JP3015600B2 - 車椅子兼用エスカレータの制御装置 - Google Patents

車椅子兼用エスカレータの制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子兼用エスカレー
タの制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、車椅子使用者が車椅子を使用した
状態で乗り込みを可能とする車椅子兼用エスカレータ
が、駅舎等に設置されている。この車椅子兼用エスカレ
ータの中には、車椅子使用者の心理的負担を軽減し、運
転効率の向上、及び一般利用者に対するサービス向上を
考慮し、通常運転しているエスカレータを停止すること
なく車椅子運転に切替え、車椅子使用者の利用後には再
度停止することなく通常運転に復帰するものがある。
【0003】図4はかかる車椅子兼用エスカレータの構
成図である。エスカレータ1は、複数の踏段2を無端に
連結し、下階の乗降口3と上階の乗降口4との間に傾斜
して配置されている。このエスカレータ1は、各踏段2
により段差が形成されて運転される。又、これら上下階
の各乗降口3、4側には、各付勢装置5、6が設けられ
ている。
【0004】これら付勢装置5、6は、車椅子運転モー
ド時に2つの踏段2、2の各上面を同一平面にして車椅
子用踏段に変形し、かつ通常運転モード時にその踏段2
を復帰させる機能を有している。ここで、7a、7b、
7cは車椅子用に変形された各踏段である。なお、8は
トラス、9はエスカレータ1を運転動作させる三相誘導
電動機である。
【0005】一方、下階の乗降口3側には、係員10を
呼び出すための係員呼出ボタン11、エスカレータ1の
欄干に設けられた車椅子切替えスイッチ12、運転乗込
み確認運転ボタン13、降り確認ボタン14、車椅子運
転停止ボタン15、再起動ボタン16が設けられてい
る。
【0006】これに対して上階の乗降口4側には、運転
乗込み確認運転ボタン17、降り確認ボタン18、車椅
子運転停止ボタン19、再起動ボタン20が設けられて
いる。なお、これらボタン13〜20は車椅子運転モー
ド時に有効となる。
【0007】又、エスカレータ1には、減速開始リミッ
トスイッチ21、22が設けられ、その下階側には乗込
み減速リミットスイッチ23、乗込みオーバランリミッ
トスイッチ24及び降りオーバランリミットスイッチ2
5が設けられ、又、上階側には同様に乗込み減速リミッ
トスイッチ26、乗込みオーバランリミットスイッチ2
7及び降りオーバランリミットスイッチ28が設けられ
ている。これらスイッチ21〜28は、車椅子運転モー
ド時に車椅子用踏段7a、7b、7cに設けられた突出
片が係止して動作するものとなっている。
【0008】このうち減速開始リミットスイッチ21、
22は、各車椅子用踏段7a、7b、7cを各乗降口3
又は4側において減速させるための減速開始位置を検出
するものであり、乗込み減速リミットスイッチ23、2
6は、車椅子Qの乗込み時に各乗降口3又は4で各車椅
子用踏段7a、7b、7cを減速させるための減速開始
位置を検出するものである。
【0009】又、乗込みオーバランリミットスイッチ2
4、26は、車椅子Qの乗込み時に各乗降口3又は4に
て微速走行している各車椅子用踏段7a、7b、7cが
所定位置、例えば乗込み完了すべき位置を越えても尚微
速走行していることを検出するものである。
【0010】又、降りオーバランリミットスイッチ2
5、28は、車椅子Qの降り動作時に各乗降口3又は4
にて微速走行している各車椅子用踏段7a、7b、7c
が所定位置、例えば降り動作の完了すべき位置を越えて
も尚微速走行していることを検出するものである。かか
る構成のエスカレータの運転動作を図5に示す運転動作
タイムチャートに従って説明する。
【0011】先ず、一般乗客の輸送が完全に終わったこ
とを確認した上で、車椅子運転切替えスイッチ12が操
作されると、エスカレータ1は車椅子運転モードによる
運転を開始する。この車椅子運転モードが開始され、車
椅子用踏段7aが下階の乗降口3に近付くと、乗込み減
速リモットスイッチ23が動作し、エスカレータ1は減
速して、例えば3.5m/min の速度で運転する。この速
度3.5m/min は、車椅子Qがエスカレータ1に乗り込
み易く、かつ介添え人が余裕を持って乗込み操作できる
程度の速度である。
【0012】この速度の時に、車椅子Qがエスカレータ
1に乗り込み、これが完了して介添え人が乗込み確認ボ
タン13を操作すると、エスカレータ1は加速して規定
速度30m/min で運転する。
【0013】この運転により車椅子用踏段7aが上階乗
降口4側の減速開始リミットスイッチ22に到達する
と、このスイッチ22が動作してエスカレータ1は再び
減速して7.5m/min で運転する。この状態で車椅子Q
がエスカレータ1から降り、この降りたことの確認が行
われ、最後に降り確認ボタン18が操作されると、エス
カレータ1は通常運転モードに復帰して速度30m/min
