縮された画像データ以外の
データであると判別された場合には、記録媒体から読み
出されたデータにエラーが生じたときに、例えば、リト
ライ動作を繰り返し行って、エラーが生じたデータを、
エラーが生じなくなるまで何度も記録媒体から読み出す
ことにより、エラーの発生を効果的に抑制して、データ
の信頼性を大幅に向上させることができる。
【0167】また、本発明に係るデータ再生方法は、記
録媒体から読み出されたデータにエラーが生じたとき
に、エラーが生じたデータを記録媒体から再度読み出す
リトライ動作を、エラーが生じたときのデータ格納手段
の状態に応じて切り替えるようにしているので、データ
格納手段を効率よく利用して、リアルタイム性が要求さ
れる画像データを、リアルタイム性を確保しながら再生
することができると共に、エラーの発生を効率よく抑制
して再生されたデータの信頼性の向上を図ることができ
る。
【0168】また、本発明に係る他のデータ再生方法
は、記録媒体からディジタルデータを再生する際に、こ
のディジタルデータがリアルタイム性が要求される圧縮
された画像データであるか、或いはその他のデータであ
るかを判別し、このディジタルデータを圧縮された画像
データであると判別した場合には、記録媒体から読み出
されたデータにエラーが生じたときに、エラーが生じた
データを記録媒体から再度読み出すリトライ動作を、エ
ラーが生じたときのデータ格納手段の状態に応じて切り
替えるので、データ格納手段を効率よく利用して、リア
ルタイム性が要求される画像データを、リアルタイム性
を確保しながら再生することができると共に、エラーの
発生を効率よく抑制して再生されたデータの信頼性の向
上を図ることができる。
【0169】また、このデータ再生方法によれば、再生
するディジタルデータを圧縮された画像データ以外のデ
ータであると判別した場合には、記録媒体から読み出さ
れたデータにエラーが生じたときに、例えば、リトライ
動作を繰り返し行って、エラーが生じたデータを、エラ
ーが生じなくなるまで何度も記録媒体から読み出すこと
により、エラーの発生を効果的に抑制して、データの信
頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ記録再生装置の一構成
例を示す図であり、データ処理装置の内部を詳細に示す
ブロック図である。
【図2】上記データ処理装置のファームウエア構成を示
す図である。
【図3】上記データ記録再生装置において用いられる記
録コマンドの一例を示す図である。
【図4】上記データ記録再生装置において用いられる再
生コマンドの一例を示す図である。
【図5】本発明を適用したデータ記録再生装置の一構成
例を示す図であり、ハードディスクドライブの内部を詳
細に示すブロック図である。
【図6】従来のハードディスクドライブの一構成例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ記録再生装置、2 データ処理装置、3 ハ
ードディスクドライブ、5 磁気ディスク、6 CPU
−A、30 ハードディスクコントローラ、31 CP
U−B、32 ホストインターフェース、36 バッフ
ァメモリ、37シーケンサ、38 磁気ヘッド、50
スイッチ

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して圧縮された画像データ
    を記録するデータ記録装置において、 上記記録媒体に書き込む画像データを一時格納しておく
    データ格納手段と、 記録動作中に書き込みエラーが生じたときに、書き込み
    エラーが生じたデータを上記記録媒体に再度書き込む動
    作を行うリトライ手段と、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の状
    態に応じて上記リトライ手段の動作を切り替える切り替
    え手段とを備えることを特徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 上記切り替え手段は、書き込みエラーが
    生じたときの上記データ格納手段の空き容量と、上記記
    録媒体に一度に書き込まれるデータ量の画像データを上
    記記録媒体に書き込む間に上記データ格納手段に格納さ
    れるデータ量とを比較して、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量以上の場合は、上記リト
    ライ手段を動作させ、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量よりも少ない場合は、上
    記リトライ手段を動作させないように、上記リトライ手
    段の動作の切り替えを行うことを特徴とする請求項1記
    載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 上記切り替え手段は、書き込みエラーが
    生じたときの上記データ格納手段の空き容量と、上記記
    録媒体に一度に書き込まれるデータ量の画像データを上
    記記録媒体に書き込む間に上記データ格納手段に格納さ
    れるデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)とを比較
    して、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量のn倍のデータ量以上の
    場合は、上記リトライ手段を動作させ、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量のn倍のデータ量よりも
    少ない場合は、上記リトライ手段を動作させないよう
    に、上記リトライ手段の動作の切り替えを行うことを特
    徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 上記切り替え手段は、書き込みエラーが
    生じたときに上記データ格納手段に格納されているデー
    タ量と、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量と
    を比較して、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量よりも少ない場合は、上記リトライ手段
    を動作させ、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量以上の場合は、上記リトライ手段を動作
    させないように、上記リトライ手段の動作の切り替えを
    行うことを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 上記切り替え手段は、書き込みエラーが
    生じたときに上記データ格納手段に格納されているデー
