JP3014366B2 - インターネット電話通信方法及び装置、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

インターネット電話通信方法及び装置、及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP3014366B2
JP3014366B2 JP10228141A JP22814198A JP3014366B2 JP 3014366 B2 JP3014366 B2 JP 3014366B2 JP 10228141 A JP10228141 A JP 10228141A JP 22814198 A JP22814198 A JP 22814198A JP 3014366 B2 JP3014366 B2 JP 3014366B2
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大 安藤
林  泰仁
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のIPネットワークで、双方向リアルタイムデータ通信
を行うインターネット電話端末において、送信側の音声
入力を一時停止している間、相手に保留音を聞かせるた
めのインターネット電話通信方法及び装置、及びそのプ
ログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はインターネット電話における一般
的な動作を示す図である。図中の符号1はマイク、2は
音声入力部、3はA/D変換部、4は音声符号化部、5
はパケット化部、6はパケット組立部、7は音声復号化
部、8はD/A変換部、9は音声出力部、10はスピー
カを表している。
【0003】また図2は保留機能を示す図であり、図中
の符号1ないし10は図1に対応し、11は保留音デー
タ、12は入力切替部、13は保留開始/停止手段を表
している。
【0004】インターネット電話においては、図1に示
す如く、送信側では、入力されたアナログ音声をA/D
変換し、圧縮した後、パケット化して、相手に送信す
る。受信側では、受信した音声データパケットを組み立
て、伸張し、D/A変換をして、アナログ音声を再生す
る。
【0005】インターネット電話通信中に、音声の入力
を一時的に停止し、その間、相手側に保留音を聞かせる
ためには、通常の電話と同様に、保留側(=送信側)
で、入力音声をあらかじめ送信側に記録してあった保留
音の再生に切り替え、該再生された保留音を通常の音声
と同様にA/D変換し、圧縮し、パケット化して相手に
送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、保留側(=送信側)で、保留音の再生と、送信のた
めの圧縮を同時に行わなくてはならず、性能の低い端末
などでは処理が間に合わないため送信しきれず、被保留
側(=受信側)で保留音が正常に再生されないという問
題があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するため
に、インターネット電話において、保留側(=送信側)
の処理を増やさずに保留音を再生し、性能の低い端末で
も、被保留側(=受信側)で保留音が正常に再生できる
ようにする、ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、IP
ネットワーク用IFとアナログ音声信号を入力する手段
とアナログ音声信号を出力する手段とを持ち、入力され
たアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、該デ
ジタル音声信号を圧縮し、該圧縮音声信号をデータ通信
用のパケット信号に変換しIPネットワークへ送信する
と共に、受信したデータ通信用パケットを圧縮音声信号
に復元し、該復元された圧縮音声信号をデジタル音声信
号に伸張し、該伸張されたデジタル音声信号をアナログ
音声信号に変換し、再生出力する機能を持ち、音声圧縮
/伸張方式としては、複数の符号化方式を持つインター
ネット電話通信方法において、インターネット電話端末
が、保留時に再生する保留音データを複数格納しておく
と共に、保留開始操作を意味する手段を用い、一方の保
留側端末において保留開始操作を意味する手段が行われ
た場合、保留コマンドを通信相手に送信し、音声の入力
及び送信を一時停止し、保留側端末の再生を、受信した
相手からの音声データから、前記格納された保留音デー
タに切り替え、保留停止操作を意味する手段を用い、前
記保留側端末において、保留停止操作を意味する手段が
行われた場合、保留解除コマンドを通信相手に送信し、
音声の入力を再開し、保留側端末の再生を保留音データ
の再生から、受信した相手からの音声データに切り替
え、もう一方の被保留側端末において、通信相手から保
留コマンドを受信した場合、音声の入力と送信を一時停
止し、被保留側端末の再生を、受信した相手からの音声
データから、前記格納された保留音データに切り替え、
被保留側端末において、通信相手から保留解除コマンド
を受信した場合、音声の入力と送信を再開し、被保留側
端末の再生を、保留音データの再生から、受信した相手
からの音声データに切り替える手段を持つ。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の前提とした構成
を示す。
【0011】本構成は、圧縮済みの圧縮保留音データを
送信する場合の例である。
【0012】インターネット電話端末A(901)とイ
ンターネット電話端末B(902)がインターネットに
接続されている。インターネット電話端末A(901)
には、マウス(903)、キーボード(904)、マイ
ク(905)、スピーカ(906)が接続されている。
インターネット電話端末A(901)のIPアドレス
は、「129.60.10.1」とする。また、インタ
ーネット電話端末B(902)にも、マウス(90
7)、キーボード(908)、マイク(909)、スピ
ーカ(910)が接続されている。インターネット電話
端末B(902)のIPアドレスは、「129.60.