で運転する。
【0014】しかしながら、上記車椅子兼用エスカレー
タでは、車椅子運転モードの停電発生時に問題が生じ
る。すなわち、車椅子運転モードで運転中に停電が発生
し、復電後に再び車椅子運転モードで運転するために
は、車椅子Qを乗せた車椅子用踏段7aの停止位置や乗
込み減速リモットスイッチ23などの各リミットスイッ
チ21〜28の停電発生前の状態を保持し続けなければ
ならない。この状態の保持は、非常に困難であり、シス
テムの安全性より考えても採用は困難であるのが現状で
ある。このため、復電後、何等かの原因により誤って車
椅子Qを乗せた状態で、通常運転モードで運転が再開さ
れると、致命的な人身事故に至る虞が非常に大きい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように車椅子運
転モードで運転中に停電が発生し、その復電後に通常運
転モードで運転が再開されると、致命的な事故が発生す
る虞が非常に大きい。
【0016】そこで本発明は、車椅子運転モードで運転
中に停電が発生し、その復電後に運転が再開されても、
通常運転モードで再開されることなく車椅子使用者を確
実に乗降口まで輸送できる安全性を確保した車椅子兼用
エスカレータの制御装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の踏段を
無端に連結したエスカレータを上下階の各乗降口の間に
傾斜して配置し、かつこのエスカレータを規定速度で運
転する通常運転モード又は所定の前記各踏段を車椅子用
踏段に形成し、この車椅子用踏段が少なくとも前記各乗
降口付近を走行中に前記通常運転モードの規定速度より
も速度の遅い所定の速度で運転する車椅子運転モードに
より運転制御する車椅子兼用エスカレータの制御装置に
おいて、
【0018】車椅子運転モードの運転中であることを停
電があっても保持する運転モード保持手段と、停電発生
時にエスカレータが停止し、この後の復電時に運転モー
ド保持手段に車椅子運転モードが保持されかつ運転の操
作がなされると、停電発生で停止しているエスカレータ
を通常運転モードの規定速度よりも車椅子が容易に降り
ることの可能な所定の速度に切り替えて運転し、この後
車椅子用踏段が乗降口に到達するとエスカレータの運
転を停止する復電制御手段と、車椅子運転モードを解除
して通常運転モードへ切り替えるモード切替手段とを備
えて上記目的を達成しようとする車椅子兼用エスカレー
タの制御装置である。
【0019】
【作用】このような手段を備えたことにより、車椅子運
転モードに切り替えられると、車椅子運転モードの運転
中であることが運転モード保持手段に保持される。ここ
で、停電が発生してエスカレータが停止し、この停電発
生後の復電時に運転モード保持手段に車椅子運転モード
が保持されかつ運転の操作がなされると、復電制御手段
により停電発生で停止しているエスカレータを通常運転
モードの規定速度よりも車椅子が容易に降りことの可能
所定の速度に切り替えて運転し、この後に車椅子用踏
段が乗降口に到達するとエスカレータの運転を停止す
る。そして、モード切替手段によって車椅子運転モード
を解除して通常運転モードへ切り替える。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0021】図1は車椅子兼用エスカレータの制御装置
の構成図である。この制御装置は図4に示す車椅子兼用
エスカレータに適用したものである。運転制御回路30
にはコンバータ装置31及びインバータ装置32が接続
されている。これらコンバータ装置31及びインバータ
装置32は、直流母線33を介して接続され、かつコン
バータ装置31には三相交流電源34が接続され、イン
バータ装置32には上記三相誘導電動機9が接続されて
いる。なお、直流母線33には直流平滑コンデンサ35
が接続されている。
【0022】コンバータ装置31は、エスカレータ1の
力行運転時に三相交流電源34の三相電力を直流に変換
し、エスカレータ1の回生運転時には直流電力に変換す
る機能を有し、通常自己消弧可能な主回路素子、例えば
GTR、IGBTにより構成されている。インバータ装
置32は、車椅子運転モード又は通常運転モードへの切
替え時等に三相誘導電動機9を可変速運転を可能とする
機能を有している。
【0023】上記運転制御回路30は、車椅子運転切替
えスイッチ12からの信号h、各確認ボタン13〜1
6、17〜20からの各信号i、各リミットスイッチ2
1〜28からの各信号j及び低速運転キースイッチから
の信号kを取り込み、通常運転モード又は車椅子運転モ
ード時の運転信号s1コンバータ装置31に送るとと
もに同運転信号s2をインバータ装置32に送り、かつ
そのフィードバック値f1、f2を受けて三相誘導電動
機9を可変制御する機能を有している。
【0024】具体的には、マイクロコンピュータ36が
設けられ、これにバスライン37を介してROM38、
RAM39、出力信号インタフェース40及び入力信号
