JP3015694B2 - ディスク再生方法及びその装置 - Google Patents

ディスク再生方法及びその装置

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JP3015694B2
JP3015694B2 JP6317009A JP31700994A JP3015694B2 JP 3015694 B2 JP3015694 B2 JP 3015694B2 JP 6317009 A JP6317009 A JP 6317009A JP 31700994 A JP31700994 A JP 31700994A JP 3015694 B2 JP3015694 B2 JP 3015694B2
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雅直 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響情報が記録された
CD(Compact Disk )等のディスクから前記音響情
報を再生する方法、及びその実施に使用する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】音響情報がディジタル信号として記録さ
れたCDを回転させ、ピックアップによってCDに記録
されたディジタル信号を読み出し、ディジタル/アナロ
グ変換して得たアナログ信号を増幅し、スピーカから出
力するディスク再生装置がある。このディスク再生装置
に装着されるCDは、音響情報が記録されたトラックが
CDの一面に螺線状に形成してある。該トラックは規格
に基づいて99以下の部分に分割してあり、それぞれト
ラックナンバが付されている。また、各トラックは規格
に基づいて100以下の部分に分割してあり、それぞれ
インデックスナンバが付され、前記トラックナンバと組
み合わせによってアドレスを構成している。トラックに
は、次のプログラムエリアのアドレス構成等を示すTO
C(TableOf Contents )情報が記録されているリー
ドインエリア,音響情報が記録されているプログラムエ
リア,及び全プログラムの終了情報が記録されているリ
ードアウトエリアが先頭から順に割付けてある。
【0003】ディスク再生装置にCDが装着され再生開
始指示されると、ディスク再生装置はCDからTOC情
報を読み出し、その情報を表示器に所定時間だけ表示し
た後、CDのプログラムエリアに記録されている音響情
報を先頭から順に再生する。また、前述したアドレスが
入力されると、ディスク再生装置は当該アドレスに記録
された音響情報を再生する。更に、リピート指示される
と、ディスク再生装置は指定アドレスの音響情報を,又
は指定アドレス間の複数の音響情報を繰り返し再生す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスク再生装
置にあっては、例えば、教育用に使用する場合、CDに
記録された音声情報を再生してそれを出力し、ユーザに
聞かせてそれを覚えさせていた。しかしながら、このよ
うな一方向の態様では語学教育等にしか適用できず、適
用範囲が狭いという問題があった。本発明はかかる事情
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
はディスクから読み出した所定の可聴帯域信号に係る情
報に基づいて、ディスクに記録された音響情報及び可聴
帯域信号に係る情報の再生を制御することによって、そ
の適用範囲が広いディスク再生方法、及びその実施に使
用する装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るディスク
再生方法は、音響情報及びTOC情報が記録されたディ
スクをディスク再生装置に装着して前記ディスクから音
響情報を読み出し、読み出した音響情報を再生し、それ
を出力するディスク再生方法において、前記音響情報及
びTOC情報とは別に、前記ディスク再生装置の再生動
作を制御するための可聴帯域信号に係る情報が記録して
あるディスクを用い、該ディスクから読み出したTOC
情報に基づいて、当該ディスクが可聴帯域信号が記録さ
れたディスクか否かを判断し、記録されたディスクであ
ると判断した場合には、再生された可聴帯域信号の再生
出力レベルを制御することを特徴とする。
【0006】請求項2に係るディスク再生装置は、音響
情報が記録されたディスクが装着され、該ディスクから
