JP3016659B2 - 新規な安息香酸エステル化合物及びこれを含む液晶組成物 - Google Patents

新規な安息香酸エステル化合物及びこれを含む液晶組成物

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JP3016659B2
JP3016659B2 JP4161893A JP16189392A JP3016659B2 JP 3016659 B2 JP3016659 B2 JP 3016659B2 JP 4161893 A JP4161893 A JP 4161893A JP 16189392 A JP16189392 A JP 16189392A JP 3016659 B2 JP3016659 B2 JP 3016659B2
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phenyl
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crystal composition
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明久 横山
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Japan Energy Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、安定なサーモトロピッ
クな液晶状態をとり得、例えば、液晶テレビ等のディス
プレイ用、光プリンターヘッド、光フーリエ変換素子、
ライトバルブ等、液晶やエレクトロケミクロミズムを利
用するオプトエレクトロニクス関連素子の素材として有
用な液晶材料として利用できる新規な安息香酸エステル
化合物並びにこの化合物を含む液晶組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶化合物が、表示材料として種
々の機器で応用され、時計、電卓、小型テレビなどに実
用化されている。これらは、ネマチック液晶材料を主成
分としたセルを用い、TN型あるいはSTN型と呼ばれ
る表示方式のものが採用されている。この場合のセル
は、液晶化合物の誘電異方性Δεと電場Eとの弱い相互
作用(ΔεE2/2)に基づく作動であり、電場に対す
る応答速度が数msecと遅いことが欠点としてあげられ
ている。そのため、テレビに用いた場合、駆動方式とし
て画素ごとにスイッチング素子を配置、付加したアクテ
ィブマトリクス方式が主として用いられ、大画面化を図
る上で障害の一つになっている。しかし、1975年R.
B.Meyer らによって合成された4-(4-n-デシルオキシ
ベンジリデンアミノ)ケイ皮酸-2-メチルブチルエステ
ル(DOBAMBC)を代表例とする強誘電性液晶の出現と、そ
れを用いたN.A.Clark らの提案した新しい表示方式(App
lied Phys.Lett.,1980,36,p899)により、μsecオーダー
の高速応答性及び電場を切っても液晶分子の配向が変わ
らない特性(メモリー性)を有する液晶セルが可能となっ
た。これらの材料を用いた表示素子を使えば、スイッチ
ング素子などを用いないマルチプレックス駆動による単
純マトリクス方式による液晶テレビが可能となり、アク
ティブマトリクスのものに比べ、生産性やコスト、信頼
性さらに大画面化などの面ではるかに有利なものとな
る。
【0003】この表示セルはキラルスメクチックC相
(以下「Sc*相」という)の光スイッチング現象を応用した
ものであり、このようなSc*相を示す液晶材料として
は、スメクチックC相(以下「Sc相」という)を示す液晶
組成物に強誘電性キラル化合物を添加して調製されるタ
イプのキラルスメクチック液晶組成物が有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の表示セルにお
いて広い動作温度範囲を確保するには、使用されるキラ
ルスメクチック液晶組成物が広い温度範囲でSc*相を示
すものでなければならない。
【0005】またこのような広い温度範囲でSc*相を示
すキラルスメクチック液晶組成物を調製する場合、強誘
電性キラル化合物を添加すべき相手の非キラルなスメク
チック液晶組成物として広い温度範囲でSc相を示すも
のを用いれば効果的である。
【0006】この広い温度範囲でSc相を示すスメクチ
ック液晶組成物を調製する方法としては、一般に、低い
温度領域でSc相を示すスメクチック液晶材料と高い温
度領域でSc相を示すスメクチック液晶材料とを混合す
る方法が取られる。このような調製材料としては、広い
温度範囲でSc相を示し、Sc相より高次のスメクチック
相を示さず、Sc相を示すスメクチック液晶組成物に混
合することにより融点降下作用を示す、種類が異なる各
種の化合物の出現が望まれている。また、Sc相を示す
液晶組成物に混合することによって、該組成物のSc相
温度範囲を拡大することのできるようなスメクチック液
晶化合物も望まれている。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するもので、
本発明の目的は広い温度範囲でSc相を示し、Sc相より
高次のスメクチック相を示さず、しかもSc相を示すス
メクチック液晶組成物に混合することにより融点降下作
用を示し、またSc相を示すスメクチック液晶組成物に
混合することによって、該組成物のSc相の温度範囲を
拡大できる新規な化合物を、及びこれを含む広いスメク
チックC相温度範囲を有する液晶組成物を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の一般式
化2
【化2】 (式中、A、Bはピリジン-2,5-ジイル基または1,4
-フェニレン基のいずれかで、両方が同じ基であること
はない、またR、R’は炭素数1〜18のアルキル基、
mは0または1を示す)で表される新規な安息香酸エス
テル化合物及び前記一般式化2で表される安息香酸エス
テル化合物の少なくとも1種を含有することからなる液
晶組成物である。
【0009】上記一般式化2の化合物として、2-ヘキ
シルオキシメチル-5-(4-(4-ヘキシルベンゾイルオキ
シ)フェニル)ピリジン、2-オクチルオキシ-5-(4-(4
-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、2-
(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-5-(4-ヘキシルオキ
シメチルフェニル)ピリジン、2-(4-ヘキシルベンゾイ
ルオキシ)-5-(4-オクチルオキシフェニル)ピリジン、
5-エチルオキシメチル-2-(4-(4-ブチルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-プロピルオキシメチル-
2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ブチルオキシメチル-2-(4-(4-ブチルベンゾ
イルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオキシメ
チル-2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピ
リジン、5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4-ブチル
ベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオ
キシメチル-2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェ
ニル)ピリジン、5-オクチルオキシメチル-2-(4-(4-
ブチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ノニ
ルオキシメチル-2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)
フェニル)ピリジン、5-デシルオキシメチル-2-(4-
(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-
エチルオキシメチル-2-(4-(4-ペンチルベンゾイルオ
キシ)フェニル)ピリジン、5-プロピルオキシメチル-2
-(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ブチルオキシメチル-2-(4-(4-ペンチルベン
ゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオキシ
メチル-2-(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニ
