JP3015722B2 - デジタル信号処理装置 - Google Patents

デジタル信号処理装置

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JP3015722B2
JP3015722B2 JP7284070A JP28407095A JP3015722B2 JP 3015722 B2 JP3015722 B2 JP 3015722B2 JP 7284070 A JP7284070 A JP 7284070A JP 28407095 A JP28407095 A JP 28407095A JP 3015722 B2 JP3015722 B2 JP 3015722B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割で伝送され
る複数チャンネルのデジタル信号を各チャンネル別に取
り込んで信号処理を施すデジタル信号処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤ等のデジタルオーディオ機
器においては、左右のチャンネルのオーディオデータが
記録媒体から交互に読み出され、それぞれのオーディオ
データに対して各種の演算処理が施される。このとき、
オーディオデータと共に左右のチャンネルを区別するチ
ャンネル識別信号が取り出され、このチャンネル識別信
号に応答して演算処理を実行させることによってオーデ
ィオデータの演算処理を読み出し動作に同期させるよう
に構成される。
【0003】図5は、チャンネル識別信号に同期して複
数チャンネルのオーディオデータを処理するようにした
デジタル信号処理装置の構成を示すブロック図である。
デジタルデータDA1は、左チャンネルの音声を表すデ
ータLnと右チャンネルの音声を表すデータRnとが交
互に繰り返され、例えば16ビットずつシリアルに入力
される。チャンネル識別信号LREは、デジタルデータ
DA1に同期し、例えば、図6に示すように、データL
nの入力のタイミングで立ち下げられ、データRnの入
力のタイミングで立ち上げられる。このチャンネル識別
信号LREは、一定周期の基準クロックを分周して生成
されるものであり、このチャンネル識別信号LREに応
答して記録媒体からデジタルデータDA1を読み出すこ
とにより、デジタルデータDA1と同期させるようにし
ている。
【0004】デジタル信号処理回路1は、乗算器及び加
算器の組み合わせにより構成され、デジタルデータDA
1を順次取り込んでフィルタリング処理を施し、データ
補間された2チャンネルのデジタルデータDA2を生成
する。例えば、図6に示すように、デジタルデータDA
1の各データLn、Rnに対し、それぞれ4つのデータ
Lna〜Lnd、Rna〜Rndを生成し、これらを各チャ
ンネル別に連続して出力する。同期信号生成回路2は、
一定周期の基準クロックCLKをカウントするカウンタ
及びカウンタのカウント値をでコードするデコーダによ
り構成され、チャンネル識別信号LREの立ち上がり、
または立ち下がりでカウンタがリセットされてチャンネ
ル識別信号LREに同期した内部識別信号LRIを生成
する。この内部識別信号LRIは、デジタル信号処理回
路1に供給され、デジタル信号処理回路1へのデジタル
データDA1の取り込みのタイミングを決定する。そし
て、D/A変換回路3は、内部識別信号LRIに従うタ
イミングで動作し、デジタル信号処理回路1で生成され
るデジタルデータDA2を各チャンネル毎にアナログ値
に変換して2チャンネルのオーディオ信号AUDを生成
する。このオーディオ信号AUDは、周知の増幅回路
(オーディオアンプ)を介してスピーカに送られ、音声
として再生されることになる。
【0005】このようなデジタル信号処理装置によれ
ば、デジタル信号処理回路1での演算処理によって高周
波成分が除去されるため、高周波歪みの少ないオーディ
オ信号AUDを得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】同期信号生成回路2に
おいては、チャンネル識別信号LREに同期させるよう
にして内部識別信号LRIが生成されるが、基準クロッ
クCLKの周波数変動や動作モードの切り替え等によっ