10.2」とする。さらにインターネット電話端末A
(901)は、音声圧縮符号化方式としてG.723.
1方式とG.729方式を実装しているものとし、G.
723.1方式で圧縮された圧縮保留音データ(91
1)とG.729方式で圧縮された圧縮保留音データ
(912)を内部に格納している。一方、インターネッ
ト電話端末B(902)は、音声圧縮方式としてG.7
29方式のみ実装しているものとし、内部にG.729
方式で圧縮された圧縮保留音データ(913)を格納し
ている。
【0013】まず、どちらかの端末(例えば、インター
ネット電話端末A(901))から相手端末(例えば、
インターネット電話端末B(902))へ発呼パケット
が送られる。これを受信したインターネット電話端末B
(902)は、発呼元のインターネット電話端末A(9
01)に、着呼受付パケットを送信し、音声通話状態へ
と移行する。この時、双方の端末で、互いの符号化能力
をネゴシエーションしあう、その結果、一致する符号化
則はG.729となり、双方ともG.729方式で圧縮
したデータを相互に送受信しあう。
【0014】この音声通話状態の時、インターネット電
話端末A(901)において、マウス(903)または
キーボード(904)より保留開始を意味する操作が行
われると、該インターネット電話端末A(901)は、
それまでマイク(905)から入力されていた音声の入
力を一時停止する。それから、現在の通信モードがG.
729符号化であるので、圧縮保留音データ(G.72
9)(912)を読み出し、これをパケット化して、通
信相手であるインターネット電話端末B(902)へ送
信する。また、これまで、インターネット電話端末B
(902)においては、送信されてきた音声データを復
号してインターネット電話端末A(901)のスピーカ
(906)から再生していたのを、読み出した圧縮保留
音データ(G.729)(912)を復号して再生する
よう切り替える。
【0015】その結果、保留側のインターネット電話端
末A(901)のスピーカ(906)からは復号された
圧縮保留音データ(G.729)(912)が再生され
る。一方、被保留側であるインターネット電話端末B
(902)においては、インターネット電話端末A(9
01)が送信してきた、圧縮保留音データ(G.72
9)(912)を受信し、これをスピーカ(910)か
ら再生することとなる。すなわち、双方の端末とも、相
手の音声の代わりに保留音を再生することとなる。
【0016】次に、この保留状態の時に、保留側である
インターネット電話端末A(901)において、保留解
除を意味する操作が行われたとする。その場合、該イン
ターネット電話端末A(901)では、圧縮保留音デー
タ(G.729)(912)の読み出しを停止し、マイ
ク(905)からの入力を再開する。同時に、スピーカ
(906)からの再生を受信したインターネット電話端
末B(902)の音声に切り替える。その結果、被保留
側であったインターネット電話端末B(902)のスピ
ーカ(910)からは、インターネット電話端末A(9
01)にてマイク(905)から入力された音声が再生
され、かつインターネット電話端末A(901)のスピ
ーカ(906)からは、インターネット電話端末B(9
02)にてマイク(909)から入力された音声が再生
され、音声通話状態に復帰し、保留状態は解除される。
【0017】上記において、本発明の前提とした構成に
ついて記述したが、本発明は保留コマンドを送信するよ
うにしている。図4は、本発明の実施例を示す。
【0018】本実施例は、保留時に保留コマンドを送信
する場合の例である。
【0019】インターネット電話端末A(1001)と
インターネット電話端末B(1002)がインターネッ
トに接続されている。インターネット電話端末A(10
01)には、マウス(1003)、キーボード(100
4)、マイク(1005)、スピーカ(1006)が接
続されている。インターネット電話端末A(1001)
のIPアドレスは、「129.60.10.1」とす
る。また、インターネット電話端末B(1002)に
も、マウス(1007)、キーボード(1008)、マ
