JP3013661B2 - エンジンのフロントカバー構造 - Google Patents
エンジンのフロントカバー構造Info
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- Japan
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- chain
- front cover
- engine
- water pump
- pump unit
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
バー構造の改良に関するものである。
ャフトの回転をカムシャフトに伝達するチェーンを備え
るエンジンにおいて、エンジン冷却水を送るウォータポ
ンプユニットをチェーン室に配設し、このチェーンを介
してクランクシャフトの回転をウォータポンプの駆動軸
に伝達するものがある(実開平2−141625号公
報、参照)。
設されるエンジンにあっては、チェーン室を画成するフ
ロントカバーにウォータポンプユニットを出入する作業
窓を開口させ、フロントカバーを取り外す必要なくウォ
ータポンプユニットの交換が行えるようにした構造が考
えられる。
うなウォータポンプユニットを出入する作業窓を開口さ
せたフロントカバー構造にあっては、作業窓が開口する
部分でフロントカバーの剛性が低下して音振性が悪化す
る可能性がある。
時に誤ってボルト等をガイドリブとポンプハウジングの
フランジ部の間からオイルパンへと落下させた場合、ボ
ルトを回収するのにフロントカバーを取り外さなければ
ならず、その作業がかなり面倒なものとなる。
トを配設することで、チェーン室のスペースが制約さ
れ、チェーンに十分な潤滑油を供給する構造を設けるこ
とが困難になったり、あるいはフロントカバーの大型化
を招くという問題点がある。
のフロントカバー構造において、音振性、潤滑性、作業
性を改善することを目的とする。
エンジンブロックの前面側にクランクシャフトの回転を
カムシャフトに伝達するチェーンを備え、エンジンブロ
ックの前面側にチェーンが循環するチェーン室を画成す
るフロントカバーを取付け、エンジン冷却水を送るウォ
ータポンプユニットをチェーン室に配設するエンジンに
おいて、フロントカバーにウォータポンプユニットを出
入する作業窓を開口させ、作業窓の開口縁部に連接して
チェーン室の内側に向けて下降するように突出するガイ
ドリブを形成する。
前記チェーンに向けて下降するように傾斜させる。
プユニットに前記エンジンブロック側に対してボルトを
介して締結されるフランジ部を備え、前記ガイドリブと
ウォータポンプユニットのフランジ部との間隔をボルト
頭部の最小径より小さく形成する。
に、作業窓の開口縁部に連接してチェーン室の内側に突
出するガイドリブが形成されることにより、フロントカ
バーにおける開口縁部まわりの剛性が高められ、エンジ
ンからの加振力を受けてフロントカバーが開口縁部まわ
りで膜振動を起こすことを防止し、騒音の低減がはかれ
る。
がチェーンに向けて下降するように傾斜していることに
より、チェーン等からチェーン室に飛散する潤滑油がガ
イドリブによって集められ、ガイドリブに沿って流下し
てチェーンに供給される。このようにガイドリブを介し
てチェーンの潤滑を十分に行うことにより、各部の摩耗
が低減されるとともに、チェーンから発生する騒音の低
減がはかれる。
とウォータポンプユニットのフランジ部の間隔が、ボル
トの頭部の最小径より小さいことにより、ウォータポン
プユニットの脱着作業時に誤ってボルトがガイドリブと
ポンプハウジングのフランジ部の間を通ってオイルパン
へと落下することを防止できる。
説明する。
を備えたV型エンジンの前部の分解斜視図である。
ンダヘッド3が固定され、シリンダブロック2とシリン
ダヘッド3の前面を覆うようにチェーンケースリヤ4が
取付けられる。チェーンケースリヤ(エンジンブロッ
ク)4の前面を覆うようにフロントカバー5が取付けら
れ、両者の間にチェーン室6が画成される。
態のチェーン室6を示している。なお、チェーン室6の
上部はヘッドカバー7によって画成されている。
9が連結される。左右バンクの各吸気側カムシャフト1
0には第一カムスプロケット11とこれより径の小さい
第二カムスプロケット13が連結される。左右バンクの
各排気側カムシャフト14にはカムスプロケット15が
連結される。クランクスプロケット9と各第一カムスプ
ロケット11の間に1本のチェーン12が略三角形をな
すように掛け回される。左右バンクにおいてカムスプロ
ケット15と第二カムスプロケット11の間に2本のチ
ェーン16がそれぞれ掛け回される。これにより、クラ
ンシャフト8の回転が各カムシャフト10,14に伝達
される。
循環し、チェーン12の緩み側となる右バンクの第一カ
ムスプロケット11とクランクスプロケット9の間に
