JP3016384B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク(光
磁気ディスク、相変化ディスクを含む)媒体にディジタ
ルデータ、ないしディジタル画像・音声・システム等の
データを記録することができる光ディスク記録再生装置
において、ディスク内周側を有効に利用した記録容量向
上のためディスク回転数をできるだけ低く押さえ、かつ
高密度記録、ノンリニア編集、高速サーチなどを同時に
実現する光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルデータ、ないし画像・
音声データを記録するディスク(光ディスク、光磁気デ
ィスク、相変化ディスク)装置は、記録方法としてCA
V、CLV、およびそれらを組み合わせた方式があっ
た。
【0003】CAVはディスク回転数一定なる記録方式
である。この方式はヘッド位置にかかわらず回転数が一
定のため、高速サーチが実現できる、記録時の別位置同
時再生が可能、スピンドルサーボが簡単であるという利
点を持つが、反面最短記録波長が最内周で決まってしま
い、高密度記録に適さないという欠点を持つ。
【0004】CLVは線速度一定なる記録方式である。
この方式はディスク全面に渡り相対速度一定のため、記
録波長一定であり、高密度記録に適すという利点を持つ
が、反面ヘッド位置によりディスク回転数が変化するた
め、高速サーチに向かない、記録時の別位置同時再生が
不可能、スピンドルサーボが複雑という欠点を持つ。
【0005】また、CAVとCLVの長所を組み合わせ
た記録方式も提案されている。ディスク回転数を一定と
し、1トラックに記録するデータ量を半径に比例して増
加させる。即ち、回転数一定であるから、記録ビットレ
ートを半径に比例して上げる、可変クロック記録、可変
クロック再生となる。この方式はディスク全面に渡り記
録波長一定であり、かつディスク回転数一定のため高速
サーチ可能、記録時の別位置同時再生が可能、スピンド
ルサーボが簡単であるという利点を持つ。
【0006】図72乃至図74にこのトラック構成図を
示す。記録されるデータは、例えばフレーム内固定長符
号化された画像データとし、1フレームは8ブロック
(以下、シンクブロックSB)から構成されるものとす
る。またトラック数を全80トラックとする。次に、ト
ラック方向に等分に10分割し、1記録領域(以下、ク
ロックブロックCBLK)当たり8トラックとする。
【0007】最内周であるCBLK0に1トラック当た
り7/8フレーム、全7フレームのデータを記録し、C
BLK1に1トラック当たり1フレーム、全8フレーム
のデータを記録し、CBLK2に1トラック当たり9/
8フレーム、全9フレームのデータを記録し、以下、C
BLKごとに1トラック当たりの記録フレーム数を1/
8ずつ増加していき、最後に最外周であるCBLK9に
1トラック当たり2フレーム、全16フレームのデータ
を記録する。351にトラックナンバー、352にフレ
ームナンバー、353にクロックブロックナンバーを示
してある。図示したように、フレーム0〜フレーム11
4の全115フレームをディスク回転数一定で記録再生
することができ、かつ最短記録波長はほぼ一定となる。
【0008】また、記録方式とは異なるが、ランド/グ
ルーブ記録というディスクトラックのランド側、グルー
ブ側両方を使って記録を行う方式がある。この方式によ
り記録を行うと、従来のランド記録ないしグルーブ記録
に対して2倍の記録密度を得ることができ、記録時間の
長時間化を実現できる。ランドグルーブ記録のスパイラ
ルトラック例を図75、トラック構成図を図76に示
す。ここで、符号361はランドトラック、符号362
はグルーブトラックを示す。
【0009】図75に示すように、1トラックに1回ラ
ンドからグルーブへ、ないしグルーブからランドへ1ト
ラックバックワードジャンプを行うことにより、通常の
グルーブのみのトラックと同じような処理が可能とな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図72乃至図74に示
す記録を実際に実現しようとすると、ディスク回転数
は、最速としなければならない最内周に合わせるため、
1トラックで7/8フレームが記録できるようにしなけ
ればならない。即ち、フレーム周波数を29.97Hz
とすると、ディスク回転数を29.97×8/7である
34.3rpsとしなければならない。このような記録
方法では、例示したように最内周において1トラックで
7/8フレームを記録する程度なら良いが、1トラック
で2/8〜3/8フレームを記録しようとすると、ディ
スク回転数は80〜120rpsとなり、実現困難な値
となる。また、ディスク回転数が最内周で決まってしま
う以上、最内周をあまり内周まで使えない。
【0011】すなわち、図72において、CBLK0よ
りさらに内周側にCBLK−1、CBLK−2・・・を
定義していくと、1トラックで6/8フレーム、5/8
フレーム・・・を記録できるようにしなければならず、
ディスク回転数は40rps、48rps・・・と増加
していき、ディスク回転数によりある程度の位置で制限
されてしまう、という不都合があった。
【0012】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、バッファ回路を最大限利用しつつ低速で
のディスク回転数一定記録と記録波長一定記録とを同時
に実現することで1枚のディスクの記憶容量を増大させ
ることができる光ディスク記録装置を提供することを、
その目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、
録領域をトラック方向に等分に複数分割された光ディス
クに対して、最内周である第0番目の領域に1トラック
当たりAフレームのデータを、第1番目の領域に1トラ
ック当たり(A+B)フレームのデータを、第n番目の
領域に1トラック当たり(A+nB)フレームのデータ
を、最外周である第P番目の領域に1トラック当たり
(A+PB)フレームのデータを連続して記録する光デ
ィスク記録装置であって、光ディスクにデータを記録す
る光ヘッドと、1トラック当たりAフレーム以上かつ
(A+PB)フレーム以下でデータを記録できる所定の
一定回転数でディスクを回転させるするディスク制御回
路と、 上位装置から入力されるデータを処理するデータ
入力回路と、前記上位装置からの入力データレートと前
記光ヘッドの記録データレートの差を吸収するために前
記上位装置から入力されるデータを一次的に記憶するバ
ッファ回路とを備えている。
【0014】そして、本発明では特に、バッファ回路
に、前記バッファ回路に格納されたデータの残り量に応
じて、前記記憶領域の数が偶数でPが奇数であるときに
は第0領域から第((P−1)/2)領域であるグルー
プ0(内周グループ)又は第((P+1)/2)領域か
ら第P領域であるグループ1(外周グループ)の一方の
グループを選択すると共に、予め定められた初期値分の
データが格納された後に当該データを光ディスクに出力
する記録データ処理回路を併設し、この記録データ処理
回路が、1つの記録領域に対するデータの記録が終わっ
た場合に、もし前記バッファ回路の残り量が前記初期値
よりも減少していた場合には前記グループ0を選択する
手段と、もし前記バッファ回路の残り量が初期値よりも
増加していたらグループ1を選択する手段とを備えた
等の構成を採っている。これにより前述した目的を達成
しようとするものである。
【0015】
【作用】本発明では、この記録データ処理回路が、1つ
の記録領域に対するデータの記録が終わった場合に、も
し前記バッファ回路の残り量が前記初期値よりも減少し
ていた場合には前記グループ0を選択する手段と、もし
前記バッファ回路の残り量が初期値よりも増加していた
らグループ1を選択する。このため、データの記録再生
レートの異なる記憶領域を順次選択することで、バッフ
ァを最大限利用した記録再生を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の構成
を示すフローチャートである。本実施形態での光ディス
クの記録装置は、図1に示す記録方法にてデータを記録
する。まず、上位装置から送信されるデータを記録する
光ディスクを一定速度で回転させる(ディスク駆動工
程,ステップS1)。光ディスクが一定速度に至ると、
データを記録する。このとき、ディスクの内周側と外周
側ではデータの記録速度が異なるため、初期バッファが
必要か否かを判定し、必要な場合には記憶領域のデータ
記録再生レートに応じた容量のデータをバッファに蓄積
する。
【0017】次いで、データの記録を行う記憶領域(ク
ロックブロック)に応じて、クロックを変化させて生成
する。次いで、このクロックに基づいてデータの記録を
行う。この記録(又は再生)では、記憶領域がディスク
の内周側なのか又は外周側なのかに応じて、記録又は再
生するデータを一時的にバッファに格納する。内周側で
は上位装置のデータ転送レートよりも光ディスクへのデ
ータの記録が遅いため、上位装置からのデータは光ディ
スクに記録しきれず、バッファに蓄積される。一方、外
周側では上位装置のデータ転送レートよりも速くデータ
の記録を行うことができるため、バッファに蓄積された
データと上位装置から転送されるデータとを連続して記
録することができる。このようなディスクの内周側と外
周側で生じる記憶容量の差を、図1に示すステップS5
ではバッファを使用することで解決している。
【0018】また、図1に示す例では、前記上位装置か
ら前記1つの記憶領域の容量を越えるデータの記録又は
再生が指令されたときには前記複数の記憶領域毎に定ま
る前記データの記録再生レートに従ってデータを記録又
は再生する記憶領域を順次選択する記憶領域選択工程ス
テップS7を備えている。記憶領域を順次選択すること
で、特に、内周側と外周側とを順次選択することで、バ
ッファの容量を小さくすることができる。
【0019】図2は本発明による光ディスク記録装置の
構成を示すブロック図である。光ディスク記録装置は、
外部(上位装置)からの入力画像データ331を処理す
るデータ入力回路332と、各ブロックを制御する記録
制御回路333と、入力データレートと記録データレー
トの差を吸収するバッファ回路334と、前記バッファ
がオーバーフローおよびアンダーフローしないように記
録する記録領域ナンバーを選択して記録データをディス
クに送る記録データ処理回路335と、20.8rps
ないしその他の一定回転数でディスクを回転するディス
ク制御回路336と、光ディスク338にデータを記録
する光ヘッド337とを備えている。
【0020】記録制御回路333は、クロックの生成等
を行う可変クロック生成手段と、上位装置から前記1つ
の記憶領域の容量を越えるデータの記録又は再生が指令
されたときには前記複数の記憶領域毎に定まる前記デー
タの記録再生レートに従って当該データを記録又は再生
する記憶領域を順次選択する記憶領域選択手段とを備え
ている。
【0021】〔第1実施例〕 図3乃至図6は第1実施例を示す説明図である。ここで
は、本発明を実施するための基礎となる部分を説明す
る。第1実施例では、記録されるデータは、例えばフレ
ーム内固定長符号化された画像データとし、1フレーム
は8ブロック(以下、シンクブロックSB)を有する。
トラック数は80トラックの場合を図示する。トラック
数が80トラックというのは、図3乃至図6に示す場合
の他、ランド40トラック、グルーブ40トラックとし
たものを全トラックでL(ランド)→G(グルーブ)、
G→Lの1トラックバックワードジャンプを行うことに
より、グルーブのみのトラックと同等に扱える場合も含
む(図72〜図76)。この例では、トラック方向に等
分に10分割し、1記録領域(以下、クロックブロック
CBLK)当たり8トラックとする。
【0022】図3乃至図5に連続して示す例では、最内
周であるCBLK(クロックブロック)0に1トラック
当たり7/8フレーム、全7フレームのデータを記録
し、CBLK1に1トラック当たり1フレーム、全8フ
レームのデータを記録し、CBLK2に1トラック当た
り9/8フレーム、全9フレームのデータを記録し、以
下、CBLKごとに1トラック当たりの記録フレーム数
を1/8ずつ増加していき、最後に最外周であるCBL
K9に1トラック当たり2フレーム、全16フレームの
データを記録する。
【0023】ここでは、ディスク回転数は全トラックの
平均値を採用している。すなわち、ディスク回転数は1
トラック当たり11.5/8フレーム記録できる値であ
る。フレーム周波数を29.97rpsとすると、ディ
スク回転数は29.97×8/11.5=20.8rp
sとなる。この回転数は、従来例における34.3rp
sに対して40%の速度低減となる。これにより、従来
例と比較してより内周側にデータの記録を行うことがで
きる。
【0024】図6に、CBLK0〜5のみ存在する場合
のスパイラルトラック図を示す。符号211はCBL
K、符号212は記録開始トラック、符号213は記録
終了トラックを示す。記録CBLKは、CBLK0→C
BLK5→CBLK1→CBLK4→CBLK2→CB
LK3の順となる。
【0025】第1の実施例では、記録開始命令が入力さ
れると、ディスク制御回路336は、20.8rpsで
ディスクを回転する。入力回路332は、入力画像デー
タ331に誤り訂正符号等を付加し、バッファ334に
蓄積する。これと同時に、記録制御回路333はバッフ
ァの読み出しを開始し、記録データ処理回路335は記
録符号化などの処理を行い、光ヘッド337は光ディス
ク338の第0トラックを選択してCBLK0の記録を
行う。
【0026】第7トラックまで記録終了した時点でのバ
ッファ残り量は、書き込みが11.5フレーム、読み出
しが7フレームのため、4.5フレームである。次に、
光ヘッドは第72トラックへ飛び、第79トラックまで
CBLK9の記録を行う。CBLK9でのバッファの増
減は、書き込みが11.5フレーム、読み出しが16フ
レームのため、4.5フレームの減少となり、バッファ
残り量は0となる。次に光ヘッドは第8トラックへ飛
び、第15トラックまでCBLK1の記録を行う。CB
LK1でのバッファの増減は、書き込みが11.5フレ
ーム、読み出しが8フレームのため、3.5フレームの
増加となり、バッファ残り量は3.5フレームとなる。
【0027】次に光ヘッドは第64トラックへ飛び、第
71トラックまでCBLK8の記録を行う。CBLK8
でのバッファの増減は、書き込みが11.5フレーム、
読み出しが15フレームのため、3.5フレームの減少
となり、バッファ残り量は0となる。
