JPH0787062A - 医用システム - Google Patents

医用システム

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Publication number
JPH0787062A
JPH0787062A JP22611693A JP22611693A JPH0787062A JP H0787062 A JPH0787062 A JP H0787062A JP 22611693 A JP22611693 A JP 22611693A JP 22611693 A JP22611693 A JP 22611693A JP H0787062 A JPH0787062 A JP H0787062A
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JP22611693A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Seto
博光 瀬戸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、データ転送におけるエラ
ーの検出を確実に行うことができる医用システムを提供
すること。 【構成】 本発明は、所定のデータを発生するデータ発
生手段200と、前記データ発生手段200で得られた
データを転送する転送手段600と、前記転送手段60
0に転送されたデータを受け取ってデータの記録を行う
データ記録手段300とを有する医用システムにおい
て、前記データ発生手段200によって発生したデータ
にエラーチェック用のコードを付加すると共に前記デー
タと付加された前記エラーチェック用コードの検証を行
うエラー検出訂正コード付加検査手段240を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医用システムに関し、
特にPACS(Picture Archive Communication System)
等の医用システムにおけるデータの転送及び記録におけ
るデータの保護・検証に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、データの電子化が急速に進み、
医用画像データや重要文書データを扱う装置では、装置
そのものの高信頼化が要求されてきている。それに応え
て装置の2重化(ミラー化)やハードディスク(以下、
「HD」と称する)のRAID化(Redundant Arrays of
Inexpensive Disk)、多種類のネットワークをサポート
する等いくつかの高信頼化技術が実現されてきている。
【0003】ところが、これらの高信頼化技術は価格の
問題から一部のハードウェアの故障についてのみ考慮さ
れており、加えて、検出可能なもののみについて考慮さ
れている。従って、電源ノイズや通信系のノイズの原因
或いは光ディスクの経時変化によるハードウェアの故障
は発生していないにもかかわらず、送信側と受信側との
データが異なってしまうといったようなデータそのもの
の高信頼化は充分に配慮されているとはいえない。
【0004】従来の医用システムにおけるデータ転送に
ついて、図19に示す医用システムを用いて説明する。
図19は従来の医用システムの概略構成を示すブロック
図である。
【0005】図19の医用システムは、データ発生部2
00であるCT(computed tomography) 装置と、データ
記録部300であるファイリング装置(FIL)と、デ
ータ表示部400であるワークステーション(WS)
と、それらを集中管理するシステム管理部100とがL
AN600(Local Area Network)で接続されている。
【0006】上記の構成において、CT装置及びFIL
は内部に画像転送用のメモリとHDを有する。特にFI
Lでは大容量記憶媒体である追記型或いは書換型光ディ
スクや磁気テープ、プロティカルディスク、半導体ディ
スクを単体又は集合体(ODAC等)の形で持ってい
る。ここで、FILは、リードアフターライト時にエラ
ー検出・訂正コードでデータの異常を検出し、データを
復元することができる。
【0007】 エラー検出・訂正コードについて説明する。 エラー検出・訂正コードとは、パリティチェックコー
ド、チェックサムコード、CRC(Cyclic Redundancy C
heck) 、ECC(Error Correction Code) 、LDC(Lon
g Distance Code)等のことをいう。
【0008】パリティチェックコードは、偶パリティで
は、チェック対象コードを2進数表現した時に、1の数
が偶数ならばパリティチェックコードが1になり、奇数
ならば0になる。奇パリティでは、偶パリティとは逆
に、チェック対象コードを2進数表現した時に、1の数
が奇数の時に1になり、偶数の時に0になる。パリティ
チェックでは、1ビット誤り検出能力しかなく、対象デ
ータのどのビットに異常が発生したか認識できないの
で、データの復元は不可能である。
【0009】チェックサムコードでは、例えば1バイト
のコードであるとすると、対象データを1バイトずつ加
算して、すべて加算した時点で、下位の1バイトをコー
ドとするものである。このコードは、多重ビットの誤り
検出が可能であるが、そのビットに異常が発生したのか
を特定することができないので、データの復元が不可能
である。更に、単なる加算であることから、データ異常
のパターンによっては、正常時と同じコードになること
がよくある。
【0010】CRCは、データの論理演算によって、コ
ードを生成するものであり、多重ビットの誤り検出が可
