JP3015321B2 - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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JP3015321B2
JP3015321B2 JP9128859A JP12885997A JP3015321B2 JP 3015321 B2 JP3015321 B2 JP 3015321B2 JP 9128859 A JP9128859 A JP 9128859A JP 12885997 A JP12885997 A JP 12885997A JP 3015321 B2 JP3015321 B2 JP 3015321B2
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container body
projection
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protrusion
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賢一 竹上
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬用容器、詳し
くは、複数の容器本体を積み上げたり、積み重ねるに当
たって、内容物を収納した状態では背を高くして積み上
げるスタッキング及び内容物を収納していない状態では
背を低くして重ねるネスティングができる運搬用容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数の容器本体を積み上げた
り、重ねるに当たって、内容物を収納した状態では背を
高くして積み上げるスタッキング、内容物を収納してい
ない状態では背を低くして重ねるネスティングができる
運搬用容器が実開平6ー80636号公報により知られ
ている。
【0003】この運搬用容器は、図22に示すようなも
ので、運搬用容器6の主体を構成する容器本体1が上方
が開口した平面視長方形状をしており、この容器本体1
の上開口部の外周部にはフランジ部2が形成してある。
容器本体1の長辺側の両側壁部の外面部の各両端部付近
の下部にはそれぞれ側壁部の外面より突出した支持脚4
が設けてある。一方、長辺側のフランジ部2にはこれと
対向する側壁部に点対称に形成された支持脚4をはめ込
むことのできるポケット部5が形成してある。そして、
2つの容器本体1を同一向きで積み上げた状態では下段
の容器本体1のフランジ部2上に支持脚4の下端部が載
置され、下段の容器本体1に対して平面視180°回転
して上段の容器本体1を重ねた状態では下段の容器本体
1のポケット部5に上段の容器本体1の支持脚4が没入
されるように構成されたものである。
【0004】上記のような構成の運搬用容器6は内容物
を入れない空の状態で多段に積み重ねるには(つまりネ
スティング状態にするには)、上記のように下段の容器
本体1に対して上段の容器本体1を平面視で180°回
転して重ねることで下段の容器本体1のポケット部5に
上段の容器本体1の支持脚4を没入させて背を低くして
多段に重ねるものである。
【0005】一方容器本体1に内容物を入れて上下に多
段に積み上げる場合には、上記のように下段の容器本体
1のフランジ部2上に支持脚4の下端部が載置されて背
を高くしてスタッキング状態に積み上げるのである。と
ころが、このように、内容物を収納した容器本体1を上
下に多段に積み重ねた場合、内容物の重量が重いと、容
器本体1の底面は中央部が下となるように下方に撓み、
このことにより容器本体1の上開口部は開口幅が縮まろ
うとし、上段の容器本体1が下段の容器本体1内に落ち
込みにくくなる。ところが、最下段の容器本体1の底面
はフラットな地面又はパレットのようなフラットな設置
面と接触しているため、底面は撓まず、上からの荷重に
より容器本体1の上開口が外側に広がる方向に変形し、
