JP3015503B2 - 合成樹脂製の屈曲管の射出成形方法 - Google Patents
合成樹脂製の屈曲管の射出成形方法Info
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Description
の曲りをもつ合成樹脂製の屈曲管を射出成形によって作
る際の2段階射出成形方法に関する。
ば、吸気管のように多曲線の曲りをもつ屈曲管が用いら
れている。比較的低温の部位に用いられる屈曲管には軽
くて安価な合成樹脂製のものが使用され、そのような管
の製造方法としては、ブロー成形又は射出成形が一般に
採用されている。しかし自動車用の吸気管は、屈曲した
管の両端に取付用フランジをもつ構造であり、管自体は
ブロー成形で容易に製作可能であるが、肉厚のフランジ
部はその厚みがブロー成形で製造できないことから、射
出成形によって製造する以外に方法はなかった。
示されたものを例にとると、図9に示す屈曲管を製造す
るには、フランジ40は射出成形で作り、曲管部41の
部分はブロー成形で作った後、接合部42においてフラ
ンジ40と曲管部41とを接合して製造している。
5号公報に開示されたものを例にとると、図10(a)
〜(d)に示すように、まず、ブロー成形により(a)
に示す曲管部50を作る。次に曲管部50が変形しない
ように、(b)に示すように曲管部50内に砂又はろう
52を充填して栓51をし、これを(c)に示す金型5
3,54内に中子としてセットする。金型53内には曲
管部50の外形とほぼ同形で径の大きい空間部55を形
成し、(d)に示すように適宜の湯口より樹脂56を空
間部55内に射出し、フランジ57を含む屈曲管を製造
している。
た従来の技術においては、ブロー成形と射出成形という
2つの異なった成形方法によるため、当然、2種の成形
装置と少なくとも2つの成形工程が必要となる。そして
図9に示した方法にあっては、フランジ40と曲管部4
1との接合工程が必要となり、またブロー成形による曲
管部41の寸法精度も充分なものを得ることは困難であ
る。また図10に示した方法にあっては、工程数が多
く、砂やろうの充填及び除去が必要であり、完成品の外
形寸法は精度が高いものの、中子となる曲管部50は薄
肉のブロー成形品であるため寸法精度が悪く、結局、空
間部55の厚さが一定とはならないから、成形される屈
曲管の肉厚にばらつきが生じる。
み、ブロー成形工程を不要とし、寸法精度の高い射出成
形のみによって多曲線もしくは多直線の曲りをもつ合成
樹脂製の屈曲管を成形できる2段階射出成形方法を提供
することを目的とする。
め、本発明は、両端部にフランジ又は接合部を有し且つ
多曲線もしくは多直線の曲りをもつ合成樹脂製の屈曲管
を作る射出成形方法であって、成形する屈曲管の外形に
沿う凹み部を備えた2つ割りの金型内に、両端部のフラ
ンジ又は接合部に対応した部分より進退可能に挿入され
る直線状又は円弧状の端部用中子と、該端部用中子の先
端部間に形成される空間を閉塞するように進退可能に挿
入される1つ又は2つの直線又は円弧を有する中間部用
中子とを有し、上記中間部用中子が上記端部用中子の先
端部間を閉塞するように挿入された状態で第1回目の射
出成形を行い、次に前記中間部用中子をその先端が屈曲
管の壁面外部を形成する位置まで後退させ、且つ前記端
部用中子の一方をその先端側部が屈曲管の壁面内部を形
成する位置まで前進させた状態で、第1回目の射出成形
時に中間部用中子により形成された中子孔を塞ぐように
第2回目の射出成形を行うことを特徴とする。
形により、2つの端部用中子と1つ又は2つの中間部用
中子のそれぞれ外形と、射出成形用金型の凹み部とによ
り形成された空隙内に樹脂が射出され、中間部用中子が
挿入されている中子孔の部分を除いて屈曲管が樹脂成形
される。次に第2回目の射出成形により、中間部用中子
により形成される中子孔が閉塞された状態に屈曲管が成
形される。この第2回目の射出成形後、中子を周知の手
段により金型から取出すと、内外面共に型により寸法精
度が高く形成された屈曲管が得られる。
する。第1実施例として、図1に示すオイル注入用ダク
ト(以下屈曲管という)を本発明により成形する場合に
ついて説明する。図1に示す屈曲管1は、その一端に接
合部2,他端にフランジ3を有しており中間の管部は直
線部4と半径Rの曲線部5とよりなる。このような屈曲
管1を作るため、図2及び図4に示す射出成形用の金型
7を用いて後述のような2段階の射出成形を行う。
垂直面で2分割され、その合せ面には製品である屈曲管
1の外形に等しい凹み部7′が設けられており、その凹
み部7′内に、中子として、金型7の上から直線状の端
部用中子8と、金型7の下から曲線状の端部用中子11
とが挿入され、またそれらの間を閉塞するように金型7
の横から直線状の中間部用中子10が挿入され、さら
に、前記端部用中子8と同軸的にその外側に接合部内面
用の中子9が挿入されている。なお上記中間部用中子1
0の先端部には、図3に示すように湯口13が切欠かれ
ている。
タ12により矢印のように回動動作し、また他の中子
8,9,10はいずれも図示しないシリンダ,モータと
ボールネジ等の適宜手段により矢印のように進退自在と
されている。この状態で、各中子8,9,10,11の
周囲に形成された樹脂の充填空隙にゲ―トより第1回目
の射出成形を行う。この第1回目の射出成形では中子1
0により側面に中子孔があけられた屈曲管1が形成され
る。
ように中間部用中子10を、矢印C方向に移動してその
先端端面が、屈曲管1の所要壁面を形成する位置まで後
