JP3017020B2 - 装飾容器 - Google Patents

装飾容器

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JP3017020B2
JP3017020B2 JP6206596A JP20659694A JP3017020B2 JP 3017020 B2 JP3017020 B2 JP 3017020B2 JP 6206596 A JP6206596 A JP 6206596A JP 20659694 A JP20659694 A JP 20659694A JP 3017020 B2 JP3017020 B2 JP 3017020B2
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弘一 米山
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/36Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/368Foldable carton-boxes simulating, or transformable into, a special configuration, e.g. a car, a house, an animal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上面が開口した容器主
部と、該容器主部に接続され、この接続部で折り曲げら
れて上記容器主部の上面開口を覆う蓋部とを備えて成る
容器であって、例えば蓋を開けるときに蓋部が起立拡開
して立体形状を呈し、蓋を開ける人に驚きとおもしろさ
を感じさせることができる装飾容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上面が開口した容器主部と、
該容器主部に接続され、この接続部で折り曲げられて上
記容器主部の上面開口を覆う蓋部とを備えて成る種々の
容器が知られている。このようなタイプの容器は、種々
の品物を収容する容器として極めて一般的なものである
が、その殆どは単に一枚の板状の蓋があり、それを容器
主部との接続部で折り曲げて蓋の開閉をするようにした
だけのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように単に一枚の蓋が開閉するだけの通常の容器は単純
でありきたりであり、面白みに乏しいものである。特
に、その容器がプレゼント品の容器である場合、あるい
はクリスマスケーキやカットされたウエディングケーキ
の容器である場合、あるいは各種ケーキ、クッキー等の
お菓子の容器である場合、あるいはジャムその他の特に
若い女性向けの御土産品の容器である場合等において
は、購入して蓋を開ける場合あるいはプレゼントされて
蓋を開ける場合等に、蓋の形状が変化するような趣向を
凝らしておけば、蓋の形状変化により蓋を開ける人はそ
の意外性で新鮮な驚きとおもしろさを感じ、容器として
の付加価値を向上させることができる。
【0004】本発明の目的は、上記事情に鑑み、上面が
開口した容器主部と、該容器主部に接続され、この接続
部で折り曲げられて上記容器主部の上面開口を覆う蓋部
とを備えて成る容器であって、例えば蓋を開けるときに
蓋部が起立拡開して立体形状を呈し、蓋を開ける人に驚
きとおもしろさを感じさせ、興味を持たせることができ
る装飾容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る装飾容器
は、上記目的を達成するため、上面が開口した容器主部
および該容器主部に接続されこの接続部で折り曲げられ
て上記容器主部の上面開口を覆う蓋部を有する容器と、
該容器に組み込まれる操作体とを備えて成り、上記蓋部
は、後縁が上記容器主部の後側壁の上縁に折り曲げ可能
に接続された上板と、該上板に対向する下板と、上記上
板と下板の左右側部に接続されると共に中間で谷折りさ
れて上板と下板との間に挟まれる側板とを備えて成り、
上記操作体は、上記蓋部に係合する係合部と、該係合部
から前方に延びる中間部と、該中間部から前方に延びる
前端部とを備えて成り、上記容器主部の上面開口を上記
蓋部で覆った状態において、上記操作体の係合部を上記
蓋部に係合させると共に、上記操作体の前端部を容器の
外部に露出させ、この前端部を前方に引っ張ることによ
り上記操作体の係合部を介して上記蓋部を起立拡開させ
るように構成されていることを特徴とする。