イク(1009)、スピーカ(1010)が接続されて
いる。インターネット電話端末B(1002)のIPア
ドレスは、「129.60.10.2」とする。さらに
インターネット電話端末A(1001)は、非圧縮の保
留音データ1(1011)と保留音データ2(101
2)を持ち、保留音設定部(1013)により、現在は
保留音データ1(1011)が設定されているとする。
一方、インターネット電話端末B(1002)は、非圧
縮の保留音データ1(1014)と保留音データ2(1
015)を持ち、保留音設定部(1016)により、現
在は保留音データ2(1015)が設定されているとす
る。また、インターネット電話端末A(1001)は、
音声圧縮符号化方式としてG.723.1方式とG.7
29方式を実装しているものとし、インターネット電話
端末B(1002)は、音声圧縮方式としてG.729
方式のみ実装しているものとする。
【0020】まず、どちらかの端末(例えば、インター
ネット電話端末A(1001))から相手端末(例え
ば、インターネット電話端末B(1002))へ発呼パ
ケットが送られる。これを受信したインターネット電話
端末B(1002)は、発呼元のインターネット電話端
末A(1001)に、着呼受付パケットを送信し、音声
通話状態へと移行する。この時、双方の端末で、互いの
符号化能力をネゴシエーションしあう、その結果、一致
する符号化則はG.729となり、双方ともG.729
方式で圧縮した音声データを相互に送受信しあう。
【0021】この音声通話状態の時、インターネット電
話端末A(1001)において、マウス(1003)ま
たはキーボード(1004)より保留開始を意味する操
作が行われると、該インターネット電話端末A(100
1)は、通信相手であるインターネット電話端末B(1
002)に対し、保留コマンドを送信するとともに、そ
れまでマイク(1005)から入力されていた音声の入
力を一時停止し、音声データの圧縮、送信処理も一時停
止する。それから、保留音設定部(1013)において
設定された保留音データ1(1011)を読み出し、ス
ピーカ(1006)から再生する。該保留コマンドを受
信したインターネット電話端末B(1002)は、それ
までマイク(1009)から入力されていた音声の入力
を一時停止し、音声データの圧縮、送信処理も一時停止
する。それから、保留音設定部(1016)において設
定された保留音データ2(1015)を読み出し、スピ
ーカ(1010)から再生する。この状態は、双方の端
末とも音声データの送受信を一時停止し、インターネッ
ト電話端末A(1001)は保留音データ1(101
1)を再生し、インターネット電話端末B(1002)
は保留音データ2(1015)を再生することとなり、
保留状態になっていることを意味する。
【0022】次に、この保留状態の時に、保留側である
インターネット電話端末A(1001)において、保留
解除を意味する操作が行われたとする。その場合、該イ
ンターネット電話端末A(1001)は、被保留側であ
るインターネット電話端末B(1002)に保留解除コ
マンドを送信し、保留音データ1(1011)の読み出
しを停止し、スピーカ(1006)からの出力を相手か
ら受信した音声の再生に切り替えるとともに、マイク
(1003)からの入力、及び入力された音声データの
圧縮、送信を再開する。該保留解除コマンドを受信した
被保留側のインターネット電話端末B(1002)は、
保留音データ2(1015)の読み出しを停止し、スピ
ーカ(1010)からの出力を相手から受信した音声の
再生に切り替えるとともに、マイク(1009)からの
入力、及び入力された音声データの圧縮、送信を再開す
る。この状態であれば、双方の端末とも、スピーカから
は相手がマイクで入力した音声が再生されることとな
り、音声通話状態に復帰する。
【0023】図5は、第1の構成例に対応するインター
ネット電話端末における保留音機能・構成図を示す。
【0024】図中の符号1はマイク、2は音声入力部、
3はA/D変換部、4は音声符号化部、5はパケット化
部、6はパケット組立部、7は音声復号化部、8はD/
A変換部、9は音声出力部、10はスピーカを表してお
