JP3015264U - ガス器具の立ち消え安全装置 - Google Patents

ガス器具の立ち消え安全装置

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JP3015264U
JP3015264U JP1995002279U JP227995U JP3015264U JP 3015264 U JP3015264 U JP 3015264U JP 1995002279 U JP1995002279 U JP 1995002279U JP 227995 U JP227995 U JP 227995U JP 3015264 U JP3015264 U JP 3015264U
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burners
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JP1995002279U
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一行 北畑
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ヒカリ厨房株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立ち消えによるガス漏れ等の事態をなくす。 【構成】 複数のメインバーナ11、12…から吐出し
た混合気に着火する種火ノズル21、22…をバーナと
共通のガス配管10に接続し、種火ノズル21、22…
を設けたパイプ20は複数のメインバーナ11、12…
と交叉配置し、交叉部にメインバーナ11、12…と同
数の種火ノズル21、22…が並ぶようにし、種火立ち
消えを感知する感知子31を種火ノズル21、22…の
いずれか一箇所に近接配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は外部からガスの供給を受けるガス器具に適した、立ち消えの危険に対 処するための安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メインバーナから吐出した混合気へ着火する種火は、従来の装置では、各メイ ンバーナの近くに同数個配置されていた。個々のメインバーナに着火するためそ れと同数個の種火(用のノズル)を必要とすることは当然である。しかし従来の 種火は並列配置されていたため各々の種火について立ち消え感知装置が必要とな り、配線、配管が複雑化し、コストも高くなるというような問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は複数のメインバーナ と交叉させて配置した1本のパイプとの各交叉部に種火ノズルを設けることによ って、1本のパイプに設けた1個の感知装置という簡単な構成で、より効率の良 い安全装置を構成することにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
前記課題を解決するため本考案は、複数のメインバーナ11、12…と、それ らのバーナから吐出した混合気への着火のための種火ノズル21、22…とを共 通のガス配管10に接続し、前記種火ノズル21、22…を設けるパイプ20は 複数のメインバーナ11、12…と交叉させて配置し、その交叉部のパイプ20 に設けられた開口を種火ノズル21、22…とすることによって、1本の配管2 0にメインバーナ11、12…と同数の種火ノズル21、22…が並ぶようにし 、種火の立ち消えを感知する感知装置30の感知子31をパイプ20に設けたい ずれか1箇所のノズルに近接して配置するようにしたものである。
【0005】
【作用】
本考案の立ち消え安全装置は、複数のメインバーナ11、12…にパイプ20 を交叉配置させ、交叉部に開口する種火ノズル21、22…でメインバーナ11 、12…から吐出する混合気に着火するようにしたので、パイプ20自体は1本 で済む。
【0006】 1本のパイプ20に開口させた種火ノズル21、22…では直列に並んでおり 、したがって複数の種火ノズル21、22…のいずれかのものが立ち消えを起こ すということは他のものも立ち消えるということであるから、感知装置は1個で 十分に全体の立ち消えを感知することができる。
【0007】 また、種火ノズル21、22…は1本の細長いパイプ20から成るので、パイ プ20をガス流通可能に折り曲げることによって、メインバーナの立体的配置に も十分対応することができ、種火ノズル21、22…が複雑化するということも ない。
【0008】
【実施例】
図1は本考案に係る立ち消え安全装置を実施したガス器具Aを示しており、外 部からガスの供給を受けるいわゆる外管式のものである。このガス器具Aは中空 な本体Bの内部に設置した複数のメインバーナ11、12…を有し、そのバーナ は例えば被加熱物を下から加熱する下側バーナ11、12と、被加熱物を左右上 部から加熱する左右袖火用バーナ13、14とから成り立っている(図1〜3参 照)。
【0009】 下側及び袖火用から成る実施例のメインバーナ11、12、13、14は外部 から本体Bに延びているガス配管10に接続されている。符号16は元栓17の 直後に設けた制御装置を示しており、種火を点もすための押しボタンのような操 作子16aを有し、かつガス流をメインバーナ側と種火ノズル側とにここで分岐 させている。また、15はメインバーナ用のコックを示す。
【0010】 なお、メインバーナ11〜14は上述の例に限定される訳ではなく、図4に示 すように下側バーナ11、12を左右に多数平面的に配列しても良いし、そのほ かにも必要に応じて配列の変更が可能である。勿論袖火用バーナ13、14も同 様に配列を変更することができる。
【0011】 種火ノズル用のパイプ20は、必要最小限度の内径を有する細長いものを使用 する。それを、例示の下側バーナ11、12と袖火用バーナ13、14と交叉す るように逆門型或いはほぼU字型に折り曲げ、交叉部に種火ノズル21、22… を開口してやれば良い。例示の場合種火ノズル11、12…は、細長いパイプ2 0の長手方向に沿って一列に多数開口されたものの内、メインバーナとの交叉部 にあるものを指している(図7参照)。
【0012】 種火ノズル21、22…を開口したパイプ20は、ガス配管10から制御装置 16で分岐した枝配管19に接続されており、パイプ20の末端29は閉じてい る。また枝配管19とパイプ20との接続点よりはやや上流の枝配管19に空気 導入口18を形成し、ガスと混合して可燃混合気を作るための空気を導入する。 28は覆い片を示しており、これはコネクタ27とパイプ側に設けた係止片26 に両端を係止させて取り付ける。