【0006】上記装飾容器においては、上記操作体の係
合部が上記蓋部の幅とほぼ同じ幅を有する拡開部から成
り、上記容器主部の上面開口を上記蓋部で覆った状態に
おいて、上記操作体の拡開部が上記蓋部の上板と谷折り
された側板との間に位置せしめられる構成を採用するこ
とができる。
【0007】上記装飾容器においては、上記下板には、
該下板の表面に向けて押しつけることにより板状に折り
畳み可能であり、その押しつけ力を解除すると起立して
立体形状を成す起立立体部材が設けられ、上記蓋部で上
記容器主部の上面開口を覆った状態において、上記起立
立体部材は上記操作体の中間部により押しつけ力が付与
されて該中間部と上記下板の表面との間で折り畳まれる
構成を採用することができる。
【0008】また、上記装飾容器においては、上記操作
体の前端部はその前端に差込部を有し、上記操作体には
上記差込部の後方に該差込部が挿通される前方スリット
及び後方スリットが形成され、また上記蓋部には上記差
込部が差し込まれる被差込部が形成され、上記差込部は
後方に向て折り返されて上記前方スリットに挿通されて
操作体の裏面側を通ると共に後方スリットに挿通されて
操作体の表面側に位置し、かつ上記蓋部の被差込部に差
し込まれて上記蓋部に係止される構成を採用することが
できる。
【0009】さらに、上記装飾容器においては、上記容
器主部の前側壁部に操作体挿通口が形成され、上記操作
体の前端部が上記操作体挿通口を通って容器の外部に露
出せしめられる構成を採用することができる。
【0010】
【作用および発明の効果】本発明に係る装飾容器は、上
記の様に、蓋部を、後縁が容器主部の後側壁の上縁に折
り曲げ可能に接続された上板と、該上板に対向する下板
と、上記上板と下板の左右側部に接続されると共に中間
で谷折りされて上板と下板との間に挟まれる側板とで構
成し、上記蓋部に係合する係合部と、該係合部から前方
に延びる中間部と、該中間部から前方に延びる前端部と
を有する操作体を備え、上記容器主部の上面開口を上記
蓋部で覆った状態において、上記操作体の係合部を上記
蓋部に係合させると共に、上記操作体の前端部を容器の
外部に露出させ、この前端部を前方に引っ張ることによ
り上記操作体の係合部を介して上記蓋部を起立拡開させ
る様に構成されているので、例えば蓋を開くときに、上
記容器の外部に露出させた操作体の前端部を把持してこ
の操作体を前方に向けて引っ張れば、操作体の係合部を
介して上記蓋部が起立拡開し、これにより蓋を開けよう
とした人はその意外性により新鮮な驚きとおもしろさを
感じ、容器としての付加価値を向上させることができ
る。
【0011】上記操作体の係合部を上記蓋部の幅とほぼ
同じ幅を有する拡開部で形成し、上記容器主部の上面開
口を上記蓋部で覆った状態において、上記操作体の拡開
部を上記蓋部の上板と谷折りされた側板との間に位置せ
しめる様に構成した場合には、上記容器の外部に露出さ
せた操作体の前端部を把持してこの操作体を前方に向け
て引っ張れば、上記拡開部が前方に引っ張られて上記蓋
部が開方向に回動起立し、さらにこの拡開部は蓋部の幅
とほぼ同じ幅を有しているので、この拡開部によって谷
折りされた側板部が押し広げられ、もって蓋部は立体形
状に拡開される。
【0012】上記装飾容器においては、上記下板に、該
下板の表面に向けて押しつけることにより板状に折り畳
み可能であり、その押しつけ力を解除すると起立して立
体形状を成す起立立体部材を設け、上記蓋部で上記容器
主部の上面開口を覆った状態において、上記起立立体部
材を上記操作体の中間部により押しつけて上記下板の表
面と中間体との間で折り畳む様に構成すれば、上記容器
の外部に露出させた操作体の前端部を把持してこの操作
体を前方に向けて引っ張ることにより、上述のように蓋
部が立体形状に拡開されると共に上記起立立体部材に対
する上記中間部による押しつけが解除され、該起立立体
部材も起立拡開して立体形状を呈し、これにより蓋を開
けようとした人はさらに新鮮な驚きとおもしろさを感
じ、容器としての付加価値をより向上させることができ
る。
【0013】上記装飾容器においては、上記操作体の前
端部はその前端に差込部を有し、上記操作体には上記差
込部の後方に該差込部が挿通される前方スリット及び後
方スリットが形成され、また上記蓋部には上記差込部が
差し込まれる被差込部が形成され、上記差込部は後方に
向て折り返されて上記前方スリットに挿通されて操作体
の裏面側を通ると共に後方スリットに挿通されて操作体
の表面側に位置し、かつ上記蓋部の被差込部に差し込ま