り、図1や図2に対応している。
【0025】そして、符号20はインターネット電話端
末、21はマウス、22はキーボード、23はネットワ
ークインタフェ−ス部、24は通信制御部、25は制御
部、26は保留音設定部、27および28は夫々圧縮保
留音データ、29は送信切替部、30は出力切替部を表
している。
【0026】図5に示す第1の構成例の場合には、保留
側端末において保留音データとして圧縮された保留音デ
ータ(図示の圧縮保留音データ)を持っている。
【0027】図6は、インターネット電話における保留
音の再生シーケンス(1)を示し、図7はこの場合の、
インターネット電話端末のフロー(1)を示す。これは
図4に示す圧縮済みの圧縮保留音データを利用する場合
の例である。
【0028】まず、インターネット電話端末Aとインタ
ーネット電話端末Bとの間で接続が行われ、通話状態と
なっているものとする。この時、インターネット電話端
末Aにおいて、保留開始を意味する操作が行われる。こ
れは、通常マウスやキーボードからの操作により行われ
る。保留開始を意味する操作が行われると、インターネ
ット電話端末Aではマイクからの音声の入力を一時的に
停止する。それと同時にあらかじめインターネット電話
端末に記録されていた圧縮済みの圧縮保留音データを読
み出し、これを送信切替部からパケット化部に入力す
る。その結果、被保留側となるインターネット電話端末
Bでは、それまでに再生されていたインターネット電話
端末A側で入力されていた音声の代わりに、保留音デー
タを受信し、これが再生されることとなる。
【0029】また、保留を解除する場合は、保留側のイ
ンターネット電話端末Aにおいて、保留解除を意味する
操作が行われる。保留解除を意味する操作が行われる
と、保留側のインターネット電話端末Aは、マイクから
の音声の入力を再開する。それと同時に、送信切替部が
音声符号化部によって圧縮された符号化データをパケッ
ト化部に入力し、マイクから入力された音声データを圧
縮し、インターネット電話端末Bに送信する。その結
果、インターネット電話端末Bでは、保留音の再生か
ら、インターネット電話端末Aで入力された音声データ
が再生される。
【0030】図示においては、保留側のインターネット
電話端末Aでは、保留時に、保留音データを読み出した
後に圧縮するのではなく、あらかじめ圧縮済みの保留音
のデータを読み出して送信するだけであるので、性能の
低い端末であっても十分処理可能と考えられる。また、
被保留側からみると、送られてくるデータがマイクから
の音声を圧縮したデータか、あらかじめ圧縮済みの圧縮
保留音データかの違いだけで、受信側で行う処理は全く
同じである。すなわち、被保留側端末は通常の処理を変
更する必要はない。
【0031】また、自装置において、圧縮可能な符号化
方式毎の圧縮済み符号化データをそれぞれ記録可能と
し、保留音データ送信時には、その時音声通信時におい
て使用されていた符号化で圧縮された圧縮保留音データ
を読み出し、送信する。これにより、通信相手により、
符号化則が異なる場合であっても適切な保留音データを
送信可能となる。
【0032】図8は、第2の構成例に対応するインター
ネット電話端末における保留音機能・構成図を示す。図
中の符号1ないし28は図5に対応し、31は入力ON
/OFF部、32は出力切替部、33は保留コマンド送
受信手段、34は保留解除コマンド送受信手段を表して
いる。
【0033】図8に示す第2の構成例の場合には、保留
音データは被保留側端末側に保持されるようにされてい
る。
【0034】図9は、インターネット電話における保留
音の再生のシーケンス(2)を示し、図10は、この際
の、インターネット電話端末のフロー(2)を示す。こ
れは、図7に示す保留コマンドを送受する場合の例であ
る。
【0035】まず、インターネット電話端末Aとインタ
ーネット電話端末Bとの間で接続が行われ、通話状態と
なっているものとする。この時、インターネット電話端
末Aにおいて、保留開始を意味する操作が行われる。こ
れは、通常マウスやキーボードからの操作により行われ
る。保留開始を意味する操作が行われると、インターネ