    タ量と、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量の
    n倍のデータ量(nは自然数)とを比較して、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量のn倍のデータ量よりも少ない場合は、
    上記リトライ手段を動作させ、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量のn倍のデータ量以上の場合は、上記リ
    トライ手段を動作させないように、上記リトライ手段の
    動作の切り替えを行うことを特徴とする請求項1記載の
    データ記録装置。
  6. 【請求項6】 上記切り替え手段は、書き込みエラーが
    生じたときに上記データ格納手段に格納されているデー
    タ量と上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量の画
    像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ格納
    手段に格納されるデータ量とを合わせたデータ量と、上
    記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量とを比較し
    て、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量よりも少ない場合は、上記リトライ手段を動作さ
    せ、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量以上の場合は、上記リトライ手段を動作させないよ
    うに、上記リトライ手段の動作の切り替えを行うことを
    特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
  7. 【請求項7】 上記切り替え手段は、書き込みエラーが
    生じたときに上記データ格納手段に格納されているデー
    タ量と上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量の画
    像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ格納
    手段に格納されるデータ量とを合わせたデータ量と、上
    記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量のn倍のデー
    タ量(nは自然数)とを比較して、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量のn倍のデータ量よりも少ない場合は、上記リトラ
    イ手段を動作させ、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量のn倍のデータ量以上の場合は、上記リトライ手段
    を動作させないように、上記リトライ手段の動作の切り
    替えを行うことを特徴とする請求項1記載のデータ記録
    装置。
  8. 【請求項8】 記録動作中に書き込みエラーが生じたと
    きに、書き込みエラーが生じた旨の情報を外部に出力す
    るエラー情報出力手段を備えることを特徴とする請求項
    1記載のデータ記録装置。
  9. 【請求項9】 上記記録媒体として磁気ディスクが用い
    られ、上記画像データを磁気ヘッドにより上記磁気ディ
    スクに書き込むデータ書き込み手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載のデータ記録装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体に対してディジタルデータを
    記録するデータ記録装置において、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別する判別手段と、 上記記録媒体に書き込むディジタルデータを一時格納し
    ておくデータ格納手段と、 記録動作中に書き込みエラーが生じたときに、書き込み
    エラーが生じたデータを上記記録媒体に再度書き込む動
    作を行うリトライ手段と、 上記判別手段により上記ディジタルデータが圧縮された
    画像データであると判別された場合に、書き込みエラー
    が生じたときの上記データ格納手段の状態に応じて上記
    リトライ手段の動作を切り替える切り替え手段とを備え
    ることを特徴とするデータ記録装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体に対して圧縮された画像デー
    タを記録するに際し、 記録動作中に書き込みエラーが生じたときに書き込みエ
    ラーが生じたデータを上記記録媒体に再度書き込むリト
    ライ動作を、上記記録媒体に書き込む画像データを一時
    格納しておくデータ格納手段の書き込みエラーが生じた
    ときの状態に応じて切り替えることを特徴とするデータ
    記録方法。
  12. 【請求項12】 書き込みエラーが生じたときの上記デ
    ータ格納手段の空き容量と、上記記録媒体に一度に書き
    込まれるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込
    む間に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを比
    較して、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量以上の場合は、上記リト
    ライ動作を行い、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量よりも少ない場合は、上
    記リトライ動作を行わないように、上記リトライ動作の
    切り替えを行うことを特徴とする請求項11記載のデー
    タ記録方法。
  13. 【請求項13】 書き込みエラーが生じたときの上記デ
    ータ格納手段の空き容量と、上記記録媒体に一度に書き
    込まれるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込
    む間に上記データ格納手段に格納されるデータ量のn倍
    のデータ量(nは自然数)とを比較して、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量のn倍のデータ量以上の
    場合は、上記リトライ動作を行い、 書き込みエラーが生じたときの上記データ格納手段の空
    き容量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデータ量