れて上記蓋部に係止される構成を採用すれば、上記差込
部は上記前後のスリットを通ることにより操作体に係止
され、かつその差込部が上記蓋部に係止されるので、結
局上記操作体は蓋部に確実に係止されることとなり、こ
れにより上記の起立立体部材を有している場合にはその
起立立体部材を操作体の中間部で蓋部に対して確実に押
しつけて折畳み状態を維持することができ、また、起立
立体部材を有していると否とに拘らず、操作体の前端部
を蓋部に係止させることにより、操作体の係合部が上記
の如き拡開部である場合その拡開部が上記のように蓋部
の上板と谷折りされた側板との間に位置して挾まれてい
ることと相俟って、この操作体により蓋部が自然に拡開
するのを防止することができる。
【0014】上記装飾容器においては、上記容器主部の
前側壁部に操作体挿通口を形成し、上記操作体の前端部
を上記操作体挿通口を挿通して容器の外部に露出せしめ
る構成を採用すれば、この操作体は上記操作体挿通口を
挿通することにより容器主部側に係止せしめられ、その
結果この操作体を介して上記蓋部が容器主部側に係止せ
しめられ、蓋部を閉じた状態に維持し、蓋部が容器主部
から自然に開くことを防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る装飾
容器の実施例について詳細に説明する。
【0016】図1及び図2は本発明に係る装飾容器の一
実施例を示す図であり、図1は容器を示す斜視図、図2
は操作体を示す平面図である。
【0017】本実施例の容器1は紙製の容器であり、図
1に示すように、底壁2と側壁4すなわち前側壁4a、
後側壁4b、右側壁4c及び左側壁4dとを備えた上面
開口4eの容器主部6と、該容器主部6の上縁に折り曲
げ可能に接続されると共にその接続部で折り曲げられて
容器主部の上面開口4eを覆う蓋部8とを備えて成る。
【0018】上記容器主部6は、その前側壁4aの上縁
に折り曲げ可能に接続された前部蓋片10が設けられ、こ
の前部蓋片10には、更にその中央部に位置する以下に述
べる操作体の中間部36の幅よりも少し広い幅の領域12a
を除いて左右横方向側部に折り曲げ可能に接続された突
片12が設けられている。また、前側壁4aの上縁部に
は、以下に述べる操作体の前端部4aが挿通される操作
体挿通口13が形成されている。なお、この前側壁4aと
前部蓋片10と突片12とは前側壁部を形成している。
【0019】上記蓋部8は、後縁が上記容器主部の後側
壁4bの上縁に折り曲げ可能に接続された上板14と、該
上板14の前縁に前縁が接続された上記上板14に対向する
下板16と、上記上板14と下板16の左右側縁に接続されと
共に中間で谷折りされて上板14と下板16との間に挟まれ
る側板20とを備えて成る。この蓋部の下板16には、後に
詳述する起立立体部材60が設けられている。また、上記
蓋部8には、その上板16の前縁と下板18の前縁との接続
部である蓋部前縁19aに、後に詳述する操作体の差込部
が差し込まれるスリットから成る被差込部22が形成され
ている。
【0020】操作体30は、図2に示すように、紙製の薄
い帯状体で形成され、後端部32と、該後端部32から前方
に延びると共に上記蓋部8の幅と略同じ幅を有する拡開
部34と、該拡開部34から前方に延びる中間部36と、該中
間部36から前方に延びる前端部38とを有している。
【0021】上記拡開部34は、中央部が上記蓋部8の左
右方向の幅よりも僅かに小さい幅Wを有し、前部及び後
部は両側部を切り欠いて斜辺34aが形成されている。ま
た、上記拡開部34には、切れ目34bを入れることによ
り、第1把持片34cが形成されている。上記中間部36
は、上記容器主部の前後長と略同じ長さLを有し、その
後端には後方に向けて斜めに広がった係止部36aが形成
され、前部には以下に述べる差込部が貫通せしめられる
前方スリット36b及び後方スリット36cが形成されてい
る。上記前端部38は、後部38aと前方に向けて幅狭に形
成された中部38bと幅狭の差込部38cとを備えて成り、
上記中部38bには切れ目38dを入れることにより第2把
持片38eが形成されている。なお、上記拡開部34は本発
明の係合部を構成している。
【0022】上記操作体30には、図中破線で示す様に上
記後端部32と拡開部34との境に第1折り目40が、拡開部
の中央に第2折り目42が、拡開部34と中間部36との境に
第3折り目44が、中間部36と前端部38との境に第4折り
目46が、前端部38における後部38aと中部38bとの境及
び中部38bと差込部38cとの境に第5および第6折り目