は、油圧式チェーンテンショナ装置17によりチェーン
12の背面側に押し付けられるシュー18が設けられ、
チェーン12に所定の張力を与えている。左右バンクの
各第一カムスプロケット11の間にはガイド19が設け
られ、チェーン12を所定の軌道で案内している。
ランクスプロケット9の間には、ウォータポンプ1が配
設される。ウォータポンプ1の駆動軸20にはポンプス
プロケット21が連結され、チェーン12の張り側とな
るポンプスプロケット21は左バンクの第一カムスプロ
ケット11とクランクスプロケット9の間でチェーン1
2の背面側に噛合う。これにより、クランシャフト8の
回転がウォータポンプ1の駆動軸20に伝達される。
内側に押し込むように配置される。ポンプスプロケット
21の上下にはガイド22,23が設けられ、チェーン
12を所定の軌道で案内している。
れを制御するサーモスタットバルブ、24はサーモスタ
ットバルブ25を収装するサーモスタットハウジング、
26はサーモスタットハウジング24にエンジン冷却水
を導くインレットチューブである。これらはチェーン1
2の外側に配置されている。
の前面に形成されたポンプ室31と、このポンプ室31
に装着されるウォータポンプユニット32から構成され
る。
形に窪み、その上部から接線方向に沿ってシリンダブロ
ック2の中央部に吐出ポート部33が延びている。吐出
ポート部33は左右バンクの図示しないウォータジャケ
ットに連通している。
シリンダブロック2には冷却水通路部34が形成され、
円形の開口部35を介してポンプ室31に連通してい
る。
につながるポンプ取付部36が開口し、その周縁にポン
プハウジング44に対するフランジ面37が形成されて
いる。
2およびシリンダヘッド3の前面に複数のボルト38に
よって締結され、両者の接合部にはポンプ室31の周囲
等に液体ガスケットが塗布されている。
ーンケースリヤ4のポンプ取付部36に取付けられるポ
ンプハウジング44と、駆動軸20を回転自在に支持す
る軸受45と、駆動軸20の先端に取付けられたインペ
ラ46と、ポンプスプロケット21を主体としている。
ヤ4のポンプ取付部36の内周に嵌合し、ポンプハウジ
ング44のフランジ部44aがOリング53を介してチ
ェーンケースリヤ4のフランジ面37に接合し、チェー
ンケースリヤ4に螺合する3本のボルト47を介して締
結される。
にはメカニカルシール48が介装される。メカニカルシ
ール48を通過した僅かな水分がエンジン外に排出され
るように、メカニカルシール48の外側はチェーンケー
スリヤ4に形成された連通孔49を介して、シリンダブ
ロック2との間に大気に開放された空間50に連通して
いる。
ォータポンプユニット32の取付位置に対応して、フロ
ントカバー5にはウォータポンプユニット32を出入す
る作業窓51が開口される。作業窓51はウォータポン
プユニット32の外形より大きく形成され、フロントカ
バー5を取り外すことなく、ウォータポンプユニット3
2の脱着作業が行えるようになっている。
トカバー5と別体で設けられる。
装置17を出入できる作業窓、59は作業窓58を閉塞
するカバーである。
である。フロントカバー5の左右側部にはチェーンケー
スリヤ4に対する接合フランジ部57が形成されてい
る。
作業窓51の下側開口縁部55に連接してチェーン室6
の内側に突出するガイドリブ56が一体形成される。ガ
イドリブ56はポンプスプロケット21に所定の間隔を
持って配置される。
降するように傾斜させる。ガイドリブ56はその下端6
2はチェーン12に所定の間隔を持って対峙し、その上
端61がチェーンケースリヤ4に対する接合フランジ部
57に連接している。
るカバー52に対する接合フランジ部である。
部55に対して、段差65を持って連接している。
等に対応して任意に設定され、その先端部63とポンプ
ハウジング44のフランジ部44aの間隔Cが、フラン
ジ部44aをエンジンブロック2側に締結するボルト4
7の頭部の最小径より小さくなるように形成される。
説明する。
作業窓51の下側開口縁部55に連接してチェーン室6
の内側に突出するガイドリブ56が一体形成されること
により、フロントカバー5における開口縁部55まわり
の剛性が高められ、エンジンからの加振力を受けてフロ
ントカバー5が開口縁部55まわりで膜振動を起こすこ
とを防止し、騒音の低減がはかれる。
降するように傾斜していることにより、カムスプロケッ
ト15からクランクスプロケット9へと循環するチェー
ン12やポンプスプロケット21からチェーン室6に飛
散する潤滑油がガイドリブ56によって集められ、ガイ
ドリブ56上を流下してチェーン12のクランクスプロ
ケット15との噛み込み部等に十分な潤滑油が供給され
る。これにより、各部の摩耗が低減されるとともに、チ
ェーン12から発生する騒音の低減がはかれる。
タポンプユニット32を取り外す場合、先ずフロントカ
バー5に装着されている2つのカバー52,59を取り