音響情報を読み出し、読み出した音響情報を再生し、そ
れを出力するディスク再生装置において、前記音響情報
とは別に、再生動作を制御するための可聴帯域信号に係
る情報が記録してあるディスクから読み出した可聴帯域
信号に係る情報をデコードして指令信号を出力するデコ
ーダと、該デコーダから指令信号を入力し、入力した指
令信号に応じて前記音響情報及び可聴帯域信号に係る情
報の再生を制御する制御装置とを備えることを特徴とす
る。
【0007】請求項3に係るディスク再生装置は、そ
ディスクに記録された情報の構成に係る構成情報及び前
記可聴帯域信号に係る情報が記録してあるディスクから
読み出した前記構成情報又は可聴帯域信号に係る情報に
基づいて、当該ディスクが前記可聴帯域信号に係る情報
が記録されたものであるか否かを判断する手段と、可聴
帯域信号に係る情報が記録されたものであると判断され
た場合、該情報に係る出力レベルを低減する手段を具備
することを特徴とする。
【0008】請求項4に係るディスク再生装置は、可
帯域信号に係る情報が記録されたものであると判断され
た場合、予め定めた出力動作を行う手段を具備すること
を特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1、2に係る発明にあっては、音声又は
音楽等の音響情報とは別に、ディスクには、ディスク再
生装置におけるピックアップの移動,出力レベルの設定
等の再生動作を制御するための可聴帯域信号、例えばD
TMF(Dual Tone Multifrequency )信号に再生さ
れる情報が記録してある。なお、この可聴帯域信号の周
波数の上限及び下限は、前記音響情報の再生に許容され
た周波数の上限及び下限と同じである。そして、該ディ
スクから読み出した前記可聴帯域信号に係る情報を、例
えば、無条件に所定のインデックスにジャンプする指令
信号,設定した条件に基づいて異なるインデックスにジ
ャンプする指令信号等,予め可聴帯域信号に対応して定
められた指令信号にデコードし、該指令信号に応じて音
響情報及び可聴帯域信号に係る情報の再生を制御する。
【0011】例えば、質問の音声信号に対応して、該質
問の答えを条件として設定した指令信号にデコードされ
る可聴帯域信号に係る情報が記録してあり、前記条件と
一致する場合及び一致しない場合に応じたメッセージが
記録してあるディスクを用いると、前記質問の音声を出
力した後、ユーザからの入力結果に応じて適切なメッセ
ージが出力される。
【0012】請求項3に係る発明のディスク再生装置に
あっては、そのディスクに記録された情報の構成に係る
構成情報、例えばTOC情報が記録してあり、その構成
情報又は前述した可聴帯域信号に係る情報に基づいて、
当該ディスクが前記可聴帯域信号に係る情報が記録され
たものであるか否かを判断し、可聴帯域信号に係る情報
が記録されたものであると判断された場合は、再生され
た可聴帯域信号に係る情報の出力レベルを低減し、そう
でないと判断された場合は、出力レベルの低減は行わな
い。これによって、可聴帯域信号に係る情報が記録され
たディスクのみ、その情報に係る音響が低減され、可聴
帯域信号に係る情報が記録されていないディスクは、該
ディスクに記録された音響情報が通常通りに再生・出力
される。
【0013】請求項4に係る発明のディスク再生装置に
あっては、当該ディスクが可聴帯域信号が記録されたも
のであると判断された場合、予め定めた文字・図形等の
表示、又は音声の出力を行う。これによって、ディスク
再生装置に装着されたディスクは、その種類が瞬時的に
表示される。
【0014】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明に係るディスク再生
装置の構成を示すブロック図であり、図中2はディスク
回転装置である。ディスク回転装置2にはCD1が装着
されるようになっており、該CD1に記録された情報を
読み出すピックアップ3がCD1と対向して配置してあ
る。ピックアップ3はスレッドモータ4によってCD1
の半径方向に移動されるようになっている。そして、ス
レッドモータ4及びディスク回転装置2の回転動作、並
びにピックアップ3の対物レンズの動作はサーボ制御回
路5によって制御される。また、サーボ制御回路5には
マイクロコンピュータ6からディスク回転装置2の回転
開始・停止信号,スレッドモータ4の駆動信号等が与え
られる。