48,50が形成されている。
【0023】上記操作体30は、図3に示すように、第1
折り目40で谷折りし、拡開部34を第2折り目42で山折り
して折り畳み、また第3折り目44で谷折りし、第4折り
目46で山折りし、第5折り目48及び第6折り目46で谷折
りし、その状態で図4に示す態様で容器1に組み込まれ
る。即ち、操作体の後端部32を容器主部の後側壁4bに
沿って容器主部6内に位置させ、上記第2折り目42で山
折りして折り畳んだ拡開部34を蓋部の上板14と谷折りさ
れた側板20との間に差し込み、中間部36を容器主部6の
上に位置させておく。
【0024】しかる後、上記起立立体部材60を図4中の
矢印方向に折り返して下板16の表面に向けて押しつけて
折り畳み、その状態で図5に示す様に上記操作体中間部
36を上記第3折り目44で谷折りして折り曲げ、この中間
部36で上記折り畳んだ起立立体部材60を蓋部下板16の表
面に押さえ付け、続いてその状態を保ったままで図6に
示すように、上記差込部38cを第6目折り目50で谷折し
て後方に向て折り返し、該差込部38cを上記前方スリッ
ト36bに挿通して操作体の裏面側を通すと共に後方スリ
ット36cに挿通して操作体の表面側に位置させ、しかる
のち上記蓋部の被差込部22に差し込まれて蓋部8内に挿
入係止される。
【0025】かかる構成により、操作体の差込部38c
は、操作体中間部の前方スリット36bと後方スリット36
cとの間の係止部(係止帯)38dにより蓋部前縁19aの
近傍位置で操作体中間部36に係止され、かつこの差込部
38cが蓋部の被差込部22に差し込まれて蓋部8に係止さ
れるので、結局操作体の中間部36は蓋部8に確実に係止
されることとなり、上記起立立体部材60を操作体中間部
36で蓋部8に対して確実に押し付けて折り畳み状態を維
持することができ、また、操作体の拡開部34が蓋部の上
板14と谷折りされた側板20との間に位置して挾まれてい
ることと相俟って、以下に説明する図9から容易に理解
される様に、この操作体30により蓋部8が自然に拡開す
るのを防止することができる。
【0026】上記状態から、図7に示すように,上記第
5折り目48で谷折りされた前端部38をその折り目48部を
先頭にして上記容器主部の前側壁部に形成された操作体
挿通口13を矢印方向に通過させ、それによって容器主部
6から外部に露出させて特に第2把持部38eを外部から
把持可能とし、しかる後図8に示すように上記先端部の
後部38aと中部38bとを容器主部の前側壁4aに沿って
下方に延びる状態とし、上記第2把持部38eを図示のよ
うに折り曲げて前方に飛び出した状態にする。また、上
記前部蓋片10を図8に示すように後方に向けて折り曲げ
て該前部蓋片10で上記蓋部8では覆われていない容器主
部の上面開口4eの前方部分を覆い、かつ上記突片12を
上記蓋部8の前端部の下側に差し込む。これによって、
蓋部8の閉じが終了する。
【0027】この蓋部8を閉じた状態においては、図8
のIX−IX線断面図である図9に示すように、上記容器主
部6内には所望の品物52が収容され、この品物52と容器
主部の後側壁4bとの間に上記操作体の後端部32が挿入
され、上記側板20を谷折りして上板14と下板16との間に
挟んで板状に折り畳んだ上記蓋部8を容器主部6に対す
る接続部(蓋部後縁19b)で折り曲げて該容器主部の上
面開口4eを該蓋部8で覆った状態において、上記操作
体の拡開部34を上記蓋部の上板14と谷折りされた側板20
との間に位置せしめ、上記前端部38を容器1の外部に把
持可能に露出させた状態とされている。
【0028】上記の様に操作体の前端部38を上記容器主
部6の前側壁部に形成した操作体挿通口13に挿通するこ
とにより、操作体の前端部38は容器主部6側に係止さ
れ、その結果この操作体30を介して蓋部8が容器主部6
側に係止され、蓋部8は図9に示す閉じ状態に維持され
る。
【0029】次に、上記起立立体部材60について説明す
る。本実施例では、以下に述べるように上記蓋部が拡開
された状態で蓋部は屋根になって容器全体では教会の形
状となるように構成されており、この関係で起立立体部
材は上記蓋部による屋根の上に位置する十字架を有する
塔を形成するように構成されている。
【0030】図10はこの起立立体部材60の展開図であ
り、図示のように第1側面部62、第2側面部64、第3側
面部66および第4側面部68を備え、各側面部はそれぞれ
三角状の屋根部62a,64a,66a,68aと四角状の側壁