能であるが、データを復元することができない。現在で
は、通信関係でよく使用されているコードである。
【0011】次に、ECCコードは、データを論理演算
することによって、コードを作成するものであり、CR
Cと異なる論理式(アルゴリズム)を使用することによ
り、バースト誤り(正しいデータ間に複数個含まれる誤
り)を検出し、そこからデータを復元することが可能で
ある。現在では、HDや光ディスクなどで多く使用され
ている。
【0012】また、他にLDC等のコードもあり、この
LDCでも、エラー検出・訂正が可能である。データ転
送時に、異常がないかどうかの確認は、上記の装置のう
ち単体の装置(例えば、HD、I/F間など)のみで上
記のようなコードを用いたチェック等を行っている。こ
のチェック方法には、具体的には、次のようないくつか
の方法がある。 (1) 転送元では、データ転送時にこれから転送する
データのサイズをデータに添付して転送を行い、転送先
では、データ受信時に、受信サイズをカウントしてお
き、データに添付されているサイズと比較する。そし
て、データに付加されたデータサイズと受信データのカ
ウントによるデータサイズが一致すれば、データ転送は
成功したとする。 (2) HDのリードアフターライトチェック、I/F
間でのパリティコードによる通信チェック等の一つのデ
バイス単位でデータの確認を行う。 (3) データ、特に画像データの確認はデータを表示
装置に表示して、人間の目視によって異常がないことを
確認する。 (4) 各機能の自己診断を行うことにより、データ異
常の原因となるハードウェアの故障を調査する。また、
インターバルタイマを使用して各機能の診断を定期的に
行う方法(特開平3−288269号公報)もある。
【0013】しかし、上記の従来の医用システムにおけ
るデータの転送には、下記のような問題がある。システ
ムがデータ転送を正常に終了したと判断した場合であっ
ても、実際にデータを表示すると送信データと受信デー
タが異なっていたり、データが欠落していたりする場合
(総称して、「データ異常」を称する)がある。また、
データの転送側(データ発生部)においてデータ転送後
に元データを消去することによりデータが正常に転送さ
れなかった場合には、データの復元が不可能になること
がある。データエラーが検出できないか、或いは、弱い
能力しかない装置でエラーが発生すると、データ異常を
認識できない。加えて、すべての装置にデータエラーの
検出機能を持たせるのは、システムが巨大になり多大の
費用が必要になる。
【0014】具体的には、 (1) データの転送元と転送先でデータサイズが一致
していたので、データ転送終了として転送元のデータを
消去したが、転送先でデータを表示するとデータ異常を
起こしていて、元データが消去されていたので、データ
の復元が不可能になり、データが失われてしまう。 (2) データの異常に気づくのが遅れたために、デー
タ異常の原因となった装置の故障等の異常に気づくのに
時間がかかったり、装置の異常そのものに気がつかな
い。 (3) データに異常があるのに気がつかずに追記型の
記憶媒体に記録してしまい記憶媒体を浪費してしまう。 (4) データ転送経路中の全装置にデータエラーを検
出する機能を持たせた場合には、システムの巨大化、ス
ループットの低下、システムの巨大化に伴う高価格化を
招く。 (5) ソフトウェアのバグによるエラーが生じた場合
にはエラーの検出ができない。 等の問題があり、エラー検出を高い信頼性で行うことが
困難である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、データ転送におけるエラー検出を行っているが、実
際には、すべてのデータ異常を高い信頼性で検出できな
いので、データの転送後に元データを消去することによ
ってデータを復元するすることができなかったり、装置
自体の異常の発見が遅れるか、又は、発見できない等の
問題がある。また、すべての装置にデータエラーの検出
機能を持たせることはシステムの巨大化が要求される。
【0016】本発明は、上記の事情に基づいてなされた
もので、簡単な構成により、データ転送におけるエラー
の検出を確実に行うことができる医用システムを提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を講じた。本発明は、デ
ータ転送の経路の先頭で、エラーチェック用のコードを
付加し、経路の終端で、エラー検出用のコードでデータ
をチェックするようにした。
【0018】具体的には、所定のデータを発生するデー
タ発生手段と、前記データ発生手段で得られたデータを
転送する転送手段と、前記転送手段に転送されたデータ
を受け取ってデータの記録を行うデータ記録手段とを有
する医用システムにおいて、前記データ発生手段によっ
て発生したデータにエラーチェック用のコードを付加す
ると共に前記データと付加された前記エラーチェック用
コードの検証を行うエラー検出訂正コード付加検査手段
を備えた。更に、前記エラーチェック用コードに基づい
てデータの誤りを検出するエラー検出手段を備えた。
【0019】望ましい、実施態様として、前記データ発
生手段が前記エラー検出訂正コード付加手段を有し、前
記データ記録手段が前記エラー検出手段を有するように
した。
【0020】前記エラー検出手段が、データの誤りを検
出した後に、データの訂正を行うようにした。前記医用
システムは、データを表示する表示手段を更に有し、前
記表示手段が前記エラー検出手段を有するようにした。