【0028】このように、図3乃至図5に示す順序で記
録を続けていき、最後に光ヘッドは第40トラックへ飛
び、第47トラックまでCBLK5の記録を行う。CB
LK5でのバッファの増減は、書き込みが11.5フレ
ーム、読み出しが12フレームのため、0.5フレーム
の減少となり、最終的なバッファ残り量は0となる。
【0029】この第1実施例では、CBLK9から記録
を開始しても良い。記録開始命令が入力されると、ディ
スク制御回路336は20.8rpsでディスクを回転
する。入力回路332は、入力画像データ331に誤り
訂正符号等を付加し、バッファ334に書き込む。この
場合、記録制御回路333は、バッファに4.5フレー
ム以上のデータが蓄えられたのちに、バッファ334か
らのデータの読み出しを開始する。
【0030】記録データ処理回路335は、読み出しデ
ータの記録符号化等を行い、記録制御回路333は光デ
ィスク338の第72トラックを選択し、光ヘッド33
7は、CBLK9の記録を開始する。CBLK9でのバ
ッファの増減は、書き込みが11.5フレーム、読み出
しが16フレームのため、4.5フレームの減少とな
る。しかし、バッファには予め4.5フレームのデータ
が蓄えられているため、バッファ残り量は0となる。
【0031】次に光ヘッドは第0トラックへ飛び、第7
トラックまでCBLK0の記録を行う。CBLK0での
バッファの増減は、書き込みが11.5フレーム、読み
出しが7フレームのため、4.5フレームの増加とな
り、バッファ残り量は4.5フレームとなる。次に光ヘ
ッドは第64トラックへ飛び、第71トラックまでCB
LK8の記録を行う。CBLK8でのバッファの増減
は、書き込みが11.5フレーム、読み出しが15フレ
ームのため、3.5フレームの減少となり、バッファ残
り量は1フレームとなる。
【0032】次に光ヘッドは第8トラックへ飛び、第1
5トラックCBLK1でのバッファの増減は、書き込み
が11.5フレーム、読み出しが8フレームのため、
3.5フレームの増加となり、バッファ残り量は4.5
フレームとなる。このように記録を続けていき、最後に
光ヘッドは第32トラックへ飛び、第39トラックまで
CBLK4の記録を行う。CBLK4でのバッファの増
減は、書き込みが11.5フレーム、読み出しが11フ
レームのため、0.5フレームの増加となり、最終的な
バッファ残り量は4.5フレームとなる。
【0033】記録は、ディスクセンターを中心に、対称
位置にあるCBLKを連続記録すれば、上述した順序で
なくてもよい。例えば、CBLK3→CBLK6→CB
LK9→CBLK0→CBLK5→CBLK4→CBL
K7→CBLK2→CBLK1→CBLK8のような順
序での記録も可能である。
【0034】また、例えば図3乃至図5に示す例では、
CBLK0記録後CBLK9即ち72トラックの先頭に
ジャンプしなければならない。初めて記録するディスク
でもCBLK先頭が判るように、予めディスク上にCB
LK先頭マークやCBLKナンバーなどを記録しておく
と良い。また、同様に、初めて記録するディスクでもC
BLK先頭が判るようにするため、予めディスク上にト
ラックナンバー等を記録しておくようにしてもよい。
【0035】このような光ディスクは、最内周側から最
外周側までを予め定められた記録再生クロック毎に分割
された複数の記憶領域を備える。そして、各複数の記憶
領域の先頭部分に、当該各記憶領域のデータ記録又は再
生レートと関係した記憶領域の番号が付されている。デ
ータの記録又は再生レートが記憶領域によって異なるた
め、この記憶領域を特定するための番号を光ディスク記
録再生装置が参照することで、バッファを有効に活用す
ることができる。すると、ディスクの一定回転数、一定
記録波長を実現することができる。
【0036】次に、光ディスク再生装置を説明する。図
7は本実施例による光ディスク再生装置の構成を示すブ
ロック図である。図7に示す例では、光ディスク再生装
置は、外部(上位装置)への出力画像データ341を処
理するデータ出力回路342と、各ブロックを制御する
再生制御回路343と、出力データレートと再生データ
レートの差を吸収するバッファ回路344と、前記バッ
ファがオーバーフローおよびアンダーフローしないよう
に再生する記録領域ナンバーを選択して再生データをデ
ィスクから抽出する再生データ処理回路345と、2
0.8rpsないしその他の回転数でディスクを回転す
るディスク制御回路346と、光ディスク348に記録
されたデータを再生する光ヘッド347とを備えてい
る。
【0037】第1実施例では、再生開始命令が入力され
ると、ディスク制御回路346は、20.8rpsでデ
ィスクを回転する。同時に、再生制御回路343は、光
ディスク348のCBLK0から記録開始したときは第
0トラックを、CBLK9から記録開始したときは第7
2トラックを選択する。そして、光ヘッド347は再生
を開始する。
【0038】再生データ処理回路345は、再生データ
の記録符号復号化等を行い、バッファ344に書き込
む。再生制御回路制御343は、CBLK0から記録開
始したときはバッファに4.5フレーム以上のデータが
蓄えられたところでバッファ344からのデータの読み
出を開始する。また、再生制御回路制御343は、CB
LK9から記録開始したときにはすぐに開始する。
【0039】データ出力回路342は、読み出されたデ
ータの誤り訂正処理等を行ない、画像データ341とし
て出力する。その後、読み出しを続けていき、CBLK
0から記録開始したときはCBLK5において再生終了
となり、バッファ残り量は4.5フレーム、CBLK9
から記録開始したときはCBLK4において再生終了と
なり、バッファ残り量は0となる。他の順序で記録した
場合についても、最初バッファにオーバーフローないし
アンダーフローしないだけのデータが蓄えられた後、再
生を開始し、記録と同じ順序で再生を行う。
【0040】このようにして、4.5フレームのバッフ
ァを使ってデータを制御することにより、バッファのオ
ーバーフロー、アンダーフローなく40%のディスク回
転数低減が可能となる。
【0041】なお、上記実施例はCBLKの数が偶数の
場合について示しているが、奇数の場合、中心のCBL
Kはバッファ増減がなく、任意の時点で記録再生可能で
ある。即ち、例えばCBLK0〜CBLK8が存在する
場合のCBLK4はバッファ増減がなく、任意の時点で
記録再生可能である。
【0042】また、光ヘッドをディスクの途中にキュー
アップし、そこからデータの読み出しを開始する例を図
3乃至5を参照して説明する。予めバッファー回路に蓄
えるデータの容量は、当該CBLKの先頭からデータを
読み出したとき(このとき最大値となる)、と同じ値と
する。例えば第3フレームの先頭からデータを読み出す
場合、再生開始命令が入力されると、ディスク制御回路
346により20.8rpsでディスクを回転する。こ
れと並行して、光ヘッド347により光ディスク348
の第3トラックが選択されてCBLK0、第3フレーム
から再生が開始される。
【0043】再生データは再生データ処理回路345に
より記録符号化が行われた後、バッファ344に書き込
まれるが、バッファ制御343によるバッファ344か
らのデータの読み出しは、CBLK0の先頭から記録開
始したときと同様、バッファに4.5フレーム以上のデ
ータが蓄えられたところで開始される。読み出されたデ
ータは出力回路342により誤り訂正処理等が行われた
後、画像データ341として出力される。
【0044】また、例えば第28フレームの先頭からデ
ータを読み出す場合、再生開始命令が入力されると、デ
ィスク制御回路346により20.8rpsでディスク
を回転する。同時に、光ヘッド347により光ディスク
348の第13トラックが選択されたCBLK1、第2
8フレームから再生が開始される。再生データは再生デ
ータ処理回路345により記録符号化が行われた後、バ
ッファ344に書き込まれるが、バッファ制御343に
よるバッファ344からのデータの読み出しは、CBL
K1の先頭から記録開始したときと同様、バッファに
3.5フレーム以上のデータが蓄えられたところで開始
される。読み出されたデータは出力回路342により誤
り訂正処理等が行われた後画像データ341として出力
される。
【0045】このように、CBLK0、1、2、3、
4、5、6、7、8、9から再生を開始するときは、バ
ッファにそれぞれ4、5、3、5、2、5、1、5、
0、5、0、0、0、0、0フレーム以上のデータが蓄
えられたところでバッファの読み出しを開始する。ま
た、この例の他、再生を開始するフレーム毎に、バッフ
ァに何フレームのデータが蓄えられたときから読み出し
を開始すれば十分であるかを計算し、バッファにその計
算値だけデータが蓄えられた後、読み出しを開始するよ
うにしてもよい。
【0046】本実施例では、検索を行う場合に、記憶領
域毎にバッファに蓄積する量を変化させつつ再生を行う
が、そもそもディスクの回転速度を記憶領域別に制御す
る必要がないなど他の要素を制御する必要性がないた
め、全体的には、従来例と比較して安定した高速な検索
を行うことができる。
【0047】〔第2実施例〕 図8乃至図10に、主として請求項1及び2に係る発明
の実施例となる第2の実施例を示す。
【0048】図8乃至図10において、ディスク回転数
は図1と同様に1トラックで11.5/8フレーム記録
できる20.8rpsとする。ここで、次に記録するC
BLKを、CBLK内部で考えたとき、20.8rps
では回転数が不足する即ちバッファ残り量が増加するC
BLK0〜CBLK4の内周グループ(グループ0)
と、20.8rpsで回転数が過多である即ちバッファ
残り量が減少するCBLK5〜CBLK9の外周グルー
プ(グループ1)を、各CBLK記録終了時のバッファ
残り量の初期値からの増減により選択する。
【0049】バッファ残り量が初期値を越えたときグル
ープ1、初期値以下のときグループ0を選択する。図1
1に、CBLK0〜5のみ存在する場合のスパイラルト
ラック図を示す。符号221はCBLKを、符号222
は記録開始トラックを、符号223は記録終了トラック
を示す。記録CBLKは、CBLK0→CBLK3→C
BLK4→CBLK1→CBLK5→CBLK2の順と
なる。
【0050】図8乃至図10の第2実施例では、記録開
始命令が入力されると、ディスク制御回路336は2
0.8rpsでディスクを回転する。入力回路332
は、入力画像データ331の誤り訂正符号等を付加し、
バッファ334に書き込む。記録制御回路333は、バ
ッファに2フレームのデータが蓄えられたところで、バ
ッファ334からのデータの読み出しを開始する。
【0051】記録データ処理回路335は、読み出しデ
ータの記録符号化等を行い、記録制御回路333は光デ
ィスク338の第0トラックを選択し、光ヘッド337
はCBLK0の記録を開始する。第7トラックまで記録
終了した時点でのバッファ残り量は、書き込みが11.
5フレーム、読み出しが7フレームのため、4.5フレ
ームの増加の結果、6.5フレームである。次に、バッ
ファ残り量が初期値+4.5フレームのため、グループ
1が選択され、光ヘッドは第40トラックへ飛び、第4
7トラックまでCBLK5の記録を行う。
【0052】CBLK5でのバッファの増減は、書き込
みが11.5フレーム、読み出しが12フレームのた
め、0.5フレームの減少となり、バッファ残り量は
6.0フレームとなる。次に、バッファ残り量が初期値
+4.0フレームのため、グループ1が選択され、光ヘ
ッドは第48トラックへ飛び、第55トラックまでCB
LK6の記録を行う。CBLK6でのバッファの増減
は、書き込みが11.5フレーム、読み出しが13フレ
ームのため、1.5フレームの減少となり、バッファ残
り量は4.5フレームとなる。
【0053】次に、バッファ残り量が初期値+2.5フ
レームのため、グループ1が選択され、光ヘッドは第5
6トラックへ飛び、第63トラックまでCBLK7の記
録を行う。CBLK7でのバッファの増減は、書き込み
が11.5フレーム、読み出しが14フレームのため、
2.5フレームの減少となり、バッファ残り量は2.0
フレームとなる。
【0054】次に、バッファ残り量が初期値+0のた
め、グループ0が選択され、光ヘッドは第8トラックへ
飛び、第15トラックまでCBLK1の記録を行う。C
BLK1でのバッファの増減は、書き込みが11.5フ
レーム、読み出しが8フレームのため、3.5フレーム
の増加となり、バッファ残り量は5.5フレームとな
る。次に、バッファ残り量が初期値+3.5フレームの
ため、グループ1が選択され、光ヘッドは第64トラッ
クへ飛び、第71トラックまでCBLK8の記録を行
う。CBLK8でのバッファの増減は、書き込みが1
1.5フレーム、読み出しが15フレームのため、3.
5フレームの減少となり、バッファ残り量は2.0フレ
ームとなる。
【0055】次に、バッファ残り量が初期値+0のた
め、グループ0が選択され、光ヘッドは第16トラック
へ飛び、第23トラックまでCBLK2の記録を行う。
CBLK2でのバッファの増減は、書き込みが11.5
フレーム、読み出しが9フレームのため、2.5フレー
ムの増加となり、バッファ残り量は4.5フレームとな
る。次に、バッファ残り量が初期値+2.5フレームの
ため、グループ1が選択され、光ヘッドは第72トラッ
クへ飛び、第79トラックまでCBLK9の記録を行
う。CBLK9でのバッファの増減は、書き込みが1
1.5フレーム、読み出しが16フレームのため、4.
5フレームの減少となり、バッファ残り量は0となる。
【0056】次に、バッファ残り量が初期値−2.0フ
レームのため、グループ0が選択され、光ヘッドは第2
4トラックへ飛び、第31トラックまでCBLK3の記
録を行う。CBLK3でのバッファの増減は、書き込み
が11.5フレーム、読み出しが10フレームのため、
1.5フレームの増加となり、バッファ残り量は0.5
フレームとなる。最後に、バッファ残り量が初期値−
0.5フレームのため、グループ0が選択され、光ヘッ
ドは第32トラックへ飛び、第39トラックまでCBL
K4の記録を行う。CBLK4でのバッファの増減は、
書き込みが11.5フレーム、読み出しが11フレーム
のため、0.5フレームの増加となり、最終的なバッフ
ァ残り量は0となる。
【0057】ところで、本実施例の場合、バッファ容量
は6.5フレーム分必要である。次のCBLKが必要と
するバッファ容量があらかじめ分かっていれば、必要バ
ッファ容量を低減することが可能である。図8乃至図1
0において、CBLK0、CBLK9におけるバッファ
容量の増減は4.5フレームのため、バッファ許容範囲
を0〜4.5フレームとする。必要バッファ容量は4.
