JP3016269B2 - Icのハンドリング装置 - Google Patents
Icのハンドリング装置Info
- Publication number
- JP3016269B2 JP3016269B2 JP3085636A JP8563691A JP3016269B2 JP 3016269 B2 JP3016269 B2 JP 3016269B2 JP 3085636 A JP3085636 A JP 3085636A JP 8563691 A JP8563691 A JP 8563691A JP 3016269 B2 JP3016269 B2 JP 3016269B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rank
- storage units
- setting
- classification
- derivation rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICの選別工程でICテ
スタと対で使用されるICのハンドリング装置に関す
る。
スタと対で使用されるICのハンドリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メモリICなどでは電気的特性に応じて
ランク分類を行うため、ICテスタと接続して被測定I
Cのハンドリング並びに収納分類を行うハンドリング装
置(以下ハンドラと称する)では、収納ユニットを複数
備え、且つ各収納ユニットには個々にランク設定ができ
るようになっている。従来のハンドラでは、被測定IC
ロットの選別作業開始前に作業者が手動で収納ユニット
に対するランク設定を行っていた。この時各ランクの収
納ユニット数の決め方は、該当品種の設計に基ずくラン
ク派生率の予測で行っている。又前述した収納ユニット
は被測定ICの収納できる数がきまっており、収納数が
この数に達すると収納満杯と称する警報を発し、テスト
システム(テスタとハンドラの構成のシステムを指す)
は一時的に中断し作業者の処置待ちとなり、この間テス
トシステムは稼働損を生じることになる。
ランク分類を行うため、ICテスタと接続して被測定I
Cのハンドリング並びに収納分類を行うハンドリング装
置(以下ハンドラと称する)では、収納ユニットを複数
備え、且つ各収納ユニットには個々にランク設定ができ
るようになっている。従来のハンドラでは、被測定IC
ロットの選別作業開始前に作業者が手動で収納ユニット
に対するランク設定を行っていた。この時各ランクの収
納ユニット数の決め方は、該当品種の設計に基ずくラン
ク派生率の予測で行っている。又前述した収納ユニット
は被測定ICの収納できる数がきまっており、収納数が
この数に達すると収納満杯と称する警報を発し、テスト
システム(テスタとハンドラの構成のシステムを指す)
は一時的に中断し作業者の処置待ちとなり、この間テス
トシステムは稼働損を生じることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にランク派生率は
ロットによって変化する。前述したように従来のハンド
ラでは、ランクに対する収納ユニット数の割り当てかた
次第では満杯警報が頻繁に発生することになり、テスト
システムの稼働率低下の一因となる。本発明の目的は、
複数の分類収納ユニットに対するランク設定が任意の時
点で且つ自動的に行えるICのハンドリング装置を提供
することにある。
ロットによって変化する。前述したように従来のハンド
ラでは、ランクに対する収納ユニット数の割り当てかた
次第では満杯警報が頻繁に発生することになり、テスト
システムの稼働率低下の一因となる。本発明の目的は、
複数の分類収納ユニットに対するランク設定が任意の時
点で且つ自動的に行えるICのハンドリング装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハンドリング装
置は、それぞれ暫定的に分類ランク割当てがなされた複
数の収納ユニットと、分類ランク派生率の予測計算を行
なうための作業数を設定するモニタ作業数設定部と、こ
の設定された作業数に測定作業数が達した時点で予測派
生率を見直し、前記分類ランク割当てを変更するCPU
とを備えている。
置は、それぞれ暫定的に分類ランク割当てがなされた複
数の収納ユニットと、分類ランク派生率の予測計算を行
なうための作業数を設定するモニタ作業数設定部と、こ
の設定された作業数に測定作業数が達した時点で予測派
生率を見直し、前記分類ランク割当てを変更するCPU
とを備えている。
【0005】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のハンドラ収納部概略図である。
被測定ICロットの測定作業開始前に、モニタ作業数設
定部2に分類ランク派生率の予測計算するための作業数
を設定し、又各収納ユニット1a〜1fには暫定的なラ