【0021】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。データの発生源でデータチェック用のコードを発生
し、データの転送経路の終端(例えばデータ記録部)で
データのチェックを行っているので、途中の装置の信頼
性に関わらず転送されたデータのエラー検出を従来の装
置と比較して格段に良くすることができる。従って、デ
ータ転送によるデータ異常を防止することができるの
で、装置の高信頼化に寄与できる。また、エラーチェッ
ク機能が強化されたので、システムの異常を早期に発見
することができる。加えて、エラーチェックをデータに
付加されたエラーチェック用のコードのみで行うので、
小規模化と低価格化に寄与する。また、エラー検出がソ
フトウェアのバグに左右されない。
【0022】更に、エラーのない状態で記録したことを
確認した後に、データの発生源のデータを消去するよう
にしているので、データの消失を防ぐことができる。ま
た、追記型の記憶媒体を用いた場合には、データエラー
のないことが確認された後にデータが記録されるので、
記憶媒体の浪費がなくなる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の医用システムの概略構成を示すブ
ロック図である。本発明の医用システムは、システム全
体を管理するシステム管理部100と、各システムを通
信接続するLAN600(ローカルエリアネットワー
ク)と、データを発生するデータ発生部200と、デー
タ発生部200とLAN600とを接続する第1データ
送受信部500Aと、データを記録するデータ記録部3
00と、データ記録部300とLAN600とを接続す
る第2データ送受信部500Bと、データを表示するデ
ータ表示部400と、前記データ表示部400とLAN
600とを接続する第3データ送受信部500Cとを具
備する。
【0024】図2、図3及び図4は、それぞれデータ発
生部200、データ記録部300及びデータ表示部40
0の概略構成を示すブロック図であり、図5は、第1デ
ータ送受信部500A、第2データ送受信部500B及
び第3データ送受信部500C(以下、単に「データ送
受信部」と総称する場合もある)の概略構成を示すブロ
ック図である。また、図6は、データ発生部200に設
けられたエラー検出訂正コード生成検査装置240(以
下、「生成検査装置」と称する)の概略構成を示すブロ
ック図であり、図7は、データ記録部300、データ表
示部400及びデータ送受信部500にそれぞれ設けら
れたエラー検出訂正コード訂正装置320(以下、「訂
正装置」と称する)の概略構成を示すブロック図であ
る。なお、下記の各概略ブロック図において、同一の機
能を有する部分には同じ符号を付し、説明は省略する。
【0025】データ発生部200は、データ発生部20
0の各部の制御を行うCPU210と、所定のデータ、
例えば画像データを発生するデータ発生装置220と、
データを記憶するハードディスク250(以下、「H
D」と称する)と、データ処理等を行うために一時的に
データを記憶するメモリ230と、データのエラーの検
出訂正を行うためのコードをデータに付加し、そのデー
タの検証を行う生成検査装置240とからなる。
【0026】データ記録部300は、データ記録部30
0の各部の制御を行うCPU210と、大容量データを
記憶する光ディスク等からなる大容量記憶媒体310
と、データの入出力を高速に行うためにデータを記憶す
るHD250と、データ処理等を行うために一時的にデ
ータを記憶するメモリ230と、データのエラーの検出
訂正を行うための訂正装置320とからなる。大容量記
憶媒体310は、上記の追記型或いは書換型の光ディス
クの他に、磁気テープ、DAT(Digital Audio Tape)、
フロプティカルディスク等がある。
【0027】データ表示部400は、データ表示部40
0の各部の制御を行うCPU210と、データを表示す
るデータ表示装置410と、データを記憶するHD25
0と、データ処理等を行うために一時的にデータを記憶
するメモリ230と、データのエラーの検出訂正を行う
ための訂正装置320とからなる。
【0028】データ送受信部500は、データ送受信部
500の各部の制御を行うCPU210と、LAN60
0とのデータの送受信を行う通信インターフェース51
0(以下、「I/F」と称する)と、データ処理等を行
うために一時的にデータを記憶するメモリ230と、デ
ータのエラーの検出訂正を行うための訂正装置320と
からなる。
【0029】生成検査装置240は、図示しないコント
ロールレジスタ及びステータスレジスタを介してコント
ロールデータを入力し生成検査装置240の各部の制御
を行うコントローラ241と、エラー検出訂正コードの
演算を行うエラー検出訂正コード演算部243(以下、
「演算部」と称する)と、エラー検出訂正コードをデー
タに付加し、付加されたエラー検出訂正コード及びデー
タの検証を行うエラー検出訂正コード読出付加部242
(以下、「読出付加部」と称する)と、前記演算部24
3及び読出付加部242における作業を行うためのデー
タの一時記憶を行う第1メモリ244及び第2メモリ2
45とからなる。ここで、第1メモリ244はデータ及
び付帯情報を一時記憶し、第2メモリ245はコードを
一時記憶する。また、データは図示しない入力バッファ
を介して読出付加部242に入力し、エラー検出訂正コ
ードが付加され検証されたデータが図示しない出力バッ
ファを介して読出付加部242から出力される。
【0030】なお、上記の生成検査装置240の構成に
おいて、読出付加部242をエラー検出訂正コード読出
部とエラー検出訂正コード付加部の2つの部分に分割