【0013】 さらに種火の立ち消えを感知するための感知装置30の感知子31を、パイプ 20に設けたいずれか1箇所の開口に近接して配置する。感知装置30は前述の 制御装置16内に設けてあり、感知子31と感知装置30とは伝達手段32によ って接続されている。感知子31は種火によって常時加熱されるが、加熱される と、熱起電力を発生し、立ち消えが起こると冷却し熱起電力がなくなるので、こ の間の起電力変化を感知装置30へ伝達し、制御装置16に内蔵されている弁装 置33を動作させてガス配管10中のガス流を開閉する。
【0014】 図中、34は感知子31の保持枠であり、前記係止片26を有する部材に溶接 され、保持枠34を貫通させた感知子基部35をねじ36によって止めている。 (図5、図6参照)。保持枠により、熱の影響が最小となる。37は上部レンジ を示す。また、38は放電針であり、種火ノズル21、22…から吐出した混合 気に着火するもので、圧電装置や点火コイルを用いた装置に接続され、高電圧放 電を生じる。なお本考案の安全装置は、上記したガスオーブンのほか、ガスレン ジ、グリドル、ブロイラ等の営業用のガス器具一般にも適用することができる。
【0015】 故に元栓17を開き、制御装置16の操作子16aを操作し、種火ノズル21 、22…から吐出した混合気に着火し、感知子31が種火のともったことを感知 した時点で操作子16aの操作を止めると、安全装置30が作動状態になる。そ こでメインバーナ用のコック15を開くとメインバーナに着火し、コック15を 閉じれば火が消えることになる。これが正常な状態である。
【0016】 しかし、メインバーナ11、12…に火がついているときに何らかの理由によ り種火が消えると、感知子31が種火の立ち消えを感知するので安全装置30が 作動し、ガス供給を停止するのでメインバーナ11、12…の燃焼も停止する。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから、1本のパイプ2 0を複数のメインバーナ11、12…に対して交叉させて配置し、それらの交叉 部のパイプ20に設けられた開口を種火ノズル21、22…とすることによって 、1本のパイプ20に直列配置されたノズル21、22…ですべてのメインバー ナ11、12…に対する着火が可能になり、構造が著しく簡潔化され、またすべ てのノズル21、22…は1本のパイプ20をガス配管として共有しているから 、いずれか1箇所のノズルに感知子31を近接配置しておくことによって、すべ ての種火の立ち消えを管理できることになり、さらには種火の立ち消えを感知し て安全装置を作動させ、メインバーナへのガス供給を係止できるので安全性を良 好に保つことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る立ち消え安全装置を実施したガス
器具の一部を破断した正面図。
【図2】同上の立ち消え安全装置の1実施例を示す平面
図。
【図3】同じく斜視図。
【図4】同じく変形例の斜視図。
【図5】同上要部の斜視図。
【図6】同じく側面図。
【図7】メインバーナと種火ノズルとの関係を示す断面
図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメインバーナ11、12…と、そ
    れらのバーナから吐出した混合気への着火のための種火
    ノズル21、22…とを共通のガス配管10に接続し、
    前記種火ノズル21、22…を設けるパイプ20は複数
    のメインバーナ11、12…と交叉させて配置し、その
    交叉部のパイプ20に設けられた開口を種火ノズル2
    1、22…とすることによって、1本の配管20にメイ
    ンバーナ11、12…と同数の種火ノズル21、22…
    が並ぶようにし、種火の立ち消えを感知する感知装置3
    0の感知子31をパイプ20に設けたいずれか1箇所の
    ノズルに近接して配置したことを特徴とするガス器具の
    立ち消え安全装置。
  2. 【請求項2】 複数のメインバーナ11、12…から吐
    出した混合気への着火のための種火ノズル21、22…
    として、複数のメインバーナ11、12…に交叉配置し
    たパイプ20に多数の開口を列設し、ガス配管10に接
    続された枝配管19と前記パイプ20とを接続し、ガス
    をパイプ20へ供給するととともに、パイプ20との接
    続点より上流の枝配管19に空気を導入し混合気を作る
    ための空気導入口18を形成し、種火の立ち消えを感知
    する感知装置30の感知子31をパイプ20に設けた開
    口のいずれか1箇所に近接して配置したことを特徴とす
    るガス器具の立ち消え安全装置。
  3. 【請求項3】 種火ノズル11、12…は細長いパイプ
    20の長手方向に沿って一列に多数開口されたものであ
    り、メインバーナ11、12…は被加熱物の下側、左右
    下側方及び左右上側方の袖火用と左右上下に分散配置さ
    れており、それら分散配置されたメインバーナ11、1
    2…の形態に合わせてパイプ20を折り曲げ、メインバ
    ーナ11、12…との交叉部に種火ノズル21、22…
    を開口し、パイプ20の末端を閉じるようにした請求項
    第1項又は第2項記載のガス器具の立ち消え安全装置。
JP1995002279U 1995-02-28 1995-02-28 ガス器具の立ち消え安全装置 Expired - Lifetime JP3015264U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065731A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Nakanishi Mfg Co Ltd 連続炊飯装置
JP2017124201A (ja) * 2017-03-02 2017-07-20 株式会社中西製作所 連続炊飯装置

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JP2012065731A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Nakanishi Mfg Co Ltd 連続炊飯装置
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