【0015】図2は前述したCDのフォーマットの一例
を示す模式図である。CDは右(R)チャンネル(c
h),左(L)chの2chを備えるトラックが形成し
てある。トラックは先頭から順に複数の部分に分割して
あり、それらにはトラックナンバがそれぞれ付されてい
る。また、各トラックナンバが付された部分は更に複数
の部分に分割してあり、それらにはインデックスナンバ
がそれぞれ付されている。なお、トラックナンバとイン
デックスナンバによってアドレスが構成される。第1ト
ラックには、第2トラック以降のエリアのアドレス構成
及び各アドレスの記録時間,フレーム等の情報を含むT
OC情報が記録されており、第2トラック〜第(m−
1)トラックまでは例えば教育用プログラムが記録され
ており、第mトラックに全プログラムの終了情報が記録
されている。
【0016】前述した教育用プログラムは第2トラック
〜第(m−1)トラックのL(R)chに記録してあ
り、R(L)chにはコマンドに対応するDTMF信号
に再生される情報が教育用プログラムに応じて記録して
ある。ここで、DTMF信号とは、電話のトーンダイア
ルに用いられている信号であり、可聴帯域の2つの異な
る周波数の正弦波を重ね合わせた信号である。重ね合わ
せる周波数には、低群及び高群それぞれに4種類が割り
当てられており、合計16種類の組み合わせ数となる。
これら周波数及び組み合わせは規格化されており、それ
ぞれ0,1,…,9,*,♯,A,B,C,Dの名称で
定義付けされている。このDTMF信号を用いて、本実
施例では、例えば次の表1・表2のようなコマンドが定
義付けてある。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】CD1のLch,Rchに記録された情報
はピックアップ3によってそれぞれディジタル信号とし
て読み出され、サーボ制御回路5を介してディジタル信
号処理回路7に与えられ、そこで読み出しエラー訂正が
行われる。また、前記サーボ制御回路5はピックアップ
3からの信号に基づいてディスク回転装置2,スレッド
モータ4及びピックアップ3の各動作をサーボ制御す
る。エラー訂正されたディジタル信号はそれぞれディジ
タル/アナログ(D/A)変換回路8に与えられ、そこ
で音声信号に変換された後、DTMF信号が記録してあ
るRchの音声信号はDTMFデコーダ13及びミューテ
ィング回路9に与えられる。DTMFデコーダ13に与え
られた信号はそこで0,1,…,9,*,♯,A,B,
C,Dのコマンドにデコードされ、マイクロコンピュー
タ6に与えられる。
【0020】マイクロコンピュータ6には、表1・表2
に示した如き、ピックアップ3の移動制御の定義付けが
予めされており、マイクロコンピュータ6は与えられた
コマンド及び定義付けされた制御動作に基づいてサーボ
制御回路5に指令信号を与える。一方、ピックアップ3
がCD1から読み出した情報は ディジタル信号処理回
路7を介してマイクロコンピュータ6に与えられるよう
になっており、マイクロコンピュータ6はそれに含まれ
るTOC情報に基づいてそのCD1がDTMF信号が記
録したものであるか否かを判断し、そうである場合はミ
ューティング回路9を作動してDTMF信号が記録され
たRchの音声信号をミュートさせると共に、表示器14
に予め設定したサインを表示させる。
【0021】ミューティング回路9から出力されたRc
hの音声信号は混合器10に与えられる。混合器10には前
述したD/A変換回路8からLchの音声信号が与えら
れており、混合器10からの混合信号は増幅器11で所定の
レベルに増幅され、スピーカ12から出力される。
【0022】図3は前述したマイクロコンピュータ6に
よるピックアップ3の移動制御手順を示すフローチャー
トである。マイクロコンピュータ6はDTMFデコーダ
13からコマンドが与えられるまで待機し(ステップS
1)、コマンドが与えられると、そのコマンドが表2の
無条件ジャンプコマンドであるか否かを判断する(ステ
ップS2)。そして、無条件ジャンプコマンドである場
合、マイクロコンピュータ6はそのコマンドに含まれる
ジャンプ指定コマンドで指定されたアドレスにアクセス
すべくピックアップを移動させる(ステップS3)。
【0023】一方、無条件ジャンプコマンドでない場合
は、条件ジャンプコマンドであると判断し、ピックアッ
プの移動を一時停止してポーズさせる(ステップS4)
と共に、該コマンド内の正解情報が00であるか否かを