5フレームである。
【0058】請求項4に係る本発明の実施例となるバッ
ファ許容範囲を使用する例では、記録開始命令が入力さ
れると、バッファ残り量0から記録を開始し、次のCB
LKでバッファ許容範囲を超えなければ引き続き連続し
て記録し、越えるとき記録グループを変更する。CBL
K0において、バッファ容量は4.5フレーム増加し、
バッファ残り量4.5フレームになる。次に、CBLK
1記録の場合、バッファ容量は3.5フレーム増加し、
バッファ残り量8.0フレームとなりバッファ許容範囲
を超えるため、グループ1のCBLK5に飛んで記録
し、バッファ容量0.5フレーム減少、バッファ残り量
4.0フレームになる。
【0059】次に、バッファ許容範囲を超えないためC
BLK6を記録し、バッファ容量1.5フレーム減少、
バッファ残り量2.5フレームになる。次に、バッファ
許容範囲を超えないためCBLK7を記録し、バッファ
容量2.5フレーム減少、バッファ残り量0になる。次
に、CBLK8を記録する場合、バッファ容量3.5フ
レーム減少、バッファ残り量−3.5フレームとなりバ
ッファ許容範囲を超えるため、グループ0のCBLK1
に飛んで記録し、バッファ容量3.5フレーム増加、バ
ッファ残り量3.5フレームになる。
【0060】次に、CBLK2を記録する場合、バッフ
ァ容量2.5フレーム増加、バッファ残り量6.0フレ
ームとなりバッファ許容範囲を超えるため、グループ1
のCBLK8に飛んで記録し、バッファ容量3.5フレ
ーム減少、バッファ残り量0になる。次に、CBLK9
を記録する場合、バッファ容量4.5フレーム減少、バ
ッファ残り量−4.5フレームとなりバッファ許容範囲
を超えるため、グループ0のCBLK2に飛んで記録
し、バッファ容量2.5フレーム増加、バッファ残り量
2.5フレームになる。
【0061】次に、バッファ許容範囲を超えないためC
BLK3を記録し、バッファ容量1.5フレーム増加、
バッファ残り量4.0フレームになる。次に、バッファ
許容範囲を超えないためCBLK4を記録し、バッファ
容量0.5フレーム増加、バッファ残り量4.5フレー
ムになる。最後に、グループ0のCBLK9に飛んで記
録し、バッファ容量4.5フレーム減少、バッファ残り
量0になる。
【0062】〔第3実施例〕 図12乃至図14に第3の実施例を示す。この第3実施
例では、グループ0のCBLK0〜CBLK4を最内周
から外周に向けて走査し、グループ1のCBLK5〜C
BLK9を最外周から内周に向けて走査する。
【0063】図15に、CBLK0〜5のみ存在する場
合のスパイラルトラック図を示す。光ディスクは、CB
LK231と、記録開始トラック232と、記録終了ト
ラック233とを備えている。図15の例では、記録C
BLKは、CBLK0→CBLK5→CBLK1→CB
LK4→CBLK2→CBLK3の順となる。
【0064】図12乃至図14の第3実施例では、記録
開始命令が入力されると、ディスク制御回路336は2
0.8rpsでディスクを回転し、第1の実施例と同じ
ようCBLK0の記録を行う。次に光ヘッドは第79ト
ラックへ飛び、第72トラックまでCBLK9の記録を
行う。ここで、第79トラック記録後2トラックバック
ワードジャンプを行って第78トラックへ飛び、第78
トラック記録後2トラックバックワードジャンプを行っ
て第77トラックへ飛び、この動作を第72トラック記
録終了まで続ける。図16に、CBLK7における1ト
ラック当たり2トラックのバックワードジャンプの様子
を示す。
【0065】次に、第1の実施例と同じようにCBLK
1の記録を行う。次に光ヘッドは第71トラックへ飛
び、CBLK9と同じように1トラック当たり2トラッ
クのバックワードジャンプを行いながらCBLK8の記
録を行う。このように、図12乃至図14に示す順序で
記録を続けていき、最後に光ヘッドは第47トラックへ
飛び、CBLK9と同じように1トラック当たり2トラ
ックのバックワードジャンプを行いながらCBLK5の
記録を行う。
【0066】記録はCBLK9から開始してもいい。こ
の場合、記録順序は以下のようになる。
【0067】CBLK9(1/2トラック当たり1トラ
ックのバックワードジャンプ)→CBLK0 →CBLK8(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK1 →CBLK7(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK2 →CBLK6(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK3 →CBLK5(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK4
【0068】第2実施例において、記録をCBLK9か
ら開始する方法もある。
【0069】CBLK5〜CBLK9をグループ2、C
BLK0〜CBLK4をグループ3とする。バッファ残
り量が初期値以上のときグループ2、初期値を下回った
ときグループ3を選択する。記録開始命令が入力される
と、ディスク制御回路336は20.8rpsでディス
クを回転する。入力画像データ331は入力回路332
により誤り訂正符号等が付加され、バッファ334に書
き込まれる。記録制御回路333によるバッファ334
からのデータの読み出しは、バッファに4.5フレーム
のデータが蓄えられたところで開始される。
【0070】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第79トラックが選択されてCBL
K9の記録が開始される。第79トラックまで記録終了
した時点でのバッファ残り量は、書き込みが11.5フ
レーム、読み出しが16フレームのため、0である。な
お、本実施例では、全トラックに渡り、1トラック当た
り2トラックのバックワードジャンプを行う。
【0071】以下、第2実施例と同様に記録するグルー
プ、CBLKの選択を行っていく。これにより、記録順
序は、次のようになる。
【0072】 CBLK9(−4.5/ 0)→CBLK4( 0.5/0.5) →CBLK3( 1.5/2.0)→CBLK2( 2.5/4.5) →CBLK8(−3.5/1.0)→CBLK1( 3.5/4.5) →CBLK7(−2.5/2.0)→CBLK0( 4.5/6.5) →CBLK6(−1.5/5.0)→CBLK5( 0.5/4.5)
【0073】ここで、かっこ内の分子が当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。
【0074】また、バッファ許容範囲を用いる例でも
記録をCBLK9から開始することが可能である。バッ
ファ許容範囲を0〜4.5フレームとする。必要バッフ
ァ容量は4.5フレームである。記録開始命令が入力さ
れると、ディスク制御回路336により20.8rps
でディスクを回転する。
【0075】入力画像データ331は入力回路332に
より誤り訂正符号等が付加された後、バッファ334に
書き込まれる。バッファ制御333によるバッファ33
4からのデータの読み出しは、バッファに4.5フレー
ムのデータが蓄えられた時に開始される。読み出しデー
タは記録データ処理回路335により記録符号化等が行
われ、光ヘッド337により光ディスク338の第79
トラックが選択されてCBLK9の記録が開始される。
【0076】第72トラックまで記録終了した時点での
バッファ残り量は、書き込みが11.5フレーム、読み
出しが16フレームのため、0である。なお、本実施例
でも、全トラックに渡り、1トラック当たり2トラック
のバックワードジャンプを行う。以下、実施例2と同様
に記録するグループ、CBLKの選択を行っていく。こ
れにより、記録順序は、次に示す如くとなる。
【0077】 CBLK9(−4.5/ 0)→CBLK4( 0.5/0.5) →CBLK3( 1.5/2.0)→CBLK2( 2.5/4.5) →CBLK8(−3.5/1.0)→CBLK1( 3.5/4.5) →CBLK7(−2.5/2.0)→CBLK6(−1.5/0.5) →CBLK5(−0.5/ 0)→CBLK0( 4.5/4.5)
【0078】ここで、かっこ内の分子は当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。
【0079】〔第4実施例〕 図17乃至図19に第4の実施例を示す。第3の実施例
と同様に、グループ0のCBLK0〜CBLK4を最内
周から外周に向けて走査し、グループ1のCBLK5〜
CBLK9を最外周から内周に向けて走査する。図20
に、CBLK0〜5のみ存在する場合のトラックジャン
プ図を示す。符号241はCBLK、符号242は記録
開始トラック、符号243は記録終了トラックを示す。
記録CBLKは、CBLK0→CBLK5→CBLK1
→CBLK4→CBLK2→CBLK3の順となる。
【0080】また、図21にCBLK7における1/2
トラック当たり1トラックのバックワードジャンプの様
子を示す。第63トラック中央部から第64トラックの
先頭部へ走査後、1トラックバ ックワードジャンプし
て第63トラック先頭部に飛び、第63トラックの中央
部へ走査後、1トラックバックワードジャンプして第6
2トラック中央部に飛ぶ。これを繰り返し、第56トラ
ックの中央部まで走査してCBLK7走査終了とする。
【0081】ところで、この場合CBLK0からCBL
K9、CBLK9からCBLK1のようにCBLK間で
ジャンプするときに1/2トラックの記録不能期間が発
生してしまう。従って、ディスクは8.5トラックで1
1.5フレーム記録できる回転数で回転させる必要があ
る。
【0082】これは29.97×8.5/11.5=2
2.2rpsに相当する。
【0083】図17乃至図19において記録開始命令が
入力すると、ディスク制御回路336により22.2r
psでディスクを回転し、第3の実施例と同じようCB
LK0の記録を行う。次に光ヘッドは第79トラックへ
飛び、第72トラックまでCBLK9の記録を行う。こ
こで、第79トラック中央部から第80トラックの先頭
部へ走査後、1トラックバックワードジャンプして第7
9トラック先頭部に飛び、第79トラックの中央部へ走
査後、1トラックバックワードジャンプして第78トラ
ック中央部に飛ぶ。これを繰り返し、第72トラックの
中央部まで走査してCBLK9走査終了とする。次に、
第1の実施例と同じようCBLK1の記録を行う。
【0084】次に光ヘッドは第71トラックへ飛び、C
BLK9と同じように1/2トラック当たり1トラック
のバックワードジャンプを行いながらCBLK8の記録
を行う。このように、図17乃至図19に示す順序で記
録を続けていき、最後に光ヘッドは第47トラックへ飛
び、CBLK9と同じように1/2トラック当たり1ト
ラックのバックワードジャンプを行いながらCBLK5
の記録を行う。
【0085】記録はCBLK9から開始しても良い。こ
の場合、記録順序は以下のようになる。
【0086】CBLK9(1/2トラック当たり1トラ
ックのバックワードジャンプ)→CBLK0 →CBLK8(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK1 →CBLK7(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK2 →CBLK6(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK3 →CBLK5(1/2トラック当たり1トラックのバッ
クワードジャンプ)→CBLK4
【0087】第2実施例において、記録をCBLK9か
ら開始する他の方法もある。バッファ残り量が初期値以
上のときグループ1、初期値を下回ったときグループ0
を選択する。記録開始命令が入力されると、ディスク制
御回路336により22.2rpsでディスクを回転す
る。入力画像データ331は入力回路332により誤り
訂正符号等が付加された後、バッファ334に書き込ま
れる。バッファ制御333によるバッファ334からの
データの読み出しは、バッファに4.5フレームのデー
タが蓄えられたところで開始される。
【0088】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第79トラックが選択されてCBL
K9の記録が開始される。第79トラックまで記録終了
した時点でのバッファ残り量は、書き込みが11.5フ
レーム、読み出しが16フレームのため、0である。な
お、本実施例では、全トラックに渡り、1/2トラック
当たり1トラックのバックワードジャンプを行う。以
下、第2実施例と同様に記録するCBLKの選択を行っ
ていく。これにより、記録順序は、次のようになる。
【0089】 CBLK9(−4.5/ 0)→CBLK4( 0.5/0.5) →CBLK3( 1.5/2.0)→CBLK2( 2.5/4.5) →CBLK8(−3.5/1.0)→CBLK1( 3.5/4.5) →CBLK7(−2.5/2.0)→CBLK0( 4.5/6.5) →CBLK6(−1.5/5.0)→CBLK5( 0.5/4.5)
【0090】ここで、かっこ内の分子が当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。
【0091】また、必要バッファ容量を低減する方法と
装置においても、記録をCBLK9から開始することが
可能である。バッファ許容範囲を0〜4.5フレームと
する。必要バッファ容量は4.5フレームである。記録
開始命令が入力すると、ディスク制御回路336により
22.2rpsでディスクを回転する。入力画像データ
331は入力回路332により誤り訂正符号等が付加さ
れた後、バッファ334に書き込まれる。バッファ制御
333によるバッファ334からのデータの読み出し
は、バッファに4.5フレームのデータが蓄えられたと
