JP3017019U - 開口部化粧構造 - Google Patents

開口部化粧構造

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JP3017019U
JP3017019U JP1995003409U JP340995U JP3017019U JP 3017019 U JP3017019 U JP 3017019U JP 1995003409 U JP1995003409 U JP 1995003409U JP 340995 U JP340995 U JP 340995U JP 3017019 U JP3017019 U JP 3017019U
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makeup
decorative
floor
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周一 八幡
純 谷口
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床から立ち上がった開口部の下部分に対し、
デザイン的に統一された開口部化粧構造を提供する。 【構成】 開口部(11)の下の水平面に接する水平板部(2
1)および小壁(13)の垂直面に接する垂直板部(22)を有し
て形成される断面L字形の開口部用化粧横枠(20)と、床
(12)と小壁(13)との取り合い部分に固定される開口部下
幅木(31)と、開口部用化粧横枠(20)と開口部下幅木(31)
との間部分に位置して当該部分を化粧する中間化粧材(4
0)とを備え、開口部用化粧横枠(20)、開口部下幅木(31)
および中間化粧材(40)のそれぞれの室内側表面を同一の
外観にて形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は開口部化粧構造、更に詳しくは、床から立ち上がった小壁の上に形 成される開口部の下部分から床までの化粧構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3を参照させながら、従来の技術について説明する。 従来より、出入口としての床12から立ち上がった開口部11に、例えばバル コニー60への出入口としての窓サッシ50を取り付けることは、室外11Bか らの防水等の観点から好まれて採用されていた。そして、その床12から立ち上 がった開口部11を形成するためには、その立ち上がり高さを有する小壁13が 、建物躯体10に形成されていた。そのような開口部11の下部には、図3にお いては図示しないが、窓サッシ50に接する水平板部と小壁13の垂直面に接す る垂直板部とを有する断面L字形の開口部用化粧枠が固定される。
【0003】 一方、室内側11Aの床12と小壁13との取り合い部には、図3においては 図示しないが、一般に壁下の保護と見切りのために幅木が固定されている。 ところで、上記した開口部用化粧枠および幅木の垂直方向の寸法は、室内11 A側の外観のバランスとの関係から決まっている。一方、出入口としての開口部 11の床からの高さは、出入りのしやすさと防水性能との関係等から決まってい る。その結果、化粧枠の下端と幅木の上端との間には隙間が生じるのが普通であ った。そして、その隙間部分は、通常、室内で統一された壁紙を貼ることによっ て化粧することしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、化粧枠の下端と幅木の上端との間には隙間はそれほど広い幅は なく、その狭い部分に壁紙を貼る作業は手間がかかっていた。 また、通常、化粧枠も幅木も木または木目模様の材質にて形成されているので 、開口部下付近は、木目模様と壁紙の模様とが比較的狭い間隔で交互に表れるこ ととなり、デザイン的に不統一な感じを与えることとなっていた。
【0005】 本考案が解決すべき課題は、床から立ち上がった開口部の下部分に対し、デザ イン的に統一された化粧構造を提供することにある。 ここで、請求項1記載の考案の目的は、床から立ち上がった開口部の下部分に 対し、デザイン的に統一された開口部化粧構造を提供することである。 また、請求項2記載の考案の目的は、開口部の下部分から床までの寸法に誤差 が生じた場合、その誤差を呑み込むことができる開口部化粧構造を提供すること である。
【0006】 また、請求項3記載の考案の目的は、化粧材の水平方向の端部に仕上げ処理を 施す必要がない開口部化粧構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した目的を達成するためのものである。 請求項1記載の開口部化粧構造は、床(12)から立ち上がった小壁(13)の上に形 成される開口部(11)の下部分から床(12)までの化粧構造であって、開口部(11)の 下の水平面に接する水平板部(21)および小壁(13)の垂直面に接する垂直板部(22) を有して形成される断面L字形の開口部用化粧横枠(20)と、床(12)と小壁(13)と の取り合い部分に固定される開口部下幅木(31)と、開口部用化粧横枠(20)と開口 部下幅木(31)との間部分に位置して当該部分を化粧する中間化粧材(40)とを備え 、開口部用化粧横枠(20)、開口部下幅木(31)および中間化粧材(40)のそれぞれの 室内側表面を同一の外観にて形成したことを特徴とする。