判断する(ステップS5)。そして、正解情報が00で
ある場合は、ユーザによる入力があるまで待機し(ステ
ップS6)、入力があると、当該コマンドの第1ジャン
プ情報で指定されたアドレスにアクセスすべくピックア
ップを移動させる(ステップS9)。
【0024】また、ステップS5で正解情報が00でな
い場合は、ユーザによる入力があるまで待機し(ステッ
プS7)、入力があると、入力された情報が正解情報と
一致するか否かを判断する(ステップS8)。そして、
正解情報と一致する場合、ステップS9に移って第1ジ
ャンプ情報で指定されたアドレスにアクセスし、一致し
ない場合、第2ジャンプ情報で指定されたアドレスにア
クセスすべくピックアップを移動させる(ステップS1
0)。
【0025】図4は前述したTOC情報による判断手順
を示すフローチャトである。なお、DTMF信号が記録
されたCDには、識別情報としてプログラムエリアの第
2トラックの頭が先頭から59秒70フレーム後である
ことをTOC情報として記録してある。マイクロコンピ
ュータ6はディジタル信号処理回路8から与えられたT
OC情報を読み込み(ステップS21)、プログラムエリ
アに2トラック以上存在するか否かを判断する(ステッ
プS22)。2トラック以上存在する場合、更に、第2ト
ラックが先頭から59秒70フレーム後に開始されるか
否かを判断し(ステップS23)、そうである場合、当該
CD1はDTMF信号が記録されたものであると判断し
て、予め設定されたサインを表示器14に表示させる(ス
テップS24)と共に、ミューティング回路9を作動して
DTMF信号が記録されたRchの音声信号をミュート
させる(ステップS25)。
【0026】なお、本実施例ではDTMF信号が記録さ
れたCDであるか否かの識別情報をTOC情報に与えて
いるが、本発明はこれに限らず、プログラムエリアの第
1トラックに、例えば、0123456789を表すD
TMF信号を識別情報として記録し、該識別情報に基づ
いて判断するようにしてもよい。
【0027】次に、本発明の適用例について説明する。
図5はCDのトラックを示す模式図であり、4者択一問
題に適用した場合を示している。図5の如く、当該CD
の第2トラックの第6インデックスには、Lchに次の
ような質問の音声信号が記録してあり、Rchに条件ジ
ャンプコマンドである♯02DCを表すDTMF信号が
記録してある。従って、表1・表2から明らかな如く、
例えば「スペインの首都を次の4つの中からお答え下さ
い。1.リスボン,2.マドリード,3.マルセーユ,
4.バルセロナ」、という質問の音声を出力した後、ピ
ックアップをポーズ状態にし、ユーザからの入力がある
まで待機する。
【0028】ユーザからの入力があると、それが02で
あるか否かを判断し、02である場合は、第2トラック
の第8インデックスの頭に、また02でない場合は、第
7インデックスの頭にジャンプする。第8インデックス
のLchには、「正解です。次の問題に進みます。」と
いう第2メッセージが記録してあり、該第2メッセージ
を出力した後、ピックアップはそのまま第9インデック
スに移動する。
【0029】一方、第7インデックスには、Lchに
「間違いです。同じ問題を繰り返します。」という第1
メッセージの音声信号が記録してあり、Rchに*Aの
無条件ジャンプコマンドを表すDTMF信号が記録して
ある。従って、入力が02でない場合、第1メッセージ
を出力した後、その1つ前のインデックスである第6イ
ンデックスの頭にピックアップが移動し、質問が繰り返
される。
【0030】図6はCDの他のトラックを示す模式図で
あり、算数の問題に適用した場合を示している。図6の
如く、第2トラックの第6インデックスには、Lchに
例えば、「27足す16は?」という質問の音声信号が
記録してあり、Rchに♯43DCという条件ジャンプ
コマンドを表すDTMF信号が記録してある。そして、
前記質問の音声を出力した後、ピックアップをポーズ状
態にしてユーザからの入力があるまで待機する。
【0031】ユーザからの入力があると、それが正解の
43であるか否かを判断し、正解である場合は、第2ト
ラックの第8インデックスの頭に、また正解でない場合
は、第7インデックスの頭にジャンプする。第8インデ
ックスのLchには、「正解です。次の問題に進みま
す。」という第2メッセージの音声信号が記録してあ
り、該第2メッセージを出力した後、ピックアップはそ
のまま第9インデックスに移動する。