てチャンネル識別信号LREと内部識別信号LRIとの
位相にずれが生じる場合がある。この位相のずれが大き
くなると、デジタル信号処理回路1にデジタルデータD
A1を正しく取り込むことができなくなるため、その位
相差が一定の範囲を越えたときには同期信号生成回路2
をリセットして内部識別信号LRIの生成を再起動させ
るように構成される。しかしながら、チャンネル識別信
号LREと内部識別信号LRIとの位相差を検出して同
期信号生成回路2を再起動させる回路は、回路規模が大
きくなると共に、応答速度が遅く、同期信号生成回路2
のリセットを完了するまでに要する時間が長くなるとい
う問題を有している。また、同期信号生成回路2を再起
動する場合には、デジタル信号処理回路1が併せてリセ
ットされるため、デジタル信号処理回路1から出力され
るデジタルデータDA2が一時的になくなり、このデジ
タルデータDA2から生成されるオーディオ信号AUD
にノイズが生じる。
【0007】そこで本発明は、チャンネル識別信号LR
Eと内部識別信号LRIとの位相がずれたとき、素早く
リセットをかけて内部識別信号LRIの位相を補正でき
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、チャンネル識別信号に同期して時分割で伝送される
複数チャンネルのデジタル信号に対して各種信号処理を
施すデジタル信号処理装置において、上記チャンネル識
別信号に同期して内部識別信号を生成すると共に、この
内部識別信号の立ち上がりまたは立ち下がりのタイミン
グの前後の一定期間を指定するウインドパルスを生成す
る同期信号生成回路と、上記内部識別信号に応答してデ
ジタル信号を取り込み信号処理を施す信号処理回路と、
上記チャンネル識別信号の立ち上がりまたは立ち下がり
のタイミングが上記ウインドパルスで指定される期間か
ら外れたときに上記同期信号生成回路をリセットするリ
セットパルスを発生する同期判定回路と、を備えたこと
にある。
【0009】これにより、チャンネル識別信号の立ち上
がりまたは立ち下がりのタイミングが、ウインドパルス
の指定する期間にあるかどうかでチャンネル識別信号と
内部識別信号との位相のずれを判定できるようになる。
そして、同期判定回路は、上記チャンネル識別信号の立
ち上がりあるいは立ち下がりのタイミングでリセットさ
れて上記ウインドパルスの立ち上がりでセットされる第
1のラッチと、上記ウインドパルスの立ち下がりのタイ
ミングでリセットされて上記ウインドパルスの立ち上が
りのタイミングでセットされる第2のラッチと、を含
み、上記第1及び第2のラッチの出力の論理合成からリ
セットパルスを生成することを特徴としている。
【0010】これにより、チャンネル識別信号の立ち上
がりあるいは立ち下がりのタイミングが、ウインドパル
スの立ち上がりから立ち下がりまでで指定される期間か
ら外れたとき、新たにウインドパルスが立ち上がるまで
リセットパルスが立ち上げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタル信号処
理装置の構成を示すブロック図であり、図3は、その動
作を説明するタイミング図である。デジタル信号処理回
路11は、図5のデジタル信号処理回路1と同一であ
り、左チャンネルの音声を表すデータLnと右チャンネ
ルの音声を表すデータRnとが交互に連続するデジタル
データDA1を内部識別信号LRIに従うタイミングで
順次取り込み、補間処理してデジタルデータDA2を生
成する。このデジタル信号処理回路11による信号処理
は、図5のデジタル信号処理回路1と同一であり、デジ
タルデータDA1の各データLn、Rnに対し、それぞ
れ4つのデータLna〜Lnd、Rna〜Rndを生成する
ように構成される。同期信号生成回路12は、一定周期
の基準クロックCLKをカウントするカウンタ及びカウ
ンタのカウント値をデコードするデコーダを含み、チャ
ンネル識別信号LREの特定の立ち上がりのタイミング
で起動するように構成される。その後は、カウンタのカ
ウント値が所定の値に達する度にリセットがかけられる
ことにより、チャンネル識別信号LREの周期に一致し
た周期で動作する。このとき、デコーダにより、チャン
ネル識別信号LREに同期した内部識別信号LRIと、
この内部識別信号LRIの立ち上がりのタイミングより