上段の容器本体1が落ち込みやすいという問題がある。
【0006】このため、前述の従来例にあっては、図2
2に示すように長辺側のフランジ部2の上面部に長辺に
沿って長く溝条部7′を形成し、また、支持脚4の下端
部に係合突部8を突設し、内容物を入れた上段の容器本
体1の支持脚4をフランジ部2上に載せると共に係合突
部8を溝条部7′にはめ込むことで下段の容器本体1の
対向する側壁部の上端間の距離が広がるのを防止するよ
うにしており、そして上記のように内容物を入れた容器
本体1を下段の容器本体1と同じ向きで積み上げたり、
積み上げた状態で上段の容器本体1を取り出す際に上の
容器本体1の支持脚4の下端部を下段の容器本体1のフ
ランジ部2上をスライドさせるのであるが、この際、係
合突部8を上記長い溝条部7′内でスライドさせるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、容器本体1
は合成樹脂により形成してあり、合成樹脂で成形する
際、硬化時における収縮により容器本体1の上開口部側
においてはフランジ部2が内側に向けて凹むように変形
したり、波打ったりする傾向にある。また、フランジ部
2の両端部にポケット部5を設けるものにおいては、フ
ランジ部2の幅がポケット部5で異なるため、ポケット
部5が変形の起点となって硬化する際の収縮でこの部分
を起点にして折れ曲がるように変形しやすく、特に、上
記のように2つの容器本体1を同一向きで積み上げた状
態では下段の容器本体1のフランジ部2上に支持脚4部
の下端部が載置され、下段の容器本体1に対して平面視
180°回転して上段の容器本体1を重ねた状態では下
段の容器本体1のポケット部5に上段の容器本体1の支
持脚4が没入されるように構成するものにおいては長辺
の両側に設けたポケット部5の位置が左右対称位置でな
く、また、ポケット部5の幅も異なり、これらの結果、
フランジ部2が硬化する際の収縮で変形する場合、例え
ば図23の想像線で示すように変形をするおそれがあ
る。
【0008】このようにフランジ部2が弧状あるいは蛇
行状等に不規則に変形するので、当然フランジ部2の長
辺に平行に形成した溝条部7′も不規則な変形をし、係
合突部8をこの溝条部7′にはめ込んでスライドさせる
際に、係合突部8が蛇行したり湾曲したりした溝条部
7′に噛み込んでスライドがし難かったり、あるいはス
ライドができない事態が生じるという問題がある。
【0009】また、従来にあっては、スタッキング状態
で上下に容器本体を積み上げた状態で、係合突部8は溝
条部7′内において溝条部7′の長手方向に対して移動
が自在であって、このため、スタッキング状態において
上下に嵌合した容器本体が容器本体の長手方向に対して
ずれを生じやすいという問題がある。また、従来にあっ
ては、係合突部8が支持脚4の下面の突出先端側の端部
に設けてあるのみであるから係合突部8に衝撃が作用し
た場合などこの部分が破損しやすいという問題がある。
【0010】本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、ネスティング積み、スタッキン
グ積みが選択してできるようにしたものにおいて、容器
本体に内容物を入れて容器本体同士を同じ向きで積み上
げた場合に、下段の容器本体の上開口部間が広がるのが
防止できると共に、上段の容器本体の支持脚の下端部を
下段の容器本体のフランジ部上に載せてスライドさせる
際にスムーズにスライドさせることができ、また、スタ
ッキング状態において上下に嵌合した容器本体が容器本
体の長手方向に対してずれが生じにくい運搬用容器を提
供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の運搬用容
器は、上方が開口した平面視長方形状をした容器本体1
の上開口部の外周部にフランジ部2を形成し、長辺側の
両側壁部3の外面部の各両端部付近の下部にそれぞれ側
壁部3の外面より突出した支持脚4を設け、長辺側のフ
ランジ部2にこれと対向する側壁部3に点対称に形成さ