【0008】 請求項2記載の開口部化粧構造は、請求項1記載の開口部化粧構造を技術的に 限定したものであり、開口部用化粧横枠(20)と開口部下幅木(31)との境界部分ま たは開口部下幅木(31)と中間化粧材(40)との境界部分の少なくとも一方に、あい じゃくり(41)を設けたことを特徴とする。 ここで、「あいじゃくり」とは、「合決り」と書き、一般に、板の端部を相欠 きにして板と板とを継ぎ合わせることをいう。なお、「相欠き」とは、段継ぎと もいい、両方の板の端部を同形のかぎ形に欠き取って継ぎ合わせる継ぎ手または 仕口のことをいう。
【0009】 請求項3記載の開口部化粧構造は、請求項1または請求項2記載の開口部化粧 構造を技術的に限定したものであり、開口部(11)の両側の室内(11A)側の面を床( 12)から開口部(11)の上まで連続して化粧する開口部化粧縦枠(25)を備え、その 開口部化粧縦枠(25)には、開口部用化粧横枠(20)、開口部下幅木(31)および中間 化粧材(40)のそれぞれの水平方向の端部を呑み込む呑み込み部を備えたことを特 徴とする。
【0010】
【作 用】
請求項1記載の開口部化粧構造は、床(12)から立ち上がった小壁(13)の上に形 成される開口部(11)の下部分から床(12)までを化粧する開口部用化粧横枠(20)、 開口部下幅木(31)および中間化粧材(40)が、それぞれの室内側表面を同一の外観 にて形成されているので、デザイン的に統一された感じを与えることができると いう作用をなす。
【0011】 請求項2記載の開口部化粧構造は、請求項1記載の開口部化粧構造と異なり、 以下の作用をなす。すなわち、床(12)から立ち上がった小壁(13)の上に形成され る開口部(11)の下部分から床(12)までの寸法に誤差が生じても、開口部用化粧横 枠(20)と開口部下幅木(31)との境界部分または開口部下幅木(31)と中間化粧材(4 0)との境界部分の少なくとも一方に設けられたあいじゃくり(41)によって、その 誤差を呑み込むことができる。
【0012】 請求項3記載の開口部化粧構造は、請求項2記載の開口部化粧構造と異なり、 以下の作用をなす。すなわち、開口部化粧縦枠(25)に設けられた呑み込み部が開 口部用化粧横枠(20)、開口部下幅木(31)および中間化粧材(40)のそれぞれの水平 方向の端部を呑み込むので、開口部用化粧横枠(20)、開口部下幅木(31)および中 間化粧材(40)のそれぞれの水平方向の端部に仕上げ処理を施す必要がない。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を実施例及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用 する図面は、図1ないし図3である。図1は、本考案の一実施例を示すための斜 視図である。図2は、本考案の一実施例を示すための垂直断面図である。図3は 、本考案の使用状態を示す参考断面図である。
【0014】 まず、図1および図3を参照させながら説明する。 図3に示すように、建物躯体10の二階の床12から立ち上がった開口部11 に、バルコニー60への出入口として窓サッシ50を取り付けている。その床1 2から立ち上がった開口部11を形成するため、その立ち上がり高さを有する小 壁13が建物躯体10に形成されている。
【0015】 一方、図1に示すように、開口部11の両側の室内11A側の面を床12から 天井までは、連続してその部分を化粧する開口部化粧縦枠25,25が固定され ている。 上記のような小壁13の上に形成される開口部11の下部分から床12までの 間は、開口部11の下の水平面に接する水平板部21および小壁13の垂直面に 接する垂直板部22を有して形成される断面L字形の開口部用化粧横枠20と、 床12と小壁13との取り合い部分に固定される開口部下幅木31と、開口部用 化粧横枠20と開口部下幅木31との間部分に位置して当該部分を化粧する中間 化粧材40とによって化粧されている。また、開口部11の下部分以外の床12 と小壁13との取り合い部分には、開口部下幅木31と同一の素材、質感の幅木 30が固定されている。
【0016】 開口部用化粧横枠20、開口部下幅木31ならびに幅木30、中間化粧材40 および開口部化粧縦枠25,25のそれぞれの室内側表面は、同一の素材、質感 を備えた木目模様をなす材料にて形成している。 具体的に説明すると、開口部用化粧横枠20、開口部下幅木31ならびに幅木 30、中間化粧材40および開口部化粧縦枠25,25は、長手方向に直角な断 面形状が同一であり、木目模様を有する熱可塑性樹脂の押し出し成形(または射 出成形)にて形成する。さらに具体的には、セルロース系材料の微粉末に無機材 料の微粉末を打ち込んで作成した粉体を混合した樹脂を成形することによって木 目模様を呈するように形成する。ここで、「セルロース系材料」とは、木粉であ る。「無機材料」とは、酸化チタン、フェライト、アルミニウム、ニッケル、銀 などの金属材料、またはセラミック等の非金属材料である。