退させると共に、端部用中子8を、その先端が既に形成
されてある屈曲管1の内壁面に当接するまで矢印B方向
に前進させる。すると図4で明らかなように中間部用中
子10の先端と、端部用中子8の先端側部とで、中子1
0によってあけられた孔(中子孔)を閉塞するような樹
脂の充填空隙が形成されるから、ここに湯口13より第
2回目の射出成形を行う。このようにして成形後、図5
に示すように中子8,9,10,11の全てを抜き去
り、金型7を分割して製品を取り出す。
その内外面共に金型又は中子により定められた正確な寸
法の曲り管が成形され、且つ所要肉厚を有するフランジ
3及び接合部2を備えた多曲線の曲りをもつ合成樹脂製
の曲り管が成形される。勿論中子8,10を曲線状のも
のとしたり、中子11を直線状のものにすることができ
る。
例を示す。図6には成形する対象の屈曲管が示され、中
間部にそれぞれ半径R,R′の曲線部21,22を有す
る曲り管20になっている。このような曲り管20を製
造する場合について説明すると、図7において金型23
内の曲り管20の外形と同じ形の凹み部には、金型23
の上下より直線状の端部用中子24,25が挿入され、
またそれらの間を閉塞するように金型23の側部から2
つの曲線状を有する中間部用中子26,27が挿入され
る。この中間部用中子26,27には、その先端部に湯
口29,30が切欠かれている。
後、図8に示すように中間部用中子26,27を後退さ
せ、且つ端部用中子24,25を前進させる。そして図
8の状態で第2回目の射出成形を行い、その後、金型2
3から取出せば、中間部が2つの曲線からなる曲り管2
0を得ることができる。詳細については第1実施例の場
合と同様であるので、詳しい説明を省略する。
ば、中子を移動させて2段階の射出成形を行うことによ
り、寸法精度の高い合成樹脂製の屈曲管を、射出成形法
のみによって製造することができる。そして成形された
屈曲管は、ブロー成形法では作れない寸法精度の高い屈
曲管が製造でき、またブロー成形法では成形不可欠な肉
厚のフランジ等も同時に成形することができ、しかも多
曲線又は多直線を組合せてなる曲り管を製造することが
できるから、成形する屈曲管の設計的自由度を高めるこ
とができる等の優れた効果が得られる。
断面図である。
形時を示す断面図である。
形時を示す断面図である。
断面図である。
形時を示す断面図である。
形時を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 両端部にフランジ又は接合部を有し且つ
多曲線もしくは多直線の曲りをもつ合成樹脂製の屈曲管
を作る射出成形方法であって、成形する屈曲管の外形に
沿う凹み部を備えた2つ割りの金型内に、両端部のフラ
ンジ又は接合部に対応した部分より進退可能に挿入され
る直線状又は円弧状の端部用中子と、該端部用中子の先
端部間に形成される空間を閉塞するように進退可能に挿
入される1つ又は2つの直線又は円弧を有する中間部用
中子とを有し、上記中間部用中子が上記端部用中子の先
端部間を閉塞するように挿入された状態で第1回目の射
出成形を行い、次に前記中間部用中子をその先端が屈曲
管の壁面外部を形成する位置まで後退させ、且つ前記端
部用中子の一方をその先端側部が屈曲管の壁面内部を形
成する位置まで前進させた状態で、第1回目の射出成形
時に中間部用中子により形成された中子孔を塞ぐように
第2回目の射出成形を行うことを特徴とする合成樹脂製
の屈曲管の射出成形方法。
Priority Applications (1)
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JP3140788A JP3015503B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 合成樹脂製の屈曲管の射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3140788A JP3015503B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 合成樹脂製の屈曲管の射出成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341834A JPH04341834A (ja) | 1992-11-27 |
JP3015503B2 true JP3015503B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=15276758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3140788A Expired - Fee Related JP3015503B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 合成樹脂製の屈曲管の射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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1991
- 1991-05-17 JP JP3140788A patent/JP3015503B2/ja not_active Expired - Fee Related
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