【0032】一方、第7インデックスには、Lchに
「間違いです。同じ問題を繰り返します。」という第1
メッセージの音声信号が記録してあり、Rchに*Aの
無条件ジャンプコマンドを表すDTMF信号が記録して
ある。従って、不正解の場合、第1メッセージを出力し
た後、その1つ前のインデックスである第6インデック
スの頭にピックアップが移動し、同じ質問が繰り返され
る。
【0033】図7はCDの更に他のトラックを示す模式
図であり、正解数のカウントに適用した場合を示してい
る。図7の如く、Lchには、第6インデックスに問題
1の音声信号が,第7及び第8インデックスに問題2の
音声信号が,第9〜第12インデックスに問題3の音声信
号が記録してあり、メッセージとして、第13インデック
スに「全問正解です。」、第14インデックスに「2問正
解です。」、第15インデックスに「1問正解です。」、
第16インデックスに「正解なしです。」の音声信号が記
録してある。
【0034】一方、Rchには、例えば、第6インデッ
クスに正解であれば第7インデックスにジャンプし、不
正解であれば第8インデックスにジャンプする条件ジャ
ンプコマンドを表すDTMF信号が、第7インデックス
に正解であれば第9インデックスにジャンプし、不正解
であれば第10インデックスにジャンプする条件ジャンプ
コマンドを表すDTMF信号が、また、第9インデック
スに正解であれば第13インデックスにジャンプし、不正
解であれば第14インデックスにジャンプする条件ジャン
プコマンドを表すDTMF信号が記録してある。
【0035】従って、例えば、第6インデックスの問題
1が正解である場合、第7インデックスに記録された問
題2の音声が出力され、その問題が正解である場合、第
9インデックスに記録された問題3の音声が出力され、
その問題が正解である場合、第13インデックスに記録さ
れた「全問正解です。」の音声が出力される。一方、第
6インデックスの問題1が不正解である場合、第8イン
デックスに記録された問題2の音声が出力され、その問
題が不正解である場合、第12インデックスに記録された
問題3の音声が出力され、その問題が不正解である場
合、第16インデックスに記録された「正解なしです。」
の音声が出力される。
【0036】図8はCDの更に他のトラックを示す模式
図であり、カラオケシステムに適用した場合を示してい
る。図8の如く、第6インデックスのLchには、種々
の音程の音声及びメッセージから成る第1メッセージの
音響信号が記録してあり、Rchには何らかの入力があ
れば次のインデックスにジャンプする条件ジャンプコマ
ンドを表すDTMF信号が記録してある。前述した第1
メッセージの内容は次のようである。「あなたが、歌う
ときに出すことができる一番高い声を次の中から選んで
下さい。1番。アー。2番。アー。3番。アー。4番。
アー。5番。アー。6番。アー。1番から6番の何れか
のボタンを押して下さい。」
【0037】そして、第1メッセージを出力した後、ポ
ーズ状態となり、ユーザからの入力があると、第7イン
デックスにジャンプして該インデックスのLchに記録
してある第2メッセージ、「わかりました。あなたが一
番歌いやすいように、キーを調整します。」という音声
を出力する。また、この間、カラオケシステムは自動変
調を行う。
【0038】なお、本実施例では、Rch(Lch)に
DTMF信号が、またLch(Rch)に音響信号が記
録してあるディスクを用いているが、本発明はこれに限
らず、Lch及びRchに、音響信号に続いてDTMF
信号が記録してあるディスクを用いてもよいことはいう
までもない。この場合、DTMF信号にミュート指令信
号にデコードされる信号を加え、それらの信号に係る音
響が出力されないようにする。また、本実施例ではDT
MF信号を用いているが、本発明はこれに限らず、可聴
帯域にある所定の周波数の信号を複数及び/又は記録長
が異なる前記信号を用いてよいことはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第2発明に
あっては、対話形式による教育プログラムを実施するこ
とができるため、その適用範囲が広い。また、CD−R
OM(Compact Disk −Read Only Memory )又は
CD−I(Compact Disk−Interactive)等の複
雑なシステムを用いることなく、CD−DA( Compa