し、データの読込みは入力バッファを介してエラー検出
訂正コード読出部で行い、エラー検出訂正コードが付加
され検証されたデータは出力バッファを介してエラー検
出訂正コード付加部から出力するようにしても良い。
【0031】訂正装置320は、図示しないコントロー
ルレジスタ及びステータスレジスタを介してコントロー
ルデータを入力し訂正装置320の各部の制御を行うコ
ントローラ241と、エラー検出訂正コードの演算を行
う演算部243と、転送されたデータのエラーを検出
し、エラーがあればデータを訂正する等の処理を行うエ
ラー検出訂正コード訂正部321(以下、「訂正部」と
称する)と、前記演算部243及び読出付加部242に
おける作業を行うためのデータ等の一時記憶を行う第1
メモリ244及び第2メモリ245とからなる。ここ
で、第1メモリ244はデータ及び付帯情報を一時記憶
し、第2メモリ245はデータ及びコードを一時記憶す
る。また、データは図示しない入力バッファを介して訂
正部321に入力し、エラー検出訂正コードによりデー
タのエラー検出(検査)と訂正が行われ図示しない出力
バッファを介して訂正部321から出力される。
【0032】なお、上記の訂正装置320の構成におい
て、訂正部321をエラー検出訂正コード読出部とエラ
ー検出訂正コード訂正部の2つの部分に分割し、データ
の読込みは入力バッファを介してエラー検出訂正コード
読出部で行い、エラー検出訂正コードによりエラー検出
と訂正が行われたデータは出力バッファを介してエラー
検出訂正コード訂正部から出力するようにしても良い。
【0033】上記のように構成された医用システムを例
えばPACSに適用した場合の概略構成を図8に示す。
図8に示すように、基本的には、CT装置をデータ発生
部200とし、CT装置において、CT装置で得られた
画像データに生成検査装置240によってエラー検出訂
正コードが付加されて、図示しないデータ送受信部50
0を介してデータを転送するLAN600に送出され
る。LAN600によって転送されたデータは図示しな
いデータ送受信系を介してファイリング装置であるデー
タ記録部300に記録される。この場合において、デー
タ記録部300に表示機能を持たせることも可能である
し、別に持たせることもできる。更に、システム管理部
100は、単一システムであれば、特に必要としない。
【0034】上記のように構成された本発明の医用シス
テムの動作を説明する。図9は、データ発生部200に
おいてデータの発生時にエラー検出訂正コードを付加す
る処理を示すフローチャートである。
【0035】まず、データ発生装置220が所定のデー
タ、例えばCT装置における画像データ(以下、「元デ
ータ」と称する)を発生する(ステップA1)。次に、
生成検査装置240は、前記元データを所定の長さのデ
ータ長を有する1ライン毎(行方向)に分割し、エラー
検出訂正コードを演算し、メモリ230に記憶する(ス
テップA2)。ステップA2に続き、前記各1ラインデ
ータを所定のデータ長を有する1カラムデータに分割し
て、マトリクス状に配列し、列方向のエラー検出訂正コ
ードを演算して、メモリ230に記録する(ステップA
3)。前記発生データとステップA2及びステップA3
で演算されたエラー検出訂正コードとをHD250に記
録する(ステップA4)。
【0036】上記のようにして得られた元データにエラ
ー検出訂正コードを付加した場合のデータのフォーマッ
トの一例を図10に示す。図10のように、元データ
は、所定長のデータに分割され、マトリクス状に配置さ
れて、前記マトリクスの各行及び各列毎にエラーコード
が演算されて付加されるので、各カラム毎のデータの検
証及び訂正が可能となる。なお、エラー検出訂正コード
は先に述べたECCのようなデータの訂正が可能なコー
ドを付加する。
【0037】図11には、図10のようなフォーマット
を有するデータを転送する場合のデータ転送フォーマッ
トの例を示す。図11において、(a)は、1ラインの
データ毎にその該当行のエラー検出訂正コードを送出
し、最後にエラー検出訂正コード行の内容を送出する。
図11(b)は、まず1ライン毎にすべてのデータを送
出し、続いてエラー検出訂正コード列の内容を送出し、
最後にエラー検出訂正コード行の内容を送出する。この
ように、(a)又は(b)のどちらの内容においても各
行及び各列について演算されたエラー検出訂正コードの
内容が送出される。なお、このエラー検出訂正コードは
上記のフォーマットによらず、データの先頭に付加して
も良いし、データに付加するのではなく、付帯情報中に
付加しても良い。
【0038】次に、具体的に元データにエラー検出訂正
コードを付加する処理及び元データに付加されたエラー
検出訂正コードの検査処理について図12を参照して説
明する。
【0039】まず、読出付加部242はデータが記憶さ
れているメモリ230の先頭アドレスを得る(ステップ
B1)。この場合、データは先に述べたようにマトリク
ス状に配置されているものとする。アドレスが存在する
かどうかをチェックし(ステップB2)、アドレスが存
在しなければ指定アドレスが異常である旨をコントロー
ラ241に通知して処理を終了する(ステップB3)。
指定アドレスがある場合には、付帯情報のエラー検出訂
正コードが格納されているメモリ230のアドレスを得
る(ステップB4)。この場合、例えば画像の付帯情報
は図13に示すように構成されている。付帯情報とし
て、画像のデータの場合には、患者識別コード、検査識
別コード等と共にエラー検出訂正コードが格納される。
図中検査部門識別コードは、後に述べるようにデータの