ころで開始される。
【0092】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第79トラックが選択されてCBL
K9の記録が開始される。第72トラックまで記録終了
した時点でのバッファ残り量は、書き込みが11.5フ
レーム、読み出しが16フレームのため、0である。な
お、本実施例でも、全トラックに渡り、1/2トラック
当たり1トラックのバックワードジャンプを行う。
【0093】以下、実施例2と同様に記録するCBLK
の選択を行っていく。これにより、記録順序は、次のよ
うになる。
【0094】 CBLK9(−4.5/ 0)→CBLK4( 0.5/0.5) →CBLK3( 1.5/2.0)→CBLK2( 2.5/4.5) →CBLK8(−3.5/1.0)→CBLK1( 3.5/4.5) →CBLK7(−2.5/2.0)→CBLK6(−1.5/0.5) →CBLK5(−0.5/ 0)→CBLK0( 4.5/4.5)
【0095】ここで、かっこ内の分子が当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。
【0096】〔第5実施例〕 図22乃至図24に、第5の実施例を示す。ここでは、
符号55で示す位置をディスクセンターとし、内周側と
外周側でスパイラルの向きが逆方向になるものとして、
内周側では内周に向け、外周側では外周に向け進むもの
とする。図25にトラックの構成を示す。符号251は
CBLKを、符号252は記録開始トラックを、符号2
53は記録終了トラックを示す。
【0097】記録CBLKは、CBLK2→CBLK3
→CBLK1→CBLK4→CBLK0→CBLK5の
順となる。ディスク回転数は第1実施例と同様に1トラ
ックで11.5/8フレーム記録できる20.8rps
とする。ここで、内周側のCBLK0〜CBLK4をグ
ループ0、外周側のCBLK5〜CBLK9をグループ
1とする。各CBLK記録終了時のバッファ残り量の初
期値からの増減により選択する。バッファ残り量が初期
値を越えたときグループ1、初期値以下のときグループ
0を選択する。
【0098】図22乃至24に示す第5実施例では、記
録開始命令が入力されると、ディスク制御回路336に
より20.8rpsでディスクを回転する。入力画像デ
ータ331は入力回路332により誤り訂正符号等が付
加された後、バッファ334に書き込まれる。バッファ
制御333によるバッファ334からのデータの読み出
しは、すぐに開始される。読み出しデータは記録データ
処理回路335により記録符号化等が行われ、光ヘッド
337により光ディスク338の第39トラックが選択
され内周に向けてCBLK4の記録が開始される。
【0099】第32トラックまで記録終了した時点での
バッファ残り量は、書き込みが11.5フレーム、読み
出しが11フレームのため、0.5フレームである。次
に、バッファ残り量が初期値+0.5フレームのため、
グループ1が選択され、光ヘッドは第40トラックへ飛
び、第47トラックまでCBLK5の記録を行う。CB
LK5でのバッファの増減は、書き込みが11.5フレ
ーム、読み出しが12フレームのため、0.5フレーム
の減少となり、バッファ残り量は0となる。
【0100】次に、バッファ残り量が初期値+0のた
め、グループ0が選択され、光ヘッドは第31トラック
へ飛び、第24トラックまでCBLK3の記録を行う。
CBLK3でのバッファの増減は、書き込みが11.5
フレーム、読み出しが10フレームのため、1.5フレ
ームの増加となり、バッファ残り量は1.5フレームと
なる。
【0101】次に、バッファ残り量が初期値+1.5フ
レームのため、グループ1が選択され、光ヘッドは第4
8トラックへ飛び、第55トラックまでCBLK6の記
録を行う。CBLK6でのバッファの増減は、書き込み
が11.5フレーム、読み出しが13フレームのため、
1.5フレームの減少となり、バッファ残り量は0とな
る。
【0102】以下同様に記録を行い、最後に、バッファ
残り量が初期値+4.5フレームのため、グループ1が
選択され、光ヘッドは第72トラックへ飛び、第79ト
ラックまでCBLK9の記録を行う。CBLK9でのバ
ッファの増減は、書き込みが11.5フレーム、読み出
しが16フレームのため、4.5フレームの減少とな
り、最終的なバッファ残り量は0となる。
【0103】この第5実施例では、CBLK5から記録
開始することも可能である。その場合、最初にバッファ
に0.5フレームのデータが書き込まれた後に記録開始
する。記録順序はCBLK5→CBLK4→CBLK6
→CBLK3→CBLK7→CBLK2→CBLK8→
CBLK1→CBLK9→CBLK0となる。また、必
要バッファ容量を低減する方式においても適用すること
ができる。記録順は前記の図22乃至図24と全く同じ
である。
【0104】〔第6実施例〕 図26乃至図28に、第6の実施例を示す。第6実施例
では、第65フレームをディスクセンターとし、内周側
と外周側でスパイラルの向きが逆方向になるものとし
て、内周側では外周即ちディスクセンターに向け、外周
側でも内周即ちディスクセンターに向け進むものとす
る。図29にトラックの構成を示す。符号261はCB
LKを、符号262は記録開始トラックを、符号263
は記録終了トラックを示す。記録CBLKは、CBLK
0→CBLK5→CBLK1→CBLK4→CBLK2
→CBLK3の順となる。
【0105】ディスク回転数は図1と同様に1トラック
で11.5/8フレーム記録できる20.8rpsとす
る。ここで、内周側のCBLK0〜CBLK4をグルー
プ0、外周側のCBLK5〜CBLK9をグループ1と
する。各CBLK記録終了時のバッファ残り量の初期値
からの増減により選択する。バッファ残り量が初期値を
越えたときグループ1、初期値以下のときグループ0を
選択する。
【0106】図26乃至図28の第6実施例では、記録
開始命令が入力されると、ディスク制御回路336は2
0.8rpsでディスクを回転する。入力画像データ3
31は入力回路332により誤り訂正符号等が付加され
た後、バッファ334に書き込まれ、バッファ制御33
3によるバッファ334からのデータの読み出しはすぐ
に開始される。読み出しデータは記録データ処理回路3
35により記録符号化等が行われ、光ヘッド337によ
り光ディスク338の第0トラックが選択され外周に向
けてCBLK0の記録が開始される。
【0107】第7トラックまで記録終了した時点でのバ
ッファ残り量は、書き込みが11.5フレーム、読み出
しが7フレームのため、4.5フレームである。次に、
バッファ残り量が初期値+4.5フレームのため、グル
ープ1が選択され、光ヘッドは第79トラックへ飛び、
第72トラックまでCBLK9の記録を行う。CBLK
9でのバッファの増減は、書き込みが11.5フレー
ム、読み出しが16フレームのため、4.5フレームの
減少となり、バッファ残り量は0となる。
【0108】次に、バッファ残り量が初期値+0のた
め、グループ0が選択され、光ヘッドは第8トラックへ
飛び、第15トラックまでCBLK1の記録を行う。C
BLK1でのバッファの増減は、書き込みが11.5フ
レーム、読み出しが8フレームのため、3.5フレーム
の増加となり、バッファ残り量は3.5フレームとな
る。次に、バッファ残り量が初期値+3.5フレームの
ため、グループ1が選択され、光ヘッドは第71トラッ
クへ飛び、第64トラックまでCBLK8の記録を行
う。
【0109】CBLK8でのバッファの増減は、書き込
みが11.5フレーム、読み出しが15フレームのた
め、3.5フレームの減少となり、バッファ残り量は0
となる。以下同様に記録を行い、最後に、バッファ残り
量が初期値+0.5フレームのため、グループ1が選択
され、光ヘッドは第40トラックへ飛び、第79トラッ
クまでCBLK5の記録を行う。CBLK5でのバッフ
ァの増減は、書き込みが11.5フレーム、読み出しが
12フレームのため、0.5フレームの減少となり、最
終的なバッファ残り量は0となる。
【0110】この第6実施例は、CBLK9から記録開
始することも可能である。その場合、最初にバッファに
4.5フレームのデータが書き込まれた後に記録開始す
る。記録順序はCBLK9→CBLK0→CBLK8→
CBLK1→CBLK7→CBLK2→CBLK6→C
BLK3→CBLK5→CBLK4となる。また、必要
バッファ容量を低減する方式においても適用することが
できる。記録順は前記の図26乃至図28に示す場合と
全く同じである。
【0111】〔第7実施例〕 次に、ランドグルーブディスクにおける処理について示
す。第7の実施例として、図30乃至図33に、ランド
グルーブトラックフォーマットを示す。符号71はトラ
ックナンバーを、符号72はフレームナンバーを、符号
73はCBLKナンバーを、符号76にランド/グルー
ブをL/Gで示した。
【0112】ここでは、偶数トラックをランドL、奇数
トラックをグルーブGとしている。記録されるデータ
は、例えばフレーム内固定長符号化された画像データと
し、1フレームは8SBから構成されるものとする。全
80トラックとし、ランドトラック/グルーブトラック
それぞれ40トラックずつとする。次に、トラック方向
に等分に10分割し、1記録領域(以下、クロックブロ
ックCBLK)当たり16トラックとする。
【0113】最内周であるCBLK0に1トラック当た
り1フレーム、全16フレームのデータを記録し、CB
LK1に1トラック当たり5/4フレーム、全20フレ
ームのデータを記録し、CBLK2に1トラック当たり
6/4フレーム、全24フレームのデータを記録し、C
BLK3に1トラック当たり7/4フレーム、全28フ
レームのデータを記録し、最外周であるCBLK4に1
トラック当たり2フレーム、全32フレームのデータを
記録する。
【0114】図33(A),(B)に、CBLK0〜2
が存在するときのトラック構成例を示す。271にCB
LK、272に記録開始トラック、273に記録終了ト
ラック、274にランド、275にグルーブを示す。$
記録CBLKは、CBLK0(ランド)→2(ランド)
→1(ランド)→0(グルーブ)→2(グルーブ)→1
(グルーブ)の順となる。
【0115】ディスク回転数は全トラックの平均値であ
るCBLK2を基準とし、1トラック当たり12/8フ
レーム記録できる値とする。即ちフレーム周波数を@
9.97rpsとすると、ディスク回転数は29.97
×8/12=20.0rpsとする。この回転数は、従
来例における29.97rpsに対して33%の速度低
減となる。
【0116】さて、図30乃至図32に示す第7実施例
では、記録開始命令が入力されると、ディスク制御回路
336は20.0rpsでディスクを回転する。そして
ランドトラックを記録する。入力画像データ331は入
力回路332により誤り訂正符号等が付加された後、バ
ッファ334に書き込まれる。同時にバッファ制御33
3によりバッファの読み出しが開始され、記録データ処
理回路335により記録符号化等が行われ、光ヘッド3
37により光ディスク338の第0トラックが選択され
てCBLK0の記録が開始される。
【0117】第14トラックまで記録終了した時点での
バッファ残り量は、書き込みが12フレーム、読み出し
が8フレームのため、4フレームである。次に光ヘッド
は第64トラックへ飛び、第78トラックまでCBLK
4の記録を行う。CBLK4でのバッファの増減は、書
き込みが12フレーム、読み出しが16フレームのた
め、4フレームの減少となり、バッファ残り量は0とな
る。
【0118】このようにしてCBLK1、CBLK3を
記録し、最後にCBLK2を記録した時点でバッファ残
り量が0となる。ここで、CBLK2に関してはバッフ
ァの増減がないため、いつ記録してもいい。以上でラン
ドトラックの記録を終了し、引き続いてグルーブトラッ
クを記録する。光ヘッドは第1トラックへ飛び、第15
トラックまでCBLK0の記録を行う。CBLK0での
バッファの増減は、書き込みが12フレーム、読み出し
が8フレームのため、4フレームの増加となり、バッフ
ァ残り量は4フレームとなる。
【0119】次に光ヘッドは第65トラックへ飛び、第
79トラックまでCBLK4の記録を行う。CBLK4
でのバッファの増減は、書き込みが12フレーム、読み
出しが16フレームのため、4フレームの減少となり、
バッファ残り量は0となる。
【0120】このように、図30乃至図33に示す順序
で記録を続けていき、最後に光ヘッドはCBLK2のグ
ルーブトラックを記録してすべての記録を終了する。最
終的なバッファ残り量は0となる。このようなランドグ
ルーブ記録に関しては、ランドとグルーブを1CBLK
ごとに切り替えてもいい。
【0121】図34乃至図36に第7実施例の他の例を
示す。この例では、CBLK0(ランド)→CBLK4
(グルーブ)→CBLK1(ランド)→CBLK3(グ
ルーブ)→CBLK2(ランド)→CBLK2(グルー
ブ)→CBLK3(ランド)→CBLK1(グルーブ)
→CBLK4(ランド)→CBLK0(グルーブ)の順
序で記録している。なお、ランド/グルーブは逆にして
もよく、この例に限らず任意に発生してもいい。
【0122】この例では、記録はCBLK4から開始し
てもいい。記録開始命令が入力されると、ディスク制御
回路336は20.0rpsでディスクを回転する。入
力画像データ331は入力回路332により誤り訂正符
号等が付加された後、バッファ334に書き込まれる。
この場合、バッファ制御333によるバッファ334か
らのデータの読み出しはバッファに4フレーム以上のデ
ータが蓄えられたところで開始される。
【0123】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第64トラックが選択されてCBL
K4の記録が開始される。CBLK4でのバッファの増
減は、書き込みが12フレーム、読み出しが16フレー