れた支持脚4をはめ込むことのできるポケット部5を形
成し、2つの容器本体1を同一向きで上げた状態では下
段の容器本体1のフランジ部2上に支持脚4の下端部が
載置され、下段の容器本体1に対して平面視180°回
転して上段の容器本体1を重ねた状態では下段の容器本
体1のポケット部5に上段の容器本体1の支持脚4が没
入されるように構成された運搬用容器6であって、長辺
側のフランジ部2のポケット部5形成部分の近傍に係合
凹所7を形成すると共に2つの容器本体1を同一向きで
積み上げた状態で該係合凹所7に係合する係合突部8を
支持脚4の下面部の突出先端側の端部に設け、係合凹所
7に係合突部8が係合した状態で係合凹所7の内側壁を
構成する内側突起30の上端部に支持脚4の下面部を載
すると共に、上段の容器本体1からの荷重を内側突起
30の上面で受けて、内側突起30の真下の長辺側の側
壁部3aに荷重を伝播できるように構成し、支持脚4の
下面部の両側部のうち少なくとも一方の側部に内側突起
30の長辺側のフランジ部2の長手方向と平行な方向の
側面部に係合する長手方向ずれ防止用突部31を設け
内側突起30の上方への突出長さを係合突部8の下方へ
の突出長さや長手方向ずれ防止用突部31の下方への垂
下長さ以上として成ることを特徴とするものである。こ
のような構成を採用することで、容器本体1に内容物を
入れて容器本体1同士を同じ向きで積み上げた場合に、
上段の容器本体1の支持脚4の下端部の係合突部8が下
段の容器本体1のフランジ部2に設けた係合凹所7に係
合して、下段の容器本体1の上開口部が広がるのが防止
されることになる。そして、係合凹所7は長辺側のフラ
ンジ部2のポケット部5形成部分の近傍に設けてあるの
みであるから、上段の容器本体1を積み上げる際に支持
脚4を下段の容器本体1のフランジ部2上に載せてスラ
イドさせる際には、係合突部8が係合凹所7に係合して
おらず、フランジ部2の係合凹所7の無い部分をスライ
ドすることになって、この結果、フランジ部2が波打っ
たり、あるいは湾曲したりしていてもスライドに支障が
ないものである。また、係合凹所7に係合突部8が係合
した状態で係合凹所7の内側壁を構成する内側突起30
の上端部に支持脚4の下面部を載置することで、スタッ
キング状態において上段の容器本体1からの支持脚4の
突出基部部分の下面部から下段の容器本体1の長辺側の
側壁部3aに伝播されることになって、スムーズな荷重
の伝播が行われることになり、また、支持脚4の下面部
の両側部のうち少なくとも一方の側部に内側突起30の
長辺側のフランジ部2の長手方向と平行な方向の側面部
に係合する長手方向ずれ防止用突部31を設けてあるこ
とで、スタッキング状態において上下に嵌合した容器本
体が容器本体の長手方向に対してずれないようにできる
ことになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて詳述する。図1、図2、図3、図4、図
5にそれぞれ本発明の全体を示す平面図、正面図、背面
図、右側面図、左側面図を示している。容器本体1の長
辺側の側壁部3のうち一方の長辺側の側壁部3aの外面
部の両側付近の下部にはそれぞれ支持脚4が突出して形
成されている。ここで、両側の支持脚4のうち一方の支
持脚4aは他方の支持脚4bよりも幅が狭くなってい
る。
【0013】また、長辺側の他方の側壁部3bの上部に
は平面視で容器本体1の中心点O(図1に示す)を中心
として支持脚4a、4bと点対象の位置にそれぞれ支持
脚4a、4bが嵌入することのできるポケット部5(支
持脚4a嵌入することができるポケット部5aと支持脚
4bを嵌入することができるポケット部5b)が各々形
成してある。
【0014】同様に、長辺側の他方の側壁部3bの両側
付近の下部にはそれぞれ支持脚4a、4bが形成してあ
り、また、長辺側の一方の側壁部3aの上部には該支持
脚4a、4bが嵌入することのできるポケット部5a、
5bが容器本体1の中心点Oを中心として支持脚4a、
4bと点対象の位置に各々形成してある。また、短辺側