外し、各作業窓51,58を開放する。そして、作業窓
51を通して、ウォータポンプユニット32を締結する
ボルト47を取り外す。同時に、作業窓58を通してチ
ェーンテンショナ装置17を調整して、チェーン12の
張りを緩める。これによってチェーン12を撓ませなが
らポンプスプロケット21と共にウォータポンプユニッ
ト32を取り外すことができる。
ジング44のフランジ部44aの間隔Cが、ボルト47
の頭部の最小径より小さいことにより、ウォータポンプ
ユニット32の脱着作業時に誤ってボルト47がガイド
リブ56とポンプハウジング44のフランジ部44aの
間を通って図示しないオイルパンへと落下することを防
止できる。
えば各気筒が直列に並ぶエンジンにも適用することがで
きる。
に、作業窓の開口縁部に連接してチェーン室の内側に突
出するガイドリブが形成したため、フロントカバーにお
ける開口縁部まわりの剛性が高められることにより、エ
ンジンからの加振力を受けてフロントカバーが開口縁部
まわりで膜振動を起こすことを防止し、騒音の低減がは
かれる。
ーンに向けて下降するように傾斜させたため、チェーン
等からチェーン室に飛散する潤滑油がガイドリブによっ
て集められ、ガイドリブに沿って流下してチェーンに供
給されることにより、チェーンの潤滑が十分に行われ
る。
ータポンプユニットのフランジ部の間隔を、ボルトの頭
部の最小径より小さく形成したため、ポンプユニットの
脱着作業時に誤ってボルトがガイドリブとポンプハウジ
ングのフランジ部の間を通ってオイルパンへと落下する
ことを防止できる。
図。
の断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンブロックの前面側にクランクシ
ャフトの回転をカムシャフトに伝達するチェーンを備
え、エンジンブロックの前面側にチェーンが循環するチ
ェーン室を画成するフロントカバーを取付け、エンジン
冷却水を送るウォータポンプユニットをチェーン室に配
設するエンジンにおいて、フロントカバーにウォータポ
ンプユニットを出入する作業窓を開口させ、作業窓の開
口縁部に連接してチェーン室の内側に向けて突出するガ
イドリブを形成したことを特徴とするエンジンのフロン
トカバー構造。 - 【請求項2】 前記ガイドリブを前記チェーンに向けて
下降するように傾斜させたことを特徴とする請求項1記
載のエンジンのフロントカバー構造。 - 【請求項3】 前記ウォータポンプユニットに前記エン
ジンブロック側に対してボルトを介して締結されるフラ
ンジ部を備え、前記ガイドリブとウォータポンプユニッ
トのフランジ部との間隔をボルト頭部の最小径より小さ
く形成したことを特徴とする請求項1または2記載のエ
ンジンのフロントカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192416A JP3013661B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | エンジンのフロントカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192416A JP3013661B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | エンジンのフロントカバー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742571A JPH0742571A (ja) | 1995-02-10 |
JP3013661B2 true JP3013661B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=16290962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5192416A Expired - Lifetime JP3013661B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | エンジンのフロントカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013661B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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-
1993
- 1993-08-03 JP JP5192416A patent/JP3013661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742571A (ja) | 1995-02-10 |
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