【0017】 このような樹脂によって形成される押し出し成形品は、同質の木目模様を呈し ているので、開口部用化粧横枠20、開口部下幅木31ならびに幅木30、中間 化粧材40および開口部化粧縦枠25,25のそれぞれの室内側表面は、統一さ れた素材感のある木目模様を見ることができる。 開口部用化粧横枠20と開口部下幅木31との境界部分および開口部下幅木3 1と中間化粧材40との境界部分には、図2に示すように、それぞれあいじゃく り41,41を設けている。したがって、床12から立ち上がった小壁13の上 に形成される開口部11の下部分から床12までの寸法に誤差が生じても、それ らあいじゃくり41があるので、開口部用化粧横枠20と開口部下幅木31との 境界部分および開口部下幅木31と中間化粧材40との境界部分をわずかに広げ たり狭めたりすることによって、その誤差を呑み込むことができる。
【0018】 開口部化粧縦枠25には、開口部用化粧横枠20、開口部下幅木31および中 間化粧材40のそれぞれの水平方向の端部を呑み込む呑み込み部を備えている。 したがって、押出成形によって形成された開口部用化粧横枠20、開口部下幅木 31および中間化粧材40は、その長さ寸法を合わせて切断するだけで、端部に 仕上げ処理を施す必要がない。かかる端部は開口部化粧縦枠25の呑み込み部に 呑み込まれて見えなくなるからである。
【0019】 次に、本願考案の実施例のバリエーションについて説明する。 開口部用化粧横枠20、開口部下幅木31ならびに幅木30、中間化粧材40 および開口部化粧縦枠25,25の形成手段についてはこれに限られるものでは なく、通常の熱可塑性樹脂、木プラでもよいし、木材を材料に加工しても形成で きる。但し、その材質を同一のものを選択する。
【0020】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、床から立ち上がった開口部の下部分に対し、デ ザイン的に統一された開口部化粧構造を提供することができた。 また、請求項2記載の考案によれば、開口部の下部分から床までの寸法に誤差 が生じた場合、その誤差を呑み込むことができる開口部化粧構造を提供すること ができた。
【0021】 また、請求項3記載の考案によれば、化粧材の水平方向の端部に仕上げ処理を 施す必要がない開口部化粧構造を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すための斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すための垂直断面図であ
る。
【図3】本考案の使用状態を示す参考断面図である。
【符号の説明】
10 建物躯体 11 開口部 11A 室内 11B 室外 12 床 13 小壁 20 開口部化粧横材 25 開口部化
粧縦材 30 幅木 31 開口部下
幅木 40 中間化粧材 41 あいじゃ
くり 50 窓サッシ 60 バルコニー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床から立ち上がった小壁の上に形成される
    開口部の下部分から床までの化粧構造であって、開口部
    の下の水平面に接する水平板部および小壁の垂直面に接
    する垂直板部を有して形成される断面L字形の開口部用
    化粧横枠と、床と小壁との取り合い部分に固定される開
    口部下幅木と、開口部用化粧横枠と開口部下幅木との間
    部分に位置して当該部分を化粧する中間化粧材とを備
    え、開口部用化粧横枠、開口部下幅木および中間化粧材
    のそれぞれの室内側表面を同一の外観にて形成したこと
    を特徴とする開口部化粧構造。
  2. 【請求項2】開口部用化粧横枠と開口部下幅木との境界
    部分または開口部下幅木と中間化粧材との境界部分の少
    なくとも一方に、あいじゃくりを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の開口部化粧構造。
  3. 【請求項3】開口部の両側の室内側の面を床から開口部
    の上まで連続して化粧する開口部化粧縦枠を備え、その
    開口部化粧縦枠には、開口部用化粧横枠、開口部下幅木
    および中間化粧材のそれぞれの水平方向の端部を呑み込
    む呑み込み部を備えたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の開口部化粧構造。
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