の側壁部3のうち一方の短辺側の側壁部3cの外面部の
両側付近の下部にはそれぞれ支持脚4c、4cが突出し
て形成されている。
【0015】また、短辺側の他方の側壁部3dの上部に
は平面視で容器本体1の中心点Oを中心として支持脚4
c、4cと点対象の位置にそれぞれ支持脚4c、4cが
嵌入することのできるポケット部5cが各々形成してあ
る。同様に、短辺側の他方の側壁部3dの両側付近の下
部にはそれぞれ支持脚4d、4dが形成してあり、ま
た、短辺側の一方の側壁3aの上部には該支持脚4d、
4dが嵌入することのできるポケット部5d、5dが平
面視で容器本体1の中心点Oを中心として点対象の位置
に各々形成してある。
【0016】ここで、支持脚4c、4c間の距離は支持
脚4d、4d間の距離と異なる距離に設定してある。上
記のような構成の運搬用容器6は例えば下段の運搬用容
器6の上に上段の運搬用容器6の底部をスライドさせて
図9のように背を高くして積み上げる(いわゆるスタッ
キングという)ことができるものであり、また、上段の
運搬用容器6を平面視で180°回転した状態で下段の
運搬用容器6の上をスライドさせると、上段の運搬用容
器6の支持脚4a、4b、4a、4b及び支持脚4c、
4c、4d、4dをそれぞれ下段の運搬用容器6のポケ
ット部5a、5b、5a、5b及びポケット部5c、5
c、5d、5dに嵌め込んで図10に示すように背を低
くして積み重ね(いわゆるネスティングという)て嵩張
らないようにするのである。
【0017】ここで、本発明にあっては、図1に示すよ
うに、長辺側のフランジ部2のポケット部5形成部分の
近傍に係合凹所7を形成してある。ここで係合凹所7は
ちょうど支持脚4の真上に相当する長辺側のフランジ部
2位置に設けてあり、該係合凹所7は長辺側のフランジ
部2の長手方向の一端部が隣りのポケット部5a又は5
bの上端開口部に連通し、係合凹所7の他端部が案内用
の傾斜面20となっている。係合凹所7の内側壁を構成
する内側突起30は図8、図20に示す実施形態におい
ては、長辺側のフランジ部2の長手方向と平行な方向の
係合凹所7の側端部と、内側突起30の側端部との間に
隙間が形成されるようになっている。
【0018】一方、長辺側の側壁部3a、3bに設けた
支持脚4a、4bの下面部の突出端部には2つの容器本
体1を同一向きで積み上げた状態で該係合凹所7に係合
する係合突部8が下方に向けて垂設してある。また、支
持脚4の下面部の両側部のうち少なくとも一方の側部に
長手方向ずれ防止用突部31を設けてある。図19
(a)(b)(c)おいては、支持脚4の下面部の両側
部に長手方向ずれ防止用突部31を設けた例が示してあ
り、図19(d)においては、支持脚4の下面部の一方
の側部にのみ長手方向ずれ防止用突部31を設けた例が
示してある。ここで、係合突部8と長手方向ずれ防止用
突部31とは一体に連続しているものであって、図19
(a)(b)(c)においては平面視略コ字状に連続し
ており、図19(d)においては平面視略L字状に連続
している。
【0019】また、内側突起30の上方への突出長さは
係合突部8の下方への突出長さや長手方向ずれ防止用突
部31の下方への垂下長さ以上となっている。しかし
て、容器本体1内に内容物を収納した状態で上下に多段
に積み上げる場合には下段の容器本体1のフランジ部2
の上に上段の容器本体1の支持脚4a、4bの下端部
(係合突部8)を載せた状態でスライドさせ、係合突部
8が対向する係合凹所7に係合した時点でスライドを止
めることで上下にスタッキング状態に積み上げることが
できるものである。そして、このスタッキング状態では
係合突部8が係合凹所7に係合することで、上の容器本
体1からの荷重により下段の容器本体1の上開口が広が
ろうするのを防止できるものである。
【0020】ここで、容器本体1は合成樹脂により成形
され、該成形硬化時の収縮で容器本体1の上開口部分に
設けたフランジ部2が変形しやすいが、該フランジ部2
の成形硬化時における収縮ではポケット部5a、5bを
変形の起点として変形するので、係合凹所7をこの変形