再送指示があった場合にデータの転送先を特定するため
のコードである。ステップB4において、アドレスが存
在するかどうかをチェックし(ステップB5)、アドレ
スが存在しなければ指定アドレスが異常である旨をコン
トローラ241に通知して処理を終了する(ステップB
3)。
【0040】次に、読出付加部242は、付帯情報が格
納されたアドレスがある場合には、付帯情報を読み出し
て付帯情報にエラー検出訂正コードが存在するかどうか
を判定する(ステップB6)。ステップB6において、
付帯情報にコードが存在しない場合には、エラー検出訂
正コードの生成処理であるものと判断して、ステップB
8に進む。ステップB6において、付帯情報にエラー検
出訂正コードが存在する場合には、データの検査である
ものと判断して、付帯情報のエラー検出訂正コードをデ
ータ自体に付加する(ステップB7)。
【0041】次に、演算部243は所定の論理式に基づ
いてエラー検出訂正コードを演算し(ステップB8)、
データのアドレスを1つ進める(ステップB9)。そし
て、すべてのデータについてエラー検出訂正コードの演
算が終了するまで、ステップB8及びステップB9を繰
り返す(ステップB10)。
【0042】上記の演算は詳細な構成は図示しない演算
部243で次のように行われる。演算部243は、コン
トローラを有し、コントロールレジスタ及びアドレスレ
ジスタを介してコントロールデータを入力し、この信号
に基づいて、コントローラが各部の制御を行う。データ
が入力バッファを介して入力すると、アドレス発生器は
入力データに対して順番にアドレスを発生する。そし
て、情報読出器はアドレス毎に情報を読み出し、情報読
出器で1アドレス分の情報が読み出されるとアドレスカ
ウンタはアドレスを1つ進める。そして、エラー検出訂
正コード演算器でエラー検出訂正コードの演算が行われ
る。この演算はすべてのデータが終了するまで行われ、
データの終了は情報終了判定器により行われる。エラー
検出訂正コードの演算がすべて終了すると、エラー検出
訂正コード書込器は、演算されたエラー検出訂正コード
を書き込んで、出力バッファを介して出力される。
【0043】上記のような演算によりエラー訂正コード
が計算された後に、エラー検出訂正コードの生成の場合
であれば(ステップB11)、読出付加部242はエラ
ー検出訂正コードを付帯情報にセットする(ステップB
12)。また、処理が検査の場合には(ステップB1
1)、演算結果にエラーがあるかどうかを判断し(ステ
ップB13)、演算結果にエラーがあれば、データの損
失がある旨をコントローラ241に送出し(ステップB
14)、演算結果にエラーがない場合には、検査に異常
がないので、そのまま終了する。
【0044】次に、データ発生部200からデータを読
み出して、データをLAN600に送出するまでの処理
を図14を参照して説明する。データ発生部200のH
D250から第1データ送受信部500Aの内部へデー
タを転送する(ステップC1)。そして、第1データ送
受信部500Aの訂正装置320は、転送されたデータ
について詳細は後述するエラー検出訂正コードのエラー
チェック処理を行い(ステップC2)、データにエラー
がありかつ修復できない場合には、システム管理部10
0にデータ再送要求通知を送出して、データの再送を要
求して(ステップC3)、ステップC1に戻る。ステッ
プC2において、データにエラーがないか、又は、デー
タにエラーがある場合であってもデータの修復が可能な
場合には、データを復元してデータ発生部200へデー
タ受信完了通知を送出して(ステップC4)、I/F5
10を介してLAN600にデータ送出し、LAN60
0を介してデータ送受信部500にデータを転送する
(ステップC5)。ステップC3において、データの再
送をシステム管理部100に要求する場合に、データの
識別を行うために、例えば、患者識別コード、検査識別
コード及び同検査内における画像識別コード等も同時に
送出する。
【0045】上記のようにデータ発生部200からLA
N600にデータが送出される。上記の処理内容のうち
ステップC2のエラー検出訂正コードのエラーチェック
処理について、図15及び図16を参照して説明する。
図15は、エラー検出訂正コードのエラーチェック処理
の全体のフローチャートであり、図16はエラー検出訂
正コード演算処理を行うフローチャートを示す。
【0046】図15において、エラー検出訂正コードが
演算される(ステップD1)。この演算は、次のように
行われる。訂正部321はデータが記憶されているメモ
リ230の先頭アドレスを得る(ステップE1)。この
場合、データは先に述べたようにマトリクス状に配置さ
れているものとする。アドレスが存在するかどうかをチ
ェックし(ステップE2)、アドレスが存在しなければ
指定アドレスが異常である旨をコントローラ241に通
知して処理を終了する(ステップE3)。指定アドレス
がある場合には、付帯情報のエラー検出訂正コードが格
納されているメモリ230のアドレスを得る(ステップ
E4)。ステップE4において、アドレスが存在するか
どうかをチェックし(ステップE5)、アドレスが存在
しなければ指定アドレスが異常である旨をコントローラ
241に通知して処理を終了する(ステップE3)。
【0047】次に、訂正部321は、付帯情報が格納さ
れたアドレスがある場合には、付帯情報を読み出して、
付帯情報のエラー検出訂正コードをデータ自体に付加す
る(ステップE6)。
【0048】次に、演算部243は所定の論理式に基づ
いてエラー検出訂正コードを前述したような演算を行い
(ステップE7)、データのアドレスを1つ進める(ス