僅かに早く立ち上がり、僅かに遅れて立ち下がるウイン
ドパルスWDとが生成される。
【0012】同期判定回路13は、チャンネル識別信号
LREとウインドパルスWDとを比較し、チャンネル識
別信号LREの立ち上がりのタイミングがウインドパル
スWDの指定期間(立ち上がっている期間)から外れた
ときにリセットパルスRSTを立ち上げる。例えば、図
3(a)に示すように、チャンネル識別信号LREが内
部識別信号LRIに対して進み、チャンネル識別信号L
REの立ち上がりがウインドパルスWDの立ち上がりよ
りも早くなると、次のウインドパルスWDの立ち下がり
のタイミングでリセットパルスRSTを立ち上げる。ま
た、図3(b)に示すように、チャンネル識別信号LR
Eが内部識別信号LRIに対して遅れ、チャンネル識別
信号LREの立ち上がりがウインドパルスWDの立ち下
がりより遅くなると、次のウインドパルスWDの立ち下
がりのタイミングでリセットパルスRSTを立ち上げ
る。尚、リセットパルスRSTは、何れの場合も、次に
入力されるチャンネル識別信号LREの立ち上がりで立
ち下げられる。このリセットパルスRSTによって同期
信号生成回路12は、チャンネル識別信号LREに関係
なくリセットされ、内部識別信号LRI及びウインドパ
ルスWDの生成を再起動させる。これにより、次に入力
される内部識別信号LRI及びウインドパルスWDは、
チャンネル識別信号LREに同期するようになる。同時
に、リセットパルスRSTが立ち上げられている期間
は、デジタル信号処理回路11での演算処理が中断さ
れ、その間のデジタルデータDA2は直前の値が保持さ
れる。例えば、デジタルデータDA1のデータL1、R
1に対してデータL1a、L1b、R1a、R1bが出力さ
れた後にデジタル信号処理回路11の演算処理を停止す
ると、停止期間中はデータL1b、R1bが維持され、演
算処理が再開されたときには次のデータL1c、L1d、
R1c、R1dが続けて出力される。そして、D/A変換
回路14は、デジタル信号処理回路11で生成されるデ
ジタルデータDA2を内部識別信号LRIに従うタイミ
ングで順次アナログ値に変換し、オーディオ信号AUD
として出力する。これにより、高周波歪みの少ないオー
ディオ信号AUDを得られる。
【0013】このデジタル信号処理装置においては、チ
ャンネル識別信号LREの位相が内部識別信号LRIに
対して大きくずれたとき、デジタル信号処理回路11の
演算が中断されて内部識別信号LRI及びウインドパル
スWDの生成が初期設定される。このため、デジタル信
号処理回路11でデジタルデータDA1が誤ったタイミ
ングで続けて取り込まれることがなくなり、回路動作を
安定させることが可能になる。
【0014】図2は、同期判定回路13の構成を示す回
路図であり、図4は、その動作を説明するタイミング図
である。同期判定回路13は、4つのフリップフロップ
21〜24、2つのラッチ25、26、NANDゲート
27及びNORゲート28より構成される。第1及び第
2のフリップフロップ21、22は、直列に接続され、
共通の基準クロックCLKがタイミング入力Tに入力さ
れて基準クロックCLKに従って動作する2段のシフト
レジスタを形成する。第1のフリップフロップ21のデ
ータ入力Dにはチャンネル識別信号LREが入力され、
その出力Qと第2のフリップフロップ22の反転出力*
QとがNANDゲート27の入力に接続される。第3及
び第4のフリップフロップ23、24は、並列に配置さ
れ、各タイミング入力Tに第1及び第2のフリップフロ
ップ21、22と共通の基準クロックCLKが入力され
る。各フリップフロップ23、24のデータ入力Dに
は、ウインドパルスWDの立ち下がりのタイミングを示
すタイミングパルスWDE及び立ち上がりのタイミング
を示すタイミングパルスWDBがそれぞれ入力される。
このうち、第4のフリップフロップ24は、NANDゲ
ート27の出力の立ち下がりでダイレクトリセットされ
る。第1のラッチ25は、一対のNANDゲートがクロ
スカップリングされたセット/リセット型のフリップフ
ロップであり、NANDゲート27の出力でリセットさ
れて第4のフリップフロップ24の反転出力*Qでセッ
トされる。第2のラッチ26は、第1のラッチ25と同