ル)ピリジン、5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4-ペ
ンチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプ
チルオキシメチル-2-(4-(4-ペンチルベンゾイルオキ
シ)フェニル)ピリジン、5-オクチルオキシメチル-2-
(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ノニルオキシメチル-2-(4-(4-ペンチルベン
ゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-デシルオキシメ
チル-2-(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニル)
ピリジン、5-エチルオキシメチル-2-(4-(4-ヘキシ
ルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-プロピル
オキシメチル-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)
フェニル)ピリジン、5-ブチルオキシメチル-2-(4-
(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5
-ペンチルオキシメチル-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイ
ルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘキシルオキシメチ
ル-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピ
リジン、5-ヘプチルオキシメチル-2-(4-(4-ヘキシ
ルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-オクチル
オキシメチル-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)
フェニル)ピリジン、5-ノニルオキシメチル-2-(4-
(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5
-デシルオキシメチル-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-エチルオキシメチル-2
-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-プロピルオキシメチル-2-(4-(4-ヘプチルベ
ンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ブチルオキシ
メチル-2-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)フェニ
ル)ピリジン、5-ペンチルオキシメチル-2-(4-(4-ヘ
プチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘキ
シルオキシメチル-2-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキ
シ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオキシメチル-2-
(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-オクチルオキシメチル-2-(4-(4-ヘプチルベ
ンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ノニルオキシ
メチル-2-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)フェニ
ル)ピリジン、5-デシルオキシメチル-2-(4-(4-ヘプ
チルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-エチル
オキシメチル-2-(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)
フェニル)ピリジン、5-プロピルオキシメチル-2-(4-
(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5
-ブチルオキシメチル-2-(4-(4-オクチルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオキシメチル-
2-(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリ
ジン、5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4-オクチル
ベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオ
キシメチル-2-(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)フ
ェニル)ピリジン、5-オクチルオキシメチル-2-(4-
(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5
-ノニルオキシメチル-2-(4-(4-オクチルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-デシルオキシメチル-2
-(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-エチルオキシメチル-2-(4-(4-ノニルベンゾ
イルオキシ)フェニル)ピリジン、5-プロピルオキシメ
チル-2-(4-(4-ノニルベンゾイルオキシ)フェニル)ピ
リジン、5-ブチルオキシメチル-2-(4-(4-ノニルベ
ンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオキ
シメチル-2-(4-(4-ノニルベンゾイルオキシ)フェニ
ル)ピリジン、5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4-ノ
ニルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチ
ルオキシメチル-2-(4-(4-ノニルベンゾイルオキシ)
フェニル)ピリジン、5-オクチルオキシメチル-2-(4-
(4-ノニルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-
ノニルオキシメチル-2-(4-(4-ノニルベンゾイルオキ
シ)フェニル)ピリジン、5-デシルオキシメチル-2-(4
-(4-ノニルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-
エチルオキシメチル-2-(4-(4-デシルベンゾイルオキ
シ)フェニル)ピリジン、5-プロピルオキシメチル-2-
(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、
5-ブチルオキシメチル-2-(4-(4-デシルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオキシメチル-
2-(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4-デシルベン
ゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオキシ
メチル-2-(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェニル)
ピリジン、5-オクチルオキシメチル-2-(4-(4-デシ
ルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ノニルオ
キシメチル-2-(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェ
ニル)ピリジン、5-デシルオキシメチル-2-(4-(4-デ
シルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチ
ルオキシ-2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェニ
ル)ピリジン、5-ヘキシルオキシ-2-(4-(4-ブチルベ
ンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオキ
シ-2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリ
ジン、5-オクチルオキシ-2-(4-(4-ブチルベンゾイ
ルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ノニルオキシ-2-(4
-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-
デシルオキシ-2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フ
ェニル)ピリジン、5-ウンデシルオキシ-2-(4-(4-ブ
チルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ドデシ
ルオキシ-2-(4-(4-ブチルベンゾイルオキシ)フェニ
ル)ピリジン、5-ペンチルオキシ-2-(4-(4-ペンチル
ベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘキシルオ
キシ-2-(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニル)
ピリジン、5-ヘプチルオキシ-2-(4-(4-ペンチルベ
ンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-オクチルオキ
シ-2-(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピ
リジン、5-ノニルオキシ-2-(4-(4-ペンチルベンゾ
イルオキシ)フェニル)ピリジン、5-デシルオキシ-2-
(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ウンデシルオキシ-2-(4-(4-ペンチルベンゾ
イルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ドデシルオキシ-2
-(4-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ペンチルオキシ-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイ
ルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘキシルオキシ-2-
(4-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ヘプチルオキシ-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイ
ルオキシ)フェニル)ピリジン、5-オクチルオキシ-2-
(4-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ノニルオキシ-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-デシルオキシ-2-(4-
(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5
-ウンデシルオキシ-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイルオ
キシ)フェニル)ピリジン、5-ドデシルオキシ-2-(4-
(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5
-ペンチルオキシ-2-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキ
シ)フェニル)ピリジン、5-ヘキシルオキシ-2-(4-(4
-ヘプチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘ
プチルオキシ-2-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)
フェニル)ピリジン、5-オクチルオキシ-2-(4-(4-ヘ
プチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ノニ
ルオキシ-2-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)フェ
ニル)ピリジン、5-デシルオキシ-2-(4-(4-ヘプチル
ベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ウンデシル
オキシ-2-(4-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)フェニ
ル)ピリジン、5-ドデシルオキシ-2-(4-(4-ヘプチル
ベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオ
キシ-2-(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)
ピリジン、5-ヘキシルオキシ-2-(4-(4-オクチルベ
ンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオキ
シ-2-(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピ
リジン、5-オクチルオキシ-2-(4-(4-オクチルベン
ゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ノニルオキシ-2
-(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-デシルオキシ-2-(4-(4-オクチルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-ウンデシルオキシ-2-
(4-(4-オクチルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ドデシルオキシ-2-(4-(4-オクチルベンゾイ
ルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオキシ-2-
(4-(4-ノニルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、
5-ヘキシルオキシ-2-(4-(4-ノニルベンゾイルオキ
シ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオキシ-2-(4-(4
-ノニルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-オク
チルオキシ-2-(4-(4-ノニルベンゾイルオキシ)フェ
ニル)ピリジン、5-デシルオキシ-2-(4-(4-ノニルベ
ンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ウンデシルオ
キシ-2-(4-(4-ノニルベンゾイルオキシ)フェニル)ピ
リジン、5-ドデシルオキシ-2-(4-(4-ノニルベンゾ
イルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ペンチルオキシ-2
-(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-ヘキシルオキシ-2-(4-(4-デシルベンゾイル
オキシ)フェニル)ピリジン、5-ヘプチルオキシ-2-(4
-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-
オクチルオキシ-2-(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)
フェニル)ピリジン、5-ノニルオキシ-2-(4-(4-デシ
ルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-デシルオ
キシ-2-(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピ
リジン、5-ウンデシルオキシ-2-(4-(4-デシルベン
ゾイルオキシ)フェニル)ピリジン、5-ドデシルオキシ-
2-(4-(4-デシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジ
ン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ブチルオ
キシフェニル)ピリジン、5-(4-ペンチルベンゾイルオ
キシ)-2-(4-ブチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ブチルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)-2