ムのため、4フレームの減少となるが、あらかじめバッ
ファには4フレームのデータが蓄えられているため、バ
ッファ残り量は0となる。
【0124】このようにして、CBLK4(ランド)→
CBLK0(ランド)→CBLK3(ランド)→CBL
K1(ランド)→CBLK2(ランド)→CBLK4
(グルーブ)→CBLK0(グルーブ)→CBLK3
(グルーブ)→CBLK1(グルーブ)→CBLK2
(グルーブ)の順序で記録している。
【0125】このようなランドグルーブ記録に関して
は、ランドとグルーブを1CBLKごとに切り替えても
いい。その場合、例えばCBLK4(ランド)→CBL
K0(グルーブ)→CBLK3(ランド)→CBLK1
(グルーブ)→CBLK2(ランド)→CBLK2(グ
ルーブ)→CBLK1(ランド)→CBLK3(グルー
ブ)→CBLK0(ランド)→CBLK4(グルーブ)
の順序で記録する。なお、ランド/グルーブは逆にして
もよく、この例に限らず任意に発生してもいい。
【0126】記録はディスクセンターを中心に、対称位
置にあるCBLKを連続記録すれば、前記順序でなくて
もいい。この場合も、CBLK2は任意の時点で記録可
能である。例えば、CBLK3→CBLK1→CBLK
2→CBLK4→CBLK0のような順序での記録も可
能である。
【0127】このように記録されたデータの再生につい
て示す。
【0128】再生開始命令が入力されると、ディスク制
御回路346により20.0rpsでディスクを回転す
る。同時に、光ヘッド347により光ディスク348の
CBLK0から記録開始したときは第0トラック、CB
LK4から記録開始したときは第64トラックが選択さ
れて再生が開始される。再生データは再生データ処理回
路345により記録符号復号化等が行われた後、バッフ
ァ344に書き込まれるが、バッファ制御343による
バッファ344からのデータの読み出しは、CBLK0
から記録開始したときはバッファに4フレーム以上のデ
ータが蓄えられたところで、CBLK4から記録開始し
たときはすぐに開始される。
【0129】読み出されたデータは出力回路342によ
り誤り訂正処理等が行われた後画像データ341として
出力される。その後、読み出しを続けていき、CBLK
0から記録開始したときはバッファ残り量は4フレー
ム、CBLK4から記録開始したときはバッファ残り量
は0となり、再生終了となる。
【0130】このようにして、4フレームのバッファを
使ってデータを制御することにより、バッファのオーバ
ーフロー、アンダーフローなく33%のディスク回転数
低減が可能となる。
【0131】〔第8実施例〕 図37乃至図39に、第8の実施例を示す。この第8実
施例では、ディスク回転数は第7実施例と同様に1トラ
ックで12/8フレーム記録できる20.0rpsとす
る。ここで、次に記録するCBLKを、CBLK内部で
考えたとき、20.0rpsでは回転数が不足する即ち
バッファ残り量が増加するCBLK0〜CBLK1のグ
ループ(グループ0)と、20.0rpsで回転数が過
多である即ちバッファ残り量が減少するCBLK3〜C
BLK4のグループ(グループ1)を、各CBLK記録
終了時のバッファ残り量の初期値からの増減により選択
する。
【0132】バッファ残り量が初期値を越えたときグル
ープ1、初期値以下のときグループ0を選択する。図4
0に、CBLK0〜2が存在するときのトラック構成例
を示す。符号281はCBLKを、符号282は記録開
始トラックを、符号283は記録終了トラックを、符号
284はランドを、符号285はグルーブを示す。記録
CBLKは、CBLK0(ランド)→2(ランド)→1
(ランド)→0(グルーブ)→2(グルーブ)→1(グ
ルーブ)の順となる。
【0133】図37乃至図39に示す第8実施形態で
は、記録開始命令が入力されると、ディスク制御回路3
36は20.0rpsでディスクを回転する。そしてラ
ンドトラックを記録する。入力画像データ331は入力
回路332により誤り訂正符号等が付加された後、バッ
ファ334に書き込まれる。バッファ制御333による
バッファ334からのデータの読み出しは、バッファに
2フレームのデータが蓄えられたところで開始される。
【0134】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第0トラックが選択されてCBLK
0の記録が開始される。第14トラックまで記録終了し
た時点でのバッファ残り量は、書き込みが12フレー
ム、読み出しが8フレームのため4フレーム増加し、6
フレームである。次に、バッファ残り量が初期値+4フ
レームのため、グループ1が選択され、光ヘッドは第4
8トラックへ飛び、第62トラックまでCBLK3の記
録を行う。CBLK3でのバッファの増減は、書き込み
が12フレーム、読み出しが14フレームのため、2フ
レームの減少となり、バッファ残り量は4フレームとな
る。
【0135】次に、バッファ残り量が初期値+2フレー
ムのため、グループ1が選択され、光ヘッドは第64ト
ラックへ飛び、第78トラックまでCBLK4の記録を
行う。CBLK4でのバッファの増減は、書き込みが1
2フレーム、読み出しが16フレームのため、4フレー
ムの減少となり、バッファ残り量は0となる。次に、バ
ッファ残り量が初期値−2フレームのため、グループ0
が選択され、光ヘッドは第16トラックへ飛び、第30
トラックまでCBLK1の記録を行う。
【0136】CBLK1でのバッファの増減は、書き込
みが12フレーム、読み出しが10フレームのため、2
フレームの増加となり、バッファ残り量は2フレームと
なる。最後に、CBLK2を記録するが、バッファ残り
量は2フレームのままである。CBLK2はバッファの
増減が0であるため、任意の時刻に記録可能である。
【0137】以上でランドトラックの記録を終了し、引
き続いて前記同様グルーブトラックの記録をCBLK0
→CBLK3→CBLK4→CBLK1→CBLK2の
順に行う。
【0138】図41乃至図43に示すように、このよう
なランドグルーブ記録に関しては、ランドとグルーブを
1CBLKごとに切り替えてもいいし、任意に発生して
もいい。図41乃至図43に示す例では、CBLK0
(ランド)→CBLK3(グルーブ)→CBLK4(グ
ルーブ)→CBLK1(ランド)→CBLK2(ラン
ド)→CBLK3(ランド)→CBLK0(グルーブ)
→CBLK4(ランド)→CBLK1(グルーブ)→C
BLK2(グルーブ)の順序で記録している。なお、ラ
ンド/グルーブは逆にしてもいい。
【0139】ところで、本実施例の場合、バッファ容量
は6フレーム分必要である。次のCBLKが必要とする
バッファ容量があらかじめ分かっていれば、必要バッフ
ァ容量を低減することが可能である。第8実施例では、
CBLK0、CBLK4におけるバッファ容量の増減は
4フレームのため、バッファ許容範囲を0〜4フレーム
とする。必要バッファ容量は4フレームである。
【0140】記録開始命令が入力されると、バッファ残
り量0から記録を開始し、次のCBLKでバッファ許容
範囲を超えなければ引き続き連続して記録し、越えると
き記録グループを変更する。最初にランドトラックを記
録する。CBLK0において、バッファ容量は4フレー
ム増加し、バッファ残り量4フレームになる。
【0141】次に、CBLK1記録の場合、バッファ容
量は2フレーム増加し、バッファ残り量6フレームとな
りバッファ許容範囲を超えるため、グループ1のCBL
K3に飛んで記録し、バッファ容量2フレーム減少、バ
ッファ残り量2フレームになる。次に、CBLK4記録
の場合、バッファ容量は4フレーム減少し、バッファ残
り量−2フレームとなりバッファ許容範囲を超えるた
め、グループ0のCBLK1に飛んで記録し、バッファ
容量2フレーム増加、バッファ残り量4フレームにな
る。
【0142】次に、CBLK4を記録し、バッファ容量
4フレーム減少、バッファ残り量0になる。最後に、C
BLK2を記録するが、バッファ残り量は0のままであ
る。CBLK2はバッファの増減が0であるため、任意
の時刻に記録可能である。以上でランドトラックの記録
を終了し、引き続いて前記同様グルーブトラックの記録
をCBLK0→CBLK3→CBLK1→CBLK4→
CBLK2の順に行う。このようなランドグルーブ記録
に関しては、ランドとグルーブを1CBLKごとに切り
替えてもいい。任意に発生してもいい。また、ランド/
グルーブは逆にしてもいい。
【0143】〔第9実施例〕 図44乃至図46に第9の実施例を示す。第9実施例で
は、グループ0のCBLK0〜CBLK1を最内周から
外周に向けて走査し、グループ1のCBLK3〜CBL
K4を最外周から内周に向けて走査する。図47に、C
BLK0〜5のみ存在する場合のトラックジャンプ図を
示す。符号291はCBLKを、符号292は記録開始
トラックを、符号293は記録終了トラックを、符号2
94はランドトラックを、符号295をグルーブトラッ
クを示す。記録CBLKは、CBLK0(ランド)→C
BLK2(ランド、バック方向)→CBLK1(ラン
ド)→CBLK0(グルーブ)→CBLK2(グルー
ブ、バック方向)→CBLK1(グルーブ)の順とな
る。
【0144】図44乃至図46に示す第9実施例では、
記録開始命令が入力されると、ディスク制御回路336
により20.0rpsでディスクを回転する。そして、
ランドトラックの記録を行う。最初に、第7の実施例と
同じようにCBLK0の記録を行う。次に光ヘッドは第
78トラックへ飛び、第64トラックまでCBLK4の
記録を行う。
【0145】ここで、第78トラック記録後ランド2ト
ラックバックワードジャンプを行って第76トラックへ
飛び、第76トラック記録後ランド2トラックバックワ
ードジャンプを行って第74トラックへ飛び、この動作
を第64トラック記録終了まで続ける。次に、第7の実
施例と同じようにCBLK1の記録を行う。
【0146】次に光ヘッドは第62トラックへ飛び、C
BLK4と同じように1トラック当たり2トラックのバ
ックワードジャンプを行いながらCBLK3の記録を行
う。最後にCBLK2の記録を行う。ただしCBLK2
はバッファの増減が0であるため、任意の時刻に記録可
能である。以上でランドトラックの記録を終了し、引き
続いて前記同様グルーブトラックの記録をCBLK0→
CBLK4→CBLK1→CBLK3→CBLK2の順
に行う。このようなランドグルーブ記録に関しては、ラ
ンドとグルーブを1CBLKごとに切り替えてもいい。
【0147】図48乃至図50に第9実施例の他の例を
示す。この例では、CBLK0(ランド)→CBLK4
(グルーブ)→CBLK1(ランド)→CBLK3(グ
ルーブ)→CBLK2(ランド)→CBLK2(グルー
ブ)→CBLK3(ランド)→CBLK1(グルーブ)
→CBLK4(ランド)→CBLK0(グルーブ)の順
序で記録している。なお、ランド/グルーブは任意に発
生してもよく、逆にしてもいい。
【0148】記録はCBLK4から開始しても良い。こ
の場合、記録順序はCBLK4(ランド)→CBLK0
(ランド)→CBLK3(ランド)→CBLK1(ラン
ド)→CBLK2(ランド)→CBLK4(グルーブ)
→CBLK0(グルーブ)→CBLK3(グルーブ)→
CBLK1(グルーブ)→CBLK2(グルーブ)とす
る。
【0149】また、CBLK4(ランド)→CBLK0
(グルーブ)→CBLK3(ランド)→CBLK1(グ
ルーブ)→CBLK2(ランド)→CBLK2(グルー
ブ)→CBLK1(ランド)→CBLK3(グルーブ)
→CBLK0(ランド)→CBLK4(グルーブ)とし
てもよい。なお、ランド/グルーブは逆にしてもいい。
【0150】第8実施例と第9実施例とを組み合わせ、
記録をCBLK4から開始する方法もある。 CBLK
3〜CBLK4をグループ2、CBLK0〜CBLK1
をグループ3とする。バッファ残り量が初期値以上のと
きグループ2、初期値を下回ったときグループ3を選択
する。記録開始命令が入力されると、ディスク制御回路
336は20.0rpsでディスクを回転する。入力画
像データ331は入力回路332により誤り訂正符号等
が付加された後、バッファ334に書き込まれる。バッ
ファ制御333によるバッファ334からのデータの読
み出しは、バッファに4フレームのデータが蓄えられた
ところで開始される。読み出しデータは記録データ処理
回路335により記録符号化等が行われ、光ヘッド33
7により光ディスク338の第78トラックが選択され
てCBLK9の記録が開始される。
【0151】第64トラックまで記録終了した時点での
バッファ残り量は、書き込みが12フレーム、読み出し
が16フレームのため、0である。なお、本実施例で
は、全トラックに渡り、1トラック当たり2トラックの
バックワードジャンプを行う。以下、第8実施例と同様
に記録するグループ、CBLKの選択を行っていく。こ
れにより、記録順序は、次のようになる。
【0152】 CBLK4(ランド、−4/0)→CBLK1(ランド、 2/2) →CBLK0(ランド、 4/6)→CBLK3(ランド、−2/4) →CBLK2(ランド、 0/4) →CBLK4(グルーブ、−4/0)→CBLK1(グルーブ、 2/2) →CBLK0(グルーブ、 4/6)→CBLK3(グルーブ、−2/4) →CBLK2(グルーブ、 0/4)
【0153】ここで、かっこ内の分子が当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。このようなランドグルーブ記録に関しては、ランド
とグルーブを1CBLKごとに切り替えてもいい。任意
に発生してもいい。また、ランド/グルーブは逆にして
もいい。
【0154】また、必要バッファ容量を低減する方法と
装置においても、記録をCBLK4から開始することが
可能である。バッファ許容範囲を0〜4フレームとす
る。必要バッファ容量は4フレームである。記録開始命
令が入力すると、ディスク制御回路336により20.