ット電話端末Aでは、入力ON/OFF部がマイクから
の音声の入力を一時的に停止する。それと同時に保留コ
マンドを相手側のインターネット電話端末Bへ送信し、
出力切替部が自端末の再生を相手から受信した音声デー
タから、あらかじめ自端末に登録してあった保留音デー
タに切り替える。該保留コマンドを受信したインターネ
ット電話端末Bは、入力ON/OFF部がマイクからの
音声の入力を一時的に停止し、それと同時に自端末の再
生を、出力切替部が相手から受信した音声データから、
あらかじめ自端末に登録してあった保留音データに切り
替える。
【0036】また、保留を解除する場合は、保留側のイ
ンターネット電話端末Aにおいて、保留解除を意味する
操作が行われる。保留解除を意味する操作が行われる
と、保留側のインターネット電話端末Aは、被保留側の
インターネット電話端末Bに対し、保留解除コマンドを
送信し、それと同時に入力ON/OFF部がマイクから
の音声の入力を再開し、出力切替部が自端末の再生を読
み出した保留音から相手から受信した音声データに切り
替える。また、該保留解除コマンドを受信した被保留側
のインターネット電話端末は、入力ON/OFF部がマ
イクからの音声の入力を再開し、出力切替部が自端末の
再生を読み出した保留音から相手から受信した音声デー
タに切り替え、双方とも音声通信状態に復帰する。
【0037】また、あらかじめ複数の保留音データが登
録でき、ユーザの好みによって好きな保留音を設定でき
るものとする。
【0038】図示においては、保留側端末、被保留側端
末とも保留時は音声データの通信を行わず、そのために
音声の圧縮/伸張処理も行わないため、性能の低い端末
であっても十分に処理可能と考えられる。
【0039】以上において、インターネット電話通信方
法およびインターネット電話通信装置について説明した
が、当該インターネット電話通信方法はプログラムの形
で保持することができ、本発明は当該プログラムを記録
した記録媒体をも権利範囲に含むものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネット電話において、保留側(=送信側)の処
理を増やさずに保留音を再生し、性能の低い端末でも、
被保留側(=受信側)で保留音が正常に再生されること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネット電話における一般的な動作例を
示す。
【図2】一般的な保留機能を示す。
【図3】本発明の前提とした構成を示す。
【図4】本発明の実施例を示す。
【図5】インターネット電話端末における保留音機能・
構成図(1)を示す。
【図6】インターネット電話・保留時のシーケンス
(1)を示す。
【図7】インターネット電話端末保留機能・フロー図
(1)を示す。
【図8】インターネット電話端末における保留音機能・
構成図(2)を示す。
【図9】インターネット電話・保留時のシーケンス
(2)を示す。
【図10】インターネット電話端末保留機能・フロー図
(2)を示す。
【符号の説明】
1:マイク 2:音声入力部 3:A/D変換部 4:音声符号化部 5:パケット化部 6:パケット組立部 7:音声復号化部 8:D/A変換部 9:音声出力部 10:スピーカ 20:インターネット電話端末 21:マウス 22:キーボード 23:ネットワークインタフェ−ス部 24:通信制御部 25:制御部 26:保留音設定部 27:圧縮保留音データ 28:圧縮保留音データ 29:送信切替部 30:出力切替部 31:入力ON/OFF部 32:出力切替部 901:インターネット電話端末A 902:インターネット電話端末B 903:(インターネット電話端末Aの)マウス 904:(インターネット電話端末Aの)キーボード 905:(インターネット電話端末Aの)マイク 906:(インターネット電話端末Aの)スピーカ 907:(インターネット電話端末Bの)マウス 908:(インターネット電話端末Bの)キーボード 909:(インターネット電話端末Bの)マイク 910:(インターネット電話端末Bの)スピーカ 911:(インターネット電話端末Aの)圧縮保留音デ
