JP3014709U - 結びまち付き袋 - Google Patents

結びまち付き袋

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JP3014709U
JP3014709U JP1995001530U JP153095U JP3014709U JP 3014709 U JP3014709 U JP 3014709U JP 1995001530 U JP1995001530 U JP 1995001530U JP 153095 U JP153095 U JP 153095U JP 3014709 U JP3014709 U JP 3014709U
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Japan
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bag
knots
mouth
knot
knotted
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JP1995001530U
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Inventor
陽子 大山
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陽子 大山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋の口を簡単かつ確実に閉じること。 【構成】 口17に結びまち12〜15が形成されてい
る。収納部11にゴミを入れてから口17を閉じる場合
は、結びまち12と15又は13とが結わえられ、そし
て結びまち14と13又は15とが結わえられる。隣接
する2個の結びまち、例えば12と14との間には、切
欠き部が形成され、この切欠き部は各結びまちと対称な
形状をしている。結ぶまち付き袋を連続的に作製する場
合には、これらの切欠き部は、別の結びまち付き袋の結
びまちを構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴミ収集袋等に利用される可撓性の袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴミや物を入れるために袋が広く使用されている。これらの袋は、可撓性の材 料,例えばプラスチックフイルム,紙,布等で作られており、その殆どは、折り 畳んだ形状が矩形であり、また上部の口は平らになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の袋、特にゴミ収集袋は、ゴミを入れてから口を閉じる場合に、口の部分 を2個の角状にしてから結んでいるため、次のような問題があった。 口の部分を利用するために、収納可能なゴミの量が少なくなる。 口の部分を角状に引っ張る際に、ゴミの角に当たっている部分が破れてしま うことがある。 ゴミの量が多いと、角状部分を長くとることができないため、結びにくいと ともに、結び目が弱くて解けてしまうことがある。
【0004】 また、口を閉じるための紐が通してある袋も知られているが、この袋は製造が 面倒であるため、コスト高になるという問題がある。
【0005】 本考案は、収納量の減少を招くことなく、簡単にしかも強固に口を閉じること ができるようにした結びまち付き袋を提供することを目的とするものである。 また、本考案は、材料の無駄を省いて製造コストを安価にすることができる結 びまち付き袋を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の結びまち付き袋は、偶数個の結び まちを袋の口から突出するように設けたものである。ゴミ等を入れてから袋の口 を閉じる場合には、結びまちを2個ずつ結ぶ。この結びまちを結わえて口を閉じ るから、その作業が簡単かつ確実であるとともに、所期の収納量を確保すること ができる。
【0007】 請求項2記載の結びまち付き袋は、各結びまちが同形状をしており、かつ隣接 する2個の結びまちの間に形成される切欠きが、各結びまちと対称形状にしたも のである。こうすると、筒状をした長尺の袋材料から、結びまち付き袋を連続的 に作製する場合に、袋材料の無駄がなくなり、コストを安価にすることができる 。すなわち、ある結びまち付き袋の切欠き部は、別の結びまち付き袋の結びまち となるから、材料の無駄が発生しない。
【0008】 請求項3記載の結びまち付き袋は、向き合っている2個の結びまちの先端部を 接合したものである。こうすると、2個の結びまちは先端で繋がっているから、 手掛けとして利用することができ、例えばスーパー等で購入した商品を家に持ち 帰るための買い物袋に便利である。袋の口を閉じる場合には、繋がった2個の結 びまちを合わせて1つの結びまちとし、同様にして1つにした別の結びまちと結 ぶ。
【0009】
【実施例】
図1において、本考案の結びまち付き袋10は、収納部11と、4個の結びま ち12〜15とから構成されている。筒状をした収納部11は、その下端に斜線 で示すようなシール16が施されており、この部分が底となる。また、収納部1 1の上端は、ゴミや物を入れるための口17となっている。
【0010】 結びまち付き袋を展開した状態を示す図2おいて、4個の結びまち12〜15 は、同一形状をしており、また収納部11と一体に形成されている。隣接する2 個の結びまちとの間が切欠き部18となっているが、この切欠き部18は、4個 の結びまち12〜15と対称な形状をしている。
