JP3016968B2 - ファクシミリ送信機 - Google Patents

ファクシミリ送信機

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JP3016968B2
JP3016968B2 JP4216043A JP21604392A JP3016968B2 JP 3016968 B2 JP3016968 B2 JP 3016968B2 JP 4216043 A JP4216043 A JP 4216043A JP 21604392 A JP21604392 A JP 21604392A JP 3016968 B2 JP3016968 B2 JP 3016968B2
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一慶 山内
実 鈴木
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ送信機に係
わり、特に相手先が話中等の理由によって画情報の送信
を行うことができなかったときに再発呼を行う機能を備
えたファクシミリ送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】再発呼を行う機能を備えたファクシミリ
送信機は、相手先が話中等によってこれに画情報を送信
することができなかったときに、予め定めた所定回数の
再発呼を行うことができるようになっている。このよう
なファクシミリ送信機では、この所定回数だけの再発呼
を行っても相手先に画情報を送信することができなかっ
たとき、不達レポートを出力して、その相手先に対する
再発呼を中止するようになっていた。これは、送信原稿
の画情報をメモリに一度蓄積を行うようにしたファクシ
ミリ送信機であっても同様であり、不達レポートを出力
した後には、メモリに保存されたこれらの画情報の削除
を行うようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように再発呼を行
う機能を備えた従来のファクシミリ送信機では、送信原
稿の画情報をメモリに蓄積していても不達レポートを出
力した後にこの蓄積された画情報を削除していた。この
ため、不達レポートを出力した後に再度送信を試みよう
とする場合には、送信原稿からの画情報の読み取りをも
う一度開始する必要があった。また、相手先への画情報
の送信が長期的に不可能になったような場合には、原稿
の送信を所定回数ずつ試みるたびに不達レポートを出力
することになり、そのための記録紙が無駄に使用されて
しまうといった問題もあった。
【0004】そこで本発明の目的は、送信原稿の画情報
をメモリに蓄積するようにしたファクシミリ送信機で、
この蓄積された未送信の画情報をなるべく消去しないよ
うにして送信原稿を再度読み取る率を減少させることの
できるファクシミリ送信機を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、不達レポートを出力
する頻度を減少させて経済的な送信管理を行うことので
きるファクシミリ送信機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)原稿の読み取りを行う原稿読取部と、(ロ)
この原稿読取部によって読み取られた画情報を蓄積する
メモリと、(ハ)このメモリから読み出した画情報を回
線に送出する回線制御部と、(ニ)相手先に画情報を送
信することが不可能であるとき再発呼を行う再発呼手段
と、(ホ)前記したメモリの空き容量を判別しこれが多
い場合には再発呼手段の再発呼の最大回数を通常よりも
多い回数に設定し、空き容量が小さい場合には再発呼手
段の再発呼の最大回数を通常よりも少ない回数に設定す
る再発呼回数場合別設定手段と、(へ)この再発呼回数
場合別設定手段で設定された各場合の回数内で送信が不
可能であった場合には不達レポートを発行する不達レポ
ート発行手段とをファクシミリ送信機に具備させる。
【0007】すなわち請求項1記載の発明では、メモリ
に画情報を一旦蓄積して相手側に送信を行うようにした
ファクシミリ送信機で、このメモリに画情報を蓄積する
際、あるいは相手に送信ができなかったような場合にそ
の空き容量を調べ、空き容量が大きい場合にはメモリに
余裕があるので、再発呼を行う回数を通常よりも多い回
数に設定する一方、空き容量が小さい場合には再発呼手
段の再発呼の最大回数を通常よりも少ない回数に設定す
ることにしている。これにより、不達レポートを発行す
確率を減少させて、経済的な送信管理を可能にする。
【0008】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ送信機の回路構成を表わしたものである。このファ
クシミリ送信機は、CPU(中央処理装置)や装置の制
御のためのプログラムを格納したROMおよび作業用メ
モリ(共に図示せず)から構成される制御部11を備え
ている。この制御部11は装置各部と図示しないバスと
直接的に、あるいは図示しないI/O(入出力)ポート
を介して接続されている。
【0010】このうち入力操作部12は、ファクシミリ
送信機のオペレータが装置を起動したりダイヤル番号を
入力したりするように入力操作を行う部分であり、通常
は各種のキースイッチから構成されている。多くの装置
では、液晶ディスプレイ等の表示手段も備えており、操
作の内容の確認を行ったり、装置の各種の状態がここに
表示されるようになっている。原稿読取部13は、図示
しない送信原稿を1次元イメージセンサで読み取ってそ
の画情報を電気信号に変換するための回路を有してい
る。記録部14は、不達レポートを出力するための記録
機構を備えた部分である。回線制御部15は回線16と
接続されており、画情報をファクシミリ信号として相手
側に送信するようになっている。
【0011】メモリ17は画情報を保存するための素子