ータ(G.723.1) 912:(インターネット電話端末Aの)圧縮保留音デ
ータ(G.729) 913:(インターネット電話端末Bの)圧縮保留音デ
ータ(G.729) 1001:インターネット電話端末A 1002:インターネット電話端末B 1003:(インターネット電話端末Aの)マウス 1004:(インターネット電話端末Aの)キーボード 1005:(インターネット電話端末Aの)マイク 1006:(インターネット電話端末Aの)スピーカ 1007:(インターネット電話端末Bの)マウス 1008:(インターネット電話端末Bの)キーボード 1009:(インターネット電話端末Bの)マイク 1010:(インターネット電話端末Bの)スピーカ 1011:(インターネット電話端末Aの)保留音デー
タ1 1012:(インターネット電話端末Aの)保留音デー
タ2 1013:(インターネット電話端末Aの)保留音設定
部 1014:(インターネット電話端末Bの)保留音デー
タ1 1015:(インターネット電話端末Bの)保留音デー
タ2 1016:(インターネット電話端末Bの)保留音設定
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04M 19/02 19/02 H04L 13/00 307Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/253 H04M 1/80 H04M 3/00 H04M 3/42 H04M 11/00 - 11/10 H04M 19/02 H04L 29/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IPネットワーク用IFとアナログ音声
    信号を入力する手段とアナログ音声信号を出力する手段
    とを持ち、入力されたアナログ音声信号をデジタル音声
    信号に変換し、該デジタル音声信号を圧縮し、該圧縮音
    声信号をデータ通信用のパケット信号に変換しIPネッ
    トワークへ送信すると共に、受信したデータ通信用パケ
    ットを圧縮音声信号に復元し、該復元された圧縮音声信
    号をデジタル音声信号に伸張し、該伸張されたデジタル
    音声信号をアナログ音声信号に変換し、再生出力する機
    能を持ち、音声圧縮/伸張方式としては、複数の符号化
    方式を持つインターネット電話通信方法において、 インターネット電話端末が、 保留時に再生する保留音データを複数格納しておくと共
    に、 保留開始操作を意味する手段を用い、 一方の保留側端末において保留開始操作を意味する手段
    が行われた場合、保留コマンドを通信相手に送信し、 音声の入力及び送信を一時停止し、 保留側端末の再生を、受信した相手からの音声データか
    ら、前記格納された保留音データに切り替え、 保留停止操作を意味する手段を用い、 前記保留側端末において、保留停止操作を意味する手段
    が行われた場合、保留解除コマンドを通信相手に送信
    し、 音声の入力を再開し、保留側端末の再生を保留音データ
    の再生から、受信した相手からの音声データに切り替
    え、 もう一方の被保留側端末において、通信相手から保留コ
    マンドを受信した場合、音声の入力と送信を一時停止
    し、 被保留側端末の再生を、受信した相手からの音声データ
    から、前記格納された保留音データに切り替え、 被保留側端末において、通信相手から保留解除コマンド
    を受信した場合、音声の入力と送信を再開し、被保留側
    端末の再生を、保留音データの再生から、受信した相手
    からの音声データに切り替えることを特徴とするインタ
    ーネット電話通信方法。
  2. 【請求項2】 IPネットワーク用IFとアナログ音声
    信号を入力する手段とアナログ音声信号を出力する手段
    とを持ち、入力されたアナログ音声信号をデジタル音声
    信号に変換し、該デジタル音声信号を圧縮し、該圧縮音
    声信号をデータ通信用のパケット信号に変換しIPネッ
    トワークへ送信すると共に、受信したデータ通信用パケ
    ットを圧縮音声信号に復元し、該復元された圧縮音声信
