JP3014210U - フェンス - Google Patents

フェンス

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JP3014210U
JP3014210U JP1995000304U JP30495U JP3014210U JP 3014210 U JP3014210 U JP 3014210U JP 1995000304 U JP1995000304 U JP 1995000304U JP 30495 U JP30495 U JP 30495U JP 3014210 U JP3014210 U JP 3014210U
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wire
fence
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horizontal
stainless steel
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JP1995000304U
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Inventor
清 中山
Original Assignee
朝日スチール工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、網体線材はその表面をステンレス
スチール製として高級感をだし、また運搬中や組立中に
塗膜を剥がす心配がなく取扱易くかつ耐蝕性の良いフェ
ンスを提供する。 【構成】 互いに一定間隔を置いて並列した複数の横線
材Aに、互いに一定間隔を置いて並列した複数の縦線材
Bを格子網状に重ね、前記横線材A及び縦線材Bは、ス
テンレススチール製の小径外管Cに亜鉛メッキ鉄線製芯
線Dを挿入して成り、これら横線材A及び縦線材Bの交
点を電気溶接することによりフェンス網体Eを構成す
る。そして、高価なステンレススチールは小径外管Cの
みとして、線材全体をステンレススチールで製作するよ
り安価とし、小径外管Cの内部は安価な芯線Dで満たし
て、座屈強度は強くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駅や建物内部の手摺、ベランダの手摺、或は土地を区画するために 用いるフェンス(本考案では、これらを総称してフェンスという。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフェンスにおいては、その網体は、互いに一定間隔を置いて並列された 複数の鉄線製横線材に、互いに一定間隔を置いて並列された複数の鉄線製縦線材 が格子網状に重ねられ、これら横線材及び縦線材の交点が電気溶接され、その後 、塗装仕上げされることによりが製作されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のフェンスにおいては、網体の表面が塗装仕上げであるため 高級感がなく、また運搬中や組立中に塗膜を剥がすと、その部分が錆び易くなる 問題がある。
【0004】 本考案は、上記の問題点を解消するためになされたもので、網体線材はその表 面がステンレススチール製のため高級感があり、また運搬中や組立中に塗膜を剥 がす心配がないので取扱易くかつ耐蝕性の良いフェンスの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による課題解決手段は、図1,2,3,4の如く、互いに一定間隔を置 いて並列された複数の横線材Aに、互いに一定間隔を置いて並列された複数の縦 線材Bが格子網状に重ねられ、前記横線材A及び縦線材Bは、ステンレススチー ル製の小径外管Cに亜鉛メッキ鉄線製芯線Dが挿入されて成り、これら横線材A 及び縦線材Bの交点が電気溶接されることによりフェンス網体Eが構成されたも のである。
【0006】
【作用】
上記課題解決手段において、高価なステンレススチールは小径外管Cのみとな り、線材全体をステンレススチールで製作するより安価となり、小径外管Cの内 部は安価な芯線Dで満たされるので、座屈強度は強くなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。まず、図1,2,3,4に基づいて第一実 施例を説明すると、これにおいては、互いに一定間隔を置いて並列された複数の 水平直線形横線材Aに、互いに一定間隔を置いて並列された複数の垂直直線形縦 線材Bが格子網状に重ねられ、前記横線材A及び縦線材Bは、ステンレススチー ル製の断面円環形小径外管Cに亜鉛メッキ鉄線製の断面円形芯線Dが挿入されて 成り、これら横線材A及び縦線材Bの断面円形同士の交点が電気溶接されること によりフェンス網体Eが構成されている。
【0008】 なお、1は地面や基礎に立設されるステンレススチールパイプ製フェンス支柱 、2はこれらの支柱1と網体Eを連結するステンレススチール製継ぎ手2である 。
【0009】 前記横線材A及び縦線材Bの小径外管Cは、例えば外径が6mm、内径4.8 mmであり、芯線Dの直径は4.8mmである。また、横線材A及び縦線材Bは 、図4のように、その小径外管Cと芯線Dが互いに溶融した状態で溶着される。
【0010】 次に、横線材A及び縦線材Bの製造方法は、コイル状の亜鉛メッキ鉄線にステ ンレススチールテープを縦に沿わせながら成形してその継目を溶接し、その後、 これらは、ダイスを通して引き抜きをかける方法である。
【0011】 次に、図5,6により第二実施例を説明すると、互いに一定間隔を置いて並列 された複数の横線材Aに、互いに一定間隔を置いて並列された複数の縦線材Bが 格子網状に編成され、前記横線材A及び縦線材Bは、ステンレススチール製の小 径外管Cに亜鉛メッキ鉄線製芯線Dが挿入されて成り、かつこれら横線材A及び 縦線材Bは波状に湾曲されるとともにその変曲部が断面楕円形部Gに形成され、 これら楕円形部G同士の交点が電気溶接されることによりフェンス網体Fが構成 されている。その他の構成及び作用は、前記第一実施例と同様である。