-(4-ブチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-オクチ
ルベンゾイルオキシ)-2-(4-ブチルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-ノニルベンゾイルオキシ)-2-(4-ブチ
ルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-デシルベンゾイル
オキシ)-2-(4-ブチルオキシフェニル)ピリジン、5-
(4-ブチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ペンチルオキシ
フェニル)ピリジン、5-(4-ペンチルベンゾイルオキ
シ)-2-(4-ペンチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ペンチルオキシフ
ェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)-
2-(4-ペンチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-オ
クチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ペンチルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイルオキシ)-2-
(4-ペンチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-デシル
ベンゾイルオキシ)-2-(4-ペンチルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキ
シルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ペンチルベンゾ
イルオキシ)-2-(4-ヘキシルオキシフェニル)ピリジ
ン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキシ
ルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベンゾイ
ルオキシ)-2-(4-ヘキシルオキシフェニル)ピリジン、
5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキシルオ
キシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイルオキ
シ)-2-(4-ヘキシルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキシルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-2-
(4-ヘプチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ペンチ
ルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘプチルオキシフェニル)
ピリジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-
ヘプチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベ
ンゾイルオキシ)-2-(4-ヘプチルオキシフェニル)ピリ
ジン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘプ
チルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイ
ルオキシ)-2-(4-ヘプチルオキシフェニル)ピリジン、
5-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘプチルオキ
シフェニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキ
シ)-2-(4-オクチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-ペンチルベンゾイルオキシ)-2-(4-オクチルオキシフ
ェニル)ピリジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-
2-(4-オクチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘ
プチルベンゾイルオキシ)-2-(4-オクチルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2
-(4-オクチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニ
ルベンゾイルオキシ)-2-(4-オクチルオキシフェニル)
ピリジン、5-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-オ
クチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾ
イルオキシ)-2-(4-ノニルオキシフェニル)ピリジン、
5-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニルオキ
シフェニル)ピリジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキ
シ)-2-(4-ノニルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-
ヘプチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2
-(4-ノニルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニル
ベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニルオキシフェニル)ピリ
ジン、5-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニル
オキシフェニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオ
キシ)-2-(4-デシルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-ペンチルベンゾイルオキシ)-2-(4-デシルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2
-(4-デシルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチ
ルベンゾイルオキシ)-2-(4-デシルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-(4-デ
シルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイ
ルオキシ)-2-(4-デシルオキシフェニル)ピリジン、5
-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-デシルオキシフ
ェニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-2
-(4-エチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ペンチ
ルベンゾイルオキシ)-2-(4-エチルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-エ
チルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベンゾ
イルオキシ)-2-(4-エチルオキシフェニル)ピリジン、
5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-(4-エチルオキ
シフェニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイルオキ
シ)-2-(4-エチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-
デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-エチルオキシフェニ
ル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-2-(4
-プロピルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ペンチル
ベンゾイルオキシ)-2-(4-プロピルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-プ
ロピルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベン
ゾイルオキシ)-2-(4-プロピルオキシフェニル)ピリジ
ン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-(4-プロピ
ルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイル
オキシ)-2-(4-プロピルオキシフェニル)ピリジン、5
-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-プロピルオキシ
フェニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-
2-(4-ブチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ペン
チルベンゾイルオキシ)-2-(4-ブチルオキシフェニル)
ピリジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-
ブチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベン
ゾイルオキシ)-2-(4-ブチルオキシフェニル)ピリジ
ン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ブチル
オキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイルオ
キシ)-2-(4-ブチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ブチルオキシフェニ
ル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-2-(4
-ペンチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ペンチル
ベンゾイルオキシ)-2-(4-ペンチルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ペ
ンチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプチルベン
ゾイルオキシ)-2-(4-ペンチルオキシフェニル)ピリジ
ン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ペンチ
ルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニルベンゾイル
オキシ)-2-(4-ペンチルオキシフェニル)ピリジン、5
-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ペンチルオキシ
フェニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイルオキシ)-
2-(4-ヘキシルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ペ
ンチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキシルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2
-(4-ヘキシルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘプ
チルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキシルオキシフェニ
ル)ピリジン、5-(4-オクチルベンゾイルオキシ)-2-
(4-ヘキシルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ノニル
ベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキシルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘキ
シルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ブチルベンゾイ
ルオキシ)-2-(4-ヘプチルオキシフェニル)ピリジン、
5-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘプチルオ
キシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘキシルベンゾイルオ
キシ)-2-(4-ヘプチルオキシフェニル)ピリジン、5-
(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘプチルオキ
シフェニル)ピリジン、5-(4-オクチルベンゾイルオキ
シ)-2-(4-ヘプチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-ノニルベンゾイルオキシ)-2-(4-ヘプチルオキシフェ
ニル)ピリジン、5-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2-
(4-ヘプチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ブチル
ベンゾイルオキシ)-2-(4-オクチルオキシフェニル)ピ
リジン、5-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)-2-(4-オ
クチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘキシルベン
ゾイルオキシ)-2-(4-オクチルオキシフェニル)ピリジ
ン、5-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)-2-(4-オクチ
ルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-オクチルベンゾイ
ルオキシ)-2-(4-オクチルオキシフェニル)ピリジン、
5-(4-ノニルベンゾイルオキシ)-2-(4-オクチルオキ
シフェニル)ピリジン、5-(4-デシルベンゾイルオキ
シ)-2-(4-オクチルオキシフェニル)ピリジン、5-(4
-ブチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニルオキシフェニ
ル)ピリジン、5-(4-ペンチルベンゾイルオキシ)-2-
(4-ノニルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-ヘキシル
ベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニルオキシフェニル)ピリ
ジン、5-(4-ヘプチルベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニ
ルオキシフェニル)ピリジン、5-(4-オクチルベンゾイ
ルオキシ)-2-(4-ノニルオキシフェニル)ピリジン、5
-(4-ノニルベンゾイルオキシ)-2-(4-ノニルオキシフ
ェニル)ピリジン、5-(4-デシルベンゾイルオキシ)-2
-(4-ノニルオキシフェニル)ピリジン等を例示すること
ができる。
【0010】このうち、特に代表的な化合物について理
化学的性質を示すと次のとおりである。
【0011】5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4-ヘ
キシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン
【0012】 1H-NMR(90MHz、TMS基準、δ値) δ 0.89 6H m δ 1.2〜1.9 16H m δ 2.72 2H t (J=7Hz) δ 3.53 2H t (J=7Hz) δ 4.58 2H s δ 7.33 4H d (J=9Hz) δ 7.76 2H m δ 8.08 2H d (J=9Hz) δ 8.17 2H d (J=9Hz) δ 8.66 1H br.s
【0013】 IR(KBr法、cm-1) 2910、2840、1730、1598、1375、
1260、1200、1070
【0014】5-オクチルオキシ-2-(4-(4-ヘキシル
ベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン 1H-NMR(90MHz、TMS基準、δ値) δ 0.89 6H m δ 1.2〜2.0 20H m δ 2.72 2H t (J=7Hz) δ 4.09 2H t (J=7Hz) δ 7.2〜7.4 5H m δ 7.65 1H d (J=9Hz) δ 8.02 2H d (J=9Hz) δ 8.14 2H d (J=9Hz) δ 8.42 1H d (J=2Hz)
【0015】 IR(KBr法、cm-1) 2910、2840、1730、1465、1275、
1205
【0016】5-(4-ヘキシルベンゾイルオキシ)-2-
(4-オクチルオキシフェニル)ピリジン
【0017】 1H-NMR(270MHz、TMS基準、δ値) δ 0.92 6H m δ 1.2〜1.9 20H m δ 2.74 2H t (J=7Hz) δ 4.02 2H t (J=7Hz) δ 7.00 2H d (J=9Hz) δ 7.36 2H d (J=9Hz) δ 7.64 1H dd (J=9Hz,2H
z) δ 7.74 1H d (J=9Hz) δ 7.96 2H d (J=9Hz) δ 8.14 2H d (J=9Hz) δ 8.58 1H d (J=2Hz)
【0018】 IR(KBr法、cm-1) 2910、2840、1730、1605、1468、
1268、1210、1070
【0019】上記一般式化2の化合物は次の式1に示し
たスキームにしたがって得られる。
【式1】 (式中のA、B、R、R'、mは、上記一般式化2の場
合と同じ)
【0020】すなわち、4-アルキル安息香酸と相当す
るフェノール誘導体をエステル化することにより得られ
る。エステル化は、ジシクロヘキシルカルボジイミドの
ような脱水縮合剤を用いる方法により行なうことができ
る。また、4-アルキル安息香酸を酸ハライドとした
後、塩基性条件下で反応させる方法でも行ない得る。
【0021】また、ここで用いたフェノール誘導体のう
ち、例えば5-アルキルオキシメチル-2-(4-ヒドロキ
シフェニル)ピリジンは、次の式2に示したスキームに
従い得ることができる。
【式2】 (式中、Xはハロゲン原子、Proは保護基である)
【0022】すなわち、6-クロロニコチン酸のカルボ
キシル基を水素化リチウムアルミニウムで還元した後ア
ルキル化することで得られる2-クロロピリジン誘導体
と4-ブロモフェノールのフェノール性水酸基を保護し
た後、誘導されるGrignard試薬とをPd触媒の存在下で
反応させてフェニルピリジン誘導体とした後、フェノー
ル性水酸基の保護基を脱保護することにより5-アルキ
ルオキシメチル-2-(4-ヒドロキシフェニル)ピリジン
が得られる。
【0023】また、ここで用いた5-アルキルオキシ-2
-(4-ヒドロキシフェニル)ピリジンは、次の式3のスキ
ームに従って得ることができる。
【式3】
【0024】すなわち、4-ブロモフェノールのフェノ
ール性水酸基を保護した後メタル化し、Pd触媒の存在
下に2,5-ジブロモピリジンと反応させてフェニルピリ
ジン誘導体とし、残った臭素をメタル化を経てホウ酸誘
導体とし、過酸化水素酸化してヒドロキシピリジンと
し、このフェノール性水酸基をアルキル化した後、脱保
護することにより5-アルキルオキシ-2-(4-ヒドロキ
シフェニル)ピリジンが得られる。
【0025】また、ここで用いた2-(4-アルキルオキ
シフェニル)-5-ヒドロキシピリジンは、次の式4のス
キームにしたがい得ることができる。
【式4】
【0026】すなわち、4-ブロモフェノールのフェノ
ール性水酸基をアルキル化した後、メタル化し、Pd触
媒の存在下で2,5-ジブロモピリジンと反応させてフェ
ニルピリジン誘導体とし、残った臭素原子をリチオ化を
経てホウ酸誘導体とし、過酸化水素酸化することにより
2-(4-アルキルオキシフェニル)-5-ヒドロキシピリジ
ンが得られる。
【0027】
【実施例】 (実施例1)5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4-ヘキシルベンゾ
イルオキシ)フェニル)ピリジンの合成
【0028】6-クロロニコチン酸10.01g(63.6
3mmol)を乾燥テトラヒドロフラン100mlに溶解し、
氷浴下で水素化リチウムアルミニウム2.42g(63.7
mmol)を加え、そのまま1時間撹拌した。これに粉砕し
た硫酸ナトリウム水和物を加え、30分間撹拌した。固
体を濾過して除いた後、溶媒を留去することにより、6
-クロロピリジン-3-メタノール6.54g(収率72%)
を得た。
【0029】乾燥テトラヒドロフラン100mlに水素化
ナトリウム2.75gを懸濁し、上記で得た6-クロロピ
リジン-3-メタノール6.54g(45.6mmol)を滴下し
た。その後、1-ヨードヘキサン12.74g(60.1mmo
l)を加え、4時間加熱還流した。塩化アンモニウム水溶
液を加えた後、エーテルで抽出し、飽和塩化ナトリウム
水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、溶媒を留去して得た油状物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、無色油状の2-クロロ-5-ヘ
キシルオキシメチルピリジン5.35g(収率52%)を得
た。
【0030】フラスコに金属マグネシウム0.73g(3
0.0mmol)を取り、50℃で乾燥テトラヒドロフラン3
5mlに溶解した4-メトキシメトキシブロモベンゼン6.
51g(30.0mmol)を滴下してグリニャール試薬を調製
した。ここへ上記で得た2-クロロ-5-ヘキシルオキシ
メチルピリジン5.35g(23.5mmol)、テトラキスト
リフェニルフホスフィンパラジウム(0)0.57g(0.5
mmol)を加え、4時間加熱還流した。飽和塩化ナトリウ
ム水溶液を加えた後、固形物を濾別した。濾液を分液
し、水層をエーテルで抽出した。有機層を飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去して得られた油状物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製して5-ヘキシルオキシメチ
ル-2-(4-メトキシメトキシフェニル)ピリジン2.45
g(収率32%)を得た。
【0031】上記で得られた5-ヘキシルオキシメチル-
2-(4-メトキシメトキシフェニル)ピリジン2.45g
(7.45mmol)をテトラヒドロフラン50mlに溶解し、
6N塩酸10ml、2-プロパノール5mlを加え、室温で
5日間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え
た後、エーテルで抽出し、飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を
留去し、得られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製して、5-ヘキシルオキシメチル-2-(4
-ヒドロキシフェニル)ピリジン2.08g(収率98%)を
得た。
【0032】上記で得た5-ヘキシルオキシメチル-2-
(4-ヒドロキシフェニル)ピリジン0.20g(0.70mmo
l)、4-ヘキシル安息香酸0.20g(0.67mmol)、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド0.20g(0.67mmol)、
4-ジメチルアミノピリジン0.02g(0.16mmol)、乾
燥ジクロロメタン10mlを取り、室温で1晩撹拌した。
生じた固体を濾過で除き、溶媒を留去して得られた粗結
晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノー
ルからの再結晶で精製したすることにより、前述の理化
学的性質を有する5-ヘキシルオキシメチル-2-(4-(4
-ヘキシルベンゾイルオキシ)フェニル)ピリジン0.20
g(収率60%)を得た。
【0033】液晶性の評価 上記で得られた化合物を、ポリイミドを塗布しラビング
処理を施した透明電極付きガラス板からなる厚さ3μm
のセルに注入し、−2℃/分の割合で降温しながらクロ
スニコルの偏光顕微鏡で観察したところ、120℃で等
方性液体からネマチック相に変化し、83℃でスメクチ
ックC相に変化した。更に降温したところ、74℃で結
晶化した。また昇温時、101℃で結晶からネマチック
相に変化した。
【0034】(実施例2)5-オクチルオキシ-2-(4-(4-ヘキシルベンゾイルオ
キシ)フェニル)ピリジンの合成 フラスコに金属マグネシウム1.24g(51.0mmol)を
とり、これに乾燥テトラヒドロフラン40mlに溶解した
4-メトキシメトキシブロモベンゼン10.84g(50.
