JP3016531U - トンネル側壁洗浄用作業車 - Google Patents

トンネル側壁洗浄用作業車

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Publication number
JP3016531U
JP3016531U JP1995004026U JP402695U JP3016531U JP 3016531 U JP3016531 U JP 3016531U JP 1995004026 U JP1995004026 U JP 1995004026U JP 402695 U JP402695 U JP 402695U JP 3016531 U JP3016531 U JP 3016531U
Authority
JP
Japan
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work vehicle
rod
side wall
tunnel
roof
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995004026U
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English (en)
Inventor
修 杉本
山本  明
政光 斉藤
Original Assignee
北陸道路エンジニア株式会社
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル内の側壁の洗浄時、コントロールボ
ックスの操作者が安全で衛生的に作業できる作業車とす
る。 【構成】 散水車A及び洗浄車Bより成る作業車の、散
水車A側のキャビン5上に手摺り8を有する台6を設け
る。台6上の前部に屋根9と一体の前面にワイパー13
を設けたフロントウインド部10を起倒可能に枢着12
する。屋根9にロッド14の上端を回動可能に枢着15
し、ロッド14の下方を台6上に回動可能に枢着17し
たパイプ18の上方に挿入し、ロッド14をパイプ18
にロックピン19で固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高速道路等のトンネルの側壁を洗浄するための作業車に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
トンネル内の側壁を洗浄するには、洗浄用ブラシを取り付けた洗浄車が水タン クを設けた散水車を牽引し、給水しながら洗浄作業を行うのであるが、トンネル 内にはカメラ、風速計、電光板等洗浄時に障害物となるものが設置されており、 これ等の設置箇所ではブラシの角度、ブラシの回転方向、ブラシ圧等をコントロ ールしなければならないのである。
【0003】 そこで、従来はブラシ圧等をコントロールするためのコントロールボックスを 持った操作者が作業車の後方より操作しながら歩いていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記の様な従来の洗浄作業ではコントロールボックスの操作者は、洗浄水をま ともに身体に浴びて汚れると共に、コントロールボックスに水が入り故障の原因 ともなるのである。 又、重いコントロールボックスを身体にぶら下げて2〜3km歩いての操作は 非常に困難であると共に、作業車の周辺を歩くことはスペースも狭いので危険も 伴うものである。 又、牽引されている散水車の助手席で操作を行なっても、目の高さ位置は洗浄 用ブラシが邪魔になり障害物が全く見えないのである。
【0005】 上記点により本考案は、トンネル内の側壁の洗浄時コントロールボックスの操 作者が安全で衛生上も問題がなく作業することのできる、トンネル側壁洗浄用作 業車を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、散水車及び洗浄車より成る作業車の散水車 側のキャビン上に手摺りを有する台が設置され、この台の前部に屋根を一体に形 成し、且つ前面にワイパーを設けたフロントウインド部が起倒可能に設置されて いることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案の作用を説明すれば、作業車の散水車側のキャビン上に設置された台上 にコントロールボックスを持った操作者が上がって、コントロールボックスの操 作を行うのであるが、キャビン上からは操作者の目の位置は前方の洗浄車よりも 高くなるので洗浄用ブラシも邪魔にならず前方が良く見え、障害物をうまくかわ すことができると共に、トンネル内を歩くこともないので安全である。
【0008】 又、台の前部に屋根を一体に形成したワイパー付きのフロントウインド部を起 倒可能に設けてあるため、フロントウインド部を起こせば汚水が身体やコントロ ールボックスにかかることがなく衛生的であると共に、ワイパーにより視界も良 好で操作もし易い。 そして、フロントウインド部は、作業終了時には台上に倒しておくことができ 非常に便利である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案作業車の一実施例を示す側面図、図2は同上の作業時の部分拡大 側面図、図3は同上の作業終了時の部分拡大側面図である。 本考案作業車は、給水タンク1を設けた散水車A及びトンネル内の側壁を洗浄 する洗浄用ブラシ2を設けた洗浄車Bより成り、散水車Aは牽引ロッド3により 前方の洗浄車Bに牽引され進行する。 洗浄車Bは散水車Aより給水ホース4で給水を受ける。
【0010】 散水車Aのキャビン5上に台6が脚部7により取り付けられている。 台6上の両側部及び後部に手摺り8が設けられている。 そして、台6の前部に、水平な屋根9を一体に形成したフロントウインド部1 0が、その下部を台6上に設けたブラケット11に起倒可能に枢着12されてい る。
【0011】 フロントウインド部10の前面硝子にワイパー13が設けられている。 フロントウインド部10の屋根9に、ロッド14の上端が回動可能に枢着15 され、ロッド14の下方は、下部を台6上に設けたブラケット16に回動可能に 枢着17したパイプ18内の上方に挿入され、ロックピン19がパイプ18を貫 通し、ロッド14をパイプ18に、固定している(図2)。
【0012】 そして、フロントウインド部10を倒す場合は、ロックピン19を外し、ロッ ド14をパイプ18内へ押し込めば、フロントウインド部10はその下部の枢着 12を支点として下方へ回動し台6上に倒すことができる。 外したロックピン19はパイプ18の下方の孔20へ差し込みロッド14を下 部で固定する。 尚、図中21はロックピン19の脱落防止チェーン、22は乗降用はしごであ る。
【0013】
【考案の効果】
本考案に依れば、コントロールボックスの操作者は散水車のキャビン上で操作 できるため、トンネル内を歩かずに済むので安全であると共に、視界も良くトン ネル内に設置されているカメラ、風速計、電光板等の存在が容易に確認でき、こ れ等の設置箇所でブラシコントロールを有効に行うことができる。 又、操作中は汚水も身体にかかることがなく衛生的であると共に、フロントウ インド部は作業終了時に倒すことができるため、作業車の普通走行に支障を来す ことがない。 このように、コントロールボックスの操作者は安全で然も衛生上も問題なく、 従来に比べ作業能率を格段に向上し得た有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案作業車の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案作業車のフロントウインド部を起立させ
た状態の部分拡大側面図である。
【図3】本考案作業車のフロントウインド部を倒した状
態の部分拡大側面図である。
【符号の説明】
A 散水車 B 洗浄車 5 キャビン 6 台 8 手摺り 9 屋根 10 フロントウインド部 12 枢着 13 ワイパー 14 ロッド 15 枢着 17 枢着 18 パイプ 19 ロックピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散水車及び洗浄車より成る作業車の散水
    車側のキャビン上に手摺りを有する台が設置され、この
    台の前部に屋根を一体に形成し、且つ前面にワイパーを
    設けたフロントウインド部が起倒可能に設置されている
    ことを特徴とするトンネル側壁洗浄用作業車。
JP1995004026U 1995-04-04 1995-04-04 トンネル側壁洗浄用作業車 Expired - Lifetime JP3016531U (ja)

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