様に、セット/リセット型のフリップフロップであり、
第3のフリップフロップ23の反転出力*Qでリセット
されて第4のフリップフロップ24の反転出力*Qでセ
ットされる。そして、第1のラッチ25のリセット側出
力及び第2のラッチ26のセット側出力がNORゲート
28の入力に接続され、その論理和がリセットパルスR
STとして出力される。
【0015】NANDゲート27の出力(A)は、図4
(a)に示すように、通常「1」に維持されており、チ
ャンネル識別信号LREが立ち上がったときに基準クロ
ックCLKの1クロック期間だけ「0」となる。第3の
フリップフロップ23の反転出力*Q(B)及び第4の
フリップフロップ24の反転出力*Q(C)は、図4
(b)に示すように、通常「1」であり、ウインドパル
スWDの立ち下がりのタイミング及び立ち上がりのタイ
ミングでそれぞれ基準クロックCLK1クロック期間だ
け「0」となる。但し、第4のフリップフロップ24
は、NANDゲート27の出力(A)が「0」となった
ときにリセットされるため、その反転出力*Q(C)
は、ウインドパルスWDの立ち上がりがチャンネル識別
信号LREの立ち上がりに一致したときには「1」のま
まとなる。
【0016】まず、ウインドパルスWDの立ち上がりの
タイミングで第4のフリップフロップ24の反転出力*
Q(C)が「0」になると、各ラッチ25、26がセッ
トされ、第1のラッチ25のリセット側出力(D)が
「0」、第2のラッチ26のセット側出力(E)が
「1」となる。これにより、NORゲート28の出力は
「0」となる。この状態のとき、チャンネル識別信号L
REの立ち上がりでNANDゲート27の出力が「0」
になると、第1のラッチ25がリセットされ、そのリセ
ット側出力(D)が「1」となるが、NORゲート28
の出力は「0」のまま維持される。続いて、ウインドパ
ルスWDの立ち下がりのタイミングで第3のフリップフ
ロップ23の反転出力*Q(B)が「0」になると、第
2のラッチ26がリセットされ、そのセット側出力
(E)が「0」になるが、第1のラッチ25のリセット
側出力(D)が「1」であるため、NORゲート28の
出力は「0」のままである。
【0017】各ラッチ25、26がリセットされた状態
で、ウインドパルスWDの立ち上がりよりも先にチャン
ネル識別信号LREが立ち上がると、NANDゲート2
7の出力(A)が「0」となったときに第1のラッチ2
5がリセットされるが、そのリセット側出力(D)は
「1」のまま変化しない。続いて、ウインドパルスWD
の立ち上がりで第4のフリップフロップ24の反転出力
*Q(C)が「0」となると、第1及び第2のラッチ2
5、26がそれぞれセットされ、第1のラッチ25のリ
セット側出力(D)が「0」、第2のラッチ26のセッ
ト側出力(E)が「1」となる。このときも、NORゲ
ート28の出力は「0」のままとなる。そして、ウイン
ドパルスWDの立ち下がりで第3のフリップフロップ2
3の反転出力*Q(B)が「0」となると、第2のラッ
チ26がリセットされ、そのセット側出力(E)が
「0」となる。これにより、NORゲート28の2つの
入力が共に「0」となるため、その出力「1」となり、
リセットパルスRSTが立ち上げられる。このNORゲ
ート28の出力は、チャンネル識別信号LREの次の立
ち上がりで第1及び第2のラッチ25、26がセットさ
れると、第1のラッチ25のリセット側出力(D)が
「1」となるため、「0」に戻る。従って、チャンネル
識別信号LREの立ち上がりのタイミングがウインドパ
ルスWDの立ち上がりから立ち下がりまでで指定される
期間から外れたとき、NORゲート28の出力であるリ
セットパルスRSTが立ち上げられることになる。
【0018】尚、チャンネル識別信号LREの立ち上が
りのタイミングとウインドパルスWDの立ち上がりのタ
イミングとが重なった場合には、第4のフリップフロッ
プ24がダイレクトリセットされ、その反転出力*Q
(C)が「1」のまま維持される。このため、第1のラ
ッチ25が、NANDゲート27の出力(A)によって
リセットされ、そのリセット側出力(D)が「1」とな
るため、NORゲート28の出力は「0」のままとな
る。
【0019】以上の実施例においては、第1及び第2の
フリップフロップ21、22の出力変化をNANDゲー