0mmol)を窒素気流中50℃で滴下することによりGrign
ard試薬を調製した。ここへ、2、5-ジブロモピリジン
11.85g(50mmol)、テトラキストリフェニルホスフ
ィンパラジウム(0)0.29g(0.25mmol)を加え、2
時間加熱還流した。冷却後蒸留水を加え、エーテルで抽
出し、蒸留水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去し
て得られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して、2-(4-メトキシメトキシフェニル)-5-
ブロモピリジン9.69g(収率66%)を得た。
【0035】上記で得た2-(4-メトキシメトキシフェ
ニル)-5-ブロモピリジン5.00g(17.0mmol)を乾燥
テトラヒドロフラン100mlに溶解し、窒素気流下-7
8℃に冷却した。ここへ、1.62Mのn-ブチルリチウ
ム11ml(17.8mmol)を滴下し、2時間撹拌した。ホ
ウ酸トリメチル3mlを加え、徐々に室温まで昇温した。
塩化アンモニウム水溶液を加え、室温で1時間撹拌した
後、エーテルで抽出し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥を溶媒を留去して
得られた油状物をメタノール30mlに溶解し、36%過
酸化水素水を加えて1晩撹拌した。亜硫酸水素ナトリウ
ム、塩化アンモニウム及び少量のピリジンを加えた後、
ジクロロメタンで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去して得られた油状物を乾燥ジメチルス
ルホキシド20mlに溶解し、1-ヨードオクタン9.81
g、無水炭酸ナトリウム5.85gを加え、1晩撹拌し
た。蒸留水200mlを加えた後、エーテルで抽出し、蒸
留水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた油状
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、
2-(4-メトキシメトキシフェニル)-5-オクチルオキシ
ピリジン5.28g(収率91%)を得た。
【0036】上記で得た2-(4-メトキシメトキシフェ
ニル)-5-オクチルオキシピリジン5.28gをテトラヒ
ドロフラン50mlに溶解し、2-プロパノール5ml、2
規定塩酸10mlを加え、室温で3日間撹拌した。少量に
ピリジンを加えた後、蒸留水及び飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒
を留去して得られた油状物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製して、2-(4-ヒドロキシフェニル)-
5-オクチルオキシピリジン3.20g(収率70%)を得
た。
【0037】上記で得た2-(4-ヒドロキシフェニル)-
5-オクチルオキシピリジン0.20g(0.67mmol)、4
-ヘキシル安息香酸0.20g(0.97mmol)、ジシクロヘ
キシルカルボジイミド0.20g(0.97mmol)、4-ジメ
チルアミノピリジン0.02g(0.16mmol)、乾燥ジク
ロロメタン10mlをとり、室温で1晩撹拌した。生じた
固体を濾過で除き、溶媒を留去して得られた粗結晶をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノールから
の再結晶で精製することにより、前述の理化学的性質を
有する5-オクチルオキシ-2-(4-(4-ヘキシルベンゾ
イルオキシフェニル)ピリジン0.26g(収率61%)を
得た。
【0038】液晶性の評価 上記で得られた化合物を、ポリイミドを塗布しラビング
処理を施した透明電極付きガラス板からなる厚さ3μm
のセルに注入し、−2℃/分の割合で降温しながらクロ
スニコルの偏光顕微鏡で観察したところ、177℃で等
方性液体からネマチック相に変化し、130℃でスメク
チックC相に変化した。更に降温したところ、82℃で
結晶化した。また昇温時、84℃で結晶からスメクチッ
クC相に変化した。
【0039】(実施例3)2-(4-オクチルオキシフェニル)-5-(4-ヘキシルベン
ゾイルオキシ)ピリジンの合成
【0040】4-オクチルオキシブロモベンゼン15.7
0g(55.1mmol)を窒素雰囲気下で、乾燥テトラヒドロ
フラン300mlに溶解し、−78℃に冷却した。ここ
へ、1.62Mのn-ブチルリチウムのヘキサン溶液3
4.0ml(55.1mmol)を滴下し、そのまま3時間撹拌し
た。ここへホウ酸トリメチル8mlを加え、徐々に室温ま
で昇温した。1N塩酸を加えた後、エーテル抽出し、飽
和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた油状物をエタノ
ール60mlに溶解し、トルエン150mlに溶解した2,
5-ジブロモピリジン11.65g(50.0mmol)、テトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(0)0.47g、
2N炭酸水素ナトリウム水溶液70mlを加え、5時間加
熱還流した。放冷後、2層を分液し、水層をエーテルで
抽出した。有機層を蒸留水で洗浄した無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた油状物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーおよびエタノールからの
再結晶で精製することにより、白色結晶の2-(4-オク
チルオキシフェニル)-5-ブロモピリジン13.51g(収
率75%)を得た。
【0041】上記で得られた2-(4-オクチルオキシフ
ェニル)-5-ブロモピリジン5.00g(13.8mmol)を窒
素雰囲気下、乾燥テトラヒドロフラン130mlに溶解
