JP3015553U - 樋受金具 - Google Patents

樋受金具

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JP3015553U
JP3015553U JP1995002702U JP270295U JP3015553U JP 3015553 U JP3015553 U JP 3015553U JP 1995002702 U JP1995002702 U JP 1995002702U JP 270295 U JP270295 U JP 270295U JP 3015553 U JP3015553 U JP 3015553U
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JP
Japan
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gutter
piece
face
edge
ear
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Application number
JP1995002702U
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Inventor
敏雄 安井
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Otis Inc
Original Assignee
Otis Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樋受金具の製造加工を容易に且つ迅速確実に
行うとともに、樋を支持金具に取付けた際に樋の耳縁の
係合保持を確実にし且つ安定化を図ることを可能とす
る。 【構成】 水平部と垂直部を有する取付部材と、長孔を
有し且つこの長孔に挿通される調整ねじを介してスライ
ド自在に取着される樋支持部材とからなり、樋支持部材
の水平部の一端部に樋の耳縁を外方から係止する耳係止
部を設けるとともに、水平部の裏面側に耳係止部と対向
するようにばね板をコ字形に折曲した係止ばねをリベッ
トで取付けてなる樋受金具において、前記係止ばねの上
端片には取付片とその両側に樋の耳縁の上端を弾圧的に
押圧する2本の押え片を形成するとともに、下端片には
樋の耳縁の内壁と突き立つように係接する2本の突片を
押え片と相対向するように形成し、突片の中間に上端片
の取付片と対向するように切込溝を形成してなることを
特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樋を軒先に沿わせて所定の位置に支持するように取付ける樋受金具 、特に樋の耳部を内側から吊持式に係止する形式の樋受金具に関する。
【0002】
【従来技術】
樋の耳部を内側から吊持式に係止するようにした従来の樋受金具としては、実 開昭62−54129号公報等に開示されたものがある。
【0003】 この従来の樋受金具は、図6に示すように取付部材40に対応する樋支持部材 41の一端部にコ字形に折曲した耳係止部42を形成するとともに、樋支持部材 41の裏面側に前記耳係止部42と相対向するように逆向きコ字形の係止ばね片 43を設けたものであり、係止ばね片43の上端片44はリベット45で樋支持 部材41の水平部の裏面側に取付け固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の樋受金具では、係止ばね片43を樋支持部材41にリベッ ト45で取付ける際には上端片を取付けるが、その際に下端片が邪魔になるため に取付け作業が困難になるという問題がある。また上端片全部を固定するために 樋の耳縁上端の押えばねを形成できないという問題点を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは樋受金具の製造加工わ容易に行うことを可能とし、而 も樋を支持金具にて取付けた際に、樋の耳縁の係合保持を確実にし、安定化を図 ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における樋受金具は、水平部10aと垂直 部10bを有する取付部材10と、長孔11を有し且つこの長孔に挿通される調 整ねじ1を介してスライド自在に取着される樋支持部材20とからなり、樋支持 部材20の水平部20aの一端部に樋30の耳縁31を外方から係止する耳係止 部21を設けるとともに、水平部20aの裏面側に耳係止部21と対向するよう にばね板をコ字形に折曲した係止ばね5をリベット4で取付けてなる樋受金具に おいて、前記係止ばね5の上端片5aには取付片6とその両側に樋の耳縁の上端 を弾圧的に押圧する2本の押え片7.7を形成するとともに、下端片5bには樋 の耳縁の内壁と突き立つように係接する2本の突片8.8を押え片と相対向する ように形成し、突片8.8の中間に上端片の取付片6と対向するように切込溝9 を形成してなるものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0008】 取付部材10は、一定巾の金属の帯板片をL字形に折曲げたものからなり、L 字形の垂直部10bを外壁等の固定部に直付け、又は取付金具12を介して不動 状に固定する。取付部材10の水平部10aには蝶ねじ、ビス等の調整ねじ1に より樋支持部材20が下から添接されてスライド自由に調整される。