    の画像データを上記記録媒体に書き込む間に上記データ
    格納手段に格納されるデータ量のn倍のデータ量よりも
    少ない場合は、上記リトライ動作を行わないように、上
    記リトライ動作の切り替えを行うことを特徴とする請求
    項11記載のデータ記録方法。
  14. 【請求項14】 書き込みエラーが生じたときに上記デ
    ータ格納手段に格納されているデータ量と、上記記録媒
    体に一度に書き込まれるデータ量とを比較して、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量よりも少ない場合は、上記リトライ動作
    を行い、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量以上の場合は、上記リトライ動作を行わ
    ないように、上記リトライ動作の切り替えを行うことを
    特徴とする請求項11記載のデータ記録方法。
  15. 【請求項15】 書き込みエラーが生じたときに上記デ
    ータ格納手段に格納されているデータ量と、上記記録媒
    体に一度に書き込まれるデータ量のn倍のデータ量(n
    は自然数)とを比較して、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量のn倍のデータ量よりも少ない場合は、
    上記リトライ動作を行い、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込
    まれるデータ量のn倍のデータ量以上の場合は、上記リ
    トライ動作を行わないように、上記リトライ動作の切り
    替えを行うことを特徴とする請求項11記載のデータ記
    録方法。
  16. 【請求項16】 書き込みエラーが生じたときに上記デ
    ータ格納手段に格納されているデータ量と上記記録媒体
    に一度に書き込まれるデータ量の画像データを上記記録
    媒体に書き込む間に上記データ格納手段に格納されるデ
    ータ量とを合わせたデータ量と、上記記録媒体に一度に
    書き込まれるデータ量とを比較して、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量よりも少ない場合は、上記リトライ動作を行い、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量以上の場合は、上記リトライ動作を行わないよう
    に、上記リトライ動作の切り替えを行うことを特徴とす
    る請求項11記載のデータ記録方法。
  17. 【請求項17】 書き込みエラーが生じたときに上記デ
    ータ格納手段に格納されているデータ量と上記記録媒体
    に一度に書き込まれるデータ量の画像データを上記記録
    媒体に書き込む間に上記データ格納手段に格納されるデ
    ータ量とを合わせたデータ量と、上記記録媒体に一度に
    書き込まれるデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)
    とを比較して、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量のn倍のデータ量よりも少ない場合は、上記リトラ
    イ動作を行い、 書き込みエラーが生じたときに上記データ格納手段に格
    納されているデータ量と上記記録媒体に一度に書き込ま
    れるデータ量の画像データを上記記録媒体に書き込む間
    に上記データ格納手段に格納されるデータ量とを合わせ
    たデータ量が、上記記録媒体に一度に書き込まれるデー
    タ量のn倍のデータ量以上の場合は、上記リトライ動作
    を行わないように、上記リトライ動作の切り替えを行う
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ記録方法。
  18. 【請求項18】 記録動作中に書き込みエラーが生じた
    ときに、書き込みエラーが生じた旨の情報を外部に出力
    することを特徴とする請求項11記載のデータ記録方
    法。
  19. 【請求項19】 上記記録媒体として磁気ディスクを用
    い、この磁気ディスクに対して磁気ヘッドにより上記画
    像データを書き込むことを特徴とする請求項11記載の
    データ記録方法。
  20. 【請求項20】 記録媒体に対してディジタルデータを
    記録するに際し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データであると
    判別された場合は、記録動作中に書き込みエラーが生じ
    たときに書き込みエラーが生じたデータを上記記録媒体
    に再度書き込むリトライ動作を、上記記録媒体に書き込
    むディジタルデータを一時格納しておくデータ格納手段
    の書き込みエラーが生じたときの状態に応じて切り替え
    ることを特徴とするデータ記録方法。
  21. 【請求項21】 記録媒体から圧縮された画像データを
    再生するデータ再生装置において、 上記記録媒体から読み出された画像データを一時格納し
    ておくデータ格納手段と、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに、エラーが生じたデータを上記記録媒体から
    再度読み出す動作を行うリトライ手段と、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の状態に応じて上記リト
    ライ手段の動作を切り替える切り替え手段とを備えるこ
    とを特徴とするデータ再生装置。
  22. 【請求項22】 上記切り替え手段は、上記記録媒体か
    ら読み出された画像データにエラーが生じたときに上記
    データ格納手段に格納されているデータ量と、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量以上の場合は、上記リ
    トライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量よりも少ない場合は、
    上記リトライ手段を動作させないように、上記リトライ
    手段の動作の切り替えを行うことを特徴とする請求項2
    1記載のデータ再生装置。
  23. 【請求項23】 上記切り替え手段は、上記記録媒体か
    ら読み出された画像データにエラーが生じたときに上記
    データ格納手段に格納されているデータ量と、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)とを
    比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量のn倍のデータ量以上
