JPH0747326Y2 - 生ビール樽 - Google Patents

生ビール樽

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JPH0747326Y2
JPH0747326Y2 JP1993008954U JP895493U JPH0747326Y2 JP H0747326 Y2 JPH0747326 Y2 JP H0747326Y2 JP 1993008954 U JP1993008954 U JP 1993008954U JP 895493 U JP895493 U JP 895493U JP H0747326 Y2 JPH0747326 Y2 JP H0747326Y2
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JP
Japan
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draft beer
beer barrel
skirt
stacking
tip
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Application number
JP1993008954U
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JPH0661729U (ja
Inventor
元一 安丸
敏夫 山口
Original Assignee
ナストーア株式会社
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Publication date
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生ビールを充填する生
ビール樽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステンレス鋼板製の生ビール樽
は、その一例として、図5、図6に示すように、胴部5
1の上端と下端に上鏡52と下鏡53が一体に設けられ
て生ビール樽本体54が形成され、生ビール樽本体54
の上端部外周と下端部外周とに上部スカート55と下部
スカート56の基部が一体に設けられている。上部スカ
ート55と下部スカート56は上鏡52の上方と下鏡5
3の下方へ突出されている。上部スカート55の先端部
は小径に形成されて小径部の下端外周に積み重ね面57
が形成され、上部スカート55の先端にカールされたル
ープ状突堤58が形成されている。下部スカート6の先
端には、カールされたループ状突堤から成る係合部59
が形成されている。
【0003】そして、上記のように構成された生ビール
樽60は下位の生ビール樽60の上部スカート55の積
み重ね面57に図2に鎖線で示すように上位の生ビール
樽60の下部スカート56の係合部59を載せることに
より積み重ねることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記従来例の
構成では、積み重ね時に、上位の生ビール樽60の荷重
や外部荷重が下位の生ビール樽60の積み重ね面57に
加わると、結果として、積み重ね57が変形し、積み重
ね性能の低下を惹起するだけでなく、積み重ねが不安定
となる。また、生ビール樽60の積み込み時等に転倒し
て落下すると、上部スカート55における積み重ね面5
7の内周の先端小径部が座屈により変形しやすく、この
変形により、積み重ね時に上位の生ビール樽60の下部
スカート56に対するガイドの目的、機能を果たさなく
なってしまう。上部スカート55の強度を高めるために
はそのステンレス鋼板の板厚を厚くする必要がある。そ
の結果、生ビール樽の重量が増して重くなり、輸送時の
取扱や、持ち運び作業等に不便となり、しかも、材料コ
ストも高くなる。
【0005】本考案は上記のような従来の問題を解消し
ようとするものであり、軽量化を図るとともに、強度を
向上させて積み重ね部の変形を防止することができ、し
かも、強度に優れた積み重ね部を簡単に得ることができ
るようにした生ビール樽を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の技術的手段は、上部及び下部にスカートを有
するステンレス鋼板製の生ビール樽であって、前記一方
のスカートは先端側に至るに従い、次第に径が縮小する
傾斜部を有し、この傾斜部の基部側の外周複数箇所に内
方から外方へ向かって突出するエンボス加工が施されて
積み重ね用の突部が形成されたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】上記のように構成された本考案によれば、下位
の生ビール樽に上位の生ビール樽をスカートの積み重ね
用の突部を利用して積み重ねることができる。そして、
積み重ね用の突部を設けるスカートに先端側に至るに従
い、次第に径が縮小する傾斜部を形成しているので、座
屈しにくくすることができ、また、傾斜部の基部側の外
周複数箇所に内方から外方へ向かって突出するエンボス
加工により補強すると同時に、積み重ね用の突部を形成
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1ないし図4は本考案の一実施例
における生ビール樽を示し、図1は正面図、図2は平面
図、図3は縦断面図、図4は積み重ね状態説明用の要部
拡大断面図である。
【0009】図1ないし図4に示すように、本考案のス
テンレス鋼板製の生ビール樽1は胴部2の上端と下端に
上鏡3と下鏡4が一体に設けられて生ビール樽本体5が
形成され、生ビール樽本体5の上端部外周に上部スカー
ト6の基部が一体に設けられ、生ビール樽本体5の下端
部外周に下部スカート7の基部が一体に設けられてい
る。上部スカート6と下部スカート7は上鏡3の上方と
下鏡4の下方へ突出されている。
【0010】上部スカート6は先端部に先端側に至るに
従い、次第に径が縮小する傾斜部8を有し、この傾斜部
8の基部側の外周複数箇所に内方から外方へ向かって突
出するエンボス加工が施され、各突出部9の上面がほぼ
等しい高さに設定されて積み重ね用の突部10に形成さ
