JP3013618U - カード式学習機のカード保持機構 - Google Patents

カード式学習機のカード保持機構

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JP3013618U
JP3013618U JP1995000064U JP6495U JP3013618U JP 3013618 U JP3013618 U JP 3013618U JP 1995000064 U JP1995000064 U JP 1995000064U JP 6495 U JP6495 U JP 6495U JP 3013618 U JP3013618 U JP 3013618U
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JP
Japan
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card
rail
learning machine
holding mechanism
type learning
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JP1995000064U
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English (en)
Inventor
佳樹 川橋
秀雄 池田
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードに取り付けられた磁気テープのデータ
を読み取るカード式学習機のカード保持機構において、
データ読み取り後のカードの安定性を確保できるように
する。 【構成】 レール13の右側からカード6が挿入され
て、搬送ローラ14にカード6の先端部が触れると、そ
の回転によってカード6は引き込まれ、後方に搬送され
る。搬送中のカード6は、磁気テープ6aのデータが読
み取りヘッド16によって読み取られる。カード6の後
端部まで搬送および読み取りが終了すると、カード6
は、惰力で搬送ローラ14からやや離れた位置まで移動
し、停止する。このとき、カード6は、スペーサ18と
レール13との間の摩擦を受けているので、水平状態が
保持される。したがって、2点鎖線で示すように先端側
が落下してカード6全体が傾くことがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカードに取り付けられた磁気テープのデータを読み取るカード式学習 機のカード保持機構に関し、特にデータの読み取りが終了してレール上で静止し たカードを保持するためのカード式学習機のカード保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
カードに取り付けられた磁気テープのデータを読み取るカード式学習機として は、代表的なものに語学学習機がある。これは、予めカードの磁気テープに英単 語等の発声を録音しておき、このカードを語学学習機に読み込ませ、スピーカか ら音を出すものである。また、カードには、その単語に対応したイラストやスペ ル等が描かれており、子供の語学教育等に適している。
【0003】 このようなカード式学習機のデータ読み取り部分は、主に、カードが搬送され るレールと、カードの先頭部分がレールにある程度挿入されるとカードを取り込 んで後方に搬送する搬送装置と、カードが搬送されている際中にカードの磁気テ ープのデータを読み取る読み取りヘッドとから構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、搬送装置および読み取りヘッドは、レールの中間部分に設けられて いる。このため、データの読み取りが終了したカードは、その後端部が搬送装置 および読み取りヘッドを通過した時点で静止する。このとき、カードは、レール の後側半分で支持された状態にある。しかし、磁気テープはその記録データ量か らある程度の長さ、例えばレールと同じ位の長さを必要とするため、カードも同 程度以上の長さになる。このため、レールの後側半分だけではカードを完全に支 えきれず、自重によりカードの先端部が下がり、全体が傾くことが多かった。こ のため、使用感が悪いという問題があった。
【0005】 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、データ読み取り後のカー ドの安定性を確保することのできるカード式学習機のカード保持機構を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では上記課題を解決するために、カードに取り付けられた磁気テープの データを読み取るカード式学習機のカード保持機構において、前記カードが搬送 されるレールと、前記レールの途中に設けられ、前記カードを取り込んで後方に 搬送する搬送手段と、前記レールの途中に設けられ、前記カードの磁気テープの データを読み取る読み取りヘッドと、前記レール上で前記搬送手段および前記読 み取りヘッドの後方に設けられ、前記カードの搬送停止後、前記カードを搬送時 の姿勢で保持する保持手段と、を有することを特徴とするカード式学習機のカー ド保持機構が提供される。
【0007】
【作用】