の起点であるポケット部5a、5bの近傍に設けること
で、フランジ部2の変形による係合凹所7部分の変形は
最も少なく、したがって、スタッキング状態で係合突部
8を係合凹所7に確実に係合することができるのであ
る。
【0021】一方、下段の容器本体1のフランジ部2の
上に上段の容器本体1の支持脚4a、4bの下端部(係
合突部8)を載せた状態でスライドさせる場合、従来の
ようにフランジ部2に長手方向にわたって係合突部8を
はめ込んでガイドする溝条部を形成してなくて、係合突
部8の下端面部が下段の容器本体1のフランジ部2の平
坦面をスライドするので、スライド操作が支障なくでき
ることになる。
【0022】ここで、フランジ部2の平坦面から係合凹
所7に嵌まり込む場合には傾斜面20を係合突部8が滑
って嵌まり込み、また係合凹所7から係合突部8を抜け
出させてフランジ部2の平坦面に乗り上げさせて取り出
す場合には上段の容器本体1を長手方向に引くことで、
傾斜面20を係合突部8が滑ってフランジ部2の平坦面
に乗り上げさせて引き出すことができるものであり、係
合突部8の係合凹所7への係合操作及び係合を解除して
引き出す操作がスムーズに行えるものである。
【0023】ところで、図8(a)は下段の容器本体1
の上に上段の容器本体1をスタッキング状態で積み上げ
た場合において係合突部8と係合凹所7とを係合した部
分の断面図が示してあり、また、図8(b)はスタッキ
ング状態において長手方向ずれ防止用突部と内側突起と
の係合を示す側面断面図が示してあり、図8(c)はス
タッキング状態において長手方向ずれ防止用突部と内側
突起との係合を示す正面断面図が示してある。この図8
に示すように、支持脚4a、4bの下端面部の突出先端
部に垂下した係合突部8が係合凹所7の内側壁を構成す
る内側突起30に係止し、内側突起30の上面が支持脚
4の下面部に当接している。このため、スタッキング状
態において上段の容器本体1からの荷重を内側突起30
の上面で受けて、内側突起30の真下の側壁3aにスム
ーズに荷重を伝播できることになる。ここで、係合突部
8の下面が係合凹所7の底面に当接していてもよく、あ
るいは係合突部8の下面が係合凹所7の底面から若干浮
いていてもよいが、成形上の誤差、あるいは成形後にお
ける収縮等による誤差等を考慮すると、内側突起30の
上方への突出長さを係合突部8の下方への突出長さや長
手方向ずれ防止用突部31の下方への垂下長さと同じに
設計しても、実際に製造すると内側突起30の上面が脚
部4の下面部に当接すると共に係合突部8の下面を係合
凹所7の底面に当接するようにすることは難しく、上記
誤差により、係合突部8の下面が係合凹所7の底面に当
接するのみで、内側突起30の上面と支持脚4の下面部
との間に隙間が生じてしまって、上段からの荷重がフラ
ンジ2に形成した係合凹所7の底面にかかって、フラン
ジ部2が変形し、上記係合突部8と係合凹所7との係合
が外れるおそれがある。このようなことを考慮すると、
内側突起30の上方への突出長さを係合突部8の下方へ
の垂下長さや長手方向ずれ防止用突部31の下方への垂
下長さよりも長く設計して、図8のように、スタッキン
グ状態で積み上げた場合に内側突起30の上面が脚部4
の下面部に当接すると共に係合突部8の下面を係合凹所
7の底面から若干浮かせるようにするのが好ましいと言
える。
【0024】なお、内側突起30の上面を確実に支持脚
4の下面に載置するような構造に形成するに当たって
は、金型の内側突起30の形成部分をあらかじめ余分に
突出させるように形成しておき、試験成形をしながら、
内側突起30の上面を確実に支持脚4の下面に載置する
か否かをチェックし、内側突起30の上面が脚部4の下
面部に当接すると共に係合突部8の下面を係合凹所7の
底面から若干浮いていない場合には、この金型の内側突
起30の形成部分の突出先端部を削り、更に、試験成形
をしてチェックをし、内側突起30の上面が脚部4の下
面部に当接すると共に係合突部8の下面を係合凹所7の
