JPS6240640Y2 - - Google Patents

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JPS6240640Y2
JPS6240640Y2 JP1982144600U JP14460082U JPS6240640Y2 JP S6240640 Y2 JPS6240640 Y2 JP S6240640Y2 JP 1982144600 U JP1982144600 U JP 1982144600U JP 14460082 U JP14460082 U JP 14460082U JP S6240640 Y2 JPS6240640 Y2 JP S6240640Y2
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JP
Japan
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box
inner box
plate
outer box
notch
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JP1982144600U
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JPS5948695U (ja
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Priority to JP14460082U priority Critical patent/JPS5948695U/ja
Publication of JPS5948695U publication Critical patent/JPS5948695U/ja
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Publication of JPS6240640Y2 publication Critical patent/JPS6240640Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ごくありふれた外形のものを基本
形とする外箱と内箱とよりなる箱に中箱を中間に
介在させてなる箱において、箱を開閉するときの
僅かな指の操作のちがいによつて内箱を抽き出し
たり内箱のみを抽き出したりできるトリツクプレ
イを娯しむことのできる箱に関するものである。
従来の技術とその問題点 従来からこの種のトリツクプレイ用箱として
は、たとえば実公昭41−18017号とか実公昭31−
19736号とかが数えられる。これらはいずれも三
重の箱の構造となつている点で本案と共通しては
いるが、内箱を移動不能に係止するのに、前者で
は外箱側壁をそつと把持して係止し合つている部
分が外れないようにすることにより、後者は中箱
が切り欠かれている部分において外箱を強く圧さ
えることにより内箱についてのみその移動を不能
ならしむることによつていて、いずれも内箱のみ
の係止操作がどうしても不充分になりがちで失敗
におちいりやすい。本案では内箱のみの係止を簡
単な操作で可能かつ確実にしたものであり、その
ための特別の構造をもつものである。
以下に、本案箱の構造と機能につきここに本案
実施の1例として添付の図面を参照しながら説明
することとする。
問題を解決するための手段 本案箱は内箱を収納した中箱を外箱に内挿して
なるものであり、各箱は相互に密に摺動可能の寸
法のものとする。
外箱は、その前面の壁が欠けているだけでその
他は左右の側板1,3、天板2、底板4及び後板
7,8よりなる通常の角筒状の箱の形を基本とし
ている。本案独得の構造としては、左右側板1,
3前端の壁を切落して切落部9を形成しており、
左右の一方又は両方の側板1,3後端はその一部
を切欠いた上、切込を設け、夫々切欠部10、切
込線11としたところにある。なお、底板4前端
縁には、折返片6を設け、内方へ折曲げ可能とし
ておく。
中箱は、外箱とは逆にその後面が欠けているだ
けでその他は外箱と同じく左右の側板21,2
4、天板22、底板25及び前板27,28とよ
りなる通常の角筒状箱の形を基本としており、そ
れに加えて天板22の中央部分を大きくくり抜い
て切抜部23とし、底板25の後端縁には折返片
29を外方へ折曲げ可能に設けたところがその特
徴である。
内箱の基本形状は、無蓋の箱であり、左右の側
板31,33、底板32、前板34および後板3
7とよりなる。本案においてはその後板37の左
右の一方又は両端から外方に僅かに突出させた突
出部38をもつところがその特徴であり、この突
出部38は、本案箱を組立てたとき外箱の切欠部
10部分から僅かに箱外部へ突出する程度のもの
とする。突出部38は外箱の切欠部10に対応し
て左右の一方又は両方の端縁に設けられる。
次に、これら第1〜3図に示した外箱、中箱及
び内箱の3つのブランクから夫々を製造する手順
を説明する。
外箱は、天板2をそのまゝにしておいて他の
板・片のすべてを折線に沿つて押し曲げ、貼付片
5は左側板1の裏面に及び外後板7を外側として
内後板8を内側に貼付けて第6図のものとする。
中箱は天板22をそのままにしておいて他の板・
片を押し曲げ、外箱と同様に貼付片26は左側板
21の裏面に及び外前板27の内側に内前板28
と折込片30を貼付ける。ただし、この場合、折
返片29のみは逆方向に、つまり起こして曲げ、
第5図のものとする。内箱は底板32をそのまま
にしておいて他のすべての板・片を起こして曲げ
る。折込片39を後板37と折返後板36とで又
は前板34と折返前板35とではさむように貼付
けると第4図のものが得られる。
本案箱は内箱を中箱に中箱の後面(第4図、第