インタフェース41が接続されたものとなっている。
【0025】このうちROM38には、通常運転モード
及び車椅子運転モードの各運転プログラムが格納されて
いる。又、このROM38には、車椅子運転モード時に
停電が発生した場合に読み出される、図2に示す救出車
椅子運転モードの運転プログラムが格納されている。
又、RAM39には、バックアップ用のバッテリー42
が接続され、RAM39の全領域又は一部分をバックア
ップするものとなっている。
【0026】上記マイクロコンピュータ36は、ROM
38に格納されている各運転プログラムを実行して通常
運転モード及び車椅子運転モードの各運転制御を行い、
かつ救出車椅子運転モードの運転プログラムを実行する
ことにより次の各機能を有するものとなる。すなわち、
エスカレータ1を車椅子運転モードで運転中であれば、
この車椅子運転モードの旨をRAM39に格納する運転
モード保持機能、
【0027】停電が発生し、その復電時にRAM39に
車椅子運転モードが格納されていれば、低速運転キース
イッチ43からの信号kを受けてエスカレータ1を低速
運転し、この後に停止する復電制御機能、
【0028】この復電制御機能によりエスカレータ1が
停止し、この状態に通常エスカレータ運転スイッチから
の信号hが入力すると、車椅子運転モードを解除して通
常運転モードへ切り替えるモード切替機能である。次に
上記の如く構成された装置の作用について図2に示す運
転制御流れ図及び図3に示す運転動作タイムチャートを
参照して説明する。
【0029】マイクロコンピュータ36は、ステップ#
1において通常運転モード又は車椅子運転モードかの判
断を行い、車椅子運転切替えスイッチ12が操作されて
いなければ通常運転モードであると判断してステップ#
2に移り、車椅子運転切替えスイッチ12が操作されて
いれば車椅子運転モードであると判断してステップ#3
に移る。
【0030】ここで、通常運転モードでエスカレータ1
を運転中、時刻t1において車椅子運転切替えスイッチ
12が操作されると、マイクロコンピュータ36はこの
スイッチ12からの信号hを入力信号インタフェース4
1を通して受け取り、ステップ#1からステップ#3に
移って車椅子運転モードに切り替え、かつこの車椅子運
転モードの旨をRAM39に格納する。
【0031】マイクロコンピュータ36は、車椅子運転
モードによりエスカレータ1を運転し、車椅子用踏段7
aが下階の乗降口3に近付いて乗込み減速リモットスイ
ッチ23に係止すると、このスイッチ23から信号jが
出力される。この信号jは入力信号インタフェース40
を通してマイクロコンピュータ36に入力する。
【0032】このマイクロコンピュータ36は、信号j
の入力により運転信号s2を送出してエスカレータ1
を、例えば3.5m/min の速度に減速して運転する(時
刻t3)。
【0033】この速度で運転しているのときに、車椅子
Qがエスカレータ1に乗り込み、これが完了して介添え
人が時刻t4において乗込み確認ボタン13を操作する
と、このボタン13からの信号iがマイクロコンピュー
タ36に入力する。このマイクロコンピュータ36は、
信号iの入力により加速指令の運転信号s2を送出して
エスカレータ1を加速して規定速度30m/min にする。
【0034】この加速中の時刻t5において停電が発生
すると、マイクロコンピュータ36はステップ#4にお
いて停電を判断し、ステップ#4においてその復電を待
つ。この停電によりエスカレータ1は停止し、車椅子Q
を乗せた車椅子用踏段7aは途中で停止している。この
状態にRAM39には、バッテリー42からの電力の供
給を受けて車椅子運転モードの旨を格納している。この
後、時刻t6において復電すると、マイクロコンピュー
タ36は、ステップ#6においてRAM39に格納され
ている車椅子運転モードの旨を読み取る。
【0035】この状態に係員の手動によって低速運転キ
ースイッチ43が操作されると、このスイッチ43から
の信号kはマイクロコンピュータ36に送られる。この
マイクロコンピュータ36は、信号kを受け、ステップ
#7において通常運転モード及び車椅子運転モードを禁
止し、救出車椅子運転モードに切り替え、このモードで
低速運転、例えば速度7.5m/min でエスカレータ1を
運転する。
【0036】この低速でエスカレータ1が運転され、車
椅子Qを乗せた車椅子用踏段7aが上階の乗降口4に到
達すると、車椅子Qはエスカレータ1から降りる。この
場合、エスカレータ1は低速運転なので、車椅子Qは容
易にかつ安全に降りられる。
【0037】この後、エスカレータ1の低速運転は続
き、時刻t9において車椅子用踏段7aが下階乗降口3
の乗込み減速リミットスイッチ23に到達して係止する
と、このスイッチ23からの信号jがマイクロコンピュ
ータ36に入力する(ステップ#8)。
【0038】この信号jの入力によりマイクロコンピュ
ータ36は、ステップ#9において一旦エスカレータ1
の運転を停止する。そして、マイクロコンピュータ36