底面から若干浮いていない場合には、金型の内側突起3
0の形成部分の突出先端部を削り、試験成形をしてチェ
ックをするということを繰り返し、これにより、確実に
内側突起30の上面が脚部4の下面部に当接すると共に
係合突部8の下面を係合凹所7の底面から若干浮く構造
となるようにする。ここで、金型の内側突起30の形成
部分をあらかじめ余分に突出させるように形成しておい
て、これを削るということで、金型の調整ができ、成形
に当たっての調整が容易に行えるものである。
【0025】また、スタッキング状態で長手方向ずれ防
止用突部31が内側突起30のフランジ部2の長手方向
と平行な方向の側面部に係合することで、上段の容器本
体1が下段の容器本体1の長手方向に対してずれないよ
うにしてある。ここで、支持脚4の下面部の両側部に長
手方向ずれ防止用突部31を設けた場合には、内側突起
30の両側面部にそれぞれ両側の長手方向ずれ防止用突
部31が係止してスタッキング状態において上下に嵌合
した容器本体1が容器本体1の長手方向に対していっそ
うずれないものである。
【0026】また、内側突起30の両側面部を図7
(a)、図20(a)、図20(b)のように両側面が
傾斜面となった台形状や三角形状としたり、あるいは内
側突起30を図20(c)のように半円形状としたりす
ると、長手方向ずれ防止用突部31が係合凹所7に入っ
て内側突起30を乗り越えて内側突起30の側面部と長
手方向ずれ防止用突部31とを係止するに当たって、上
記内側突起30の側面の傾斜面30aを滑ってスムーズ
に長手方向ずれ防止用突部31が内側突起30を乗り越
えて内側突起30の反対側の側面に係止できものであ
り、また、係合を解除して引き出す際にもスムーズに引
き出すことができる。ここで、長手方向ずれ防止用突部
31の側面と下面とのなす外側のコーナ部分を図19
(b)、(d)のように直線状に傾斜した傾斜面とした
り、あるいは図19(c)のように弧状に傾斜した傾斜
面としたりすることによって、長手方向ずれ防止用突部
31が係合凹所7に入って内側突起30を乗り越えて内
側突起30の側面部と長手方向ずれ防止用突部31とを
係止するに当たって、上記長手方向ずれ防止用突部31
のコーナ部分の傾斜面31aが内側突起30の側面を滑
ってスムーズに長手方向ずれ防止用突部31が内側突起
30を乗り越えて内側突起30の反対側の側面に係止で
きるものであり、また、係合を解除して引き出す際にも
スムーズに引き出すことができるる。勿論、内側突起3
0を前述のように台形状としたり、あるいは半円形状と
したり、あるいは、半球状としたりして傾斜面30を設
けることと、長手方向ずれ防止用突部31の側面と下面
とのなす外側のコーナ部分に傾斜面31aを設けること
の両方を採用してもよいものである。
【0027】また、図20(e)、(f)のように内側
突起30にリブ部32を設けて平面視コ字状とすると、
内側突起30の強度が向上し、また、支持脚4の下端面
部を載設支持する面積が増えてより確実に上方からの荷
重を支持して側壁3a側にスムーズに伝播できるもので
ある。ところで、容器本体1の短辺側のフランジ部2の
ポケット部5c、5dの近傍には容器本体1を同一向き
で上げた状態で(つまりスタッキング状態で)上段の容
器本体1の短辺側の支持脚4c、4dの下端がはめ込ま
れる凹溝9が設けてある。
【0028】この凹溝9は図17、図18に示すように
上方及び内側側方が開口しており、図17、図18に示
す実施形態では該凹溝9の内側端部に上方に向けて小突
起25を突設してある。短辺側の支持脚4c、4dの下
端部の外側部と底面部とのなすコーナ部分が傾斜面10
となっている。この傾斜面10としては直線状に傾斜し
ていてもよく、あるいは弧状に傾斜していてもよいもの
である。
【0029】図21には小突起25の各例が示してあ
る。また、小突起25を設けた容器本体1においては短
辺側の支持脚4c、4dの下面部に図17、図18に示
すように上記小突起25がはまり込む窪み部27が設け
てある。ここで、容器本体1をネスティング又はスタッ