し、−78℃に冷却した。ここへ、1.62Mのn-ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液9.5ml(15.4mmol)を滴下
し、そのまま3時間撹拌した。ここへホウ酸トリメチル
2mlを加え、徐々に室温まで昇温した。蒸留水を加えた
後、テトラヒドロフラン抽出した。無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を留去して得られた油状物を酢酸70
mlに溶解し、36%過酸化水素水溶液15mlを加え、室
温で1晩撹拌した。蒸留水300mlを加え、ジクロロメ
タンで抽出し、蒸留水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去し
て得られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーおよびエタノールからの再結晶で精製して、白色結晶
の2-(4-オクチルオキシフェニル)-5-ヒドロキシピリ
ジン2.46g(収率60%)を得た。
【0042】上記で得られた2-(4-オクチルオキシフ
ェニル)-5-ヒドロキシピリジン0.91g(3.04mmo
l)、4-ヘキシル安息香酸0.70g(3.40mmol)、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド0.70g(3.40mmol)、
4-ジメチルアミノピリジン0.04g(0.33mmol)、乾
燥ジクロロメタン30mlをフラスコにとり、室温で1
晩撹拌した。生じた固体を濾過で除いた後、溶媒を留去
して得られた粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーおよびエタノールからの再結晶で精製して、白色結
晶の2-(4-オクチルオキシフェニル)-5-(4-ヘキシル
ベンゾイルオキシ)ピリジン1.05g(収率71%)を得
た。
【0043】液晶性の評価 上記の方法で得られた化合物を、ポリイミドを塗布しラ
ビング処理を施した透明電極付きガラス板からなる厚さ
3μmのセルに注入し、−2℃/分の割合で降温しなが
らクロスニコルの偏光顕微鏡で観察したところ、177
℃で等方性液体からネマチック相に変化した。更に降温
すると130℃でスメクチックC相に変化した。更に降
温したところ、76℃で結晶化した。また昇温時、77
℃で結晶からスメクチックC相に変化した。
【0044】(実施例4)液晶組成物の作成 表1に示した化合物を混合して液晶混合物Aを作成し
た。
【表1】
【0045】この液晶組成物Aは、表2に示す相転移挙
動を示した。
【表2】 (Crは結晶相、ScはスメクチックC相、SAはスメクチ
ックA相、Nはネマチック相、Iは等方相を示す。)
【0046】この液晶組成物Aの90重量%と実施例1
の化合物の10重量%を混合して液晶組成物Bを作成し
た。この液晶組成物Bは、表3に示す相転移挙動を示し
た。
【表3】
【0047】この様に、液晶組成物Aと比較して融点が
4℃低下し、Sc相の上限温度も9℃上昇した。これに
より広いSc相温度範囲をとる液晶組成物を得ることが
できた。
【0048】(実施例5)液晶組成物の作成 実施例4で調製した液晶組成物A90wt%と実施例2の
化合物10wt%とを混合して液晶組成物Cを作成した。
この液晶組成物Cは、表4に示す相転移挙動を示した。
【表4】
【0049】このように、液晶組成物Aと比較して融点
が4℃低下し、Sc相の上限温度も14℃上昇した。こ
れにより広いSc相温度範囲を得ることができた。
【0050】(実施例6)液晶組成物の作成 実施例4で得た液晶組成物A90wt%と実施例3の化合
物10wt%とを混合して液晶組成物Dを作成した。この
液晶組成物Dは、表5に示す相転移挙動を示した。
【表5】
【0051】このように、液晶組成物Aと比較して融点
が4℃低下し、Sc相の上限温度も14℃上昇した。こ
れにより広いSc相温度範囲を得ることができた。
【0052】
【発明の効果】本発明の化合物は、安定なスメクチック
C相を取り得、また、他のベース液晶に混合することに
よりスメクチックC相の温度範囲を広げる等、オプトエ
レクトロニクス関連素子の素材として極めて優れた効果
を奏する。
【0053】従って本発明は、たとえば、液晶テレビな
どのディスプレイ用、光プリンターヘッド、光フーリエ
変換素子、ライトバルブなど、液晶やエレクトロケミク
ロミズムを利用するオプトエレクトロニクス関連素子の
素材として有用な液晶材料といえる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−213874(JP,A) 特開 平5−213875(JP,A) 特開 平5−213876(JP,A) 特開 平4−91049(JP,A) 特開 平4−368368(JP,A) 特開 平4−282367(JP,A) 特開 平5−239027(JP,A) 特開 平5−65485(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 213/00 - 213/64 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式化1 【化1】 (式中、A、Bはピリジン-2,5-ジイル基または1,4
    -フェニレン基のいずれかで、両方が同じ基であること
    はない、またR、R’は炭素数1〜18のアルキル基、
    mは0または1を示す)で表される新規な安息香酸エス
    テル化合物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の一般式化1で表される
    安息香酸エステル化合物の少なくとも1種を含有するこ
    とを特徴とする液晶組成物。 【0001】
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