0rpsでディスクを回転する。
【0155】入力画像データ331は入力回路332に
より誤り訂正符号等が付加された後、バッファ334に
書き込まれる。バッファ制御333によるバッファ33
4からのデータの読み出しは、バッファに4フレームの
データが蓄えられたところで開始される。読み出しデー
タは記録データ処理回路335により記録符号化等が行
われ、光ヘッド337により光ディスク338の第78
トラックが選択されてCBLK4の記録が開始される。
【0156】第64トラックまで記録終了した時点での
バッファ残り量は、書き込みが12フレーム、読み出し
が16フレームのため、0である。なお、本実施例で
も、全トラックに渡り、1トラック当たり2トラックの
バックワードジャンプを行う。以下、実施例8と同様に
記録するグループ、CBLKの選択を行っていく。これ
により、記録順序は、次のようになる。
【0157】 CBLK4(ランド、−4/0)→CBLK1(ランド、 2/2) →CBLK3(ランド、−2/0)→CBLK0(ランド、 4/4) →CBLK2(ランド、 0/4) →CBLK4(グルーブ、−4/0)→CBLK1(グルーブ、 2/2) →CBLK3(グルーブ、−2/0)→CBLK0(グルーブ、 4/4) →CBLK2(グルーブ、 0/4)
【0158】ここで、かっこ内の分子が当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。
【0159】このようなランドグルーブ記録に関して
は、ランドとグルーブを1CBLKごとに切り替えても
いい。任意に発生してもいい。また、ランド/グルーブ
は逆にしてもいい。
【0160】〔第10実施例〕 図51乃至図53に第10の実施例を示す。第9の実施
例と同様に、グループ0のCBLK0〜CBLK1を最
内周から外周に向けて走査し、グループ1のCBLK2
〜CBLK3を最外周から内周に向けて走査する。図5
4(A)、(B)に、CBLK0〜5のみ存在する場合
のトラックジャンプ図を示す。符号301でCBLK
を、符号302で記録開始トラックを、符号303で記
録終了トラックを、符号304でランドトラック、符号
305でグルーブトラックを示す。記録CBLKは、C
BLK0(ランド)→CBLK2(ランド、バック方
向)→CBLK1(ランド)→CBLK0(グルーブ)
→CBLK2(グルーブ、バック方向)→CBLK1
(グルーブ)の順となる。
【0161】ところで、第10実施例の場合CBLK0
からCBLK9、CBLK9からCBLK1のようにC
BLK間でジャンプするときに1/2トラックの記録不
能期間が発生してしまう。従って、ディスクは8.5ト
ラックで12フレーム記録できる回転数で回転させる必
要がある。これは29.97×8.5/12=21.2
rpsに相当する。
【0162】図51乃至図53に示す第10実施例で
は、記録開始命令が入力すると、ディスク制御回路33
6は21.2rpsでディスクを回転する。そして、ラ
ンドトラックの記録を行う。最初に、第9の実施例と同
じようにCBLK0の記録を行う。次に、光ヘッドは第
78トラックへ飛び、第64トラックまでCBLK4の
記録を行う。ここで、第78トラック中央部から第80
トラックの先頭部へ走査後、ランド1トラックバックワ
ードジャンプして第78トラック先頭部に飛び、第78
トラックの中央部へ走査後、ランド1トラックバックワ
ードジャンプして第76トラック中央部に飛ぶ。これを
繰り返し、第64トラックの中央部まで走査してCBL
K4走査終了とする。
【0163】次に、第9の実施例と同じようCBLK1
の記録を行う。さらに、光ヘッドは第62トラックへ飛
び、CBLK4と同じように1/2トラック当たりラン
ド1トラックのバックワードジャンプを行いながらCB
LK3の記録を行う。そしてCBLK2の記録を行い、
ランドトラックを記録終了する。ただしCBLK2はバ
ッファの増減が0であるため、任意の時刻に記録可能で
ある。以上でランドトラックの記録を終了し、引き続い
て前記同様グルーブトラックの記録をCBLK0→CB
LK4→CBLK1→CBLK3→CBLK2の順に行
う。このようなランドグルーブ記録に関しては、ランド
とグルーブを1CBLKごとに切り替えてもいい。
【0164】図55乃至図57に例を示す。この例で
は、CBLK0(ランド)→CBLK4(グルーブ)→
CBLK1(ランド)→CBLK3(グルーブ)→CB
LK2(ランド)→CBLK2(グルーブ)→CBLK
3(ランド)→CBLK1(グルーブ)→CBLK4
(ランド)→CBLK2(グルーブ)の順序で記録して
いる。ここでは、グルーブトラック全トラックで1/2
トラック当たりグルーブ1トラックのバックワードジャ
ンプを行っている。なお、ランド/グルーブは任意に発
生してもよく、逆にしてもいい。
【0165】記録はCBLK4から開始しても良い。こ
の場合、記録順序は以下のようになる。
【0166】CBLK4(ランド)→CBLK0(ラン
ド)→CBLK3(ランド)→CBLK1(ランド)→
CBLK2(ランド)→CBLK4(グルーブ)→CB
LK0(グルーブ)→CBLK3(グルーブ)→CBL
K1(グルーブ)→CBLK2(グルーブ)。
【0167】或いは、CBLK4(ランド)→CBLK
0(グルーブ)→CBLK3(ランド)→CBLK1
(グルーブ)→CBLK2(ランド)→CBLK2(グ
ルーブ)→CBLK1(ランド)→CBLK3(グルー
ブ)→CBLK0(ランド)→CBLK4(グルーブ)
としてもよい。なお、ランド/グルーブは逆にしてもい
い。
【0168】第8実施例と第10実施例10を組み合わ
せ、記録をCBLK4から開始する方法もある。バッフ
ァ残り量が初期値以上のときグループ1、初期値を下回
ったときグループ0を選択する。記録開始命令が入力さ
れると、ディスク制御回路336により21.2rps
でディスクを回転する。入力画像データ331は入力回
路332により誤り訂正符号等が付加された後、バッフ
ァ334に書き込まれる。バッファ制御333によるバ
ッファ334からのデータの読み出しはバッファに4フ
レームのデータが蓄えられたところで開始される。
【0169】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第78トラックが選択されてCBL
K4の記録が開始される。第64トラックまで記録終了
した時点でのバッファ残り量は、書き込みが12フレー
ム、読み出しが16フレームのため、0である。なお、
本実施例では、全トラックに渡り、1/2トラック当た
り1トラックのバックワードジャンプを行う。以下、実
施例8と同様に記録するCBLKの選択を行っていく。
【0170】これにより、記録順序は、次のようにな
る。
【0171】 CBLK4(ランド、−4/0)→CBLK1(ランド、 2/2) →CBLK0(ランド、 4/6)→CBLK3(ランド、−2/4) →CBLK2(ランド、 0/4) →CBLK4(グルーブ、−4/0)→CBLK1(グルーブ、 2/2) →CBLK0(グルーブ、 4/6)→CBLK3(グルーブ、−2/4) →CBLK2(グルーブ、 0/4)
【0172】ここで、かっこ内の分子が当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。このようなランドグルーブ記録に関しては、ランド
とグルーブを1CBLKごとに切り替えてもいい。任意
に発生してもいい。また、ランド/グルーブは逆にして
もいい。
【0173】また、必要バッファ容量を低減する方法と
装置においても、記録をCBLK4から開始することが
可能である。バッファ許容範囲を0〜4フレームとす
る。必要バッファ容量は4フレームである。
【0174】記録開始命令が入力されると、ディスク制
御回路336は21.2rpsでディスクを回転する。
入力画像デ<タ331は入力回路332により誤り訂正
符号等が付加され、バッファ334に書き込まれる。バ
ッファ制御333によるバッファ334からのデータの
読み出しはバッファに4フレームのデータが蓄えられた
ところで開始される。
【0175】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第78トラックが選択されてCBL
K4の記録が開始される。第64トラックまで記録終了
した時点でのバッファ残り量は、書き込みが12フレー
ム、読み出しが16フレームのため、0である。なお、
本実施例でも、全トラックに渡り、1/2トラック当た
り1トラックのバックワードジャンプを行う。以下、第
8実施例と同様に記録するCBLKの選択を行ってい
く。これにより、記録順序は、次のようになる。
【0176】 CBLK4(ランド、−4/0)→CBLK1(ランド、 2/2) →CBLK3(ランド、−2/0)→CBLK0(ランド、 4/4) →CBLK2(ランド、 0/4) →CBLK4(グルーブ、−4/0)→CBLK1(グルーブ、 2/2) →CBLK3(グルーブ、−2/6)→CBLK0(グルーブ、 4/4) →CBLK2(グルーブ、 0/4)
【0177】ここで、かっこ内の分子が当該CBLKの
バッファ増減、分母がその結果のバッファ残り量を示
す。このようなランドグルーブ記録に関しては、ランド
とグルーブを1CBLKごとに切り替えてもいい。任意
に発生してもいい。また、ランド/グルーブは逆にして
もいい。
【0178】図58乃至図60に、第11の実施例を示
す。CBLK2の第40トラック先頭がディスクセンタ
ー(115)である。トラックの構成は、図61に示す
ようにディスクセンターを中心に、内周側と外周側でラ
ンドグルーブスパイラルの向きが逆方向になるものと
し、内周側では内周に向け、外周側では外周に向け進む
ものとする。符号311でCBLKを、符号312で記
録開始トラックを、符号313で記録終了トラックを、
符号314でランドトラックを、符号315でグルーブ
トラックを示す。記録CBLKは、CBLK0(ラン
ド、内周向き)→CBLK1(ランド、外周向き)→C
BLK0(グルーブ、内周向き)→CBLK1(グルー
ブ、外周向き)の順となる。
【0179】図58乃至図60に示す第11実施例で
は、ディスク回転数は第7実施例と同様に1トラックで
12/8フレーム記録できる20.0rpsとする。こ
こで、内周側のCBLK0〜CBLK1をグループ0、
外周側のCBLK3〜CBLK4をグループ1とする。
各CBLK記録終了時のバッファ残り量の初期値からの
増減により選択する。バッファ残り量が初期値を越えた
ときグループ1、初期値以下のときグループ0を選択す
る。
【0180】ここでは、記録開始命令が入力されると、
ディスク制御回路336により20.0rpsでディス
クを回転する。そして、ランドトラックを記録する。入
力画像データ331は入力回路332により誤り訂正符
号等が付加された後、バッファ334に書き込まれ、バ
ッファ制御333によるバッファ334からのデータの
読み出しはすぐに開始される。
【0181】読み出しデータは記録データ処理回路33
5により記録符号化等が行われ、光ヘッド337により
光ディスク338の第39トラックが選択され第32ト
ラックまで内周に向け、その後第40トラックから第4
7トラックまで外周に向けCBLK2の記録が行われ
る。ここで、図58乃至図60のようにCBLK数が奇
数のときはCBLK2の中央にディスクセンター、即ち
スパイラル方向逆転地点がある。ここでは、CBLK2
はバッファの増減がないため任意の時刻に記録可能だ
が、最初に記録するものとして示す。第47トラックま
で記録終了した時点でのバッファ残り量は0である。
【0182】次に、バッファ残り量が初期値+0のた
め、グループ0が選択され、光ヘッドは第31トラック
へ飛び、第17トラックまでCBLK1の記録を行う。
CBLK1でのバッファの増減は、書き込みが12フレ
ーム、読み出しが10フレームのため、2フレームの増
加となり、バッファ残り量は2フレームとなる。次に、
バッファ残り量が初期値+2フレームのため、グループ
1が選択され、光ヘッドは第48トラックへ飛び、第6
2トラックまでCBLK3の記録を行う。CBLK3で
のバッファの増減は、書き込みが12フレーム、読み出
しが14フレームのため、2フレームの減少となり、バ
ッファ残り量は0となる。
【0183】次に、バッファ残り量が初期値+0のた
め、グループ0が選択され、光ヘッドは第15トラック
へ飛び、第1トラックまでCBLK0の記録を行う。C
BLK0でのバッファの増減は、書き込みが12フレー
ム、読み出しが8フレームのため、4フレームの増加と
なり、バッファ残り量は4フレームとなる。最後に、バ
ッファ残り量が初期値+4フレームのため、グループ1
が選択され、光ヘッドは第64トラックへ飛び、第78
トラックまでCBLK4の記録を行う。CBLK4での
バッファの増減は、書き込みが12フレーム、読み出し
が16フレームのため、4フレームの減少となり、バッ
ファ残り量は0となる。
【0184】以上でランドトラックの記録を終了し、引
き続いて前記同様グルーブトラックの記録をCBLK2
→CBLK1→CBLK3→CBLK0→CBLK4の
順に行う。
【0185】図62乃至図64に示すように、このよう
なランドグルーブ記録に関しては、ランドとグルーブを
1CBLKごとに切り替えてもいい。ここでは、CBL
K1(ランド)→CBLK3(グルーブ)→CBLK0
(ランド)→CBLK4(グルーブ)→CBLK2(ラ
ンド)→CBLK1(グルーブ)→CBLK3(ラン
ド)→CBLK0(グルーブ)→CBLK4(ランド)
→CBLK2(グルーブ)の順序で記録している。
【0186】なお、ランド/グルーブは任意に発生して
もよく、逆にしてもいい。この実施例は、CBLK2→
CBLK3から記録開始することも可能である。その場
合、最初にバッファに2フレームのデータが書き込まれ
た後に記録開始する。記録順序はCBLK2(ランド)
→CBLK3(ランド)→CBLK1(ランド)→CB
LK4(ランド)→CBLK0(ランド)→CBLK2
(グルーブ)→CBLK3(グルーブ)→CBLK1
(グルーブ)→CBLK4(グルーブ)→CBLK0
(グルーブ)となる。
【0187】或いは、CBLK3(ランド)→CBLK
1(グルーブ)→CBLK4(ランド)→CBLK0
(グルーブ)→CBLK2(ランド)→CBLK3(グ
ルーブ)→CBLK1(ランド)→CBLK4(グルー
ブ)→CBLK0(ランド)→CBLK2(グルーブ)
としてもよい。
【0188】なお、ランド/グルーブは任意に発生して
もよく、逆にしてもいい。また、必要バッファ容量を低
減する方式においても適用することができる。記録順は
上述した第11実施例と全く同じである。
【0189】図65乃至図67に、第12の実施例を示
す。CBLK2の第40トラック先頭がディスクセンタ
ー(125)である。トラックの構成は、図68に示す
ようにディスクセンターを中心に、内周側と外周側でス
パイラルの向きが逆方向になるものとし、内周側では外
周即ちディスクセンターに向け、外周側でも内周即ちデ
ィスクセンターに向け進むものとする。符号321でC
BLKを、符号322で記録開始トラックを、符号32
3で記録終了トラックを、符号324でランドトラック
を、符号325でグルーブトラックを示す。
【0190】記録CBLKは、CBLK0(ランド、外
周向き)→CBLK1(ランド、内周向き)→CBLK
0(グルーブ、外周向き)→CBLK1(グルーブ、内
周向き)の順となる。ディスク回転数は第7実施例と同
様に1トラックで12/8フレーム記録できる20.0
rpsとする。ここで、内周側のCBLK0〜CBLK
1をグループ0、外周側のCBLK3〜CBLK4をグ
ループ1とする。各CBLK記録終了時のバッファ残り
量の初期値からの増減により選択する。
【0191】バッファ残り量が初期値を越えたときグル
ープ1、初期値以下のときグループ0を選択する。記録
開始命令が入力されると、ディスク制御回路336は2
0.0rpsでディスクを回転する。そして、ランドト
ラックを記録する。入力画像データ331は入力回路3
32により誤り訂正符号等が付加された後、バッファ3
34に書き込まれる。バッファ制御333によるバッフ
ァ334からのデータの読み出しは、すぐに開始され
る。読み出しデータは記録データ処理回路335により
記録符号化等が行われ、光ヘッド337により光ディス
ク338の第1トラックが選択され外周に向けてCBL
K0の記録が開始される。
【0192】第15トラックまで記録終了した時点での
バッファ残り量は、書き込みが12フレーム、読み出し
が8フレームのため、4フレームである。次に、バッフ
ァ残り量が初期値+4フレームのため、グループ1が選
択され、光ヘッドは第78トラックへ飛び、第64トラ
ックまでCBLK4の記録を行う。CBLK4でのバッ
ファの増減は、書き込みが12フレーム、読み出しが1
6フレームのため、4フレームの減少となり、バッファ
残り量は0となる。
【0193】次に、バッファ残り量が初期値+0のた
め、グループ0が選択され、光ヘッドは第17トラック
へ飛び、第31トラックまでCBLK1の記録を行う。
CBLK1でのバッファの増減は、書き込みが12フレ
ーム、読み出しが10フレームのため、2フレームの増
加となり、バッファ残り量は2フレームとなる。次に、
バッファ残り量が初期値+2フレームのため、グループ
1が選択され、光ヘッドは第62トラックへ飛び、第4
8トラックまでCBLK3の記録を行う。
【0194】CBLK3でのバッファの増減は、書き込
みが12フレーム、読み出しが14フレームのため、2
フレームの減少となり、バッファ残り量は0となる。最
後にCBLK2の記録が行われる。ここで、第12実施
例のようにCBLK数が奇数のときはCBLK2の中央
にスパイラル方向逆転地点がある。従って、第33トラ
ックがから第39トラックまで外周に向け記録し、その
後第46トラックから第40トラックまで内周に向け記
録する。
【0195】ここでは、CBLK2はバッファの増減が
ないため任意の時刻に記録可能だが、最後に記録するも
のとして示す。第40トラックまで記録終了した時点で
のバッファ残り量は0である。以上でランドトラックの
記録を終了し、引き続いて前記同様グルーブトラックの
記録をCBLK0→CBLK4→CBLK1→CBLK
3→CBLK2の順に行う。
【0196】図69乃至図71に示すように、このよう