キング状態にするために、上段の容器本体1の長辺側の
支持脚4a、4bを下段の容器本体1の長辺側のフラン
ジ部2上に載置してスライドさせるのであるが、この場
合、上段の容器本体1の一方の短辺側を少し上に持ち上
げた状態でスライドさせると、他方の短辺側の支持脚4
c又は4dの傾斜面10が下段の容器本体1の短辺側の
側壁部3c又は3dの上端部に当たるけれども、この傾
斜面10にガイドされて支持脚4c又は4dの下端部が
スムーズに凹溝9に嵌まり込むものである。支持脚4c
又は4dの下面は凹溝9の底面に当接して上段の容器本
体1からの荷重を支持するものである。小突起25を設
けた場合には小突起25が上段の容器本体1の窪み部2
7にはまり込み下段の容器本体1の上開口が長手方向に
広がって支持脚4c又は4dが落ち込むのを防止するこ
とができる。ここで、小突起25に図21(a)、
(b)、(c)、(d)、(f)等のように傾斜面26
を設けておくと、傾斜面10だけでなく傾斜面26もガ
イドとなってスムーズに小突起25を乗り越えることが
できるものである。また、図21(e)、(g)、
(f)等のように小突起25にリブ部25aを設けて平
面視コ字状とすると、小突起25の強度が向上するもの
である。
【0030】
【発明の効果】本発明にあっては、上記のように、ネス
ティング積み、スタッキング積みが選択してできるよう
にした容器本体において、長辺側のフランジ部のポケッ
ト部形成部分の近傍に係合凹所を形成すると共に2つの
容器本体を同一向きで積み上げた状態で該係合凹所に係
合する係合突部を支持脚の下端部に設けてあるので、容
器本体に内容物を入れて容器本体同士を同じ向きで積み
上げた場合に、係合突部と係合凹所の係合により下段の
容器本体の上開口部間が広がるのを防止して上段の容器
本体が下段の容器本体内に落ち込むのが防止でき、しか
も、容器本体を合成樹脂で成形硬化する際に収縮により
容器本体の上開口部に設けたフランジ部がポケット部を
起点として変形しようとするが、係合凹所がポケット部
の近傍に設けてあるので変形量が少なくて、係合突部と
係合凹所との係合が確実にできるものであり、しかも、
フランジ部の長辺側において変形量が最も大きい部分に
は係合凹所が無いので、上段の容器本体の支持脚の下端
部を下段の容器本体のフランジ部上に載せてスライドさ
せる際に係合凹所に邪魔されることなくスムーズにスラ
イドさせることができるものであり、更に、長辺側のフ
ランジ部のポケット部形成部分の近傍に係合凹所を形成
すると共に2つの容器本体を同一向きで積み上げた状態
で該係合凹所に係合する係合突部を支持脚の下面部の突
出先端側の端部に設け、係合凹所に係合突部が係合した
状態で係合凹所の内側壁を構成する内側突起の上端部に
支持脚の下面部を載置すると共に、上段の容器本体から
の荷重を内側突起の上面で受けて、内側突起の真下の長
辺側の側壁部に荷重を伝播できるように構成してあるの
で、スタッキング状態において上段の容器本体からの支
持脚の突出基部部分の下面部から下段の容器本体の長辺
側の側壁部に伝播されることになって、スムーズな荷重
の伝播が行われることになり、この結果、フランジ部に
設けた係合凹所部分が上方からの荷重によって変形して
係合突部と係合凹所との係合が外れたりしないものであ
り、また、支持脚の下面部の両側部のうち少なくとも一
方の側部に内側突起の長辺側のフランジ部の長手方向と
平行な方向の側面部に係合する長手方向ずれ防止用突部
を設けてあることで、スタッキング状態において上下に
嵌合した容器本体が容器本体の長手方向に対してずれな
いようにできるものである。さらに内側突起の上方への
突出長さを係合突部の下方への突出長さや長手方向ずれ
防止用突部の下方への垂下長さ以上としてあるので、内
側突起の上面が脚部の下面部に当接すると共に係合突部
の下面を係合凹所の底面から若干浮かせるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】同上の右側面図である。
【図5】同上の左側面図である。