    の場合は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量のn倍のデータ量より
    も少ない場合は、上記リトライ手段を動作させないよう
    に、上記リトライ手段の動作の切り替えを行うことを特
    徴とする請求項21記載のデータ再生装置。
  24. 【請求項24】 上記切り替え手段は、上記記録媒体か
    ら読み出された画像データにエラーが生じたときの上記
    データ格納手段の空き容量と、上記記録媒体から一度に
    読み出されるデータ量とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量よりも少ない場合
    は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量以上の場合は、上
    記リトライ手段を動作させないように、上記リトライ手
    段の動作の切り替えを行うことを特徴とする請求項21
    記載のデータ再生装置。
  25. 【請求項25】 上記切り替え手段は、上記記録媒体か
    ら読み出された画像データにエラーが生じたときの上記
    データ格納手段の空き容量と、上記記録媒体から一度に
    読み出されるデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)
    とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量のn倍のデータ量
    よりも少ない場合は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量のn倍のデータ量
    以上の場合は、上記リトライ手段を動作させないよう
    に、上記リトライ手段の動作の切り替えを行うことを特
    徴とする請求項21記載のデータ再生装置。
  26. 【請求項26】 上記切り替え手段は、上記記録媒体か
    ら読み出された画像データにエラーが生じたときの上記
    データ格納手段の空き容量と、上記記録媒体から一度に
    読み出されるデータ量の画像データを上記記録媒体から
    読み出す間に上記データ格納手段から転送されるデータ
    量を上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量から
    引いたデータ量とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量よりも少ない場合は、上
    記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量以上の場合は、上記リト
    ライ手段を動作させないように、上記リトライ手段の動
    作の切り替えを行うことを特徴とする請求項21記載の
    データ再生装置。
  27. 【請求項27】 上記切り替え手段は、上記記録媒体か
    ら読み出された画像データにエラーが生じたときの上記
    データ格納手段の空き容量と、上記記録媒体から一度に
    読み出されるデータ量の画像データを上記記録媒体から
    読み出す間に上記データ格納手段から転送されるデータ
    量を上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量から
    引いたデータ量のn倍のデータ量(nは自然数)とを比
    較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量のn倍のデータ量よりも
    少ない場合は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量のn倍のデータ量以上の
    場合は、上記リトライ手段を動作させないように、上記
    リトライ手段の動作の切り替えを行うことを特徴とする
    請求項21記載のデータ再生装置。
  28. 【請求項28】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときに、エラーが生じた旨の情報
    を外部に出力するエラー情報出力手段を備えることを特
    徴とする請求項21記載のデータ再生装置。
  29. 【請求項29】 上記記録媒体として磁気ディスクが用
    いられ、この磁気ディスクから磁気ヘッドにより上記画
    像データを読み出すデータ読み出し手段を備えることを
    特徴とする請求項21記載のデータ再生装置。
  30. 【請求項30】 記録媒体からディジタルデータを再生
    するデータ再生装置において、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別する判別手段と、 上記記録媒体から読み出されたディジタルデータを一時
    格納しておくデータ格納手段と、 上記記録媒体から読み出されたディジタルデータにエラ
    ーが生じたときに、エラーが生じたデータを上記記録媒
    体から再度読み出す動作を行うリトライ手段と、 上記判別手段により上記ディジタルデータが圧縮された
    画像データであると判別された場合に、上記記録媒体か
    ら読み出されたディジタルデータにエラーが生じたとき
    の上記データ格納手段の状態に応じて上記リトライ手段
    の動作を切り替える切り替え手段とを備えることを特徴
    とするデータ再生装置。
  31. 【請求項31】 記録媒体から圧縮された画像データを
    再生するに際し、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときにエラーが生じたデータを上記記録媒体から再
    度読み出すリトライ動作を、上記記録媒体から読み出さ
    れた画像データを一時格納しておくデータ格納手段の上
    記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生じ
    たときの状態に応じて切り替えることを特徴とするデー
    タ再生方法。
  32. 【請求項32】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときに上記データ格納手段に格納
    されているデータ量と、上記記録媒体から一度に読み出
    されるデータ量の画像データを上記記録媒体から読み出
    す間に上記データ格納手段から転送されるデータ量とを
    比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量以上の場合は、上記リ
    トライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量よりも少ない場合は、