れている。上部スカート6の先端にはループ状突堤11
が形成されている。下部スカート7は基部から先端部に
至るまでほぼ同径となるように形成され、先端にはルー
プ状突堤から成る係合部12が形成されている。上部ス
カート6には把持用の穴13と排水用の穴14が形成さ
れ、下部スカート7には必要に応じて排水用の穴(図示
省略)が形成されている。
【0011】以上の構成において、以下、その使用要領
について説明する。図3、図4に示すように、下位の生
ビール樽1の上部スカート6の先端のループ状突堤11
の外側に上位の生ビール樽1の下部スカート7の係合部
12が嵌合されて位置規制されるとともに、下部スカー
ト7の係合部12が上部スカート6の積み重ね用突部1
0上に載せられて積み重ね状態に支持される。
【0012】なお、上記実施例では、積み重ね用の突部
10を上部スカート6に形成した場合について説明した
が、これとは逆に、下部スカート7に同様にしてエンボ
ス加工により積み重ね用突部を形成し、下位の生ビール
樽の上部スカート6の先端の係合部に係合するようにし
てもよい。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、一
方のスカートに先端側に至るに従い、次第に径が縮小す
る傾斜部を形成しているので、座屈しにくく、しかも、
この傾斜部の基部側の外周複数箇所に内方から外方へ向
かって突出するエンボス加工を施して補強すると同時
に、積み重ね用の突部を形成している。したがって、ス
カートが加工硬化し、上部又は下部スカートの強度を向
上させることができるとともに、生ビール樽の軽量化を
図ることができ、また、積み重ね状態のとき、上位の生
ビール樽の荷重が下位の生ビール樽の積み重ね用の突部
に加わったり、輸送中や取扱時に生ビール樽が地面等に
落下しても、変形が少なくなり、積み重ねるときのガイ
ドの目的、機能を十分に果たすことができ、しかも、安
定して積み重ねることができるので、積み重ね輸送、積
み重ね保管等が有利になる。また、上記のようにエンボ
ス加工によりスカートを補強すると同時に、積み重ね用
の突部を形成するので、強度に優れた積み重ね部を簡単
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例における生ビール樽を
示す正面図である。
【図2】図2は同生ビール樽を示す平面図である。
【図3】図3は同生ビール樽を示す縦断面図である。
【図4】図4は同生ビール樽を示し、積み重ねた状態の
要部拡大断面図である。
【図5】図5は従来例の生ビール樽を示す正面図であ
る。
【図6】図6は同生ビール樽の積み重ね状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】 1 ステンレス鋼板製の生ビール樽 2 胴 3 上鏡 4 下鏡 5 生ビール樽本体 6 上部スカート 7 下部スカート 8 傾斜部 10 積み重ね用突部 12 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 1/16 8/04 E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部及び下部にスカートを有するステン
    レス鋼板製の生ビール樽であって、前記一方のスカート
    は先端側に至るに従い、次第に径が縮小する傾斜部を有
    し、この傾斜部の基部側の外周複数箇所に内方から外方
    へ向かって突出するエンボス加工が施されて積み重ね用
    の突部が形成されたことを特徴とする生ビール樽。
JP1993008954U 1993-02-10 1993-02-10 生ビール樽 Expired - Fee Related JPH0747326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993008954U JPH0747326Y2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 生ビール樽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993008954U JPH0747326Y2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 生ビール樽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0661729U JPH0661729U (ja) 1994-08-30
JPH0747326Y2 true JPH0747326Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=11707071

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JP1993008954U Expired - Fee Related JPH0747326Y2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 生ビール樽

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0411292D0 (en) * 2004-05-20 2004-06-23 Interbrew Sa Chime for an alcohol containing cask

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110142A (ja) * 1986-10-22 1988-05-14 麒麟麦酒株式会社 ビ−ル用小型樽

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
橋本明著「プレス曲げ加工」第10版(昭和48年3月30日)日刊工業新聞社P.94−95

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JPH0661729U (ja) 1994-08-30

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