レールにカードが挿入されると、レールの途中に設けられた搬送手段が、カー ドを取り込んで後方に搬送し、このとき、同じくレールの途中に設けられた読み 取りヘッドがカードの磁気テープのデータを読み取る。データの読み取られたカ ードは、搬送停止後、レール上で搬送手段および読み取りヘッドの後方に設けら れた保持手段によって搬送時の姿勢で保持される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図2は本実施例の語学学習機の外観を示す斜視図である。語学学習機1の上側 ケース2には、電源スイッチや操作ボタン等の操作部3と、内部のスピーカから の音声を出力する音声出力部4と、カード用の搬送読み取り部5とが形成されて いる。搬送読み取り部5は、溝状に形成されており、この搬送読み取り部5に図 面右手前側からカード6を挿入すると、カード6は一定の速度で矢印の方向に搬 送される。このとき、カード6に貼られた磁気テープ6aのデータが読み取られ る。磁気テープ6aには、例えばカード毎に異なる英単語の発声や効果音が記録 されており、読み取られると同時に音声出力部4から出力される。
【0009】 図3は語学学習機1の内部の概略構成を示す斜視図である。語学学習機1内の 制御板11には、制御回路が搭載され、これによりスピーカ12、モータ15、 読み取りヘッド16等を制御する。また、制御板11には、各種スイッチ、ボリ ューム、LED等が搭載されている。さらに、制御板11には、図示されていな いRAMが搭載されており、カード6の磁気テープ6aから読み取った音声デー タが一時的に格納される。
【0010】 レール13は、カード6の厚みよりもやや大きい間隔を空けて設けられた2枚 のプレート13a,13bから構成されている。このレール13の中間部付近に は、搬送ローラ14および読み取りヘッド16が取り付けられている。搬送ロー ラ14は、モータ15の駆動に応じて回転し、レール13に挿入されたカード6 を後方に搬送する。また、搬送ローラ14の前段側(カード挿入側)には、カー ド感知部材17が設けられている。これらの動作については後述する。
【0011】 さらに、レール13の搬送ローラ14等の後段側には、本考案に係わる保持手 段としてのスペーサ18が取り付けられている。 図4はスペーサ18の展開図である。また、図5は組み立て後のスペーサ18 の外観を示す斜視図である。スペーサ18は、プラスチックを材料とした弾性力 を有する薄型(0.1mm程度)の1枚のシートからなる。スペーサ18は、胴 体部18aと、ヒレ部18b,18cとから構成され、胴体部18aの一部には ネジ止め用の孔18dが形成されている。このような形状のスペーサ18は、図 4の各破線部分を交互に反対方向へ90°折り曲げることにより、図5に示す形 状に組み立てられる。ただし、ヒレ部18b,18cは、30°程度だけ曲げら れている。
【0012】 図6はスペーサ18の取り付け状態を示す斜視図である。スペーサ18は、レ ール13の一方のプレート13aの上側にはめ込むようにして取り付けられる。 また、スペーサ18の図4で示した孔18dは、ケースの一部に図示されていな いネジで固定される。このとき、スペーサ18は、ヒレ部18b,18cの曲げ によってプレート13b側にある程度膨らみを持っている。このため、プレート 13a,13bの間隔はカード6の厚さよりもやや狭くなっている。
【0013】 次に本実施例の語学学習機1のカード搬送に関する機構部の動作について説明 する。 図7、図8、および図1はレール13等のカード搬送に関する機構部の動作の 説明図であり、図7はカード挿入時の状態を示す図、図8はカード搬送およびデ ータ読み取り中の状態を示す図、図1はカード搬送およびデータ読み取り終了後 の状態を示す図である。まず、図7において、レール13の右側からカード6が 挿入されて、カード感知部材17の先端にカードが触れると、カード感知部材1 7はその感知信号を制御板11に送る。これにより、モータ15が駆動し、図示 されていない伝達手段を介して搬送ローラ14を回転させる。この搬送ローラ1 4にカード6の先端部が触れると、その回転によってカード6は引き込まれ、後 方に搬送され始める。
【0014】 搬送中のカード6は、図8に示すように、その磁気テープ6aのデータが読み 取りヘッド16によって読み取られる。また、このとき、カード6の先端側は、 スペーサ18を通過する。スペーサ18は、前述したように、膨らみを持ってい るのでレール13との間でカード6は摩擦力を受ける。ただし、スペーサ18は 弾性力を持ち、かつ薄型なので、カード6は搬送ローラ14の力によってスペー サ18の影響をほとんど受けることなく搬送される。
【0015】 カード6の後端部まで搬送および読み取りが終了すると、図1に示すように、 カード6は、惰力で搬送ローラ14のやや離れた位置まで移動し、停止する。ま た、カード感知部材17によるカード6の感知も停止するので、搬送ローラ14 も停止する。このとき、カード6は、スペーサ18とレール13との間の摩擦を 受けているので、水平状態が保持される。したがって、2点鎖線で示すように先 端側が落下してカード6全体が傾くことがない。
【0016】 次に、保持手段の他の実施例について説明する。 図9は保持手段の第2の実施例の構成を示す斜視図である。ここでは、保持手 段として、スペーサ21を示す。スペーサ21は、プラスチックを材料とした弾 性力を有する薄型(0.1mm程度)の1枚のシートからなる。スペーサ21の 一端部21aは、プレート13aに接着されている。スペーサ21全体はこの接 着された部分からプレート13b側に所定角度だけ折り曲げられている。これに より、カード6をプレート13b側に押しつける。よって、上述したスペーサ1 8とほぼ同じ効果が得られる。