部62b,64b,66b,68bを有している。第1側面部62
はその屋根部62aに十字架部62dを有するると共に側壁
部62bには蓋部8により形成される屋根を跨ぐための三
角状の切り欠き62cが形成され、第3側面部の側壁部66
bにも同様の三角状の切り欠き66cが形成されている。
また、第4側面部の屋根部68a及び側壁部68bにはそれ
らを第1側面部の屋根部62a及び側壁部62bに接着する
ための接着部68cが設けられ、またこの側壁部68bの下
縁にはこの起立立体部材60を蓋部の下板16に接着するた
めの接着部68dが設けられ、この接着部68dには輪ゴム
係止突起68eが形成されている。更に、上記第2及び第
3側面部の屋根部64a,66aの対抗する斜辺に輪ゴム係
止部70が設けられている。また、この起立立体部材60に
は図中破線で示す折り目が形成されている。
【0031】上記のごとく形成された起立立体部材60
は、図11に示すように、第2側面部64と第3側面部66と
の境の折り目で山折され、第4側面部の接着部68cを第
4側面部68との境で山折りして第1側面部の屋根部62a
および側壁部62bの裏面に接着し、また上記輪ゴム係止
部70を第2および第3側面部64,66との境目で山折りし
て両側面部の屋根部64a,66a間に折り込んで重ね合わ
された状態とし、この重ね合わされた輪ゴム係止部70と
上記第4側面部に設けた輪ゴム係止突起68eとに輪ゴム
72を引き延ばした状態でかけ渡す。なお、輪ゴム72をか
け渡した後は図中紙面に垂直な方向の押圧力を付与する
ことにより図11に示す状態が維持される。
【0032】上記起立立体部材60はこの状態でその接着
部68dを、図12に示すように、蓋部の下板16に形成され
たスリット状の接着部挿通口74に差し込んで該下板16の
裏面に接着し、図13に示す状態とする。この場合、上記
接着部挿通口74には蓋部前縁19aに向けて延びかつその
前縁19a近傍位置でかつ上記接着部挿通口74の右端位置
と略同じ左右方向位置にまで延びた開口部76が形成され
ており、従って輪ゴム72はその開口部76の図中右上部即
ち蓋部前縁19a近傍かつ起立立体部材60の図中右側端と
ほぼ同じ左右位置から下板16の表側に現われている。
【0033】図13に示す状態で起立立体部材60に作用さ
せている押しつけ力を解除すると、起立立体部材60は、
輪ゴム72の引っ張り力により上記輪ゴム係止部70(図13
には図示せず)を介して第2及び第3側面部の屋根部64
a,66aが引っ張られ、第4側面部68と接着部68dとの
境の折り目68fで山折りされて図14に示す様に起立する
と共に、その際この図14に示すように上記第1および第
3側面部の側壁部62b,66bがそれらの切欠部62c,66
cで蓋部前縁19aをまたぎ(62b,62cは図14に図示せ
ず)、かつ上記輪ゴム係止部70と上記開口部76の輪ゴム
出現位置とは起立した起立立体部材60において対角線上
にあるので、第2及び第3側面部の屋根部64a,66aは
輪ゴム70により対角線上に第1及び第4側面部の屋根部
62a,68a側に引っ張られ(64a,62aは図14には図示
せず)、その結果、図14に示すように各側面部の側壁部
は四角状に広がると共に屋根部も各側壁部から山折りさ
れて図示のように四角錐状の屋根を形成する。
【0034】なお、上記輪ゴム72は第2および第3側面
部の屋根部に設けられた2つの輪ゴム係止部70を重ね合
わせた状態の輪ゴム係止部70に引っ掛けられているの
で、2つの輪ゴム係止部70はこの輪ゴム72で互いに押し
付けられており、従ってこの輪ゴム72の力により上記輪
ゴム係止部72を介して上記第2および第3側面部の屋根
部64a,66a(64aは図14には図示せず)同志は互いに
突き合わされた状態を維持することができる。
【0035】次に、図8及び図9に示す蓋部8を閉じた
状態から、この蓋部8を開ける場合の容器1の作動状態
について説明する。図8及び図9に示す状態から、上記
操作体先端部の第2把持片38eを把持して前方に引っ張
る。すると、上記差込部38cが上記蓋部8から抜け、差
込部38cにより蓋部8を閉方向に押しつけていた力が解
除され、蓋部8はその後縁19bの折り曲げ部における復
元力によりある程度起立し、かつそれによって操作体中
間部36による上記起立立体部材60(図9では図示省略)
の押しつけ力も解除されるので、該起立立体部材60は上
述のように輪ゴム72の引っ張り力により起立拡開し、蓋
部8に対して図14に示す状態となる。
【0036】この状態から、更に上記第2把持部38eを