なランドグルーブ記録に関しては、ランドとグルーブを
1CBLKごとに切り替えてもいい。ここでは、CBL
K0(ランド)→CBLK4(グルーブ)→CBLK1
(ランド)→CBLK3(グルーブ)→CBLK2(ラ
ンド)→CBLK0(グルーブ)→CBLK4(ラン
ド)→CBLK1(グルーブ)→CBLK3(ランド)
→CBLK2(グルーブ)の順序で記録している。な
お、ランド/グルーブは任意に発生してもよく、逆にし
てもいい。
【0197】第12実施例では、CBLK4から記録開
始することも可能である。その場合、最初にバッファに
4フレームのデータが書き込まれた後に記録開始する。
記録順序はCBLK4(ランド)→CBLK0(ラン
ド)→CBLK3(ランド)→CBLK1(ランド)→
CBLK2(ランド)→CBLK4(グルーブ)→CB
LK0(グルーブ)→CBLK3(グルーブ)→CBL
K1(グルーブ)→CBLK2(グルーブ)となる。
【0198】或いは、CBLK4(ランド)→CBLK
0(グルーブ)→CBLK3(ランド)→CBLK1
(グルーブ)→CBLK2(ランド)→CBLK4(グ
ルーブ)→CBLK0(ランド)→CBLK3(グルー
ブ)→CBLK1(ランド)→CBLK2(グルーブ)
としてもよい。なお、ランド/グルーブは任意に発生し
てもよく、逆にしてもいい。また、必要バッファ容量を
低減する方式を適用することができる。記録順は前記の
第12実施例(図65〜図67,図69〜図71)と全
く同じである。
【0199】以上示した各実施例に関しては、ディスク
回転数は1種類のみ示しているが、それより大きい値で
もいい。
【0200】例えば第1実施例では1トラック当たり1
1.5/8フレーム記録できる20.8rpsとしてい
るが、1トラック当たり11/8フレーム記録できる2
1.8rpsでもいいし、1トラック当たり9/8フレ
ーム記録できる26.6rpsでもよく、またそれ以外
の値でもいい。他の実施例でも同様である。ディスク回
転数が大きければその分必要バッファ容量が低減され
る。
【0201】また、CBLKを選択する順序は、実施例
に示したもの以外でもいい。バッファがアンダーフロー
ないしオーバーフローしない範囲であれば、どのような
順序で記録を行ってもいい。
【0202】また、各実施例ではCBLKの境目で多く
の場合トラックジャンプを行い、また図12乃至図1
4、図17乃至図19、図44乃至図46、図48乃至
図50、図51乃至図53、図55乃至図57において
は、さらに頻繁にトラックジャンプを行う。このように
トラックジャンプを行う場合、あらかじめトラックジャ
ンプ用ギャップ領域を設けておき、そこにはデータを記
録再生しないようにするとよい。
【0203】また、例えば図3乃至図5では、CBLK
0記録後、CBLK9即ち第72トラックの先頭にジャ
ンプしなければならない。初めて記録するディスクでも
CBLK先頭が分かるように、あらかじめディスク上に
CBLK先頭マーク、ないしCBLKナンバー等を記し
ておく方法もある。
【0204】また、実施例に示した必要バッファ容量、
記録再生時のバッファへの最初のデータ蓄積量に関して
は、必要とする最低値である。実際の装置では、ディス
ク装置のジッター等を考慮し、記載値を越えるバッファ
容量、記録再生時のバッファ蓄積量が必要とされる。
【0205】上述したように本実施例では、記録領域を
トラック方向に等分に複数分割し、最内周である第0番
目の領域に1トラック当たりAフレームのデータを、第
1番目の領域に1トラック当たり(A+B)フレームの
データを、第n番目の領域に1トラック当たり(A+n
B)フレームのデータを、最外周である第P番目の領域
に1トラック当たり(A+PB)フレームのデータを連
続して記録する光ディスク装置において、1トラック当
たりAフレーム以上かつ(A+PB)フレーム以下記録
できる任意の一定回転数でディスクを回転するディスク
制御回路と、光ヘッドと、外部からの入力データを処理
するデータ入力回路と、入力データレートと記録データ
レートの差を吸収するバッファ回路と、前記バッファが
オーバーフローおよびアンダーフローしないように記録
する記録領域ナンバーを選択して記録データをディスク
に送る記録データ処理回路と、これらを制御する記録制
御回路を有することにより、低速でのディスク回転数一
定記録と記録波長一定記録を同時に実現することができ
る。
【0206】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成され機能するの
で、これによると、バッファ回路が、上位装置からの入
力データレートと前記光ヘッドの記録データレートの差
を吸収するために上位装置から入力されるデータを一次
的に記憶するため、内周側と外周側とで生ずるディスク
の一回転したときの光ディスクの記憶容量の差を吸収す
ることができ、また、記録データ処理回路が、1つの記
録領域に対するデータの記録が終わった場合に、もし前
記バッファ回路の残り量が前記初期値よりも減少してい
た場合には前記グループ0を選択する手段と、もし前記
バッファ回路の残り量が初期値よりも増加していたらグ
ループ1を選択するため、バッファを最大限利用した記
録再生を行うことができる、という従来にない優れた光
ディスク記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成による動作例を示す
フローチャートである。
【図2】本実施形態による光ディスク記録装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】第1実施例による最内周と最外周から記録を開
始するトラック構成の内周側を示す構成図である。
【図4】図3に示したトラックに続くトラック構成を示
す構成図である。
【図5】図4に示したトラックに続くトラック構成を示
す構成図である。
【図6】図3乃至図5に対応するスパイラルトラックの
概略を示す説明図である。
【図7】本実施形態による光ディスク再生装置の構成を
示すブロック図である。
【図8】第2実施例による最内周と中周からバッファ残
り量により記録を開始するトラック構成の内周側を示す
構成図である。
【図9】図8に示したトラックに続くトラック構成を示
す構成図である。
【図10】図9に示したトラックに続くトラック構成を
示す構成図である。
【図11】図8乃至図10に対応するスパイラルトラッ
クの概略を示す説明図である。
【図12】第3実施例によるグループ1で2トラックバ
ックワードジャンプを行うトラック構成の内周側を示す
構成図である。
【図13】図12に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図14】図13に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図15】図12乃至図14に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図である。
【図16】図14のCBLK7でのトラック走査順を示
す説明図である。
【図17】第4実施例によりグループ1で1トラックバ
ックワードジャンプを行うトラック構成の内周側を示す
構成図である。
【図18】図17に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図19】図18に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図20】図17乃至図19に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図である。
【図21】図19のCBLK7でのトラック走査順を示
す説明図である。
【図22】第5実施例によるディスクセンターでスパイ
ラル方向が逆転するディスクにおいて中周から記録を開
始するトラック構成の内周側を示す構成図である。
【図23】図22に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図24】図23に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図25】図22乃至図24に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図である。
【図26】第6実施例によるディスクセンターでスパイ
ラル方向が逆転するディスクにおいて最内周から記録を
開始するトラック構成の内周側を示す構成図である。
【図27】図26に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図28】図27に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図29】図26乃至図28に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図である。
【図30】第7実施例による最内周と最外周から記録を
開始するトラック構成(L/G記録)の内周側を示す構
成図である。
【図31】図30に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図32】図31に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図33】図30乃至図32に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図であり、図33(A)はランド
側の記録順序を示す図で、図33(B)はグルーブ側の
記録順序を示す図である。
【図34】第7実施例の他の例により最内周と最外周か
ら記録を開始するトラック構成(L/G記録、L/Gラ
ンダム)の内周側を示す構成図である。
【図35】図34に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図36】図35に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図37】第8実施例の最内周と中周からバッファ残り
量により記録を開始するトラック構成(L/G記録)の
内周側を示す構成図である。
【図38】図37に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図39】図38に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図40】図37乃至図39に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図であり、図40(A)はランド
側の記録順序を示す図で、図40(B)はグルーブ側の
記録順序を示す図である。
【図41】第8実施例の他の例により最内周と中周から
バッファ残り量により記録を開始するトラック構成(L
/G記録、L/Gランダム)の内周側を示す構成図であ
る。
【図42】図41に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図43】図42に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図44】第9実施例によりグループ1で2トラックバ
ックワードジャンプを行うトラック構成(L/G記録)
の内周側を示す構成図である。
【図45】図44に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図46】図45に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図47】図44乃至図46に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図であり、図47(A)はランド
側の記録順序を示す図で、図47(B)はグルーブ側の
記録順序を示す図である。
【図48】第9実施例の他の例によりグループ1で2ト
ラックバックワードジャンプを行うトラック構成(L/
G記録)の内周側を示す構成図である。
【図49】図48に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図50】図49に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図51】第10実施例によりグループ1で1トラック
バックワードジャンプを行うトラック構成(L/G記
録)の内周側を示す構成図である。
【図52】図51に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図53】図52に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図54】図51乃至図53に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図であり、図54(A)はランド
側の記録順序を示す図で、図54(B)はグルーブ側の
記録順序を示す図である。
【図55】第10実施例の他の例によりグループ1で1
トラックバックワードジャンプを行うトラック構成(L
/G記録、L/Gランダム)の内周側を示す構成図であ
る。
【図56】図55に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図57】図56に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図58】第11実施例によりディスクセンターでスパ
イラル方向が逆転するディスクにおいて中周から記録を
開始するトラック構成(L/G記録)の内周側を示す構
成図である。
【図59】図58に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図60】図59に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図61】図58乃至図60に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図であり、図61(A)はランド
側の記録順序を示す図で、図61(B)はグルーブ側の
記録順序を示す図である。
【図62】第11実施例の他の例によりディスクセンタ
ーでスパイラル方向が逆転するディスクにおいて中周か
ら記録を開始するトラック構成(L/G記録、L/Gラ
ンダム)の内周側を示す構成図である。
【図63】図62に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図64】図63に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図65】第12実施例によりディスクセンターでスパ
イラル方向が逆転するディスクにおいて最内周から記録
を開始するトラック構成(L/G記録)の内周側を示す
構成図である。
【図66】図65に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図67】図66に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図68】図65乃至図67に対応するスパイラルトラ
ックの概略を示す説明図であり、図68(A)はランド
側の記録順序を示す図で、図68(B)はグルーブ側の
記録順序を示す図である。
【図69】第12実施例の他の例によるディスクセンタ
ーでスパイラル方向が逆転するディスクにおいて最内周
から記録を開始するトラック構成(L/G記録、L/G
ランダム)を示す構成図である。
【図70】図69に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図71】図70に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図72】従来のトラック構成の内周側を示す構成図で
ある。
【図73】図72に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図74】図73に示したトラックに続くトラック構成
を示す構成図である。
【図75】従来のスパイラルトラックを示す説明図であ
る。
【図76】図75に対応するトラック構成を示す構成図
である。
【符号の説明】
11,21,31,41,51,61,71,81,9
1〓 トラックナンバー 12,22,32,42,52,62,72,82,9
2〓 フレームナンバー 13,23,33,43,53,63,73,83,9
3〓 記録領域(CBLK)ナンバー 44,104,164 1トラックバックワードジャン
プ位置 55,65,115,125,175 ディスクセンタ
ー位置 76,86,96,106,116,126,136,
146〓 ランドL/グルーブG 211,221,231,241 記録領域(CBL
K)ナンバー 212,222,232,242 記録開始トラック 213,223,233,243 記録終了トラック 274,284,294,304 ランドトラック 275,285,295,305 グルーブトラック 331 入力画像データ 332 データ入力回路 333 記録制御回路 334 バッファ回路 335 記録データ処理回路 336 ディスク制御回路 337 光ヘッド 338 光ディスク 341 出力画像データ 342 データ出力回路 343 再生制御回路 344 バッファ回路 345 再生データ処理回路 346 ディスク制御回路 347 光ヘッド 348 光ディスク 351 トラックナンバー 352 フレームナンバー 353 クロックブロックナンバー 361 ランドトラック 362 グルーブトラック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−96518(JP,A) 特開 平8−36833(JP,A) 特開 平8−255358(JP,A) 特開 平5−217185(JP,A) 特開 平7−130103(JP,A) 特開 平7−168672(JP,A) 特開 平9−161403(JP,A) 特開 平10−4996(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/00 G11B 7/00 G11B 20/10