ンク設定をしておき測定を開始する。測定結果のランク
に応じて測定済ICは、そのランクが設定されている収
納ユニット1a〜1fに収納されると同時にランクカウ
ンタ3a〜3cをカウントアップし、この一連の動作を
測定作業数がモニタ作業数設定部2の数と同数になるま
で繰り返し、同数になったらその時点の作業数とランク
カウンタ3a〜3cの数から図示しないCPU等にて派
生率計算を行い、この結果より現測定ロットの予測派生
率が判明するため、最も効率的な派生率に応じて収納ユ
ニット1a〜1fのランク割り振り数を求め、且つ自動
的にランク設定の変更を行い、以後ロットの終了までは
この新たなランク設定の収納ユニット1a〜1fに分類
収納される。
1は本発明の一実施例のハンドラ収納部概略図である。
被測定ICロットの測定作業開始前に、モニタ作業数設
定部2に分類ランク派生率の予測計算するための作業数
を設定し、又各収納ユニット1a〜1fには暫定的なラ
ンク設定をしておき測定を開始する。測定結果のランク
に応じて測定済ICは、そのランクが設定されている収
納ユニット1a〜1fに収納されると同時にランクカウ
ンタ3a〜3cをカウントアップし、この一連の動作を
測定作業数がモニタ作業数設定部2の数と同数になるま
で繰り返し、同数になったらその時点の作業数とランク
カウンタ3a〜3cの数から図示しないCPU等にて派
生率計算を行い、この結果より現測定ロットの予測派生
率が判明するため、最も効率的な派生率に応じて収納ユ
ニット1a〜1fのランク割り振り数を求め、且つ自動
的にランク設定の変更を行い、以後ロットの終了までは
この新たなランク設定の収納ユニット1a〜1fに分類
収納される。
【0006】さらに具体的に数値を当てはめて本実施例
を説明する。説明の便宜上、各収納ユニット1a〜1f
は測定済ICが10個収納されたら満杯になるものとす
る。当然ながら満杯になった収納ユニット1a〜1fは
そのユニットから測定済ICを取り出し、図示しないカ
ウンタのクリアー操作等にて再度収納が可能になるもの
である。モニタ作業数設定部2には、30、つまり30
個測定作業した時点でそのロットのランク派生率を予測
する。又ランク数は3ランクとする。今測定開始前の各
収納ユニット1a〜1fに対するランク設定を、図2の
ように収納ユニット1a、1bはランク1、収納ユニッ
ト1c、1dはランク2、収納ユニット1e、1fはラ
ンク3とし測定を開始する。図中、斜線部は測定済IC
が収納されていることを表わし、また斜線部の長さは収
納数量の数の大きさを表わしている。作業数が30個に
達した時、ランクカウンタ3a〜3cにはそれぞれ1
1、18、1がセットされていると、派生率はランク1
より順に37%、60%、3%となり、仮に派生率がこ
のまま推移したとすると100個の作業完了時ではラン
ク1が37個、ランク2が60個、ランク3が3個とな
って、収納ユニット1a〜1fに対するランク設定が作
業開始前のままだと、ランク2が設定されている収納ユ
ニット1c、1dは3回収納満杯警報が発せられテスト
システムは3回中断することになる。
を説明する。説明の便宜上、各収納ユニット1a〜1f
は測定済ICが10個収納されたら満杯になるものとす
る。当然ながら満杯になった収納ユニット1a〜1fは
そのユニットから測定済ICを取り出し、図示しないカ
ウンタのクリアー操作等にて再度収納が可能になるもの
である。モニタ作業数設定部2には、30、つまり30
個測定作業した時点でそのロットのランク派生率を予測
する。又ランク数は3ランクとする。今測定開始前の各
収納ユニット1a〜1fに対するランク設定を、図2の
ように収納ユニット1a、1bはランク1、収納ユニッ
ト1c、1dはランク2、収納ユニット1e、1fはラ
ンク3とし測定を開始する。図中、斜線部は測定済IC
が収納されていることを表わし、また斜線部の長さは収
納数量の数の大きさを表わしている。作業数が30個に
達した時、ランクカウンタ3a〜3cにはそれぞれ1
1、18、1がセットされていると、派生率はランク1
より順に37%、60%、3%となり、仮に派生率がこ
のまま推移したとすると100個の作業完了時ではラン
ク1が37個、ランク2が60個、ランク3が3個とな
って、収納ユニット1a〜1fに対するランク設定が作
業開始前のままだと、ランク2が設定されている収納ユ
ニット1c、1dは3回収納満杯警報が発せられテスト
システムは3回中断することになる。
【0007】本実施例のハンドラでは、前述したように
作業数が30個に達した時点で予測派生率に応じて収納
ユニット1a〜1bのランク設定を見直す。つまりこの
例ではランク1は6×0.37で2ユニットの割り当
て、ランク2は6×0.6で3ユニットの割り当て、ラ
ンク3は6×0.03で1ユニットの割り当てとなり、
30個の作業終了時点で収納ユニット1a〜1eには既
に測定済ICが収納されているため、ここでは収納ユニ
ット1fをランク3の設定からランク2の設定に変更