【0012】 なお、横線材A及び縦線材Bを波形に湾曲成形する際、仮に線材の内部が空洞 のときは、変曲部の断面が図11のように全く偏平Hになり、強度が極端に弱く なるが、この第二実施例では変曲部断面が楕円形部Gとなり強度が保たれる。
【0013】 また、図7,8は第三実施例であり、これにおいては、網体Eの上下部に一体 的に格子網筒形胴縁3が、水平直線形横線材Aと垂直直線形縦線材Bの延長円環 部B1により溶接形成されている。その他の構成及び作用は、前記第一実施例と 同様である。
【0014】 さらにまた、図9,10は第四実施例であり、これにおいては、網体Eの上下 部に、網体Eとは別体にステンレススチール製溝形胴縁4が嵌合されている。そ の他の構成及び作用は、前記第一実施例と同様である。
【0015】 図12は第五実施例であり、これにおいては、互いに一定間隔を置いて並列さ れた複数の斜め直線形横線材Aに、互いに一定間隔を置いて並列された複数の直 線形縦線材Bが格子網状に重ねられ、これら横線材A及び縦線材Bの断面円形同 士の交点が電気溶接されることによりフェンス網体Eが構成されている。その他 の構成及び作用は、前記第三実施例と同様である。
【0016】 図13,14は第六実施例であり、これにおいては、互いに一定間隔を置いて 並列された複数の水平凹凸形横線材Aに、互いに一定間隔を置いて並列された複 数の直線形縦線材Bが格子網状に重ねられ、これら横線材A及び縦線材Bの断面 円形同士の交点が電気溶接されることによりフェンス網体Eが構成されている。 その他の構成及び作用は、前記第一実施例と同様である。
【0017】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本考案の範囲内で上 記実施例に多くの修正および変更を加え得ることは勿論であり、種々の形式のフ ェンスに適用できる。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな通り、請求項1の考案によると、互いに間隔を置いて 並列された複数の横線材に、互いに間隔を置いて並列された複数の縦線材が格子 網状に重ねられ、前記横線材及び縦線材は、ステンレススチール製の小径外管に 鉄線製芯線が挿入されて成り、これら横線材及び縦線材の交点が電気溶接される ことによりフェンス網体が構成される。
【0019】 したがって、本考案では、網体の表面はステンレススチール製のため高級感が あり、また運搬中や組立中に塗膜を剥がす心配がないので、取扱易くかつ耐蝕性 が良い。しかも、高価なステンレススチールは小径外管のみとなるので、線材全 体をステンレススチールで製作するより安価となり、また、芯線を用いずに、線 材をステンレススチールのみとした場合は、線材の内部が空洞となり、網体の外 力に対する座屈強度が極端に弱くなるが、本考案では小径外管の内部は安価な芯 線で満たされているので、座屈強度は強い。
【0020】 請求項2の考案によると、横線材及び縦線材を波形に湾曲成形する際も、変曲 部断面が楕円形となり、偏平には成らないので、外力に対する強度が保たれる編 成格子網体を提供できる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例における網体の斜視図
【図2】同じくフェンス全体の正面図
【図3】同じく網体の縦断面図
【図4】同じく網体の横断面図
【図5】本考案の第二実施例における網体の斜視図
【図6】同じく網体の横断面図
【図7】本考案の第三実施例におけるフェンス全体の正
面図
【図8】同じく網体の縦断面図
【図9】本考案の第四実施例におけるフェンス全体の正
面図
【図10】同じく網体の縦断面図
【図11】本考案説明用線材の断面図
【図12】本考案の第五実施例におけるフェンス全体の
正面図
【図13】本考案の第六実施例におけるフェンス全体の
正面図
【図14】同じくフェンスの横断面図
【符号の説明】
A 横線材 B 縦線材 C 小径外管 D 芯線 E,F フェンス網体 G 断面楕円形部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔を置いて並列された複数の横
    線材に、互いに間隔を置いて並列された複数の縦線材が
    格子網状に重ねられ、前記横線材及び縦線材は、ステン
    レススチール製の小径外管に鉄線製芯線が挿入されて成
    り、これら横線材及び縦線材の交点が電気溶接されるこ
    とによりフェンス網体が構成されていることを特徴とす
    るフェンス。
  2. 【請求項2】 横線材及び縦線材は、ステンレススチー
    ル製の小径外管に鉄線製芯線が挿入されて成り、かつこ
    れら横線材及び縦線材は波状に湾曲形成され、互いに間
    隔を置いて並列された複数の前記横線材に、互いに間隔
    を置いて並列された複数の前記縦線材が格子網状に編成
    され、これらの交点が電気溶接されることによりフェン
    ス網体が構成されていることを特徴とするフェンス。
JP1995000304U 1995-02-01 1995-02-01 フェンス Expired - Lifetime JP3014210U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014129468A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 日鐵住金建材株式会社 メッシュパネル、フェンス及び線材
CN108260548A (zh) * 2018-02-09 2018-07-10 中国水产科学研究院东海水产研究所 一种铜合金编织网绕接方法

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