【図6】同上の容器本体の長辺側のポケット部の断面図
である。
【図7】(a)は同上の下段の容器本体の長辺側のフラ
ンジ部上に上段の容器本体の長辺側の支持脚の下端部に
設けた係合突部を載せてスライドさせている状態の概略
斜視図であり、(b)は同上の長辺側の支持脚を下方か
ら見た斜視図である。
【図8】(a)は同上のスタッキング状態において係合
凹所に係合突部を係合している部分の断面図であり、
(b)はスタッキング状態において長手方向ずれ防止用
突部と内側突起との係合を示す側面断面図であり、
(c)はスタッキング状態において長手方向ずれ防止用
突部と内側突起との係合を示す正面断面図である。
【図9】同上のスタッキング状態の正面図である。
【図10】同上のネスティング状態の正面図である。
【図11】同上の容器本体の短辺側の凹溝部分の断面図
である。
【図12】同上の容器本体の短辺側のポケット部の断面
図である。
【図13】同上の凹溝部部分の拡大断面図である。
【図14】同上の容器本体の短辺側の支持脚部分の拡大
断面図である。
【図15】同上のスタッキング状態の短辺側の断面図で
ある。
【図16】同上のネスティング状態の短辺側の断面図で
ある。
【図17】同上の短辺側の支持脚を短辺側の凹溝にはめ
込む直前の状態の断面図である。
【図18】同上の短辺側の支持脚を短辺側の凹溝にはめ
込んだ状態の断面図である。
【図19】(a)(b)(c)(d)はそれぞれ長辺側
の支持脚の各例を示す下方から見た斜視図である。
【図20】(a)(b)(c)(d)(e)(f)は
れぞれ内側突起の各例を示す斜視図である。
【図21】(a)(b)(c)(d)(e)(f)
(g)はそれぞれ小突起の各例を示す斜視図である。
【図22】従来例を示す斜視図である。
【図23】従来例においてフランジ部の変形を示す説明
のための平面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 フランジ部 3 側壁部 4 支持脚 5 ポケット部 6 運搬用容器 7 係合凹所 8 係合突部 30 内側突起 31 長手方向ずれ防止用突部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口した平面視長方形状をした容
    器本体の上開口部の外周部にフランジ部を形成し、長辺
    側の両側壁部の外面部の各両端部付近の下部にそれぞれ
    側壁部の外面より突出した支持脚を設け、長辺側のフラ
    ンジ部にこれと対向する側壁部に点対称に形成された支
    持脚をはめ込むことのできるポケット部を形成し、2つ
    の容器本体を同一向きで積み上げた状態では下段の容器
    本体のフランジ部上に支持脚の下端部が載置され、下段
    の容器本体に対して平面視180°回転して上段の容器
    本体を重ねた状態では下段の容器本体のポケット部に上
    段の容器本体の支持脚が没入されるように構成された運
    搬用容器であって、長辺側のフランジ部のポケット部形
    成部分の近傍に係合凹所を形成すると共に2つの容器本
    体を同一向きで積み上げた状態で該係合凹所に係合する
    係合突部を支持脚の下面部の突出先端側の端部に設け、
    係合凹所に係合突部が係合した状態で係合凹所の内側壁
    を構成する内側突起の上端部に支持脚の下面部を載置
    ると共に、上段の容器本体からの荷重を内側突起の上面
    で受けて、内側突起の真下の長辺側の側壁部に荷重を伝
    播できるように構成し、支持脚の下面部の両側部のうち
    少なくとも一方の側部に内側突起の長辺側のフランジ部
    の長手方向と平行な方向の側面部に係合する長手方向ず
    れ防止用突部を設け、内側突起の上方への突出長さを係
    合突部の下方への突出長さや長手方向ずれ防止用突部の
    下方への垂下長さ以上として成ることを特徴とする運搬
    用容器。
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