テップE8)。そして、すべてのデータについてエラー
検出訂正コードの演算が終了するまで、ステップE7及
びステップE8を繰り返す(ステップE9)。
【0049】すべてのデータの演算が終了すると、演算
結果をコードとして訂正部321(検査部分)へ送る
(ステップE10)。上記のようにして演算された演算
結果と転送されたエラー検出訂正コードとが一致するか
どうかが判断され(ステップD2)、一致すれば、正常
にデータが転送されたものとしてエラーチェック処理を
終了する。ステップD2において、一致しない場合に
は、コントローラ241にデータの異常通知を行う(ス
テップD3)。エラー検出訂正コードに基づいて転送さ
れたデータの復元が行うことができるかどうかを判断し
(ステップD4)、復元ができない場合にはエラーチェ
ック処理を異常終了して所定のステップに戻って処理を
再度行う。ステップD4において、データの復元が可能
であると判断された場合には、データの復元を行う(ス
テップD5)。ここで、データの復元に失敗した場合に
は(ステップD6)、チェック処理を異常終了して所定
のステップに戻って処理を再度行う。データの復元に成
功した場合には(ステップD6)、データ復元完了通知
をコントローラ241に通知して、チェック処理を正常
に終了する(ステップD7)。
【0050】上記のような、データのチェック処理をデ
ータの転送に応じて行うことにより、データ異常を直ち
に発見することが可能になると共に、高信頼性を有する
システムを提供することが可能になる。
【0051】上記のようなチェック処理を含むデータ転
送について、図17及び図18を参照して説明する。図
17は、LAN600から第2データ送受信部500B
に入力されたデータがデータ記録部300に記録される
までの処理を示すフローチャートであり、図18は、デ
ータ記録部300からデータ表示部400にデータが転
送されてデータが表示されるまでの処理を示すフローチ
ャートである。
【0052】図17において、データ記録部300はL
AN600から第2データ送受信部500Bに入力され
たデータを第2データ受信部のから入力する(ステップ
F1)。訂正装置320はこの入力データのチェック処
理を行う(ステップF2)。ステップF2において異常
終了の場合には、ステップF1の処理に戻り、正常終了
の場合には、CPU210は第2データ送受信部500
Bへデータ受信完了通知を送る(ステップF3)。デー
タ記録部300は、入力データをメモリ230に記録し
(ステップF4)、このメモリ230からHD250へ
データを転送する(ステップF5)。HD250へ転送
されたデータのチェック処理を行い(ステップF6)、
異常終了の場合には、ステップF5の処理に戻り、正常
終了の場合には、データ記録部300のCPU210に
データ受信完了通知を送る(ステップF7)。
【0053】HD250からメモリ230へデータを転
送する(ステップF8)。メモリ230へ転送されたデ
ータのチェック処理を行い(ステップF9)、異常終了
の場合には、ステップF8の処理に戻り、正常終了の場
合には、データ記録部300のCPU210にデータ受
信完了通知を送る(ステップF10)。
【0054】最終的に、データとエラー検出訂正コード
をメモリ230から大容量記憶装置に記録する(ステッ
プF11)。この時点でデータが正常に大容量記憶装置
に記録されたことが確認されるので、データ発生部20
0に保持されているデータが消去される。
【0055】次に、データ記録部300に記録されたデ
ータを読み出して、データ表示部400に表示させる場
合の処理を図18を参照して説明する。まず、表示する
データがHD250にあるかどうかを検索する(ステッ
プG1)。データがHD250に存在する場合には、H
D250からデータ記録部300のメモリ230にデー
タを転送する(ステップG2)。ステップG1におい
て、HD250にデータがない場合には、大容量記憶媒
体310にデータがあるかどうかを検索し(ステップG
3)、データが大容量記憶媒体310にデータがある場
合には大容量記憶媒体310からデータ記録部300の
メモリ230にデータを転送し(ステップG4)、ない
場合にはデータ識別コード異常通知をデータ表示部40
0に送り(ステップG5)、異常終了する。
【0056】ステップG2又はステップG4でに転送さ
れたデータはチェック処理が行われ(ステップG6)、
異常があればステップG1に戻り、異常がなければデー
タ記録部300のメモリ230から第2データ送受信部
500Bのへデータが転送される(ステップG7)。こ
こで、第2データ送受信部500Bに転送されたデータ
のチェック処理が行われ(ステップG8)、異常があれ
ばステップG1に戻り、異常がなければデータ記録部3
00へデータ受信完了通知を送る(ステップG9)。
【0057】次に、第2データ送受信部500BのI/
F510からLAN600へデータが送出され、第3デ
ータ送受信部500CがI/F510を介してLAN6
00からデータを受け取り、メモリ230に格納する
(ステップG10)。第3データ送受信部500Cに転
送されたデータのチェック処理が行われ(ステップG1
1)、異常があればステップG1に戻り、異常がなけれ
ば第2データ送受信部500Bへデータ受信完了通知を
送る(ステップG12)。そして、第3データ送受信部
500Cのメモリ230からデータ表示部400のメモ
リ230へデータが転送される(ステップG13)。デ
ータ表示部400に転送されたデータのチェック処理が
行われ(ステップG14)、異常があればステップG1
に戻り、異常がなければ第3データ送受信部500Cへ