引っ張ると、今度は上記中間部36を介して上記拡開部34
が前方に引っ張られ、それによって上記折り畳まれた拡
開部34が広がり、上記蓋部の下板16を前方に向けて広げ
ると共に拡開部34の幅が蓋部8の幅と略等しく形成され
ているのでその拡開部34の前方への広がりにより拡開部
34の側辺で蓋部の両側板20を押し広げ、その結果図15に
示すように、蓋部8は拡開して屋根状となり、容器全体
で教会の形状を呈する。なお、本実施例においてはこの
容器に対して図15に示すような教会の絵が描かれてお
り、従って拡開した状態では図示のように教会の形状を
呈するが、勿論教会以外の形状を呈する様に構成するこ
とも可能である。
【0037】図16は図15におけるXVI −XVI 線断面図、
図17は図15における平面図であり、これらの図から、操
作体を引っ張った状態においては、拡開部34が蓋部の両
側板20を押し広げて蓋部8が図15に示す拡開状態となる
ことを容易に理解することができる。
【0038】なお、本実施例においては、図2に示すよ
うに操作体の拡開部34と中間部36との境において上述の
ように係止部36aが形成されており、図15に示すように
操作体を引っ張って容器の蓋部8を拡開させた状態で上
記係止部36aが容器主部前側壁側の操作体挿通口13の外
周部に引っ掛かり、これによって操作体は図15に示す状
態に維持され、その結果拡開部34と蓋部側板20との当接
による摩擦力を介してこの拡開部34により蓋部8を図15
に示す位置に確実に維持することができる。また、この
操作体30は図15に示すようにその中間部36に切断容易部
36d及びメッセージ書き込み部36eが設けられており、
このメッセージ書き込み部36eにメッセージを書き込ん
でおき、蓋を開けた人が切断容易部36dで切断してメッ
セージが書き込まれた側を切り取ることができるように
構成されている。
【0039】上記図15に示す状態から、最終的に蓋部8
を開けて容器主部6内に収容されている品物を取り出す
際には、図15に示す状態から屋根状の蓋部8を後方に向
けて倒す。すると、操作体30は上記係止部36aにより容
器主部の前側壁側に係止されているので、互いに接触し
ている拡開部34と蓋部側板20との間の摩擦にかかわらず
蓋部8が後方に倒れ、図18に示す状態となる。この状態
から操作体の第1把持部34cを持ってそれを上方に引き
上げれば、操作体の中間部36および先端部38(図示せ
ず)が操作体挿通口13から抜け出し、操作体30を容器主
部6から取り外すことができ、その結果、容器主部6内
に収容されている品物52を該容器主部6から引き出すこ
とができる。
【0040】なお、上記実施例では蓋部8を屋根型に拡
開するものであったが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、他の立体形状に拡開されるものであっても良
い。また、容器主部6と拡開された蓋部8との組み合わ
せの形状も、上記実施例のように教会である必要はな
く、教会以外の建物あるいは建物以外の形状であっても
良い。また、起立立体部材60は設けても設けなくても良
く、設けた場合の起立立体部材60の形状、構成、配設態
様、あるいは折り畳み状態を維持させる方法等は実施例
以外の種々のものを採用することができる。
【0041】また、上記実施例では操作体の係合部34と
して上記のような拡開部を用いているが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、蓋部8と係合し操作体30を
引っ張ったときに蓋部8を拡開させることができるもの
であればどのような構成のものを採用しても良い。ま
た、上記蓋部8を閉じて容器主部の上面開口6eを覆った
ときのその蓋部8の閉じ状態を維持する方法も、実施例
のように蓋部8に係止した操作体30を容器主部の操作体
挿通口13に挿通させる方法に限らず、その他の種々の方
法を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる容器の一実施例を示す斜視図
【図2】図1に示す容器に使用される操作体の一実施例
を示す平面図
【図3】図2に示す操作体を折り曲げた状態を示す斜視
【図4】図1に示す容器に図3に示す操作体を組み込ん
だ状態を示す斜視図
【図5】図4に示す状態から起立立体部材を折り畳むと
共に操作体を折り返してその中間部で折り畳んだ起立立
体部材を押さえた状態を示す斜視図
【図6】図5に示す状態から操作体の差込部を折り返し
て操作体中間部に差し込んだ状態を示す斜視図