ト27で取り出すように構成し、各ラッチ回路25、2
6をNANDゲートで構成した場合を例示したが、論理
演算の結果が最終的に同じであれば、その他の論理ゲー
トの組み合わせとすることも可能である。例えば、各ラ
ッチ25、26をNORゲートで構成し、第3及び第4
のフリップフロップ23、24の非反転出力Qを各ラッ
チ25、26に与えるようにして構成できる。そして、
NORゲート28をNANDゲートに置き換えれてリセ
ットパルスRSTを取り出すようにすれば、同じ結果を
得ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、チャンネル識別信号に
対して内部識別信号が大きくずれたときに素早くリセッ
トがかけられるようになり、入力されるデジタルデータ
に対して誤った演算処理が施されるのを防止することが
できる。また、同期判定回路は、4つのフリップフロッ
プ、2つのラッチ及び2つの論理ゲートで構成すること
ができるため、回路構成を簡単にでき、同時に、応答速
度を早くすることができる。従って、コストの増大を伴
うことなく、デジタル信号処理装置の動作の高速化と共
に信頼性を向上することができる。
【0021】また、同期判定回路が各部にリセット指示
を与えている期間に、デジタルデータの対する演算処理
を停止し、そのときの出力値を維持するようにしたこと
で、リセット動作時にも一定のデジタルデータが出力さ
れるようになり、結果としてオーディオ信号にノイズが
混入しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル信号処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】同期判定回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明のデジタル信号処理装置の動作を説明す
るタイミング図である。
【図4】同期判定回路の動作を説明するタイミング図で
ある。
【図5】従来のデジタル信号処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】従来のデジタル信号処理装置の動作を説明する
タイミング図である。
【符号の説明】
1、11 デジタル信号処理回路 2、12 同期信号生成回路 3、14 D/A変換回路 13 同期判定回路 21〜24 フリップフロップ 25、26 ラッチ 27 NANDゲート 28 NORゲート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル識別信号に同期して時分割で
    伝送される複数チャンネルのデジタル信号に対して各種
    信号処理を施すデジタル信号処理装置において、上記チ
    ャンネル識別信号に同期して内部識別信号を生成すると
    共に、この内部識別信号の立ち上がりまたは立ち下がり
    のタイミングの前後の一定期間を指定するウインドパル
    スを生成する同期信号生成回路と、上記内部識別信号に
    応答してデジタル信号を取り込み信号処理を施す信号処
    理回路と、上記チャンネル識別信号の立ち上がりまたは
    立ち下がりのタイミングが上記ウインドパルスで指定さ
    れる期間から外れたときに上記同期信号生成回路をリセ
    ットするリセットパルスを発生する同期判定回路と、を
    備えたことを特徴とするデジタル信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記同期判定回路は、上記チャンネル識
    別信号の立ち上がりあるいは立ち下がりのタイミングで
    リセットされて上記ウインドパルスの立ち上がりでセッ
    トされる第1のラッチと、上記ウインドパルスの立ち下
    がりのタイミングでリセットされて上記ウインドパルス
    の立ち上がりのタイミングでセットされる第2のラッチ
    と、を含み、上記第1及び第2のラッチの出力の論理合
    成からリセットパルスを生成することを特徴とする請求
    項1に記載のデジタル信号処理装置。
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