データ受信完了通知を送る(ステップG12)。転送さ
れたデータをメモリ230から表示装置へ転送し、表示
装置に表示する(ステップG16)。
【0058】上記のような構成によれば、本発明は、デ
ータの発生源でデータチェック用のコードを発生し、デ
ータの転送経路の終端(例えばデータ記録部300)で
データのチェックを行っているので、途中の装置の信頼
性に関わらず転送されたデータのエラー検出を従来の装
置と比較して格段に良くすることができる。従って、デ
ータ転送によるデータ異常を防止することができるの
で、装置の高信頼化に寄与できる。また、エラーチェッ
ク機能が強化されたので、システムの異常を早期に発見
することができる。加えて、エラーチェックをデータに
付加されたエラーチェック用のコードのみで行うので、
小規模化と低価格化に寄与する。
【0059】本発明は、上記実施例に限定されない。上
記の実施例においては、エラー検出訂正コードをデータ
発生時に付加する構成としたが、エラー検出訂正コード
はの付加はデータの誤りがないことが確実に保証される
装置、例えば上記実施例においては第1データ送受信部
500Aで行っても良い。この場合に、データ記録部3
00に記録するまでにデータを保持するのはデータ発生
部200でなく第1データ送受信部500Aとなる。ま
た、エラー検出訂正コードの付加後には、すべての装置
でデータのチェックを行う例を示したが、これに限ら
ず、例えばデータ発生部200ではエラー検出訂正コー
ドの付加のみを行い、データ記録部300のみでエラー
検出を行う構成としても良い。なお、エラー検出訂正コ
ードの付加は上記実施例では、行及び列に対してそれぞ
れ付加する構成としたが、全データに対して1つのエラ
ー検出訂正コード(例えば1画像につき1つのエラー検
出訂正コード)を付与する構成としても良い。この場合
には、データの先頭又は最後にエラー検出訂正コードを
付加する。
【0060】更に、上記の実施例ではすべての装置にエ
ラーチェック機能を付加したが、システムの要求に応じ
て、任意の装置、例えば、データ発生部200にはエラ
ー検出訂正コードの付加機能、データ記録部300には
エラー検出機能のみを付加する構成としても良い。
【0061】上記の実施例では、PACSを対象とした
が、PACSのような通信システムでなく、例えばX線
CT装置のような1つの装置にも適用可能である。この
場合には、データ発生部200はX線検出系、LAN6
00は内部バス、データ記録部300は記憶媒体(HD
250等)にそれぞれ該当する。そして、エラー検出訂
正コードの付加をX線検出系で行い、記憶媒体でデータ
のエラーチェックを行うようにする。加えて、上記の実
施例においてデータ発生部200をCT装置として説明
したが、CT装置に限らずMRI装置、超音波診断装置
等の他の画像発生装置やレポート発生装置等にも適用可
能である。
【0062】また、付加するエラー検出訂正コードの種
類は、特に特定しなかったが、エラーの検出が可能なコ
ードであれば、既存のコードを用いることができる。但
し、エラー検出訂正コードとしては、エラー検出時に訂
正可能な、例えばECCのようなコードが望ましい。
【0063】データに異常が発見された場合の動作とし
て、上記実施例では、エラー検出訂正コードからデータ
を復元し、データを復元できない場合にはシステム管理
部100に送信元からデータの再送要求を出すようにし
ているが、これに限らない。システム管理部100がな
い場合には、直接送信元にデータ再送要求を出すように
しても良い。加えて、再送要求はデータの送信元に行う
必要はなく、上記の実施例でデータ発生部200からデ
ータ記録部300にデータを転送する場合において、第
1送受信部から第2データ送受信部500Bにデータを
転送するときにデータ異常が起きた時には、第1データ
送受信部500Aから再度データを送信するようにして
も良い。
【0064】また、上記の実施例では、付帯情報はデー
タと共に転送される構成としたが、エラーが検出された
場合あっても付帯情報のみ経路の終端(例えばデータ記
録部300)まで送り、データのみを再送する構成とし
ても良い。
【0065】また、上記実施例ではシステム管理部10
0に再送要求を行い、システムが再送を行う構成とした
が、エラーメッセージを表示して、ユーザに注意を喚起
して、ユーザの判断によりデータの再送を行うようにし
ても良い。その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形して実施できるのは勿論である。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が得られ
る。データの発生源でデータチェック用のコードを発生
し、データの転送経路の終端(例えばデータ記録部)で
データのチェックを行っているので、途中の装置の信頼
性に関わらず転送されたデータのエラー検出を従来の装
置と比較して格段に良くすることができる。従って、デ
ータ転送によるデータ異常を防止することができるの
で、装置の高信頼化に寄与できる。また、エラーチェッ
ク機能が強化されたので、システムの異常を早期に発見
することができる。加えて、エラーチェックをデータに
付加されたエラーチェック用のコードのみで行うので、
小規模化と低価格化に寄与する。また、エラー検出がソ
フトウェアのバグに左右されない。
【0067】更に、エラーのない状態で記録したことを
確認した後に、データの発生源のデータを消去するよう
にしているので、データの消失を防ぐことができる。ま
た、追記型の記憶媒体を用いた場合には、データエラー