5図及び第6図の夫々において、その図面の左側
を後面、右側を前面という。以下おなじ)から内
挿し、その全体を更に外箱の前面から外箱に内挿
して構成されたものである。
作用および効果 本案の箱をおもちやとして使うには、次の要領
による。先ず内箱にたとえばお菓子を入れて箱を
閉じる。次いで右手で切落部9において露出して
いる中箱の左・右両側板21,24を指で強くは
さみ、左手で軽く外箱を持ち中箱を抽き出せば突
出部38が切欠部10と後板8間の隙間に係止さ
れない上、内箱は左側板31と右側板33とにお
いて、夫々中箱の左側板21と右側板24とによ
つて押圧され中箱に対する自由な動きが制約され
るから内箱が中箱に収まつたまま抽き出され、内
容物お菓子が露出する。ところが、右手で中箱を
軽く持ち、左手で外箱の左及び右の切欠部10を
強く押して突出部38を切欠部10と後板8間の
隙間に突出・係留したまゝ中箱を抽き出すと内箱
は動くことができず、中箱のみが抽き出されるか
ら、内容物は見えない。恰も忽然として内容物が
いずへか消失してしまつたかの如き錯覚を与える
ことになる。そして、折返片6と折返片29とは
中箱を引き出したときは係止可能であるから、中
箱は外箱から完全に離脱してしまうおそれもな
く、以上のトリツクプレイは殆んど失敗なくくり
返し行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図……外箱の1例の展開図、第2図……中
箱の1例の展開図、第3図……内箱の1例の展開
図、第4図……第3図のものの組立見取図、第5
図……第2図のものの組立見取図、第6図……第
1図のものの組立見取図。 1,21,31……左側板、2,22……天
板、3,24,33……右側板、4,25,32
……底板、5,26……貼付片、6,29……折
返片、7……外後板、8……内後板、9……切落
部、10……切欠部、11……切込線、23……
切抜部、27……外前板、28……内前板、3
0,39……折込片、34……前板、35……折
返前板、36……折返後板、37……後板、38
……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後面から出し入れ可能に内箱を収容している中
    箱を外箱の前面から出し入れ可能に内挿してなる
    箱において、内箱については外箱の切欠部におい
    て外箱外へ僅かに突出可能な突出部を後板の片側
    又は両側にもつ無蓋の箱とし、中箱については天
    板に切抜部を底板後端縁には箱の外方へ折り曲げ
    らるべき折返片をもつものとし、外箱については
    左右の一方のみ又は両方の側板後端縁を一部切欠
    いた上、それに切込を入れることによつて、夫々
    切欠部と切込線とし、左右両側板前端縁には切落
    部を設けると共に底板前端縁には箱の内方に折り
    曲げらるべき折返片をもつものとしたことを特徴
    とするおもちや兼用の箱。
JP14460082U 1982-09-22 1982-09-22 おもちや兼用の箱 Granted JPS5948695U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14460082U JPS5948695U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 おもちや兼用の箱

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14460082U JPS5948695U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 おもちや兼用の箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5948695U JPS5948695U (ja) 1984-03-31
JPS6240640Y2 true JPS6240640Y2 (ja) 1987-10-17

Family

ID=30322412

Family Applications (1)

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JP14460082U Granted JPS5948695U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 おもちや兼用の箱

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4662427B2 (ja) * 2004-06-18 2011-03-30 大日本印刷株式会社 スライド式カートン
JP2006001613A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Dainippon Printing Co Ltd スライド式カートン
JP2019120831A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 株式会社リコー ベルトユニット、搬送装置及び画像形成装置
JP3216684U (ja) * 2018-04-05 2018-06-14 富山スガキ株式会社 ロック機構付きスライド式包装箱

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Publication number Publication date
JPS5948695U (ja) 1984-03-31

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