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録領域をトラック方向に等分に複数分
    割された光ディスクに対して、最内周である第0番目の
    領域に1トラック当たりAフレームのデータを、第1番
    目の領域に1トラック当たり(A+B)フレームのデー
    タを、第n番目の領域に1トラック当たり(A+nB)
    フレームのデータを、最外周である第P番目の領域に1
    トラック当たり(A+PB)フレームのデータを連続し
    て記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクにデータを記録する光ヘッドと、1トラ
    ック当たりAフレーム以上かつ(A+PB)フレーム以
    下でデータを記録できる所定の一定回転数でディスクを
    回転させるするディスク制御回路と、上位装置から入力
    されるデータを処理するデータ入力回路と、前記上位装
    置からの入力データレートと前記光ヘッドの記録データ
    レートの差を吸収するために前記上位装置から入力され
    るデータを一次的に記憶するバッファ回路とを備えた光
    ディスク記録装置において、 前記バッファ回路に、前記バッファ回路に格納されたデ
    ータの残り量に応じて、前記記憶領域の数が偶数でPが
    奇数であるときには第0領域から第((P−1)/2)
    領域であるグループ0又は第((P+1)/2)領域か
    ら第P領域であるグループ1の一方のグループを選択す
    ると共に、予め定められた初期値分のデータが格納され
    た後に当該データを光ディスクに出力する記録データ処
    理回路を併設し、 この記録データ処理回路が、1つの記録領域に対するデ
    ータの記録が終わった場合に、もし前記バッファ回路の
    残り量が前記初期値よりも減少していた場合には前記グ
    ループ0を選択する手段と、もし前記バッファ回路の残
    り量が初期値よりも増加していたらグループ1を選択す
    る手段とを備えたことを特徴とする 光ディスク記録装
    置。
  2. 【請求項2】 記録領域をトラック方向に等分に複数分
    割された光ディスクに対して、最内周である第0番目の
    領域に1トラック当たりAフレームのデータを、第1番
    目の領域に1トラック当たり(A+B)フレームのデー
    タを、 第n番目の領域に1トラック当たり(A+nB)
    フレームのデータを、最外周である第P番目の領域に1
    トラック当たり(A+PB)フレームのデータを連続し
    て記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクにデータを記録する光ヘッドと、1トラ
    ック当たりAフレーム以上かつ(A+PB)フレーム以
    下でデータを記録できる所定の一定回転数でディスクを
    回転させるするディスク制御回路と、上位装置から入力
    されるデータを処理するデータ入力回路と、前記上位装
    置からの入力データレートと前記光ヘッドの記録データ
    レートの差を吸収するために前記上位装置から入力され
    るデータを一次的に記憶するバッファ回路とを備えた光
    ディスク記録装置において、 前記バッファ回路に、前記バッファ回路に格納されたデ
    ータの残り量に応じて、記憶領域の数が奇数でPが偶数
    のときには第0領域から第((P−2)/2)領域であ
    るグループ0又は第((P+2)/2)領域から第P領
    域であるグループ1の一方のグループを選択すると共
    に、予め定められた初期値分のデータが格納された後に
    当該データを光ディスクに出力する記録データ処理回路
    を併設し、この記録データ処理回路が、1つの記録領域
    に対するデータの記録が終わった場合に、もし前記バッ
    ファ回路の残り量が前記初期値よりも減少していた場合
    には前記グループ0を選択する手段と、もし前記バッフ
    ァ回路の残り量が初期値よりも増加していたらグループ
    1を選択する手段とを備えたことを特徴とする 光ディス
    ク記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録データ処理回路が、前記グルー
    プ1では各記憶領域にて、最初に最外周を記録し、次に
    2トラックバックワードジャンプして最外周から内周に
    向かって2番目のトラックを記録し、その後1トラック
    当たり2トラックずつバックワードジャンプして各トラ
    ックを記録していき、最後に最内周を記録する手段を備
    えたことと特徴とする請求項1又は2記載の光ディスク
    記録装置。
  4. 【請求項4】 記録領域をトラック方向に等分に複数分
    割された光ディスクに対して、最内周である第0番目の
    領域に1トラック当たりAフレームのデータを、第1番
    目の領域に1トラック当たり(A+B)フレームのデー
    タを、第n番目の領域に1トラック当たり(A+nB)
    フレームのデータを、最外周で ある第P番目の領域に1
    トラック当たり(A+PB)フレームのデータを連続し
    て記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクにデータを記録する光ヘッドと、1トラ
    ック当たりAフレーム以上かつ(A+PB)フレーム以
    下でデータを記録できる所定の一定回転数でディスクを
    回転させるするディスク制御回路と、上位装置から入力
    されるデータを処理するデータ入力回路と、前記上位装
    置からの入力データレートと前記光ヘッドの記録データ
    レートの差を吸収するために前記上位装置から入力され
    るデータを一次的に記憶するバッファ回路とを備えた光
    ディスク記録装置において、 前記バッファ回路に、前記バッファ回路に格納されたデ
    ータの残り量に応じて、前記記憶領域の数が偶数でPが
    奇数であるときには第0領域から第((P−1)/2)
    領域であるグループ0又は第((P+1)/2)領域か
    ら第P領域であるグループ1の一方のグループを選択す
    ると共に、当該データを光ディスクに出力する記録デー
    タ処理回路を併設し、 この記録データ処理回路が、前記バッファ回路のバッフ
    ァ許容範囲を定める手段と、前記グループ0の記録後引
    き続き次の領域を記録した時に、もし許容範囲を越えな
    い場合はそのままグループ0の次の領域を記録し、もし
    許容範囲を越える場合はグループ1に飛んで前回の記録
    終了点から引き続いて記録を行う手段を備えると共に、 前記記録データ処理回路は、前記グループ1の記録後引
    き続き次の領域を記録したとき、もし許容範囲を越えな
    い場合はそのままグループ1の次の領域を記録し、もし
    許容範囲を越える場合はグループ0に飛んで前回の記録
    終了点から引き続いて記録を行う手段とを備えたことを
    特徴とする 光ディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクの記録領域をトラック方向に
    等分に複数分割し、最内周である第0番目の領域に1ト
    ラック当たりAフレームのデータを、第1番目の領域に
    1トラック当たり(A+B)フレームのデータを、第n
    番目の領域に1トラック当たり(A+nB)フレームの
    データを、最外周である第P番目の領域に1トラック当
    たり(A+PB)フレームのデータを連続して記録する
    光ディスク記録装置において、 前記光ディスクにデータを記録又は再生する光ヘッド
    と、1トラック当たり(A+PB/2)フレーム以上記
    録できる所定の一定回転数でディスクを回転させるする
    ディスク制御回路と、上位装置からの入力データを処理
    するデータ入力回路と、前記上位装置からの入力データ
    レートと前記光ヘッドの記録データレートの差を吸収す
    るバッファ回路と、前記上位装置からの入力データの記
    録開始直後およびその後に前記バッファ回路がオーバー
    フローおよびアンダーフローしないように当該データを
    記録する記録領域を選択すると共に当該記録データを光
    ディスクに出力する記録データ処理回路とを備え、 前記記録データ処理回路が、 前記記憶領域の数が偶数でPが奇数のときは第P領域最
    外周から第((P+1)/2)領域最内周(以下グルー
    プ2)ないし第((P−1)/2)領域最外周から第0
    領域最内周(以下グループ3)に向けて1トラック当た
    り2トラックずつバックワードジャンプしながら記録開
    始し、1つの領域記録が終わったとき、バッファの残り
    量が初期値から増加していたらグループ2での記録を前
    回の記録終了点から引き続いて行い、バッファの残り量
    が初期値から減少していたらグループ3での記録を前回
    の記録終了点から引き続いて行う手段と、 分割した領域の数が奇数でPが偶数のときは第P領域最
    外周から第((P+2)/2)領域最内周(以下グルー
    プ2)ないし第((P−2)/2)領域最外周から第0
    領域最内周(以下グループ3)に向けて1トラック当た
    り2トラックずつバックワードジャンプしながら記録開
    始し、1つの領域記録が終わったとき、バッファの残り
    量が初期値から増加していたらグループ2での記録を前
    回の記録終了点から引き続いて行い、バッファの残り量
    が初期値から減少していたらグループ3での記録を前回
    の記録終了点から引き続いて行う手段と、 第(P/2)領域は任意の時点で記録する手段とを備え
    たことを特徴とする光ディスク記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録データ処理回路が、前記バッフ
    ァ回路のバッファ許容範囲を定める手段と、グループ2
    記録後引き続き次の領域を記録したとき、もし許容範囲
    を越えない場合はそのままグループ2の次の領域を記録
    し、もし許容範囲を越える場合はグループ3に飛んで前
    回の記録終了点から引き続いて記録を行う手段と、グル
    ープ3記録後引き続き次の領域を記録したとき、もし許
    容範囲を越えない場合はそのままグループ3の次の領域
    を記録し、もし許容範囲を越える場合はグループ2に飛
    んで前回の記録終了点から引き続いて記録を行う手段と
    を備えたことを特徴とする請求項記載の光ディスク記
    録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録データ処理回路が、第((P+
    1)/2)領域から第P領域の間は、各領域において、
    最初に最外周を1/2トラック記録し、次に1トラック
    バックワードジャンプして1/2トラック記録し、その
    後1/2トラック当たり1トラックずつバックワードジ
    ャンプして各トラックを記録していき、最後に最内周を
    1/2トラック記録する手段を備えたことを特徴とする
    請求項記載の光ディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記録データ処理回路が、全領域にお
    いて、最初に最外周を1/2トラック記録し、次に1ト
    ラックバックワードジャンプして1/2トラック記録
    し、その後1/2トラック当たり1トラックずつバック
    ワードジャンプして各トラックを記録していき、最後に
    最内周を1/2トラック記録する手段を備えたことを特
    徴とする請求項記載の光ディスク記録方法および装
    置。
  9. 【請求項9】 ディスクセンターにおいてスパイラルの
    方向が逆転している光ディスクを1トラック当たり(A
    +PB/2)フレーム以上記録できる所定の一定回転数
    で回転させるするディスク制御回路と、上位装置からの
    入力データを処理するデータ入力回路と、前記上位装置
    からの入力データレートと前記光ヘッドの記録データレ
    ートの差を吸収するバッファ回路と、前記上位装置から
    の入力データの記録開始直後およびその後に前記バッフ
    ァ回路がオーバーフローおよびアンダーフローしないよ
    うに当該データを記録する記録領域を選択すると共に当
    該記録データを光ディスクに出力する記録データ処理回
    路とを備え、 前記記録データ処理回路が、 前記記憶領域の数が偶数でPが奇数のときは第((P−
    1)/2)領域最外周から第0領域最内周へ、ないし第
    ((P+1)/2)領域最内周から第P領域最外周へ記
    録開始する手段と、1つの領域記録が終わったとき、バ
    ッファの残り量により第((P−1)/2)領域最外周
    から第0領域最内周への記録を前回の記録終了点から引
    き続いて行うか、或いは、第((P+1)/2)領域最
    内周から第P領域最外周への記録を前回の記録終了点か
    ら引き続いて行う手段とを備えると共に、 記憶領域の数が奇数でPが偶数のときは第((P−2)
    /2)領域最外周から第0領域最内周へ、ないし第
    ((P+2)/2)領域最内周から第P領域最外周へ記
    録開始する手段と、1つの領域記録が終わったとき、バ
    ッファの残り量により第((P−2)/2)領域最外周
    から第0領域最内周への記録を前回の記録終了点から引
    き続いて行うか、或いは、第((P+2)/2)領域最
    内周から第P領域最外周への記録を前回の記録終了点か
    ら引き続いて行い、第(P/2)領域は任意の時点で記
    録する手段とを備えたことを特徴とする光ディスク記録
    装置。
  10. 【請求項10】 ディスクセンターにおいてスパイラル
    の方向が逆転している光ディスクを1トラック当たり
    (A+PB/2)フレーム以上記録できる所定の一定回
    転数で回転させるするディスク制御回路と、上位装置か
    らの入力データを処理するデータ入力回路と、前記上位
    装置からの入力データレートと前記光ヘッドの記録デー
    タレートの差を吸収するバッファ回路と、前記上位装置
    からの入力データの記録開始直後およびその後に前記バ
    ッファ回路がオーバーフローおよびアンダーフローしな
    いように当該データを記録する記録領域を選択すると共
    に当該記録データを光ディスクに出力する記録データ処
    理回路とを備え、 前記記録データ処理回路が、 記録領域の数が偶数でPが奇数のときは第0領域最内周
    から第((P−1)/2)領域最外周ないし第P領域最
    外周から第((P+1)/2)領域最内周へ記録開始す
    る手段と、1つの領域記録が終わったとき、バッファの
    残り量により第0領域最内周から第((P−1)/2)
    領域最外周に向けての記録を前回の記録終了点から引き
    続いて行うか、或いは、第P領域最外周から第((P+
    1)/2)領域最内周への記録を前回の記録終了点から
    引き続いて行う手段とを備えると共に、 分割した領域の数が奇数でPが偶数のときは第0領域最
    内周から第((P−2)/2)領域最外周ないし第P領
    域最外周から第((P+2)/2)領域最内周へ記録開
    始する手段と、1つの領域記録が終わったとき、バッフ
    ァの残り量により第0領域最内周から第((P−2)/
    2)領域最外周に向けての記録を前回の記録終了点から
    引き続いて行うか、或いは、第P領域最外周から第
    ((P+2)/2)領域最内周への記録を前回の記録終
    了点から引き続いて行い、第(P/2)領域は任意の時
    点で記録する手段とを備えたことを特徴とする光ディス
    ク記録装置。
  11. 【請求項11】 ランド(L)グルーブ(G)記録可能
    な光ディスクの記録領域をトラック方向に等分に複数分
    割し、最内周である第0番目の領域に1トラック当たり
    Aフレームのデータを、第1番目の領域に1トラック当
    たり(A+B)フレームのデータを、第n番目の領域に
    1トラック当たり(A+nB)フレームのデータを、最
    外周である第P番目の領域に1トラック当たり(A+P
    B)フレームのデータを連続して記録する光ディスク記
    録装置において、 前記光ディスクにデータを記録又は再生する光ヘッド
    と、1トラック当たりAフレーム以上かつ(A+PB)
    フレーム以下でデータを記録できる所定の一定回転数で
    ディスクを回転させるするディスク制御回路と、上位装
    置からの入力データを処理するデータ入力回路と、前記
    上位装置からの入力データレートと前記光ヘッドの記録
    データレートの差を吸収するバッファ回路と、前記バッ
    ファ回路がオーバーフローおよびアンダーフローしない
    ように当該データを記録する記録領域を選択すると共に
    当該記録データを光ディスクに出力する記録データ処理
    回路とを備えたことを特徴とする光ディスク記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録データ処理回路が、前記光デ
    ィスクの前記ランド(又はグルーブ)における記録再生
    をすべて行った後、グルーブ(又はランド)における記
    録再生を行う手段を備えたことを特徴とする請求項11
    記載の光ディスク記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録データ処理回路が、前記光デ
    ィスクのランドにおける記録とグルーブにおける記録を
    ランド又はグルーブの一方を先頭として1領域おきに交
    互に行うことを特徴とする請求項11記載の光ディスク
    記録装置。
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