【図7】図6に示す状態から差込部を蓋部に挿入すると
共に操作体前端部を容器主部の前側壁側の挿通口に差し
込む状態を示す斜視図
【図8】操作体を用いて蓋部を閉めた状態を示す斜視図
【図9】図8におけるXI−XI線断面図
【図10】起立立体部材の展開図
【図11】図11に示す起立立体部材を両端で接着してリ
ング状にして折り畳み、輪ゴムをかけ渡した状態を示す
【図12】図11に示す状態の起立立体部材の接着部を蓋
部下板の接着部挿通口に挿入する状態を示す斜視図
【図13】図12に示す状態から起立立体部材の接着部を
蓋部下板の接着部挿通口に挿入した状態を示す斜視図
【図14】起立拡開して立体状態になった起立立体部材
を示す斜視図
【図15】図8に示す状態から操作体を前方に引っ張っ
て蓋部を起立拡開させた状態を示す斜視図
【図16】図15におけるXVI −XVI 線断面図
【図17】図15に示す容器の平面図
【図18】図15に示す状態から蓋部を倒して蓋を開けた
状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 容器 4b 容器主部後側壁 4e 容器主部上面開口 6 容器主部 8 蓋部 13 操作体挿通口 14 上板 16 下板 20 側板 22 被差込部 30 操作体 34 係合部(拡開部) 36 中間部 36b 前方スリット 36c 後方スリット 38 前端部 38c 差込部 60 起立立体部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した容器主部および該容器主
    部に接続されこの接続部で折り曲げられて上記容器主部
    の上面開口を覆う蓋部を有する容器と、該容器に組み込
    まれる操作体とを備えて成り、 上記蓋部は、後縁が上記容器主部の後側壁の上縁に折り
    曲げ可能に接続された上板と、該上板に対向する下板
    と、上記上板と下板の左右側部に接続されると共に中間
    で谷折りされて上板と下板との間に挟まれる側板とを備
    えて成り、 上記操作体は、上記蓋部に係合する係合部と、該係合部
    から前方に延びる中間部と、該中間部から前方に延びる
    前端部とを備えて成り、 上記容器主部の上面開口を上記蓋部で覆った状態におい
    て、上記操作体の係合部を上記蓋部に係合させると共
    に、上記操作体の前端部を容器の外部に露出させ、この
    前端部を前方に引っ張ることにより上記操作体の係合部
    を介して上記蓋部を起立拡開させるように構成されてい
    ることを特徴とする装飾容器。
  2. 【請求項2】 上記操作体の係合部が上記蓋部の幅とほ
    ぼ同じ幅を有する拡開部から成り、上記容器主部の上面
    開口を上記蓋部で覆った状態において、上記操作体の拡
    開部が上記蓋部の上板と谷折りされた側板との間に位置
    せしめられることを特徴とする請求項1記載の装飾容
    器。
  3. 【請求項3】 上記下板には、該下板の表面に向けて押
    しつけることにより板状に折り畳み可能であり、その押
    しつけ力を解除すると起立して立体形状を成す起立立体
    部材が設けられ、上記蓋部で上記容器主部の上面開口を
    覆った状態において、上記起立立体部材は上記操作体の
    中間部により押しつけ力が付与されて該中間部と上記下
    板の表面との間で折り畳まれることを特徴とする請求項
    1または2記載の装飾容器。
  4. 【請求項4】 上記操作体の前端部はその前端に差込部
    を有し、上記操作体には上記差込部の後方に該差込部が
    挿通される前方スリット及び後方スリットが形成され、
    また上記蓋部には上記差込部が差し込まれる被差込部が
    形成され、上記差込部は後方に向て折り返されて上記前
    方スリットに挿通されて操作体の裏面側を通ると共に後
    方スリットに挿通されて操作体の表面側に位置し、かつ
    上記蓋部の被差込部に差し込まれて上記蓋部に係止され
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装
    飾容器。
  5. 【請求項5】 上記容器主部の前側壁部に操作体挿通口
    が形成され、上記操作体の前端部が上記操作体挿通口を
    通って容器の外部に露出せしめられていることを特徴と
    する請求項3記載の装飾容器。
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