    上記リトライ手段を動作させないように、上記リトライ
    手段の動作の切り替えを行うことを特徴とする請求項3
    1記載のデータ再生方法。
  33. 【請求項33】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときに上記データ格納手段に格納
    されているデータ量と、上記記録媒体から一度に読み出
    されるデータ量の画像データを上記記録媒体から読み出
    す間に上記データ格納手段から転送されるデータ量のn
    倍のデータ量(nは自然数)とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量のn倍のデータ量以上
    の場合は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときに上記データ格納手段に格納されているデータ
    量が、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量の
    画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記データ
    格納手段から転送されるデータ量のn倍のデータ量より
    も少ない場合は、上記リトライ手段を動作させないよう
    に、上記リトライ手段の動作の切り替えを行うことを特
    徴とする請求項31記載のデータ再生方法。
  34. 【請求項34】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときの上記データ格納手段の空き
    容量と、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量
    とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量よりも少ない場合
    は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量以上の場合は、上
    記リトライ手段を動作させないように、上記リトライ手
    段の動作の切り替えを行うことを特徴とする請求項31
    記載のデータ再生方法。
  35. 【請求項35】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときの上記データ格納手段の空き
    容量と、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量
    のn倍のデータ量(nは自然数)とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量のn倍のデータ量
    よりも少ない場合は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量のn倍のデータ量
    以上の場合は、上記リトライ手段を動作させないよう
    に、上記リトライ手段の動作の切り替えを行うことを特
    徴とする請求項31記載のデータ再生方法。
  36. 【請求項36】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときの上記データ格納手段の空き
    容量と、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量
    の画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記デー
    タ格納手段から転送されるデータ量を上記記録媒体から
    一度に読み出されるデータ量から引いたデータ量とを比
    較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量よりも少ない場合は、上
    記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量以上の場合は、上記リト
    ライ手段を動作させないように、上記リトライ手段の動
    作の切り替えを行うことを特徴とする請求項31記載の
    データ再生方法。
  37. 【請求項37】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときの上記データ格納手段の空き
    容量と、上記記録媒体から一度に読み出されるデータ量
    の画像データを上記記録媒体から読み出す間に上記デー
    タ格納手段から転送されるデータ量を上記記録媒体から
    一度に読み出されるデータ量から引いたデータ量のn倍
    のデータ量(nは自然数)とを比較して、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量のn倍のデータ量よりも
    少ない場合は、上記リトライ手段を動作させ、 上記記録媒体から読み出された画像データにエラーが生
    じたときの上記データ格納手段の空き容量が、上記記録
    媒体から一度に読み出されるデータ量の画像データを上
    記記録媒体から読み出す間に上記データ格納手段から転
    送されるデータ量を上記記録媒体から一度に読み出され
    るデータ量から引いたデータ量のn倍のデータ量以上の
    場合は、上記リトライ手段を動作させないように、上記
    リトライ手段の動作の切り替えを行うことを特徴とする
    請求項31記載のデータ再生方法。
  38. 【請求項38】 上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときに、エラーが生じた旨の情報
    を外部に出力することを特徴とする請求項31記載のデ
    ータ再生方法。
  39. 【請求項39】 上記記録媒体として磁気ディスクを用
    い、この磁気ディスクから磁気ヘッドにより上記画像デ
    ータを読み出すことを特徴とする請求項31記載のデー
    タ再生方法。
  40. 【請求項40】 記録媒体からディジタルデータを再生
    するに際し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データであると
    判別された場合は、上記記録媒体から読み出された画像
    データにエラーが生じたときにエラーが生じたデータを
    上記記録媒体から再度読み出すリトライ動作を、上記記
    録媒体から読み出された画像データを一時格納しておく
    データ格納手段の上記記録媒体から読み出された画像デ
    ータにエラーが生じたときの状態に応じて切り替えるこ
    とを特徴とするデータ再生方法。
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