であり、送信原稿を何枚も格納できるように比較的大容
量となっている。メモリ空き容量検出部18は、メモリ
17の空きとなっている容量を検出する回路である。再
発呼回数設定部19はメモリ空き容量検出部18の検出
結果に応じて不達レポートを発行するまで許容される再
発呼の回数を設定する回路部分である。
【0012】以上のような構成のファクシミリ送信機で
は、送信しようとする原稿(送信原稿)を原稿読取部1
3で読み取ると、その内容はメモリ17に保存されて送
信に備えられることになる。
【0013】図2は、このファクシミリ送信機の送信時
の制御の様子を表わしたものである。オペレータが前記
したように送信原稿の内容をメモリに格納した後に相手
先の電話番号を入力操作部12から入力すると(ステッ
プS101;Y)、制御部11内の前記したCPUは対
応する画情報をメモリ17から読み出す(ステップS1
02)。そして、回線制御部15を制御して回線16に
対して発呼を行う(ステップS103)。このとき、相
手先に対して送信が可能であれば(ステップS104;
Y)、CPUはその画情報をファクシミリ信号として相
手先に送信し(ステップS105)、この後、メモリ1
7から送信済みの画情報を消去することになる(ステッ
プS106)。
【0014】一方、ステップS104で相手先が話中等
の理由によって送信不可能であった場合には(N)、C
PUはメモリ空き容量検出部18に対してメモリ空き容
量の検出命令を出す(ステップS107)。メモリ空き
容量検出部18はメモリ17が現在使用されている割合
を再発呼回数設定部19に通知し、これを基にしてこの
相手先に対する最大許容される再発呼の回数が制御部1
1に受信される(ステップS108)。再発呼回数設定
部19はこのために例えば再発呼の回数を設定するため
のテーブルを備えており、メモリ17の使用割合をアド
レス情報として再発呼の回数が設定される。メモリ17
の空き容量が多い場合には、再発呼回数が通常よりも多
く設定され、空き容量が小さい場合には通常よりも再発
呼回数が少なく設定される。
【0015】制御部11は許容できる最大の再発呼回数
を知ったら、送信を試み、設定された回数内で送信が可
能であるかを送信動作を行いながらチェックする(ステ
ップS109)。そして、設定回数内で送信が可能にな
れば(Y)、その時点でその画情報を送信することにな
る(ステップS105)。設定回数内での送信が不可能
であった場合には(ステップS109;N)、制御部は
記録部14を制御して不達レポートの発行を指示する
(ステップS110)。そして、対応する画情報につい
ては送信ができないのでメモリ17内から消去すること
になる(ステップS106)。
【0016】制御部11は以上のような制御を行った
が、各種の変形が可能である。例えば制御部11は1回
目の送信が不可能となったときに、すぐさまメモリ空き
容量検出部18に空き容量の検出を指示する必要はな
い。すなわち、一定の数だけの再発呼を行わせ、この時
点でも画情報の送信ができなかったような場合に、メモ
リ空き容量検出部18に空き容量の検出を行わせ、その
ときのメモリ17の空き容量をチェックしてこれ以降の
再発呼の回数を設定するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
情報を格納するメモリの空き容量を調べて、空き容量が
多い場合には再発呼手段の再発呼の最大回数を通常より
も多い回数に設定し、空き容量が小さい場合には再発呼
手段の再発呼の最大回数を通常よりも少ない回数に設定
するようにした。このため、空き容量が多い場合には
分な回数の再発呼が許される。したがって、メモリ
き容量が多い状態でファクシミリ送信機の本体が低稼働
時であったような場合には、再発呼の回数が増えた分だ
け不達になる確率が減少することになる。このため、再
度送信操作を行う手間が無くなる場合が多くなるばかり
でなく、不達レポートの出力される回数もそれに応じて
減少する。このため、不達レポートの頻繁な出力に伴う
記録紙の無駄使いを効果的に減少させることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ送信機
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のファクシミリ送信機で送信のための
電話番号入力を行った場合の制御の流れを示した流れ図
である。
【符号の説明】
11 制御部 12 入力操作部 13 原稿読取部 14 記録部 17 メモリ 18 メモリ空き容量検出部 19 再発呼回数設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−315352(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04N 1/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の読み取りを行う原稿読取部と、 この原稿読取部によって読み取られた画情報を蓄積する
    メモリと、 このメモリから読み出した画情報を回線に送出する回線
    制御部と、 相手先に前記画情報を送信することが不可能であるとき
    再発呼を行う再発呼手段と、前記メモリの空き容量を判別しこれが多い場合には前記
    再発呼手段の再発呼の最大回数を通常よりも多い回数に
    設定し、空き容量が小さい場合には前記再発呼手段の再
    発呼の最大回数を通常よりも少ない回数に設定する再発
    呼回数場合別設定手段と、 この再発呼回数場合別設定手段で設定された各場合の回
    数内で送信が不可能であった場合には不達レポートを発
    行する不達レポート発行手段 とを具備することを特徴と
    するファクシミリ送信機。
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