【0011】 結びまち付き袋は、筒状をした袋材料から作製される。この袋材料としては、 ポリプロピレンやビニール等の可撓性プラスチック,プラスチック繊維を混抄し た合成紙,布等が用いられる。袋材料はロール状に巻き取られており、先端が引 き出されてシール工程に送られる。このシール工程では、その先端を接合して底 を作る。可撓性プラスチックや合成紙の場合は、ヒートシーラによってヒートシ ールをする。布の場合には、ミシンで縫合したり、あるいは接着剤で接合する。 次、プレスカッタによって、4個の結びまち12〜15が形成されるように切断 して、結びまち付き袋10を取り離す。
【0012】 ここで、4個の結びまち12〜15は、4個の切欠き部18と対称な形状をし ているから、結びまち12〜15の切断によって、同時に別の結びまち付き袋の 結びまちが形成される。なお、この別の結びまち付き袋は、底となる部分をヒー トシール後に、この部分の真ん中又はこれに近接した位置で直線的に切断するこ とで完成する。このようにして、袋材料を無駄にすることなく、連続的に作製さ れる。なお、結びまち付き袋10は、結びまち12〜15が、袋の前側と後側に 2個ずつ形成されているが、別の結びまち付き袋では前側と後側に結びまちが1 個ずつ形成され、そして右横と左横に結びまちが1個ずつ形成される。
【0013】 図3は、ゴミ等を入れてから口を縛った状態を示すものである。(A)では、 対面する結びまち12と13とを結わえ、そして結びまち14と15とを結わえ ている。(B)では、結び目が重なるように、結びまち12と15とを結わえ、 その上から結びまち13と14とを結わえている。後者の閉じ方では、収納量が 僅かであるが少なくなるが、口17を完全に閉じることができる。
【0014】 図4は、複数の結びまち付き袋を連続させておき、使用時に切り離して使用す る実施例を示すものである。連続袋20は、偏平にされた筒状をしており、この 状態で前側と後側とを接合して底を形成するために、隣接した2本のシール21 ,22が一定間隔で設けられている。これらのシール21と22との間には、切 り離し可能にするためにミシン目23が施されている。また、2組のシールの中 央には、ミシン目24がジグザク状に施されている。このミシン目24を切るこ とにより、2個の結びまち付き袋の結びまちが同時に形成される。
【0015】 連続袋20は、つづら折り状に重ねられ、又はロール状に巻かれている。結び まち付き袋25が先頭にある場合には、ミシン目24に沿って手で切断すること により、連続袋20から切り離すことができる。次の結びまち付き袋26は、ミ シン目23から切り離される。
【0016】 対面する結びまちが連結されるように、その先端同士を接合してもよい。例え ば図1に示す結びまち付き袋10の場合には、結びまち12と13とが先端で繋 がり、また結びまち14と15とが繋がる。したがって、2個の手掛けが形成さ れるから、買い物袋のように、袋に物を入れて運ぶ場合に便利である。口を閉じ る場合には、結びまち12と13とを重ねて1まとめとし、同様に結びまち14 と15とを1まとめにしてから、これらを結わえる。
【0017】 前記実施例では、結びまちが台形をしているが、これは三角形でもよい。この 三角形の結びまちの場合は、図3(A)のような結び方をした場合でも、口を完 全に閉じることができる。更に、結びまちは、花弁のように曲線であってもよい また、結びまちの個数は、偶数であれば、2個,6個,8個等でもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案では、袋の口に結びまちを偶数個設けたか ら、袋の口を閉じる場合に、従来の袋のように口の一部を用いるものに比べて、 袋に破れを招くことなく、簡単かつ確実に行うことができ、しかもより多くの収 納量を確保することができる。
【0019】 また、各結びまちの形状を同じにするとともに、隣接する2個の結びまちの間 に形成される切欠きが、各結びまちと対称形状にしたから、製造時に切り落とす 部分がなくなり、材料費を節約することができる。
【0020】 更に、向き合っている2個の結びまちは、その先端部が接合されて繋がってい るから、物を入れて持ち運ぶ際に、手掛けとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の結びまち付き袋の実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示す結びまち付き袋の展開図である。
【図3】袋の口を閉じた状態を示す斜視図である。
【図4】複数の結びまち付き袋を連設し、使用時にミシ
ン目から切り取るようにした実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 結びまち付き袋 11 収納部 12〜15 結びまち 20 連続袋 23,24 ミシン目 25,26 結びまち付き袋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋の口から突出しており、この口を閉じ
    るために結ばれる偶数個の結びまちを形成したことを特
    徴とする結びまち付き袋。
  2. 【請求項2】 前記各結びまちは同形状をしており、隣
    接する2個の結びまちの間に形成される各切欠きが、各
    結びまちと対称形状をしていることを特徴とする請求項
    1記載の結びまち付き袋。
  3. 【請求項3】 向き合っている2個の結びまちは、その
    先端部が接合されて繋がっていることを特徴とする請求
    項2記載の結びまち付き袋。
JP1995001530U 1995-02-13 1995-02-13 結びまち付き袋 Expired - Lifetime JP3014709U (ja)

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