    号をデジタル音声信号に伸張し、該伸張されたデジタル
    音声信号をアナログ音声信号に変換し、再生出力する機
    能を持ち、音声圧縮/伸張方式としては、複数の符号化
    方式を持つインターネット電話端末において、 インターネット電話端末が、 保留時に再生する保留音データを複数格納する手段と、 保留開始操作を意味する手段と一方の保留側端末におい
    て保留開始操作を意味する手段が行われた場合、保留コ
    マンドを通信相手に送信する手段と、 音声の入力及び送信を一時停止する手段と、 前記保留開始操作を意味する手段が行われた場合、保留
    側端末の再生を、受信した相手からの音声データから、
    前記格納された保留音データに切り替える手段と保留停
    止操作を意味する手段と、 前記保留側端末において、保留停止操作を意味する手段
    が行われた場合、保留解除コマンドを通信相手に送信す
    る手段と、 音声の入力を再開する手段と、保留側端末の再生を保留
    音データの再生から、受信した相手からの音声データに
    切り替える手段ともう一方の被保留側端末において、通
    信相手から保留コマンドを受信した場合、音声の入力と
    送信を一時停止する手段と、被保留側端末の再生を、受
    信した相手からの音声データから、前記格納された保留
    音データに切り替える手段と、 被保留側端末において、通信相手から保留解除コマンド
    を受信した場合、音声の入力と送信を再開する手段と、
    被保留側端末の再生を、保留音データの再生から、受信
    した相手からの音声データに切り替える手段を持つこと
    を特徴とするインターネット電話通信装置。
  3. 【請求項3】 IPネットワーク用IF、アナログ音声
    入出力IFを持ち、入力されたアナログ音声信号をデジ
    タル音声信号に変換し、該デジタル音声信号をアナログ
    音声信号に変換する機能を持つコンピュータで動作し、
    入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換
    し、該デジタル音声信号を圧縮し、該圧縮音声信号をデ
    ータ通信用のパケット信号に変換しIPネットワークへ
    送信すると共に、受信したデータ通信用パケットを圧縮
    音声信号に復元し、該復元された圧縮音声信号をデジタ
    ル音声信号に伸張し、該伸張されたデジタル音声信号を
    アナログ音声信号に変換し、再生する機能を持ち、音声
    圧縮/伸張方式としては、複数の符号化方式を持つイン
    ターネット電話通信方式プログラムを記録した記録媒体
    において、記録媒体内のインターネット電話プログラム
    が、保留時に再生する保留音データを複数記録し、一方
    の保留側端末において保留開始を意味する操作が行われ
    た場合、保留コマンドを通信相手に送信し、音声の入力
    及び送信を一時停止し、保留側端末の再生を、受信した
    相手からの音声データから、前記記録された保留音デー
    タに切り替える処理を行い、保留解除を意味する操作が
    行われた場合、保留解除コマンドを通信相手に送信し、
    音声の入力を再開し、保留側端末の再生を保留データの
    再生から、受信した相手からの音声データに切り替え、
    もう一方の被保留側端末において、通信相手から保留コ
    マンドを受信した場合、音声の入力と送信を一時停止
    し、被保留側端末の再生を、受信した相手からの音声デ
    ータから、前記記録された保留音データに切り替え、
    保留側端末において、通信相手から保留解除コマンドを
    受信した場合、音声の入力と送信を再開し、被保留側端
    末の再生を、保留データの再生から、受信した相手から
    の音声データに切り替えるようにした処理を記録してな
    ることを特徴とするインターネット電話通信方式プログ
    ラム記録媒体。
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