し、その後の測定を続ける。つまりランク2の収納数量
は、それまで20個であったのが30個に増加されたた
め、前述のように作業数が100個に達した時のランク
2の収納満杯警報は2回しか発せられず、システムの中
断回数が減少することになる。
作業数が30個に達した時点で予測派生率に応じて収納
ユニット1a〜1bのランク設定を見直す。つまりこの
例ではランク1は6×0.37で2ユニットの割り当
て、ランク2は6×0.6で3ユニットの割り当て、ラ
ンク3は6×0.03で1ユニットの割り当てとなり、
30個の作業終了時点で収納ユニット1a〜1eには既
に測定済ICが収納されているため、ここでは収納ユニ
ット1fをランク3の設定からランク2の設定に変更
し、その後の測定を続ける。つまりランク2の収納数量
は、それまで20個であったのが30個に増加されたた
め、前述のように作業数が100個に達した時のランク
2の収納満杯警報は2回しか発せられず、システムの中
断回数が減少することになる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明のハンドリン
グ装置によれば、ロットの途中でランク派生率を推定
し、その結果に基づいて複数の収納ユニットへのランク
設定をより効率的に自動的に設定変更することができる
ため、テストシステムの中断回数が減少し稼働率向上の
効果が期待できる。
グ装置によれば、ロットの途中でランク派生率を推定
し、その結果に基づいて複数の収納ユニットへのランク
設定をより効率的に自動的に設定変更することができる
ため、テストシステムの中断回数が減少し稼働率向上の
効果が期待できる。
【図1】本発明の一実施例のハンドリング装置収納部概
略図である。
略図である。
【図2】図1の具体的説明の模式図である。
1a〜1f 収納ユニット 2 モニタ作業数設定部 3a〜3c ランクカウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 ICテスタからの分類情報に基づき、被
測定ICの分類収納を行うハンドリング装置において、
それぞれ暫定的に分類ランク割当てがなされた複数の収
納ユニットと、分類ランク派生率の予測計算を行なうた
めの作業数を設定するモニタ作業数設定部と、この設定
された作業数に測定作業数が達した時点で予測派生率を
見直し、前記分類ランク割当てを変更するCPUとを備
えたことを特徴とするICのハンドリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3085636A JP3016269B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Icのハンドリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3085636A JP3016269B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Icのハンドリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318478A JPH04318478A (ja) | 1992-11-10 |
JP3016269B2 true JP3016269B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=13864319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3085636A Expired - Lifetime JP3016269B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Icのハンドリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016269B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4570208B2 (ja) * | 2000-06-13 | 2010-10-27 | 株式会社アドバンテスト | 試験済み電子部品の分類制御方法 |
JP4566482B2 (ja) * | 2001-09-07 | 2010-10-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 部品試験装置 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP3085636A patent/JP3016269B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04318478A (ja) | 1992-11-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991124 |