ct Disk −Digital Audio)の規格内で対話形式を
実現することができるため、ソフト,ハード共にコスト
が低い。
【0040】第3発明にあっては、ディスクに記録され
た可聴帯域信号に係る情報が再生され、そのまま出力さ
れた場合、それとは別に記録されている音響情報の出力
に対して雑音となるが、可聴帯域信号の出力レベルが低
減されるため、雑音の混入が防止される。一方、可聴帯
域信号に係る情報が記録されていないディスクは、それ
に記録された音響情報が通常通りに再生・出力される。
【0041】第4発明にあっては、ディスク再生装置に
装着されたディスクは、ユーザは可聴帯域信号に係る情
報が記録されたものであるか否か瞬時的に判断すること
ができ、誤って異なるディスクを装着した場合、すぐに
交換することができる。また可聴帯域信号に係る情報が
記録されたディスクである場合、ユーザは教育プログラ
ムに対する準備を行うことができる等、本発明は優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】CDのフォーマットの一例を示す模式図であ
る。
【図3】マイクロコンピュータによるピックアップの移
動制御手順を示すフローチャートである。
【図4】TOC情報による判断手順を示すフローチャト
である。
【図5】CDのトラックを示す模式図である。
【図6】CDの他のトラックを示す模式図である。
【図7】CDの更に他のトラックを示す模式図である。
【図8】CDの更に他のトラックを示す模式図である。
【符号の説明】
1 CD 3 ピックアップ 6 マイクロコンピュータ 9 ミューティング回路 10 混合器 13 DTMFデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−56205(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/10 G11B 27/02 G11B 19/02 501

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響情報及びTOC情報が記録されたデ
    ィスクをディスク再生装置に装着して前記ディスクから
    音響情報を読み出し、読み出した音響情報を再生し、そ
    れを出力するディスク再生方法において、 前記音響情報及びTOC情報とは別に、前記ディスク再
    生装置の再生動作を制御するための可聴帯域信号に係る
    情報が記録してあるディスクを用い、該ディスクから読
    み出したTOC情報に基づいて、当該ディスクが可聴帯
    域信号が記録されたディスクか否かを判断し、記録され
    たディスクであると判断した場合には、再生された可聴
    帯域信号の再生出力レベルを制御することを特徴とする
    ディスク再生方法。
  2. 【請求項2】 音響情報が記録されたディスクが装着さ
    れ、該ディスクから音響情報を読み出し、読み出した音
    響情報を再生し、それを出力するディスク再生装置にお
    いて、 前記音響情報とは別に、再生動作を制御するための可聴
    帯域信号に係る情報が記録してあるディスクから読み出
    した可聴帯域信号に係る情報をデコードして指令信号を
    出力するデコーダと、該デコーダから指令信号を入力
    し、入力した指令信号に応じて前記音響情報及び可聴帯
    域信号に係る情報の再生を制御する制御装置とを備える
    ことを特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 そのディスクに記録された情報の構成に
    係る構成情報及び前記可聴帯域信号に係る情報が記録し
    てあるディスクから読み出した前記構成情報又は可聴帯
    域信号に係る情報に基づいて、当該ディスクが前記可聴
    帯域信号に係る情報が記録されたものであるか否かを判
    断する手段と、可聴帯域信号に係る情報が記録されたも
    のであると判断された場合、該情報に係る出力レベルを
    低減する手段を具備する請求項2記載のディスク再生装
    置。
  4. 【請求項4】 可聴帯域信号に係る情報が記録されたも
    のであると判断された場合、予め定めた出力動作を行う
    手段を具備する請求項3記載のディスク再生装置。
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