のないことが確認された後にデータが記録されるので、
記憶媒体の浪費がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医用システムの概略構成を示すブロ
ック図。
【図2】 データ発生部の概略構成を示すブロック図。
【図3】 データ記録部の概略構成を示すブロック図。
【図4】 データ表示部の概略構成を示すブロック図。
【図5】 データ送受信部の概略構成を示すブロック
図。
【図6】 データ発生部に設けられたエラー検出訂正コ
ード生成検査装置の概略構成を示すブロック図。
【図7】 データ記録部、データ表示部及びデータ送受
信部にそれぞれ設けられたエラー検出訂正コード訂正装
置の概略構成を示すブロック図。
【図8】 本発明の医用システムをPACSに適用した
場合の概略構成を示す図。
【図9】 データ発生部においてデータの発生時にエラ
ー検出訂正コードを付加する処理を示すフローチャー
ト。
【図10】 元データにエラー検出訂正コードを付加し
た場合のデータのフォーマットの一例を示す図。
【図11】 図10のようなフォーマットを有するデー
タを転送する場合のデータ転送フォーマットをの例を示
す図。
【図12】 元データにエラー検出訂正コードを付加す
る処理及び元データに付加されたエラー検出訂正コード
の検査処理を示すフローチャート。
【図13】 画像の付帯情報の構成例。
【図14】 データ発生部からデータを読み出して、デ
ータをLANに送出するまでの処理を示す図。
【図15】 エラー検出訂正コードのチェック処理の全
体のフローチャート。
【図16】 エラー検出訂正コード演算処理を行うフロ
ーチャート。
【図17】 LANから第2データ送受信部に入力され
たデータがデータ記録部に記録されるまでの処理を示す
フローチャート。
【図18】 データ記録部からデータ表示部にデータが
転送されてデータが表示されるまでの処理を示すフロー
チャート。
【図19】 従来の医用システムの概略構成を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
100…システム管理部、200…データ発生部、21
0…CPU、220…データ発生装置、230…メモ
リ、240…エラー検出訂正コード生成検査装置(生成
検査装置)、241…コントローラ、242…エラー検
出訂正コード読出付加部(読出付加部)、243…エラ
ー検出訂正コード演算部(演算部)、244…第1メモ
リ、245…第2メモリ、250…ハードディスク(H
D)、300…データ記録部、310…大容量記憶媒
体、320…エラー検出訂正コード訂正装置(訂正装
置)、321…エラー検出訂正コード訂正部(訂正
部)、400…データ表示部、410…データ表示装
置、500…データ送受信部、500A…第1データ送
受信部、500B…第2データ送受信部、500C…第
3データ送受信部、510…I/F、600…LAN。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータを発生するデータ発生手段
    と、前記データ発生手段で得られたデータを転送する転
    送手段と、前記転送手段に転送されたデータを受け取っ
    てデータの記録を行うデータ記録手段とを有する医用シ
    ステムにおいて、前記データ発生手段によって発生した
    データにエラーチェック用のコードを付加すると共に前
    記データと付加された前記エラーチェック用コードの検
    証を行うエラー検出訂正コード付加検査手段を具備する
    ことを特徴とする医用システム。
  2. 【請求項2】 前記エラーチェック用コードに基づいて
    データの誤りを検出するエラー検出手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の医用システム。
  3. 【請求項3】 前記データ発生手段が前記エラー検出訂
    正コード付加手段を有し、前記データ記録手段が前記エ
    ラー検出手段を有することを特徴とする請求項2記載の
    医用システム。
  4. 【請求項4】 前記エラーチェック用コードがデータの
    修復可能なコードであることを特徴とする請求項1ない
    し3記載の医用システム。
  5. 【請求項5】 前記エラー検出手段が、データの誤りを
    検出した後に、データの訂正を行うことを特徴とする請
    求項2ないし4記載の医用システム。
  6. 【請求項6】 前記エラー検出手段は、データの修復が
    不可能な際には、前記データ発生手段に該データの再送
    を要求することを特徴とする請求項2ないし5記載の医
    用システム。
  7. 【請求項7】 前記医用システムはデータを表示する表
    示手段を更に有し、前記表示手段が前記エラー検出手段
    を有することを特徴とする請求項2ないし6記載の医用
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107135A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 General Electric Co <Ge> 診断用画像の遠隔観察及び分析を行うための方法及びシステム
CN111345768A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 重庆金山医疗器械有限公司 一种图片完整性检验方法、通信装置及胶囊内窥镜系统

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