【0009】 樋支持部材20は、取付部材10と同様の帯板片を折曲げて水平部20aの両 端に樋30の耳縁31.32を係止する耳係止部21.22を一体形成し、水平 部20aにスライド調整用の長孔11を形成する。耳係止部の少なくとも一方2 1は外方へ張り出した形の耳縁31を外方から係止するように内向きコ字形に形 成されている。
【0010】 係止ばね5は弾性金属の薄板片からなるものをコ字形に形成するとともに、上 端片5aに中間の取付片6を残してその両側に押え片7.7を形成し、下端片5 bには、押え片7.7と対向するように2本の突片8.8を中間に切込溝9を形 成することにより一体形成する。取付片6にはリベット孔6aを設ける。
【0011】
【作用】
図1に示すように調整ねじ1を緩めると、取付部材10と樋支持部材20とは 長孔11の範囲において、自由にスライド可能となる。適当な位置で調整ねじ1 を締付けると、両部材10.20はその位置で一体的に結合され固定化する。
【0012】 樋30は、最初に一端の耳縁32を耳係止部22に係止させた後に、他端の耳 縁31を他側の耳係止部21と係止ばね5の間において下側から押上げるように すると、下端片5bの突片8.8が押動変位して耳係止部21に耳縁31が係止 される。同時に突片8.8は耳縁31の内壁31aに突き立つように係接し、ま た押え片7.7は耳縁31の上端に弾圧的に当接する。
【0013】 係止ばね5を樋支持部材20に取付ける際には次のようにする。
【0014】 先づ係止ばね5の上端片5aを樋支持部材20の水平部10aの裏面側に当て がい、取付片6のリベット孔6aと水平部のリベット孔6bにリベット4を通し リベッターでかしめ止めするが、この際の作業は下端片5bの中間の切込溝9か ら工具を挿し込んで容易且つ確実に行うことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上記のように、係止ばね5の上端片5aには取付片6とその両側に樋 の耳縁の上端を弾圧的に押圧する2本の押え片7.7を形成するとともに、下端 片5bには樋の耳縁の内壁と突き立つように係接する2本の突片8.8を押え片 と相対向するように形成し、突片8.8の中間に上端片の取付片6と対向するよ うに切込溝9を形成したので、一つの係止ばねで樋の耳縁上端を弾圧的に押圧す る押え片と、耳縁内壁を係接する突片とを形成し得て樋の取付け支持を容易且つ 確実に行うことができるとともに、突片及び押え片は左右に2本づつ相対して形 成されているために樋に対する支持の安定化が図れ、而も樋受金具の製造加工に 際しては下端片の中間位置に形成された切込溝によって上端片へのリベット取付 けを簡単・確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案樋受金具の使用例を示す側面図である。
【図2】同上の底面図である。
【図3】係止ばねの平面図である。
【図4】図3におけるAーA線の断面図である。
【図5】係止ばねの斜視図である。
【図6】従来の樋受金具の側面図である。
【符号の説明】
1 調整ねじ 4 リベット 5 係止ばね 6 取付片 7 押えばね 8 突片 9 切込溝 10 取付部材 20 樋支持部材 21.22 耳係止部 30 樋 31.32 耳縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平部10aと垂直部10bを有する取
    付部材10と、長孔11を有し且つこの長孔に挿通され
    る調整ねじ1を介してスライド自在に取着される樋支持
    部材20とからなり、樋支持部材20の水平部20aの
    一端部に樋30の耳縁31を外方から係止する耳係止部
    21を設けるとともに、水平部20aの裏面側に耳係止
    部21と対向するようにばね板をコ字形に折曲した係止
    ばね5をリベット4で取付けてなる樋受金具において、
    前記係止ばね5の上端片5aには取付片6とその両側に
    樋の耳縁の上端を弾圧的に押圧する2本の押え片7.7
    を形成するとともに、下端片5bには樋の耳縁の内壁と
    突き立つように係接する2本の突片8.8を押え片と相
    対向するように形成し、突片8.8の中間に上端片の取
    付片6と対向するように切込溝9を形成してなることを
    特徴とする樋受金具。
JP1995002702U 1995-03-07 1995-03-07 樋受金具 Expired - Lifetime JP3015553U (ja)

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JP1995002702U JP3015553U (ja) 1995-03-07 1995-03-07 樋受金具

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JP1995002702U JP3015553U (ja) 1995-03-07 1995-03-07 樋受金具

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JP3015553U true JP3015553U (ja) 1995-09-05

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ID=43151111

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