【0017】 図10は保持手段の第3の実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の保持 手段30は、軸31aを中心に水平面内で回動するピン31と、ピン31を図中 矢印X方向に付勢するバネ32と、バネ32を固定する固定部材33とから構成 される。このような保持手段30は、バネ32の付勢力によりピン31がカード 6をプレート13b側に押しつけ、停止後のカード6の傾きを防止できる。ただ し、バネ32は、カード6の搬送時にはその力によってピン31が矢印Y方向に 容易に回動できる強度のものが使用されている。なお、プレート13b側にスト ッパ13cを形成することにより、ピン31の回動範囲を制限できる。これによ り、誤ってカード6が反対方向から挿入されるのを防止することができる。
【0018】 図11は保持手段の第4の実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の保持 手段40は、軸41と、軸41に取り付けられるバネ42と、バネ42を固定す る固定部材43とから構成される。バネ42の端部42aはプレート13a,1 3b間に跨がるように位置している。これにより、カード6をプレート13b側 に押しつけ、停止後のカード6の傾きを防止できる。ただし、バネ42は、カー ド6の搬送時にはその力によって端部42aが矢印Z方向に容易に回動できる強 度のものが使用されている。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案では、レール上で搬送手段および読み取りヘッドの 後方に設けられた保持手段によって、カードを搬送時の姿勢で保持するようにし たので、カードの搬送および読み取り終了後、カードを水平状態に保持でき、傾 くことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード搬送およびデータ読み取り終了後の状態
を示す図である。
【図2】本実施例の語学学習機の外観を示す斜視図であ
る。
【図3】語学学習機の内部の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図4】スペーサの展開図である。
【図5】組み立て後のスペーサの外観を示す斜視図であ
る。
【図6】スペーサの取り付け状態を示す斜視図である。
【図7】カード挿入時の状態を示す図である。
【図8】カード搬送およびデータ読み取り中の状態を示
す図である。
【図9】保持手段の第2の実施例の構成を示す斜視図で
ある。
【図10】保持手段の第3の実施例の構成を示す斜視図
である。
【図11】保持手段の第4の実施例の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 語学学習機 2 上側ケース 5 搬送読み取り部 6 カード 6a 磁気テープ 11 制御板 12 スピーカ 13 レール 13a,13b プレート 14 搬送ローラ 16 読み取りヘッド 17 カード感知部材 18 スペーサ(保持手段) 21 スペーサ(保持手段) 30 保持手段 40 保持手段

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードに取り付けられた磁気テープのデ
    ータを読み取るカード式学習機のカード保持機構におい
    て、 前記カードが搬送されるレールと、 前記レールの途中に設けられ、前記カードを取り込んで
    後方に搬送する搬送手段と、 前記レールの途中に設けられ、前記カードの磁気テープ
    のデータを読み取る読み取りヘッドと、 前記レール上で前記搬送手段および前記読み取りヘッド
    の後方に設けられ、前記カードの搬送停止後、前記カー
    ドを搬送時の姿勢で保持する保持手段と、 を有することを特徴とするカード式学習機のカード保持
    機構。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、前記カードを前記レー
    ルに押圧する方向に折り曲げ形成された可撓性のシート
    であることを特徴とする請求項1記載のカード式学習機
    のカード保持機構。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、水平方向に回動自在に
    取り付けられたピンと、前記ピンを前記レールに付勢す
    るように取り付けられたバネとから構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のカード式学習機のカード保
    持機構。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、一端部が前記カードを
    前記レールに付勢するように取り付けられたバネである
    ことを特徴とする請求項1記載のカード式学習機のカー
    ド保持機構。
JP1995000064U 1995-01-13 1995-01-13 カード式学習機のカード保持機構 Expired - Lifetime JP3013618U (ja)

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