は、付勢装置5に対して通常復帰の指令を送る。これに
より、車椅子用踏段7aは、通常の各踏段2に戻る。
【0039】この後、時刻t10において係員により通
常エスカレータ運転スイッチが操作されると、マイクロ
コンピュータ36は、ステップ#10において車椅子運
転モードを解除し、ステップ#2の通常運転モードに切
り替える。
【0040】このように上記一実施例においては、車椅
子運転モードの運転中であることをRAM39に格納
し、エスカレータ1が車椅子運転モードの運転中に停電
が発生し、その復電時にRAM39に車椅子運転モード
が格納されていれば、救出車椅子運転モードによりエス
カレータ1を低速により運転して停止し、この後に車椅
子運転モードを解除して通常運転モードに切り替えるよ
うにしたので、復電の後に、途中で停止していた車椅子
用踏段7aを車椅子Qを乗せた状態で、例えば上階の乗
降口4に輸送でき、ここにおいて車椅子Qを容易にかつ
安全にエスカレータ1から降ろすことができる。
【0041】又、復電後のエスカレータ1の低速運転
は、低速運転キースイッチが操作されない限り行われ
ず、さらに救出車椅子運転モードから通常運転モードへ
の復帰も通常エスカレータ運転スイッチが操作されない
限り行われないので、車椅子Qの使用者に対して復帰運
転時の安全性を向上させることができる。
【0042】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。例えば、救出車椅子運転モードにおけるエスカレー
タ1の運転速度は7.5m/min に限らず、安全に車椅子
Qの使用者を運べる速度であればよい。
【0043】又、上記一実施例では、時刻t5のエスカ
レータ1の加速中に停電が発生した場合について説明し
たが、この時刻t5に限らずに停電が発生した後は、救
出車椅子運転モードで低速運転するようにすればよい。
【0044】さらに、上記一実施例では、上昇するエス
カレータ1について説明したが、下降するエスカレータ
1でも同様に停電発生後、救出車椅子運転モードで低速
運転するようにすればよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、車
椅子運転モードで運転中に停電が発生し、その復電後に
運転が再開されても、通常運転モードで再開されること
なく車椅子使用者を確実に乗降口まで輸送できる安全性
を確保した車椅子兼用エスカレータの制御装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる車椅子兼用エスカレータの制御
装置の一実施例を示す構成図。
【図2】同装置における運転制御流れ図。
【図3】同装置における運転動作タイムチャート。
【図4】車椅子兼用エスカレータの構成図。
【図5】従来装置における運転動作タイムチャート。
【符号の説明】
1…エスカレータ、2…踏段、3,4…乗降口、5,6
…付勢装置、7a,7b,7c…車椅子用踏段、9…三
相誘導電動機、12…車椅子運転切替えスイッチ、1
3,17…運転乗込み確認運転ボタン、21,22…減
速開始リミットスイッチ、23,26…乗込み減速リミ
ットスイッチ、30…運転制御回路、31…コンバータ
装置、32…インバータ装置、36…マイクロコンピュ
ータ、38…ROM、39…RAM、42…バッテリ
ー、43…低速運転キースイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 29/00 - 29/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の踏段を無端に連結したエスカレー
    タを上下階の各乗降口の間に傾斜して配置し、かつこの
    エスカレータを規定速度で運転する通常運転モード又は
    所定の前記各踏段を車椅子用踏段に形成し、この車椅子
    用踏段が少なくとも前記各乗降口付近を走行中に前記通
    常運転モードの規定速度よりも速度の遅い所定の速度で
    運転する車椅子運転モードにより運転制御する車椅子兼
    用エスカレータの制御装置において、 前記車椅子運転モードの運転中であることを停電があっ
    ても保持する運転モード保持手段と、 停電発生時に前記エスカレータが停止し、この後の復電
    時に前記運転モード保持手段に前記車椅子運転モードが
    保持されかつ運転の操作がなされると、前記停電発生で
    停止している前記エスカレータを前記通常運転モードの
    規定速度よりも車椅子が容易に降りることの可能な所定
    の速度に切り替えて運転し、この後に前記車椅子用踏段
    前記乗降口に到達すると前記エスカレータの運転を停
    止する復電制御手段と、 前記車椅子運転モードを解除して前記通常運転モードへ
    切り替えるモード切替手段と、 を具備したことを特徴とする車椅子兼用エスカレータの
    制御装置。
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